JP3865529B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、モータの回転力を利用してステアリング操作を補助する電動パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ステアリング操作によって入力される操舵トルクに応じた操舵補助力をモータから発生させ、このモータから発生した操舵補助力をステアリング機構に与えることにより操舵補助を行う電動パワーステアリング装置が知られている。
【0003】
このような電動パワーステアリング装置の多くでは、予め作成されたアシスト特性線に従って、ステアリング機構に入力される操舵トルクの大きさに応じたモータ電流目標値が設定されるようになっている。モータ電流目標値とは、モータに供給すべき電流値であり、このモータ電流目標値とモータに実際に流れる電流値とが一致するようにモータ駆動回路を制御することによって、操舵トルクに応じた操舵補助力をモータから発生させることができる。
【0004】
このモータ制御において参照される上記アシスト特性線には、図5に示すように、操舵補助を行わない操舵トルクの範囲(不感帯)が予め設定されている。そして、ステアリング機構に入力される操舵トルクが不感帯内であれば、モータへの給電を停止して操舵補助を行わないようになっている。これにより、車両の直進時などにおいて、所望しない操舵補助が行われることによる車両のふらつきなどを防止でき、操舵安定感を向上させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、操舵トルクが不感帯の境界付近において変動を繰り返すような左右方向への急操舵が行われると、モータのオン/オフが頻繁に繰り返されるために、モータ始動音やモータのトルクリップルに起因する振動が頻繁に生じるおそれがあった。
【0006】
そこで、この発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、モータ始動音やモータのトルクリップルに起因する振動の発生を抑制できる電動パワーステアリング装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、モータ電流目標値に基づいてモータを駆動し、このモータの駆動力をステアリング機構に伝達して操舵補助を行う電動パワーステアリング装置において、上記ステアリング機構に入力される操舵トルクを検出するための操舵トルク検出手段と、この操舵トルク検出手段によって検出される操舵トルクに基づいてモータ電流目標値を設定する電流目標値設定手段と、上記モータの回転角を検出するモータ回転角センサから入力されるパルス信号に基づいてモータ回転速度を算出する手段と、上記ステアリング機構の操舵態様が所定の条件を満たしているか否かを判断する判断手段と、この判断手段によって上記所定の条件を満たしていると判断された場合に、上記電流目標値設定手段によってモータ電流目標値が零に設定される操舵トルクの範囲である不感帯の幅を変更する不感帯幅変更手段とを含み、上記所定の条件は、操舵方向が切り替わり、かつ、トルク中立点を越えておらず、かつ、モータ回転速度が予め定められた基準値以上であるという条件であり、上記不感帯幅変更手段は、上記判断手段によって上記所定の条件を満たしていると判断された場合に、上記不感帯の幅を狭くなるように変更することを特徴とする電動パワーステアリング装置である。
【0008】
この発明によれば、車両の運転者による操舵の態様が所定の条件を満たしている場合には、操舵トルクに対するモータ電流目標値が零に設定される不感帯の幅が変更される。これにより、たとえば、操舵トルクが不感帯の境界付近において変動を繰り返すような左右方向への急操舵が行われた場合に、それまでよりも不感帯の幅を狭く変更することにより、モータのオン/オフが繰り返されることを防止できる。その結果、モータ始動音の発生やモータのトルクリップルに起因する振動の発生を抑制することができる。
【0009】
また、操舵方向が切り替わり、かつ、トルク中立点を越えておらず、かつ、モータ回転速度が予め定められた基準値以上であるという条件が満たされているか否かが判断されることにより、操舵トルクが不感帯の境界付近において変動を繰り返すような左右方向への急操舵が行われたか否かを良好に判断することができる。
なお、上記電動パワーステアリング装置は、請求項2に記載のように、上記不感帯幅変更手段によって上記不感帯の幅が変更されるにあたり、操舵トルクとモータ電流目標値との関係を示すアシスト特性線を、上記不感帯の幅が狭くなるように、所定のモータ電流目標値以下の領域において、少なくとも1つの屈曲点を有する屈曲線に変更する手段をさらに含んでいてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置の電気的構成をステアリング機構の断面構造とともに示すブロック図である。ステアリング機構1は、車幅方向に沿って配置されたラック11と、このラック11にギアボックス17内において噛合するピニオン部を先端に有するピニオン軸12と、ラック11の両端に回動自在に結合されたタイロッド13と、このタイロッド13の先端に回動自在に結合されたナックルアーム14とを備えている。
【0011】
ナックルアーム14は、キングピン15まわりに回動自在に設けられており、このナックルアーム14に操舵輪16が取り付けられている。ピニオン軸12の基端部は、ユニバーサルジョイントを介してステアリング軸に結合されており、このステアリング軸の一端には、たとえばステアリングホイール(図示せず)が固定されている。この構成により、ステアリングホイールを回転させることによって、ラック11がその長手方向に変位し、ナックルアーム14がキングピン15まわりに回動して、操舵輪16の方向が変化する。
【0012】
電動パワーステアリング装置2は、ラック11の途中部に関連して設けられた三相ブラシレスモータMを有している。このモータMは、車両に固定されたケース21を備えており、ケース21内には、ラック11を取り囲むようにロータ22が配置され、さらに、ロータ22を取り囲むようにステータ23が配置されている。
【0013】
ロータ22の一端部には、ボールナット31が連結されている。このボールナット31は、ラック11の途中部に形成されたねじ軸部32に複数個のボールを介して螺合していて、これによりボールねじ機構30が形成されている。また、ボールナット31とモータMのケース21との間には、軸受け33,34が介装されており、ケース21とロータ22の他端部付近との間には、軸受け35が介装されている。
【0014】
この構成により、モータMへの通電が行われて、ロータ22にトルクが与えられると、その与えられたトルクは、ロータ22に連結されたボールナット31に伝達される。ボールナット31に伝達されたトルクは、ボールねじ機構30によってラック11の車幅方向への駆動力に変換される。こうして、モータMから発生する力がステアリング機構1に与えられる。
【0015】
操舵補助力の大きさは、モータMの駆動電流を制御することによって調整される。モータMの駆動電流は、コントローラ40によりモータドライバ50を介して制御されるようになっている。コントローラ40には、車速を検出するための車速センサ61、操舵トルクを検出するためのトルクセンサ62、モータMの回転角を検出するためのモータ回転角センサ63、およびモータMに流れる電流の大きさを検出するためのモータ電流検出回路70の出力信号が入力されている。コントローラ40は、上記各出力信号に基づいてモータMに供給すべきモータ電流目標値を設定し、このモータ電流目標値に基づいてモータドライバ50を制御する。
【0016】
車速センサ61は、たとえば、車輪に関連して設けられ、車輪の回転速度に対応した周期でパルス信号を出力する車輪速センサによって実現される。この場合、パルス信号の周期または周波数を計測することによって、車両の速さである車速を求めることができる。
トルクセンサ62は、ピニオン軸12をステアリングホイール側の入力軸とラック11側の出力軸とに分割しておき、入力軸と出力軸との間をトーションバーで結合するとともに、このトーションバーのねじれ量を検出する構成によって実現される。つまり、ステアリングホイールに加えられたトルクとトーションバーのねじれ量が一対一に対応するので、このねじれ量をポテンショメータなどの適当な検出機構で検出することによって操舵トルクを検出できる。
【0017】
モータ回転角センサ63は、ロータリエンコーダなどで構成され、ロータ22に関連して設けられている。ロータリエンコーダから出力されるパルス信号に基づいて、ロータ22の回転位置、つまりモータMの回転角を検出することができる。
図2は、操舵トルクTに応じたモータ電流目標値Dを設定するためのアシスト特性線を示す図である。コントローラ40は、この図2に示すアシスト特性線に従って、トルクセンサ62で検出される操舵トルクTに応じたモータ電流目標値Dを設定する。なお、この図2において、左方向に操舵された時の操舵トルクTには負の符号(−)を付し、右方向に操舵された時の操舵トルクTには正の符号(+)を付すこととする。
【0018】
アシスト特性線には、操舵トルクTに対するモータ電流目標値Dが零である不感帯が設けられている。すなわち、トルクセンサ62で検出される操舵トルクTの絶対値が予め定めるしきい値+T1,−T1の絶対値以下であり、不等式−T1≦T≦+T1の関係を満たしている場合には、モータ電流目標値Dが零に設定されて、モータMの駆動は行われないようになっている。
【0019】
コントローラ40は、運転者によって右方向または左方向への操舵が行われ、この時に入力される操舵トルクTの絶対値が上記しきい値+T1,−T1の絶対値を超えると、1次関数L,Mに従って、操舵トルクTの絶対値が大きいほど、モータ電流目標値Dを大きな値に設定する。また、コントローラ40は、操舵トルクTの絶対値が予め定める上限値+T2,−T2の絶対値を超えると、モータ電流目標値Dを一定値D1に設定する。
【0020】
さらに、コントローラ40は、車両の運転者によるステアリング操作の態様が所定の条件を満たせば、上述のアシスト特性線を図2に二点鎖線で示すように変更する。すなわち、不感帯の幅を初期値Wに係数α(0≦α<1)を乗じた値αWに変更するとともに、これに応じて、1次関数L,Mを操舵トルクTの座標軸に沿う原点方向に平行移動させる。これにより、操舵トルクTの絶対値がしきい値+T1,−T1に係数αを乗じて得られる変更後のしきい値+αT1,−αT1の絶対値を超えると、二点鎖線で示す平行移動後の1次関数L,Mに従って、操舵トルクTの絶対値が大きいほど、モータ電流目標値Dは大きな値に設定される。また、操舵トルクTの絶対値が上限値+T2,−T2に係数αを乗じて得られる変更後の上限値+αT2,−αT2を超えると、モータ電流目標値Dは一定値D1に設定される。
【0021】
図3は、アシスト特性線の変更に関するコントローラ40の動作を説明するためのフローチャートである。このフローチャートで示す動作は、運転者によるステアリング操作が行われたことに応答して開始される。
運転者によるステアリング操作が行われると、コントローラ40は、トルクセンサ62の出力を参照して、ステアリング操作による操舵方向が切り替わったか否かを調べる(ステップS1)。操舵方向が切り替わらない場合は(ステップS1でNO)、不感帯の幅を変更するための係数αを1に設定し(ステップS5)、アシスト特性線の変更は行わない。そして、コントローラ40は、未変更のアシスト特性線(図2で実線で示す。)に従ってモータ電流目標値を設定し、このモータ電流目標値に基づいてモータMの駆動を制御する(ステップS6)。
【0022】
一方、操舵方向が切り替わった場合には(ステップS1でYES)、次に、トルク中立点を超えるような操舵が行われたか否かを判断する(ステップS2)。すなわち、コントローラ40は、トルクセンサで検出される操舵トルクTが、−Tから+T、または+Tから−Tに切り替わったか否かを判断する。そして、トルク中立点を超えるような操舵が行われた場合には(ステップS2でYES)、コントローラ40は、係数αを1に設定して(ステップS5)、アシスト特性線の変更は行わずに、未変更のアシスト特性線に従ってモータMの駆動を制御する(ステップS6)。
【0023】
トルク中立点を超えるような操舵が行われていない場合には(ステップS2でNO)、コントローラ40は、モータ回転角センサ63から入力されるパルス信号に基づいてモータ回転速度Nを算出し、その算出したモータ回転速度Nが、予め実験を行うことによって車両の種類ごとに適当に定められた基準値B以上であるか否かを判断する(ステップS3)。言い換えれば、運転者による操舵速度が高速であるか低速であるかを判断する。そして、モータ回転速度Nが基準値B未満であり、操舵速度が比較的低速である場合には、コントローラ40は、係数αを1に設定して(ステップS5)、未変更のアシスト特性線に従ってモータMの駆動を制御する(ステップS6)。
【0024】
モータ回転角センサ63からのパルス信号に基づいて算出したモータ回転速度Nが基準値B以上であり、操舵速度が比較的高速であれば、コントローラ40は、そのモータ回転速度Nに基づいて係数α(0≦α<1)を設定し(ステップS4)、アシスト特性線の不感帯の幅をαWに変更する。また、変更後の不感帯幅αWに応じて、1次関数L,Mを平行移動させる。たとえば、係数αは、モータ回転速度Nの関数f(N)により定められる。具体的には、モータ回転速度Nに定数aを乗じることによって係数αを設定してもよく、この場合、f(N)=aNとなる。これにより、アシスト特性線の変更が達成され、コントローラ40は、この変更後のアシスト特性線に従ってモータMの駆動を制御する(ステップS6)。
【0025】
なお、この実施形態では、ステップS1が方向切替判断手段の機能に相当しており、ステップS3が操舵速度判断手段の機能に相当している。
以上のように、この実施形態によれば、操舵速度が比較的高速であり、かつ、操舵トルクTがトルク中立点を超えずに不感帯の境界であるしきい値+T1,−T1付近で変動を繰り返すようなステアリング操作が行われた場合、言い換えれば、操舵トルクTが不感帯の境界付近において変動を繰り返すような左右方向への急操舵が行われた場合には、アシスト特性線の不感帯の幅Wが幅αWに変更される。これにより、不感帯の幅が狭くなるから、操舵トルクTが不感帯の境界付近において変動を繰り返すような左右方向への急操舵が行われても、モータMのオン/オフが繰り返し行われることを防止でき、モータ始動音の発生やモータのトルクリップルに起因する振動の発生を抑制することができる。
【0026】
なお、上述の実施形態では、不感帯の幅Wが幅αWに変更されたことに応じて、1次関数L,Mが平行移動されるとしている。しかしながら、図4に示すように、1次関数L,Mは、予め定めるモータ電流目標値D2(操舵トルク+T3,−T3)に対応する点で屈曲している屈曲線P,Qに変更されてもよい。
具体的に説明すると、屈曲線P,Qは、いずれも1次関数部分U1,U2を有しており、1次関数部分U2は、変更前の1次関数L,Mにおける所定値+T3,−T3の絶対値以上の操舵トルクTに対応する部分と一致している。一方、1次関数部分U1は、操舵トルクTが変更後のしきい値+αT1,−αT1の絶対値よりも大きく、かつ、所定値+T3,−T3の絶対値よりも小さい場合に参照される部分であり、1次関数部分U2よりも傾きが小さく設定されている。
【0027】
これにより、アシスト特性線の変更後は、操舵トルクTの絶対値が変更後のしきい値+αT1,−αT1の絶対値より大きければ、モータ電流目標値Dが、傾きの小さい1次関数部分U1に従って設定される。また、操舵トルクTの絶対値が上記所定値+T3,−T3の絶対値以上であれば、モータ電流目標値Dは傾きの大きい1次関数部分U2に従って設定される。
【0028】
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。たとえば、上述の実施形態では、不感帯の幅Wが幅αWに変更されたことに応じて、1次関数L,Mが、平行移動または1つの屈曲点を有する屈曲線P,Qに変更されるとしたが、所定のモータ電流目標値以下の領域において複数の屈曲点を有する屈曲線に変更されてもよい。
【0029】
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内で種々の設計変更を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置の電気的構成をステアリング機構の断面構造とともに示すブロック図である。
【図2】操舵トルクに応じたモータ電流目標値を設定するためのアシスト特性線を示す図である。
【図3】アシスト特性線(不感帯幅)を変更する処理について説明するためのフローチャートである。
【図4】この発明の他の実施形態について説明するための図である。
【図5】従来のモータ制御について説明するための図である。
【符号の説明】
1 ステアリング機構
2 電動パワーステアリング装置
40 コントローラ(電流目標値設定手段、判断手段、不感帯幅変更手段)
50 モータドライバ
62 トルクセンサ(操舵トルク検出手段)
63 モータ回転角センサ(操舵速度検出手段)
70 モータ電流検出回路
M モータ
W 不感帯幅
αW 変更後の不感帯幅
Claims (2)
- モータ電流目標値に基づいてモータを駆動し、このモータの駆動力をステアリング機構に伝達して操舵補助を行う電動パワーステアリング装置において、
上記ステアリング機構に入力される操舵トルクを検出するための操舵トルク検出手段と、
この操舵トルク検出手段によって検出される操舵トルクに基づいてモータ電流目標値を設定する電流目標値設定手段と、
上記モータの回転角を検出するモータ回転角センサから入力されるパルス信号に基づいてモータ回転速度を算出する手段と、
上記ステアリング機構の操舵態様が所定の条件を満たしているか否かを判断する判断手段と、
この判断手段によって上記所定の条件を満たしていると判断された場合に、上記電流目標値設定手段によってモータ電流目標値が零に設定される操舵トルクの範囲である不感帯の幅を変更する不感帯幅変更手段とを含み、
上記所定の条件は、操舵方向が切り替わり、かつ、トルク中立点を越えておらず、かつ、モータ回転速度が予め定められた基準値以上であるという条件であり、
上記不感帯幅変更手段は、上記判断手段によって上記所定の条件を満たしていると判断された場合に、上記不感帯の幅を狭くなるように変更することを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 上記不感帯幅変更手段によって上記不感帯の幅が変更されるにあたり、操舵トルクとモータ電流目標値との関係を示すアシスト特性線を、上記不感帯の幅が狭くなるように、所定のモータ電流目標値以下の領域において、少なくとも1つの屈曲点を有する屈曲線に変更する手段をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
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