JP7417561B2 - 電装品配置構造 - Google Patents
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Description
(1)本発明の態様に係る電装品配置構造は、車体側に駆動装置(11)を搭載した自動二輪車(1)の骨格であるフレーム(20)と、前記駆動装置(11)と、前記駆動装置(11)に設けられ且つ前記駆動装置(11)の駆動により発電する発電機(13)と、前記発電機(13)により充電されるバッテリ(70)と、を備え、前記バッテリ(70)の少なくとも一部は、側面視で前記駆動装置(11)と前記フレーム(20)との間に配置され、前記フレーム(20)は、前記自動二輪車(1)の骨格を構成するメインフレーム(22)を備え、前記発電機(13)を制御する発電制御ユニット(71)と、前記バッテリ(70)及び前記発電制御ユニット(71)に接続されるハーネス(80)と、を更に備え、前記バッテリ(70)及び前記発電制御ユニット(71)は、前記メインフレーム(22)に隣接して配置され、前記駆動装置(11)を制御する駆動制御ユニット(72)と、前記発電制御ユニット(71)及び前記駆動制御ユニット(72)に接続されるハーネス(80)と、を更に備え、前記発電制御ユニット(71)及び前記駆動制御ユニット(72)は、互いに隣接して配置され、前記バッテリ(70)、前記発電制御ユニット(71)及び前記駆動制御ユニット(72)に接続されるハーネス(80)の接続口(76h)を有するヒューズボックス(76)を更に備え、前記ヒューズボックス(76)は、前記バッテリ(70)、前記発電制御ユニット(71)及び前記駆動制御ユニット(72)よりも上方にずれて配置され、前記接続口(76h)は、前記ヒューズボックス(76)の下方に開口している。
(2)本発明の態様に係る電装品配置構造は、車体側に駆動装置(11)を搭載した自動二輪車(1)の骨格であるフレーム(20)と、前記駆動装置(11)と、前記駆動装置(11)に設けられ且つ前記駆動装置(11)の駆動により発電する発電機(13)と、前記発電機(13)により充電されるバッテリ(70)と、を備え、前記バッテリ(70)の少なくとも一部は、側面視で前記駆動装置(11)と前記フレーム(20)との間に配置され、前記フレーム(20)は、前記自動二輪車(1)の骨格を構成するメインフレーム(22)を備え、前記発電機(13)を制御する発電制御ユニット(71)と、前記バッテリ(70)及び前記発電制御ユニット(71)に接続されるハーネス(80)と、を更に備え、前記バッテリ(70)及び前記発電制御ユニット(71)は、前記メインフレーム(22)に隣接して配置され、前記駆動装置(11)を制御する駆動制御ユニット(72)と、前記発電制御ユニット(71)及び前記駆動制御ユニット(72)に接続されるハーネス(80)と、を更に備え、前記発電制御ユニット(71)及び前記駆動制御ユニット(72)は、互いに隣接して配置され、前記バッテリ(70)、前記発電制御ユニット(71)、及び前記駆動装置(11)を制御する駆動制御ユニット(72)は、車両前後方向において前記バッテリ(70)、前記発電制御ユニット(71)、前記駆動制御ユニット(72)の順に並んで配置され、かつ、車両前面視で互いに重なっている。
バッテリの少なくとも一部が側面視で駆動装置とフレームとの間に配置されていることで、駆動装置に設けられた発電機とバッテリとが集約されるため、発電機とバッテリとを互いに接続しやすく且つコンパクトに配置することができる。したがって、発電機及びバッテリを含む電装品を効率よく配置することができる。
バッテリ及び発電制御ユニットがメインフレームに隣接して集約されるため、バッテリ及び発電制御ユニットを互いに接続しやすく且つコンパクトに配置することができる。これにより、バッテリ及び発電制御ユニットに接続されるハーネスの長さを短くすることができる。したがって、バッテリ、発電制御ユニット及びハーネスを含む電装品を効率よく配置することができる。
発電制御ユニット及び駆動制御ユニットが互いに隣接して集約されるため、発電制御ユニット及び駆動制御ユニットを互いに接続しやすく且つコンパクトに配置することができる。これにより、発電制御ユニット及び駆動制御ユニットに接続されるハーネスの長さを短くすることができる。したがって、発電制御ユニット、駆動制御ユニット及びハーネスを含む電装品を効率よく配置することができる。
ヒューズボックスの接続口に接続されたハーネスをヒューズボックスの下方から取り出してバッテリ、発電制御ユニット及び駆動制御ユニットに接続することができる。加えて、バッテリ、発電制御ユニット及び駆動制御ユニットがヒューズボックスの上方に配置されている場合と比較して、バッテリ、発電制御ユニット及び駆動制御ユニットに接続されるハーネスの長さを短くすることができる。したがって、バッテリ、発電制御ユニット、駆動制御ユニット、ヒューズボックス及びハーネスを含む電装品を効率よく配置することができる。
ヒューズボックスの接続口に接続されたハーネスをヒューズボックスの真下から取り出して発電制御ユニットに接続することができる。加えて、発電制御ユニットが車両上面視でヒューズボックスと重なっていない場合と比較して、発電制御ユニットに接続されるハーネスの長さを短くすることができる。したがって、発電制御ユニット、ヒューズボックス及びハーネスを含む電装品を更に効率よく配置することができる。
ヒューズボックス及びバッテリが互いに隣接して集約されるため、ヒューズボックス及びバッテリを互いに接続しやすく且つコンパクトに配置することができる。これにより、ヒューズボックス及びバッテリに接続されるハーネスの長さを短くすることができる。したがって、ヒューズボックス、バッテリ及びハーネスを含む電装品を効率よく配置することができる。
バッテリ、発電制御ユニット及び駆動制御ユニットが車両前後方向において順に並んで集約されるため、バッテリ、発電制御ユニット及び駆動制御ユニットを互いに接続しやすく且つコンパクトに配置することができる。これにより、各ハーネス(バッテリ及び発電制御ユニットに接続されるハーネス、並びに発電制御ユニット及び駆動制御ユニットに接続されるハーネス)の長さを可及的に短くすることができる。したがって、バッテリ、発電制御ユニット、駆動制御ユニット及びハーネスを含む電装品を効率よく配置することができる。
シリンダが車両側面視でバッテリに近づくように傾斜している場合と比較して、シリンダからバッテリへの熱影響を抑制することができる。
ケースにおける駆動装置側の面の厚みが駆動装置とは反対側の面の厚みよりも小さい場合と比較して、ケースにおける駆動装置側の面により駆動装置からバッテリへの熱影響を抑制(断熱)し、かつ、ケースにおける駆動装置側とは反対側の面により排熱することができる。加えて、ケースにおける駆動装置側の面により駆動装置側から飛んでくる水や塵埃等からもバッテリを強固に保護することができる。したがって、断熱及び排熱を適切に行いつつ、バッテリを強固に保護することができる。
<車両全体>
図1は、鞍乗型車両の一例としての自動二輪車1を示す。図1を参照し、自動二輪車1は、バータイプのハンドル2によって操向される前輪3(操向輪)と、エンジン11(駆動装置)を含むパワーユニット10によって駆動される後輪4(駆動輪)と、を備える。以下、自動二輪車を単に「車両」ということがある。
シリンダ17の上部(前部)には、エンジン11の排気を排出するための排気管43が接続されている。排気管43の下流端(後端)には、マフラ(不図示)が接続されている。
図2に示すように、自動二輪車1は、エンジン11を制御するFI(Fuel injection;燃料噴射)-ECU72(Electronic Control Unit;電子制御ユニット)と、発電機13を制御するACG-ECU71と、を更に備える。
FI-ECU72(駆動制御ユニット)は、乗員の操作に応じてイグニッションスイッチから出力される始動要求および停止要求の信号によって、エンジン11の始動および停止を制御する。
ACG-ECU71(発電制御ユニット)は、発電機13の発電動作を制御し、発電機13の発電量を任意に変更する。ACG-ECU71は、FI-ECU72と別個に設けられている。
図2に示すように、例えば、エンジン11の始動は、エンジン停止中でメインスイッチのオン時、スタータスイッチを押下することでなされる。スタータスイッチの押下により、ACG-ECU71は、エンジン11に設けられた発電機13をスタータモータとして駆動させる。すなわち、ステータのコイルの通電を制御し、ロータとともにクランクシャフト15を回転駆動させる。このとき、FI-ECU72は、点火装置および燃料噴射装置といったエンジン補機100(図4参照)を作動させる。これら両ECU71,72の協働により、エンジン11の始動がなされる。
図4に示すように、自動二輪車1は、車載電源であるバッテリ70と、発電機13の発電および駆動を制御するACG-ECU71と、エンジン11の燃料噴射および点火等を制御するFI-ECU72と、メインスイッチ73と、スタータリレー74と、電装系部品同士を電気的に接続する複数のハーネス80A~80Nと、を備える。
メインスイッチ73は、第1ヒューズ75Aを介してバッテリ70のプラス端子に接続されている。
ACG-ECU71およびFI-ECU72は、第2ヒューズ75Bを介してメインスイッチ73に接続されている。
メインスイッチ73のオンにより、ACG-ECU71及びFI-ECU72にバッテリ70から給電される。また、FI-ECU72に接続されたエンジン補機100にもバッテリ70から給電される。
図中符号75Dは、第2ヒューズ75Bと並列に配置された第4ヒューズを示す。第4ヒューズ75Dは、第1ヒューズ75A及びメインスイッチ73を介してバッテリ70と補機類130とを繋ぐ給電線に設けられている。
上記の各ヒューズ75A~75D及びスタータリレー74は、ヒューズボックス76(図2参照)に設けられている。
ハーネス80Bは、ACG-ECU71とスタータリレー74との間に配置されている。ハーネス80Bは、ACG-ECU71とスタータリレー74とを電気的に接続する。ハーネス80Bは、上述した発電ライン及び電動ラインの一部を形成する。
ハーネス80Cは、スタータリレー74の常開接点74cとバッテリ70との間に配置されている。ハーネス80Cは、スタータリレー74とバッテリ70とを電気的に接続する。ハーネス80Cは、ハーネス80Bとともに上述した電動ラインを形成する。
ハーネス80Eは、ACG-ECU71とバッテリ70のマイナス端子との間に配置されている。ハーネス80Eは、ACG-ECU71とバッテリ70とを電気的に接続する。ハーネス80Eは、ACG-ECU71のアース線を形成する。
ハーネス80Fの一端は、バッテリ70のマイナス端子に接続される。ハーネス80Fの他端は、接地される。ハーネス80Fは、バッテリ70のアース線を形成する。
上記した各ハーネス80A~80Fは、導体の太さが予め定めた所定太さ(例えば2.0SQ)以上とされる。
ハーネス80Iは、ACG-ECU71とFI-ECU72との間に配置されている。ハーネス80Iは、ACG-ECU71とFI-ECU72とを電気的に接続する。ハーネス80Iは、ACG-ECU71とFI-ECU72との間の通信に用いられる。
ハーネス80Kは、第2ヒューズ75Bとエンジン補機100との間に配置されている。ハーネス80Kは、第2ヒューズ75Bとエンジン補機100とを電気的に接続する。ハーネス80Kは、エンジン補機100にバッテリ70の電力を供給可能とする。
ハーネス80Mは、第3ヒューズ75Cと補機類130との間に配置されている。ハーネス80Mは、第3ヒューズ75Cと補機類130とを電気的に接続する。ハーネス80Mは、メインスイッチ73を介さず、補機類130(例えば、時計、防犯装置等の特定の補機)に常時バッテリ70の電力を供給可能とする。
上記した各ハーネス80G~80Nは、導体の太さが前記所定太さ未満とされる。
図2に示すように、ACG-ECU71、FI-ECU72及びヒューズボックス76は、車両左側に配置されている。一方、バッテリ70は、車両右側に配置されている。ACG-ECU71、FI-ECU72及びヒューズボックス76は、車体左右中心線CLを挟んでバッテリ70とは反対側に配置されている。これにより、バッテリ70、ACG-ECU71、FI-ECU72及びヒューズボックス76のそれぞれを車幅方向の片側に集約して配置した場合と比較して、車両の左右の重量バランスを保持しやすい。
以上説明したように、上記実施形態の自動二輪車1は、車両の骨格である車体フレーム20と、動力源であるエンジン11と、エンジン11に設けられ且つエンジン11の駆動により発電する発電機13と、発電機13により充電されるバッテリ70と、を備え、バッテリ70は、車両側面視でエンジン11と車体フレーム20との間に配置されている。
この構成によれば、バッテリ70が車両側面視でエンジン11と車体フレーム20との間に配置されていることで、エンジン11に設けられた発電機13とバッテリ70とが集約されるため、発電機13とバッテリ70とを互いに接続しやすく且つコンパクトに配置することができる。したがって、発電機13及びバッテリ70を含む電装品を効率よく配置することができる。
バッテリ70及びACG-ECU71がメインフレーム22に隣接して集約されるため、バッテリ70及びACG-ECU71を互いに接続しやすく且つコンパクトに配置することができる。これにより、バッテリ70及びACG-ECU71に接続されるハーネス80の長さを短くすることができる。したがって、バッテリ70、ACG-ECU71及びハーネス80を含む電装品を効率よく配置することができる。
ACG-ECU71及びFI-ECU72が互いに隣接して集約されるため、ACG-ECU71及びFI-ECU72を互いに接続しやすく且つコンパクトに配置することができる。これにより、ACG-ECU71及びFI-ECU72に接続されるハーネス80の長さを短くすることができる。したがって、ACG-ECU71、FI-ECU72及びハーネス80を含む電装品を効率よく配置することができる。
ヒューズボックス76の接続口76hに接続されたハーネス80をヒューズボックス76の下方から取り出してバッテリ70、ACG-ECU71及びFI-ECU72に接続することができる。加えて、バッテリ70、ACG-ECU71及びFI-ECU72がヒューズボックス76の上方に配置されている場合と比較して、バッテリ70、ACG-ECU71及びFI-ECU72に接続されるハーネス80の長さを短くすることができる。したがって、バッテリ70、ACG-ECU71、FI-ECU72、ヒューズボックス76及びハーネス80を含む電装品を効率よく配置することができる。
ヒューズボックス76の接続口76hに接続されたハーネス80をヒューズボックス76の真下から取り出してACG-ECU71に接続することができる。加えて、ACG-ECU71が車両上面視でヒューズボックス76と重なっていない場合と比較して、ACG-ECU71に接続されるハーネス80の長さを短くすることができる。したがって、ACG-ECU71、ヒューズボックス76及びハーネス80を含む電装品を更に効率よく配置することができる。
シリンダ17が車両側面視でバッテリ70に近づくように傾斜している場合と比較して、シリンダ17からバッテリ70への熱影響を抑制することができる。
第1実施形態では、ACG-ECU71が車両上面視でヒューズボックス76と重なっている例(図2参照)を挙げて説明したが、これに限らない。図5に示すように、第2実施形態は、ACG-ECU71が車両上面視でヒューズボックス76と重なっていない点で上述した第1実施形態と相違している。なお、以下の説明においては、上述した第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
ヒューズボックス76及びバッテリ70が互いに隣接して集約されるため、ヒューズボックス76及びバッテリ70を互いに接続しやすく且つコンパクトに配置することができる。これにより、ヒューズボックス76及びバッテリ70に接続されるハーネス80の長さを短くすることができる。したがって、ヒューズボックス76、バッテリ70及びハーネス80を含む電装品を効率よく配置することができる。
バッテリ70、ACG-ECU71及びFI-ECU72が車両前後方向において順に並んで集約されるため、バッテリ70、ACG-ECU71及びFI-ECU72を互いに接続しやすく且つコンパクトに配置することができる。これにより、各ハーネス80(バッテリ70及びACG-ECU71に接続されるハーネス80、並びにACG-ECU71及びFI-ECU72に接続されるハーネス80)の長さを可及的に短くすることができる。したがって、バッテリ70、ACG-ECU71、FI-ECU72及びハーネス80を含む電装品を効率よく配置することができる。
第1実施形態では、バッテリ70の全部が外部に露出している例(図3参照)を挙げて説明したが、これに限らない。図8に示すように、第3実施形態は、バッテリ70の少なくとも一部がケース69に覆われている点で上述した第1実施形態と相違している。なお、以下の説明においては、上述した第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
なお、ケース69の前面(シリンダ17側の面)には、フィン等の放熱部材が設けられていてもよい。
ケース69におけるエンジン11側の面の厚みt1がエンジン11とは反対側の面の厚みt2よりも小さい場合と比較して、ケース69におけるエンジン11側の面によりエンジン11からバッテリ70への熱影響を抑制(断熱)し、かつ、ケース69におけるエンジン11側とは反対側の面により排熱することができる。加えて、ケース69におけるエンジン11側の面によりエンジン11側(前方)から飛んでくる水や塵埃等からもバッテリ70を強固に保護することができる。したがって、断熱及び排熱を適切に行いつつ、バッテリ70を強固に保護することができる。
なお、上記実施形態では、バッテリ70の一部は、車両側面視でエンジン11とメインフレーム22との間に配置されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、バッテリ70の全部は、車両側面視でエンジン11とメインフレーム22との間に配置されていてもよい。例えば、バッテリ70の少なくとも一部は、車両側面視でエンジン11とメインフレーム22との間に配置されていればよい。例えば、バッテリ70の配置態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
11 エンジン(駆動装置)
13 発電機
17 シリンダ
20 車体フレーム(フレーム)
22 メインフレーム
69 ケース
70 バッテリ
70a 第1面
70b 第2面
71 ACG-ECU(発電制御ユニット)
72 FI-ECU(駆動制御ユニット)
76 ヒューズボックス
76h 接続口
80 ハーネス
t1 ケースの前壁の厚み(ケースにおける駆動装置側の面の厚み)
t2 ケースの後壁の厚み(ケースにおける駆動装置とは反対側の面の厚み)
Claims (7)
- 車体側に駆動装置(11)を搭載した自動二輪車(1)の骨格であるフレーム(20)と、
前記駆動装置(11)と、
前記駆動装置(11)に設けられ且つ前記駆動装置(11)の駆動により発電する発電機(13)と、
前記発電機(13)により充電されるバッテリ(70)と、を備え、
前記バッテリ(70)の少なくとも一部は、側面視で前記駆動装置(11)と前記フレーム(20)との間に配置され、
前記フレーム(20)は、前記自動二輪車(1)の骨格を構成するメインフレーム(22)を備え、
前記発電機(13)を制御する発電制御ユニット(71)と、
前記バッテリ(70)及び前記発電制御ユニット(71)に接続されるハーネス(80)と、を更に備え、
前記バッテリ(70)及び前記発電制御ユニット(71)は、前記メインフレーム(22)に隣接して配置され、
前記駆動装置(11)を制御する駆動制御ユニット(72)と、
前記発電制御ユニット(71)及び前記駆動制御ユニット(72)に接続されるハーネス(80)と、を更に備え、
前記発電制御ユニット(71)及び前記駆動制御ユニット(72)は、互いに隣接して配置され、
前記バッテリ(70)、前記発電制御ユニット(71)及び前記駆動制御ユニット(72)に接続されるハーネス(80)の接続口(76h)を有するヒューズボックス(76)を更に備え、
前記ヒューズボックス(76)は、前記バッテリ(70)、前記発電制御ユニット(71)及び前記駆動制御ユニット(72)よりも上方にずれて配置され、
前記接続口(76h)は、前記ヒューズボックス(76)の下方に開口していることを特徴とする
電装品配置構造。 - 車体側に駆動装置(11)を搭載した自動二輪車(1)の骨格であるフレーム(20)と、
前記駆動装置(11)と、
前記駆動装置(11)に設けられ且つ前記駆動装置(11)の駆動により発電する発電機(13)と、
前記発電機(13)により充電されるバッテリ(70)と、を備え、
前記バッテリ(70)の少なくとも一部は、側面視で前記駆動装置(11)と前記フレーム(20)との間に配置され、
前記フレーム(20)は、前記自動二輪車(1)の骨格を構成するメインフレーム(22)を備え、
前記発電機(13)を制御する発電制御ユニット(71)と、
前記バッテリ(70)及び前記発電制御ユニット(71)に接続されるハーネス(80)と、を更に備え、
前記バッテリ(70)及び前記発電制御ユニット(71)は、前記メインフレーム(22)に隣接して配置され、
前記駆動装置(11)を制御する駆動制御ユニット(72)と、
前記発電制御ユニット(71)及び前記駆動制御ユニット(72)に接続されるハーネス(80)と、を更に備え、
前記発電制御ユニット(71)及び前記駆動制御ユニット(72)は、互いに隣接して配置され、
前記バッテリ(70)、前記発電制御ユニット(71)、及び前記駆動装置(11)を制御する駆動制御ユニット(72)は、車両前後方向において前記バッテリ(70)、前記発電制御ユニット(71)、前記駆動制御ユニット(72)の順に並んで配置され、かつ、車両前面視で互いに重なっていることを特徴とする
電装品配置構造。 - 前記バッテリ(70)、前記発電制御ユニット(71)及び前記駆動制御ユニット(72)に接続されるハーネス(80)の接続口(76h)を有するヒューズボックス(76)を更に備え、
前記ヒューズボックス(76)は、前記バッテリ(70)、前記発電制御ユニット(71)及び前記駆動制御ユニット(72)よりも上方にずれて配置され、
前記接続口(76h)は、前記ヒューズボックス(76)の下方に開口していることを特徴とする
請求項2に記載の電装品配置構造。 - 前記発電制御ユニット(71)は、車両上面視で前記ヒューズボックス(76)と重なっていることを特徴とする
請求項1又は3に記載の電装品配置構造。 - 前記ヒューズボックス(76)は、前記バッテリ(70)に隣接して配置されていることを特徴とする
請求項1、3又は4に記載の電装品配置構造。 - 前記駆動装置(11)は、前記自動二輪車(1)の駆動装置(11)を構成するシリンダ(17)を備え、
前記バッテリ(70)は、前記シリンダ(17)の後方に配置され、
前記シリンダ(17)は、車両側面視で、前記バッテリ(70)から遠ざかるように前傾していることを特徴とする
請求項1から5の何れか一項に記載の電装品配置構造。 - 前記バッテリ(70)は、前記バッテリ(70)における前記駆動装置(11)側の第1面(70a)及び前記第1面(70a)とは反対側の第2面(70b)の少なくとも一部をケース(69)に覆われ、
前記ケース(69)における前記駆動装置(11)側の面の厚み(t1)は、前記駆動装置(11)とは反対側の面の厚み(t2)よりも大きいことを特徴とする
請求項1から6の何れか一項に記載の電装品配置構造。
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