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JP3922274B2 - レンズユニットおよび撮像装置 - Google Patents

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JP3922274B2
JP3922274B2 JP2004228239A JP2004228239A JP3922274B2 JP 3922274 B2 JP3922274 B2 JP 3922274B2 JP 2004228239 A JP2004228239 A JP 2004228239A JP 2004228239 A JP2004228239 A JP 2004228239A JP 3922274 B2 JP3922274 B2 JP 3922274B2
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Description

本発明は、レンズユニットおよび撮像装置に関する。
撮像装置などに用いられるレンズユニットでは、レンズなどの光学素子が互いに設計どおりの位置関係になるように支持されることが重要である。従来のレンズユニットは、特にレンズを支持する鏡胴や玉枠などの支持部材の製造誤差により、光学素子の軸が傾く傾き偏芯や、レンズの軸が軸直角方向にずれる平行偏芯などの偏芯またはレンズ間の間隔誤差により、光学素子の位置関係が適切でなくなり鮮明な結像が得られないことがある。特に、対物レンズを固定した前進筒を使用時にのみ所定位置に突出させる沈胴構造や、移動距離が大きい変倍レンズを有する構造においては、偏芯が起きやすい問題があった。
レンズの偏芯およびレンズ間の間隔誤差を排除するために部品を高精度に製作しようとすれば、設計や製造に要する時間が長期化したり、コストアップにつながる。また、例えば、特許文献1に記載されているように、レンズユニットにより所定の画像を結像させて、最も鮮明な結像が得られるように、レンズの固定位置や向きなどを調節する調芯作業が行われるが、このような調芯作業も、レンズユニットのコストアップにつながる。そこで、特許文献2では、レンズの調芯作業が容易にできるようにレンズを弾性体で保持した構造を採用しているが、依然として、レンズの調芯作業は大きなコスト増加要因である。
特開2003−307661号公報 特開2004−109710号公報
また、そのような調芯は、複数のレンズの偏芯を互いに相殺させることで、レンズユニット全体として、鮮明な結像を得るものであるから、1つの焦点距離で調芯を行っていても、変倍や焦点移動によってレンズ同士の相対偏芯関係が変化すると、鮮明な結象が得られなくなるという問題がある。
そこで、前記問題点に鑑みて、本発明は、鮮明な結像が得られる安価なレンズユニットおよび撮像装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明よるレンズユニットは、第1レンズ群を含む複数のレンズ群で構成され、第1レンズ群を含む複数のレンズ群で構成され、前記第1レンズ群が係合する複数のカム溝を有するカム環からなり、前記第1レンズ群の状態を、光軸方向の位置を変えずに変更可能な状態変更手段と、前記カム環を回転駆動する第1駆動手段と、前記第1駆動手段の駆動量を計測する計測手段とを備え、前記計測手段が計測した前記第1駆動手段の駆動量を基に、前記状態変更手段により前記第1レンズ群の状態を定めるレンズユニットにおいて、前記複数のカム溝は、使用時に前記第1レンズ群を固定位置に光軸方向に突出させるために略同じ形状をしており、端部が光軸に略直角方向に延伸し、前記端部の形状が異なることで前記第1レンズ群を光軸方向に位置を変えずに、光軸に対して傾斜または光軸に垂直な方向へ平行移動させて調芯するものとする。
この構造によれば、部品形状や組立の精度が低くても、状態変更手段により第1レンズ群の状態を変更して、他のレンズ群の偏芯やレンズ群間の誤差などを含めて相殺し、鮮明な結像を得ることができる。このため、設計や製造に要する時間が短く、高性能なレンズユニットを安価に提供できる。
また、この構造によれば、計測手段で計測した第1駆動手段の駆動量を基に、第1レンズ群の状態を、レンズユニット全体として最も鮮明な結像を得ることができる状態に定めることができる。
また、この構造によれば、特に、好ましくないレンズ群の傾き偏芯や平行偏芯を相殺して、鮮明な結像を得られる。
また、この構造によれば、従来のレンズユニットに用いられている第1レンズ群を前進させるためのカム機構により、第1レンズ群の状態を定めることができるので、鮮明な結像を得られるレンズユニットを容易に実現できる。
また、本発明のレンズユニットにおいて、前記状態変更手段は、複数のカム溝を有するカム環からなり、前記第1レンズ群は、前記複数のカム溝に係合し、前記カム環の回転角度で状態が定められてもよい。
この構造によれば、従来のレンズユニットに用いられているカム機構により、第1レンズ群の状態を定めることができるので、鮮明な結像を得られるレンズユニットを容易に実現できる。
また、本発明のレンズユニットにおいて、前記複数のカム溝の形状が異なる部分は、その深さが異なってもよい。
この構造によれば、特に、好ましくないレンズ群の平行偏芯を相殺して、鮮明な結像を得られる。
また、本発明のレンズユニットにおいて、前記第1レンズ群は、非使用時には収納されてもよい。
この構造によれば、いわゆる沈胴構造のための駆動機構を使用して、第1レンズ群の状態を変更して、他のレンズ群の偏芯やレンズ群間の誤差などを含めて相殺し、鮮明な結像を得ることができる。このため、構造が複雑化しないので高コスト化せずにレンズユニットを高性能にできる。
また、本発明のレンズユニットにおいて、少なくとも1つの前記レンズ群を光軸方向に移動させて拡大率を変更可能な変倍手段を有してもよい。
この構造によれば、変倍機能を有する高機能なレンズユニットを、設計や製造に時間をかけて高精度に作り込まなくても、容易に鮮明な結像を得られるようにできる。
また、本発明のレンズユニットにおいて、前記変倍手段が動作した後に、前記状態変更手段が動作してもよい。
この構造によれば、変倍のために移動したレンズ群の位置に応じて第1レンズ群の状態を変更すれば、変倍を行うとレンズ同士の相対偏芯関係が変化する場合も、レンズユニット全体として、変倍のために移動したレンズ群の位置に応じて偏芯やレンズ群間の誤差が最も少なくなるようにして鮮明な結像を得られるようにできる。
また、本発明のレンズユニットにおいて、前記状態変更手段は、起動時に動作してもよい。
この構造によれば、起動時にレンズユニットの偏芯やレンズ群間の誤差を小さくしておくので、使用時に遅滞なく鮮明な結像を得られる。
また、本発明のレンズユニットは、第1レンズ群を含む複数のレンズ群で構成されるレンズユニットであって、前記第1レンズ群の状態を変更可能な状態変更手段を有し、組立後に、最も鮮明な結像が得られる前記第1レンズ群の最適な状態を判定し、使用時には、前記状態変更手段により、前記第1レンズ群を前記最適な状態に定めるものとしてもよい。
この構造によれば、部品形状や組立の精度が低くても、組立後に、状態変更手段により第1レンズ群の状態を変更して、他のレンズ群の偏芯やレンズ群間の誤差などを相殺することができる。このため、設計や製造に要する時間が短くても鮮明な結像を得ることができ、高性能なレンズユニットを安価に提供できる。
また、本発明による撮像装置は、前記レンズユニットのいずれかを有するものとする。
この構造によれば、安価なレンズユニットを偏芯が少ない状態で使用できるので、鮮明な撮像を得られる撮像装置を安価に提供できる。
また、本発明の撮像装置は、組み立て後に最も鮮明な結像が得られる前記カム環の回転位置を記憶するメモリを有し、起動時に前記メモリに記憶した回転位置に前記カム環を位置決めしてもよい。
以上のように、本発明によれば、鮮明な結像が得られる安価なレンズユニットおよび撮像装置を提供できる。
以下に、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1に、本発明の第1実施形態の撮像装置1を示す。撮像装置1は、本体2と、本体2の前面に取り付けたレンズユニット3とからなっている。
レンズユニット3は、外筒となる外側固定筒4と、外側固定筒4の内側に収納され、図示するように前方に突出可能な前進筒5と、前進筒5の内側で回転することで前進筒5を前後に移動させるカム環(状態変更手段)6と、前進筒5およびカム環6を内側から支持する内側固定筒7とからなっている。カム環6は、内側固定筒7に設けたモータ(第1駆動手段)8によって回転させられるようになっており、その回転により前進筒5を前後に移動させるようになっている。レンズユニット3は、前方より順番に、前進筒5の先端には第1レンズ群9が設置され、内側固定筒7に設けた吊り軸10に摺動可能に係合する2群玉枠11には第2レンズ群12が設置され、内側固定筒7に固定した3群玉枠13には第3レンズ群14とシャッタと絞りとが一体になった遮光装置15が設置され、内側固定筒7にさらに設けた吊り軸16に摺動可能に係合する4群玉枠17には第4レンズ群18が設置され、また、さらに内側固定筒7に設けた吊り軸19に摺動可能に係合する5群玉枠20には第5レンズ群21が設置され、内側固定筒7の後端部に第6レンズ群22が設けられている。そして、設計上は、一点鎖線で示すレンズユニット3の光軸xと各レンズ群9,12,14,18,21,22の軸とがすべて一致している。
そして、被写体からの入射光は、レンズユニット3を通して、本体2の内部に設けたCCDからなる撮像素子23に結像して電気信号に変換される。撮像素子23は基板24上に設けられ、基板24および基板24と連結された基板25の上には制御手段であるCPU26と記憶手段であるメモリ27とを含む制御回路が設けられている。さらに、本体2の後部には液晶による表示装置28と表示装置28を保護する透明部材29とが設けられている。さらに、本体2には、撮像を確認するファインダ30と、被写体との距離を測定する測距ユニット31と、被写体に投光するためのフラッシュ32とが設けられている。
図2に、前進筒5、カム環6および内側固定筒7の詳細を示す。カム環6の外面には、3本のカム溝33a,33b(不図示),33cが設けられており、前進筒5の内側に設けた3つのカムフォロワ34a,34b,34cを受け入れる。また、内側固定筒7の前端部の外側には3つの突起35が設けられ、前進筒5の内部に設けた3本の真っ直ぐな直進溝36にそれぞれ係合する。内側固定筒7の内部に固定したモータ8の出力軸には、ロータリエンコーダ37が設けられており、モータ8は歯車列38を介して、カム環6の後端部内側に設けた内歯車部39に係合している。
図3に、円筒カム6を図2のA−A線で切り開いた展開図を示す。各カム溝33a,33b,33cには、二点鎖線で示すように、それぞれ、前進筒5が外側固定筒4に収納されたときにカムフォロワ34a,34b,34cが位置する、収納位置Pa,Pb,Pcと、撮像装置1を使用する時に選択可能な4つのカムフォロワ34a,34b,34cの使用位置Pa〜Pa,Pb〜Pb,Pc〜Pcとがある。各カム溝33a,33b,33cは、略同じ形状をしているが、前端部の光軸xと略直角になっている溝の形状がわずかに異なっている。停止位置Pa,Pb,Pcと使用位置Pa,Pb,Pcとは、それぞれ、円筒カム6の上に光軸xから見て120°ごとに等間隔に、かつ、光軸x方向に同じ位置に設けられているが、使用位置Pa,Pb,Pcと使用位置Pa,Pb,Pcと使用位置Pa,Pb,Pcとは、光軸xから見て120°ごとに均等ではあるが、位置が光軸x方向に異なるように各カム溝33a,33b,33cが曲線を描いている。
図4は、カム溝33aの前端部を拡大したものである。使用位置Paおよび使用位置Paは、使用位置Paに比べて距離d1だけ前方にあり、使用位置Paは、使用位置Paに比べて距離d2だけ後方にある。拡大しては示さないが、図3において、カム溝33bでは、使用位置Pbおよび使用位置Pbは、使用位置Pbに比べて距離d1だけ前方にあり、使用位置Pbは、使用位置Pbに比べて距離d2だけ後方にある。同様に、カム溝33cでは、使用位置Pcおよび使用位置Pcは、使用位置Pcに比べて距離d1だけ前方にあり、使用位置Pbは、使用位置Pcに比べて距離d2だけ後方にある。
これより、以上の構成からなる撮像装置1の動作を説明する。
撮像装置1のレンズユニット3は、非使用時には、前進筒5のカムフォロワ34a,34b,34cが、それぞれ、カム環6のカム溝33a,33b,33cの収納位置Pa,Pb,Pcに位置し、前進筒5が外側固定筒4の内側に収納されている。当然、第2レンズ群12も、不図示の第2の駆動手段により、図1に示すよりも後退して第1レンズ群9と干渉しないようになっている。
撮像装置1は、不図示の電源スイッチをONにすると、モータ8でカム環6を図2の矢印方向に光軸x周りに回転させる。前進筒5は、直進溝36が内側固定筒7の突起35に係合しているので前後に移動することはできるが、光軸x周りに回転することができない。このため、前進筒5は、カムフォロワ34a,34b,34cがカム環6のカム溝33a,33b,33cに沿って移動することで光軸x方向前方に押し出される。
図5に、第1レンズ群を有する前進筒5の位置決めの流れを示すブロック図を示して、その制御を説明する。モータ8の回転角度は、CPU26で、ロータリエンコーダ37のパルスを、ある基準、例えば、不図示のカム環6の回転終端を原点(ゼロ点)として積算される。モータ8の出力軸の回転角度に比例してカム環6の回転角度が決定されるが、カム環6の回転角度によって、カム溝33a,33b,33c上の使用位置Pa,Pb,Pc、使用位置Pa,Pb,Pc、使用位置Pa,Pb,Pcおよび使用位置Pa,Pb,Pcのいずれにカムフォロワ34a,34b,34cを停止させるかが決められ、これにより、前進筒5の位置が定まり、第1レンズ群9の固定状態が決定される。使用位置Pa〜Pa,Pb〜Pb,Pc〜Pcのいずれかに対応するカム環6の回転角度を生じるモータ8の回転角度は、出荷時に、ロータリエンコーダ37の出力パルス数としてメモリ27に記憶されている。撮像装置1を使用するときには、メモリ27に記憶したパルス数か出力されるまでモータ8を回転してカム環6を所定の角度まで回転することで決定される第1レンズ群9の固定状態が選択して使用される。
その後、不図示の第2の駆動手段により、第2レンズ群12および第4レンズ群18が光軸x方向の所定の位置に移動し、不図示の第3駆動手段により、第5レンズ群21が光軸x方向の所定の位置に移動して、被写体からの入射光を撮像素子23に結像させて撮影を行うことができるようになる。さらに、モータ8を停止して第1レンズ群9を固定したまま、第2レンズ群12および第4レンズ群18を光軸x方向に移動させて変倍を行ったり、第5レンズ群21を光軸x方向に移動して焦点移動を行って、撮影することが可能である。
撮像装置1の電源スイッチをOFFにすると、電源スイッチをONにしたときとは逆に、第3駆動手段により第5レンズ群21を光軸x方向の撮像素子23側に移動させ、第2駆動手段により第2レンズ群12および第4レンズ群18を光軸x方向の撮像素子23側に移動させ、メモリ27に記憶したロータリエンコーダ37のパルス数が示す回転角度だけモータ8を逆回転してカム環6を逆回転させ、前進筒5のカムフォロワ34a,34b,34cを、それぞれ、収納位置Pa,Pb,Pcに戻して、前進筒5を外側固定筒4に収納する。
続いて、カムフォロワ34a,34b,34cが使用位置Pa,Pb,Pc、使用位置Pa,Pb,Pc、使用位置Pa,Pb,Pcおよび使用位置Pa,Pb,Pcの各位置にあるときの第1レンズ群がどのような状態で固定されるかを説明する。先ず、カムフォロワ34a,34b,34cがそれぞれ使用位置Pa,Pb,Pcにあるときは、設計上、第1レンズ群9の軸はレンズユニット3の光軸xと一致している。次に、図6に、カムフォロワ34a,34b,34cがそれぞれ使用位置Pa,Pb,Pcにあるときの前進筒5およびカム環6の光軸xおよびカムフォロワ33bを含む平面による断面を示す。設計上、カムフォロワ34bは、使用位置Pa,Pb,Pc、よりも距離d2だけ光軸x方向の後方に位置しており、カムフォロワ34aおよびカムフォロワ34c(不図示)は、距離d1だけ使用位置Pa,Pb,Pcよりも光軸x方向の前方に位置している。これにより、前進筒5は、本体2から見てψb方向に軸が傾斜することになる。同様に、カムフォロワ34a,34b,34cがそれぞれ使用位置Pa,Pb,Pcにあるときは、設計上、前進筒5が図2中のψa方向に、カムフォロワ34a,34b,34cがそれぞれ使用位置Pa,Pb,Pcにあるときは、設計上、前進筒5がψc方向に傾斜する。
尚、距離d1と距離d2は、約1:2であるが、これは、カムフォロワ34a,34b,34cの中心点が光軸x方向前後に動かないようにして、前進筒5を傾けても第1レンズ群9と他のレンズ群12,14,18,21,22との距離が変わらないようにするためである。
設計上、カムフォロワ34a,34b,34cがそれぞれ使用位置Pa,Pb,Pcにあるときは、第1レンズ群9の軸がレンズユニット3の光軸xと一致しているが、実際の撮像装置1は、特に、前進筒5およびカム環6の製造誤差により、第1レンズ群9の軸が傾く傾き偏芯を有することが少なくない。また、他のレンズ群12,14,18,21,22も傾き偏芯を有している場合がある。このため、出荷前に、個々の撮像装置1に対して、所定の画像からの光をレンズユニット3に入射させ、カムフォロワ34a,34b,34cが、それぞれ、使用位置Pa,Pb,Pc、使用位置Pa,Pb,Pc、使用位置Pa,Pb,Pcおよび使用止位置Pa,Pb,Pcのいずれの位置にあるときの第1レンズ群の固定状態が、撮像素子23に最も鮮明な像を結像させられるかを検査して、メモリ27にその固定状態を得るために必要なモータ8の回転角度を示すロータリエンコーダ37のパルス数を記憶させる。
こうして、撮像装置1は、最も鮮明な像を結像させるレンズ状態をメモリ27に記憶した状態で出荷されるので、被写体からの入射光が撮像素子23に鮮明に結像して撮像が鮮明であるにもかかわらず、通常の寸法精度の部品で構成され、一般的な組立方法で組み立てることができるので安価である。ここで説明した、メモリ27に記憶させる最も鮮明な像を結像させるレンズ状態の検査は、個々のレンズユニット3に対して行ってもよいが、同じ製造ロットまたは同じ金型から製造された部品で構成されるレンズユニット3などを母集団として、その母集団から抽出した代表サンプルに対してのみ検査を行って、母集団に属するすべてのレンズユニット3のメモリ27に検査で得られた最適な状態を記憶させてもよい。
また、撮像装置1において、変倍のために第2レンズ群12および第4レンズ群18の位置を変えたり、焦点位置を変更するために第5レンズ群21の位置を変えたりすると、第1レンズ群9の偏芯が撮像素子23での結像に与える影響が変化する。このため、メモリ27には、第2レンズ群12や第4レンズ群18或いは第5レンズ群21の位置を特定する情報と、第1レンズ群9の状態を特定するロータリエンコーダ37の出力パルス数とを記憶させて、撮像素子23において最も鮮明な結像が得られるように、ズーム位置や焦点位置によって固定状態を変更するようにしてもよい。この場合、撮影可能となるまでの動作は前述と同じであるが、ズーム操作がなされ、第2レンズ群12および第4レンズ群18を光軸x方向に移動させて変倍を行った後に、モータ8により第1レンズ群9の状態を、第2レンズ群12および第4レンズ群18の位置に応じて、撮像素子23において最も鮮明な結像が得られるように変更してから、撮像装置23で画像を撮影するようにする。
さらに、本発明の第2実施形態の撮像装置1について説明するが、その構成は、第1実施形態とほぼ同じであるので、異なる部分についてのみ説明する。
図7に示すように、第2実施形態の撮像装置1のレンズユニット3のカム環6は、カム溝33a,33b,33cの前端部が第1実施形態と異なり、前進筒5のカムフォロワ34a,34b,34cが停止する使用位置Pa〜Pa,Pb〜Pb,Pc〜Pcが光軸x方向に対して垂直に、一直線に並んでいる。しかし、図8の断面図が示すように、カム溝33a,33b,33cの前端部は、それぞれの使用位置で深さが変化するようになっている。詳しく述べると、使用位置Pa,Pb,Pcにおけるカム溝33a,33b,33cの深さはすべて等しくなっており、カム溝33aでは、使用位置Paおよび使用位置Paでの深さが使用位置Paでの深さよりも深く、使用位置Paでの深さが使用位置Paでの深さよりも浅くなっている。同様に、カム溝33bでは、使用位置Pbおよび使用位置Pbで深く、使用位置Pbで浅くなっており、カム溝33cでは、使用位置Pcで浅く使用位置Pbおよび使用位置Pbで深くなっている。
以上の構造からなる第2実施形態のレンズユニット3の動作を、さらに、カム環6が図8に示すより僅かに回転し、カムフォロワ34a,34b,34cが使用位置Pa,Pb,Pcに係合している様子を示す図9を参照して説明する。
図7に示すように、カムフォロワ34a,34b,34cが使用位置Pa,Pb,Pcに係合した状態では、カム溝33cが浅くカム溝33aおよび33bが深いため、カム環6は、カムフォロワ34cの方向(図中のZc方向)に押し上げられて、軸が紙面に垂直なままZc方向に光軸xに対して垂直に平行に偏芯している。またさらにカム環6が矢印方向に回転し、カムフォロワ34a,34b,34cが使用位置Pa,Pb,Pcに係合した状態では、Za方向に光軸xに対して垂直に平行偏芯させられ、さらにカム環6が回転してカムフォロワ34a,34b,34cが使用位置Pa,Pb,Pcに係合した状態では、Zb方向に光軸xに対して垂直に平行偏芯させられる。
このように、第2実施形態において、カム環6で支持する第1レンズ群9の軸は、設計上、光軸xに一致する固定状態と、それぞれZa,Zb,Zcの3方向に平行偏芯した固定状態との4つの固定状態を有している。そして、出荷前に、いずれの固定状態が撮像素子23に最も鮮明な像を結像させられるかを検査して、その最適な固定状態になるようなロータリエンコーダ37の出力パルス数をメモリ27に記憶させる。
このように、撮像装置1は、最も平行偏芯による結像の乱れが少ない固定状態を選択して使用されるようにプログラムされて出荷されるので、被写体からの入射光が撮像素子23に鮮明に結像して撮像が鮮明である。
前記第1実施形態および第2実施形態では、それぞれ、傾き偏芯および平行偏芯の異なる4つの固定状態を有しているが、カム環6の移動量を細かく制御すればより多くの固定状態を設定することが可能であり、第1実施形態と第2実施形態を組み合わせれば、傾き偏芯と平行偏芯の2種類の偏芯に対して同時に最適な固定状態を選択できるようにもできる。
第3の例として、図10に、第1レンズ群9の光軸xに対する傾斜を無段階に設定できるようにした、本発明の第3実施形態のレンズユニット3のカム環6の展開図を示す。さらに、図11に、カム溝33aの前端部を拡大して示して説明を加える。
本実施形態の撮像装置1のレンズユニット3のカム環6は、カム溝33a,33b,33cの使用位置Pa,Pb,Pc、使用位置Pa,Pb,Pc、使用位置Pa,Pb,Pcおよび使用止位置Pa,Pb,Pcは、それぞれ、第1実施形態と同じ光軸方向の位置関係を有している。しかし、図11に示すように、各カム溝33aにおいて、使用位置Pa,Pa,Pa,Paの間隔は第1実施形態よりも長めに設定されており、カムフォロワ34aを光軸x方向に連続的に移動させるようになっている。このため、本実施形態のレンズユニット3は、第1レンズ群9光軸に対する傾斜を無段階に設定することが可能である。勿論、このためには、ロータリエンコーダ37の高分解能や歯車列38のガタが小さいことなどが要求される。
さらに、図12に、本発明の第4実施形態の撮像装置1における、レンズユニット3のカム環6の展開図を示す。本実施形態のカム環6のカム溝33a,33b,33cは、3本とも同じ形状をしている。それぞれの使用位置Pa,Pb,Pc、使用位置Pa,Pb,Pc、使用位置Pa,Pb,Pcおよび使用止位置Pa,Pb,Pcは、設計上、第1レンズ群9の軸を光軸xに一致させるように設けられており、光軸x方向の位置が少しずつ異なっている。これにより、他のレンズ群12,14,18,21,22の光軸方向の位置のずれを相殺して、撮像装置23上に鮮明な像を結像させられる固定状態を選択できる。
また、状態変更可能なレンズ群は、変倍レンズであってもよく、拡大率が最大または最小のときのレンズ位置、或いは、接写時のレンズ位置において、変倍レンズの傾き偏芯や平行偏芯などの状態が異なるように複数の固定状態を設けることで、使用頻度の高い状態やより高い変倍レンズの軸合わせ精度が要求されるときに、変倍レンズの状態を選択して鮮明な結像が得られるようにできる。
本発明の第1実施形態の撮像装置の断面図。 図1の撮像装置の部分分解斜視図。 図2のカム環の展開図。 図3のカム溝の部分拡大図。 図1の撮像装置の第1レンズ群の位置決めの制御を示すブロック図。 図2の前進筒のカム環に対する固定状態を示す断面図。 本発明の第2実施形態のカム環の展開図。 本発明の第2実施形態のレンズユニットの断面図。 図8のレンズユニットの異なる固定状態を示す断面図。 本発明の第3実施形態のカム環の展開図。 図3のカム溝の部分拡大図。 本発明の第4実施形態のカム環の展開図。
符号の説明
1 撮像装置
3 レンズユニット
5 前進筒
6 カム環(状態変更手段)
8 モータ(第1駆動手段)
9 第1レンズ群
33a,33b,33c カム溝
37 ロータリエンコーダ(計測手段)
x 光軸

Claims (8)

  1. 第1レンズ群を含む複数のレンズ群で構成され、
    前記第1レンズ群が係合する複数のカム溝を有するカム環からなり、前記第1レンズ群の状態を、光軸方向の位置を変えずに変更可能な状態変更手段と、前記カム環を回転駆動する第1駆動手段と、前記第1駆動手段の駆動量を計測する計測手段とを備え、
    前記計測手段が計測した前記第1駆動手段の駆動量を基に、前記状態変更手段により前記第1レンズ群の状態を定めるレンズユニットにおいて、
    前記複数のカム溝は、使用時に前記第1レンズ群を固定位置に光軸方向に突出させるために略同じ形状をしており、端部が光軸に略直角方向に延伸し、前記端部の形状が異なることで前記第1レンズ群を光軸方向に位置を変えずに、光軸に対して傾斜または光軸に垂直な方向へ平行移動させて調芯することを特徴とするレンズユニット。
  2. 前記複数のカム溝の端部は、その深さが異なることを特長とする請求項1に記載のレンズユニット。
  3. 前記第1レンズ群は、非使用時には収納されることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズユニット。
  4. 少なくとも1つの前記レンズ群を光軸方向に移動させて拡大率を変更可能な変倍手段を有することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のレンズユニット。
  5. 前記変倍手段が動作した後に、前記状態変更手段が動作することを特徴とする請求項に記載のレンズユニット。
  6. 前記状態変更手段は、起動時に動作することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のレンズユニット。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載のレンズユニットを有する撮像装置。
  8. 組み立て後に最も鮮明な結像が得られる前記カム環の回転位置を記憶するメモリを有し、
    起動時に前記メモリに記憶した回転位置に前記カム環を位置決めするように前記第1駆動手段を駆動することを特長とする請求項7に記載の撮像装置。
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