JP4034937B2 - 車両の制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御素子を実装する制御基板を複数枚重ねて階層構造とし、これらの制御基板をケースに納めることでユニット化した車両の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の制御装置として、例えば実公平3−23828号公報「車両用全波整流装置」が知られている。
上記技術は、同公報の第1図及び第15図によれば、金属板33(符号は同公報の符号を流用した)に絶縁層34を介して金属片38を取付け、この金属片38(以下、「第1の基板」と呼ぶ)に回路基板54(以下、「第2の基板」と呼ぶ)を載せ、整流素子39,40及びサイリスタ41をマウントすると共に回路基板54を二階立てに重ね、金属片38の一方に交流入力端子58,59,60(以下、「配線」と呼ぶ)及び直流入力端子61,62(以下、「配線」と呼ぶ)を取付けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の車両用全波整流装置は、第1の基板に第2の基板を重ねて階層構造とし、基板面積を増大させることで、整流素子39,40又はサイリスタ41などの制御素子を数多くマウントできる。
しかし、整流素子39,40又はサイリスタ41などの制御素子が増やせば、配線も増えるものである。配線が増えれば、配線同士の間隔も狭くなり、製造上の作り難さや品質上多大な配慮が必要となる。また、一箇所に配線を集中させたのでは、これらの配線に接続するカプラが大型になり、狭い場所への収納が困難であったり、設計の自由度が制限されるなどの課題が存在する。
【0004】
そこで、本発明の目的は、制御素子を多く搭載した制御装置であっても、狭い場所への収納を容易にすることのできる技術を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、制御素子を実装する制御基板を複数枚重ねて階層構造とし、これらの制御基板をケースに納めることでユニット化した車両の制御装置において、制御基板から延出する配線を複数のカプラに分散させるとともに、カプラが、ケースの異なる壁面に設置され、複数の制御基板のうちの一つに、制御素子のうちの発熱の大きな半導体素子を集約し、ケースに金属製ケースを採用するとともに、ケースの放熱面に車両前後方向に沿って放熱フィンを備え、金属ケースには、ケースに浅い凹部及び深い凹部を有し、発熱の大きな半導体素子が取付けられた制御基板を第1の制御基板と呼ぶときに、浅い凹部には第1の制御基板を収納し、深い凹部には背の高い制御素子を収納し、車両に搭載した状態で金属製ケースの前側且つ内部の上壁面に発熱の大きな半導体素子を集約した制御基板を配置したことを特徴とする。
複数の制御基板のうちの一つに制御素子うちの発熱の大きな半導体素子を集約することで、他の制御素子への熱的影響を最小限に止める。
ケースに金属製ケースを採用するとともに、ケースの放熱面に車両前後方向に沿って放熱フィンを備え、金属ケースには、ケースに浅い凹部及び深い凹部を有し、発熱の大きな半導体素子が取付けられた制御基板を第1の制御基板と呼ぶときに、浅い凹部には第1の制御基板を収納し、深い凹部には背の高い制御素子を収納し、車両に搭載した状態で金属製ケースの前側且つ内部の上壁面に発熱の大きな半導体素子を集約した制御基板を配置することで、発熱の大きい半導体素子の放熱の促進を図ることができる。
【0012】
請求項2は、カプラを複数の制御基板ごとに設けたこと特徴とする。
カプラを複数の制御基板ごとに設けることで、制御基板の密集度の均一化を図る。
請求項3は、背の高い制御素子を複数の制御基板のうちの一つの一方側に集約し、制御素子のうちの発熱の小さな半導体素子を複数の制御基板のうちの一つの他方側に集約し、この制御基板を第2の制御基板と呼ぶときに、この第2の制御基板の他方側を、発熱の大きな半導体素子に対し裏面を向け階層的に配置したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0014】
図1は本発明に係る車両の制御装置を搭載した自動二輪車の側面図である。
車両としての自動二輪車10は、車体フレーム11と、車体フレーム11のヘッドパイプ11aに取付けたフロントフォーク12と、フロントフォーク12に取付けた前輪13と、フロントフォーク12に連結したハンドル14と、車体フレーム11の後部に上下スイング可能に取付けたユニットスイングエンジン15と、ユニットスイングエンジン15に取付けた後輪16と、ユニットスイングエンジン15の後端部を懸架したリヤクッションユニット17と、車体フレーム11の後部上部に取付けた収納ボックス(ラゲッジボックス)18と、収納ボックス18の上に配置し開閉可能に取付けたシート19とを、主要構成としたスクータ型自動二輪車である。
【0015】
車体フレーム11は、ヘッドパイプ11aを一体成形したダイキャスト製フロントフレーム11Fと、ダイキャスト製リヤフレーム11Rとを、連結部11Xで連結したものである。
ユニットスイングエンジン15は、エンジン21と遠心クラッチ付きベルトコンバータ無段変速機22とからなる。エンジン21は、シリンダブロック307とシリンダヘッド308とヘッドカバー311、すなわちシリンダ部分を収納ボックス18と燃料タンク35との間に臨ませ、略水平方向に傾斜した水冷式4サイクルエンジンである。
【0016】
さらに自動二輪車10は、車体フレーム11をボディカバー24で覆ったものである。ボディカバー24は、ヘッドパイプ11aの前部を覆うフロントカバー28と、ヘッドパイプ11aを挟みフロントカバー28の後部を覆うとともに運転者の脚部前方を覆うレッグシールド26と、運転者の足を載せるステップフロア(低床式足載板)27と、ステップフロア27の外縁から下方へ延ばした左右一対のフロアサイドカバー28と、これらフロアサイドカバー28の下縁間を覆うアンダカバー29と、シート19下周りの前部を覆うシート下部カバー31と、シート19下後部と後輪16の上方を覆うリヤカバー32と、左右一対のサイドカバー33とからなる。
【0017】
さらに、自動二輪車10は、レッグシールド26の部分にメインスイッチ34を配置し、ステップフロア27の下に燃料タンク35並びに燃料ポンプ36を配置し、車体フレーム11の後部上端部にラジエータ用リザーブタンク37、バッテリ38並びに制御ユニット39を配置したものである。
なお、自動二輪車10は、車両が走行しているときは車速を表示し、車両が停止しているときは時計表示などの車速とは異なった表示情報に切換える車両用メータ装置60を搭載した車両である。
【0018】
図中、41は車体左側に設けたエアクリーナ、エアクリーナ、42はキャブレータ、43はエンジン21のクランク軸21aの右端に設けたエンジン冷却用ラジエータ、44はエンジン用排気管、45は車体右側に設けた排気用マフラ、46はフロントフォーク12と共に回動するフロントフェンダ、47はリヤフェンダ、48はヘッドランプ、92はミラー、93L,93Rは左・右のフロントウインカ、94Fは前側ハンドルカバー、94Rは後側ハンドルカバー、95はフロントカバー25内に設けたホーン、96は左右一対のエンジンハンガ、97はエンジン始動用キックペダル、98はメインスタンド、99はキャリア、307はシリンダブロック、308はシリンダヘッド、311はヘッドカバー、312は吸気管、313はインテークマニホールド、Heはヘルメットである。
35aは錠付き給油キャップであり、給油用リッド91を前上方へ開放したときに現れてここから燃料タンク35に給油するものである。
【0019】
さらに、51L,51Rは左・右のハンドルグリップ、52L,52Rは左・右のブレーキレバー、53L,53Rは左・右のブレーキレバー52L,52Rで操作するスイッチとしてのブレーキスイッチ、54はエンジン21の水温を検知する水温センサ、55は車速を検出するために動力伝達機構22の後輪16側に設けたスピードセンサ、56は燃料の残量を検知するために抵抗器を主たる構成要素としたフューエルユニット、57はストップランプ、58はストップランプ57を点灯させる点灯回路ユニット、59L,59Rは左・右のリヤウインカ、Heはヘルメットである。なお、スピードセンサ55は、好ましくはホール素子を用いたホールセンサである。
【0020】
図2は本発明に係る車両の制御装置をアッセンブリしたリヤフェンダの斜視図であり、リヤフェンダ47は、リヤフェンダ本体61と、このリヤフェンダ本体61の前端に一体的に形成したトレイ部62と、リヤフェンダ本体61の後端に取付けた後部リヤフェンダ63とから構成したものである。
【0021】
すなわち、リヤフェンダ47は、リヤフェンダ本体61にトレイ部62を一体的に形成することで、図1に示すラジエータ用リザーブタンク37及びバッテリ38と共に制御装置70をアッセンブリを行ない、アッセンブリの状態で車体フレーム11(図1参照)側に取付けるようにしたものである。従って、リヤフェンダ47にラジエータ用リザーブタンク37、バッテリ38及び制御装置70をアッセンブリした状態で車体フレーム側11に取付けることができるので、車両の組立性の向上を図るこができると共にサービス性の向上を図ることができる。
【0022】
図3は図2の3−3断面図であり、制御装置70は、制御素子のうちの発熱の大きい半導体素子76・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)を専用に実装する第1ユニット基板71と、この第1ユニット71基板に接続する第1のカプラ81と、第1ユニット基板71を固定するために使用する第1の充填材73と、制御素子のうちの発熱の小さい半導体素子77(1個のみ図示する)、背の高い電解コンデンサ78・・・など及び抵抗などの受動素子79・・・を実装する第2ユニット基板72と、この第2ユニット基板72に接続する第2のカプラ82と、第2ユニット基板72を固定するために使用する第2の充填材74と、これらの第1・第2ユニット基板71,72及び第1・第2の充填材73,74を内包すると共に第1・第2のカプラ81,82を取付けるケース75とから構成する装置であり、エンジン21(図1参照)の点火を制御し、モータ(不図示)の充発電を制御し、スタータモータ(不図示)の作動を制御する装置である。88は第1ユニット71基板を第2ユニット基板72に接続するピン端子である。なお、本図では一個のみ示す。
【0023】
第1ユニット基板71は、制御基板としてのプリント基板71aに発熱の大きい半導体素子76・・・を実装し、これらの半導体素子76・・・の放熱を促進するために、プリント基板71aの裏面をケース75に直付けするようにしたものである。従って、プリント基板71aは、熱伝導に優れた基板が良く、好ましくは、ガラス入りエポシキ樹脂やふっ素樹脂を用いた基板などがよい。
第2ユニット基板72は、制御基板としてのプリント基板72aに発熱の小さい半導体素子77(1個のみ図示する)、電解コンデンサ78・・・及び抵抗などの受動素子79・・・を実装するものであり、プリント基板72aは、一般的なフェノール樹脂のプリント基板でよい。
【0024】
第1の充填材73は、熱伝導性に優れた樹脂材料が好ましく、例えば、シリコン樹脂などが好適であり、第2の充填材74は、一般的な充填材でよい。
ケース75は、軽金属で形成した金属ケースであって、内部に深い凹部83を形成し、内部に浅い凹部84を形成し、これらの凹部83,84を仕切る仕切壁85を形成し、外部に放熱を促進する放熱フィン86a,86b・・・,86c・・・(86a,86cは図2参照)を形成し、外部に取付けのための突起87・・・を延ばしたものである。なお、87aは突起87に形成したねじ孔である。
【0025】
すなわち、制御装置70は、複数の制御基板(プリント基板71a,72a)のうちの一つに制御素子のうちの発熱の大きな半導体素子76…を集約したものであると言える。
複数のプリント基板71a,72aのうちの一つに制御素子のうちの発熱の大きな半導体素子76…を集約することで、他の制御素子(発熱の小さな半導体素子77)への熱的影響を最小限に止めることができる。
【0026】
また、制御装置70は、ケース75が金属製ケースであり、この金属製ケースに発熱の大きい半導体素子76・・・を制御基板(プリント基板71a)を介して取付けたものであると言える。
ケース76を金属製ケースとし、この金属製ケースに発熱の大きい半導体素子76・・・をプリント基板71aを介して取付けたので、発熱の大きい半導体素子76・・・の放熱の促進を図ることができる。
【0027】
図4は図2の4矢視図であり、制御装置70の平面を示す。
第1のカプラ81は、ハウジング81aと、このハウジング81aから延ばしL字に曲げた複数の端子81b・・・、81c・・・とからなり、配線としてのハーネ81dを備える。同様に、第2のカプラ82は、ハウジング82aと、このハウジング82aから延ばしL字に曲げた複数の端子82b・・・,82c・・・とからなり、配線としてのハーネ82dを備える。
【0028】
すなわち、制御装置70は、制御素子を実装する制御基板を複数枚重ねて階層構造とし、これらの制御基板をケースに納めることでユニット化した車両の制御装置において、制御基板(プリント基板71a,72a)から延出する配線としてのハーネス81a,82aを複数のカプラ(第1・第2のカプラ81,82)に分散させたものであると言える。
【0029】
制御素子(図3に示す発熱の大きな半導体素子76・・・及び発熱の小さな半導体素子77)を実装するプリント基板71a,72aを複数枚重ねて階層構造とし、基板面積を増大させることは、制御素子を数多く実装できるので好ましいことである。また、制御素子を実装したプリント基板71a,72aをケース75に納めることでユニット化することは、車両に制御装置70の搭載を容易にする上で好ましいことである。
【0030】
そこで、制御素子を実装するプリント基板71a,72aを複数枚重ねて階層構造とし、これらのプリント基板71a,72aをケース75に納めることでユニット化し、制御基板から延出する配線を複数のカプラに分散させたので、車両の搭載するときのレイアウトの自由度の拡大を図ると共に設計の自由度の拡大を図る。
この結果、レイアウトの自由度を拡大することで、車両の意匠の向上を図ることができる。また、設計の自由度の拡大することで、制御装置70のコストの低減を図ることができる。
【0031】
図4の5−5線断面図であり、制御装置70は、プリント基板71aに第1のカプラ81をマウントし、プリント基板72aに第2のカプラ82をマウントしたことを示す。すなわち、制御装置70は、第1・第2のカプラ81,82を複数のプリント基板71a,72aごとに設けたことを示す。
第1・第2のカプラ81,82を複数のプリント基板71a,72a(制御基板)ごとに設けたので、プリント基板71a,72aの密集度の均一化を図ることができる。
【0032】
以上に述べた制御装置70の作用を次に説明する。
図6(a),(b)は本発明に係る車両の制御装置の作用説明図である。
(a)において、プリント基板71aに発熱の大きい半導体素子76・・・を実装し、プリント基板71aの裏面をケース75に直付けするようにしたので、半導体素子76・・・から発生する熱を矢印▲1▼・・・の如くの放熱することができる。また、ケース75に放熱フィン86a,86b・・・,86c・・・(86a,86cは図2参照)を形成したので、半導体素子76・・・の放熱の促進を図ることができる。
【0033】
制御装置70は、ケース75が金属製ケースであり、この金属製ケースに発熱の大きい半導体素子76・・・を制御基板(プリント基板71a)を介して取付けたものであると言える。
ケース75を金属製ケースとし、この金属製ケースに発熱の大きい半導体素子76・・・をプリント基板71aを介して取付けたので、発熱の大きい半導体素子76・・・の放熱の促進を図ることができる。
(b)において、ケース75の内部に深い凹部83を形成したので、背の高い電解コンデンサ78・・・などを容易に収納することができる。
【0034】
図7は本発明に係る車両の制御装置の実装姿を示す平面図であり、第1のカプラ81をケース75の壁面75aに取付け、第2のカプラ82をケース75の壁面75bに取付けたことを示す。従って、第1・第2のカプラ81,82からそれぞれ延出するハーネス81d,82dの処理を所定のスペースの中で容易に処理することができる。
【0035】
制御装置70は、第1・第2のカプラ81,82をケース75の異なる壁面75a,75bに設置したものであると言える。
すなわち、第1・第2のカプラ81,82をケース75の異なる壁面75a,75bに設置することで、第1・第2のカプラ81,82から延出するハーネス81d,82dも異なる壁面壁面75a,75bに分けることができる。従って、制御装置70のさらなるレイアウトの自由度の拡大を図ることができる。
【0036】
ケース75を車体フレーム11側(図1参照)に取付ける際に第1・第2のカプラ81,82を、車幅方向に向けて設けたので、メンテナンンス時の作業性の改善を図ることができる。
【0037】
図8は本発明に係る車両の制御装置を含む電力供給装置の回路図である。
電力供給装置240は、バッテリ38と、このバッテリ38にメインヒューズ241を介して接続したバッテリ切り離しリレー242と、このバッテリ切り離しリレー242及びバッテリ38に接続したスタータリレー243と、このスタータリレー243に昇圧整流回路244を介して接続したACGスタータ233と、昇圧整流回路244を構成するFET245〜FET250を駆動するFET駆動手段253と、このFET駆動手段253へチョッパ(チョッパとは直流を交流に変換し、その交流の状態で増幅(昇圧)してから、その交流出力を再度整流して直流にすることである。)のためのパルスを供給する発振器254及び制御手段255と、バッテリ39側及びACGスタータ233側にそれぞれ第1ダイオード256及び第2ダイオード257を介して接続したメインスイッチ34と、このメインスイッチ34及び制御手段255に接続したスタータスイッチ212と、バッテリ切り離しリレー242側からサブヒューズ258を介して電力を供給する一般負荷261及び燃料ポンプ36にそれぞれ接続したFET262,263と、スタータリレー243に接続したFET264とからなる。
【0038】
なお、制御装置70は、発振器254、制御手段255、図3で説明した発熱の大きな半導体素子76・・・であるFET245〜FET250、FET駆動手段253、発熱の小さい半導体素子77(図3参照)の一つであるFET262,263、FET264、後述するCDI装置217(Capacitive Discharge Ignition;容量放電点火装置)を主たる構成要素とする回路を有する装置である。
【0039】
スタータスイッチ212は、メインスイッチ34に接続した第1固定接点266と、制御手段255に接続した第2固定接点267と、これらの第1・第2固定接点266,267に接続又は第1・第2固定接点266,267から切り離すことができる可動接点268とからなる。
【0040】
メインスイッチ34は、制御手段255に接続させた固定接点271と、この固定接点271に接続又は固定接点271から切り離すことができるとともにバッテリ38及びACGスタータ233に接続した可動接点272と、可動接点272に接続した盗難防止スイッチ部273とからなる。
【0041】
盗難防止スイッチ部273は、図示せぬ盗難防止装置に接続したものであり、メインスイッチ34の可動接点272が固定接点271に接続している(オン)ときにはオフになり、可動接点272が固定接点271から離れている(オフ)ときにはオンになる。
【0042】
ACGスタータ233は、スタータモータと三相交流発電機としての機能を兼用し、スタータ時にはバッテリ38からスタータコイル233a,233a,233aへ通電し、クランク軸21a(図1参照)を回転させ、ACG(三相交流発電機)時にはステータコイル233a,233a,233aから出力を取り出すものであり、スタータモータとして使用する場合には、バッテリ電圧が所定電圧v3以上で作動する。
【0043】
バッテリ切り離しリレー242は、メインヒューズ241に接続した固定接点276及びこの固定接点276に接続又は固定接点276から切り離すことができるとともにスタータリレー243に接続した可動接点277からなるスイッチ部278と、このスイッチ部278をオンオフさせるためのコイル281とから構成したものであり、コイル281に通電しないときには、スイッチ部278はオフ状態にある。
【0044】
スタータリレー243は、バッテリ切り離しリレー242に接続した第1固定接点282、バッテリ38に接続した第2固定接点283及びこれらの第1・第2固定接点282,283にそれぞれ接続又は第1・第2固定接点282,283から切り離すことができるとともに昇圧整流回路244に接続した可動接点284からなるスイッチ部285と、可動接点284の第1・第2固定接点282,283への接続を切換えるためのコイル286とから構成したものであり、コイル286に通電しないときには、可動接点284は第1固定接点282に接続し、コイル286に通電したときには、可動接点284は第2固定接点283に接続する。
【0045】
昇圧整流回路244(パワー部)は、前述のFET245〜FET250と、これらのFET245〜FET250のそれぞれのドレイン、ソース間に接続した寄生ダイオードであるダイオード291〜ダイオード296と、出力端子部297,298間に接続したコンデンサ201とからなり、ダイオード291〜ダイオード296で三相全波整流回路を形成し、FET245〜FET250でチョッパのためのスイッチ回路を形成する。このスイッチ回路はACGスタータがスタータとして動作する際にはドライバとして機能し、ACGとして動作する際はレギュレータとして機能する。
【0046】
FET245〜FET250及びFET262〜FET264は、PチャネルMOS型FET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)であり、ドレインとソースとの間に流れるドレイン電流をゲートとソースとの間に加えたゲート電圧でコントロールするものである。
【0047】
FET駆動手段253は、発振器254又は制御手段255からのパルスを受けて、このパルスの周波数に同期させてFET245〜FET250の各ゲートへ矩形波状の駆動信号を与えるものである。
【0048】
発振器254は、バッテリ38又はACGスタータ233から供給される電圧がv1に達した時に起動し、所定の振幅、所定のパルス幅、所定の時間間隔を持った発振パルスを生成する、即ち、起動電圧v1以上で発振パルスを生成するものである。
【0049】
制御手段255は、FET262〜FET264をスイッチとしてオンオフ制御し、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)255a(以下「CPU255a」と記す。)を備える。CPU255aは一定時間間隔の周期的なパルスを発生させる図示せぬクロックジェネレータを備える。
【0050】
CPU255aは、バッテリ38又はACGスタータ233から供給される電圧がv2に達した時に起動し、クロックジェネレータのパルスに基づいて所定の振幅、所定のパルス幅、所定の時間間隔を持ったパルス(このパルスをここでは「CPUパルス」とする。)を生成する、即ち、起動電圧v2以上でCPUパルスを生成するものである。
【0051】
また、CPU255aは、CPUパルスの生成を開始してから所定時間だけCPUパルスを生成するが、所定時間内に図示せぬ点火パルサー信号発生装置からの点火パルサー信号を検知したときに、所定時間後もエンジン回転数が所定値以上又はバッテリ電圧が所定値以上になるまでCPUパルスの生成を継続するものであり、また、エンジン回転数が一定値以下になったとき、又はエンジンの回転が停止したときにCPUパルスの生成を終了させるものである。
【0052】
また、制御手段255は、FET262〜FET264のそれぞれのゲート電圧をコントロールすることでFET262〜FET264のドレイン、ソース間をオンオフ制御するものである。
また、制御手段255は、制御装置70内のCDI装置217を作動させるための制御信号をも生成するものである。
【0053】
CDI装置217は、ACGスタータ233内に巻装された点火用コイル(図示せず)で電気を発生させ、この電気をダイオードで整流して点火用コンデンサに一旦蓄え、この点火用コンデンサに接続したオフ状態のサイリスタのゲートに電気信号を加えることでサイリスタをオン状態とし、点火用コンデンサに蓄えた電力を放電するようにしたものであり、この放電された電流をイグニッションコイル206の1次コイル207に流して2次コイル208に高電圧を発生させ、点火プラグ238に火花を飛ばす。
【0054】
第1ダイオード256は、バッテリ38からメインスイッチ34側への方向にのみ電流を流すものであり、ACGスタータ233からバッテリ38への方向には電流を流さない。
第2ダイオード257は、ACGスタータ233からメインスイッチ34側への方向にのみ電流を流すものであり、バッテリ38からACGスタータ233への方向には電流を流さない。
即ち、第1・第2ダイオード256,257は、制御手段255を保護するために制御手段255に一定の方向の電流を流すものである。
【0055】
一般負荷261は、燃料ポンプ36等の燃料供給系統負荷と、CDI装置217や点火プラグ238等の点火系統負荷とを除く電気負荷であり、主なものに、ヘッドランプ48(図1参照)、ストップランプ57及びメータ49のランプ類、ホーン95等がある。
ダイオード203〜ダイオード205は、FET262〜FET264の寄生ダイオードである。
【0056】
ここで、昇圧整流回路244、FET駆動手段253、発振器254及び制御手段255は、発電電圧昇圧装置210を構成するものである。
また、FET262〜FET264及び制御手段255は、電力制御装置211を構成するものである。
【0057】
図9は本発明に係る車両の制御装置を搭載した自動二輪車の燃料ポンプの取付状態を示す平面図であり、アンダカバー29の上面に電磁式燃料ポンプ36をナット301,301で取付けたこと、及び、燃料タンク35(図1参照)にホース321で燃料フィルタ302を連結し、燃料フィルタ302にホース303で燃料ポンプ36を連結したことを示す。なお、図の左方(白抜き矢印方向)が車両前方(front)である(以下同様)。
【0058】
図10は本発明に係る車両の制御装置を搭載した自動二輪車の燃料ポンプの取付け状態を示す斜視図であり、燃料ポンプ36をエンジン21の前方斜め上方から見た状態を示す。
304は燃料を燃料ポンプ36側からキャブレータ42(図1参照)側への一方向のみに流すチェックバルブであり、ホース305で燃料ポンプ36に連結したものである。
燃料ポンプ36は、後述するシリンダヘッドの右側下部に位置し、燃料ポンプ36を含む燃料系は、エンジン21との間に設けたシェード29aで覆って保護する。すなわち、シェード29aは、ヘッドカバー311と燃料ポンプ36及び燃料フィルタ302との間に設けることで、燃料系を保護する部材である。
206はイグニッションコイルである。
【0059】
図11は本発明に係る車両の制御装置を搭載した自動二輪車のエンジンの斜視図であり、エンジン21は、クランクケース306と、このクランクケース306の前部に取付けたシリンダブロック307と、このシリンダブロック307の前部に取付けたシリンダヘッド308と、このシリンダヘッド308の端部を覆うヘッドカバー311と、クランクケース306の上方に配置したキャブレータ42と、このキャブレータ42からシリンダヘッド308側に延ばした吸気管312と、この吸気管312を連結するとともにシリンダヘッド308に取付けたインテークマニホールド313と、キャブレータ42からエアクリーナ41(図1参照)に接続したコネクティングチューブ314と、イグニッションコイル206にハイテンションコード316で接続したプラグキャップ317と、このプラグキャップ317を被せた点火プラグ238と、クランクケース306の側面に取付けたラジエータ43とを備える。
エンジンハンガ96は、左右一対のハンガプレート96a,96bをパイプ96cで連結したものである。319はブリーザチューブである。
【0060】
図12は本発明に係る車両の制御装置を搭載した自動二輪車の平面図(収納ボックス下のエンジンの上方から見た図)であり、エンジン21の上方にキャブレータ42を配置し、このキャブレータ42にハンドル14(図1参照)側から延ばしたスロットルケーブル325の端部を連結し、リヤフレーム11Rの後部に、シート19(図1参照)を保持するためのシートキャッチ(不図示)を取付けるシートキャッチフレーム326を取付け、このシートキャッチフレーム326の下方にラジエータ用リザーブタンク37及びバッテリ38を配置したことを示す。
リザーブタンク37及びバッテリ38は、収納ボックス18(図1参照)の後壁に着脱自在に設けたメンテナンスリッド(不図示)を外して、メンテナンスができるようにしたものであり、これにより、これらのリザーブタンク37及びバッテリ38のメンテナンス性が良好になる。
なお、328はバッテリ38を固定するバンド、341はバッテリ38のヒューズボックス347を一体に取付けたプラス端子、342はマイナス端子、343はマイナス端子に接続した導線、345はエアクリーナ41(図1参照)からエンジン21の排気通路にエアを供給するためにヘッドカバー311(図22参照)に取付けたリードバルブ346(図22参照)に連結した二次空気導入用チューブである。
【0061】
図13は本発明に係る車両の制御装置を搭載した自動二輪車のエンジンの斜視図であり、エンジン21の側部にラジエータ43を取付けたことを示す。なお、348はラジエータ本体の側方を覆うとともに導風口となるラジエータカバー、351はラジエータキャップである。
【0062】
図14は本発明に係る車両の制御装置を搭載した自動二輪車後部の平面図であり、自動二輪車10(図1参照)の後部から制御ユニット39(図24参照)を外した状態を示し、リザーブタンク37をホース363でラジエータ43(図25参照)に連結し、バッテリ38の後方にバッテリ切り離しリレー242を配置した状態を示す。なお、366はメインスタンド71の施錠状態(下方に下ろしたままで引き上げることができないようにした状態)を解除するためのスタンドアンロックケーブル、367はシート19(図1参照)を閉じたままに施錠した状態を解除するためのシートアンロックケーブル、368はバッテリ切り離しリレー364に接続したリレーコード、371はバッテリ38に接続したバッテリコードである。
【0063】
尚、実施の形態では図3に示すように、半導体素子76・・・の放熱を促進するために、プリント基板71aの裏面をケース75に直付けするようにしたが、これに限るものではなく、制御素子自体をケースに直付けするようにしたものであってもよい。
また、実施の形態では図1に示すように、車両を自動二輪車10として説明したが、これに限るものではなきく、車両は三輪車又は四輪車であってもよい。
【0067】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、複数の制御基板のうちの一つに制御素子うちの発熱の大きな半導体素子を集約したので、他の制御素子への熱的影響を最小限に止めることができる。
ケースに金属製ケースを採用するとともに、ケースの放熱面に車両前後方向に沿って放熱フィンを備え、金属ケースには、ケースに浅い凹部及び深い凹部を有し、発熱の大きな半導体素子が取付けられた制御基板を第1の制御基板と呼ぶときに、浅い凹部には第1の制御基板を収納し、深い凹部には背の高い制御素子を収納し、車両に搭載した状態で金属製ケースの前側且つ内部の上壁面に発熱の大きな半導体素子を集約した制御基板を配置したので、発熱の大きい半導体素子の放熱の促進を図ることができる。
【0070】
請求項2は、カプラを複数の制御基板ごとに設けたので、制御基板の密集度の均一化を図ることができる。
請求項3は、背の高い制御素子を複数の制御基板のうちの一つの一方側に集約し、制御素子のうちの発熱の小さな半導体素子を複数の制御基板のうちの一つの他方側に集約し、この制御基板を第2の制御基板と呼ぶときに、この第2の制御基板の他方側を、発熱の大きな半導体素子に対し裏面を向け階層的に配置した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両の制御装置を搭載した自動二輪車の側面図
【図2】本発明に係る車両の制御装置をアッセンブリしたリヤフェンダの斜視図
【図3】図2の3−3断面図
【図4】図2の4矢視図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】本発明に係る車両の制御装置の作用説明図
【図7】本発明に係る車両の制御装置の実装姿を示す平面図
【図8】本発明に係る車両の制御装置の回路ブロック図
【図9】本発明に係る車両の制御装置を搭載した自動二輪車の燃料ポンプの取付状態を示す平面図
【図10】本発明に係る車両の制御装置を搭載した自動二輪車の燃料ポンプの取付け状態を示す斜視図
【図11】本発明に係る車両の制御装置を搭載した自動二輪車のエンジンの斜視図
【図12】本発明に係る車両の制御装置を搭載した自動二輪車の平面図(収納ボックス下のエンジンの上方から見た図)
【図13】本発明に係る車両の制御装置を搭載した自動二輪車のエンジンの斜視図
【図14】本発明に係る車両の制御装置を搭載した自動二輪車後部の平面図
【符号の説明】
10…車両(自動二輪車)、70…車両の制御装置、71a,72a…制御基板(プリント基板)、75…ケース、75a,75b…壁面、76…制御素子(発熱の大きな半導体素子)、77…制御素子(発熱の小さな半導体素子)、81,82…第1・第2のカプラ(カプラ)、81d,82d…配線(ハーネス)。
Claims (3)
- 制御素子を実装する制御基板を複数枚重ねて階層構造とし、これらの制御基板をケースに納めることでユニット化した車両の制御装置において、
前記制御基板から延出する配線を複数のカプラに分散させるとともに、前記カプラは、前記ケースの異なる壁面に設置され、前記複数の制御基板のうちの一つに、前記制御素子のうちの発熱の大きな半導体素子を集約し、
前記ケースに金属製ケースを採用するとともに、前記ケースの放熱面に車両前後方向に沿って放熱フィンを備え、前記金属ケースには、ケースに浅い凹部及び深い凹部を有し、発熱の大きな半導体素子が取付けられた前記制御基板を第1の制御基板と呼ぶときに、前記浅い凹部には前記第1の制御基板を収納し、前記深い凹部には背の高い制御素子を収納し、車両に搭載した状態で前記金属製ケースの前側且つ内部の上壁面に発熱の大きな半導体素子を集約した前記制御基板を配置したことを特徴とする車両の制御装置。 - 前記カプラは、前記複数の制御基板ごとに設けたこと特徴とする請求項1記載の車両の制御装置。
- 前記背の高い制御素子を前記複数の制御基板のうちの一つの一方側に集約し、前記制御素子のうちの発熱の小さな半導体素子を前記複数の制御基板のうちの一つの他方側に集約し、この制御基板を第2の制御基板と呼ぶときに、
この第2の制御基板の他方側を、前記発熱の大きな半導体素子に対し裏面を向け階層的に配置したことを特徴とする請求項1記載の車両の制御装置。
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