JP3851919B2 - 液晶パネルおよび液晶表示装置 - Google Patents
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Description
該第1の光学素子が、実質的に光学的に負の一軸性を有し、
該第2の光学素子が、下記式(1)および(2)を満足し、ならびに、該第1の光学素子と該液晶セルの間に配置されてなり、
該第3の光学素子が、実質的に光学的に等方性を有する、
130nm≦Re[590]≦250nm …(1)
0nm<Rth[590]<Re[590] …(2)
ただし、Re[590]およびRth[590]は、それぞれ、23℃における波長590nmの光で測定した面内の位相差値および厚み方向の位相差値である。
130nm≦Re[590]≦250nm …(1)
0nm<Rth[590]<Re[590] …(2)
特に、電界が存在しない状態でホモジニアス配向された液晶分子を含む液晶層を有する液晶セルを備える液晶表示装置において、その効果が顕著である。
図1は、本発明の好ましい実施形態による液晶パネルの概略断面図である。図2(a)は、この液晶パネルがOモードを採用する場合の概略斜視図であり、図2(b)は、この液晶パネルがEモードを採用する場合の概略斜視図である。なお、見やすくするために、図1ならびに図2(a)および(b)における各構成部材の縦、横および厚みの比率は実際とは異なって記載されていることに留意されたい。この液晶パネル100は、電界が存在しない状態でホモジニアス配向された液晶分子を含む液晶層を備える液晶セル10と、液晶セル10の一方の側(図2(a)では視認側)に配置された第1の偏光子21と、液晶セル10の他方の側(図2(a)ではバックライト側)に配置された第2の偏光子22と、第1の偏光子21と液晶セル10の間に配置された第1の光学素子30および第2の光学素子40と、第2の偏光子22と液晶セル10との間に配置された第3の光学素子50とを備える。なお、実用的には、第1の偏光子21と第2の偏光子22の外側には、任意の適切な保護層(図示せず)が配置され得る。なお、図2(a)では、第1の偏光子21の吸収軸と第2の光学素子40の遅相軸が直交する場合を示しているが、これは、それぞれ平行であってもよい。同様に図2(b)では、第1の偏光子21の吸収軸と第2の光学素子40の遅相軸が平行する場合を示しているが、これは、直交していてもよい。第1の光学素子30は、実質的に光学的に負の一軸性を有する。第2の光学素子40は、下記式(1)および(2)を満足し、ならびに、第1の光学素子30と液晶セル10の間に配置されてなる:
130nm≦Re[590]≦250nm …(1)
0nm<Rth[590]<Re[590] …(2)
ただし、Re[590]およびRth[590]は、それぞれ、23℃における波長590nmの光で測定した面内の位相差値および厚み方向の位相差値である。また、第3の光学素子50は、実質的に光学的に等方性を有する。このような特定の光学素子を液晶セルにそれぞれ積層することにより、きわめて良好な光学補償が行われ、その結果、液晶表示装置の斜め方向のコントラスト比が高く、且つ、斜め方向のカラーシフト量が小さい液晶表示装置を実現できる。
図1を参照すると、本発明に用いられる液晶セル10は、一対の基板11、11’と、基板11、11’の間に挟持された表示媒体としての液晶層12とを有する。一方の基板(アクティブマトリクス基板)11’には、液晶の電気光学特性を制御するスイッチング素子(代表的にはTFT)と、このスイッチング素子にゲート信号を与える走査線およびソース信号を与える信号線とが設けられている(いずれも図示せず)。他方の基板(カラーフィルター基板)11には、カラーフィルター(図示せず)、およびブラックマトリクス(図示せず)が設けられる。なお、カラーフィルターは、アクティブマトリクス基板11’に設けてもよい。基板11、11’の間隔(セルギャップ)は、スペーサー(図示せず)によって制御されている。基板11、11’の液晶層12と接する側には、例えばポリイミドからなる配向膜(図示せず)が設けられている。
本明細書において、偏光子とは、自然光または偏光を任意の偏光に変換し得る光学フィルムをいう。本発明の偏光板に用いられる偏光子としては、任意の適切な偏光子が採用され得る。好ましくは、自然光または偏光を直線偏光に変換するフィルムが用いられる。
上記偏光子の23℃で測定した波長440nmの透過率(単体透過率ともいう)は、好ましくは41%以上、さらに好ましくは43%以上である。なお、単体透過率の理論的な上限は50%である。また、偏光度は、好ましくは99.8〜100%であり、更に好ましくは、99.9〜100%である。上記の範囲であれば、液晶表示装置に用いた際に正面方向のコントラスト比をより一層高くすることができる。
図1ならびに図2(a)および(b)を参照すると、第1の偏光子21および第2の偏光子22を配置する方法としては、目的に応じて任意の適切な方法が採用され得る。好ましくは、上記第1の偏光子21、および第2の偏光子22は、液晶セルに対向する側の表面に接着剤層または粘着剤層(図示せず)を設け、第1の偏光子21は第1の光学素子30の表面に、第2の偏光子22は、第3の光学素子50の表面に接着される。このようにすることによって、液晶表示装置に用いた際に、コントラストを高くすることができる。
上記偏光子は、例えば、二色性物質を含むポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする高分子フィルムの延伸フィルムからなる。上記ポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする高分子フィルムは、例えば、特開2000−315144号公報[実施例1]に記載の方法により製造される。
図1ならびに図2(a)および(b)を参照すると、第1の光学素子30は、第1の偏光子21と第2の光学素子40との間に配置される。このような形態によれば、当該第1の光学素子が、偏光子のセル側の保護層として機能することとなり、偏光子の劣化を防ぎ、結果として、液晶表示装置の表示特性を長時間、高く維持することができる。この第1の光学素子30は、実質的に光学的に負の一軸性を有する。光学的に負の一軸性を有する光学素子は、理想的には、法線方向に光軸を有する。本明細書において、「実質的に光学的に負の一軸性を有する」とは、面内の主屈折率をnx、nyとし、厚み方向の屈折率をnzとしたとき、屈折率分布がnx=ny>nzを満足するものをいう(ネガティブCプレートともいう)。上記屈折率分布は、厳密にnx=nyに限定されず、液晶表示装置の表示特性に実用上悪影響を及ぼさない程度に面内の屈折率差が小さいもの(nx≒ny)であればよい。具体的には、第1の光学素子は、23℃における波長590nmで測定した面内の位相差値(Re[590])が、0nm〜10nmのものを包含し、好ましくは0nm〜5nmであり、最も好ましくは0nm〜3nmである。
第1の光学素子のRe[590]は上記の通りである。Re[590]は、波長590nmにおける光学素子(または、位相差フィルム)の遅相軸方向、進相軸方向の屈折率をそれぞれ、nx、nyとし、d(nm)を光学素子(または、位相差フィルム)の厚みとしたとき、式:Re[590]=(nx−ny)×dによって求めることができる。なお、遅相軸とは、面内の屈折率の最大となる方向をいう。
Re=(nx−ny)×d …(i)
R40=(nx−ny’)×d/cos(φ) …(ii)
(nx+ny+nz)/3=n0 …(iii)
Rth=(nx−nz)×d …(iv)
φ =sin−1[sin(40°)/n0] …(v)
ny’=ny×nz[ny2×sin2(φ)+nz2×cos2(φ)]1/2 …(vi)
図1ならびに図2(a)および(b)を参照すると、上記第1の光学素子30を第1の偏光子21と第2の光学素子40との間に配置する方法としては、目的に応じて任意の適切な方法が採用され得る。好ましくは、上記第1の光学素子30は、その両面に接着剤層または粘着剤層を設け、第1の偏光子21および第2の光学素子40に接着させる。各光学素子の隙間をこのように接着剤層または粘着剤層で満たすことによって、液晶表示装置に組み込んだ際に、各光学素子の光学軸の関係がずれることを防止したり、各光学素子同士が擦れて傷ついたりすることを防ぐことができる。また、各光学素子の層間の界面反射を少なくし、液晶表示装置に用いた際に正面方向および斜め方向のコントラスト比を高くすることができる。
第1の光学素子の構成(積層構造)は、上記D−1項に記載の光学特性を満足するものであれば、特に制限はない。具体的には、第1の光学素子は、位相差フィルム単独であってもよく、2枚以上の位相差フィルムで構成される積層体であってもよい。好ましくは、第1の光学素子は、単独の位相差フィルムである。偏光子の収縮応力やバックライトの熱による位相差値のズレやムラを低減し、かつ、液晶パネルを薄くすることができるからである。第1の光学素子が積層体である場合には、接着剤層や粘着剤層を含んでもよい。積層体が2枚以上の位相差フィルムを含む場合には、これらの位相差フィルムは、同一であっても異なっていてもよい。なお、位相差フィルムの詳細については、D−4項で後述する。
第1の光学素子に用いられる位相差フィルムとしては、特に制限はないが、透明性、機械的強度、熱安定性、水分遮蔽性などに優れ、歪によって光学的なムラの生じにくいものが好ましく用いられる。
図1および図2を参照すると、第2の光学素子40は、第1の光学素子30と液晶セル10との間に配置される。この第2の光学素子40は、下記式(1)および(2)を満足する。
130nm≦Re[590]≦250nm …(1)
0nm<Rth[590]<Re[590] …(2)
本発明に用いられる第2の光学素子のRe[590]は、130nm〜250nmであり、好ましくは150nm〜220nmである。これらの範囲で、前述した第1の光学素子のRth[590]の値に応じて、適宜、適切な値が選択され得る。具体的には、例えば、第1の光学素子のRth[590]が40nmである場合、上記第2の光学素子のRe[590]は、好ましくは150nm〜250nmであり、さらに好ましくは170nm〜220nmであり、最も好ましくは、190nm〜210nmである。また、第1の光学素子のRth[590]が60nmである場合、上記第2の光学素子のRe[590]は、好ましくは、130nm〜230nmであり、さらに好ましくは、150nm〜210nmであり、最も好ましくは170nm〜190nmである。
図1ならびに図2(a)および(b)を参照すると、上記第2の光学素子40を、第1の光学素子30と液晶セル10との間に配置する方法としては、目的に応じて任意の適切な方法が採用され得る。好ましくは、上記第2の光学素子40は、その両面に接着剤層または粘着剤層を設け、第1の光学素子30および液晶セル10に接着させる。各光学素子の隙間をこのように接着剤層または粘着剤層で満たすことによって、液晶表示装置に組み込んだ際に、各光学素子の光学軸の関係がずれることを防止したり、各光学素子同士が擦れて傷ついたりすることを防ぐことができる。また、各光学素子の層間の界面反射を少なくし、液晶表示装置に用いた際に正面方向および斜め方向のコントラスト比を高くすることができる。
第2の光学素子の構成(積層構成)は、上記E−1項に記載の光学特性を満足するものであれば、特に制限はない。具体的には、第2の光学素子は、位相差フィルム単独であってもよく、2枚以上の位相差フィルムで構成される積層体であってもよい。好ましくは、第2の光学素子は、単独の位相差フィルムである。偏光子の収縮応力やバックライトの熱による位相差値のズレやムラを低減し、かつ、液晶パネルを薄くすることができるからである。第2の光学素子が積層体である場合には、接着剤層や粘着剤層を含んでもよい。積層体が2枚以上の位相差フィルムを含む場合には、これらの位相差フィルムは、同一であっても異なっていてもよい。なお、位相差フィルムの詳細については、E−4項で後述する。
第2の光学素子に用いられる位相差フィルムとしては、特に制限はないが、透明性、機械的強度、熱安定性、水分遮蔽性などに優れ、歪によって光学的なムラの生じにくいものが好ましく用いられる。
5−ベンジル−ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−2−エン、5−トリル−ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−2−エン、5−(エチルフェニル)−ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−2−エン、5−(イソプロピルフェニル)−ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−2−エン、5−シアノ−ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−2−エン、ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−5−エニル−2−プロピオネイト、
ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−5−エニル−2−メチルオクタネイト、ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−5−エン−5,6−ジカルボン酸二無水物、5−ヒドロキシメチル−ビシクロ[2.2.1]−ヘプト−5−エン、およびこれらの極性基(例えば、ハロゲン)置換体が挙げられる。
図1ならびに図2(a)および(b)を参照すると、第3の光学素子50は、液晶セル10と第2の偏光子22との間に配置される。液晶パネルがOモードの場合、図2(a)に示すように、第3の光学素子50は、液晶セル10と液晶セルのバックライト側に配置された第2の偏光子22との間に配置され得る。液晶パネルがEモードの場合、図2(b)に示すように、第3の光学素子50は、液晶セル10と液晶セルの視認側に配置された第2の偏光子22との間に配置され得る。このような形態によれば、当該第3の光学素子が、偏光子のセル側の保護層として機能することとなり、偏光子の劣化を防ぎ、結果として、液晶表示装置の表示特性を長時間、高く維持することができる。この第3の光学素子50は、実質的に光学的に等方性を有する。本明細書において、「実質的に光学的に等方性を有する」とは、面内の主屈折率をnx、nyとし、厚み方向の屈折率をnzとしたとき、屈折率分布がnx=ny=nzを満足するものをいう。なお、明細書において、nx、nyおよびnzは、それぞれ完全に同一である場合だけでなく、nx、nyおよびnzが実質的に同一である場合(nx≒ny≒nz)も包含する。ここで、「nx、nyおよびnzが実質的に同一である場合」とは、例えば、面内の位相差値(Re[590])が10nm以下であり、厚み方向の位相差値(Rth[590])の絶対値が10nm以下であるものを包含する。
本発明に用いられる第3の光学素子のRe[590]は、できる限り小さいほうが好ましい。Re[590]は、好ましくは5nm以下であり、最も好ましくは3nm以下である。上記の範囲であれば、液晶表示装置の斜め方向のコントラスト比を高め、斜め方向のカラーシフト量を小さくすることができる。
図2(a)および(b)を参照にすると、上記第3の光学素子50を液晶セル10と第2の偏光子22との間に配置する方法としては、目的に応じて任意の適切な方法が採用され得る。好ましくは、上記第3の光学素子50は、その両側に接着剤層または粘着剤層(図示せず)を設け、液晶セル10および第2の偏光子22に接着させる。各光学素子の隙間をこのように接着剤層または粘着剤層で満たすことによって、液晶表示装置に組み込んだ際に、各光学素子の光学軸の関係がずれることを防止したり、各光学素子同士が擦れて傷ついたりすることを防ぐことができる。また、各光学素子の層間の界面反射を少なくし、液晶表示装置に用いた際に正面方向および斜め方向のコントラスト比を高くすることができる。
第3の光学素子の構成(積層構造)は、上記F−1項に記載の光学的特性を満足するものであれば、特に制限はない。上記第3の光学素子は、単独の光学フィルムであってもよく、2枚以上の光学フィルムの積層体であってもよい。第3の光学素子が積層体である場合には、上記光学フィルムを貼着するための接着剤層や粘着剤層を含んでもよい。第3の光学素子が実質的に光学的に等方性を有する限りにおいて、上記光学フィルムは、等方性フィルムであってもよく、位相差フィルムであってもよい。例えば、2枚の位相差フィルムを積層する場合、各位相差フィルムは、それぞれの遅相軸が互いに直交するように配置することが好ましい。このように配置することによって、面内の位相差値を小さくすることができる。また、各位相差フィルムは、厚み方向の位相差値の正負が互いに逆であるフィルムを積層することが好ましい。このように積層することで、厚み方向の位相差値を小さくすることができる。
第3の光学素子に用いられる光学フィルムとして好ましくは、等方性フィルムである。本明細書においては、「等方性フィルム」とは、3次元的に方向によって光学的に差が小さく、複屈折などの異方的な光学的性質を実質的に示さないフィルムをいう。なお、「異方的な光学的性質を実質的に示さない」とは、複屈折が僅かにある場合であっても液晶表示装置の表示特性に実用上悪影響を及ぼさない場合は等方性に包含する趣旨である。第3の光学素子に用いられる等方性フィルムとしては、特に制限はないが、透明性、機械的強度、熱安定性、水分遮蔽性などに優れ、歪によって光学的なムラの生じにくいものが好ましく用いられる。
本発明の液晶パネルは、パーソナルコンピューター、液晶テレビ、携帯電話、携帯情報端末(PDA)等の液晶表示装置や、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ(有機EL)、プロジェクター、プロジェクションテレビ、プラズマテレビ等の画像表示装置に用いることができる。なかでも、本発明の液晶パネルは、液晶表示装置に好適に用いられ、液晶テレビに特に好適に用いられる。
本発明の液晶パネルおよび液晶表示装置が用いられる用途は、特に制限はないが、パソコンモニター,ノートパソコン,コピー機などのOA機器、携帯電話,時計,デジタルカメラ,携帯情報端末(PDA),携帯ゲーム機などの携帯機器、ビデオカメラ,液晶テレビ,電子レンジなどの家庭用電気機器、バックモニター,カーナビゲーションシステム用モニター,カーオーディオなどの車載用機器、商業店舗用インフォメーション用モニターなどの展示機器、監視用モニターなどの警備機器、介護用モニター,医療用モニターなどの介護・医療機器などの各種用途に用いることができる。
(1)偏光子の単体透過率、偏光度の測定方法:
分光光度計[村上色彩技術研究所(株)製 製品名「DOT−3」]を用いて、23℃で測定した。
(2)分子量の測定方法:
ゲル・パーミエーション・クロマトグラフ(GPC)法よりポリスチレンを標準試料として算出した。具体的には、以下の装置、器具および測定条件により測定した。
・分析装置:TOSOH製「HLC−8120GPC」
・カラム:TSKgel SuperHM−H/H4000/H3000/H2000
・カラムサイズ:6.0mmI.D.×150mm
・溶離液:テトラヒドロフラン
・流量:0.6ml/min.
・検出器:RI
・カラム温度:40℃
・注入量:20μl
(3)厚みの測定方法:
厚みが10μm未満の場合、薄膜用分光光度計[大塚電子(株)製 製品名「瞬間マルチ測光システム MCPD−2000」]を用いて測定した。厚みが10μm以上の場合、アンリツ製デジタルマイクロメーター「KC−351C型」を使用して測定した。
(4)位相差値(Re、Rth)の測定方法:
平行ニコル回転法を原理とする位相差計[王子計測機器(株)製 製品名「KOBRA21−ADH」]を用いて、23℃における波長590nmの光で測定した。なお、波長分散測定については、波長480nmの光も用いた。
(5)フィルムの平均屈折率の測定方法:
アッベ屈折率計[アタゴ(株)製 製品名「DR−M4」]を用いて、23℃における波長589nmの光で測定した屈折率より求めた。
(6)透過率の測定方法:
紫外可視分光光度計[日本分光(株)製 製品名「V−560」]を用いて、23℃における波長590nmの光で測定した。
(7)光弾性係数の測定方法:
分光エリプソメーター[日本分光(株)製 製品名「M−220」]を用いて、サンプル(サイズ2cm×10cm)の両端を挟持して応力(5〜15N)をかけながら、サンプル中央の位相差値(23℃/波長590nm)を測定し、応力と位相差値の関数の傾きから算出した。
(8)液晶表示装置のコントラスト比の測定方法:
以下の方法、液晶セル、測定装置を用いて、23℃の暗室でバックライトを点灯させてから、所定の時間が経過した後、測定を行った。液晶表示装置に、白画像および黒画像を表示させ、ELDIM社製 製品名「EZ Contrast160D」により、表示画面の方位角45°方向、極角60°方向におけるXYZ表示系のY値を測定した。そして、白画像におけるY値(YW)と、黒画像におけるY値(YB)とから、斜め方向のコントラスト比「YW/YB」を算出した。なお、方位角45°とは、パネルの長辺を0°としたときに反時計周りに45°回転させた方位を表し、極角60°とは表示画面の正面方向を0°としたときに、角度60°に傾斜した方向を表す。
・液晶セル:SONY製 KLV−17HR2に搭載されているもの、または、LG電子ジャパン(株)製ワイド23型液晶テレビ 商品名「FLATRON CRL−23WA」に搭載されているもの
・パネルサイズ: 375mm×230mm
(9−1)液晶表示装置のカラーシフト量の測定方法:
以下の方法、液晶セル、測定装置を用いて、23℃の暗室でバックライトを点灯させてから、所定の時間が経過した後、測定を行った。液晶表示装置に、黒画像を表示させ、ELDIM社製 製品名「EZ Contrast160D」を用いて、極角60°方向における全方位(360°)の色相、a値およびb値を測定した。極角60°方向における全方位のa値、b値の平均値をそれぞれ、aave.値、bave.値とし、また、極角60°方位角45°におけるa値、b値をそれぞれa45°値、b45°値とした。斜め方向のカラーシフト量(Δab値)は、次式:{(a45°−aave.)2+(b45°−bave.)2}1/2から算出した。なお、方位角45°とは、パネルの長辺を0°としたときに反時計回りに45°回転させた方位を表す。また、極角60°とは、パネルに対し鉛直方向を0°としたときに60°斜めから見た方位を表す。
・液晶セル:SONY製 KLV−17HR2に搭載されているもの
・パネルサイズ: 375mm×230mm
(9−2)液晶表示装置の斜め方向のカラーシフト量(Δu’v’)の測定方法:
以下の液晶セルと、測定装置を用いて算出した。具体的には、液晶表示装置に黒画像を表示させ、極角60°方向、全方位(0°〜360°)における色相、u’値およびv’値を測定した。斜め方向のカラーシフト量(Δu’v’値)は、次式:{(0.25−u’)2+(0.45−v’)2}1/2から算出した。
・液晶セル:LG電子ジャパン(株)製 ワイド23型液晶テレビ
商品名「FLATRON CRL−23WA」に搭載されているもの
・パネルサイズ:687mm×412mm
・測定装置:ELDIM社製 製品名「EZ Contrast160D」
・測定環境:暗室(23℃)
(10)液晶パネルの表示ムラの評価方法:
以下の液晶セルと測定装置を用いて表示画面を撮影した。表中「○」は、黒画像を表示したパネル全面において、最大輝度と最小輝度の差が0.96以下であるものを表す。「△」は、黒画像を表示したパネル全面において、最大輝度と最小輝度の差が1.12以下であるものを表す。「×」は、黒画像を表示したパネル全面において、最大輝度と最小輝度の差が1.28を超えるものを表す。
・
液晶セル:SONY製 KLV−17HR2に搭載されているもの
・
パネルサイズ:375mm×230mm
・ 測定装置:ミノルタ製 2次元色分布測定装置「CA−1500」
・ 測定環境:暗室(23℃)
[参考例1]
ポリビニルアルコールを主成分とする高分子フィルム[クラレ(株)製 商品名「9P75R(厚み:75μm、平均重合度:2,400、けん化度99.9モル%)」]を30℃±3℃に保持したヨウ素とヨウ化カリウム配合の染色浴にて、ロール延伸機を用いて、染色しながら2.5倍に一軸延伸した。次いで、60±3℃に保持したホウ酸とヨウ化カリウム配合の水溶液中で、架橋反応を行いながら、ポリビニルアルコールフィルムの元長の6倍となるように一軸延伸した。得られたフィルムを50℃±1℃の空気循環式恒温オーブン内で30分間乾燥させて、水分率26%,厚み28μm、偏光度99.9%、単体透過率43.5%の偏光子P1およびP2を得た。
[参考例2]
厚み40μmのトリアセチルセルロースを主成分とする高分子フィルム[富士写真フィルム(株)製 商品名「UZ−TAC」(平均屈折率=1.48)]をそのまま用い、位相差フィルム1−Aとした。上記位相差フィルム1−Aの特性を、後述の参考例2のフィルム特性と併せて下記表1に示す。
厚み80μmのトリアセチルセルロースを主成分とする高分子フィルム[富士写真フィルム(株)製 商品名「UZ−TAC」(平均屈折率=1.48)]をそのまま用い、位相差フィルム1−Bとした。上記位相差フィルム1−Bの特性は、上記表1の通りである。
[参考例4]
厚み100μmのノルボルネン系モノマーの開環重合体を水素添加したシクロオレフィン系樹脂を主成分とする高分子フィルム[日本ゼオン(株)製 商品名「ゼオノアZF14−100」(平均屈折率=1.51、Re[590]=2.0nm、Rth[590]=8.0nm)]の両側に、二軸延伸ポリプロピレンフィルム[東レ(株)製 商品名「トレファンE60−高収縮タイプBO2874」(厚み60μm)]をアクリル系粘着剤層(厚み15μm)を介して貼り合せた。その後、ロール延伸機でフィルムの長手方向を保持して、149℃±1℃の空気循環式乾燥オーブン内(フィルム裏面から3cmの距離の温度を測定)で、1.35倍に延伸し、位相差フィルム2−Aを作製した。得られた位相差フィルム2−Aの特性を、後述の参考例5〜8のフィルム特性と併せて下記表2に示す。
延伸温度を149℃に代えて155℃とし、延伸倍率を1.35倍に代えて1.30倍とした以外は、参考例4と同様の方法で位相差フィルム2−Bを作製した。得られた位相差フィルム2−Bの特性は表2の通りである。
延伸温度を149℃に代えて150℃とし、延伸倍率を1.35倍に代えて1.30倍とした以外は、参考例4と同様の方法で位相差フィルム2−Cを作製した。得られた位相差フィルム2−Cの特性は表2の通りである。
延伸温度を149℃に代えて148℃とし、延伸倍率を1.35倍に代えて1.40倍とした以外は、参考例4と同様の方法で位相差フィルム2−Dを作製した。得られた位相差フィルム2−Dの特性は表2の通りである。
厚み55μmのポリカーボネート系樹脂(重量平均分子量60,000)とスチレン系樹脂(重量平均分子量1,300)とを含む高分子フィルム[(株)カネカ製 商品名「エルメックPFフィルム」(平均屈折率=1.55、Re[590]=5.0nm、Rth[590]=12.0nm)]の両側に、二軸延伸ポリプロピレンフィルム[東レ(株)製 商品名「トレファンE60−低収縮タイプ」(厚み60μm)]をアクリル系粘着剤層(厚み15μm)を介して貼り合せた。用いた二軸延伸ポリプロピレンフィルム(収縮性フィルムB)の特性は表3に示す通りである。その後、ロール延伸機でフィルムの長手方向を保持して、146℃±1℃の空気循環式乾燥オーブン内(フィルム裏面から3cmの距離の温度を測定)で、1.09倍に延伸し、位相差フィルム2−Eを作製した。得られた位相差フィルム2−Eの特性は表2の通りである。
[参考例9]
厚み100μmのノルボルネン系モノマーの開環重合体を水素添加したシクロオレフィン系樹脂を主成分とする高分子フィルム[日本ゼオン(株)製 商品名「ゼオノアZF14−100」(平均屈折率=1.51)]をそのまま用い、光学フィルム3−Aとした。得られた光学フィルム3−Aの特性を、後述の参考例10〜11のフィルム特性と併せて下記表4に示す。
イソブテンとN−メチルマレイミドからなる共重合体(N−メチルマレイミドの含有量50モル%、ガラス転移温度157℃)65重量部、アクリロニトリル・スチレン共重合体(AS樹脂)(アクリロニトリルの含有量27モル%)35重量部、および2−(4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−5−[(ヘキシル)オキシ]−フェノール(紫外線吸収剤)1重量部を押出機にてペレットにしたものを、100℃で5時間乾燥後、40nmφ単軸押出機と400mm幅のTダイを用いて270℃で押出し、シート状の溶融樹脂を冷却ドラムで冷却して幅約600mm、厚み40μmの高分子フィルム(平均屈折率=1.51)を作製した。この高分子フィルムを光学フィルム3−Bとした。得られた光学フィルム3−Bの特性は表4の通りである。
シクロペンタノン80重量部に、ペレット状のノルボルネン系モノマーの開環重合体を水素添加したシクロオレフィン系樹脂[JSR(株)製 商品名「ARTON」]20重量部を加えて調整した溶液を、厚み80μmのトリアセチルセルロースを主成分とする高分子フィルム[富士写真フィルム(株)製 商品名「UZ−TAC」(平均屈折率=1.48、Re[590]=0.8nm、Rth[590]=60.5nm)]上に、塗工厚み150μmで塗工し、当該高分子フィルムを膨潤されたのち、140℃で3分間乾燥させた。乾燥後、当該高分子フィルムの表面に形成された上記シクロオレフィン系樹脂フィルムは剥離して、透明なトリアセチルセルロースを主成分とする高分子フィルムを作製した。この高分子フィルムを光学フィルム3−Cとした。得られた光学フィルム3−Cの特性は表4の通りである。
[参考例12]
IPSモードの液晶セルを含む液晶表示装置[SONY製 KLV−17HR2]から液晶パネルを取り出し、液晶セルの上下に配置されていた偏光板を取り除いて、上記液晶セルのガラス面(表裏)を洗浄した。
[実施例1]
参考例12で得た液晶セルの視認側の表面に、第2の光学素子として、参考例4で得た位相差フィルム2−Aを、上記液晶セルの短辺と位相差フィルム2−Aの遅相軸が互いに平行となるようにアクリル系粘着剤層(厚み20μm)を介して積層した。次いで、上記位相差フィルム2−Aの表面に、第2の光学素子として、参考例2で得た位相差フィルム1−Aを、上記位相差フィルム2−Aの遅相軸と上記位相差フィルム1−Aの遅相軸とが互いに直交するようにアクリル系粘着剤層(厚み20μm)を介して積層した。次いで、上記位相差フィルム1−Aの表面に、参考例1で得た偏光子P1を、上記液晶セルの長辺と上記偏光子P1の吸収軸が平行(このとき、上記位相差フィルム2−Aの遅相軸と上記偏光子P1の吸収軸は互いに直交(90°±0.5°)である)となるように、アセトアセチル基を有する変性ポリビニルアルコールを主成分とする接着剤層(厚み1μm)[日本合成化学(株)製 商品名「ゴーセファイマーZ200」]を介して積層した。
第3の光学素子として、参考例11で得た光学フィルム3−Cを用いたこと以外は、実施例1と同様の方法で、液晶パネルBおよび液晶表示装置Bを作製した。バックライトを点灯させた直後の液晶パネルは、全面で良好な表示均一性を有するものであった。バックライトを点灯し続けて10分経過後に斜め方向のコントラスト比と斜め方向のカラーシフト量を測定した。得られた特性は、表5、表6の通りである。さらに上記のバックライトを2時間点灯させた後、ミノルタ(株)製;2次元色分布測定装置「CA−1500」を用いて、暗室にて上記液晶表示装置の表示画面を撮影した。その結果、図7に示すように、バックライトの熱による表示ムラは僅かに見られたが小さかった。
第1の光学素子として、参考例3で得た位相差フィルム1−Bを用いたこと、第2の光学素子として、参考例6で得た位相差フィルム2−Cを用いたこと、第3の光学素子として、参考例11で得た光学フィルム3−Cを用いたこと以外は、実施例1と同様の方法で、液晶パネルCおよび液晶表示装置Cを作製した。バックライトを点灯させた直後の液晶パネルは、全面で良好な表示均一性を有するものであった。バックライトを点灯し続けて10分経過後に斜め方向のコントラスト比と斜め方向のカラーシフト量を測定した。得られた特性は、表5、表6の通りである。さらに上記のバックライトを2時間点灯させた後、ミノルタ(株)製 2次元色分布測定装置「CA−1500」を用いて、暗室にて上記液晶表示装置の表示画面を撮影した。その結果、バックライトの熱による表示ムラは僅かに見られたが小さかった。
第1の光学素子として、参考例3で得た位相差フィルム1−Bを用いたこと、第2の光学素子として、参考例8で得た位相差フィルム2−Eを用いたこと、第3の光学素子の部分に、参考例3で得た位相差フィルム1−Bを用いたこと以外は、実施例1と同様の方法で、液晶パネルXおよび液晶表示装置Xを作製した。バックライトを点灯させた直後の液晶パネルは、全面で良好な表示均一性を有するものであった。バックライトを点灯し続けて10分経過後に斜め方向のコントラスト比と斜め方向のカラーシフト量を測定した。得られた性質は、表5、表6の通りである。さらに上記のバックライトを2時間点灯させた後、ミノルタ(株)製 2次元色分布測定装置「CA−1500」を用いて、暗室にて上記液晶表示装置の表示画面を撮影した。その結果、図8に示すように、バックライトの熱による表示ムラは大きかった。
第1の光学素子、第2の光学素子および第3の光学素子をいずれも用いずに、液晶セルの両側に参考例1で得た偏光子を互いの吸収軸が直交するように、アクリル系粘着剤層を介して積層した液晶パネルYおよび液晶表示装置Yを作製した。バックライトを点灯させた直後の液晶パネルは、全面で良好な表示均一性を有するものであった。バックライトを点灯し続けて10分経過後に斜め方向のコントラスト比と斜め方向のカラーシフト量を測定した。得られた性質は、表5、表6の通りである。
厚み130μmのノルボルネン系モノマーの開環重合体を水素添加した樹脂を含む高分子フィルム[JSR製 商品名「アートンFLZU130D0」]の両側に、収縮性フィルムA[東レ製 商品名「トレファンBO2873」]を、アクリル系粘着剤層(厚み15μm)を介して貼り合わせた。その後、ロール延伸機で、フィルムを長手方向に保持して、146℃の空気循環式恒温オーブン内で、1.26倍に延伸し、厚み147μmの位相差フィルム2−Fを得た。この位相差フィルム2−Fの光学特性は、Re[590]=199.0nm、Rth[590]=82.0nm、Nz=0.41、Re[480]/Re[590]=1.0、光弾性係数の絶対値=5.10×10−12であった。なお、用いた収縮フィルムAの特性は上記表3に示す通りである。また、上記アクリル系粘着剤は、参考例4と同じ接着剤を用いた。
を測定した。図10に、実施例4および後述の比較例3の、極角60°における全方位(0°〜360°)のΔu’v’値をそれぞれ示す。Δu’v’はΔu’v’={(0.25−u’)2+(0.45−v’)2}1/2で算出される値であり、黒色からの着色量を示す。このΔu’v’値は、液晶表示装置のカラーシフト量を表す指標の1つであり、その値が小さいほど表示特性に優れる。実施例4の液晶パネルDは、極角60°方向、全方位(0°〜360°)におけるΔu’v’値の最大値は0.095であり、最小値は0.040であり、平均値は0.064であった。
実施例4と同様にして得られた液晶セルの視認側の表面に、第2の光学素子として位相差フィルム2−Eを、上記液晶セルの初期配向方向と上記位相差フィルム2−Eの遅相軸が互いに平行となるように積層した。次いで、上記位相差フィルム2−Eの表面に、第1の光学素子として位相差フィルム1−Bを、上記液晶セルの初期配向方向と上記位相差フィルム1−Bの遅相軸が互いに平行となるように積層した。次いで、上記位相差フィルム1−Bの表面に、第1の偏光子として偏光子P1を、上記液晶セルの初期配向方向と上記偏光子P1の吸収軸とが互いに直交するように積層した。このとき、上記位相差フィルム2−Eの遅相軸と上記偏光子P1の吸収軸とは、互いに直交である(90°±0.5°)。さらに、上記偏光子P1の上記位相差フィルム1−Bが積層されていない表面には、市販のトリアセチルセルロースフィルム(厚み40μm)[富士写真フィルム(株)製 商品名「UZ−TAC」]を積層した。
実施例1〜3に示すように、実質的に光学的に負の一軸性を有する第1の光学素子と、Re[590]値が130nm〜250nmの範囲であって、nx>nz>nyの屈折率分布を有する第2の光学素子とを、液晶セルの視認側に(上記第2の光学素子が、上記第1の光学素子と上記液晶セルの間になるように)配置し、実質的に光学的に等方性を有する第3の光学素子を、液晶セルのバックライト側に配置した液晶パネルを作製することによって、斜め方向のコントラスト比が高く、斜め方向のカラーシフト量が小さい液晶表示装置を得ることができた。また、実施例1の液晶パネルを備えた液晶表示装置は、バックライトを長時間点灯しても、バックライトの熱による表示ムラは見られなかった。また、実施例2および3の液晶表示装置は、表示ムラは僅かに見られたが小さかった。しかしながら、比較例1および2の液晶表示装置は、本発明の液晶パネルの構成を満たさないために、斜め方向のコントラスト比が低く、斜め方向のカラーシフト量が大きな液晶表示装置しか得ることができなかった。また、比較例1に示す液晶パネルは、光学特性が悪いことに加え、光弾性係数の大きな位相差フィルムを用いたために、バックライトの熱による表示ムラは大きかった。
11、11’ 基板
12 液晶層
21 第1の偏光子
22 第2の偏光子
30 第1の光学素子
40 第2の光学素子
50 第3の光学素子
60、60’ 保護層
70、70’ 表面処理層
80 輝度向上フィルム
110 プリズムシート
120 導光板
130 ランプ
100 液晶パネル
200 繰り出し部
210 ヨウ素水溶液浴
220 ホウ酸とヨウ化カリウムとを含む水溶液の浴
230 ヨウ化カリウムを含む水溶液浴
240、309 乾燥手段
250 偏光子
260 巻き取り部
301 第1の繰り出し部
302 高分子フィルム
303 第2の繰り出し部
304、306、315、317 収縮性フィルム
307、308 ラミネートロール
314 第1の巻き取り部
316 第2の巻き取り部
319 第3の巻き取り部
400 液晶表示装置
Claims (14)
- 電界が存在しない状態でホモジニアス配向させた液晶分子を含む液晶層を備える液晶セルと、該液晶セルの一方の側に配置された第1の偏光子と、該液晶セルの他方の側に配置された第2の偏光子と、該第1の偏光子と該液晶セルの間に配置された第1の光学素子および第2の光学素子と、該第2の偏光子と該液晶セルとの間に配置された第3の光学素子とを備え、
該第1の光学素子が、実質的に光学的に負の一軸性を有し、
該第2の光学素子が、nx>nz>nyの屈折率分布を有し、下記式(1)および(2)を満足し、かつ、Re[480]/Re[590]が0.8〜1.2であり、ならびに、該第1の光学素子と該液晶セルの間に配置されてなり、
該第3の光学素子が、実質的に光学的に等方性を有する、液晶パネル:
130nm≦Re[590]≦250nm …(1)
0nm<Rth[590]<Re[590] …(2)
ただし、Re[590]およびRth[590]は、それぞれ、23℃における波長590nmの光で測定した面内の位相差値および厚み方向の位相差値である。 - 前記液晶セルの初期配向方向と、前記第2の偏光子の吸収軸の方向とが、実質的に平行である、請求項1に記載の液晶パネル。
- 前記液晶セルの初期配向方向と、該液晶セルのバックライト側に配置された偏光子の吸収軸の方向とが、実質的に平行である、請求項1または2に記載の液晶パネル。
- 前記液晶セルの初期配向方向と、該液晶セルのバックライト側に配置された偏光子の吸収軸の方向とが、実質的に直交している、請求項1または2に記載の液晶パネル。
- 前記第1の光学素子の厚み(d1)および前記第2の光学素子の厚み(d2)の合計(d1+d2)と、前記第3の光学素子の厚み(d3)との差(Δd=d1+d2−d3)の絶対値が、120μm以下である、請求項1から4のいずれかに記載の液晶パネル。
- 前記第1の光学素子の23℃における波長590nmで測定した厚み方向の位相差値(Rth[590])が、10nm〜100nmである、請求項1から5のいずれかに記載の液晶パネル。
- 前記第1の光学素子が、セルロースエステルを主成分とする高分子フィルムを含む、請求項1から6のいずれかに記載の液晶パネル。
- 前記第2の光学素子の遅相軸が、前記第1の偏光子の吸収軸と、実質的に平行又は直交である、請求項1から7のいずれかに記載の液晶パネル。
- 前記第2の光学素子が、ノルボルネン系樹脂を含有する高分子フィルムの延伸フィルムを含む、請求項1から8のいずれかに記載の液晶パネル。
- 前記第2の光学素子が、ノルボルネン系モノマーの開環重合体および/または開環共重合体を水素添加した樹脂を含有する高分子フィルムの延伸フィルムを含む、請求項9に記載の液晶パネル。
- 前記第3の光学素子の23℃における波長590nmで測定した厚み方向の位相差値(Rth[590])の絶対値が、10nm以下である、請求項1から10のいずれかに記載の液晶パネル。
- 前記第3の光学素子が、セルロースエステル、ノルボルネン系モノマーの開環重合体を水素添加したシクロオレフィン系樹脂、ノルボルネン系モノマーとα−オレフィンモノマーとの付加共重合体、および、マレイミド系モノマーとオレフィンモノマーとの付加共重合体から選ばれる少なくとも1つの樹脂を主成分とする高分子フィルムを含む、請求項1から11のいずれかに記載の液晶パネル。
- 請求項1から12のいずれかに記載の液晶パネルを含む、液晶テレビ。
- 請求項1から12のいずれかに記載の液晶パネルを含む、液晶表示装置。
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