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JP3880416B2 - アクティブマトリクス基板 - Google Patents

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JP3880416B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソースライン駆動回路を備えるアクティブマトリクス基板に関する。例えば、ソースバスラインへのデータの最終出力段に増幅器を有するソースライン駆動回路を備えるアクティブマトリクス基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の駆動回路を内蔵した電気光学装置、例えば駆動回路一体型液晶表示装置を図14を参照しながら説明する。絵素トランジスタ1と、絵素トランジスタ1に接続されて電荷を蓄積する保持容量2とを有する画素部3をマトリクス状に基板上に配置すると共に、ゲートバスライン6とソースバスライン9とが互いに直交するように配置する。絵素トランジスタ1のゲートをゲートバスライン6に接続し、絵素トランジスタ1のソースをソースバスライン9に接続する。一方、絵素トランジスタ1に接続されていない側の保持容量2の端子は、ゲートバスライン6に平行、つまりソースバスライン9に直交する方向に延びる共通電極配線7に接続されていて、共通電極配線7は、1つの端子16に接続されている。
【0003】
画像表示のための駆動は以下の動作によって行われる。ゲートライン駆動回路5は各行のゲートバスライン6に順にON信号を出力し、このON信号が出力されたゲートバスライン6の行の全ての絵素トランジスタ1をONとする。また、ゲートバスライン6にON信号が出力されている間に、ソースライン駆動回路8が各ソースバスライン9に設けたアナログスイッチ10に順にON信号を出力する。これにより、ONとなったアナログスイッチ10に接続されたソースバスライン9が対応する映像信号線12に接続され、ソースバスライン9を介して絵素トランジスタ1をONにする。端子13からの映像信号は、絵素トランジスタ1を介して、保持容量2と、アクティブマトリクス基板および対向基板間の液晶層(不図示)の絵素容量とに書き込まれる。
【0004】
また、このようにして保持容量2と絵素容量とに書き込まれた映像信号は、ゲートライン駆動回路5が他の行のゲートバスライン6にON信号を出力している間は、絵素トランジスタ1がOFFすることにより保持される。そして、ゲートライン駆動回路5が全ての行のゲートバスライン6にON信号を出力し終えると、再び最初の行から順にON信号を出力して、上記の動作を繰り返す。
【0005】
上記アクティブマトリクス基板は、液晶層を介して対向基板と向かい合わせに組み合わせて液晶表示装置として駆動可能となった後であれば、光学的な検査により不良の検査を容易に行うことができる(例えば特開昭63−123093号公報参照)。しかしながら、このような方法では液晶パネルに実際に絵を表示させての検査になるので、測定時間が長くかかり、高い生産性も期待できない。またこの検査方法によりアクティブマトリクス基板が不良であると判断された場合には、液晶パネルを廃棄しなければならず、対向基板との組み立て工程、液晶注入工程が全くの無駄となってしまう可能性がある。したがって、アクティブマトリクス基板は、絵素トランジスタ1等の形成工程が終わった段階で検査を行い、可能な場合は不良箇所の修正を行った上で、対向基板との組み立て工程に送り出せるようにする必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
アクティブマトリクス基板の組み立て前に検査するために、図15に示す検査回路111〜114を基板上に形成することが考えられる。検査回路111,112は、ゲートライン駆動回路105およびソースライン駆動回路106におけるシフトレジスタの最終段の出力を検査パッド111a,112aに導く回路である。したがって、これらの検査パッド111a,112aの出力をモニタしながらゲート駆動回路105およびソースライン駆動回路106を動作させれば、これらの回路105,106の良否を検査することができる。
【0007】
また、検査回路113は、各ゲートバスライン101をそれぞれスイッチ113aを介し、一括して検査パッド113bに接続した回路である。さらに、検査回路114は、各ソースバスライン102をそれぞれスイッチ114aを介し、一括して検査パッド114bに接続した回路である。
【0008】
これらのスイッチ113a,114aは、他の検査パッド113c,114cからの信号によってON/OFFが制御される。したがって、例えばゲートバスライン101を検査する場合には、検査パッド113cにON信号を印加してスイッチ113aをONとし、ゲートライン駆動回路105を動作させれば、検査パッド113bの出力により断線等の不良を発見することができる。
【0009】
同様に、ソースバスライン102を検査する場合には、映像信号線108に適当な信号を付加しておき、検査パッド114cにON信号を印加してスイッチ114aをONとし、ソースライン駆動回路106を動作させれば、検査パッド114bの出力により断線等の不良を発見することができる。
【0010】
この検査方法では、ゲートライン駆動回路105やソースライン駆動回路106の動作およびゲートバスライン101やソースバスライン102の良否を検査するだけである。しかしながら、アクティブマトリクス基板では、膨大な数の絵素トランジスタ104が形成されているので、この絵素トランジスタ104の良否を検査する方が製造上の歩留りに与える影響がより大きい。
【0011】
駆動回路やバスラインのみならず絵素トランジスタの良否まで検査する方法が、例えば特開平5−5866号公報に開示されている。この方法では、各絵素保持容量に一旦書き込んだデータを再び読み出して調べることにより、駆動回路やバスラインのみならず絵素トランジスタの良否まで検査可能とし、しかも不良箇所を確実に検出することができる。同公報に開示された検査方法を図16および図17を参照しながら説明する。
【0012】
図16は、駆動回路一体型のアクティブマトリクス基板を示し、図17は図16のアクティブマトリクス基板の絵素欠陥を検査するためのシステムを示す。アクティブマトリクス基板300のゲートライン駆動回路305は、端子315を通して外部からの制御信号を受けて駆動される。ソースライン駆動回路306も同様に、端子314を通して外部からの制御信号を受けて駆動される。
【0013】
まず書込み方法について説明する。ゲートライン駆動回路305は、例えばゲートライン301aを選択し、絵素トランジスタ304をONする。さらに外部の信号源418からの映像信号が、切替スイッチ412および端子313aを介して、ビデオライン308aに出力され、ソースライン駆動回路306により選択されたソースライン302aのアナログスイッチ307をONし、目的の絵素の保持容量303に映像信号を書き込む。絵素トランジスタ304と反対側の保持容量303の電極は、共通電極配線310により連結されており、共通電極端子312を通して外部の共通電源につながっている。したがって、保持容量303には、共通電源の電圧と映像信号の電圧との差分の電荷が書き込まれる。
【0014】
次に読み出し方法について説明する。外部回路の切替スイッチ412を信号源418側からアナログアンプ413側へ切り替える。絵素の補助容量303に蓄えられた電荷は、選択されたゲートラインの絵素トランジスタ304がONになり、さらに選択されたソースラインのアナログスイッチ307がONになることによって、パネル外に読み出される。パネル外に読み出された電荷は、電流−電圧変換され、アナログアンプ413で電圧増幅される。その後、AD変換機414でアナログ信号がデジタル信号に変換され、変換されたデジタル信号がPC415で信号処理される。このように、表示動作と同様に、絵素への書込みを実行することで、駆動回路やバスラインの良不良が検査できると共に、絵素のデータを読み出すことで、アクティブマトリクス基板上の絵素トランジスタの欠陥検出を行うことができる。
【0015】
しかしながら、この方法では、絵素に書き込んだデータを読み出す経路として書込み時に使用したビデオラインを用いなければならないので、信号の流れが可逆な回路でなければ検査を行なうことができない。具体的には、ソースライン駆動回路の駆動力がソースラインの負荷よりも小さい場合、例えば大型パネルや高精細パネルの場合、図18に示すようにソースラインへのデータの最終出力段にアンプ502を備えなければならない。アンプは信号の流れが可逆な回路ではないので、ビデオライン501から絵素に書き込んだデータを読み出すことはできない。
【0016】
また図19に示すデジタルドライバの場合には、映像デジタル信号を液晶表示用アナログ電圧に変換するDA変換機601が必要になる。しかし、DA変換機601も信号の流れが可逆な回路ではないので、絵素に書き込んだデータを読み出すことはできない。
【0017】
本発明の目的は 各絵素容量に一旦書き込んだデータを再び読み出して調べることにより、駆動回路やバスラインのみならず、絵素トランジスタの良否までも検査可能とすることである。特に、表示パネル作成前のアクティブマトリクス基板の状態で、不良箇所の確実な検出を可能とすることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
発明の第の局面によるアクティブマトリクス基板は、基板上に格子状に配列された複数のトランジスタと、前記複数のトランジスタのゲートのそれぞれに接続された、互いに平行な複数のゲートラインと、前記複数のトランジスタのソースにそれぞれ接続され、かつ前記複数のゲートラインに交差する、互いに平行な複数のソースラインと、前記複数のゲートラインのそれぞれに走査信号を順次送るゲートライン駆動回路と、前記複数のトランジスタのそれぞれに接続され、かつ共通電源に接続された複数の保持容量と、前記複数のソースラインを順次選択し、選択された前記ソースラインを介して、前記保持容量に映像信号を送るソースライン駆動回路と、前記複数のソースラインのそれぞれを介して、前記複数の保持容量のそれぞれに保持された電荷を読み出すための読出用ラインと、を有するアクティブマトリクス基板であって、前記読出用ラインは、前記複数のソースラインのそれぞれに対応する複数本のラインであり、前記ソースライン駆動回路の信号の流れは不可逆であり、前記複数のソースラインと前記ソースライン駆動回路との間にそれぞれ配置され、前記各ソースラインと前記ソースライン駆動回路とをON/OFFする第1スイッチと、前記複数のソースラインと前記読出用ラインとの間にそれぞれ配置され、前記各ソースラインと前記読出用ラインとをON/OFFする第2スイッチとを備え、前記複数の保持容量のそれぞれに保持された電荷は、ON状態の前記第1スイッチを介して各前記保持容量に供給されると共に、前記複数本の読出用ラインのそれぞれから時分割で1本ずつ読み出される。
【0019】
本発明の第1の局面によるアクティブマトリクス基板において、前記各第2スイッチは、前記ソースラインと前記読出用ラインとをONする時間が互いに重ならないことが好ましい。この場合、前記ソースライン駆動回路は、シフトレジスタ回路を備え、前記シフトレジスタ回路からのシフトレジスタ出力を用いて、前記各第2スイッチが制御されるようにしても良い。
【0020】
本発明の第1の局面によるアクティブマトリクス基板において、前記ソースライン駆動回路は、アナログ方式であり、前記ソースライン駆動回路と前記各第1スイッチとの間にアンプが介在しても良く、あるいは前記ソースライン駆動回路は、デジタル方式であっても良い
【0021】
発明のアクティブマトリクス基板の製造方法は、本発明の第1の局面によるアクティブマトリクス基板が有する前記複数の保持容量のそれぞれに保持された電荷を読み出す工程と、読み出された前記電荷のデータを解析することによって、前記アクティブマトリクス基板を検査する工程とを含む。
【0022】
本発明の画像表示装置は、前記複数のトランジスタのそれぞれに接続された複数の絵素電極を有する、本発明の第1の局面によるアクティブマトリクス基板と、前記アクティブマトリクス基板に対向する対向電極と、前記絵素電極および前記対向電極間に介在する表示媒体層と、を有する。表示媒体層は、入射する外光の透過率を変化させ得る液晶層などの光変調層だけでなく、それ自体が発光する無機または有機EL(Electoro Luminescence )材料からなる層を包含する。
【0023】
本発明のアクティブマトリクス基板によれば、駆動回路やバスラインのみならず絵素トランジスタの良否まで検査可能となり、しかも不良箇所を確実に検出することができる。具体的には、ソースライン駆動回路不良、ゲートライン駆動回路不良、ソースライン断線、ソースラインと、隣接するソースライン、ゲートライン、共通電極ラインまたは絵素電極とのリーク、ゲートラインと、隣接するゲートライン、共通電極ラインまたは絵素電極とのリーク、絵素トランジスタのON不良、絵素トランジスタのOFF不良、保持容量の上下電極間リーク、アナログスイッチ不良などの検査を、アクティブマトリクス基板の絵素の保持容量に蓄積された電荷を読み出すことによって行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明による実施形態を説明する。なお、以下の実施形態では、液晶表示装置に用いられるアクティブマトリクス基板を例にして説明するが、本発明のアクティブマトリクス基板は、有機または無機EL(エレクトロルミネッセント)表示装置、プラズマ表示装置、エレクトロクロミック表示装置などにも用いることができる。また、以下の参照符号における英字以降の英数字を省略して、総括的に表すことがある。例えば、705a,705b,705c・・・を総括して「705」と表すことがあり、904a1,904a2,904a3・・・を総括して「904a」と表すことがある。
【0025】
(実施形態1)
本実施形態では、本発明の第1の局面によるアクティブマトリクス基板について説明する。図1は、本実施形態のアクティブマトリクス基板のブロック図である。本実施形態のアクティブマトリクス基板は、駆動回路一体型アクティブマトリクス基板であり、ソースライン駆動回路がアナログドライバである。
【0026】
本実施形態のアクティブマトリクス基板は、ガラス基板、石英基板、半導体基板などの基板11上に、絵素トランジスタ1と、絵素トランジスタ1に接続され、電荷を蓄積する保持容量2とを有する画素部3が、格子状に複数形成されている。各行の保持容量2は、絵素トランジスタ1と反対側の電極がゲートライン6に平行に延びる複数の共通電極配線7に接続され、共通電極配線7は、外部の共通電源に接続された共通電極端子16に接続されている。なお、各画素部3には、各絵素トランジスタ1に接続された絵素電極(不図示)が複数形成されている。
【0027】
基板11上には、互いに平行に延びる複数のゲートライン6と、ゲートライン6に交差し、互いに平行に延びる複数のソースライン9とが形成されている。本実施形態では、各ゲートライン6が行方向に延び、各ソースライン9が列方向に延びている。格子状に配列された複数の絵素トランジスタ1のそれぞれは、ゲートが行ごとに共通のゲートライン6に接続し、ソースが列ごとに共通のソースライン9に接続している。各ゲートライン6は、複数のゲートライン6のそれぞれに走査信号を順次送るゲートライン駆動回路5に接続されている。
【0028】
各ソースライン9は、ソースライン駆動回路8によりそれぞれON/OFFされるアナログスイッチ10および読出用スイッチ4を介して、映像信号線12に接続されている。ソースライン駆動回路8によって選択されたソースライン9のアナログスイッチ10がONされ、かつ読出用スイッチ4がOFFされたとき、選択されたソースライン9が映像信号線12に接続される。また、ソースライン駆動回路8によって選択されたソースライン9のアナログスイッチ10がOFFされ、かつ読出用スイッチ4がONされたとき、選択されたソースライン9が読出用ライン14に接続される。読出用ライン14は、複数のソースライン9に共通する1本のラインである。なお、ゲートライン駆動回路5およびソースライン駆動回路8は、外部からの制御信号をそれぞれ受けて駆動される。
【0029】
図2は、図1に示すアクティブマトリクス基板のソースライン駆動回路8側を拡大して示すブロック図である。本実施形態のアクティブマトリクス基板によれれば、絵素の保持容量にデータを一旦書き込み、その保持されたデータを読み出して解析することによって、アクティブマトリクス基板の検査をおこなうことができる。図1および図2を参照しながら、書き込み動作について説明する。
【0030】
ソースライン駆動回路8は、シフトレジスタ回路701とサンプリング回路702を有しており、書き込み時は、シフトレジスタ回路701とサンプリング回路702によって作られたサンプリングパルスによって、アナログスイッチ10a,10b,10cを順にONする。外部の信号源(不図示)から端子13に入力された書き込みデータ(映像信号)は、映像信号線(ビデオライン)12からアナログスイッチ10a,10b,10cを通ってアンプ705a,705b,705cに入る。なお、アンプ705a,705b,705cは、元の書き込みデータでは負荷の大きいソースライン9に充電できないので、電流増幅を行うために設けられている。アンプ705a,705b,705cでは、信号の流れは不可逆である。
【0031】
書き込み時は、第1スイッチ706a,706b,706cを同時または順次にONし、第2スイッチ708a,708b,708cをOFFすることで、ソースライン9a,9b,9cにデータ電圧を充電する。ゲートライン駆動回路5によって選択されたゲートライン6と接続する各絵素トランジスタ1がONされたとき、ソースライン9a,9b,9cからのデータ電圧が、各絵素トランジスタ1を介して各絵素の保持容量2に書き込まれる。絵素トランジスタ1と反対側の保持容量2の電極は、共通電極配線7を介して外部の共通電源(不図示)に接続されているので、保持容量2には、共通電源の電圧と映像信号の電圧との差分の電荷が書き込まれる。検査の場合には、欠陥検出の効率の面から、書き込むデータは一定の方がよく、例えば最大書き込み電圧を用いる。
【0032】
次に、書き込みデータの読出し動作について説明する。読出し時は、第1スイッチ706a,706b,706cをOFFして、アンプ705a,705b,705cとソースライン9a,9b,9cとをそれぞれ切り離す。ゲートライン駆動回路5によって選択されたゲートライン6と接続する各絵素の保持容量2に蓄積された電荷は、ONされた絵素トランジスタ1を介して、各ソースライン9a,9b,9cからそれぞれ読み出される。
【0033】
第2スイッチ708a,708b,708cは、同時にONすることがなく、708a,708b,708c・・・と順にONして行く。第2スイッチ708a,708b,708cが順次ONすることによって、ゲートライン6に沿った各絵素の保持電荷を、ソースライン9a,9b,9cを介して、順に読出用ライン14に読み出すことができる。
【0034】
第2スイッチ708a,708b,708cを制御する信号の例を図3に示す。第2スイッチ708a,708b,708cが同時にONすると、読出用ライン14で読み出し信号が混ざるので、正しく検査することができない。そこで、隣り合う信号SaとSbまたは隣り合う信号SbとScは同時にONすることがないように制御されている。本実施形態では、第2スイッチ708a,708b,708cを制御する信号として、ソースライン駆動回路8のサンプリング回路702の出力であるサンプリングパルスを用いているが、制御信号は外部から入れても良い。また読み出し速度は書き込み速度と同じである必要はなく、例えば読み出し系で速度の律速がある場合には、読み出し速度を遅くしてもよい。
【0035】
読出用ライン14に順に読み出された絵素の保持容量2の電荷は、外部のアナログアンプ(不図示)で増幅され、ADコンバータ(不図示)でデジタル信号に変換され、PC(パソコン)で処理される。
【0036】
本実施形態では、読出用ライン14、第1および第2スイッチ706,708が画素エリアのソースライン駆動回路8側に設けられている。その理由について説明する。アクティブマトリクス表示装置を駆動させるには、ゲートライン駆動回路5、ソースライン駆動回路8に加えて、ソースライン駆動回路8での画素へのデータ書き込みを助けるためのプリチャージ回路を設ける場合がある。このプリチャージ回路は、画素エリアを挟んでソースライン駆動回路8と反対側に設けられるからである。
【0037】
また、プリチャージ回路を検査に利用することもできない。例えば特開平7−295521号公報に開示されているプリチャージ回路では、各々のソースバスラインへプリチャージするためのスイッチPSWを制御する信号PCGは全て共通であるので、ソースバスラインを1ラインごとに選択することができず、1画素ごとのデータを読み出すことができない。したがって、ソースバスラインへの書き込みスイッチを独立に制御できるソースライン駆動回路8側に、読出用ライン14、第1および第2スイッチ706,708を設けている。
【0038】
本実施形態によれば、ソースライン駆動回路8のソースライン9への出力段にアンプ705がある場合でも、すなわちソースライン駆動回路8の信号の流れが不可逆であっても、アクティブマトリクス基板の各絵素の保持容量に蓄積された電荷を読み出すことができ、アクティブマトリクス基板の検査を行うことができる。したがって、不良基板を後の工程に流さないことによる効率アップとコスト削減が実現できる。
【0039】
なお、アナログ方式のソースライン駆動回路8の書き込み時に使用する構成は、本実施形態のものに限定されず、他の構成でも良い。
【0040】
(実施形態2)
本実施形態では、本発明の第2の局面によるアクティブマトリクス基板について説明する。本実施形態のアクティブマトリクス基板は、駆動回路一体型アクティブマトリクス基板であり、ソースライン駆動回路がアナログドライバである。なお、アクティブマトリクス部は、実施形態1と同様であるので、説明を省略する。
【0041】
図4は、本実施形態のアクティブマトリクス基板のソースライン駆動回路8側を拡大して示すブロック図である。本実施形態のアクティブマトリクス基板は、映像信号線(ビデオライン)および読出用ラインが、RGBの各画素に対応して、それぞれ複数本(3本)設けられている。
【0042】
本実施形態のアクティブマトリクス基板は、実施形態1と同様に、一旦絵素の保持容量にデータを書き込み、その保持されたデータを読み出して解析することで検査を行う。図1および図4を参照しながら、書き込み動作について説明する。
【0043】
ソースライン駆動回路8は、シフトレジスタ回路901とサンプリング回路902を有しており、書き込み時は、シフトレジスタ回路901とサンプリング回路902によって作られたサンプリングパルスによって、アナログスイッチ904a1,904b1,904c1,904a2,904b2,904c2,904a3・・・・を例えば同時にONする。
【0044】
RGBの各書き込みデータは、映像信号線(ビデオライン)903a,903b,903cからアナログスイッチ904a,904b,904cを通って、それぞれのアンプ905a,905b,905cに入る。なお、アンプ905a,905b,905cは、元の書き込みデータでは負荷の大きいソースライン907a,907b,907cに充電できないので、電流増幅を行うために設けられている。アンプ905a,905b,905cでは、信号の流れは不可逆である。
【0045】
書き込み時は、第1スイッチ906a,906b,906cを同時または順次にONし、第2スイッチ908a,908b,908cをOFFすることで、ソースライン907a,907b,907cにデータ電圧を充電する。ゲートライン駆動回路5によって選択されたゲートライン6と接続する各絵素トランジスタ1がONされたとき、ソースライン907a,907b,907cからのデータ電圧が、各絵素トランジスタ1を介して各絵素の保持容量2に書き込まれる。保持容量2には、共通電源の電圧と映像信号の電圧との差分の電荷が書き込まれる。検査の場合には、欠陥検出の効率の面から、書き込むデータは一定の方がよく、例えば最大書き込み電圧を用いる。
【0046】
次に、書き込みデータの読出し動作について説明する。読出し時は、第1スイッチ906a,906b,906cをOFFして、アンプ905a,905b,905cとソースライン907a,907b,907cとをそれぞれ切り離す。ゲートライン駆動回路5によって選択されたゲートライン6と接続する各絵素の保持容量2に蓄積された電荷は、ONされた絵素トランジスタ1を介して、各ソースライン907a,907b,907cからそれぞれ読み出される。
【0047】
複数の読出用ライン909a,909b,909cのうちの1本、例えば読出用ライン909aにつながる第2スイッチ908a1,908a2,908a3・・・は、同時にONすることがなく、第2スイッチ908a1,908a2,908a3・・・が順にONして行く。読出用ライン909aにつながる第2スイッチ908a1,908a2,908a3・・・が順次ONすることによって、ゲートライン6に沿った各絵素の保持電荷を、ソースライン907a1,907a2,907a3・・・を介して、順に読出用ライン909aに読み出すことができる。
【0048】
複数の読出用ライン909a,909b,909cのうちの1本、例えば読出用ライン909aにつながる第2スイッチ908a1,908a2,908a3を制御する信号の例を図5に示す。第2スイッチ908a1,908a2,908a3が同時にONすると、読出用ライン909aで読み出し信号が混ざるので、正しく検査することができない。そこで、隣り合う信号Sa1とSa2または隣り合う信号Sa2とSa3は同時にONすることがないように制御されている。
【0049】
互いに異なる読出用ライン909a,909b,909cの間では、それぞれ独立して第2スイッチ908a,908b,908cを制御することができる。例えば、読出用ライン909aにつながる第2スイッチ908a1、読出用ライン909bにつながる第2スイッチ908b1、読出用ライン909cにつながる第2スイッチ908c1が同時にONするように制御しても良い。第2スイッチ908a,908b,908cを制御する信号は、ソースライン駆動回路8のサンプリング回路902の出力であるサンプリングパルスを用いても良いし、外部から入れても良い。また読み出し速度は書き込み速度と同じである必要はなく、例えば読み出し系で速度の律速がある場合には、読み出し速度を遅くしてもよい。
【0050】
本実施形態では読出用ライン909a,909b,909cが複数本あるので、読出用ライン909a,909b,909cを3本同時に読み出すことができる。また、読出用ライン909a,909b,909cを1本ずつ、例えば909a,909b,909cと順に読み出すこともできる。本実施形態では、読出用ラインは3本であるが、必要に応じて何本でもよい。
【0051】
読出用ライン909a,909b,909cに読み出された各絵素の保持容量2の電荷は、外部のアナログアンプ(不図示)で増幅され、ADコンバータ(不図示)でデジタル信号に変換され、PC(パソコン)で処理される。本実施形態では、読出用ライン909a,909b,909cが複数本あるので、複数本のラインから同時に読み出すときは、外部のアナログアンプ、ADコンバータをそれぞれ複数必要とする。但し、複数本の読出用ライン909a,909b,909cのそれぞれから時分割で1本ずつ読み出しても良い。この場合には、外部のアナログアンプ、ADコンバータは必ずしも複数を必要とせず、読出しに要する回路の数を削減することができる。
【0052】
本実施形態によれば、ソースライン駆動回路8のソースライン907への出力段にアンプ905がある場合でも、すなわちソースライン駆動回路8の信号の流れが不可逆であっても、アクティブマトリクス基板の各絵素の保持容量に蓄積された電荷を読み出すことができ、アクティブマトリクス基板の検査を行うことができる。したがって、不良基板を後の工程に流さないことによる効率アップとコスト削減が実現できる。さらに、本実施形態では、読出用ライン909a,909b,909cが複数設けられているので、複数本の同時読み出しを行なう場合には検査時間をさらに短縮することができる。
【0053】
なお、アナログ方式のソースライン駆動回路8の書き込み時に使用する構成は、本実施形態のものに限定されず、他の構成でも良い。
【0054】
(実施形態3)
本実施形態では、本発明の第1の局面によるアクティブマトリクス基板について説明する。本実施形態のアクティブマトリクス基板は、駆動回路一体型アクティブマトリクス基板であり、ソースライン駆動回路がデジタルドライバである。なお、アクティブマトリクス部は、実施形態1と同様であるので、説明を省略する。
【0055】
図6は、本実施形態のアクティブマトリクス基板のソースライン駆動回路8側を拡大して示すブロック図である。本実施形態のアクティブマトリクス基板は、実施形態1と同様に、一旦絵素の保持容量にデータを書き込み、その保持されたデータを読み出して解析することで検査を行う。図1および図6を参照しながら、書き込み動作について説明する。
【0056】
ソースライン駆動回路8は、シフトレジスタ回路1001と、1stラッチ回路1002と、2ndラッチ回路1003と、DAコンバータ1004とを有する。書き込み時は、シフトレジスタ回路1001の出力に従って、1stラッチ回路1002によってデジタルデータをラッチする。1水平ライン分のデータが全てラッチし終えると、そのデータは2ndラッチ回路1003に転送され、1stラッチ回路1002では、次の水平ラインのデータラッチが始まる。2ndラッチ回路1003でラッチされたデータは、DAコンバータ1004でデジタルデータから、アクティブマトリクス駆動に必要なアナログデータに変換される。DAコンバータ1004には、抵抗分割方式や容量分割方式があり、いずれの方式も信号の流れは不可逆である。いずれのDAコンバータでも本発明に適用できる。
【0057】
書き込み時は、第1スイッチ1005a,1005b,1005cを同時または順次にONし、第2スイッチ1007a,1007b,1007cをOFFすることで、ソースライン1006a,1006b,1006cにデータ電圧を充電する。ゲートライン駆動回路5によって選択されたゲートライン6と接続する各絵素トランジスタ1がONされたとき、ソースライン1006a,1006b,1006cからのデータ電圧が、各絵素トランジスタ1を介して各絵素の保持容量2に書き込まれる。保持容量2には、共通電源の電圧と映像信号の電圧との差分の電荷が書き込まれる。検査の場合には、欠陥検出の効率の面から、書き込むデータは一定の方がよく、例えば最大書き込み電圧を用いる。
【0058】
次に、書き込みデータの読出し動作について説明する。読出し時は、第1スイッチ1005a,1005b,1005cをOFFして、DAコンバータ1004とソースライン1006a,1006b,1006cとをそれぞれ切り離す。ゲートライン駆動回路5によって選択されたゲートライン6と接続する各絵素の保持容量2に蓄積された電荷は、ONされた絵素トランジスタ1を介して、各ソースライン1006a,1006b,1006cからそれぞれ読み出される。
【0059】
読出用ライン1008につながる第2スイッチ1007a,1007b,1007cは、同時にONすることがなく、1007a,1007b,1007c・・・と順にONして行く。第2スイッチ1007a,1007b,1007cが順次ONすることによって、ゲートライン6に沿った各絵素の保持電荷を、ソースライン1006a,1006b,1006cを介して、順に読出用ライン1008に読み出すことができる。
【0060】
第2スイッチ1007a,1007b,1007cを制御する信号の例を図7に示す。第2スイッチ1007a,1007b,1007cが同時にONすると、読出用ライン1008で読み出し信号が混ざるので、正しく検査することができない。そこで、隣り合う信号SaとSbまたは隣り合う信号SbとScは同時にONすることがないように制御されている。第2スイッチ1007a,1007b,1007cを制御する信号は、ソースライン駆動回路8のデータを1stラッチ回路1002でラッチするための信号であるシフトレジスタ出力を用いても良いし、外部から入れても良い。また読み出し速度は書き込み速度と同じである必要はなく、例えば読み出し系で速度の律速がある場合には、読み出し速度を遅くしてもよい。
【0061】
読出用ライン1008に順に読み出された各絵素の保持容量2の電荷は、外部のアナログアンプ(不図示)で増幅され、ADコンバータ(不図示)でデジタル信号に変換され、PC(パソコン)で処理される。
【0062】
本実施形態によれば、デジタル方式の駆動回路で、ソースライン1006への出力段にDAコンバータ1004がある場合でも、すなわちソースライン駆動回路8の信号の流れが不可逆であっても、アクティブマトリクス基板の各絵素の保持容量に蓄積された電荷を読み出すことができ、アクティブマトリクス基板の検査を行うことができる。したがって、不良基板を後の工程に流さないことによる効率アップとコスト削減が実現できる。
【0063】
なお、デジタル方式のソースライン駆動回路8の書き込み時に使用する構成は、本実施形態のものに限定されず、他の構成でも良い。
【0064】
(実施形態4)
本実施形態では、本発明の第1の局面によるアクティブマトリクス基板について説明する。本実施形態のアクティブマトリクス基板は、駆動回路一体型アクティブマトリクス基板であり、ソースライン駆動回路がデジタルドライバであって、出力段にアンプ回路を備えている。なお、アクティブマトリクス部は、実施形態1と同様であるので、説明を省略する。
【0065】
図8は、本実施形態のアクティブマトリクス基板のソースライン駆動回路8側を拡大して示すブロック図である。本実施形態のアクティブマトリクス基板は、実施形態1と同様に、一旦絵素の保持容量にデータを書き込み、その保持されたデータを読み出して解析することで検査を行う。図1および図8を参照しながら、書き込み動作について説明する。
【0066】
ソースライン駆動回路8は、シフトレジスタ回路1101と、1stラッチ回路1102と、2ndラッチ回路1103と、DAコンバータ1104とを有する。書き込み時は、シフトレジスタ回路1101の出力に従って、1stラッチ回路1102によってデジタルデータをラッチする。1水平ライン分のデータが全てラッチし終えると、そのデータは2ndラッチ回路1103に転送され、1stラッチ回路1102では、次の水平ラインのデータラッチが始まる。2ndラッチ回路1103でラッチされたデータは、DAコンバータ1104でデジタルデータから、アクティブマトリクス駆動に必要なアナログデータに変換される。DAコンバータ1104には、抵抗分割方式や容量分割方式があり、いずれの方式でも本発明に適用できる。DAコンバータ1104からの出力はアンプ1109に送られる。なお、アンプ1109a,1109b,1109cは、元の書き込みデータでは負荷の大きいソースライン1106a,1106b,1106cに充電できないので、電流増幅を行うために設けられている。アンプ1109a,1109b,1109cでは、信号の流れは不可逆である。
【0067】
書き込み時は、第1スイッチ1105a,1105b,1105cを同時または順次にONし、第2スイッチ1107a,1107b,1107cをOFFすることで、ソースライン1106a,1106b,1106cにデータ電圧を充電する。ゲートライン駆動回路5によって選択されたゲートライン6と接続する各絵素トランジスタ1がONされたとき、ソースライン1106a,1106b,1106cからのデータ電圧が、各絵素トランジスタ1を介して各絵素の保持容量2に書き込まれる。保持容量2には、共通電源の電圧と映像信号の電圧との差分の電荷が書き込まれる。検査の場合には、欠陥検出の効率の面から、書き込むデータは一定の方がよく、例えば最大書き込み電圧を用いる。
【0068】
次に、書き込みデータの読出し動作について説明する。読出し時は、第1スイッチ1105a,1105b,1105cをOFFして、アンプ1109a,1109b,1109cとソースライン1106a,1106b,1106cをそれぞれ切り離す。ゲートライン駆動回路5によって選択されたゲートライン6と接続する各絵素の保持容量2に蓄積された電荷は、ONされた絵素トランジスタ1を介して、各ソースライン1106a,1106b,1106cからそれぞれ読み出される。
【0069】
読出用ライン1108につながる第2スイッチ1107a,1107b,1107cは、同時にONすることがなく、1107a,1107b,1107c・・・と順にONして行く。第2スイッチ1107a,1107b,1107cが順次ONすることによって、ゲートライン6に沿った各絵素の保持電荷を、ソースライン1106a,1106b,1106cを介して、順に読出用ライン1108に読み出すことができる。
【0070】
第2スイッチ1107a,1107b,1107cを制御する信号の例を図9に示す。第2スイッチ1107a,1107b,1107cが同時にONすると、読出用ライン1108で読み出し信号が混ざるので、正しく検査することができない。そこで、隣り合う信号S1とS2または隣り合う信号S2とS3は同時にONすることがないように制御されている。第2スイッチ1107a,1107b,1107cを制御する信号は、ソースライン駆動回路8のデータを1stラッチ回路1102でラッチするための信号であるシフトレジスタ出力を用いても良いし、外部から入れても良い。また読み出し速度は書き込み速度と同じである必要はなく、例えば読み出し系で速度の律速がある場合には、読み出し速度を遅くしてもよい。
【0071】
読出用ライン1108に順に読み出された各絵素の保持容量2の電荷は、外部のアナログアンプ(不図示)で増幅され、ADコンバータ(不図示)でデジタル信号に変換され、PC(パソコン)で処理される。
【0072】
本実施形態によれば、デジタル方式の駆動回路で、ソースライン1106への出力段にアンプ1109がある場合でも、すなわちソースライン駆動回路8の信号の流れが不可逆であっても、アクティブマトリクス基板の各絵素の保持容量に蓄積された電荷を読み出すことができ、アクティブマトリクス基板の検査を行うことができる。したがって、不良基板を後の工程に流さないことによる効率アップとコスト削減が実現できる。
【0073】
なお、デジタル方式のソースライン駆動回路8の書き込み時に使用する構成は、本実施形態のものに限定されず、他の構成でも良い。
【0074】
(実施形態5)
本実施形態では、本発明の第2の局面によるアクティブマトリクス基板について説明する。本実施形態のアクティブマトリクス基板は、駆動回路一体型アクティブマトリクス基板であり、ソースライン駆動回路がデジタルドライバである。なお、アクティブマトリクス部は、実施形態1と同様であるので、説明を省略する。
【0075】
図10は、本実施形態のアクティブマトリクス基板のソースライン駆動回路8側を拡大して示すブロック図である。本実施形態のアクティブマトリクス基板は、実施形態1と同様に、一旦絵素の保持容量にデータを書き込み、その保持されたデータを読み出して解析することで検査を行う。図1および図10を参照しながら、書き込み動作について説明する。
【0076】
ソースライン駆動回路8は、シフトレジスタ回路1201と、1stラッチ回路1202と、2ndラッチ回路1203と、DAコンバータ1204とを有する。書き込み時は、シフトレジスタ回路1201の出力に従って、1stラッチ回路1202によってデジタルデータをラッチする。1水平ライン分のデータが全てラッチし終えると、そのデータは2ndラッチ回路1203に転送され、1stラッチ回路1202では、次の水平ラインのデータラッチが始まる。2ndラッチ回路1203でラッチされたデータは、DAコンバータ1204でデジタルデータから、アクティブマトリクス駆動に必要なアナログデータに変換される。DAコンバータ1204には、抵抗分割方式や容量分割方式があり、いずれの方式も信号の流れは不可逆である。いずれのDAコンバータでも本発明に適用できる。
【0077】
書き込み時は、第1スイッチ1205a,1205b,1205cを同時または順次にONし、第2スイッチ1207a,1207b,1207cをOFFすることで、ソースライン1206a,1206b,1206cにデータ電圧を充電する。ゲートライン駆動回路5によって選択されたゲートライン6と接続する各絵素トランジスタ1がONされたとき、ソースライン1206a,1206b,1206cからのデータ電圧が、各絵素トランジスタ1を介して各絵素の保持容量2に書き込まれる。保持容量2には、共通電源の電圧と映像信号の電圧との差分の電荷が書き込まれる。検査の場合には、欠陥検出の効率の面から、書き込むデータは一定の方がよく、例えば最大書き込み電圧を用いる。
【0078】
次に、書き込みデータの読出し動作について説明する。読出し時は、第1スイッチ1205a,1205b,1205cをOFFして、DAコンバータ1204とソースライン1206a,1206b,1206cをそれぞれ切り離す。ゲートライン駆動回路5によって選択されたゲートライン6と接続する各絵素の保持容量2に蓄積された電荷は、ONされた絵素トランジスタ1を介して、各ソースライン1206a,1206b,1206cからそれぞれ読み出される。
【0079】
複数の読出用ライン1208a,1208b,1208cのうちの1本、例えば読出用ライン1208aにつながる第2スイッチ1207a1,1207a2,1207a3・・・は、同時にONすることがなく、第2スイッチ1207a1,1207a2,1207a3・・・・は順にONして行く。読出用ライン1208aにつながる第2スイッチ1207a1,1207a2,1207a3・・・・が順次ONすることによって、ゲートライン6に沿った各絵素の保持電荷を、ソースライン1206a1,1206a2,1206a3・・・を介して、順に読出用ライン1208aに読み出すことができる。
【0080】
複数の読出用ライン1208a,1208b,1208cのうちの1本、例えば読出用ライン1208aにつながる第2スイッチ1207a1,1207a2,1207a3を制御する信号の例を図11に示す。第2スイッチ1207a1,1207a2,1207a3が同時にONすると、読出用ライン1208aで読み出し信号が混ざるので、正しく検査することができない。そこで、隣り合う信号Sa1とSa2または隣り合う信号Sa2とSa3は同時にONすることがないように制御されている。
【0081】
互いに異なる読出用ライン1208a,1208b,1208cの間では、それぞれ独立して第2スイッチ1207a,1207b,1207cを制御することができる。例えば、読出用ライン1208aにつながる第2スイッチ1207a1、読出用ライン1208bにつながる第2スイッチ1207b1、読出用ライン1208cにつながる第2スイッチ1207c1が同時にONするように制御しても良い。第2スイッチ1207a,1207b,1207cを制御する信号は、ソースライン駆動回路8のデータを1stラッチ回路1202でラッチするための信号であるシフトレジスタ出力を用いても良いし、外部から入れても良い。また読み出し速度は書き込み速度と同じである必要はなく、例えば読み出し系で速度の律速がある場合には、読み出し速度を遅くしてもよい。
【0082】
読出用ライン1208a,1208b,1208cは複数本あるので、全読出用ライン1208a,1208b,1208cを3本同時に読み出すこもできる。また、読出用ライン1208a,1208b,1208cを1本ずつ、例えば1208a,1208b,1208cと順に読み出すこともできる。本実施形態では、読出用ラインは3本であるが、必要に応じて何本でもよい。
【0083】
読出用ライン1208a,1208b,1208cに読み出された各絵素の保持容量2の電荷は、外部のアナログアンプ(不図示)で増幅され、ADコンバータ(不図示)でデジタル信号に変換され、PC(パソコン)で処理される。本実施形態では、読出用ライン1208a,1208b,1208cが複数本あるので、複数本のラインを同時に読み出すときは、外部のアナログアンプ、ADコンバータをそれぞれ複数必要とする。但し、複数本の読出用ライン1208a,1208b,1208cのそれぞれから時分割で1本ずつ読み出しても良い。この場合には、外部のアナログアンプ、ADコンバータは必ずしも複数を必要とせず、読出しに要する回路の数を削減することができる。
【0084】
本実施形態によれば、デジタル方式の駆動回路で、ソースライン1206への出力段にDAコンバータ1204がある場合でも、すなわちソースライン駆動回路8の信号の流れが不可逆であっても、アクティブマトリクス基板の各絵素の保持容量に蓄積された電荷を読み出すことができ、アクティブマトリクス基板の検査を行うことができる。したがって、不良基板を後の工程に流さないことによる効率アップとコスト削減が実現できる。さらに、本実施形態では、読出用ライン1208a,1208b,1208cが複数設けられているので、複数本の同時読み出しを行なう場合には検査時間をさらに短縮することができる。
【0085】
なお、デジタル方式のソースライン駆動回路8の書き込み時に使用する構成は、本実施形態のものに限定されず、他の構成でも良い。
【0086】
(実施形態6)
本実施形態では、本発明の第2の局面によるアクティブマトリクス基板について説明する。本実施形態のアクティブマトリクス基板は、駆動回路一体型アクティブマトリクス基板であり、ソースライン駆動回路がデジタルドライバである。なお、アクティブマトリクス部は、実施形態1と同様であるので、説明を省略する。
【0087】
図12は、本実施形態のアクティブマトリクス基板のソースライン駆動回路8側を拡大して示すブロック図である。本実施形態のアクティブマトリクス基板は、実施形態1と同様に、一旦絵素の保持容量にデータを書き込み、その保持されたデータを読み出して解析することで検査を行う。図1および図12を参照しながら、書き込み動作について説明する。
【0088】
ソースライン駆動回路8は、シフトレジスタ回路1301と、1stラッチ回路1302と、2ndラッチ回路1303と、DAコンバータ1304とを有する。書き込み時は、シフトレジスタ回路1301の出力に従って、1stラッチ回路1302によってデジタルデータをラッチする。1水平ライン分のデータが全てラッチし終えると、そのデータは2ndラッチ回路1303に転送され、1stラッチ回路1302では、次の水平ラインのデータラッチが始まる。2ndラッチ回路1303でラッチされたデータは、DAコンバータ1304でデジタルデータから、アクティブマトリクス駆動に必要なアナログデータに変換される。DAコンバータ1304には、抵抗分割方式や容量分割方式があり、いずれの方式でも本発明に適用できる。DAコンバータ1304からの出力はアンプ1309に送られる。なお、アンプ1309a,1309b,1309cは、元の書き込みデータでは負荷の大きいソースライン1306a,1306b,1306cに充電できないので、電流増幅を行うために設けられている。アンプ1309a,1309b,1309cでは、信号の流れは不可逆である。
【0089】
書き込み時は、第1スイッチ1305a,1305b,1305cを同時または順次にONし、第2スイッチ1307a,1307b,1307cをOFFすることで、ソースライン1306a,1306b,1306cにデータ電圧を充電する。ゲートライン駆動回路5によって選択されたゲートライン6と接続する各絵素トランジスタ1がONされたとき、ソースライン1306a,1306b,1306cからのデータ電圧が、各絵素トランジスタ1を介して各絵素の保持容量2に書き込まれる。保持容量2には、共通電源の電圧と映像信号の電圧との差分の電荷が書き込まれる。検査の場合には、欠陥検出の効率の面から、書き込むデータは一定の方がよく、例えば最大書き込み電圧を用いる。
【0090】
次に、書き込みデータの読出し動作について説明する。読出し時は、第1スイッチ1305a,1305b,1305cをOFFして、アンプ1309a,1309b,1309cとソースライン1306a,1306b,1306cとをそれぞれ切り離す。ゲートライン駆動回路5によって選択されたゲートライン6と接続する各絵素の保持容量2に蓄積された電荷は、ONされた絵素トランジスタ1を介して、各ソースライン1306a,1306b,1306cからそれぞれ読み出される。
【0091】
複数の読出用ライン1308a,1308b,1308cのうちの1本、例えば読出用ライン1308aにつながる第2スイッチ1307a1,1307a2,1307a3を制御する信号の例を図13に示す。第2スイッチ1307a1,1307a2,1307a3が同時にONすると、読出用ライン1308aで読み出し信号が混ざるので、正しく検査することができない。そこで、隣り合う信号Sa1とSa2または隣り合う信号Sa2とSa3は同時にONすることがないように制御されている。
【0092】
互いに異なる読出用ライン1308a,1308b,1308cの間では、それぞれ独立して第2スイッチ1307a,1307b,1307cを制御することができる。例えば、読出用ライン1308aにつながる第2スイッチ1307a1、読出用ライン1308bにつながる第2スイッチ1307b1、読出用ライン1308cにつながる第2スイッチ1307c1が同時にONするように制御しても良い。第2スイッチ1307a,1307b,1307cを制御する信号は、ソースライン駆動回路8のデータを1stラッチ回路1302でラッチするための信号であるシフトレジスタ出力を用いても良いし、外部から入れても良い。また読み出し速度は書き込み速度と同じである必要はなく、例えば読み出し系で速度の律速がある場合には、読み出し速度を遅くしてもよい。
【0093】
読出用ライン1308a,1308b,1308cは複数本あるので、全読出用ライン1308a,1308b,1308cを3本同時に読み出すこもできる。また、読出用ライン1308a,1308b,1308cを1本ずつ、例えば1308a,1308b,1308cと順に読み出すこともできる。本実施形態では、読出用ラインは3本であるが、必要に応じて何本でもよい。
【0094】
読出用ライン1308a,1308b,1308cに読み出された各絵素の保持容量2の電荷は、外部のアナログアンプ(不図示)で増幅され、ADコンバータ(不図示)でデジタル信号に変換され、PC(パソコン)で処理される。本実施形態では、読出用ライン1308a,1308b,1308cが複数本あるので、複数本のラインを同時に読み出すときは、外部のアナログアンプ、ADコンバータをそれぞれ複数必要とする。但し、複数本の読出用ライン1308a,1308b,1308cのそれぞれから時分割で1本ずつ読み出しても良い。この場合には、外部のアナログアンプ、ADコンバータは必ずしも複数を必要とせず、読出しに要する回路の数を削減することができる。
【0095】
本実施形態によれば、デジタル方式の駆動回路で、ソースライン1306への出力段にアンプ1309がある場合でも、すなわちソースライン駆動回路8の信号の流れが不可逆であっても、アクティブマトリクス基板の各絵素の保持容量に蓄積された電荷を読み出すことができ、アクティブマトリクス基板の検査を行うことができる。したがって、不良基板を後の工程に流さないことによる効率アップとコスト削減が実現できる。さらに、本実施形態では、読出用ライン1308a,1308b,1308cが複数設けられているので、複数本の同時読み出しを行なう場合には検査時間をさらに短縮することができる。
【0096】
なお、デジタル方式のソースライン駆動回路8の書き込み時に使用する構成は、本実施形態のものに限定されず、他の構成でも良い。
【0097】
(実施形態7)
本発明のアクティブマトリクス基板の製造方法は、実施形態1〜6で述べたアクティブマトリクス基板を用いて、複数の保持容量のそれぞれに保持された電荷を読み出す工程と、読み出された電荷のデータをPCなどで解析することによって、上記アクティブマトリクス基板を検査する工程とを含む。これにより、絵素トランジスタ1等の形成工程が終わった段階で検査を行い、可能な場合は不良箇所の修正を行った上で、対向基板との組み立て工程、液晶注入工程に送り出すことができる。なお、アクティブマトリクス基板の検査は、液晶パネルを組み立て後にも行なうことが好ましい。
【0098】
本発明のアクティブマトリクス基板によれば、ソースライン駆動回路の信号の流れが不可逆であっても、アクティブマトリクス基板の各絵素の保持容量に蓄積された電荷を読み出すことができ、アクティブマトリクス基板の検査を行うことができる。したがって、不良基板を後の工程に流さないことによる効率アップとコスト削減が実現できる。
【0099】
【発明の効果】
本発明によれば、ソースライン駆動回路を備えたアクティブマトリクス基板において、ソースライン駆動回路の信号の流れが不可逆であっても、アクティブマトリクス基板の各絵素における保持容量の電荷を読み出す検査を行うことができる。さらに、読み出しに要する回路の数を削減することができる。したがって、不良基板を後の工程に流さないことによる効率アップとコスト削減が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1のアクティブマトリクス基板のブロック図である。
【図2】 実施形態1のアクティブマトリクス基板のソースライン駆動回路8側を拡大して示すブロック図である。
【図3】 実施形態1において、1本の読出用ライン14につながる第2スイッチ708a,708b,708cを制御する信号タイミングチャートである。
【図4】 実施形態2のアクティブマトリクス基板のソースライン駆動回路8側を拡大して示すブロック図である。
【図5】 実施形態2において、読出用ライン909aにつながる第2スイッチ908a1,908a2,908a3を制御する信号タイミングチャートである。
【図6】 実施形態3のアクティブマトリクス基板のソースライン駆動回路8側を拡大して示すブロック図である。
【図7】 実施形態3において、1本の読出用ライン1008につながる第2スイッチ1007a,1007b,1007cを制御する信号タイミングチャートである。
【図8】 実施形態4のアクティブマトリクス基板のソースライン駆動回路8側を拡大して示すブロック図である。
【図9】 実施形態4において、1本の読出用ライン1108につながる第2スイッチ1107a,1107b,1107cを制御する信号タイミングチャートである。
【図10】 実施形態5のアクティブマトリクス基板のソースライン駆動回路8側を拡大して示すブロック図である。
【図11】 実施形態5において、読出用ライン1208aにつながる第2スイッチ1207a1,1207a2,1207a3を制御する信号タイミングチャートである。
【図12】 実施形態6のアクティブマトリクス基板のソースライン駆動回路8側を拡大して示すブロック図である。
【図13】 実施形態6において、読出用ライン1308aにつながる第2スイッチ1307a1,1307a2,1307a3を制御する信号タイミングチャートである。
【図14】 駆動回路一体型表示装置におけるパネル内の概念図である。
【図15】 駆動回路やバスラインの検査が可能な従来の駆動回路一体型アクティブマトリクス基板の回路図である。
【図16】 駆動回路やバスラインのみならず絵素トランジスタの良否まで検査が可能な従来の駆動回路一体型アクティブマトリクス基板の回路図である。
【図17】 図16に示すアクティブマトリクス基板において、信号の書き込みと読み出しを行なう絵素欠陥の検査システムを示す等価回路図である。
【図18】 ソースラインヘの出力段にアンプを備えたアナログ方式のソースライン駆動回路図である。
【図19】 デジタル方式のソースライン駆動回路図である。
【符号の説明】
1 絵素トランジスタ
2 保持容量
4 読出用スイッチ
5 ゲートライン駆動回路
6 ゲートライン
7 共通電極配線
8 ソースライン駆動回路
9 ソースライン
10 アナログスイッチ
11 基板
12 映像信号線(ビデオライン)
14 読出用ライン

Claims (7)

  1. 基板上に格子状に配列された複数のトランジスタと、
    前記複数のトランジスタのゲートのそれぞれに接続された、互いに平行な複数のゲートラインと、
    前記複数のトランジスタのソースにそれぞれ接続され、かつ前記複数のゲートラインに交差する、互いに平行な複数のソースラインと、
    前記複数のゲートラインのそれぞれに走査信号を順次送るゲートライン駆動回路と、
    前記複数のトランジスタのそれぞれに接続され、かつ共通電源に接続された複数の保持容量と、
    前記複数のソースラインを順次選択し、選択された前記ソースラインを介して、前記保持容量に映像信号を送るソースライン駆動回路と、
    前記複数のソースラインのそれぞれを介して、前記複数の保持容量のそれぞれに保持された電荷を読み出すための読出用ラインと、を有するアクティブマトリクス基板であって、
    前記読出用ラインは、前記複数のソースラインのそれぞれに対応する複数本のラインであり、
    前記ソースライン駆動回路の信号の流れは不可逆であり、
    前記複数のソースラインと前記ソースライン駆動回路との間にそれぞれ配置され、前記各ソースラインと前記ソースライン駆動回路とをON/OFFする第1スイッチと、
    前記複数のソースラインと前記読出用ラインとの間にそれぞれ配置され、前記各ソースラインと前記読出用ラインとをON/OFFする第2スイッチとを備え
    前記複数の保持容量のそれぞれに保持された電荷は、ON状態の前記第1スイッチを介して各前記保持容量に供給されると共に、前記複数本の読出用ラインのそれぞれから時分割で1本ずつ読み出される、アクティブマトリクス基板。
  2. 前記各第2スイッチは、前記ソースラインと前記読出用ラインとをONする時間が互いに重ならない、請求項に記載のアクティブマトリクス基板。
  3. 前記ソースライン駆動回路は、シフトレジスタ回路を備え、前記シフトレジスタ回路からのシフトレジスタ出力を用いて、前記各第2スイッチが制御される、請求項に記載のアクティブマトリクス基板。
  4. 前記ソースライン駆動回路は、アナログ方式であり、前記ソースライン駆動回路と前記各第1スイッチとの間にアンプが介在する、請求項に記載のアクティブマトリクス基板。
  5. 前記ソースライン駆動回路は、デジタル方式である、請求項に記載のアクティブマトリクス基板
  6. 請求項に記載のアクティブマトリクス基板が有する前記複数の保持容量のそれぞれに保持された電荷を読み出す工程と、読み出された前記電荷のデータを解析することによって、前記アクティブマトリクス基板を検査する工程とを含む、アクティブマトリクス基板の製造方法。
  7. 前記複数のトランジスタのそれぞれに接続された複数の絵素電極を有する請求項に記載のアクティブマトリクス基板と、前記アクティブマトリクス基板に対向する対向電極と、前記絵素電極および前記対向電極間に介在する表示媒体層と、を有する画像表示装置。
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