JP3911142B2 - レバー嵌合式コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レバーの回動操作で雄・雌両コネクタを低力で嵌合させ、且つレバーのロックと両コネクタのロックとを行わせるレバー嵌合式コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、多極の端子を有する雄・雌両コネクタを容易に嵌合させるために、レバーを用いて嵌合操作力を低減させる構成が採用されている。
【0003】
例えば、雌側のコネクタにレバーを回動自在に設け、レバーと雄側のコネクタとに係止手段を設けて、コネクタ嵌合と同時に係止手段の係合によって、レバーと雄側のコネクタとが係止(ロック)され、それによってレバーのロックと両コネクタのロックとが行われる。
【0004】
しかしながら、このレバー嵌合式コネクタにあっては、例えば外部との強い干渉によってレバーが破損した場合に、コネクタ相互のロック機能が失われ、雄・雌両コネクタが離脱して電気的接続が解除されてしまうという問題があった。
【0005】
そこで、レバーのロック機構と雄・雌両コネクタのロック機構とを別に設定して、コネクタ接続の信頼性を高める必要が生じ、例えば図12に示すようなロック式コネクタが提案されている(特開平2−278674号公報参照)。
【0006】
このロック式コネクタ51は、雌側のコネクタ52に係止突起53を有するレバー54を回動自在に設け、雄側のコネクタ55に、係止突起53に対する係合突起56と、雌側のコネクタ52に対する可撓性のロックアーム57とを設けて、レバー54のロックとコネクタ52,55相互のロックを別々に行わせるようにしたものである。
【0007】
レバー54にはカム溝58が設けられ、雄側のコネクタ55には、カム溝58に係合する従動軸59が突設され、雌側のコネクタ52には、従動軸59に対するコネクタ嵌合方向のスリット部60が設けられている。また、ロックアーム57には係止突起61が設けられ、雌側のコネクタ52には、係止突起61に対する係合凹部62が設けられている。
【0008】
従動軸59をスリット部60に挿入した状態でレバー54を前方に回動させることで、従動軸59がカム溝58に係合し、カム溝58に沿ってコネクタ嵌合方向に誘導される。これにより、雄・雌両コネクタ55,52が嵌合し、レバー54のロックと両コネクタ55,52のロックとが同時に行われる。
【0009】
なお、本明細書においては、コネクタ嵌合室63を有する側を雌側のコネクタ52、コネクタ嵌合室63に挿入嵌合される側を雄側のコネクタ55と定義する。雌側のコネクタ52内には電線付きの雄側の端子が複数挿入係止され、雄側のコネクタ55内には電線付きの雌側の端子が複数挿入係止されている。雄・雌両端子(図示せず)は雄・雌両コネクタ55,52の嵌合と同時に接続される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のレバー嵌合式コネクタ51にあっては、コネクタ嵌合操作時にロックアーム57の係止突起61が雌側のコネクタ52の前端に突き当たり、それによってロックアーム57を撓ませるために、コネクタ嵌合操作力が高くなりやすいという問題があった。また、コネクタ嵌合後に雄・雌両コネクタ55,52の嵌合を解除する際に、先ずロックアーム57を撓ませてロックアーム57の係止を解除し、その状態を維持しつつレバー54を後方に回動してレバー54の係止を解除させなければならないために、ロック解除操作すなわちコネクタ離脱操作が面倒であるという問題があった。
【0011】
本発明は、上記した点に鑑み、コネクタ嵌合やコネクタロックに要する操作力を一層低減させると共に、コネクタ嵌合や離脱操作及びレバーと両コネクタの各ロックやロック解除を作業性良く容易に行うことのできるレバー嵌合式コネクタを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るレバー嵌合式コネクタは、一方のコネクタにレバーを回動自在に設け、該レバーのカム部にスライド係合する従動部を他方のコネクタに設けたレバー嵌合式コネクタにおいて、前記レバーに第一のロック部と押圧部とを設け、前記一方のコネクタに、該第一のロック部に係合する第一の被ロック部を設けると共に、該第一のロック部と該第一の被ロック部との係合前に該押圧部でロック解除方向に押される一端側の被押圧部と、他端側の係止部とを有するシーソー式に回動可能な第二のロック部を設け、該係止部に係合する第二の被ロック部を前記他方のコネクタに設け、該レバーの回動途中に該押圧部が該被押圧部を押圧して該第二のロック部を回動させることで、該係止部と該第二の被ロック部とのロックを解除させることを特徴とする。
【0013】
上記構成により、先ずコネクタ嵌合に際してレバーをコネクタ嵌合方向(前方)に回動させると、他方のコネクタが従動部と一体に一方のコネクタに向けて誘導されつつ、レバーの押圧部が第二のロック部の被押圧部を押して第二のロック部をロック解除方向に回動させ、第二のロック部が他方のコネクタの第二の被ロック部と非接触ないし弱い接触力で接して第二の被ロック部上に位置し、レバーの回動に伴って押圧部が被押圧部から外れて両コネクタの完全嵌合と同時に第二の被ロック部に係合し、両コネクタがロックされ、それと同時に第一のロック部が第一の被ロック部に係合してレバーがロック固定される。このように、レバーの回動操作のみでレバーのロックと雄・雌両コネクタのロックとが行われる。また、第二のロック部が第二の被ロック部に衝接しないから、コネクタ嵌合及びコネクタロックが低い力でスムーズに行われる。
【0014】
次いでコネクタ離脱に際して第一のロック部を第一の被ロック部から離脱させつつレバーをコネクタ離脱方向(後方)に回動させると、レバーの押圧部が第二のロック部の被押圧部を押して第二のロック部をロック解除方向に回動させ、それにより第二のロック部と他方のコネクタの第二の被ロック部との係合が解除される。レバーの第一のロック部のロック解除とレバーの回動操作すなわち両コネクタのロック解除とを同じ手指で連続的に行うことができる。
【0015】
請求項2に係るレバー嵌合式コネクタは、請求項1記載のレバー嵌合式コネクタにおいて、前記被押圧部に隣接して前記第二のロック部に前記押圧部を進入させる部分が設けられたことを特徴とする。
【0016】
上記構成により、コネクタ嵌合に際してレバーの押圧部が第二のロック部の被押圧部から隣の被進入部分へ進入し、これにより押圧部による押圧が解除され、第二のロック部がロック方向に復元して他方のコネクタの第二の被ロック部に係合する。コネクタ離脱に際しては、レバーの押圧部が被進入部分から脱出して隣の被押圧部を押圧して、第二のロック部と第二の被ロック部との係合が解除される。
【0017】
請求項3に係るレバー嵌合式コネクタは、請求項1又は2記載のレバー嵌合式コネクタにおいて、前記第一のロック部が前記レバーの前端側に設けられた可撓性の第一のロックアームであることを特徴とする。
【0018】
上記構成により、第一のロックアームを後方に撓ませてロック解除させつつレバーを後方に回動操作することができ、それによりコネクタ嵌合解除が容易に行われる。
【0019】
請求項4に係るレバー嵌合式コネクタは、請求項1〜3の何れか1項に記載のレバー嵌合式コネクタにおいて、前記第二のロック部が第二のロックアームであり、該第二のロックアームの前端側に、前記第二の被ロック部に対する係止部が設けられ、該第二のロックアームの後端側に前記被押圧部が設けられ、該第二のロックアームが自由状態において前下がりに付勢されたことを特徴とする。
【0020】
上記構成により、第二のロックアームの自由状態で後側の被押圧部が高く位置し、レバーの前方回動時に押圧部で確実に当接され、且つ確実に押し下げられ、同時に前側の係止部が持ち上げられて、第二のロックアームのロック解除方向への回動が正確に行われる。係止部に被ロック部が係合した段階で、係止部側が被ロック部に対して係止方向(下向き)に弾性付勢されるから、ロックの信頼性が高まる。
【0021】
請求項5に係るレバー嵌合式コネクタは、請求項1〜4の何れか1項に記載のレバー嵌合式コネクタにおいて、前記押圧部が前記レバーから垂下された板状のフィン部であり、前記押圧部を進入させる部分が第二のロック部の長手方向の溝部であることを特徴とする。
【0022】
上記構成により、板状のフィン部が幅をとらず、構造の小型化が可能となると共に、フィン部が第二のロック部の溝部にスムーズに進入係合して第二のロック部を幅方向に安定させる。また、それによりフィン部の位置すなわちレバーの位置が幅方向に規定され、レバーの第一のロック部が第一の被ロック部に位置ずれなく正確に係合する。
【0023】
請求項6に係るレバー嵌合式コネクタは、請求項1〜5の何れか1項に記載のレバー嵌合式コネクタにおいて、前記押圧部が前記第一のロック部の後方で該第一のロック部の幅方向中央と同軸上に配置されたことを特徴とする。
【0024】
上記構成により、第二のロック部と押圧部と第一のロック部とが垂直な同一平面上に位置し、構造が幅方向に省スペース化・スマート化される。
【0025】
請求項7に係るレバー嵌合式コネクタは、請求項1〜6の何れか1項に記載のレバー嵌合式コネクタにおいて、前記第二のロック部が、前記第一の被ロック部である枠状壁の内側に配置されたことを特徴とする。
【0026】
上記構成により、第二のロック部が枠状壁で囲まれて外部との干渉等から保護される。これにより、不意なロック解除や第二のロック部の破損等が防止される。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明に係るレバー嵌合式コネクタを構成する雄側のコネクタの一実施形態を示すものである。
【0028】
雄側のコネクタ1は、合成樹脂製のコネクタハウジング2のフード部3に合成樹脂製のレバー4を回動自在に設け、レバー4に可撓性の第一のロックアーム(ロック部)5と押圧用のフィン部(押圧部)6(図2)とを一体に設け、フード部3に、第一のロックアーム5に対する係止用の枠状壁(第一の被ロック部)7を一体に設け、枠状壁7の内側においてコネクタハウジング2のハウジング主体部8に、フィン部6で一端部を押圧可能なシーソー式の第二のロックアーム(ロック部)9(図2)を一体に設けて、第一のロックアーム5でレバー4のロックを行わせ、第二のロックアーム9で雄・雌コネクタ相互のロックを行わせ、レバー4の回動操作中にフィン部6で第二のロックアーム9をロック解除方向に押圧回動させることを特徴としたものである。
【0029】
図1の如く、コネクタハウジング2は外側のフード部3と、フード部3の内側に一体に形成されたハウジング主体部8とで構成され、ハウジング主体部8は複数の端子収容室10を有している。端子収容室10内に後方から電線付きの雌型の端子(図示せず)が挿入され、端子収容室内の可撓性の係止ランス(図示せず)で係止されて後抜けが阻止される。フード部3の左右両側に略コの字状のレバー4が回動自在に軸支されている。
【0030】
図3の如く、レバー4はフード部3から取り外し可能である。フード部3の両側壁11にはコネクタ嵌合方向(水平方向)のスリット部12が設けられ、図1の如く、スリット部12に連通してレバー4の両側部にカム孔(カム部)13が設けられている。スリット部12とカム孔13とは雌側のコネクタの従動軸(従動部)を誘導するためのものである。
【0031】
図3の如く、スリット部12のやや後方において(コネクタ嵌合方向を前、コネクタ離脱方向を後と定義する)、フード部3にレバー支承用の軸部14が突設されている。レバー4(図1)の両側板部15は外側に撓み可能であり、軸部14からレバー4の両側板部15を容易に外すことができ、レバー操作(低挿入力嵌合)の不要なものは図3の如くレバー4を外して使用することができる。
【0032】
図4(レバーの前方視)の如く、レバー4の両側板部15には、カム孔13の上端部後方に隣接して、軸部14(図3)を挿入させる孔部16が設けられている。カム孔13はレバー側部の長手方向(起立方向)に延びつつ後方に向けて略円弧状に湾曲している。カム孔13の下端は外部に一部開放され、雌側のコネクタ(図9)の従動軸を下部開口13aからカム孔13内に挿入可能となっている。カム孔13はレバー板厚方向に段付きに形成され、従動軸(図9)の円板状の頭部を外側の幅広部13bに係合可能である。レバー4の操作時に孔部(軸部)16(14)を中心としてカム孔13が回動し、孔部16から遠く離れた下部開口13aから従動軸が序々に回動中心に近づくようにコネクタ嵌合方向に誘導される。
【0033】
図2,図4の如く、レバー4の中央の操作板部17の前端側に第一のロックアーム5が配設されている。ロックアーム5は略U字ないしJ字状に屈曲形成され、一端側が操作板部17に直交して続き、他端側(自由端側)が操作板部17の前方に突出し、他端側の前面に係止突起(係止部)18が一体に形成されている。係止突起18は他端側の真直部分19の長手方向中間部に配置され、係止突起18の上側に真直部分19の先端側が係止解除操作部として延長されている。係止突起18は図4で上向きの水平な係止面18aと下向きの傾斜面18bを有している(上下はレバーの起立状態を基準としている)。第一のロックアーム5は幅方向中央にスリット20を有し、係止突起18はスリット20を境に左右一対設けられている。
【0034】
図2,図5(レバーの後方視)の如く、スリット20の後方にフィン部6が配設されている。スリット20はフィン部6を樹脂成形するための型抜き孔であり、フィン部6は操作板部17の下面(内側面)に突設されて、第一のロックアーム5の後方で幅方向中央に位置している。フィン部6の突出高さは第一のロックアーム5の高さと同程度かそれ以上である。フィン部6は略三角形の板状に形成され、前側の傾斜面6aと、後側の真直面6b(操作板部17と直交する垂直な面部)と、先端(下端)の水平な押圧面6cとを有している。操作板部17はフィン部6の後側の真直面6bの後方まで延長され、その延長部分すなわち操作板部17の後端部に滑り止めを有する断面略三角形状の操作部21が形成されている。
【0035】
図1〜図2及び図6〜図8の如く、フード部3の上壁に略コの字状の枠状壁7が突出形成され、枠状壁7の上側の壁部23(図2)の上面に、第一のロックアーム5の係止突起18の傾斜面18bを摺接させる傾斜面22(図2)が形成され、壁部23の内側面(下面)に係止突起18の係止面18aが係合可能となっている。
【0036】
すなわち、図2の如くコネクタ嵌合に際してレバー4を後方に傾倒した状態から矢印Aの如く起立方向に回動させると、起立位置の手前で係止突起18の傾斜面18aが上側の壁部23の傾斜面22に摺接しつつ、ロックアーム5が後方に撓み、係止突起18が上側の壁部23を乗り越えて壁部23の下側に進入係合し、壁部23の下面に係止突起18の係止面18aが当接する。これにより、レバー4が枠状壁7に係止固定され、レバー4の後方への戻り動作が阻止されて、レバー4の遊びに起因するコネクタ嵌合の緩みや相手雌側コネクタの離脱等が防止される。
【0037】
枠状壁7の両側の壁部24はハウジング主体部8の上壁25に直交して一体に続き、且つ後方に低く延長されて、この延長部26(図3)がハウジング主体部8の後端まで続いている。枠状壁7の下側にはハウジング主体部8の上壁25が露出しており、上壁25に第二のロックアーム(ロック部)9が配設されている。両側の延長部26は第二のロックアーム9よりもやや高く位置し、ロックアーム9を外部との干渉等から保護している。
【0038】
第二のロックアーム9はコネクタ嵌合方向に延び、長手方向中間部を一体の低い支柱部27(図2)で支持されてシーソー式に上下に揺動可能であり、自由状態においてアーム後端部がアーム先端部よりも上向きに高く位置している。ロックアーム9の後端部には被押圧用の上向きの突部(被押圧部)28が設けられ、ロックアーム9の前端部には、相手雌側のコネクタ29(図6)の係合突起(第二の被ロック部)30に対する係止部31が設けられ、係止部31の後方に隣接して、係合突起30を進入係合させる空部32が設けられている。また、後方の被押圧用の突部28から支柱部27の間においてアーム長手方向に、フィン部6の先端6cを深く進入させる溝部33が設けられている。
【0039】
一例として、第二のロックアーム9は、支柱部27の前方及び後方において幅方向中央にスリットが設けられ、そのスリットが前側の空部32(図6)と後側の溝部33とを構成し、スリットは前端の係止部31と後端の被押圧用突部28との直前まで延びているものであってもよい。溝部33に代えて上下に貫通したスリット孔を用いてもよい。
【0040】
図6の如く、雄・雌両コネクタ1,29の嵌合に際して、両コネクタ1,29を初期嵌合(作業者が手で両コネクタを軽く係合させた)状態で、レバー4を矢印Aの如く後方から前方に向けて回動させる。雄・雌両コネクタ1,29でレバー嵌合式コネクタ34(図10)が構成される。
【0041】
図6の初期嵌合状態で、レバー4は第二のロックアーム9の後方において斜めに傾倒して位置している。雌側のコネクタ29の係合突起30は第二のロックアーム9のやや前方に対向して位置し、雌側のコネクタハウジング35の前端部は第二のロックアーム9の前端部の下側に進入し、雌側のコネクタハウジング35の内側に雄側のコネクタ1のハウジング主体部8の前端部が進入している。
【0042】
図6の初期嵌合状態からレバー4を前方に回動させることで、図7の如く、コネクタ嵌合途中において、レバー4から垂下されたフィン部6の先端が第二のロックアーム9の後端側の突部28を下向きに押圧し、これにより支柱部(支持部)27を支点として第二のロックアーム9の後半部が下向きに回動し、且つ前半部が矢印Bの如く上向きに回動し、アーム前端側の係止部31が雌側のコネクタ29の係合突起30を非接触であるいは傾斜部に弱く接触しつつ乗り越える。
【0043】
これにより、従来のようなロックアーム9と係合突起30との衝接が起こらず、コネクタ嵌合操作力が低く抑えられ、嵌合操作性が向上する。また、レバー4の回動時にフィン部6の前側の傾斜面6aが第二のロックアーム9の後端にスムーズに摺接して、レバー4の回動と第二のロックアーム9の回動とが引っ掛かりなくスムーズに行われる。
【0044】
このようにレバー4と第二のロックアーム9とは同期して(連動して)同じタイミングで動く。レバー4の回動に伴ってレバー4のカム溝13(図1)と雌側のコネクタ29の従動軸36(図9)とがスライド係合して、雌側のコネクタ29が雄側のコネクタ1に対して嵌合方向に誘導される。
【0045】
図7の状態からさらにレバー4の回動を続けることで、図8の如く、レバー4のフィン部6が第二のロックアーム9の突部28の前方に移動してロックアーム9の幅方向中央の溝部33に進入し、それと同時にロックアーム9が弾性的に復元して、突部28が上向きに、係止部31が下向きにそれぞれ回動する。それにより、雌側のコネクタ29の係合突起30がロックアーム9の前半の空部32内に進入し、係止部31の後端の係止面が係合突起30の後端の垂直面に当接する。これにより、雄・雌両コネクタ1,29が相互にロックされ、離脱が阻止される。
【0046】
これと同時に、図7の回動途中で枠状壁7の後方に位置していた第一のロックアーム5が図8において枠状壁7に係合し、レバー4が枠状壁7にロック固定され、レバー4の遊びが阻止される。ロックに際して、第一のロックアーム5の係止突起18が枠状壁7の後端に摺接しつつ、ロックアーム5が後方に撓み、係止突起18が枠状壁7の上壁23を上から下に板厚方向に乗り越え、それと同時にロックアーム5が弾性的に復元して係止突起18が上壁23の下面側に係合する。
【0047】
レバー4のフィン部6は第二のロックアーム9の溝部3に進入係合し、ロックアーム9を幅方向に位置決めすると共に、ロックアーム9とフィン部6の位置が相互に正確に保たれる。
【0048】
図8のコネクタ完全嵌合状態(コネクタロック状態)から両コネクタ1,29を離脱させるには、レバー4と一体の第一のロックアーム5の自由端部を手指で撓み方向に押圧する(レバー後方に引く)ことで、係止突起18を枠状壁7から離脱させて、レバー4のロックを解除すると共に、同じ手指で図7の如くレバー4の操作板部17を後方に押圧(引いて)して回動させる。
【0049】
これにより、図7の如くレバー4のフィン部6がハウジング主体部側の第二のロックアーム9の後端側の突部28を下方に押圧し、ロックアーム9が支柱部27を支点として回動し、ロックアーム9の先端側の係止部31が持ち上がって相手雌側のコネクタ29の係合突起30から離脱し、これによりコネクタ相互のロックが解除される。このロック解除状態のまま両コネクタ1,29を離脱方向に相対的に引いて移動させることで、図6の如く両コネクタ1,29の接続が解除される。
【0050】
上記第一のロックアーム5がレバー4の操作板部17に近接して一体に設けられているから、第一のロックアーム5の解除とレバー4の解除方向(後方)への回動操作とを同じ手指で同時に行うことができ、コネクタ1,29の嵌合解除及びロック解除の作業性が向上する。また、フィン部6が第二のロックアーム9の溝部33内にスライド自在に係合することで、フィン部6が溝部33に沿って被押圧用の突部28へ位置ずれなく正確に案内され、突部28の押圧すなわちロック解除が正確に行われる。
【0051】
図9は雌側のコネクタの一形態を示すものであり、この雌側のコネクタ29は、上下左右の壁部で囲まれたコネクタ嵌合室37を有するコネクタハウジング35と、後側の垂直な基壁38と、基壁38を貫通してコネクタ嵌合室37内に突出した雄型のピン状の端子39とを備えている。端子39の後部39aは下向きに屈曲して図示しない回路基板にハンダ接続される。雌側のコネクタ29は例えば機器直付けコネクタとして機能する。
【0052】
コネクタハウジング35の上壁40に、前記第二のロックアーム9の前端側の係止部31(図8)に対する係合突起30が一体に設けられている。係合突起30は前側の傾斜面と後側の垂直な係止面とを有している。コネクタハウジング35の両側壁41には、前記レバー4のカム孔13(図1)にスライド係合する短円柱状の従動軸36が外向きに突設されている。従動軸36は先端に大径の頭部36aを有している。
【0053】
図10は、図6に対応して、雄・雌両コネクタ1,29を手で軽く初期嵌合させた状態を示すものであり(端子や電線は図示を省略している)、レバー4は雄側のコネクタ1の後方に傾倒して位置している。雄側のコネクタ1の支軸14がレバー4の後寄りの孔部16に係合し、レバー4の前寄りのカム孔13の前端に雌側のコネクタ29の従動軸36が係合している。雄側のコネクタ1の上側の枠状壁7の内側に第二のロックアーム9が位置し、ロックアーム9のやや前方に雌側のコネクタ29の係合突起30(図6)が位置している。
【0054】
図10の状態からレバー4を前方へ回動させることで、図10で前下がりに傾斜したカム孔13が後方の軸部14を支点として下方へ回動し、雌側のコネクタ29の従動軸36がカム孔13の一端から他端(図11で上端)に向けて相対的にスライド移動しつつコネクタ嵌合方向に引き寄せられ、これにより図11の如く雄・雌両コネクタ1,29が完全に嵌合する。
【0055】
図11は、図8に対応したコネクタ完全嵌合状態を示すものであり、レバー4は起立し、レバー側の第一のロックアーム5は雄側のコネクタ1の枠状壁7に係止され、雄側のコネクタ1の第二のロックアーム9はレバー4のフィン部6の押圧作用で上下に揺動して雌側のコネクタ29の係合突起30に係止されている。
【0056】
第一のロックアーム5の先端部(上端部)はレバー4の矩形状の切欠部42内に位置し、切欠部42の後端面とロックアーム5の後面との間に撓み空間を存している。ロック解除に際しては、第一のロックアーム5の先端部(図11で符号5で示す部分)を後方に引くことで、先端部をレバー4の切欠部42の後端面に当接させたまま、レバー4を後方に回動させることができるから、ロック解除作業性が良好である。フィン部6は第二のロックアーム9の溝部33内に位置している。第二のロックアーム9はレバー4と枠状壁7との内側に位置して外部との干渉から保護されている。
【0057】
なお、上記実施形態以外に、例えばレバー4のカム孔13をカム溝としたり、レバー4や第一及び第二のロックアーム5,9や係止用の枠状壁7を雄側ではなく雌側のコネクタに設けたりすることも可能である。この場合、雄側のコネクタ1のフード部3が雌側のコネクタの外周壁に相当し、フード部を用いない雄側のコネクタを使用する。また、枠状壁7に代えて、第一のロックアーム5の係止突起18に対する係合壁部を含む略L字状や水平状等の壁部を設けることも可能である。
【0058】
また、フィン部6の形状は略三角形ないし台形に限らず、矩形状や湾曲状(円弧状)や、柱状や突起状であってもよい。この場合、フィン部6の前端ではなくロックアーム9の被押圧部である突部28の後端に案内用の傾斜面を設けてもよい。また、第二のロックアーム9の形状は、前端側の係止部が下向きすなわち係止方向に付勢されており、且つシーソー式に揺動するものであれば、両持ち式等であってもよい。また、第一のロックアーム5の係止突起18に代えて係止凹部を形成し、枠状壁7の上壁部等に、係止凹部に係合する係合突起を設けることも可能である。また、第二のロックアーム9の係止部31を係止突起とし、相手側の係合突起30に代えて係合凹部や係合孔を用いることも可能である。
【0059】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、コネクタ嵌合操作時にレバーの回動操作のみでレバーのロックと雄・雌両コネクタのロックとを行うことができるから、コネクタの嵌合作業性が向上する。また、レバーの回動操作時にレバーの押圧部が第二のロック部の被押圧部を押して回動させ、第二のロック部が第二の被ロック部に衝接しないようになるから、コネクタ嵌合及びコネクタロックが低い力でスムーズに行われ、嵌合操作性が向上する。また、両コネクタを離脱させるべくレバーを逆方向に回動操作する際に、第一のロック部のロック解除とレバーの回動操作すなわち両コネクタのロック解除とを同じ手指で連続的に行うことができるから、コネクタ離脱作業性が向上する。
【0060】
また、コネクタ嵌合後にたとえレバーが破損した場合でも、両コネクタがレバーとは別体の第二のロック部でロックされているから、電気的接続の信頼性が高まる。また、レバーを取り外しても第二のロック部で嵌合が確保されるから、端子数の少ないコネクタの場合はレバーを用いずに低コスト化できる。
【0061】
請求項2記載の発明によれば、コネクタ嵌合に際してレバーの押圧部が第二のロック部の被押圧部から隣の被進入部分へ進入することで、押圧部による押圧が確実に解除され、第二のロック部がロック方向に復元して他方のコネクタの第二の被ロック部に確実に係合するから、両コネクタのロックが確実に行われる。
【0062】
請求項3記載の発明によれば、コネクタの離脱操作に際して第一のロックアームを後方に撓ませてロック解除させつつレバーを同方向(後方)に回動操作することで、レバーのロック解除と両コネクタのロック解除とを行わせることができるから、コネクタの離脱作業性が向上する。
【0063】
請求項4記載の発明によれば、第二のロックアームの自由状態で後側の被押圧部が高く位置し、レバーの前方回動時に押圧部で確実に当接され、且つ確実に押し下げられ、同時に前側の係止部が持ち上げられて、第二のロックアームのロック解除方向への回動が正確に行われるから、コネクタのロック性及びロック解除性が高まる。また、係止部に被ロック部が係合した段階で、係止部側が被ロック部に対して係止方向(下向き)に弾性付勢されるから、ロックの信頼性が高まる。
【0064】
請求項5記載の発明によれば、板状のフィン部が幅をとらず、構造の小型化が可能となると共に、フィン部が第二のロック部の溝部にスムーズに進入係合して第二のロック部を幅方向に安定させるから、コネクタロックの信頼性が高まる。また、フィン部の位置すなわちレバーの位置が幅方向に正確に規定されるから、レバーロックの信頼性が高まる。
【0065】
請求項6記載の発明によれば、第二のロック部と押圧部と第一のロック部とが垂直な同一平面上に位置し、コネクタ構造が幅方向に省スペース化・スマート化される。
【0066】
請求項7記載の発明によれば、第二のロック部が枠状壁で囲まれて外部との干渉等から保護されるから、不意なロック解除や第二のロック部の破損等が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレバー嵌合式コネクタにおける雄側のコネクタの一形態を示す斜視図である。
【図2】同じく雄側のコネクタのロック機構の要部を示す斜視図である。
【図3】レバーを外した雄側のコネクタを示す斜視図である。
【図4】レバーを前方から見た状態の斜視図である。
【図5】レバーのロック部を後方から見た状態の斜視図である。
【図6】雄・雌コネクタを初期嵌合させた際のロック機構の要部を示す斜視図である。
【図7】同じく両コネクタの嵌合途中におけるロック機構の要部を示す斜視図である。
【図8】両コネクタの完全嵌合状態におけるロック機構の要部を示す斜視図である。
【図9】レバー嵌合式コネクタにおける雌側のコネクタの一形態を示す斜視図である。
【図10】雄・雌コネクタを初期嵌合させた状態を示す斜視図である。
【図11】雄・雌コネクタを完全嵌合させた状態を示す斜視図である。
【図12】従来のレバー嵌合式コネクタの一形態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 雄側のコネクタ(一方のコネクタ)
4 レバー
5 第一のロックアーム(ロック部)
6 フィン部(押圧部)
7 枠状壁(第一の被ロック部)
9 第二のロックアーム(ロック部)
28 突部(被押圧部)
29 雌側のコネクタ(他方のコネクタ)
30 係合突起(第二の被ロック部)
31 係止部
33 溝部(被進入部)
34 レバー嵌合式コネクタ
Claims (7)
- 一方のコネクタにレバーを回動自在に設け、該レバーのカム部にスライド係合する従動部を他方のコネクタに設けたレバー嵌合式コネクタにおいて、前記レバーに第一のロック部と押圧部とを設け、前記一方のコネクタに、該第一のロック部に係合する第一の被ロック部を設けると共に、該第一のロック部と該第一の被ロック部との係合前に該押圧部でロック解除方向に押される一端側の被押圧部と、他端側の係止部とを有するシーソー式に回動可能な第二のロック部を設け、該係止部に係合する第二の被ロック部を前記他方のコネクタに設け、該レバーの回動途中に該押圧部が該被押圧部を押圧して該第二のロック部を回動させることで、該係止部と該第二の被ロック部とのロックを解除させることを特徴とするレバー嵌合式コネクタ。
- 前記被押圧部に隣接して前記第二のロック部に前記押圧部を進入させる部分が設けられたことを特徴とする請求項1記載のレバー嵌合式コネクタ。
- 前記第一のロック部が前記レバーの前端側に設けられた可撓性の第一のロックアームであることを特徴とする請求項1又は2記載のレバー嵌合式コネクタ。
- 前記第二のロック部が第二のロックアームであり、該第二のロックアームの前端側に、前記第二の被ロック部に対する係止部が設けられ、該第二のロックアームの後端側に前記被押圧部が設けられ、該第二のロックアームが自由状態において前下がりに付勢されたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のレバー嵌合式コネクタ。
- 前記押圧部が前記レバーから垂下された板状のフィン部であり、前記押圧部を進入させる部分が第二のロック部の長手方向の溝部であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のレバー嵌合式コネクタ。
- 前記押圧部が前記第一のロック部の後方で該第一のロック部の幅方向中央と同軸上に配置されたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のレバー嵌合式コネクタ。
- 前記第二のロック部が、前記第一の被ロック部である枠状壁の内側に配置されたことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のレバー嵌合式コネクタ。
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