JP3913992B2 - 自動二輪車のアンチロックブレーキ制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一対のブレーキレバーのいずれを操作しても制動作動する前輪用車輪ブレーキならびに前記両ブレーキレバーの一方の操作に応じて制動作動する後輪用車輪ブレーキの減・増圧制御を、車輪速度センサで得た車輪速度に基づくスリップ率の演算値を悪路走行時には小さくなる側に補正するようにして実行する自動二輪車のアンチロックブレーキ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような自動二輪車のアンチロックブレーキ制御方法は、たとえば特開平11−78840号公報等で既に知られており、悪路走行時には、適正なブレーキ圧の作用時にも大きなスリップ率が発生してブレーキ圧が過減圧になる傾向があるので、悪路走行時には、スリップ率の演算値を小さくなる側に補正することでブレーキ圧が過減圧状態となることを防止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のものでは、悪路走行時にスリップ率の演算値を小さくなる側に補正する補正量を、前輪および後輪用車輪ブレーキでそれぞれ個別にアンチロック制御を実行する際にブレーキ圧が適正値となるように定めており、前輪および後輪用車輪ブレーキで同時にアンチロック制御を行なっている状態での悪路走行時に、上述のようにスリップ率の演算値を小さくなる側に一律に補正すると、補正後のスリップ率の演算値が前輪および後輪でともに小さくなり、車体の挙動に悪影響を及ぼす可能性がある。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、悪路走行状態で前輪用および後輪用車輪ブレーキのアンチロック制御を同時に実行する際に、車体の挙動安定性を高く維持し得るようにした自動二輪車のアンチロックブレーキ制御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、一対のブレーキレバーのいずれを操作しても制動作動する前輪用車輪ブレーキならびに前記両ブレーキレバーの一方の操作に応じて制動作動する後輪用車輪ブレーキの減・増圧制御を、車輪速度センサで得た車輪速度に基づくスリップ率の演算値を悪路走行時には小さくなる側に補正するようにして実行する自動二輪車のアンチロックブレーキ制御方法において、前輪用および後輪用車輪ブレーキのアンチロック制御を同時に実行している状態での悪路走行時には、前輪のスリップ率の演算値を小さくする側への補正量を、単独制動作動時の前輪用車輪ブレーキのアンチロック制御を実行するときに比べて小さくすることを特徴とする。
【0006】
このような本発明の方法によれば、悪路走行時には前輪および後輪のスリップ率の演算値を小さくする側に補正するのであるが、前輪用および後輪用車輪ブレーキのアンチロック制御を同時に実行している状態での前輪では、単独制動作動時の前輪用車輪ブレーキのアンチロック制御を実行するときに比べて、スリップ率の演算値を小さく補正する程度が小さくなり、前輪用車輪ブレーキではブレーキ圧が過増圧になる傾向を解消し、車体の挙動安定性を高く維持することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0008】
図1および図2は本発明の一実施例を示すものであり、図1は自動二輪車用ブレーキ装置の液圧回路図、図2は前輪および後輪の車輪速度の変化を従来のものと対比して示す図である。
【0009】
先ず図1において、スクータ型である自動二輪車には、乗員が右手で操作する右ブレーキレバー1の操作に応じて液圧を出力する第1マスタシリンダMAと、乗員が左手で操作する左ブレーキレバー2の操作に応じて液圧を出力する第2マスタシリンダMBとが搭載される。一方、自動二輪車の前輪には、一対のポッド3,4を有する前輪用車輪ブレーキBFが搭載されており、この前輪用車輪ブレーキBFには、第1マスタシリンダMAが制御弁手段6Aを介して接続されるとともに第2マスタシリンダMBが制御弁手段6B1および遅延弁5を介して接続される。また後輪に装着された後輪用車輪ブレーキBRには第2マスタシリンダMBが制御弁手段6B2を介して接続される。
【0010】
制御弁手段6Aは、前輪用車輪ブレーキBFのポッド3および第1マスタシリンダMA間に設けられる常開型電磁弁7と、該常開型電磁弁7に並列に接続されるチェック弁8と、前輪用車輪ブレーキBFのポッド3およびリザーバ10A間に設けられる常閉型電磁弁9とで構成されるものであり、第1マスタシリンダMAおよび前輪用車輪ブレーキBFのポッド3間の連通・遮断と、前輪用車輪ブレーキBFのポッド3およびリザーバ10A間の連通・遮断とを切換え可能である。
【0011】
リザーバ10Aには、該リザーバ10Aのブレーキ液を汲上げて第1マスタシリンダMA側に圧送する戻しポンプ11Aの吸入側が吸入弁12Aを介して接続されており、この戻しポンプ11Aの吐出側は、吐出弁13Aを介して第1マスタシリンダMAに接続される。
【0012】
制御弁手段6B1は、上記制御弁手段6Aと同様に常開型電磁弁7、チェック弁8および常閉型電磁弁9で構成されるものであり、前輪用車輪ブレーキBFのポッド4に接続される遅延弁5および第2マスタシリンダMB間の連通・遮断と、前記遅延弁5およびリザーバ10B間の連通・遮断とを切換え可能である。
【0013】
また制御弁手段6B2は、上記制御弁手段6A,6B1と同様に常開型電磁弁7、チェック弁8および常閉型電磁弁9で構成されるものであり、後輪用車輪ブレーキBRおよび第2マスタシリンダMB間の連通・遮断と、後輪用車輪ブレーキBRおよびリザーバ10B間の連通・遮断とを切換え可能である。
【0014】
リザーバ10Bには、該リザーバ10Bのブレーキ液を汲上げて第2マスタシリンダMB側に圧送する戻しポンプ11Bの吸入側が吸入弁12Bを介して接続されており、この戻しポンプ11Bの吐出側は、吐出弁13Bを介して第2マスタシリンダMBに接続される。
【0015】
前記両戻しポンプ11A,11Bには共通な単一のモータ16が連結されており、該モータ16により両戻しポンプ11A,11Bが駆動される。
【0016】
このような制御弁手段6A,6B1,6B2において、右および左ブレーキレバー1,2によるブレーキ操作時に車輪がロック状態に入りそうになったときのアンチロックブレーキ制御時には、常開型電磁弁7…のうちロック状態に入りそうである車輪に対応する常開型電磁弁を通電により閉弁するとともに常閉型電磁弁9…のうち上記車輪に対応する常閉型電磁弁を通電により開弁する。そうすると、ブレーキ液圧の一部がリザーバ10Aあるいは10Bに逃がされて減圧されることになる。またブレーキ液圧を保持する際には、常開型電磁弁7…を通電により閉弁するとともに常閉型電磁弁9…を非通電により閉弁状態に保持すればよく、ブレーキ液圧を増圧する際には、常開型電磁弁7…を非通電により開弁するとともに常閉型電磁弁9…を非通電により閉弁状態に保持すればよい。
【0017】
一対の戻しポンプ11A,11Bを共通に駆動するモータ16は、上記アンチロックブレーキ制御の開始に応じて作動を開始するものであり、リザーバ10A,10Bに逃がされたブレーキ液が戻しポンプ11A,11Bから第1および第2マスタシリンダMA,MB側に戻される。したがってリザーバ10A,10Bに逃がした分だけ第1および第2マスタシリンダMA,MBにおけるブレーキレバー1,2の操作量が増加することはない。
【0018】
各制御弁手段6A,6B1,6B2における常開型電磁弁7…および常閉型電磁弁9…の非通電・通電、ならびにモータ16の作動は、前輪および後輪の車輪速度を個別に検出する車輪速度センサ19F,19Rの検出信号が入力される制御ユニット18により制御されるものであり、制御ユニット18は、前記車輪速度センサ19F,19Rの検出信号に基づいて車輪がロック状態に入りそうであると判断したときには、ブレーキ液圧の減・増圧サイクルを繰返すように各制御弁手段6A,6B1,6B2の作動を制御することで、前輪用および後輪用車輪ブレーキBF,BRのアンチロック制御を実行する。
【0019】
また制御ユニット18は、前記各制御弁手段6A,6B1,6B2のいずれか1つによるアンチロックブレーキ制御の開始に伴ってモータ16の作動を開始する。
【0020】
さらに制御ユニット18は、自動二輪車が悪路を走行中であるか否かを判定可能であり、その判定にあたっては、たとえば前記車輪速度センサ19F,19Rの検出信号に基づく車輪速度を微分して得られる車輪加・減速度が、設定加速度以上の値となる状態と、設定減速度以下の値となる状態とを設定時間内に設定回数以上繰返すことをもって、悪路走行中であると判断する。
【0021】
ところで、アンチロック制御にあたって車輪がロック状態に陥りそうであるか否かを判断する指標の1つとして車輪のスリップ率が用いられるものであり、このスリップ率Sは、車輪速度センサ19F,19Rで得られる制御対象車輪の車輪速度をVWとし、車輪速度センサ19F,19Rで検出した前輪および後輪の車輪速度に基づいて推定した推定車体速度をVRとしたときに、
S=(VR−VW)/VR
で得られるものである。
【0022】
而して制御ユニット18は、悪路走行時には前記スリップ率Sの演算値を小さくなる側に補正する。すなわち補正量をΔVとしたときに、補正後のスリップ率S′を、
S′=(VR−VW−ΔV)/VR
で得られるようにして、制御ユニット18はスリップ率Sを補正する。ここで、(VW+ΔV)=VW′としたときに、
S′=(VR−VW′)/VR
であり、演算スリップ率Sを小さくする側に補正するにはVW′を大きく、すなわち補正量ΔVを大きくすればよく、補正量ΔVを小さくすると、演算スリップ率Sを小さくする側への補正の程度が小さくなることになる。
【0023】
また制御ユニット18は、前輪および後輪用車輪ブレーキBF,BRのアンチロック制御を同時に実行している状態での悪路走行時には、前輪でのスリップ率Sの演算値を小さくする側への補正量ΔVを、単独制動作動時の前輪用車輪ブレーキBFのアンチロック制御を実行するときに比べて小さくし、前輪の演算スリップ率Sが補正される程度が小さくなることになる。
【0024】
次にこの実施例の作用について説明すると、ブレーキ液圧の減・増圧サイクルを繰返すアンチロック制御を悪路走行状態で実行するときには、前輪および後輪のスリップ率Sの演算値を小さくする側に補正することで、大きなスリップ率の発生によってブレーキ圧が過減圧状態となることを防止するようにするのであるが、前輪用車輪ブレーキBFおよび後輪用車輪ブレーキBRでアンチロック制御を同時に実行している状態で悪路を走行することになったときには、前輪では、前輪用車輪ブレーキBFのアンチロック制御を単独で実行するときに比べて、スリップ率Sの演算値を小さくする側への補正量ΔVを小さくする。
【0025】
これにより前輪用および後輪用車輪ブレーキBF,BRの同時アンチロック制御状態での悪路走行時に、前輪ではスリップ率Sの演算値を補正する程度が小さくなり、前輪用車輪ブレーキBFではブレーキ圧が過増圧になる傾向を解消し、図2(a)で示すように、前輪および後輪の車輪速度が大きく変化しないようにして車体の挙動安定性を高く維持することができる。
【0026】
これに対し、前輪用および後輪用車輪ブレーキBF,BRの同時アンチロック制御状態での悪路走行時に前輪でのスリップ率Sの演算値をより小さく補正すると、図2(b)で示すように、前輪および後輪の車輪速度が比較的大きく変化し、車体の挙動安定性に悪影響が及ぶ可能性がある。
【0027】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、前輪用および後輪用車輪ブレーキのアンチロック制御を同時に実行している状態での前輪でブレーキ圧が過増圧になる傾向を解消し、車体の挙動安定性を高く維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動二輪車用ブレーキ装置の液圧回路図である。
【図2】 前輪および後輪の車輪速度の変化を従来のものと対比して示す図である。
【符号の説明】
1,2・・・ブレーキレバー
19F,19R・・・車輪速度センサ
BF・・・前輪用車輪ブレーキ
BR・・・後輪用車輪ブレーキ
Claims (1)
- 一対のブレーキレバー(1,2)のいずれを操作しても制動作動する前輪用車輪ブレーキ(BF)ならびに前記両ブレーキレバー(1,2)の一方の操作に応じて制動作動する後輪用車輪ブレーキ(BR)の減・増圧制御を、車輪速度センサ(19F,19R)で得た車輪速度に基づくスリップ率の演算値を悪路走行時には小さくなる側に補正するようにして実行する自動二輪車のアンチロックブレーキ制御方法において、前輪用および後輪用車輪ブレーキ(BF,BR)のアンチロック制御を同時に実行している状態での悪路走行時には、前輪のスリップ率の演算値を小さくする側への補正量を、単独制動作動時の前輪用車輪ブレーキ(BF)のアンチロック制御を実行するときに比べて小さくすることを特徴とする自動二輪車のアンチロックブレーキ制御方法。
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