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JP4032702B2 - 車両の後部車体構造 - Google Patents

車両の後部車体構造 Download PDF

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    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
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  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、フロアパネルの中央部で車両の前後方向に延びるトンネル部と、このトンネル部に沿って配設されトンネル部との間に閉断面を形成するトンネルレインフォースメント(いわゆるハイマウント・バックボーンフレーム)とを備えたような車両の後部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例の車両の車体構造としては、例えば特開2000−238667号公報に記載の構造がある。
すなわち、フロアパネルの中央部において車両の前後方向に延びるトンネル部を設けると共に、このトンネル部に沿って配設され、かつトンネル部との間に閉断面を形成するトンネルレインフォースメントを設けたものである。
【0003】
この従来構造によれば、上述のトンネルレインフォースメントにより、フロア剛性および車体剛性の向上を図ることができるが、正突時および後突時に上述のトンネルレインフォースメントに入力された荷重をアッパボディに伝達することができず、荷重分散性能が低い問題点があった。
【0004】
一方、特開平11−78984号公報にはトランクルームのアッパパネルとリヤフロアのキックアップ部との間にV字状の補強部材を連結したものが開示されており、この補強部材によりボディの捩り剛性向上を図ることができる。しかし、該公報には荷重分散についての何等の記載も示唆もない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、トンネルレインフォースメントと、左右の車体側壁を連結するパッケージメンバとをガセット部材で連結することにより、トンネルレインフォースメントに入力された荷重をガセット部材およびパッケージメンバを介してアッパボディに伝達し、荷重分散性能の向上を図ることができると共に、ボディの捩り剛性を大幅に向上させることができ、また、トンネルレインフォースメントの上面にブラケットを設け、ガセット部材をこのブラケットに取付けることで、取付け性および組付け操作性の向上を図ることができ、さらに、クロスメンバの閉断面と、ブラケットの閉断面とを上下方向で重ねることにより、剛性、なかんづくガセット部材の取付け部の剛性向上を図ることができる車両の後部車体構造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明による車両の後部車体構造は、フロアパネルの中央部で車両の前後方向に延びるトンネル部と、該トンネル部に沿って配設されトンネル部との間に閉断面を形成するトンネルレインフォースメントとを備えた車両の後部車体構造であって、上記トンネルレインフォースメントと、左右の車体側壁を連結するパッケージメンバとをガセット部材で連結し、上記トンネルレインフォースメントの上面にはブラケットが設けられ、上記ガセット部材は該ブラケットを介してトンネルレインフォースメントに連結され、上記トンネルレインフォースメントは車幅方向に延びるクロスメンバと連結され、上記ブラケットはクロスメンバの上方で上記トンネルレインフォースメントの上面との間に閉断面を形成すべく構成され、上記クロスメンバは、左右一対のリヤサイドフレーム相互間を連結し、かつ、フロアパネルと接合されることで車幅方向に延びる閉断面が形成され、上記パッケージメンバの背面には、車幅方向に延びて、該パッケージメンバの背面に閉断面を形成するパッケージクロスメンバが接合されたものである。
【0007】
上記構成によれば、剛性部材としてのトンネルレインフォースメントとパッケージメンバとを上述のガセット部材で連結したので、トンネルレインフォースメントに入力された荷重をガセット部材およびパッケージメンバを介してアッパボディに伝達し、荷重分散性能の向上を図ることができると共に、上述のトンネルレインフォースメントによりフロア剛性および車体剛性の向上を図り、かつガセット部材によりボディの捩り剛性を大幅に向上させることができる。
【0008】
また、上記トンネルレインフォースメントの上面にはブラケットが設けられ、上記ガセット部材は該ブラケットを介してトンネルレインフォースメントに連結されたものであるから、取付け性および組付け操作性の向上を図ることができる。
【0009】
さらに、上記トンネルレインフォースメントは車幅方向に延びるクロスメンバと連結され、上記ブラケットはクロスメンバの上方で上記トンネルレインフォースメントの上面との間に閉断面を形成すべく構成されたものであるから、クロスメンバの閉断面と、ブラケットの閉断面とが上下方向に重なるので、剛性な、かんづくガセット部材の取付け部の剛性向上を図ることができる。
【0010】
この発明の一実施態様においては、上記ガセット部材はパッケージメンバの左右両端部とブラケットとを連結する略V字状に形成され、該ガセット部材には略V字状の形状に沿って補強部が設けられたものである。
【0011】
上記構成によれば、ガセット部材に設けた補強部により、ガセット部材それ自体の剛性が向上するので、入力荷重の伝達効率が向上すると共に、ボディの捩り剛性がさらに向上する。
【0012】
この発明の一実施態様においては、上記フロアパネルの後部に上方へ持ち上がるキックアップ部を設け、このキックアップ部を介して、後方に延びるリヤフロアを連結し、上記クロスメンバは、上記キックアップ部の上端部とリヤフロアとに接合して閉断面を形成し、上記パッケージメンバとホイールハウスとの間は、パッケージレインフォースメントで上下方向に連結されたものである。
【0013】
上記構成によれば、荷重分散性能のさらなる向上を図り、車体の捩り剛性をより一層向上させることができる。
【0014】
この発明の一実施態様においては、上記トンネルレインフォースメントの後端に接合フランジを設け、該接合フランジを上記キックアップ部上部のリヤフロア前端部上面に接合し、上記トンネルレインフォースメントの後部上面には、上記クロスメンバの閉断面の上方に対応してトンネルレインフォースメントとの間に閉断面を形成するよう上記ブラケットが取付けられたものである。
【0015】
この発明の一実施態様においては、上記ブラケットは、断面門形の主体部の下部周辺に接合フランジを有し、該接合フランジをトンネルレインフォースメントの後部上面に接合すると共に、上記主体部の前面は上記ガセット部材の取付け角度に対応したスラント面に形成されたものである。
【0016】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両の後部車体構造を示し、図1、図2、図3において、フロアパネル1の中央部には車両の前後方向に延びる凸状のトンネル部2を一体形成する一方、上述のフロアパネル1の左右両側部において車両の前後方向に延びるサイドシル3,3を設けている。
【0017】
このサイドシル3はサイドシルインナ4とサイドシルアウタ5とを接合して、車両の前後方向に延びるサイドシル閉断面6を有する車体剛性部材である。なお、上述のサイドシル閉断面6内には必要に応じてサイドシルレインフォースメントが設けられる。
【0018】
また上述のサイドシル3の後部には、該部から後方に延びる左右一対のリヤサイドフレーム7,7を設け、フロアパネル1およびリヤフロア8の下面とリヤサイドフレーム7との間には閉断面を形成している。
【0019】
上述のリヤフロア8はフロアパネル1の後部にキックアップ部9(段差部)を介して連結されたものであり、上述のトンネル部2の上部には該トンネル部2に沿って車両の前後方向に延びて、前部がダッシュロアパネルに接合され、後部が上述のキックアップ部9上面に接合され、またスカート部がトンネル部2の左右両側面に接合されたトンネルレインフォースメント10(いわゆるハイマウント・バックボーンフレーム)を設け、このトンネルレインフォースメント10とトンネル部2の上部左右には車両の前後方向に延びる2つの閉断面11,11を形成して、フロア剛性および車体剛性の向上を図っている。
【0020】
またフロアパネル1の上面において中央のトンネル部2を跨いで左右のサイドシル3,3と連結されるクロスメンバ12,13(いわゆるNo.2クロスメンバとNo.3クロスメンバ)を前後方向に離間させて、それぞれ設けている。
【0021】
これらの各クロスメンバ12,13は車幅方向に延びて、フロアパネル1との間に閉断面を形成する車体剛性部材である。
さらに、上述のキックアップ部9の下部には車幅方向に延びて左右のリヤサイドフレーム7,7相互間を連結するリヤクロスメンバ14(いわゆるNo.4クロスメンバ)を設け、このリヤクロスメンバ14とキックアップ部9との間には車幅方向に延びる閉断面15を形成している。
【0022】
加えて、上述のリヤクロスメンバ14よりも所定距離後方において、リヤフロア8の下部には車幅方向に延びて左右のリヤサイドフレーム7,7相互間を連結する別のリヤクロスメンバ16(いわゆるNo.5クロスメンバ)を設け、このリヤクロスメンバ16とリヤフロア8との間には車幅方向に延びる閉断面17(図3参照)を形成している。
【0023】
また、図1に示すようにサイドシル3とトンネル部2との中間に対応して、フロアパネル1の下部には車両の前後方向に延びるフロアフレーム18,18を設け、これら左右のフロアフレーム18,18とフロアパネル1との間には閉断面を形成している。
【0024】
図2、図3に示すようにホイールハウス19を設ける一方、左右の車体側壁20,20を車幅方向に連結する剛性部材としてのパッケージメンバ21を設けている。
【0025】
そして、上述のホイールハウス19とパッケージメンバ21との間はパッケージレインフォースメント22で上下方向に連結している。このパッケージレインフォースメント22は接合フランジ22a,22b,22cを有し、図2に示すように接合フランジ22a,22bは車体側壁20に接合され、接合フランジ22cはホイールハウス19の上面部および縦壁部に接合されている。
【0026】
またリヤウインドガラス23の傾斜下端部と対応して車幅方向に延びるリヤパッケージメンバ24を設け、上述のパッケージメンバ21とリヤパッケージメンバ24との間にはパッケージトレイ25を略水平状に取付け、このパッケージトレイ25とリヤフロア8との間に荷室を形成するように構成している。
【0027】
さらに上述のパッケージメンバ21の背面とパッケージトレイ25の下面との間には図2に示すように車幅方向に延びるパッケージクロスメンバ26を接合して、同方向に延びる閉断面27を形成している。
【0028】
図3の要部を図4に拡大して示すように、トンネルレインフォースメント10の後端に設けられた接合フランジ10aは、キックアップ部9の上部におけるリヤフロア8の前端部上面に接合されており、このトンネルレインフォースメント10の後部上面には、リヤクロスメンバ14の閉断面15の上方に対応して、該トンネルレインフォースメント10との間に閉断面28を形成すべくブラケット29が取付けられている。
【0029】
上述のブラケット29は図5にその平面図を示す如く、断面門形の主体部29aの下部周辺に接合フランジ29bを有し、この接合フランジ29bをトンネルレインフォースメント10の後部上面に接合すると共に、主体部29aの前面はガセット部材30の取付け角度に対応したスラント面29cに形成されている。
【0030】
上述のスラント面29cには複数の取付け孔31を形成すると共に、この取付け孔31に対応して、スラント面29cの背面には予めナット32が溶接手段により接合固定されている。
【0031】
一方、上述のガセット部材30の上側の取付け部位と対応するようにパッケージメンバ21の左右両端部の背面部には取付けブラケット33(図3、図6参照)が一体的に接合され、この取付けブラケット33における背面複数箇所には予めナット34が溶接手段により接合固定されている。
【0032】
而して、図2に示すように正面視略V字状に形成されたガセット部材30を、上述のナット32,34に締付けるボルト35…を用いて、ブラケット29(図4参照)とパッケージメンバ21(図6参照)とに取付けて、トンネルレインフォースメント10と、左右の車体側壁20,20を連結するパッケージメンバ21とをガセット部材30で連結したものである。
【0033】
また上述のガセット部材30はブラケット29を介してトンネルレインフォースメント10に連結されており、このトンネルレインフォースメント10はキックアップ部9およびリヤフロア8のコーナ部分を介してリヤクロスメンバ14と連結されている。
さらに上述のリヤクロスメンバ14の閉断面15の上方にブラケット29の閉断面28が位置するように構成されている。
【0034】
上述のガセット部材30は図2、図7に示すように、略V字状の形状の全長に沿って補強部としての2条の凸状のビード30a,30aが一体形成され、ガセット部材30全体の剛性向上が図られたものである。
【0035】
このように図1〜図7で示した実施例の車両の後部車体構造は、フロアパネル1の中央部で車両の前後方向に延びるトンネル部2と、該トンネル部2に沿って配設されトンネル部2との間に閉断面11を形成するトンネルレインフォースメント10とを備えた車両の後部車体構造であって、上記トンネルレインフォースメント10と、左右の車体側壁20,20を連結するパッケージメンバ21とをガセット部材30で連結したものである。
【0036】
この構成によれば、剛性部材としてのトンネルレインフォースメント10とパッケージメンバ21とを上述のガセット部材30で連結したので、トンネルレインフォースメント10に入力された荷重をガセット部材30およびパッケージメンバ21を介してアッパボディに伝達し、荷重分散性能の向上を図ることができると共に、上述のトンネルレインフォースメント10によりフロア剛性および車体剛性の向上を図り、かつガセット部材30によりボディの捩り剛性を大幅に向上させることができる。
【0037】
また、上記トンネルレインフォースメント10の上面にはブラケット29が設けられ、上記ガセット部材30は該ブラケット29を介してトンネルレインフォースメント10に連結されたものである。
【0038】
この構成によれば、トンネルレインフォースメント10の上面にブラケット29を設け、ガセット部材30はこのブラケット29に取付けられるので、取付け性および組付け操作性の向上を図ることができる。
【0039】
さらに、上記トンネルレインフォースメント10は車幅方向に延びるリヤクロスメンバ14(いわゆるNo.4クロスメンバ)と連結され、上記ブラケット29はリヤクロスメンバ14の上方で上記トンネルレインフォースメント10の上面との間に閉断面28を形成すべく構成されたものである。
【0040】
この構成によれば、リヤクロスメンバ14の閉断面15と、ブラケット29の閉断面28とが上下方向に重なるので、剛性なかんづくガセット部材30の取付け部の剛性向上を図ることができる。
【0041】
加えて、上記ガセット部材30はパッケージメンバ21の左右両端部とブラケット29とを連結する略V字状に形成され、該ガセット部材30には略V字状の形状に沿って補強部(ビード30a参照)が設けられたものである。
【0042】
この構成によれば、ガセット部材30に設けた補強部(ビード30a参照)により、ガセット部材30それ自体の剛性が向上するので、入力荷重の伝達効率が向上すると共に、ボディの捩り剛性がさらに向上する。しかも、ガセット部材30の上側はパッケージメンバ21の左右両端部に取付けられているので、荷重伝達効率がさらに向上する。
【0043】
図8は車両の後部車体構造の他の実施例を示し、図2に示す実施例では正面視略V字状の一体のガセット部材30で、トンネルレインフォースメント10とパッケージメンバ21の左右両端部とを連結したが、図8に示すこの実施例ではガセット部材30を右側のガセット部材30Rと、左側のガセット部材30Lとに左右2分割し、これら両ガセット部材30R,30Lを組合せて正面視略V字状と成したものである。
【0044】
また右側のガセット部材30Rは、ブラケット29を介してトンネルレインフォースメント10とパッケージメンバ21の右端部とを連結し、左側のガセット部材30Lはブラケット29を介してトンネルレインフォースメント10とパッケージメンバ21の左端部を連結するものである。
【0045】
このように、ガセット部材30R,30Lを左右2分割構造と成すと、該ガセット部材30R,30Lの加工性向上を図ることができる。
なお、図8に示す実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例と同様であるから、図8において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0046】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のクロスメンバは、実施例のリヤクロスメンバ14(いわゆるNo.4クロスメンバ)に対応し、
以下同様に、
補強部は、ビード30aに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0047】
【発明の効果】
この発明によれば、トンネルレインフォースメントと、左右の車体側壁を連結するパッケージメンバとをガセット部材で連結することにより、トンネルレインフォースメントに入力された荷重をガセット部材およびパッケージメンバを介してアッパボディに伝達し、荷重分散性能の向上を図ることができると共に、ボディの捩り剛性を大幅に向上させることができる効果があり、また、トンネルレインフォースメントの上面にブラケットを設け、ガセット部材をこのブラケットに取付けたので、取付け性および組付け操作性の向上を図ることができる効果があり、さらに、クロスメンバの閉断面と、ブラケットの閉断面とを上下方向で重ねたので、剛性、なかんづくガセット部材の取付け部の剛性向上を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車両の後部車体構造をフロアパネルを省略して示す平面図。
【図2】 車両の後部車体構造を示す斜視図。
【図3】 図2の側面図。
【図4】 図3の要部拡大図。
【図5】 ブラケットの平面図。
【図6】 図3の要部拡大図。
【図7】 ブラケットの断面図。
【図8】 車両の後部車体構造の他の実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
1…フロアパネル
2…トンネル部
7…リヤサイドフレーム
8…リヤフロア
9…キックアップ部
10…トンネルレインフォースメント
10a…接合フランジ
11…閉断面
14…リヤクロスメンバ(クロスメンバ)
15…閉断面
19…ホイールハウス
20…車体側壁
21…パッケージメンバ
22…パッケージレインフォースメント
26…パッケージクロスメンバ
27…閉断面
28…閉断面
29…ブラケット
29a…主体部
29b…接合フランジ
29c…スラント面
30…ガセット部材
30a…ビード(補強部)

Claims (5)

  1. フロアパネルの中央部で車両の前後方向に延びるトンネル部と、該トンネル部に沿って配設されトンネル部との間に閉断面を形成するトンネルレインフォースメントとを備えた車両の後部車体構造であって、
    上記トンネルレインフォースメントと、左右の車体側壁を連結するパッケージメンバとをガセット部材で連結し
    上記トンネルレインフォースメントの上面にはブラケットが設けられ、
    上記ガセット部材は該ブラケットを介してトンネルレインフォースメントに連結され、
    上記トンネルレインフォースメントは車幅方向に延びるクロスメンバと連結され、
    上記ブラケットはクロスメンバの上方で上記トンネルレインフォースメントの上面との間に閉断面を形成すべく構成され、
    上記クロスメンバは、左右一対のリヤサイドフレーム相互間を連結し、かつ、フロアパネルと接合されることで車幅方向に延びる閉断面が形成され、
    上記パッケージメンバの背面には、車幅方向に延びて、該パッケージメンバの背面に閉断面を形成するパッケージクロスメンバが接合された
    車両の後部車体構造。
  2. 上記ガセット部材はパッケージメンバの左右両端部とブラケットとを連結する略V字状に形成され、
    該ガセット部材には略V字状の形状に沿って補強部が設けられた
    請求項1記載の車両の後部車体構造。
  3. 上記フロアパネルの後部に上方へ持ち上がるキックアップ部を設け、このキックアップ部を介して、
    後方に延びるリヤフロアを連結し、
    上記クロスメンバは、上記キックアップ部の上端部とリヤフロアとに接合して閉断面を形成し、
    上記パッケージメンバとホイールハウスとの間は、パッケージレインフォースメントで上下方向に連結された
    請求項記載の車両の後部車体構造。
  4. 上記トンネルレインフォースメントの後端に接合フランジを設け、該接合フランジを上記キックアップ部上部のリヤフロア前端部上面に接合し、上記トンネルレインフォースメントの後部上面には、上記クロスメンバの閉断面の上方に対応してトンネルレインフォースメントとの間に閉断面を形成するよう上記ブラケットが取付けられた
    請求項記載の車両の後部車体構造。
  5. 上記ブラケットは、断面門形の主体部の下部周辺に接合フランジを有し、該接合フランジをトンネルレインフォースメントの後部上面に接合すると共に、
    上記主体部の前面は上記ガセット部材の取付け角度に対応したスラント面に形成された請求項3記載の車両の後部車体構造。
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