JP3958446B2 - 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の試験方法 - Google Patents
半導体記憶装置及び半導体記憶装置の試験方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3958446B2 JP3958446B2 JP26832098A JP26832098A JP3958446B2 JP 3958446 B2 JP3958446 B2 JP 3958446B2 JP 26832098 A JP26832098 A JP 26832098A JP 26832098 A JP26832098 A JP 26832098A JP 3958446 B2 JP3958446 B2 JP 3958446B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- test
- counter
- command
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000012360 testing method Methods 0.000 title claims description 164
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 25
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 31
- 238000010998 test method Methods 0.000 claims 3
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 33
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 24
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 101100191136 Arabidopsis thaliana PCMP-A2 gene Proteins 0.000 description 10
- 101100048260 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) UBX2 gene Proteins 0.000 description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 10
- 101150110971 CIN7 gene Proteins 0.000 description 9
- 101100286980 Daucus carota INV2 gene Proteins 0.000 description 9
- 101150110298 INV1 gene Proteins 0.000 description 9
- 101100397044 Xenopus laevis invs-a gene Proteins 0.000 description 9
- 101100397045 Xenopus laevis invs-b gene Proteins 0.000 description 9
- 230000004044 response Effects 0.000 description 8
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 7
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 5
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 3
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 101100508840 Daucus carota INV3 gene Proteins 0.000 description 2
- 239000004642 Polyimide Substances 0.000 description 2
- 101100422768 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) SUL2 gene Proteins 0.000 description 2
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 description 2
- 101150070189 CIN3 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C29/00—Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C5/00—Details of stores covered by group G11C11/00
- G11C5/06—Arrangements for interconnecting storage elements electrically, e.g. by wiring
- G11C5/063—Voltage and signal distribution in integrated semi-conductor memory access lines, e.g. word-line, bit-line, cross-over resistance, propagation delay
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C29/00—Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
- G11C29/02—Detection or location of defective auxiliary circuits, e.g. defective refresh counters
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C29/00—Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
- G11C29/02—Detection or location of defective auxiliary circuits, e.g. defective refresh counters
- G11C29/025—Detection or location of defective auxiliary circuits, e.g. defective refresh counters in signal lines
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C29/00—Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
- G11C29/02—Detection or location of defective auxiliary circuits, e.g. defective refresh counters
- G11C29/028—Detection or location of defective auxiliary circuits, e.g. defective refresh counters with adaption or trimming of parameters
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C29/00—Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
- G11C29/04—Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
- G11C29/50—Marginal testing, e.g. race, voltage or current testing
- G11C29/50008—Marginal testing, e.g. race, voltage or current testing of impedance
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
- G11C11/34—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
- G11C11/40—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
- G11C11/401—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C2207/00—Indexing scheme relating to arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
- G11C2207/22—Control and timing of internal memory operations
- G11C2207/2254—Calibration
Landscapes
- For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
- Dram (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体記憶装置及び半導体記憶装置の試験方法に係り、詳しくは高周波数のクロックに同期して一括してコマンド及びアドレスを取り込み動作する半導体記憶装置及び半導体記憶装置の試験方法に関するものである。
【0002】
近年、同期式DRAM(SDRAM)のクロックの周波数は、外部コマンドの入力サイクルタイムが益々短くなるに伴って、高周波数化に向かっている。このクロック信号の高周波数化に伴い、SDRAM内の各種の動作信号や制御信号(以下、これらを総称して制御信号という)の伝送タイミング等の調整はより精度が要求され、そのための試験も高周波数化に対応した精度の高い試験が要求される。
【0003】
【従来の技術】
近年、同期式DRAMの外部コマンドを取り込む入力サイクルタイム(RASサイクルタイム)は、60ナノ秒とさらに短くなっている。これに伴って、同期式DRAMにおいても、クロック信号に同期して外部コマンドを取り込み高速動作する同期式DRAMが提案されている。
【0004】
従って、ビット線ショート信号、ワード線のラッチ信号、センスアンプのラッチ信号等の制御信号も短くなることから、そのタイミングも精度よく行なう必要が生じている。
【0005】
そこで、同期式DRAMでは、制御信号のタイミング調整は、EB(エレクトロンビーム)テスタでその動きを見てそれからFIB(フォーカスインビーム)加工を施すことによって行なわれる。
【0006】
又、一般的な同期式DRAMの内部リフレッシュカウンタテストは以下の手順で行なわれる。まず、テストコマンドでエントリした時、内部リフレッシュカウンタがカウントアップされる。次にライトコマンドでカウントアップされたカウンタの値(コラムアドレス)に所定のデータが書き込まれる。再び、テストコマンドでエントリして、内部リフレッシュカウンタをカウントアップした後に、次のライトコマンドでカウントアップされたコラムアドレスに所定のデータを書き込む。
【0007】
以後、この動作を繰り返し、内部リフレッシュカウンタのカウント値が一周したところで、ライトコマンドからリードコマンドに切り換えてデータチェックを行うようにしている。このライトコマンドからリードコマンドへの切り換えは、テストモードを一旦抜けて、再びテストモードを再エントリすることによって行われる。
【0008】
又、一般的な同期式DRAMにおいて、テストモードにおいて、テスト用データを書き込みその書き込んだデータを直ちに読み出す、ライト・リード動作を行って全セルをテストする試験も行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、本出願人は、60ナノ秒という入力サイクルタイムよりさらに20ナノ秒と非常に短い入力サイクルに対応した同期式DRAMを提案している。
【0010】
この非常に短いサイクルタイムに対応した同期式DRAMは、クロック信号に同期して外部コマンド及び外部アドレスを一括に取り込むことにより高速化に対応するようにした構成であって、その制御信号がさらに短くなる。又、この同期式DRAMにおいては、リード動作やライト動作の最後にプリチャージを自動的に行うオート・プリチャージ機能を備え高速化に対応させている。
【0011】
その結果、非常に短いサイクルタイムに対応した同期式DRAMは、高速動作するが上に以下の問題が生じる。
(1)制御信号が短くなることにより、制御信号のタイミング調整は、前記した従来の同期式DRAMと同様な調整では精度の高い調整ができない。詳述すると、前記した同期式DRAMの調整で行なわれるFIB(フォーカスインビーム)加工は、ポリイミド等の保護膜が形成されていないむきだしの状態でなければタイミング調整ができない。ところで、保護膜は配線容量に大きな影響を与え、その配線容量は制御信号の遅延に大きく影響を与える。従って、配線容量に大きな影響を与える保護膜が形成されていない状態でタイミングの調整を行なっても、非常に精度の高いタイミングを要求される調整はできない。つまり、実際に使用される状態である保護膜が形成された状態でタイミング調整を行なうことができない。
【0012】
(2)外部コマンド及び外部アドレスを一括に取り込む同期式DRAMは、ロウアドレスとコラムアドレスを同時に取り込み、RAS系回路及びCAS系回路を同時活性する構成になっている。
【0013】
従って、従来の同期式DRAMと同様な上記のカウンタテストを行なう場合、テストコマンドでエントリするたびに、リフレッシュカウンタがカウントアップされることから、従来の同期式DRAMのようにライト・リード動作が行えない。その結果、何らかの方法で効率のよいカウンタテストができるようにする必要がある。
【0014】
(3)外部コマンド及び外部アドレスを一括に取り込む同期式DRAMにおいても、デバイスの初期不良を効果的に排除する目的でバーンイン試験がなされる。バーンイン試験は、定格条件より高い周囲温度と電源電圧を与えた状態で動作させて初期不良を検出する試験である。
【0015】
ところで、このバーンイン試験においては、デバイスの動作サイクルを数百マイクロ秒と非常に長いクロックサイクルで通常動作を行う場合がある。この非常に長いクロックサイクルでのバーンイン試験を行うと、前記したオート・プリチャージ機能を備えた同期式DRAMでは、クロックサイクルに関係なくプリーチャージに入ってしまうことから、試験時間のほとんどがプリチャージの状態となり、効果的な試験を行うことができない。
【0016】
又、前記したカウンタテストを行う場合、リフレッシュカウンタを動作させる毎にオート・プリチャージが行われる。従って、リフレッシュカウンタのみの動作試験の場合には、このプリチャージ動作は不必要であり好ましいものではなかった。
【0017】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、クロック信号に同期して外部コマンド及び外部アドレスを一括して取り込む半導体記憶装置において、より効率よく制御信号のタイミング調整試験を精度よく行うことができる半導体記憶装置を提供することにある。
【0018】
又、本発明の目的は、クロック信号に同期して外部コマンド及び外部アドレスを一括して取り込む半導体記憶装置において、リフレッシュカウンタを制御して効率のよいカウンタテストを精度よく行うことができる半導体記憶装置を提供することにある。
【0019】
さらに、本発明の目的は、クロック信号にて外部コマンド及び外部アドレスを一括して取り込むとともに、リード動作及びライト動作の最後にプリチャージを自動的に行う半導体記憶装置において、リード動作及びライト動作等を実行しながら各種の試験を行う際にプリチャージ動作を停止させることによってより効率のよい試験を精度よく行うことができる半導体記憶装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
【0023】
請求項1に記載の発明によれば、リフレッシュカウンタが生成するカウント値をアドレスラッチ回路にラッチし内部ロウアドレス信号として出力するカウンタ試験方法であって、ライトコマンドの入力によって前記リフレッシュカウンタをカウントアップさせ、全てのセルにテスト用データを書き込んだ後、最初のリードコマンドの入力によって、前記リフレッシュカウンタのカウント値を最初のライトコマンドを入力した際のカウント値に戻し、その後のリードコマンドの入力によって前記リフレッシュカウンタをカウントアップさせて、全てのセルからテスト用データを読み出すようにした。
【0024】
カウンタ試験において、リフレッシュカウンタがそのカウント値(内部ロウアドレス)が一周するまでライトコマンドでリフレッシュカウンタをカウントアップさせながらライト動作を行う。リフレッシュカウンタのカウント値(内部ロウアドレス)が一周した時、リードコマンドでリフレッシュカウンタを再びカウントアップさせながら先に書き込んだデータのリード動作を行う。
【0025】
従って、外部コマンドと外部アドレスとを同時に取り込む半導体記憶装置においても、効率よくしかも精度の高いカウンタ試験を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、前記アドレスラッチ回路は、外部ロウアドレスをラッチするラッチ回路である。
従って、外部コマンドと外部アドレスとを同時に取り込む半導体記憶装置においても、効率よくしかも精度の高いカウンタ試験を行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、モード設定回路は、カウンタ試験を外部コマンドに基づいて行う時及びリフレッシュ動作を行う時、リフレッシュカウンタを第1の制御用パルス信号にてカウント動作させるとともに、アドレスラッチ回路に対して第1の制御用パルス信号に基づいて前記リフレッシュカウンタのカウント値をラッチさせロウアドレスとして出力させる。
【0026】
又、モード設定回路は、カウンタ試験及びリフレッシュ動作以外の動作を行う時、リフレッシュカウンタのカウント動作を停止させるとともに、アドレスラッチ回路に対して第2の制御用パルス信号に基づいてライトコマンド又はリードコマンドとともに取り込まれる外部アドレスをラッチさせロウアドレスとして出力させる。
【0027】
従って、半導体記憶装置のカウンタ試験は、効率よくしかも精度の高い試験を行うことができる。
【0028】
請求項4に記載の発明によれば、モード設定回路によって半導体記憶装置の試験をコマンドに基づいて行う時、前記オートプリチャージ信号を無効にするようにした。従って、例えば、バーンイン試験のときに生ずる試験時間のほとんどがプリチャージの状態となって効果的な試験ができないといった問題はなくなり、半導体記憶装置の試験は、効率よくしかも精度の高い試験を行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を外部コマンド及び外部アドレスを一括に取り込む同期式DRAMに具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
【0030】
図1は同期式DRAMの内部に設けたタイミング調整回路の回路図を示す。図1において、タイミング調整回路10は、第1及び第2インバータ回路INV1,INV2間の信号線LIに設けられている。第1インバータ回路INV1は、図示しない内部回路からの制御信号SXを入力し、信号線LIを介して第2インバータ回路INV2に出力する。第2インバータ回路INV2は、第1インバータ回路INV1を介して入力された制御信号SXを図示しない次段の内部回路に出力する。前記信号線LIには抵抗Rと容量Cとからなる遅延回路が接続されている。
【0031】
信号線LIに接続されたタイミング調整回路10は、遅延時間調整回路11、選択回路12及びテストモード回路としてのテストモード設定回路13を有している。
【0032】
遅延時間調整回路11は複数個(本実施形態では4個)の第1〜第4の遅延回路15,16,17,18を備えている。各遅延回路15〜18は、それぞれスイッチ回路SW1 ,SW2 ,SW3 ,SW4 と容量C1,C2,C3,C4が直列に接続され、その各直列回路が信号線LIとグランドとの間に接続されている。各スイッチ回路SW1 〜SW4 は、図2に示すように、PチャネルMOSトランジスタT1、NチャネルMOSトランジスタT2及びインバータ回路INV3とからなるトランスファーゲート回路にて構成されている。
【0033】
各スイッチ回路SW1 〜SW4 のPチャネルMOSトランジスタT1のゲートにそれぞれ第1〜第4ゲート信号SG1 ,SG2 ,SG3 ,SG4 が入力され、NチャネルMOSトランジスタT2のゲートにはそれぞれインバータ回路INV3を介して第1〜第4ゲート信号SG1 〜SG4 が入力されるようになっている。
【0034】
そして、第1〜第4ゲート信号SG1 〜SG4 がLレベルの時、各スイッチ回路SW1 〜SW4 はオンし信号線LIと容量C1〜C4が接続される。又、第1〜第4ゲート信号SG1 〜 SG4 がHレベルの時、各スイッチ回路SW1 〜SW4 はオフし信号線LIと容量C1〜C4との接続が非接続となる。
【0035】
従って、第1〜第4ゲート信号SG1 〜SG4 のレベルを制御することにより、信号線LIに接続される容量C1〜C4の数が制御される。つまり、信号線LIの配線容量が調整され第1インバータ回路INV1から第2インバータ回路INV2に信号線LIを介して出力される制御信号SXの伝送タイミングが調整される。ちなみに、信号線LIに接続される容量C1〜C4の数が多いほど伝送タイミングは遅くなる。
【0036】
選択回路12は、第1及び第2の入力バッファ21,22を備えている。それぞれ第1及び第2指定信号A1,A2を入力する。第1及び第2指定信号A1,A2は、前記信号線LIに接続させる第1〜第4の遅延回路15〜18の容量C1〜C4を選択するための信号である。
【0037】
第1入力バッファ21に入力された第1指定信号A1は、キャパシタ選択回路23に対して直接出力されるとともにインバータ回路24を介して出力される。又、第2入力バッファ22に入力された第2指定信号A2は、キャパシタ選択回路23に対して直接出力されるとともにインバータ回路25を介して出力される。従って、キャパシタ選択回路23は、第1指定信号A1と同第1指定信号A1の相補信号である第3指定信号/A1 が入力される。又、キャパシタ選択回路23は、第2指定信号A2と同第2指定信号A2の相補信号である第4指定信号/A2 が入力される。
【0038】
図3はキャパシタ選択回路23の回路図を示す。キャパシタ選択回路23は、7個の第1〜第4ナンド回路25〜31、及び、インバータ回路32を備えている。
【0039】
第1ナンド回路25は第3指定信号/A1 及び第4指定信号/A2 を入力し、第2ナンド回路26は第1指定信号A1及び第4指定信号/A2 を入力する。又、第3ナンド回路27は第3指定信号/A1 及び第2指定信号A2を入力し、第4ナンド回路28は第1指定信号A1及び第2指定信号A2を入力する。
【0040】
第5ナンド回路29は第1〜第4ナンド回路25〜28からの出力信号を入力し、同第5ナンド回路29の出力信号は第1選択信号SEL1として出力する。第6ナンド回路30は第2〜第4ナンド回路26〜28からの出力信号を入力し、同第6ナンド回路30の出力信号は第2選択信号SEL2として出力される。第7ナンド回路31は第3及び第4ナンド回路27,28からの出力信号を入力し、同第7ナンド回路31の出力信号は第3選択信号SEL3として出力される。インバータ回路32は第4ナンド回路28の出力信号を入力し、同インバータ回路32の出力信号は第4選択信号SEL4として出力される。
【0041】
そして、第1指定信号A1及び第2指定信号A2の各レベルに対して第1〜第4選択信号SEL1〜SEL4の各レベルは以下のようになる。 第1指定信号A1及び第2指定信号A2が「L,L」のレベルの時、第1〜第4選択信号SEL1〜SEL4は「H,L,L,L」のレベルとなる。 第1指定信号A1及び第2指定信号A2が「H,L」のレベルの時、第1〜第4選択信号SEL1〜SEL4は「H,H,L,L」のレベルとなる。
【0042】
第1指定信号A1及び第2指定信号A2が「L,H」のレベルの時、第1〜第4選択信号SEL1〜SEL4は「H,H,H,L」のレベルとなる。 第1指定信号A1及び第2指定信号A2が「H,H」のレベルの時、第1〜第4選択信号SEL1〜SEL4は「H,H,H,H」のレベルとなる。
【0043】
第1〜第4選択信号SEL1〜SEL4は、図1に示すように、それぞれ対応する第1〜第4ゲート回路35〜38に出力される。第1〜第4ゲート回路35〜38は、それぞれ2入力端子のナンド回路で構成されている。
【0044】
第1ゲート回路35は第1選択信号SEL1を入力するとともに、テストモード設定回路13からのモード信号MS1 を入力する。第1ゲート回路35は、その出力信号を第1ゲート信号SG1 として第1の遅延回路15のスイッチ回路SW1 に出力する。第2ゲート回路36は第2選択信号SEL2及びモード信号MS1 を入力する。第2ゲート回路36は、その出力信号を第2ゲート信号SG2 として第2の遅延回路16のスイッチ回路SW2 に出力する。
【0045】
又、第3ゲート回路37は第3選択信号SEL3及びモード信号MS1 を入力する。第3ゲート回路37は、その出力信号を第3ゲート信号SG3 として第3の遅延回路17のスイッチ回路SW3 に出力する。第4ゲート回路38は第4選択信号SEL4及びモード信号MS1 を入力する。第4ゲート回路38は、その出力信号を第4ゲート信号SG4 として第4の遅延回路18 のスイッチ回路SW4 に出力する。
【0046】
従って、モード信号MS1 がHレベルの時、第1〜第4ゲート回路35〜38はそれぞれ第1〜第4選択信号SEL1〜SEL4のレベルを反転させたレベルの第1〜第4ゲート信号SG1 〜SG4 が対応するスイッチ回路SW1 〜SW4 に出力される。
【0047】
ちなみに、第1指定信号A1及び第2指定信号A2が「L,L」のレベルの時、第1ゲート信号SG1 のみがLレベルとなり第1の遅延回路15のスイッチ回路SW1 がオンされる。その結果、第1の遅延回路15の容量C1が信号線LIと接続されることになる。
【0048】
又、第1指定信号A1及び第2指定信号A2が「H,L」のレベルの時、第1及び第2ゲート信号SG1 ,SG2 のみがLレベルとなり第1及び第2の遅延回路15,16のスイッチ回路SW1 ,SW2 がオンされる。その結果、第1及び第2の遅延回路15,16の容量C1,C2が信号線LIと接続されることになる。
【0049】
さらに、第1指定信号A1及び第2指定信号A2が「L,H」のレベルの時、第1〜第3ゲート信号SG1 〜SG3 がLレベルとなり第1〜第3の遅延回路15〜17のスイッチ回路SW1 〜SW3 がオンされる。その結果、第1〜第3の遅延回路15〜17の容量C1〜C3が信号線LIと接続されることになる。
【0050】
さらに又、第1指定信号A1及び第2指定信号A2が「H,H」のレベルの時、第1〜第4ゲート信号SG1 〜SG4 がLレベルとなり第1〜第4の遅延回路15〜18のスイッチ回路SW1 〜SW4 がオンされる。その結果、第1〜第4の遅延回路15〜18の容量C1〜C4が信号線LIと接続されることになる。
【0051】
テストモード設定回路13は、試験装置からのテストコマンドに基づいてテスト信号TSを入力する。そして、テストモードを実行するテスト信号TSを入力すると、テストモード設定回路13はHレベルのモード信号MS1 を各第1〜第4ゲート回路35〜38に出力する。従って、第1指定信号A1及び第2指定信号A2に基づいて容量C1〜C4が信号線LIと接続される。
【0052】
反対に、テストモードを実行するテスト信号TSが出力されていない場合、テストモード設定回路13はLレベルのモード信号MS1 を各第1〜第4ゲート回路35〜38に出力する。従って、第1指定信号A1及び第2指定信号A2に関係なく第1〜第4ゲート信号SG1 〜SG4 はHレベルとなり第1〜第4の遅延回路15〜18の容量C1〜C4が信号線LIと接続されることはない。
【0053】
次に、同期式DRAMの内部に設けたタイミング調整回路10の作用について説明する。
今、試験装置を使って第1及び第2インバータ回路INV1,INV2間を出力される制御信号SXの伝送タイミングの試験を行なうべくテストモード設定回路13にテスト信号TSが出力される。Hレベルのモード信号MS1 が各第1〜第4ゲート回路35〜38に出力される。
【0054】
次に、試験装置から第1指定信号A1及び第2指定信号A2のレベルを「L,L」にするコマンドが出力されて第1の遅延回路15の容量C1を信号線LIと接続させる。この状態で、テスト用制御信号を第1インバータ回路INV1に出力し、該テスト用制御信号が第2インバータ回路INV2に到達する伝送時間(伝送タイミング)を計測する。
【0055】
計測後、試験装置から第1指定信号A1及び第2指定信号A2のレベルを「H,L」にするコマンドが出力されて第1及び第2の遅延回路15,16の容量C1,C2を信号線LIと接続させる。この状態で、テスト用制御信号を第1インバータ回路INV1に出力し、該テスト用制御信号が第2インバータ回路INV2に到達する伝送時間を計測する。
【0056】
次に、試験装置から第1指定信号A1及び第2指定信号A2のレベルを「L,H」にするコマンドが出力されて第1〜第3の遅延回路15〜17の容量C1〜C3を信号線LIと接続させる。この状態で、テスト用制御信号を第1インバータ回路INV1に出力し、該テスト用制御信号が第2インバータ回路INV2に到達する伝送時間を計測する。
【0057】
最後に、試験装置から第1指定信号A1及び第2指定信号A2のレベルを「H,H」にするコマンドが出力されて第1〜第4の遅延回路15〜18の容量C1〜C4を信号線LIと接続させる。この状態で、テスト用制御信号を第1インバータ回路INV1に出力し、該テスト用制御信号が第2インバータ回路INV2に到達する伝送時間を計測する。
【0058】
そして、この4種類の容量を信号線LIに接続させてのテスト用制御信号の伝送時間の計測が終了する。
次に、上記のように構成された同期式DRAMの内部に設けたタイミング調整回路10の特徴を以下に記載する。
【0059】
(1)本実施形態では、信号線LIにそれぞれ接続した第1〜第4の遅延回路15〜18からなる遅延時間調整回路11を設けるとともに、テストモード設定回路13を設けた。そして、テストモード設定回路13がHレベルのモード信号MS1 を出力している時、第1〜第4の遅延回路15〜18のスイッチ回路SW1 〜SW4 を第1及び第2指定信号A1,A2に基づいてオンオフさせて、信号線LIに接続される第1〜第4の遅延回路15〜18の容量C1〜C4の数を変更させることができるようにした。
【0060】
従って、信号線LIに接続される第1〜第4の遅延回路15〜18の容量C1〜C4の数を変更させながら、この計測結果に基づいて、制御信号の最適なタイミングを調整するための制御信号の伝送時間の計測を簡単に行うことができる。
【0061】
(2)しかも、本実施形態では、従来のEBテスタで試験を行うのと相違して、FIB加工する必要がなく信号線LIの配線容量に大きな影響を与えるポリイミド等の保護膜を形成したままの状態、即ち実際に製品となって使用される状態で試験が行われるため、効率よくかつ精度の高い試験を行うことができる。
【0062】
尚、本実施形態の信号線LIは、特に限定されるものではなく、ビット線ショート信号、ワード線のラッチ信号、センスアンプのラッチ信号、その他DRAM内で出力される制御信号等を含む制御信号が流れる全ての信号線に具体化することができるものである。
【0063】
(第2実施形態)
本発明を具体化した第2実施形態について図面に従って説明する。本実施形態も第1実施形態と同様に外部コマンド及び外部アドレスを一括に取り込みを行なう同期式DRAMに具体化した。
【0064】
図4は同期式DRAMに設けられたリフレッシュカウンタのカウンタテスト回路を説明するための回路図を示す。図4において、リフレッシュカウンタ40は、複数(n個)のカウンタ部40aが直列に接続された、いわゆるn進カウンタにて構成されている。そして、各カウンタ部40aの出力信号AD1 〜ADn がアドレス値となる。従って、初段のカウンタ部40aにパルス信号が入力される毎に、アドレス値が「1」カウントアップされる。
【0065】
図5は、リフレッシュカウンタ40を構成するカウンタ部40aの回路図を示す。図5は2個(前段と後段)のカウンタ部40aを示す。図5において、カウンタ部40aは、第1の制御用パルス信号としての第1制御パルス信号SP1 と、同制御パルス信号SP1 をインバータ回路INV4を介して同制御パルス信号SP1 と相補関係となる第2制御パルス信号SP2 を入力する。
【0066】
前段のカウンタ部40aは3個の第1〜第3のCMOSインバータ回路41,42,43とを有している。第1のCMOSインバータ回路41は、そのCMOSインバータ回路を構成するP及びNチャネルMOSトランジスタ41a,41bの間に第2制御パルス信号SP2 に基づいてオン・オフするPチャネルMOSトランジスタT3と第1制御パルス信号SP1 に基づいてオン・オフするNチャネルMOSトランジスタT4が接続されている。従って、第1制御パルス信号SP1 がHレベルの時、第1のCMOSインバータ回路41は活性する。又、第1制御パルス信号SP1 がLレベルの時、第1のCMOSインバータ回路41は非活性となる。
【0067】
第1のCMOSインバータ回路41の入力端子は、前段のカウンタ部40aの出力端子に接続されている。第1のCMOSインバータ回路41の出力端子は、第2のCMOSインバータ回路42の出力端子及び第3のCMOSインバータ回路43の入力端子に接続されている。
【0068】
第2のCMOSインバータ回路42は、その入力端子が第3のCMOSインバータ回路43の出力端子に接続されている。従って、第2のCMOSインバータ回路42と第3のCMOSインバータ回路43とでラッチ回路が構成されている。
【0069】
第2のCMOSインバータ回路42を構成するPチャネルMOSトランジスタ42aは第1制御パルス信号SP1 に基づいてオン・オフするPチャネルMOSトランジスタT5と接続され、同CMOSインバータ回路42を構成するNチャネルMOSトランジスタ42bは、第2制御パルス信号SP2 に基づいてオン・オフするNチャネルMOSトランジスタT6が接続されている。従って、第1制御パルス信号SP1 がLレベルの時、第2のCMOSインバータ回路42は活性する。又、第1制御パルス信号SP1 がHレベルの時、第2のCMOSインバータ回路42は非活性となる。
【0070】
つまり、第1のCMOSインバータ回路41が活性すると第2のCMOSインバータ回路42は非活性となり、第1のCMOSインバータ回路41が非活性になると第2のCMOSインバータ回路42は活性する。
【0071】
後段のカウンタ部40aは、前記した前段のカウンタ部40aと同一構成であるため符号を同じにしてその詳細な説明は省略し、相違する部分について説明する。
【0072】
つまり、後段のカウンタ部40aは、第1制御パルス信号SP1 が第1のCMOSインバータ回路41のPチャネルMOSトランジスタT3のゲートと第2のCMOSインバータ回路42のNチャネルMOSトランジスタT6のゲートに出力される。又、後段のカウンタ部40aは、第2制御パルス信号SP2 が第1のCMOSインバータ回路41のNチャネルMOSトランジスタT4のゲートと第2のCMOSインバータ回路42のPチャネルMOSトランジスタT5のゲートに出力される。
【0073】
従って、前段と後段のカウンタ部40aの関係は以下の通りとなる。
前段のカウンタ部40aが第1のCMOSインバータ回路41が活性して図示しない1つ前のカウンタ部の出力信号を取り込んでいるとき、後段のカウンタ部40aは第1のCMOSインバータ回路41が非活性となっているため、その前段のカウンタ部40aがその時取り込んだ出力信号を取り込まない。従って、この時点では、後段のカウンタ部40aは、第2及び第3のCMOSインバータ回路42,43が1つ先にラッチした出力信号を次段の図示しないカウンタ部に出力する。
【0074】
続いて、前段のカウンタ部40aが第1のCMOSインバータ回路41が非活性になるとともに、後段のカウンタ部40aの第1のCMOSインバータ回路41が活性すると、後段のカウンタ部40aは前段のカウンタ部40aがラッチしている出力信号を取り込みラッチする。この後段のカウンタ部40aがラッチした出力信号は、次段の図示しないカウンタ部は同カウンタ部の第1のCMOSインバータ回路41が非活性なので取り込まない。
【0075】
このように、リフレッシュカウンタ40は、第1制御パルス信号SP1 が入力される毎に、各カウンタ部40aの内部ロウアドレスとしての出力信号AD1 〜ADn から構成されるアドレス値を「1」づつカウントアップする。
【0076】
各カウンタ部40aの出力信号AD1 〜ADn は、アドレスラッチ回路44に出力される。アドレスラッチ回路44は出力信号AD1 〜ADn の他に外部ロウアドレスとしての外部アドレス信号BD1 〜BDn を入力し、出力信号AD1 〜ADn 及び外部アドレス信号BD1 〜BDn のいずれか一方を選択してロウアドレス信号CA1 〜CAn として出力する。
【0077】
アドレスラッチ回路44は、リフレッシュカウンタ40の各カウンタ部40aに対応した数のラッチ回路部44aから構成されている。図6はそのラッチ回路部の回路図を示す。図6において、ラッチ回路部44aは、外部アドレス信号BD1 〜BDn を入力しラッチする第1ラッチ部45、出力信号AD1 〜ADn を入力しラッチする第2ラッチ部46、及び、第1ラッチ部45又は第1ラッチ部46からの信号を入力しラッチするとともにラッチした信号をロウアドレス信号CA1 〜CAn として出力する第3ラッチ部47とから構成されている。
【0078】
第1ラッチ部45は、2個のトランスファーゲート回路45a,45b及び4個のインバータ回路45c,45d,45e,45fとを備えている。そして、2個のインバータ回路45c,45dにてラッチ回路が構成され、そのラッチ回路の入力端子にはトランスファーゲート回路45aが接続され、出力端子にはトランスファーゲート回路45bが接続されている。
【0079】
トランスファーゲート回路45aを構成するPチャネルMOSトランジスタT7のゲートには、インバータ回路45e,45fを介して第2の制御用パルス信号としての第3制御パルス信号SP3 と同相の制御パルス信号(これは第3制御パルス信号SP3 と同相の信号なので、説明の便宜上、第3制御パルス信号SP3 という)を入力する。又、トランスファーゲート回路45aを構成するNチャネルMOSトランジスタT8のゲートには、インバータ回路45eを介して第3制御パルス信号SP3 と相補関係となる第4制御パルス信号SP4 を入力する。
【0080】
トランスファーゲート回路45bを構成するPチャネルMOSトランジスタT9のゲートには、インバータ回路45eを介して第3制御パルス信号SP3 と相補関係となる第4制御パルス信号SP4 を入力する。又、トランスファーゲート回路45bを構成するNチャネルMOSトランジスタT10 のゲートには、インバータ回路45e,45fを介して第3制御パルス信号SP3 を入力する。
【0081】
従って、第3制御パルス信号SP3 がLレベルの時、トランスファーゲート回路45aがオンし、次段のトランスファーゲート回路45bがオフする。反対に、第3制御パルス信号SP3 がHレベルの時、トランスファーゲート回路45aがオフし、次段のトランスファーゲート回路45bがオンする。
【0082】
従って、第3制御パルス信号SP3 のLレベルの立ち下がりで、各ラッチ回路部44aはそれぞれ外部アドレス信号BD1 〜BDn を入力し、インバータ回路45c,45dのラッチ回路でラッチする。そして、第3制御パルス信号SP3 がLレベルからHレベルに立ち上がると、各ラッチ回路部44aはそれぞれそのラッチした外部アドレス信号BD1 〜BDn を第3ラッチ部47に出力する。
【0083】
第2ラッチ部46は、2個のトランスファーゲート回路46a,46b及び4個のインバータ回路46c,46d,46e,46fとを備えている。そして、2個のインバータ回路46c,46dにてラッチ回路が構成され、そのラッチ回路の入力端子にはトランスファーゲート回路46aが接続され、出力端子にはトランスファーゲート回路46bが接続されている。
トランスファーゲート回路46aを構成するPチャネルMOSトランジスタT11 のゲートには、インバータ回路46e,46fを介して第1制御パルス信号SP1 を入力する。又、トランスファーゲート回路46aを構成するNチャネルMOSトランジスタT12 のゲートには、インバータ回路46eを介して第1制御パルス信号SP1 と相補関係となる制御パルス信号(これは前記した第2制御パルス信号SP2 と同相の信号なので、説明の便宜上、第2制御パルス信号SP2 という)を入力する。
【0084】
トランスファーゲート回路46bを構成するPチャネルMOSトランジスタT13 のゲートには、インバータ回路46eを介して第1制御パルス信号SP1 と相補関係となる第2制御パルス信号SP2 を入力する。又、トランスファーゲート回路46bを構成するNチャネルMOSトランジスタT14 のゲートには、インバータ回路46e,46fを介して第1制御パルス信号SP1 を入力する。
【0085】
従って、第1制御パルス信号SP1 がLレベルの時、トランスファーゲート回路46aがオンし、次段のトランスファーゲート回路46bがオフする。反対に、第1制御パルス信号SP1 がHレベルの時、トランスファーゲート回路46aがオフし、次段のトランスファーゲート回路46bがオンする。
【0086】
従って、第1制御パルス信号SP1 のLレベルの立ち下がりで、各ラッチ回路部44aはそれぞれ出力信号AD1 〜ADn を入力し、インバータ回路46c,46dのラッチ回路でラッチする。そして、第1制御パルス信号SP1 がLレベルからHレベルに立ち上がると、各ラッチ回路部44aはそれぞれそのラッチした出力信号AD1 〜ADn を第3ラッチ部47に出力する。
【0087】
第3ラッチ部47は2個のインバータ回路47a,47bとからラッチ回路を構成している。そして、各ラッチ回路部44aの第3ラッチ部47は、それぞれ第1ラッチ部45からの外部アドレス信号BD1 〜BDn を入力した時には同外部アドレス信号BD1 〜BDn をロウアドレス信号CA1 〜CAn として出力する。又、各ラッチ回路部44aの第3ラッチ部47は、それぞれ第2ラッチ部46からの出力信号AD1 〜ADn を入力した時には同出力信号AD1 〜ADn をロウアドレス信号CA1 〜CAn として出力する。
【0088】
次に、このアドレスラッチ回路44の選択動作を制御するモード設定回路48について説明する。図4において、モード設定回路48は第1ナンド回路49を備えている。第1ナンド回路49の出力はインバータ回路50に出力される。そして、そのインバータ回路50から出力される信号は前記した第1制御パルス信号SP1 としてリフレッシュカウンタ40及びアドレスラッチ回路44に出力される。
【0089】
前記第1ナンド回路49は2入力端子のナンド回路であって、それぞれアドレス制御入力端子とカウンタテスト制御入力端子に接続されている。アドレス制御入力端子には、DRAMにライトコマンドやリードコマンドが入力されたときに発生するパルス信号PSが入力される。又、カウンタテスト制御入力端子には、通常動作モード時にはLレベル、カウンタテスト動作時とリフレッシュ動作時の時にはHレベルとなるモード信号MSが入力される。
【0090】
従って、モード信号MSがLレベルの時(カウンタテスト動作、リフレッシュ動作以外の時)には、パルス信号PSに関係なく第1制御パルス信号SP1 はLレベルのままとなる。又、モード信号MSがHレベルの時(カウンタテスト動作又はリフレッシュ動作の時)には、パルス信号PSが入力されるごとに、同パルス信号と同相の第1制御パルス信号SP1 が生成される。
【0091】
又、モード設定回路48は第2ナンド回路51を備えている。第2ナンド回路51の出力はインバータ回路52に出力される。そして、そのインバータ回路52から出力される信号は前記した第3制御パルス信号SP3 としてアドレスラッチ回路44に出力される。
【0092】
前記第2ナンド回路51は2入力端子のナンド回路であって、アドレス制御入力端子に接続されているとともに、インバータ回路53を介してカウンタテスト制御入力端子に接続されている。
【0093】
従って、モード信号MSがLレベルの時(カウンタテスト動作、リフレッシュ動作以外の時)には、パルス信号PSが入力されるごとに、同パルス信号と同相の第3制御パルス信号SP3 が生成される。又、モード信号MSがHレベルの時(カウンタテスト動作又はリフレッシュ動作の時)には、パルス信号PSに関係なく第3制御パルス信号SP3 はLレベルのままとなる。
【0094】
次に、同期式DRAMの内部に設けたカウンタテスト回路の作用について説明する。
今、試験装置を使ってリフレッシュカウンタ40のカウンタテストを行う場合について説明する。試験装置からの外部コマンドに基づいて、モード設定回路48にHレベルのモード信号MSが入力される。
【0095】
そして、試験装置からライトコマンドが入力され、同ライトコマンドに基づいてカウンタテスト制御入力端子からパルス信号PS(LレベルからHレベルに立ち上がり、再びLレベルに立ち下がるパルス信号)が入力されると、インバータ回路50からパルス信号PSと同相の第1制御パルス信号SP1 が出力される。一方、インバータ回路52から出力される第3制御パルス信号SP3 は、パルス信号PSに関係なくLレベルのままとなる。
【0096】
この第1制御パルス信号SP1 に応答してリフレッシュカウンタ40の各カウンタ部40aは動作し出力信号AD1 〜ADn 、即ちアドレス値を1つカウントアップする。
【0097】
一方、アドレスラッチ回路44の各第1ラッチ部45は、第3制御パルス信号SP3 がLレベルのままでトランスファーゲート回路45bが常にオフ状態になるため、外部アドレス信号BD1 〜BDn を仮に入力しても第3ラッチ部47に出力しない。
【0098】
又、アドレスラッチ回路44の各第2ラッチ部46は、第1制御パルス信号SP1 に応答してそれぞれカウントアップされた出力信号AD1 〜ADn 、即ちアドレス値を入力しラッチする。そして、各第2ラッチ部46はそれぞれこのラッチした出力信号AD1 〜ADn を第3ラッチ部47に出力するとともに、次の第1制御パルス信号SP1 が発生するまでリフレッシュカウンタ40の出力信号AD1 〜ADn を取り込まない。
【0099】
続いて、新たなライトコマンドが入力され、同ライトコマンドに基づいてカウンタテスト制御入力端子からパルス信号PSが入力されると、リフレッシュカウンタ40の各カウンタ部40aは第1制御パルス信号SP1 に応答して出力信号AD1 〜ADn 、即ちアドレス値を1つカウントアップする。又、アドレスラッチ回路44の各第2ラッチ部46は、第1制御パルス信号SP1 に応答してそれぞれカウントアップされた出力信号AD1 〜ADn を入力しラッチするとともに、出力信号AD1 〜ADn を第3ラッチ部47に出力する。
【0100】
以後、同様に、新たなライトコマンドを入力すると、リフレッシュカウンタ40の各カウンタ部40aは出力信号AD1 〜ADn (アドレス値)を1つカウントアップし、出力信号AD1 〜ADn (アドレス値)をそのアドレスラッチ回路44の第2及び第3ラッチ部46,47を介してロウアドレス信号CA1 〜CAn として出力する。
【0101】
そして、リフレッシュカウンタ40の出力信号AD1 〜ADn (アドレス値)が一周した時(即ち、全てのアドレスに対応するセルにテスト用データの書き込みが終了した時)、試験装置からリードコマンドが入力される。つまり、先のライトコマンドで書き込んだデータを全てのセルに対して読み出して間違いなくテスト用データが書き込まれたかの検証を行う。
【0102】
試験装置からリードコマンドが入力されると、同リードコマンドに基づいてカウンタテスト制御入力端子からパルス信号PSが入力され、インバータ回路50から第1制御パルス信号SP1 が出力される。この時、この第1制御パルス信号SP1 に応答してリフレッシュカウンタ40の各カウンタ部40aは、最初のライトコマンドに基づいてカウント動作し出力した時のアドレス値(出力信号AD1 〜ADn )に戻る。そして、この最初のライトコマンドで出力した同じ値の出力信号AD1 〜ADn は、アドレスラッチ回路44の各第2ラッチ部46にラッチされ、第3ラッチ部47に出力される。つまり、最初のライトコマンドで最初に書き込まれたセルのロウアドレスが指定されてそのセルのデータが読み出されることになる。
【0103】
以後、同様に、新たなリードコマンドが試験装置から入力されると、そのリードコマンドに基づくパルス信号PSが生成されてリフレッシュカウンタ40の各カウンタ部40aは出力信号AD1 〜ADn (アドレス値)を1つカウントアップし、出力信号AD1 〜ADn (アドレス値)をそのアドレスラッチ回路44の第2及び第3ラッチ部46,47を介してロウアドレス信号CA1 〜CAn として出力する。
【0104】
そして、リフレッシュカウンタ40の出力信号AD1 〜ADn (アドレス値)が一周した時(即ち、全てのアドレスに対応するセルに書き込んだテスト用データの読み出しが終了した時)、試験装置はカウンタテストを終了する。
【0105】
尚、リフレッシュ動作の時も、Hレベルのモード信号MS及びパルス信号PSが試験装置のコマンドで生成されない点が相違するだけで同様に動作するので説明は省略する。
【0106】
次に、通常動作(リフレッシュ動作及びテストモード以外の動作)の場合について説明する。外部装置としてのDRAMコントローラからの通常の外部コマンドに基づいて、モード設定回路48の第1及び第2ナンド回路49,50にLレベルのモード信号MSが入力される。
【0107】
DRAMコントローラからライトコマンドが入力され、同ライトコマンドに基づいてカウンタテスト制御入力端子からパルス信号PSが入力されると、インバータ回路52からパルス信号PSと同相の第3制御パルス信号SP3 が出力される。一方、インバータ回路50から出力される第1制御パルス信号SP1 は、パルス信号PSに関係なくLレベルのままとなる。
【0108】
リフレッシュカウンタ40の各カウンタ部40aは第1制御パルス信号SP1 がLレベルのままなのでカウント動作は行わない。又、アドレスラッチ回路44の各第2ラッチ部46は、第1制御パルス信号SP1 がLレベルのままなのでリフレッシュカウンタ40の各カウンタ部40aの出力信号AD1 〜ADn (アドレス値)をラッチするとともに、第3ラッチ部47に出力することはない。
【0109】
一方、アドレスラッチ回路44の各第1ラッチ部45は、第3制御パルス信号SP3 に応答して前記ライトコマンドとともに一括して取り込んだアドレスデータに基づく外部アドレス信号BD1 〜BDn を入力しラッチする。そして、各第1ラッチ部45はそれぞれこのラッチした外部アドレス信号BD1 〜BDn を各第3ラッチ部47に出力する。そして、各第3ラッチ部47は外部アドレス信号BD1 〜BDn をロウアドレス信号CA1 〜CAn として出力する。
【0110】
次に、上記のように構成された同期式DRAMの内部に設けたカウンタテスト回路の特徴を以下に記載する。
(1)本実施形態では、カウンタテストを行う場合、ライトコマンドでカウントアップするリフレッシュカウンタ40の出力信号AD1 〜ADn (アドレス値)をアドレスラッチ回路44にてラッチさせロウアドレスとして出力させるようにした。そして、ライトコマンドに基づいて出力信号AD1 〜ADn (アドレス値)が一周した時、試験装置からリードコマンドを入力させて、リフレッシュカウンタ40を再度カウントアップさせて先のライトコマンドで書き込んだデータを全てのセルに対してリードすることができるようにした。
【0111】
従って、本実施形態の同期式DRAMのカウンタテストは非常に効率よくしかも精度よく行うことができる。
(2)しかも、本実施形態では、全てのセルに対してテスト用データを書き終えた時、即ちリフレッシュカウンタが一周した時、直ちにリードコマンドでリフレッシュカウンタをカウントアップさせてリード動作が行える。その結果、カウンタテストはより効率よく行われる。
【0112】
(第3実施形態)
本発明を具体化した第3実施形態について図面に従って説明する。本実施形態も第1実施形態と同様に外部コマンド及び外部アドレスを一括に取り込む同期式DRAMに具体化した。又、第1及び第2実施形態では特に限定しなかったが、本実施形態では、オート・プリチャージ機能を備えた同期式DRAMである。
【0113】
図7は同期式DRAMに設けられたオートプリチャージ停止回路の回路図を示す。
図7において、リード・ライト制御回路61は、Lレベルのオートプリチャージ信号OPRSを一定期間の間だけ出力する回路である。詳述すると、リード・ライト制御回路61は、リード動作又はライト動作時にセンスアンプが動作しその動作終了後に一定期間の間だけLレベルのオートプリチャージ信号OPRSを出力する。リード・ライト制御回路61は、センスアンプがその増幅動作終了したことを示す信号(例えばコラム選択信号)を入力しその信号に応答してLレベルのオートプリチャージ信号OPRSを出力するようになっている。
【0114】
テストモード設定回路62は、モード信号MS3 を出力する。詳述すると、テストモード設定回路62は、図示しない試験装置を用いてDRAMの試験を行う場合に同試験装置から出力されるコマンドに基づいてDRAM内で生成される内部テストコマンド信号を入力する。そして、テストモード設定回路62は、内部テストコマンド信号を入力した時、Hレベルのモード信号MS3 を出力する。反対に、試験装置を用いて試験を行わない場合には内部テストコマンド信号を入力しないため、テストモード設定回路62は、Lレベルのモード信号MS3 を出力する。
【0115】
オートプリチャージ信号OPRSとモード信号MS3 は、ノア回路63に出力される。ノア回路63の出力はインバータ回路64に出力される。そして、そのインバータ回路64から出力される信号はプリチャージ制御信号CPR としてプリチャージ制御回路65に出力される。
【0116】
従って、モード信号MS3 がLレベルの時(テストモードでない時)には、プリチャージ制御信号CPR はオートプリチャージ信号OPRSと同相の信号となる。つまり、一定期間、Lレベルのオートプリチャージ信号OPRSが出力されると、プリチャージ制御信号CPR も一定期間Lレベルとなる。又、モード信号MS3 がHレベルの時(テストモードの時)には、プリチャージ制御信号CPR はオートプリチャージ信号OPRSに関係なくHレベルのままとなる。
【0117】
プリチャージ制御回路65は、前記プリチャージ制御信号CPR に応答して図示しないプリチャージ回路に対してプリチャージ信号PRを出力する。プリチャージ制御回路65は、前記プリチャージ制御信号CPR を反転させたプリチャージ信号PRを出力する。そして、プリチャージ信号PRがHレベルの時(オートプリチャージ信号OPRSがLレベルの時)、プリチャージ回路は駆動してビット線をプリチャージする。
【0118】
次に、同期式DRAMの内部に設けたプリチャージ制御回路の作用について説明する。
まず、バーンイン試験を行う場合について説明する。今、試験装置からの外部コマンドに基づいて、テストモード設定回路62はHレベルのモード信号MS3 を出力する。
【0119】
そして、バーイン試験において、数百マイクロ秒程度の通常より長いクロックサイクルでライト動作やリード動作等の通常動作をさせる。この動作において、リード・ライト制御回路61は、通常の動作を実行しセンスアンプが動作しその動作終了するたび毎に一定期間の間だけLレベルのオートプリチャージ信号OPRSを出力する。このオートプリチャージ信号OPRSはノア回路63に出力される。
【0120】
この時、ノア回路63はテストモード設定回路62からHレベルのモード信号MS3 を入力しているため、Lレベルのオートプリチャージ信号OPRSに関係なくプリチャージ制御信号CPR はHレベルのままとなる。つまり、このバーイン試験においては、オート・プリチャージを行わない。
【0121】
次に、試験ではない通常使用の場合について説明する。テストモード設定回路62はLレベルのモード信号MS3 を出力する。そして、リード・ライト制御回路61は通常の動作を実行しセンスアンプが動作しその動作終了するたび毎に一定期間の間だけLレベルのオートプリチャージ信号OPRSを出力する。従って、プリチャージ制御回路65は、オートプリチャージ信号OPRSと同相のプリチャージ制御信号CPR が入力され、そのプリチャージ制御信号CPR に応答してHレベルのプリチャージ信号PRをプリチャージ回路に出力する。つまり、プリチャージがリード動作やライト動作をする毎に自動的に行われる。
【0122】
次に、上記のように構成された同期式DRAMの内部に設けたプリチャージ制御回路の特徴を以下に記載する。
(1)本実施形態において、テストモード設定回路62を設けた。そして、バーンイン試験を行う時、テストモード設定回路62は、リード・ライト制御回路61から出力されるオートプリチャージ信号OPRSを無効にするためのHレベルのモード信号MS3 を出力した。
【0123】
従って、この非常に長いクロックサイクルでのバーンイン試験を行う際、プリチャージが行われないことから、試験時間のほとんどがプリチャージ状態となって効果的な試験ができなくなるといったことはなくなる。その結果、バーンイン試験は、非常に効率よくしかも精度よく行われる。
【0124】
尚、実施の形態は、上記第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、以下のように実施してもよい。
(1)第1実施形態では、第1〜第4の遅延回路15〜18(容量C1〜C4)を信号線LIに対して非接続した状態で各スイッチ回路SW1 〜SW4 をオンして試験を行ったが、これを第1〜第4の遅延回路15〜18(容量C1〜C4)を信号線LIに対して接続した状態で各スイッチ回路SW1 〜SW4 をオフさせて試験を行ってもよい。
【0125】
(2)第3実施形態では、バーンイン試験においてオート・プリチャージを行わないようにしたがこれに限定されるものではない。例えば、カウンタテストであってリフレッシュカウンタのみの動作試験の場合にプリチャージ動作を行わないようにする等、オート・プリチャージが特に不要な試験であるならば応用して実施してもよい。
【0126】
(3)第1実施形態と第2実施形態を組み合わせたり、第1実施形態と第3実施形態を組み合わせたり、第2実施形態と第3実施形態を組み合わせたり、及び、第1〜第3実施形態を組み合わせたりして実施してもよい。
【0127】
【発明の効果】
請求項1〜4の発明によれば、クロック信号に同期してコマンド及びアドレスを一括して取り込む半導体記憶装置について、非常に効率よくしかも精度の高い試験を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同期式DRAMのタイミング調整回路の回路図
【図2】スイッチ回路の回路図
【図3】キャパシタ選択回路の回路図
【図4】リフレッシュカウンタのカウンタテスト回路の回路図
【図5】リフレッシュカウンタを構成するカウンタ部の回路図
【図6】アドレスラッチ回路を構成するラッチ回路部の回路図
【図7】プリチャージ制御回路にテストモードを実行させるための回路図
【符号の説明】
10 タイミング調整回路
11 遅延時間調整回路
12 選択回路
13 テストモード設定回路
15,16,17,18 第1〜第4の遅延回路
23 キャパシタ選択回路
40 リフレッシュカウンタ
40a カウンタ部
44 アドレスラッチ回路
44a ラッチ回路部
48 モード設定回路
61 リード・ライト制御回路
62 テストモード設定回路
65 プリチャージ制御回路
LI 信号線
SW1 ,SW2 ,SW3 ,SW4 スイッチ回路
C1,C2,C3,C4 容量
A1,A2 第1及び第2指定信号
SEL1〜SEL4 第1〜第4選択信号
SP1 〜SP3 第1〜第3制御パルス信号
AD1 〜ADn 出力信号
BD1 〜BDn 外部アドレス信号
CA1 〜CAn ロウアドレス信号
OPRS オートプリチャージ信号
PR プリチャージ信号
Claims (4)
- クロック信号に同期して外部コマンドと外部アドレスとを同時に取り込む半導体記憶装置の試験方法において、
リフレッシュカウンタが生成するカウント値をアドレスラッチ回路にラッチし内部ロウアドレス信号として出力するカウンタ試験方法であって、
ライトコマンドの入力によって前記リフレッシュカウンタをカウントアップさせ、全てのセルにテスト用データを書き込んだ後、最初のリードコマンドの入力によって、前記リフレッシュカウンタのカウント値を最初のライトコマンドを入力した際のカウント値に戻し、
その後のリードコマンドの入力によって前記リフレッシュカウンタをカウントアップさせて、全てのセルからテスト用データを読み出すこと
を特徴とする半導体記憶装置の試験方法。 - 前記アドレスラッチ回路は、外部ロウアドレスをラッチするラッチ回路であること
を特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置の試験方法。 - クロック信号に同期してライトコマンドやリードコマンド等の外部コマンド及び外部アドレスを一括して取り込む半導体記憶装置であって、
カウンタ試験を外部コマンドに基づいて行う時及びリフレッシュ動作を行う時、前記ライトコマンド及びリードコマンドに基づいて発生するパルス信号から第1の制御用パルス信号を生成し、カウンタ試験及びリフレッシュ動作以外の動作を行う時、前記ライトコマンド及びリードコマンドに基づいて発生する前記パルス信号から第2の制御用パルス信号を生成するモード設定回路と、
前記第1の制御用パルス信号にてカウント動作するリフレッシュカウンタと、
前記第1の制御用パルス信号が出力された時、前記リフレッシュカウンタのカウント値をその第1の制御用パルス信号に基づいてラッチしロウアドレスとして出力し、前記第2の制御用パルス信号が出力された時、前記ライトコマンド又はリードコマンドとともに取り込まれる外部アドレスをその第2の制御用パルス信号に基づいてラッチしロウアドレスとして出力するアドレスラッチ回路と、を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。 - クロック信号に同期してコマンド及びアドレスを一括して取り込むとともに、制御信号のタイミング試験を行える半導体記憶装置であって、
前記制御信号が出力される信号線に対して容量とスイッチとからなる遅延回路を複数接続してなる遅延時間調整回路と、
前記コマンドにより設定されるテスト信号を入力し、前記テスト信号に基づいて前記タイミング試験を行う旨の第1のモード信号を出力する第1のテストモード回路と、
入力される信号に基づいて前記スイッチを選択する選択信号を生成し、前記テストモード回路からの前記第1のモード信号が出力されている時、該選択信号を対応するスイッチに出力する選択回路と、
前記コマンドに基づいてリード動作及びライト動作後に一定期間、ビット線をプリチャージするプリチャージ回路を駆動させるためのオートプリチャージ信号を生成するリード・ライト制御回路と、
前記オートプリチャージ信号を入力し前記プリチャージ回路にプリチャージ信号を出力するプリチャージ制御回路と、
半導体記憶装置の試験を前記コマンドに基づいて行う時、前記オートプリチャージ信号を無効にする第2のモード信号を出力する第2のテストモード設定回路とを備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26832098A JP3958446B2 (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の試験方法 |
US09/400,831 US6721910B2 (en) | 1998-09-22 | 1999-09-21 | Semiconductor memory improved for testing |
KR1019990040659A KR100564131B1 (ko) | 1998-09-22 | 1999-09-21 | 반도체 메모리 디바이스의 테스트 방법 및 반도체 메모리 디바이스 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26832098A JP3958446B2 (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の試験方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000100199A JP2000100199A (ja) | 2000-04-07 |
JP3958446B2 true JP3958446B2 (ja) | 2007-08-15 |
Family
ID=17456908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26832098A Expired - Fee Related JP3958446B2 (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の試験方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6721910B2 (ja) |
JP (1) | JP3958446B2 (ja) |
KR (1) | KR100564131B1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7132868B2 (en) * | 2001-06-27 | 2006-11-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device |
TWI221911B (en) * | 2002-04-08 | 2004-10-11 | Winbond Electronics Corp | Verifying method for validity of Bitmap test program |
US6995583B2 (en) * | 2003-05-30 | 2006-02-07 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Structure and method for dynamic control of output driver voltage |
US7292046B2 (en) * | 2003-09-03 | 2007-11-06 | Infineon Technologies Ag | Simulated module load |
US7570076B2 (en) * | 2004-10-13 | 2009-08-04 | Texas Instruments Incorporated | Segmented programmable capacitor array for improved density and reduced leakage |
JP2008306695A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-12-18 | Sony Corp | データ転送回路、固体撮像素子、およびカメラシステム |
US8780666B2 (en) * | 2011-12-30 | 2014-07-15 | Nanya Technology Corp. | Decoupling capacitance calibration devices and methods for DRAM |
KR20140002135A (ko) * | 2012-06-28 | 2014-01-08 | 에스케이하이닉스 주식회사 | 메모리 및 메모리의 테스트 방법 |
US11705214B2 (en) * | 2020-03-30 | 2023-07-18 | Micron Technologv. Inc. | Apparatuses and methods for self-test mode abort circuit |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4158171A (en) * | 1977-09-14 | 1979-06-12 | Ade Corporation | Wafer edge detection system |
KR950003014B1 (ko) * | 1992-07-31 | 1995-03-29 | 삼성전자 주식회사 | 반도체 메모리 장치의 번-인 테스트회로 및 번-인 테스트방법 |
JP3244340B2 (ja) * | 1993-05-24 | 2002-01-07 | 三菱電機株式会社 | 同期型半導体記憶装置 |
KR100206600B1 (ko) * | 1996-06-03 | 1999-07-01 | 김영환 | 싱크로노스 디램의 리프레쉬 카운터 테스트 모드방법 및 그 장치 |
US6255675B1 (en) * | 1998-07-10 | 2001-07-03 | Xilinx, Inc. | Programmable capacitor for an integrated circuit |
-
1998
- 1998-09-22 JP JP26832098A patent/JP3958446B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-09-21 KR KR1019990040659A patent/KR100564131B1/ko active IP Right Grant
- 1999-09-21 US US09/400,831 patent/US6721910B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20000047496A (ko) | 2000-07-25 |
US6721910B2 (en) | 2004-04-13 |
US20030177424A1 (en) | 2003-09-18 |
KR100564131B1 (ko) | 2006-03-27 |
JP2000100199A (ja) | 2000-04-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5548560A (en) | Synchronous static random access memory having asynchronous test mode | |
JP3958446B2 (ja) | 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の試験方法 | |
JP2728533B2 (ja) | 半導体装置 | |
US9183949B2 (en) | Semiconductor device | |
JP2921505B2 (ja) | 半導体記憶装置 | |
JPH09231743A (ja) | 同期型半導体記憶装置および試験方法 | |
KR100298133B1 (ko) | 반도체기억장치 | |
JP2002230998A (ja) | 半導体記憶装置 | |
KR19990029190A (ko) | 테스트 모드에 있어서 워드선을 임의로 또한 고속으로 선택 상태로 하는 선택 회로를 갖는 반도체 기억 장치 | |
TWI386951B (zh) | 記憶體寫入時序系統 | |
US6496443B2 (en) | Data buffer control circuits, integrated circuit memory devices and methods of operation thereof using read cycle initiated data buffer clock signals | |
KR100383007B1 (ko) | 반도체 기억 장치 | |
JPH0883491A (ja) | データ読出回路 | |
KR100543226B1 (ko) | 테스트 모드를 갖는 반도체 기억장치 | |
JPH10334667A (ja) | 半導体メモリ装置 | |
KR100414414B1 (ko) | 반도체 기억장치 | |
KR100422289B1 (ko) | 반도체 기억 장치 | |
JP3319394B2 (ja) | 半導体記憶装置 | |
JPH0745067A (ja) | 半導体記憶装置 | |
US6304492B2 (en) | Synchronous semiconductor memory device and method for reading data | |
JPH0750094A (ja) | 半導体メモリ回路 | |
JPH09259588A (ja) | 半導体メモリの出力制御回路 | |
JP3705759B2 (ja) | 同期式半導体記憶装置 | |
JP3640218B2 (ja) | 半導体集積回路 | |
JP2850390B2 (ja) | 半導体メモリ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060509 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060710 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060926 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061127 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20070119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070409 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070508 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070510 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100518 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100518 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518 Year of fee payment: 4 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140518 Year of fee payment: 7 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |