JP3940209B2 - 可溶化化粧料 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は可溶化化粧料に関する技術分野の発明である。さらに具体的には界面活性剤を実質的に使用することなく長期にわたる経時的安定性に優れ、かつべたついた使用感を伴わず、さらに透明性に優れる可溶化化粧料に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来より、水に難溶性の配合成分、例えば香料,油溶性薬剤,油分等を可溶化した化粧料が化粧水等の形態で広く用いられている。このような水に難溶性の配合成分を可溶化することを前提とする化粧料には、この化粧料の経時安定性を確保するために界面活性剤を配合することが必須とされてきた。
【0003】
しかし、近年は化粧品についてもより一層の安全性が期待されており、この観点から、界面活性剤の配合が問題とされることもある。そのため、界面活性剤を実質的に使用せずに、上記の可溶化化粧料を得る手段も提案されている(特開平2−196709号公報参照のこと)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この実質的に界面活性剤を配合しない可溶化化粧料は、可溶化状態の長期にわたる経時的安定性の点で必ずしも十分に満足できるものではなく、さらに使用性の面でもべたついた使用感を伴う傾向があった。
【0005】
すなわち、本発明が解決すべき課題は、実質的に界面活性剤を使用することなしに、長期にわたる経時的安定性に優れ,かつべたついた使用感を伴うことのない可溶化化粧料を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明者はこの問題点を解決すべく検討を重ねた。その結果、アルキル変性カルボキシビニルポリマーとヒドロキシアルキル化シクロデキストリンとを配合することにより可溶化状態の長期にわたる経時的安定性及び使用感が向上することを見出し、さらには配合成分を特定の配合比に設定することにより特に優れた透明性を有する可溶化化粧料を得ることが可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち、本発明は、下記の条件を具備する、アルキル変性カルボキシビニルポリマー及びヒドロキシアルキル化シクロデキストリンを配合して、水に難溶性の成分を可溶化してなる可溶化化粧料を提供する発明である。
(1)アルキル変性カルボキシビニルポリマーの配合量が、化粧料全体の0.0001〜1.0重量%であり、かつ、重量比で上記の水に難溶性の成分の10倍量以上である。
(2)ヒドロキシアルキル化シクロデキストリンの配合量が、化粧料全体の0.01〜1.0重量%である。
(3)実質的に界面活性剤が配合されない。
【0008】
なお、本明細書中においては、特に断らない限り、「水に難溶性の成分」を「水難溶性成分」と記載し、水に難溶性の成分を可溶化して得られる化粧料のことを「可溶化化粧料」と記載し、その具体的な形態は問わない。
また本明細書において、「可溶化」とは、水難溶性成分がその水に対する溶解度以上に溶けて、水溶液の濁度が低下することをいう。
さらに、本明細書において「実質的に界面活性剤を含まない」とは、化粧料の可溶化手段として界面活性剤を含まないことをいい、他の目的のために化粧料中に界面活性剤を配合することを積極的に妨げることを意図するものではない。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本発明可溶化化粧料は、アルキル変性カルボキシビニルポリマー及びヒドロキシアルキル化シクロデキストリンを配合した可溶化化粧料である。
本発明可溶化化粧料に配合するアルキル変性カルボキシビニルポリマーとしては、主にアクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体を例示することができる。
このアルキル変性カルボキシビニルポリマーは、その具体的分子構成に応じた定法を用いて製造することができる。
【0010】
また、アルキル変性カルボキシビニルポリマーの市販品を、本発明可溶化化粧料に配合することも可能である。
この市販品としては、上記のアクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体として、例えばカーボポール(Carbopol)1342,ペミュレン(Pemulen )TR−1,ペミュレン(Pemulen )TR−2(いずれもBFGoodrich社製)等を本発明可溶化化粧料に配合することができる。
【0011】
このアルキル変性カルボキシビニルポリマーの本発明可溶化化粧料における配合量は、化粧料全体の0.0001重量%以上,1.0重量%以下であることが好ましく、可溶化力と使用性の兼ね合いを考慮すると同0.001重量%以上,0.5重量%以下の範囲で配合することが特に好ましい。
【0012】
化粧料全体の0.0001重量%未満を配合しても、所望する可溶化が十分に行われず,同1.0重量%を超えて配合するとべたついた使用感を伴う傾向が強くなり好ましくない。
【0013】
なお、増粘剤として通常用いられているカルボキシビニルポリマー〔例えば、カーボポール(Carbopol)941(BF Googrich社製)、ハイビスワコー105(和光純薬製)等〕では、可溶力に乏しく所望する可溶化化粧料を製造することができない。
【0014】
また、本発明可溶化化粧料に配合するヒドロキシアルキル化シクロデキストリン(以下,HACDと略記することもある)は、従来から環状オリゴ糖として公知であるシクロデキストリン(以下,CDと略記することもある)の水酸基にヒドロキシアルキル基を導入したものである。すなわちシクロデキストリンは、グルコ−スの数の違いによってα,β又はγの構造を持つシクロデキストリン(以下、α−CD,β−CD,γ−CDと略することもある)が知られている(これらのシクロデキストリンは,市販されている)が、本発明可溶化化粧料に配合するヒドロキシアルキル化シクロデキストリンは、これらのシクロデキストリンの水酸基をヒドロキシアルキル化して製造する。なお、ヒドロキシアルキル化シクロデキストリンの母核となるシクロデキストリンのうち、通常はβ−CDを用いるが、α−CDやγ−CDを母核としてもよい。また、α−CD,β−CD及びγ−CDを全て含有する澱粉分解物もこの母核として用いることができる。
【0015】
このシクロデキストリンの水酸基のヒドロキシアルキル基への置換は、通常公知の手段(例えば、特開平2−196709号公報参照のこと)を用いて行うことができる。また、ヒドロキシアルキル基のモル置換度は1〜14が好ましい。
【0016】
水酸基を置換するヒドロキシアルキル基としては、例えばヒドロキシメチル基,ヒドロキシエチル基,ヒドロキシプロピル基等の置換基を例示することができる。
そして、この置換反応の結果、ヒドロキシメチルシクロデキストリン,ヒドロキシエチルシクロデキストリン,ヒドロキシプロピルシクロデキストリン,ヒドロキシブチルシクロデキストリン,ジヒドロキシプロピルシクロデキストリン等のヒドロキシアルキル化シクロデキストリン等を得ることができる。
【0017】
また、これらのヒドロキシアルキル化シクロデキストリンのうち、その製造コストと容易性、本発明可溶化化粧料に配合した場合のこの化粧料の使用性及び水溶解性を鑑みるとヒドロキシエチル化β−CD又はヒドロキシプロピル化β−CDを本発明可溶化化粧料中に配合するのが好ましいが、これらのヒドロキシアルキル化シクロデキストリンに本発明可溶化化粧料に配合可能なヒドロキシアルキル化シクロデキストリンが限定されるものではない。
【0018】
さらに、これらのヒドロキシアルキル化シクロデキストリンは、1種を単独で本発明可溶化化粧料中に配合することができるが、これらの混合物(各種のヒドロキシアルキル基で置換したヒドロキシアルキル化α−,β−,γ−CDから適宜選択した混合物)を配合することも可能である。
【0019】
上記ヒドロキシアルキル化シクロデキストリンの本発明可溶化化粧料における配合量は、化粧料全体の0.001重量%以上で,5.0重量%未満が好ましく、同0.01重量%以上,1.0重量%以下が特に好ましい。
化粧料全体の0.001重量%未満の配合量では、所望する可溶化が十分に行われず,同5.0重量%以上を配合するとべたついた使用感を伴う傾向が強くなるばかりか、経時的な安定性も低下する傾向にあり好ましくない。
【0020】
本発明可溶化化粧料中に配合される水難溶性成分の代表的なものとして、香料や脂溶性薬剤を挙げることができる。
脂溶性薬剤としては、例えばレチノール、3−デヒドロレチノール、レチナール、3−デヒドロレチナール、レチノイン酸、3−デヒドロレチノイン酸、ビタミンAアセテート,ビタミンAパルミテート等のビタミンAエステル類、α−カロチン,β−カロチン,γ−カロチン,β−クリプトキサンチン,エキネノン等のカロテノイドやキサントフィル等のプロビタミン等のビタミンA類;ビタミンD2〜D7等のビタミンD類;α−トコフェロール,β−トコフェロール,γ−トコフェロール,δ−トコフェロール、α−トコトリエール,β−トコトリエール,γ−トコトリエール,δ−トコトリエール、ビタミンEアセテート、ニコチン酸ビタミンE等のビタミンE類等の脂溶性ビタミン類を挙げることができる。また、脂溶性ビタミン以外の脂溶性薬剤として、感光素201号,感光素301号,グリチルレチン酸ステアリル,グリチルレチン酸,γ−オリザノール,ヒノキチオール,ムシジン,ビサボロール,イノシトール等を挙げることができる。
【0021】
これらの脂溶性薬剤や香料は、単独で本発明可溶化化粧料中で可溶化され得ることは勿論、2種以上であっても可溶化され得る。
また、本発明可溶化化粧料中には、上記の脂溶性薬剤の他に、通常化粧料や医薬品等に一般的に配合される水難溶性の成分を配合することは、本発明の所期の効果を損なわない範囲で可能である。
【0022】
具体的には、油分では、アボガド油,トウモロコシ油,オリーブ油,ナタネ油,月見草油,ヒマシ油,ヒマワリ油,茶実油,コメヌカ油,ホホバ油,カカオ油,ヤシ油,セージ油,ラベンダー油,スクワラン,スクワレン,牛脂,モクロウ,ミツロウ,キャンデリラロウ,カルナウバロウ,ラノリン,シリコーン油,フッソ油,流動パラフィン,セレシン,ワセリン,エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール,エチルヘキサン酸グリセリン,エチルヘキサン酸セチル,モノオレイン酸グリセリル等の油分等を;高級アルコールでは、カプリルアルコール,ラウリルアルコール,ミリスチルアルコール,セチルアルコール等を;ステロールでは、コレステロール,フィトステロール等を;高級脂肪酸では、カプリン酸,ラウリン酸,ミリスチン酸,パルミチン酸,ステアリン酸,ベヘニン酸,ラノリン脂肪酸,リノール酸,リノレン酸等を;紫外線吸収剤では、パラアミノ安息香酸,ホモメンチル−7N−アセチルアントラニレート,ブチルメトキシベンゾイルメタン,ジ−パラメトキシケイ皮酸−モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル,アミノサリシレート,オクチルシンナメート、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、オキシベンゾン、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン,パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル,ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム等を;抗菌防腐剤では、パラオキシ安息香酸アルキルエステル(エチルパラベン,ブチルパラベン等),ヘキサクロロフェン等を本発明可溶化化粧料中に可溶化して配合可能である。
【0023】
これらの水難溶性成分の本発明可溶化化粧料における配合量は、主に上記アルキル変性カルボキシビニルポリマーとの兼ね合いによって決定付けられる。
すなわち、水難溶性成分に対して上記アルキル変性カルボキシビニルポリマーを重量比で10倍量以上配合することが、本発明の所期の効果を発揮する上で好ましい。
すなわち、上記アルキル変性カルボキシビニルポリマーの配合量が、水難溶性成分の10倍量以上であると、特に本発明可溶化化粧料の透明性が向上し、さらには経時的安定性と製品調製直後の安定性の双方においても優れた結果が得られる。
【0024】
また、水に対して易溶性の化粧料一般に配合される薬剤や基剤成分を、本発明の所期の効果を妨げない範囲で配合することができるのは勿論である。
本発明の適用の範囲となる可溶化化粧料の形態は、その性質上水難溶性成分を可溶化する必要のある化粧料であれば特に限定されない。
例えば、化粧水,トニック,透明ジェル,水−粉末2層系化粧料等に対して本発明を適用することができる。
本発明可溶化化粧料の具体的な処方については、後述する実施例において記載する。
【0025】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。尚、配合量については、他に指定のない限り化粧料全体に対する重量%を表す。
本実施例で用いた本発明可溶化化粧料の評価法を以下に示す。
【0026】
〔濁度評価法〕
ポイック積分球式濁度計(黒板法)で、化粧料の濁度を測定した。濁度が低い程透明性が高く、濁度が高い程濁っていることを示す。
なお、濁度は本発明可溶化化粧料においては、1〜30の範囲であることが好ましく、さらには1〜20の範囲であることが特に好ましい。
【0027】
〔安定性評価法〕
評価法1
可溶化化粧料の安定性は、評価の対象となる可溶化化粧料を、室温で調製した直後の状態を目視で観察して、その安定性を評価した。
安定性評価基準
○:透明である
△:半透明である
×:油浮きが明確に認められる
【0028】
評価法2
可溶化化粧料の経時的安定性は、評価の対象となる可溶化化粧料を、0℃,室温及び50℃で放置した場合の1ヵ月後の状態を目視で観察して、その長期にわたる安定性を評価した。
経時的安定性評価基準(上記3つの温度群を総合評価した)
◎:油浮きが全く認められない。
○:油浮きがほとんど認められない
△:油浮きが僅かに認められる
×:油浮きが明確に認められる
【0029】
〔使用性評価法〕
化粧料を10名の女性パネル(健常人)に使用させ、その使用性を評価した。
使用性評価基準
○:べたつかない(7名以上がべたつかないと評価した)
△:わずかにべたつきを感じる(4名〜6名がべたつかないと評価した)
×:べたつきを感じる(3名以下がべたつかないと評価した)
【0030】
〔試験例1〜5〕第1表に示す化粧水を、アルコール相を水相に添加することにより調製し、上記の手段で化粧水の濁度、調製直後の安定性及び経時的安定性の評価を行った。
【0031】
【表1】
【0032】
第1表から、水難溶性成分である酢酸トコフェロールとアルキル変性カルボキシビニルポリマーとが、重量比(水難溶性成分:アルキル変性カルボキシビニルポリマー)でアルキル変性カルボキシビニルポリマーの配合比率が1:10以上の場合(言い換えれば,アルキル変性カルボキシビニルポリマーの配合量が,水難溶性成分の配合量よりも10倍重量以上過剰である場合)には、特に試験品の透明性及び安定性(調製直後の安定性,経時的安定性共)が優れることが判明した。
【0033】
これに対して、アルキル変性カルボキシビニルポリマーに対して酢酸トコフェロールの配合量が、上記よりも多い場合には、試験品の安定性は短期的にも長期的にも劣ってしまう傾向が強いうえに、透明性にも劣ってしまうことが判明した。
すなわち、本発明の所期の効果を十分に発揮するためには、ある程度水難溶性成分に対して,アルキル変性カルボキシビニルポリマーを過剰(水難溶性成分の重量比で10倍量以上)に配合することが好ましいことが判明した。
【0034】
〔試験例6〜11〕第2表に示す処方の化粧水を、上記第1表に記載された試験例における化粧水と同じ工程で調製して、これらの化粧水の濁度、経時的安定性及び安全性の評価を行った。
【0035】
【表2】
【0036】
第2表から、本発明の所期の効果を十分に発揮させるには、ヒドロキシアルキル化シクロデキストリンを化粧料全体の0.001重量%以上配合することが好ましく、同0.01重量%以上配合することが特に好ましいことが明らかになった。
しかしながら、ヒドロキシアルキル化シクロデキストリンを化粧料全体の5.0重量%加えると、かえって経時的安定性が低下し、さらにはべたついた使用感が伴うようになり好ましくないことも判明した。
【0037】
〔試験例12〜15〕第3表に示す化粧水を、アルコール相を水相に添加することにより調製し、前述の手段で化粧水の濁度、経時的安定性及び使用性の評価を行った。
【0038】
【表3】
【0039】
第3表から、試験例12の化粧水は濁度も低く、長期にわたる経時的安定性も良好で、かつべたつきの少ない化粧水であり、本発明の所期の効果が十分に発揮されていることが明らかになった。これに対して、アルキル変性カルボキシビニルポリマー又はヒドロキシプロピル化シクロデキストリンを配合しない試験例13又は試験例14の化粧水は、濁度の低下が緩徐であり、本発明の所期の効果を透明性という点で満たさないことが明らかになった。
【0040】
すなわち、本発明の所期の効果を発揮するためには、可溶化化粧料中にアルキル変性カルボキシビニルポリマーとヒドロキシプロピル化シクロデキストリンを双方とも配合することが必要であることは明らかである。
また、アルキル変性カルボキシビニルポリマーを過剰に配合した試験例15の化粧水は透明性には優れていたが、べたついた使用感を伴い、使用性の面で本発明の所期の効果を発揮することができなかった。
【0047】
【発明の効果】
本発明により、可溶化状態の長期にわたる経時的安定性が認められ、かつ使用感が向上し、さらに透明性に優れた可溶化化粧料が提供される。
Claims (2)
- 下記の条件を具備する、アルキル変性カルボキシビニルポリマー及びヒドロキシアルキル化シクロデキストリンを配合して、水に難溶性の成分を可溶化してなる可溶化化粧料。
(1)アルキル変性カルボキシビニルポリマーの配合量が、化粧料全体の0.0001〜1.0重量%であり、かつ、重量比で上記の水に難溶性の成分の10倍量以上である。
(2)ヒドロキシアルキル化シクロデキストリンの配合量が、化粧料全体の0.01〜1.0重量%である。
(3)実質的に界面活性剤が配合されない。 - 前記アルキル変性カルボキシビニルポリマーの配合量が、化粧料全体の0.001〜0.5重量%である、請求項1記載の可溶化化粧料。
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