JP3894006B2 - ワイヤハーネス用プロテクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に配索するワイヤハーネスを配路規制すると共に保護するワイヤハーネス用プロテクタに関し、特に、屈曲した車体側部材に対してクリップを介して取り付けられると共に、車体側部材の係止穴とクリップとの間に位置ずれが生じても、該ずれを吸収して取り付けられるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、ワイヤハーネスを配路規制しつつ保護するため、該ワイヤハーネスにプロテクタを外嵌した状態で、該プロテクタを車体に固定している。
例えば、図9に示すように、車体側部材の屈曲形状に応じて略J字形状としたプロテクタ本体2にワイヤハーネスW/Hを挿通した状態で蓋3を被せてロックし、プロテクタ1の蓋3より一体的に成形したクリップ部3a、3bを車体Pに穿設された係止穴H1、H2に挿入係止して取り付けている。上記クリップ部3a、3bを2個設けているのは、クリップ部を1つとすると、該クリップを支点としてプロテクタ1が回転し、車体に対して位置決め固定できなくなるためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記クリップ部3a、3bはプロテクタ1の蓋3に一体的に設けられているために、クリップ部3a、3bの間の寸法は不変となるので、その製品のクリップ部3a、3b間の寸法公差および車体Pに予め穿設されている係止穴H1、H2間の寸法交差が大きくなると、係止穴とクリップとの位置が合致せず挿入係止できなくなる。
【0004】
また、上記車体Pの取付箇所の形状が、図9に示す屈曲形状の場合には、プロテクタ1の一方のクリップ部3bを車体Pの一方の係止穴H2に挿入係止すると、構造上の理由から他方のクリップ部3aは他方の係止穴H1の位置に合わせにくくなり、非常に取り付けくい問題がある。従って、実際の取り付けの際には、作業者がプロテクタ1を無理やり撓ませてクリップ部3aを係止穴H1に押し込むこととなり作業性が低下する。
【0005】
本発明は上記した問題に鑑みてなされたもので、プロテクタの各クリップ間の寸法および車体側部材の係止穴間の寸法の許容交差が大きくなり、位置ずれが生じても係止可能にすると共に、車体の屈曲箇所においても簡単に取り付けることができるワイヤハーネス用プロテクタを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、断面凹形状で上面に開口を有するプロテクタ本体と、該プロテクタ本体に薄肉ヒンジを介して上記開口を閉鎖する複数の蓋を長さ方向に分割して一体的に備え、上記プロテクタ本体内にワイヤハーネスを挿通させた状態で2以上のクリップにより車体側部材に固定するワイヤハーネス用プロテクタであって、
上記クリップの少なくとも1つは別体からなり、該クリップは先端に一対の係止羽根部を有する軸部を四角形状の基板部より上方に突設している一方、上記プロテクタ本体には両側壁より断面コの字形状のガイド枠部を対向して設け、
上記クリップの基板部の両端を、上記プロテクタ本体の開口を閉鎖するように対向する上記ガイド枠部にスライド可能に挿入し、該クリップの基板部をスライドさせて車体側部材の係止穴に対して位置合わせできる構成とし、かつ、
上記ガイド枠部は上記分割した蓋の間に位置させ、これら蓋を閉鎖してプロテクタ本体にロック固定した状態で、上記クリップの基板部の端部が隣接する蓋によりスライド可能な空間をあけて覆われ、抜け止めされる構成としていることを特徴とするワイヤハーネス用プロテクタを提供している。
【0007】
上記構成とすると、別体のクリップがプロテクタ本体に対してスライド可能に取り付けられているので、車体側部材の係止穴間の寸法誤差が多少大きくなっても、上記クリップをスライドさせてクリップ間の寸法を上記係止穴間の実際の寸法に位置合わせして取り付けることができ、寸法公差を吸収することができる。よって、上記プロテクタを車体に取り付ける際の作業性を向上させることができる。
また、断面凹形状のプロテクタ本体にワイヤハーネスを挿通した後に上記クリップの基板部を上記プロテクタ本体の上面開口を閉鎖するように取り付けることにより、上記クリップにワイヤハーネスの脱落防止機能をもたせることもできる。
なお、プロテクタに取り付ける2個等のクリップをそれぞれプロテクタ本体と別体としてスライド可能としてもよいし、2個のクリップのうち一方を別体でスライド可能と、他方はプロテクタ本体と一体あるいは別体で位置決め固定してプロテクタ本体に取り付ける構成としてもよい。
【0009】
上記構成とすると、上記蓋を閉じて上記プロテクタ本体部にロック固定した状態において、上記ガイド枠部にスライド挿入されたクリップが隣接する蓋により完全に抜け止めを図ることができると同時に、上記クリップの基板部と蓋との間に隙間をあけることで、クリップはプロテクタの長手方向にスライド移動することが可能となり、上記クリップを車体の係止穴間の寸法に合わせて微調整しながら挿入係止することができる。
【0010】
また、上記クリップの基板部の裏面には上記ガイド枠部の下面と点接する突起を設け、クリップがガイド枠部に対して点接触でスライドする構成としていると、上記クリップが挿入された上記ガイド枠部にスライド挿入された状態において、設置面積が低減されることにより、クリップがスライド方向に微動する際の摩擦抵抗が低減されて滑らかにスライドし、上記クリップを車体の係止穴に合わせて微調整し易くなる。
【0011】
上記ガイド枠部の底面部に隣接する側壁の上面をガイド枠部の底面に傾斜させ、該ガイド枠部に斜め挿入される上記基板部が、水平方向でのスライドではガイド枠部から抜け出ない構成としていることが好ましい。
即ち、別体からなるクリップを上記プロテクタ本体のガイド枠部に挿入する際には、上記傾斜に合わせて上記基板部を傾斜させた状態でスライド挿入し、挿入後にクリップの基板部が水平方向にスライドしても、ガイド枠部の基板部挿入側部の傾斜がストッパとなり基板部が抜け出るのを防止できるようにすることが好ましい。
【0012】
上記プロテクタ本体の底壁に長手方向に間隔をあけて複数の薄肉ヒンジ部を設け、該薄肉ヒンジ部を屈曲させることにより多段屈曲可能とし、該プロテクタ本体に取り付ける上記複数のクリップはヒンジ部により隔てられた箇所に設けている。
【0013】
このように、上記薄肉ヒンジによりプロテクタを多段屈曲可能とすることで、車体の取付箇所が多段に屈曲している際に、その取付箇所の形状に応じて自在に取り付けることができ、取付作業性が向上する。
また、取付箇所の形状が異なる所へ取り付ける際にもプロテクタを上記薄肉ヒンジ部で屈曲角度を変えて、取付箇所の形状に合わせることができるため、プロテクタの品種を低減することができる。
【0014】
また、上記クリップが固定される車体側部材は、固定した車体と、該車体に対して可動する可動部材との間に屈曲自在に取り付けられるリンクからなる一方、上記プロテクタ本体に薄肉ヒンジ部を設けて、上記リンクの動作に追従して屈曲可能な構成としてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は実施形態のワイヤハーネス用プロテクタ10を示す。
プロテクタ10は、合成樹脂にて一体成形されたプロテクタ本体11と別体の合成樹脂からなるクリップ12とを備えている。
【0016】
プロテクタ本体11は、断面凹形状の第1本体部13と第2本体部14と第3本体部15とを底面部分のみを連続する薄肉ヒンジ部16を介して接続していると共に、断面逆凹形状の第1蓋部18及び第2蓋部19を薄肉ヒンジ部23を介して第1本体部13の一側面と接続し、第3蓋部20を薄肉ヒンジ部23を介して第2本体部14の一側面と接続し、第4蓋部21及び第5蓋部22を薄肉ヒンジ部23を介して第3本体部15の一側面及び他側面と接続している。
なお、第3本体部15は略L字形状としてプロテクタ本体11全体を略L字形状としている。
【0017】
第1〜第3本体部13、14、15の第1〜第5蓋部18、19、20、21、22と対向する側面の所要位置に、被ロック枠13a、14a、15aが突設されていると共に、第1〜第5蓋部18、19、20、21、22にはその対応する位置にロック片18a、19a、20a、21a、22aを突設している。第1〜第3本体部13、14、15内部にワイヤハーネスW/Hを挿通させた状態で、第1〜第5蓋部18、19、20、21、22を閉じて第1〜第3本体部13、14、15の上面開口を閉鎖し、ロック片18a、19a、20a、21a、22aを被ロック枠13a、14a、15aに挿入することにより、ロック片18a、19a、20a、21a、22aの外面の係止爪18a−1で係止してロックする。
【0018】
第1本体部13と第3本体部15の両側面の所要位置には、断面コの字形状の一対のガイド枠部17を開口側が対向するように突設しており、図3に示すように、ガイド枠部17の底面部13cと一方の隣接する側面との連続部分には滑らかな傾斜部13bを設けていると共に、他方の隣接する側面との連続部分には段部13dを設けている。
また、第1蓋部13及び第2蓋部14には、後述するクリップ12の弾圧片12bを配置させる切欠部18b、19bをガイド枠部17に面して設けており、同様に第4蓋部21及び第5蓋部22にも、ガイド枠部17に面するように切欠部21b、22bを設けている。
【0019】
第2〜第4蓋部19、20、21の薄肉ヒンジ部16に面する端部19c、20b、21cは、第2〜第4蓋部19、20、21を閉じた状態で端部19c、20b、21c間の空間が上方に拡がるように傾斜されたテーパー状としていると共に、第2〜第4蓋部19、20、21を閉じた状態で端部19c、20b、21cと連続する位置にある第1〜第3本体部13、14、15の両側面端部にも同様にテーパー部13b、14b、15bを設けている。
【0020】
クリップ12は、図1及び図2に示すように、四角形状の基部12fの両側面下端よりオフセット状にガイド片12aを突出させた基板部12eと、基部12fの中央から上方に突出した軸部12dと、軸部12dの先端より折り返し状に突出し外面に係止爪12c−1を有する係止羽根部12cと、基部12fのガイド片12aが突出していない辺より若干上方に傾斜して突出した一対の弾圧片12bと、ガイド片12の下面に突出した突起12a−1とを備えている。
【0021】
次に、クリップ12のプロテクタ本体11への組付手順について説明する。
第1本体部13にクリップ12を取り付ける場合について代表して説明すると、ワイヤハーネスW/Hを第1〜第3本体部13、14、15に挿通した状態で、クリップ12の一対のガイド片12aを滑らかな傾斜部13eの側からガイド枠部17にスライド挿入する。この際、突き当たりには段部13cを設けているため、ガイド片12aがそのままガイド枠部17より抜けてしまうのが防止されていると共に、基板部12eのガイド片12aの挿入側部を傾斜部13eとしているので、挿入後に基板部12eが水平方向にスライドしても簡単には抜けないようになっている。
【0022】
また、クリップ12のガイド片12aがガイド枠部17にスライド挿入された状態においては、図4に示すように、ガイド片12aの下面より突出した突起12a−1が底面部13cと点接触するため、摩擦抵抗が低減されてスライドが滑らかに行われるようになっている。
【0023】
そして、図5に示すように、第1蓋部18及び第2蓋部19を閉じてロック片18a、19aを被ロック枠13aに挿入係止することで、第1蓋部18及び第2蓋部19の端部はクリップ12がガイド枠部17より離脱するのを防止するストッパーの役目を果たすこととなる。
この際、第1蓋部18と第2蓋部19の端部間の距離は、クリップ12の幅よりも大きく設定して隙間Sを設けているので、クリップ12は図5中の白矢印方向に若干スライドして微調整可能となっている。
【0024】
また、クリップ12の基部12fより突出した弾圧片12bは第1蓋部18及び第2蓋部19の切欠部18b、19bに設置されると共に、弾圧片18b、19bの先端が第1蓋部18及び第2蓋部19の上面よりも若干上方に位置にしている。
なお、第3本体部15に他方のクリップ12を取り付ける場合についても、上記手順と同様である。
【0025】
上記手順にてワイヤハーネスW/Hにプロテクタ10を外嵌すると、図6(A)のようになる。
そして、図6(B)に示すように、車体Pの2段階に屈曲した箇所にプロテクタ10を取り付ける際には、プロテクタ10が薄肉ヒンジ部16により2段階に屈曲可能となっているので、取付箇所の形状に応じて自在に取り付けることができ、取付作業性が向上する。
【0026】
また、薄肉ヒンジ部16に面して対向する端縁13b、14b、15b、19c、20b、21cが薄肉ヒンジ部16の上方に向けて空間をあけたテーパー形状としているので、プロテクタ10を薄肉ヒンジ部16で屈曲させた際に、対向する端縁13b、14b、15b、19c、20b、21c同士が干渉するのを防ぐことができ、プロテクタ10の屈曲可動範囲を大きく確保することができる。さらに、取付箇所の形状が異なる所へ取り付ける際にもプロテクタ10を薄肉ヒンジ部16で屈曲角度を変えて、取付箇所の形状に合わせることができるため、プロテクタの品種を低減することができる。
【0027】
また、クリップ12はプロテクタ10の長手方向に若干スライド移動することが可能となっているので、クリップ12を車体Pの係止穴H1、H2間の寸法に合わせて微調整しながら挿入可能となり、係止穴H1、H2の間の寸法公差を吸収することができる。従って、プロテクタ10を車体Pに取り付ける際の作業性をさらに向上させることができる。
【0028】
さらに、クリップ12の基部12fより一対の弾圧片12bを突出させていることにより、図7に示すように、クリップ12を車体Pの係止穴H1、H2に挿入して係止羽根部12cの係止爪12c−1を係止穴H1、H2の周縁の裏側に係止した際に、弾圧片12bが係止穴H1、H2の周縁の表側を弾性的に押圧するので、プロテクタ10を安定して車体Pに取り付けることができる。
【0029】
なお、上記微調整可能なクリップ12の取付構造は、薄肉ヒンジ部16を有さないプロテクタや蓋部を有さないプロテクタ等あらゆるプロテクタにも適用することができる。
また、プロテクタに設けられる薄肉ヒンジ部16の数は、車体側の形状に合わせて任意の数に設定してもよい。
【0030】
図8は第2実施形態を示す。
第1実施形態との相違点は、プロテクタ30に設けられる薄肉ヒンジ16を一つとしている点と、クリップ12が固定される車体側部材として屈曲可動するリンクRを用いている点である。
【0031】
上記リンクRは、固定した車体Aと、該車体Aに対して可動する可動部材Bとの間に取り付けていると共に、第1アームR1と第2アームR2とを回動部Jを介して屈曲自在に取り付けている。
プロテクタ30は、プロテクタ本体31の中央付近の底面に薄肉ヒンジ部16を設けて屈曲可能としている。
したがって、プロテクタ30のクリップ12をリンクRの係止穴H1、H2に挿入係止した状態において、可動部材Bが可動することによりリンクRが屈曲しても、プロテクタ30はリンクRの動作に追従して屈曲することができる。
なお、他の構成等は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、クリップがプロテクタ本体に対してスライド可能に取り付けられているので、車体側部材の係止穴間の寸法誤差が多少大きくなっても、上記クリップをスライドさせてクリップ間の寸法を上記係止穴間の実際の寸法に位置合わせして取り付けることができ、寸法公差を吸収することができる。
【0033】
また、上記プロテクタに複数のヒンジ部を設けて多段に屈曲可能とすることで、車体側の取付箇所の屈曲形状に応じて自在に取り付けできるので、取付作業性が向上すると共にプロテクタの品種を低減できる。
さらに、車体側の取付箇所が屈曲可動するような場合にも、上記薄肉ヒンジ部において屈曲自在に追従することができる。
【0034】
上記ガイド枠部の基板部挿入側部を傾斜させることで、該ガイド枠部に斜め挿入される上記基板部が水平方向にスライドしても傾斜部により基板部が抜け出るのを防止でき、また、上記基板部の裏面に突起を設けてプロテクタ本体との間で点接触することによりスライド時の摩擦抵抗を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るプロテクタの斜視図である。
【図2】 クリップの側面図である。
【図3】 プロテクタ本体の要部斜視図である。
【図4】 プロテクタのクリップ取付後の断面図である。
【図5】 プロテクタのクリップ取付後の要部斜視図である。
【図6】 (A)はワイヤハーネスに外嵌したプロテクタの側面図、(B)は車体への取り付けを示す側面図である。
【図7】 クリップの車体への係止状態を示す図面である。
【図8】 第2実施形態のプロテクタの取り付けを示す側面図である。
【図9】 従来のプロテクタの側面図である。
【符号の説明】
10 プロテクタ
11 プロテクタ本体
12 クリップ
12a ガイド片
12a−1 突起
12b 弾圧片
12c 係止羽根部
12d 軸部
12e 基板部
12f 基部
13、14、15 第1〜第3本体部
13e 傾斜部
16 薄肉ヒンジ部
17 ガイド枠部
18、19、20、21、22 第1〜第5蓋部
18b、19b、21b、22b 切欠部
W/H ワイヤハーネス
Claims (3)
- 断面凹形状で上面に開口を有するプロテクタ本体と、該プロテクタ本体に薄肉ヒンジを介して上記開口を閉鎖する複数の蓋を長さ方向に分割して一体的に備え、上記プロテクタ本体内にワイヤハーネスを挿通させた状態で2以上のクリップにより車体側部材に固定するワイヤハーネス用プロテクタであって、
上記クリップの少なくとも1つは別体からなり、該クリップは先端に一対の係止羽根部を有する軸部を四角形状の基板部より上方に突設している一方、上記プロテクタ本体には両側壁より断面コの字形状のガイド枠部を対向して設け、
上記クリップの基板部の両端を、上記プロテクタ本体の開口を閉鎖するように対向する上記ガイド枠部にスライド可能に挿入し、該クリップの基板部をスライドさせて車体側部材の係止穴に対して位置合わせできる構成とし、かつ、
上記ガイド枠部は上記分割した蓋の間に位置させ、これら蓋を閉鎖してプロテクタ本体にロック固定した状態で、上記クリップの基板部の端部が隣接する蓋によりスライド可能な空間をあけて覆われ、抜け止めされる構成としていることを特徴とするワイヤハーネス用プロテクタ。 - 上記クリップの基板部の裏面には上記ガイド枠部の下面と点接する突起を設け、クリップがガイド枠部に対して点接触でスライドする構成としている請求項1に記載のワイヤハーネス用プロテクタ。
- 上記プロテクタ本体の底壁に長手方向に間隔をあけて複数の薄肉ヒンジ部を設け、該薄肉ヒンジ部を屈曲させることにより多段屈曲可能とし、該プロテクタ本体に取り付ける上記複数のクリップはヒンジ部により隔てられた箇所に設けている請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネス用プロテクタ。
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