JP4034882B2 - クラッチディスク - Google Patents
クラッチディスク Download PDFInfo
- Publication number
- JP4034882B2 JP4034882B2 JP17933798A JP17933798A JP4034882B2 JP 4034882 B2 JP4034882 B2 JP 4034882B2 JP 17933798 A JP17933798 A JP 17933798A JP 17933798 A JP17933798 A JP 17933798A JP 4034882 B2 JP4034882 B2 JP 4034882B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- friction
- cushioning
- spring
- spring force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、動力伝達を司るクラッチ装置に施用されるクラッチディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のクラッチディスクとして、例えば特開平7−259879号公報には、ボス部の外周側に半径方向外方に延びるプレート部を備えたクラッチハブと、このクラッチハブに対して相対回動可能に配置されたドライブプレートと、このドライブプレートの外周側に取付けられたクッショニングプレートと、このクッショニングプレートに取付けられた主摩擦板と、前記ドライブプレートとクラッチハブのプレート部との間に配置され、これらドライブプレートとクラッチハブとの相対回動に摩擦抵抗を与える摩擦減衰装置と、を備えた構成のクラッチディスクが示されている。
【0003】
また、前記摩擦減衰装置は、クラッチハブのプレート部に接する摩擦板と、この摩擦板に接する隔壁板と、この隔壁板を介して摩擦板にばね力を与えるばね部材と、を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記クッショニングプレートは主摩擦板とドライブプレートを連繋するものであり、摩擦減衰装置の隔壁板はクラッチハブのプレート部との間に摩擦板を挟むものである。このため、前記クッショニングプレートと隔壁板はその機能が相互に異なるところから、それぞれ別体に形成されている。
【0005】
その結果、前記クッショニングプレートと摩擦減衰装置の隔壁板とは、それぞれ個別に部品管理されており、部品管理が煩雑となる虞がある。
【0006】
一方、前記クッショニングプレートはドライブプレートに取付けられており、また、摩擦減衰装置の隔壁板は、摩擦板がクラッチプレートのプレート部に接して安定した摩擦減衰力を得るために、ドライブププレートに対して連繋される。つまり、前記クッショニングプレート及び隔壁板は何れもドライブプレートに連繋されるものであり、この点においては両者共通するところがある。
【0007】
本発明は前記従来例の実情と、クッショニングプレート及び隔壁板が何れもドライブプレートに連繋されるものである点に着目して案出されたもので、部品管理が容易なクラッチディスクを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、ボス部の外周側に半径方向外方に延びるプレート部を備えたクラッチハブと、このクラッチハブに対して相対回動可能に配置されたドライブプレートと、このドライブプレートの外周側に取付けられたクッショニングプレートと、このクッショニングプレートに取付けられた主摩擦板と、前記ドライブプレートとクラッチハブのプレート部との間に配置され、これらドライブプレートとクラッチハブとの相対回動に摩擦抵抗を与える摩擦減衰装置と、を備えると共に、前記摩擦減衰装置が、クラッチハブのプレート部に接する摩擦板と、この摩擦板に接する隔壁板と、この隔壁板を介して摩擦板にばね力を与えるばね部材とを備えて、前記クッショニングプレートと摩擦減衰装置の隔壁板とが一体に形成されてなり、また、前記クッショニングプレートが、ドライブプレートの外周側に取付けられる環状の基部と、この基部から半径方向外方に延び、主摩擦板が取付けられるばね部とを有し、このクッショニングプレートと隔壁板とが、クッショニングプレートの基部から半径方向内方に延びる複数の腕を介して一体に形成されてなると共に、前記複数の腕はクッショニングプレートの基部の平面に対して傾斜して形成されて、前記クッショニングプレートの基部と隔壁板とが、軸方向にオフセットした位置にあり、しかも、前記摩擦減衰装置のばね部材が截頭円錐形状の皿ばねから形成されると共に、前記クッショニングプレートの基部と隔壁板とのオフセット寸法は、摩擦板の使用領域において、摩擦板の厚さが最も厚い状態ではばね部材のばね力と共に摩擦板を押圧するばね力を発生させ、摩擦板の厚さが最も薄い状態ではばね部材のばね力に抗するばね力を発生させるように設定されてなる構成にしてある。
【0012】
斯かる構成にあっては、前記クッショニングプレートと摩擦減衰装置の隔壁板とは一体であって、1つの構成部品として部品管理され、取り扱うことが可能である。
【0013】
このため、前記クッショニングプレートがドライブプレートに取付けられることによって、クッショニングプレートに一体の隔壁板がドライブプレートとクラッチハブのプレート部との間に配置可能である。
【0014】
したがって、前記部品管理が容易なクラッチディスクが得られる。
【0015】
また、前記クッショニングプレートの基部と隔壁板とが、複数の腕を介して一体化され、軸方向にオフセットした位置にあるから、クッショニングプレートの基部をドライブプレートに取付けたとき、隔壁板が摩擦板に対して正または負のばね力を与えることが可能となる。
【0016】
また、前記クッショニングプレートの基部と隔壁板とのオフセット量を選択して、摩擦板の厚さが最も厚い状態ではばね部材のばね力と共に摩擦板を押圧するばね力を発生させ、摩擦板の厚さが最も薄い状態ではばね部材のばね力に抗するばね力を発生させるように設定することにより、皿ばねによって得られるばね力と隔壁板によって得られるばね力との合成したばね力を、摩擦板の摩耗に応じてばね力の変化が少ない平坦な特性とすることができる。これによって、前記摩擦減衰装置の摩擦減衰力が摩擦板の使用領域の全域に亘って安定して得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて詳述する。
【0019】
図1は本発明を適用したクラッチディスクを一部切除して示す平面図で、上半分は一方のドライブプレートを取り除いて示す図面、図2は図1のA−O−A線断面図、図3は図1に示すクッショニングプレートを一部切除して示す平面図、図4は図3のA−O−A線断面図、図5は自由状態にあるクッショニングプレートと隔壁板との要部を示す断面図、図6は組付けによってクッショニングプレートの基部と隔壁板とのオフセット量が変化する状態を説明する図面、図7はクッショニングプレートの基部と隔壁板とのオフセット量に対する隔壁板のばね力及びばね部材のばね力の変化を示す線図である。
【0020】
図において、1はクラッチハブで、このクラッチハブはボス部1aと、このボス部1aから半径方向外方に伸びるフランジ部1bとを備えている。前記ボス部1aの内周には出力軸2に連結するためのスプライン3が形成されている。また、前記フランジ部1bには窓4が複数個形成されており、この複数の窓4は環状に配列されている。
【0021】
5は一対のドライブプレートで、このドライブプレート5はクラッチハブ1のボス部1aに支持された状態でフランジ部1bの両側に対峙配設されており、その外周側でストップピン7によって相互に連結してある。また、前記ドライブプレート5のそれぞれには、クラッチハブ1のフランジ部1bに形成した窓4に対応して、窓8が複数個形成されいる。即ち、前記クラッチハブ5に形成した複数の窓8は、クラッチハブ1に形成した窓4に対応して環状に配列されている。
【0022】
前記クラッチハブ1の窓4及びこの窓4に対応するドライブプレート5の窓8内には、圧縮ばね9が収容されており、この圧縮ばね9によってクラッチハブ1とドライブプレート5とが弾性的に相対回動可能に連繋されている。また、この実施の形態において、前記圧縮ばね9は内外二重の入れ子型コイルばねとなっている。
【0023】
11はクッショニングプレートで、このクッショニングプレート11は環状に形成された平板状の基部11aと、この基部1aよりも半径方向外方に形成され、板厚方向に弾性が付与された弾性部11bとを備えている(図3参照)。また、前記クッショニングプレート11には弾性部11bの両側に、環状の主摩擦板12がリベット13によって取付けられている。
【0024】
前記クッショニングプレート11は、弾性部11bに主摩擦板12が取付けられた状態で、平板状の基部11aが一方のドライブプレート5の外周側に、ストップピン7及び図外のリベットによって連結してある。
【0025】
15は前記ドライブプレート5とクラッチハブ1のプレート部1aとの間に配置された摩擦減衰装置である。前記摩擦減衰装置15は、クラッチハブ1のプレート部1aに接する摩擦板16と、この摩擦板16に接する隔壁板17と、この隔壁板17を介して摩擦板16にばね部材18とからなり、ドライブプレート5とクラッチハブ1との相対回動に摩擦抵抗を与える。
【0026】
前記摩擦減衰装置15の摩擦板16は環状に形成され、クラッチハブ1のプレート部1aの両側にそれぞれ配置されている。
【0027】
前記摩擦減衰装置15の隔壁板17は、クッショニングプレート11の基部11aから半径方向内方に延びる複数の腕20を介してクッショニングプレート11と一体に形成されており(図3参照)、この隔壁板17が摩擦板16に、詳しくはクッショニングプレート11が取付けられたドライブプレート5とクラッチハブ1のプレート部1aとの間に配置された摩擦板16に接するように配置されている。
【0028】
前記摩擦減衰装置15のばね部材18は、截頭円錐形状の皿ばねで、クッショニングプレート5が取付けられたドライブプレート5と隔壁板17との間に配置されている。
【0029】
前記隔壁板17とクッショニングプレート11とを連繋する腕20は、クッショニングプレート11の基部11aの平面に対して同一方向に傾斜して形成されており、これによって、クッショニングプレート11の基部11aと隔壁板17とは軸方向にオフセットした位置にある(図4参照)。
【0030】
このため、前記クッショニングプレート11の基部11aと隔壁板17とのオフセット量を選択して、この隔壁板17と一体のクッショニングプレート11をドライブプレート5に取付けることにより、隔壁板17が摩擦板16に対して正または負のばね力を与えることが可能となる。
【0031】
例えば、前記クッショニングプレート11の基部11aと隔壁板17とのオフセット寸法を、摩擦減衰装置15の摩擦板16の使用領域において、摩擦板16の厚さが最も厚い状態ではばね部材(皿ばね)18のばね力と共に摩擦板16を押圧するばね力を発生させ、摩擦板16の厚さが最も薄い状態ではばね部材(皿ばね)18のばね力に抗する力を発生させるように設定する。
【0032】
即ち、図5乃至図6に示すように、前記クッショニングプレート11の基部11aと隔壁板17とのオフセット量を自由状態において寸法Hとなるように成形する。前記オフセット量Hは、摩擦減衰装置15の摩擦板16の使用領域において、摩擦板16の厚さが中程度の状態ではばね力が生じない寸法とする。
【0033】
前記隔壁板17に対して寸法Hだけオフセットしたクッショニングプレート11の基部11aをドライブプレート5に取付け、隔壁板17を摩擦板16とばね部材(皿ばね)18との間に配置する。
【0034】
これによって、前記摩擦減衰装置15の摩擦板16が使用領域において最も厚い状態では、クッショニングプレート11と隔壁板17とを連繋する腕20は圧偏化変形されて、隔壁板17は図6において破線で示すようになる。その結果、前記クッショニングプレート11の基部11aと隔壁板17とのオフセット量は寸法Hoとなる。前記オフセット量Hoは自由状態のオフセット量Hよりも小さく、隔壁板17はばね部材(皿ばね)18のばね力と共に摩擦板16をクラッチハブ1のプレート部1aに押圧することになる。
【0035】
一方、前記摩擦減衰装置15の摩擦板16が使用領域において最も薄い状態では、クッショニングプレート11と隔壁板17とを連繋する腕20はばね部材(皿ばね)18のばね力によって傾斜が増加し、隔壁板17は図6において二点鎖線で示すようになる。その結果、前記クッショニングプレート11の基部11aと隔壁板17とのオフセット量は寸法Hwとなる。前記オフセット量Hwは自由状態のオフセット量Hよりも大きく、ばね部材(皿ばね)18のばね力によって生じているから、隔壁板17はばね部材(皿ばね)18のばね力に抗するばね力を発生することになる。
【0036】
これによって、前記摩擦減衰装置15の摩擦板16は、隔壁板17のばね力とばね部材(皿ばね)18のばね力との2つが合成されたばね力で押圧されることになる。ここで、前記隔壁板17のばね力は摩擦板16の摩耗に応じて図7に一点鎖線で示すように直線的に変化し、ばね部材(皿ばね)18のばね力は同じく破線で示すように変化するから、2つのばね力が合成されたばね力は、図7に実線で示すようになる。
【0037】
前記隔壁板17によって与えられるばね力が、摩擦板16の摩耗に応じて正から負まで変化するから、合成されたばね力はばね部材(皿ばね)18の単独のばね力に比較して平坦な特性となる。このため、前記摩擦減衰装置15の摩擦板16には、使用領域の全域に亘って安定したばね力が与えられる。
【0038】
斯かる構成になるクラッチディスクは、図外のクラッチ装置に組込まれ、摩擦板12が図外のプレッシャプレートによってフライホイールの摩擦面に押圧されて、フライホイールからの駆動力がクラッチディスクを介して出力軸2に出力される。
【0039】
詳しくは、図外のフライホイールからの駆動力が前記摩擦板12、クッショニングプレート11、ドライブプレート5及び圧縮ばね9を介してクラッチハブ1に伝達され、出力軸2に出力される。
【0040】
このとき、図外のフライホイールからの駆動力に重畳する振動は、前記圧縮ばね9のばね力によって吸振され、摩擦減衰装置15によって減衰される。
【0041】
ここで、前記クッショニングプレート11と摩擦減衰装置15の隔壁板17とは一体であって、1つの構成部品として部品管理され、取り扱うことが可能である。
【0042】
このため、前記クッショニングプレート11がドライブプレート5に取付けられることによって、クッショニングプレート11と一体の隔壁板17がドライブプレート6とクラッチハブ1のプレート部1bとの間、詳しくは摩擦減衰装置15の摩擦板16とばね部材18との間に配置可能である。
【0043】
したがって、部品管理が容易なクラッチディスクが得られる。
【0044】
また、前記クッショニングプレート11の基部11aと隔壁板17とが軸方向にオフセットした位置にあるから、クッショニングプレート11の基部11aをドライブプレート5に取付けたとき、隔壁板17が摩擦板16に対して正または負のばね力を与えることが可能となる。
【0045】
とりわけ、前記クッショニングプレート11の基部11aと隔壁板17とのオフセット量を選択して、摩擦板16の使用領域において厚さが最も厚い状態でははばね部材(皿ばね)18のばね力と共に摩擦板16を押圧するばね力を発生させ、摩擦板16の厚さが最も薄い状態ではばね部材(皿ばね)18のばね力に抗するばね力を発生させるように設定することにより、ばね部材(皿ばね)18によるばね力と隔壁板17によって得られるばね力との合成したばね力を、摩擦板16の摩耗に応じてばね力の変化が少ない平坦な特性とすることができる。これによって、前記摩擦減衰装置15の摩擦減衰力が摩擦板16の使用領域の全域に亘って安定して得られる。
【0046】
図8及び図9は本発明の別の実施の形態を示す図面で、この実施の形態が前記実施の形態と変わるところは、前記腕20の少なくとも1つ、この実施の形態においては4本の腕20の全部に、この腕20の剛性を変えるための貫通孔21を形成した点である。
【0047】
即ち、前記腕20に、放射方向に長い貫通孔21が形成されており、この貫通孔21の大きさ(開口面積)を変えることによって腕20の剛性を変えることが可能である。
【0048】
したがって、この実施の形態においても、前記クッショニングプレート11と隔壁板17とは一体であって、1つの構成部品として部品管理され、取扱うことが可能であり、部品管理が容易なクラッチディスクが得られる。
【0049】
加えて、前記腕20の剛性を変えることができるから、隔壁板17が摩擦板16に対して与えるばね力の大きさを変えることができる。
【0050】
以上、実施の形態を図面に基づいて説明したが、具体的構成はこの実施の形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
【0051】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、部品管理が容易なクラッチディスクが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したクラッチディスクを一部切除して示す平面図で、上半分は一方のドライブプレートを取り除いて示す平面図である。
【図2】図1のA−O−A線断面図である。
【図3】図1に示すクッショニングプレートを一部切除して示す平面図である。
【図4】図3のA−O−A線断面図である。
【図5】自由状態にあるクッショニングプレートと隔壁板との要部を示す断面図である。
【図6】組付けによってクッショニングプレートの基部と隔壁板とのオフセット量が変化する状態を説明する図面である。
【図7】クッショニングプレートの基部と隔壁板とのオフセット量に対する隔壁板のばね力及びばね部材のばね力の変化を示す線図である。
【図8】本発明の別の実施の形態を示す、図3と同様の図面である。
【図9】図8のA−O−A線断面図である。
【符号の説明】
1 クラッチハブ
1a ボス部
1b プレート部
5 ドライブプレート
11 クッショニングプレート
12 主摩擦板
15 摩擦減衰装置
16 摩擦板
17 隔壁板
18 ばね部材
Claims (1)
- ボス部の外周側に半径方向外方に延びるプレート部を備えたクラッチハブと、
このクラッチハブに対して相対回動可能に配置されたドライブプレートと、
このドライブプレートの外周側に取付けられたクッショニングプレートと、
このクッショニングプレートに取付けられた主摩擦板と、
前記ドライブプレートとクラッチハブのプレート部との間に配置され、これらドライブプレートとクラッチハブとの相対回動に摩擦抵抗を与える摩擦減衰装置と、を備えると共に、
前記摩擦減衰装置が、クラッチハブのプレート部に接する摩擦板と、この摩擦板に接する隔壁板と、この隔壁板を介して摩擦板にばね力を与えるばね部材とを備えて、前記クッショニングプレートと摩擦減衰装置の隔壁板とが一体に形成されてなり、
また、前記クッショニングプレートが、ドライブプレートの外周側に取付けられる環状の基部と、この基部から半径方向外方に延び、主摩擦板が取付けられるばね部とを有し、このクッショニングプレートと隔壁板とが、クッショニングプレートの基部から半径方向内方に延びる複数の腕を介して一体に形成されてなると共に、前記複数の腕はクッショニングプレートの基部の平面に対して傾斜して形成されて、前記クッショニングプレートの基部と隔壁板とが、軸方向にオフセットした位置にあり、
しかも、前記摩擦減衰装置のばね部材が截頭円錐形状の皿ばねから形成されると共に、前記クッショニングプレートの基部と隔壁板とのオフセット寸法は、摩擦板の使用領域において、摩擦板の厚さが最も厚い状態ではばね部材のばね力と共に摩擦板を押圧するばね力を発生させ、摩擦板の厚さが最も薄い状態ではばね部材のばね力に抗するばね力を発生させるように設定されてなることを特徴とするクラッチディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17933798A JP4034882B2 (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | クラッチディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17933798A JP4034882B2 (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | クラッチディスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000018272A JP2000018272A (ja) | 2000-01-18 |
JP4034882B2 true JP4034882B2 (ja) | 2008-01-16 |
Family
ID=16064083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17933798A Expired - Fee Related JP4034882B2 (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | クラッチディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4034882B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4239627B2 (ja) * | 2003-03-18 | 2009-03-18 | アイシン精機株式会社 | 捩れ緩衝装置 |
JP5120649B2 (ja) * | 2008-11-21 | 2013-01-16 | 日本精工株式会社 | シンクロナイザリング |
JP6708004B2 (ja) * | 2016-06-20 | 2020-06-10 | アイシン精機株式会社 | ダンパ装置 |
-
1998
- 1998-06-25 JP JP17933798A patent/JP4034882B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000018272A (ja) | 2000-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5791583B2 (ja) | クラッチ装置 | |
JP4034882B2 (ja) | クラッチディスク | |
JPH0133861Y2 (ja) | ||
JPH11325113A (ja) | クラッチカバー組立体 | |
JP3986266B2 (ja) | クラッチディスク組立体 | |
JPH1182630A (ja) | トルク伝達装置 | |
US20060260900A1 (en) | Clutch driven disc with wave washer | |
JP2000018222A (ja) | リベットによる板部材の連結構造 | |
JP4205848B2 (ja) | 摩擦フェーシング及び摩擦ディスク | |
JP2003148589A (ja) | 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置 | |
JPH07293581A (ja) | クラッチディスク | |
JPH0615137Y2 (ja) | クラツチデイスク | |
JP4034871B2 (ja) | トルク伝達装置 | |
JPH07293579A (ja) | ダンパーディスク組立体 | |
JP2607327Y2 (ja) | クラッチディスク組立体 | |
JP3204833B2 (ja) | クラッチディスク組立体 | |
JPH11325112A (ja) | ダイヤフラムスプリング組立体、クラッチカバー組立体及び円板状弾性部材組立体 | |
JP3361391B2 (ja) | クラッチディスク組立体 | |
JP4280553B2 (ja) | ダンパーディスク組立体のヒステリシストルク機構 | |
JPS5910419Y2 (ja) | クラツチデイスク | |
JPH11270629A (ja) | 捩じりダンパ | |
JPH11287296A (ja) | トルク伝達装置の摩擦減衰装置 | |
JPH10196674A (ja) | 摩擦部材及びそれを用いたクラッチディスク組立体 | |
KR100448799B1 (ko) | 자동차의 클러치 디스크 | |
JPH0247298Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060919 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061030 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071023 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071026 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |