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JP3822468B2 - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

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JP3822468B2
JP3822468B2 JP2001218812A JP2001218812A JP3822468B2 JP 3822468 B2 JP3822468 B2 JP 3822468B2 JP 2001218812 A JP2001218812 A JP 2001218812A JP 2001218812 A JP2001218812 A JP 2001218812A JP 3822468 B2 JP3822468 B2 JP 3822468B2
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  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、TV・ビデオカメラなどから入力される時系列画像から、ある平面上に存在する境界線を安定に検出することに用いられるものであり、画像情報に基づいて高速に機器の制御を行うことに有用な画像処理装置及びその方法に関する。
【0002】
例えば、車両に取り付けたカメラから得られる時系列画像において道路面上の白線を安定に検出することなどに用いられる。
【0003】
【従来の技術】
従来から、自動車に搭載したカメラから得られる時系列のカメラ画像から平面(道路面)上の境界線(白線)を検出する方法としてさまざまな画像処理技術が提案されてきた。
【0004】
そのひとつに、前処理として、白線と道路面の輝度勾配に着目して、カメラ画像上でエッジ強度の二値化を行い、白線候補を限定する方法がある。
【0005】
この二値化したカメラ画像に対し、白線のテンプレートを複数用意してテンプレートマッチングにより白線を検出する方法や、複数の白線候補を設定し、仮定した白線上に最も多くのエッジ点が存在する白線候補を白線として検出する方法などがある。
【0006】
これらの方法においては、まず前処理であるエッジ強度の二値化処理のためのしきい値を、天候条件、照明条件の変化によらず最適な値に設定するのが困難である。
【0007】
また、車両前方の白線を検出する場合には、一般的にカメラの光軸が車両の進行方向と平行やや下向きになるようにカメラを設置する。このようにカメラを設置した場合、図5に示すように、カメラ画像上において走行レーンの左側の白線は画像中央付近から左下方向への直線、一方右側の白線は右下方向への直線、または曲線となる。このとき、図6に示すように、車両が走行レーン内のどこに位置するかによってカメラ画像上で白線の傾きは変化する。
【0008】
つまり、テンプレートマッチングによる白線検出においては、計算量を削減するために画像上に探索領域を設定するが、車両の走行位置によって白線の傾きが異なるため探索領域を適応的に変える必要があり、そのための探索領域設定の処理が複雑となる。
【0009】
同様に、仮定した白線候補上で最も多くエッジ点が存在するものを白線として検出する方法では白線候補の方向を設定する必要があるが、車両の走行位置によって白線の傾きが異なるため、境界線候補の方向設定の処理が複雑になることが考えられる。
【0010】
さらに、テンプレートマッチングによる白線検出においては、カメラ画像上では、近傍と遠方で白線の幅が異なることと、さらに、曲線などに対応するため、多数のテンプレートを用意する必要があり、このテンプレートの選択などで処理が複雑になるという問題もある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、エッジ検出に二値化などのしきい値処理を必要とする境界線検出では、雨天時などの撮像状況が悪いときに対応するしきい値設定が難しく、ロバストな境界線検出が困難である。
【0012】
また、従来の境界線検出では、現在のフレームで境界線を検出したときに、その境界線と過去に検出された境界線との対応付けを行っていなかったため、車両の振動等により画像が上下動した後などに、検出精度が落ちる問題がある。
【0013】
また、カメラから取り込まれた時系列画像上で境界線を検出する方法では、車両が走行レーン上の走行位置によって、カメラ画像上の白線の傾きが変化するため、領域設定や方向設定などの処理が複雑になり計算量が問題となる。
【0014】
さらに、テンプレートマッチングにより白線を検出する方法では、カメラから取り込まれた時系列画像上では、手前側と奥側で境界線の線幅、傾きなどが異なるため、多数のテンプレートを用意する必要がある。また、テンプレートを切り替える判定のための処理も必要になり、計算量が増加する。
【0015】
そこで、本発明は、平面における消失点に向かう境界線を確実に、かつ、計算量が少なく検出できる画像処理装置及びその方法を提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項の発明は、平面と、消失点に向かって延びる境界線が撮影されている時系列画像を取り込む画像取得手段と、前記画像取得手段によって取り込まれた時系列画像の前記平面への逆投影画像を生成する逆投影画像生成手段と、前記逆投影画像生成手段によって生成された逆投影画像上で前記境界線を検出する境界線検出手段と、を具備し、前記逆投影画像生成手段は、前記時系列画像上での各点の輝度に基づくエッジ情報を前記平面へ逆投影することで逆投影像を生成し、前記境界線検出手段は、前記逆投影画像生成手段によって生成された逆投影画像に基づいて境界線候補を検出する境界線候補検出手段と、前記境界線候補検出手段によって検出した境界線候補群から所定の条件に基づいて境界線を選択する境界線選択手段と、を具備し、前記境界線候補検出手段は、前記逆投影画像生成手段によって生成された逆投影画像上で境界線候補線分を抽出する線分抽出手段と、前記線分抽出手段によって抽出した境界線候補線分と、過去の時系列画像で検出された境界線候補の対応付けを行う対応付け手段と、前記対応付け手段において対応のとれた境界線候補線分を境界線候補に統合することにより境界線候補を更新する境界線候補更新手段と、前記対応付け手段において対応のとれなかった境界線候補線分を新たに境界線候補として生成する境界線候補登録手段と、を具備したことを特徴とする画像処理装置である。
【0017】
請求項の発明は、平面と、消失点に向かって延びる境界線が撮影されている時系列画像を取り込む画像取得手段と、前記画像取得手段によって取り込まれた時系列画像の前記平面への逆投影画像を生成する逆投影画像生成手段と、前記逆投影画像生成手段によって生成された逆投影画像上で前記境界線を検出する境界線検出手段と、を具備し、前記逆投影画像生成手段は、前記時系列画像上での各点の輝度に基づくエッジ情報を前記平面へ逆投影することで逆投影像を生成するものであって、前記時系列画像上での各点における輝度の微分ベクトルを生成する微分ベクトル生成手段と、前記時系列画像上での各点における境界線の方向に対する法線ベクトルを生成する法線ベクトル生成手段と、前記時系列画像上での各点における前記微分ベクトル生成手段で求めた微分ベクトルと前記法線ベクトル生成手段で求めた法線ベクトルの内積を計算する内積計算手段と、前記各点における前記内積計算手段で計算した内積値を前記平面へ逆投影変換してエッジ逆投影像を生成する逆投影変換手段と、を具備したことを特徴とする画像処理装置である。
【0027】
本発明は、シーンの撮影によって得られる時系列画像を用い、その時系列画像を平面に逆投影した逆投影画像を生成し、その逆投影画像上で境界線の検出を行うものである。
【0028】
例えば、入力画像を車両に搭載したカメラから得られる時系列画像とし、逆投影する平面を道路面、検出対象である境界線を道路面上の白線とすると、各フレームで複数の境界線候補線分を検出してフレーム間で境界線候補として対応を取り、この境界線候補が過去にどれくらい検出されているか等の各境界線候補の属性値により白線を選択するため、あるフレームで白線が検出されなくても影響が小さく、時間軸方向でのロバスト性が高い。
【0029】
また、境界線を安定に検出するには正しい境界線候補を検出する必要があるが、この境界線候補検出の基本処理である境界線候補線分抽出処理は、二値化等のしきい値処理を行わないので、高いロバスト性を実現できる。
【0030】
また、この境界線候補線分抽出処理は、境界線候補線分がもつべき属性の判定を厳しい条件で行っている。この結果得られた境界線候補線分を用いて境界線を検出するため、誤検出が少ない。
【0031】
さらに、この境界線候補検出処理は図5のような時系列画像を平面上に逆投影した逆投影画像上で行っている。時系列画像上の境界線は、逆投影画像上ではその境界線が直線であれば画像の垂直方向に存在する直線、曲線であればほぼ一定の曲率でカーブし、幅一定の平行な線群になる。つまり、車両の走行レーン上の走行位置変化は、図6に示すように白線の平行移動となる。このため水平方向にピークの探索を行い、垂直方向に追跡を行うという簡単な処理で境界線候補を検出でき、計算量も低減できる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態である画像処理装置20について、図1から図12を用いて説明する。
【0033】
図1に、本実施形態の画像処理装置20の構成を示す。
【0034】
本実施形態の画像処理装置においては、「平面」とは道路面のことであり、「境界線」とは走行レーンをなす白線や路肩のことであるが、環境を屋内にした場合には平面は床、通路などの面であり、境界線は床、通路などと壁の境界である。また、「逆投影画像」とは、図5に示すように、カメラ画像をある平面に投影処理した画像である。つまり、本実施形態でいう逆投影画像とは、道路面を真上から法線方向に見た図になる。また、「消失点」とは、車両の進行方向を撮影した時系列画像においては、静止体がわき出してくる点をいう。
【0035】
画像処理装置20は、画像を時系列に取り込むことが可能な装置である画像取り込み部14により得られた時系列画像から、逆投影画像生成部1により平面への逆投影画像を生成する。
【0036】
次に、逆投影画像生成部1で生成された逆投影画像に対し、境界線検出部2より、平面上の境界線を検出する。
【0037】
この画像処理装置20は、パソコンなどのコンピュータによって、下記で説明する各部の機能をプログラムすることによって実現できる。
【0038】
以下、各部の具体的な構成について述べる。
【0039】
(1)画像取り込み部14
画像取り込み部14は、時系列画像は取得可能なTVカメラであり、道路を走行する車両の前部に取り付けられ、進行方向を撮影している。
【0040】
(2)逆投影画像生成部1
図2に示すように、逆投影画像生成部1は前記時系列画像から平面への逆投影画像を生成するものである。
【0041】
そして、時系列画像上の各点の微分ベクトルを生成する微分ベクトル生成部3、時系列画像上の各点を逆投影画像上に投影した場合にその点を通る境界線を求め、その境界線を時系列画像上に戻したときの法線ベクトルを生成する法線ベクトル生成部4、時系列上の各点について微分ベクトルと法線ベクトルの内積を計算する内積計算部5、この内積計算した値を平面に逆投影することでエッジ逆投影画像を生成する逆投影変換部6からなる。
【0042】
(2−1)微分ベクトル生成部3
微分ベクトル生成部3において、1次微分フィルタなどで前記時系列画像上の各点の輝度について微分ベクトル(dx, dy)を計算する。つまり、輝度勾配を計算する。
【0043】
例えば、3×3、5×5のソーベルフィルタなどを用いて、水平方向エッジdx、垂直方向エッジdyを求めることにより微分ベクトルを生成する。
【0044】
(2−2)法線ベクトル生成部4
法線ベクトル生成部4において、前記時系列画像上で各点を通る境界線を仮定する。
【0045】
この境界線が曲線の場合は、連続したフレーム間で曲率がほとんど変化しないものとみなし、前フレームに後述する境界線外挿部9で求めた円弧の曲率を用いて境界線を仮定する。そして、各点における、この境界線の法線方向を法線ベクトルとする。すなわち、ある点Pにおける、曲線状の境界線に対する接線と直交するベクトルが、法線ベクトルである。
【0046】
なお、境界線が直線の場合には、その直線と直交する法線方向を求め、これを各点共通の法線ベクトルとする。
【0047】
図7にカメラ画像を示す。このカメラ画像上の上限ラインと下限ラインの間の逆投影変換領域について逆投影画像を生成する。
【0048】
カメラ画像における上限ラインより上の画像は、遠方であり手前側に比べ解像度が低く境界線検出の精度が低下するため、この領域の境界線は逆投影画像上では検出しない。この上限ラインは無限遠点の下側に設定する。
【0049】
また、下限ラインとは、カメラ画像に車両のボンネットなどが映っている場合に除外するために設定し、その下限は画像下端である。
【0050】
この逆投影画像変換領域外の境界線は、相対的に解像度の高い逆投影変換領域で求めた境界線の曲率を用いて外挿する。
【0051】
具体的な法線ベクトルの求め方は、前フレームでの境界線外挿部9により求めた逆投影画像上での参考曲線の曲率をカメラ画像上に変換することで、図7に示す点線のように点Pを通る境界線を仮定する。Pにおけるこの境界線の法線方向をPの法線ベクトルn1(図7中では、n1の上に矢印を付している)として求める。
【0052】
このように、過去(前フレーム)で検出された逆投影画像上の参考曲線の曲率を、カメラ画像上に変換して利用することで、曲線上のどの点であっても境界線の法線方向のエッジ強度を検出することができる。
【0053】
この法線ベクトル生成部4において境界線を曲率ではなく二次微分係数を用いて放物線で仮定することもできる。
【0054】
また、境界線を近似する方法は、本実施形態のような二次曲線に限定するものではなく、多次の多項式などで近似することも考えられる。
【0055】
(2−3)内積計算部5
内積計算部5において、前記時系列画像上の各点の前記微分ベクトルと前記法線ベクトルの内積を計算することにより、境界線の法線方向のエッジ強度を求める。
【0056】
この内積値の値は、境界線の左側のエッジは正の値になり、右側のエッジは負の値となる。その理由は、道路に白線が描かれているので、左側のエッジは、白から黒の輝度勾配(微分ベクトルの値)を持ち、逆に、右側のエッジは、黒から白の輝度勾配(微分ベクトルの値)を持つからである。
【0057】
(2−4)逆投影変換部6
逆投影変換部6において、前記内積値を各画素のエッジ情報として平面へ逆投影したエッジ逆投影画像を生成する。
【0058】
つまり、図8に示すように、境界線の左側のエッジは正の画素値(白)をもち、右側のエッジは負の画素値(黒)を有するスカラー画像を生成できる。この理由は、上記したように境界線の左側のエッジは正の値になり、右側のエッジは負の値となり、正を白の画素値に、負を黒の画素値で表しているからある。
【0059】
このスカラ画像上において、境界線は画像下側でほぼ垂直、画像上側に行くにしたがってほぼ一定の曲率でカーブする平行な線群になり、この後の検出処理が容易になる。
【0060】
(3)境界線検出部2
図3に示すように、境界線検出部2は、逆投影画像上で境界線候補を検出する境界線候補検出部7、境界線候補検出部7で検出した境界線候補群から実際の境界線を選択する境界線選択部8、境界線選択部8で選択された境界線の奥行き部分を外挿する境界線外挿部9、検出した境界線情報から消失点を推定する消失点推定部10から構成される。
【0061】
(3−1)境界線候補検出部7
図4に示すように、境界線候補検出部7は、逆投影画像上で境界線候補線分を抽出する線分抽出部11、この線分抽出部11で抽出した白線候補線分と過去の時系列画像において登録された境界線候補との対応付けを行う境界線候補更新部12、また、この線分抽出部11で抽出した境界線候補線分を統合して新たに境界線候補を登録する境界線候補登録部13から構成される。
【0062】
(3−1−1)線分抽出部11
まず、線分抽出部11は、前処理として、画像全体を平滑化してノイズ成分などを除外する。この平滑化にはガウシアンフィルタなどを用いる。
【0063】
次に、逆投影画像生成部1で生成した逆投影画像の水平ラインを探索して、正の領域、負の領域それぞれでピークを求める。
【0064】
ピークが求められたら探索するラインを垂直方向に1画素ずらして同様にピークを求める。
【0065】
垂直方向に移動する前後で、水平ラインにおけるピーク位置のずれがしきい値以下であれば、接続して次のラインに移り同様の処理を繰り返す。この処理を逆投影画像すべてにおいて行うことで、正のピークを接続した線分と、負のピークを接続した線分が生成される。
【0066】
図9に示すように、これらの抽出された線分の中で、正負ペアで存在する線分を境界線候補線分として抽出する。これは、白線の左側エッジと、右側エッジとが常に対になっているからである。
【0067】
(3−1−2)境界線候補更新部12
境界線候補更新部12は、前フレームまでで検出されている境界線候補があれば、優先度順にソートして、順番を並び替えて記憶している。すなわち、それぞれの境界線候補は、持続時間、平均エッジ強度、検出時間、消失時間などを属性値として同時に記憶されている。ここで、「持続時間」とはこの境界線候補が何フレーム連続で検出されているか、「検出時間」とはこの境界線候補が初めて検出されてから何フレーム経過しているか、「消失時間」とはこの境界線候補が不検出になってから何フレーム経過しているか、を表す。
【0068】
そして、優先度は境界線候補の持続時間、平均エッジ強度、検出時間、消失時間等で決定する。
【0069】
次に、優先度の高い境界線候補から、抽出された境界線候補線分をマージできるか判断する。
【0070】
具体的には、境界線候補線分と、境界線候補のエッジ強度、傾きなどの差がしきい値以下であれば、同一の境界線であるとして境界線候補線分を境界線候補にマージして、統合させる。
【0071】
複数の境界線候補線分を、一つの境界線候補にマージする場合には、これら複数の境界線候補線分の間で接続可能であるかを判断する。
【0072】
具体的には、境界線候補線分の間で、傾き、境界線の幅、エッジ強度、横方向の位置などの差が全てしきい値以下であれば、これらの境界線候補線分は同一の境界線候補とみなしマージする。
【0073】
そして、境界線候補線分が境界線候補にマージされたら、持続時間等の各属性値を更新する。
【0074】
(3−1−3)境界線候補登録部13
境界線候補登録部13は、境界線候補更新部12で過去に検出済みの境界線候補にマージされなかった残りの境界線候補線分の中で、手前側にあり、かつ、しきい値以上の長さを有するものがあれば、新たに境界線候補として登録する。
【0075】
これは、手前側は奥側に比べ解像度が高く、信頼性の高い境界線候補線分が抽出されているからである。その境界線候補線分と滑らかに接続できると判断される奥の方の境界線候補線分をマージして新しい境界線候補として登録する。
【0076】
(3−2)境界線選択部8
境界線選択部8は、この更新、または新たに登録された境界線候補の中から走行車線の左右に対応すると思われる境界線を、境界線候補の水平位置、エッジ強度、左右の境界線候補間隔などの条件により、選択する。
【0077】
(3−3)境界線外挿部9
境界線外挿部9は、左右の白線が検出されたら、それぞれの境界線の各点について曲率を計算し、それら全ての単純平均をとる。
【0078】
その曲率の平均を用いて図10に示すように、円弧で境界線の奥側を外挿する。また、境界線の各点の曲率に対して重み付けを行い、その重み付き平均値を用いて外挿することもできる。このようにして求められた連続した曲線は、参考曲線である。
【0079】
これは、逆投影画像上では、境界線の曲率をほぼ一定にみなすことができることに着目している。また、手前側の境界線候補線分は奥の方に比べて情報量も多く、曲率を安定に求めることができるので、手前から得られる曲率で奥の方のおおまかな境界線を当てはめることが可能である。
【0080】
また、境界線外挿部9において、参考曲線を円弧に当てはめるのではなく放物線にあてはめることもできる。逆投影画像上においてカーブは曲率一定の円弧で考えるのが妥当であるが、二次微分係数で外挿した放物線で扱う方が処理的には容易であるし、精度劣化もそれほどない。
【0081】
また、二次曲線だけでなく3次以上の多項式で境界線を近似することも可能である。
【0082】
最後に、図11に示すように、逆投影画像上で求めた参考曲線の座標値をカメラ画像上に変換する。
【0083】
(3−4)消失点推定部10
消失点推定部10では、検出した境界線の情報から消失点の位置を推定する。
【0084】
図12はカメラから得られた時系列画像例であり、左境界直線、右境界直線はそれぞれ検出された境界線の手前側を1次微分の平均で直線近似したものである。このカメラ画像の手前側部分の境界直線方向からこのフレームでの消失点vp1を推定する。この消失点を基に次フレームの逆投影画像生成を行う。
【0085】
また、このvp1を仮の消失点として、前フレームでの消失点vp0と現フレームの消失点vp1の間に内挿した点を消失点とする方法もある。これは、除々に消失点を修正することによって、フレーム間で逆投影画像の大きな変化をなくし、フレーム間で境界線候補の対応を取りやすくするためである。このフィードバック処理により車両のゆれなどに対する高い追従性能が得ることができる。
【0086】
(変更例)
なお、本発明は前記実施形態で記載した内容に限定されるものではない。
【0087】
例えば、逆投影画像生成部1では、前記実施形態のようにエッジ情報を有する逆投影画像を生成するのではなく、時系列画像の濃淡情報を平面に逆投影して濃淡逆投影画像を生成することもできる。
【0088】
この場合、逆投影画像生成部1では、図7に示すようにカメラ画像の逆投影変換領域の各画素を平面へ逆投影変換して濃淡逆投影画像を生成する。
【0089】
この濃淡逆投影画像から境界線を検出する場合には、境界線候補検出部7における線分抽出部11の方法を次のように変更する。
【0090】
まず、前処理として、画像全体を平滑化してノイズ成分などを除外する。この平滑化には、ガウシアンフィルタなどを用いる。
【0091】
次に、濃淡逆投影画像の水平ラインを走査して輝度値のピークを求める。ピークが求められたら走査するラインを垂直方向に1画素ずらして同様にピークを求める。垂直方向に移動する前後で水平ラインにおけるピーク位置のずれがしきい値以下であれば、接続して次のラインに移り同様の処理を繰り返す。
【0092】
この処理を濃淡逆投影画像すべてにおいて行うことで、輝度ピークを接続した線分が生成される。この線分を境界線候補線分として抽出する。
【0093】
【発明の効果】
本発明を用いることにより、雨天時などの撮像状況の悪い場合にでもロバストに境界線を検出することが可能である。
【0094】
また、逆投影画像を生成することにより、境界線の探索が容易になり、境界線検出の計算コストも低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の画像処理装置の構成である。
【図2】逆投影画像生成部1の構成例である。
【図3】境界線検出部2の構成例である。
【図4】境界線候補検出部7の構成例である。
【図5】カメラ画像と逆投影画像の関係を示す。
【図6】車両の走行位置と、カメラ画像、逆投影画像それぞれとの関係を示す。
【図7】法線ベクトル生成法について示す。
【図8】逆投影画像例である。
【図9】境界線候補線分の抽出例である。
【図10】境界線を外挿した例である。
【図11】逆投影画像上の境界線をカメラ画像上に変換したものである。
【図12】消失点の推定法について示す。
【符号の説明】
1 逆投影画像生成部
2 境界線線検出部
3 微分ベクトル生成部
4 法線ベクトル生成部
5 内積計算部
6 逆投影変換部
7 境界線候補検出部
8 境界線選択部
9 境界線外挿部
10 消失点推定部
11 線分抽出部
12 境界線候補更新部
13 境界線候補登録部
14 画像取得部
20 画像処理装置

Claims (10)

  1. 平面と、消失点に向かって延びる境界線が撮影されている時系列画像を取り込む画像取得手段と、
    前記画像取得手段によって取り込まれた時系列画像の前記平面への逆投影画像を生成する逆投影画像生成手段と、
    前記逆投影画像生成手段によって生成された逆投影画像上で前記境界線を検出する境界線検出手段と、
    を具備し、
    前記逆投影画像生成手段は、
    前記時系列画像上での各点の輝度に基づくエッジ情報を前記平面へ逆投影することで逆投影像を生成し、
    前記境界線検出手段は、
    前記逆投影画像生成手段によって生成された逆投影画像に基づいて境界線候補を検出する境界線候補検出手段と、
    前記境界線候補検出手段によって検出した境界線候補群から所定の条件に基づいて境界線を選択する境界線選択手段と、
    を具備し、
    前記境界線候補検出手段は、
    前記逆投影画像生成手段によって生成された逆投影画像上で境界線候補線分を抽出する線分抽出手段と、
    前記線分抽出手段によって抽出した境界線候補線分と、過去の時系列画像で検出された境界線候補の対応付けを行う対応付け手段と、
    前記対応付け手段において対応のとれた境界線候補線分を境界線候補に統合することにより境界線候補を更新する境界線候補更新手段と、
    前記対応付け手段において対応のとれなかった境界線候補線分を新たに境界線候補として生成する境界線候補登録手段と、
    を具備した
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 平面と、消失点に向かって延びる境界線が撮影されている時系列画像を取り込む画像取得手段と、
    前記画像取得手段によって取り込まれた時系列画像の前記平面への逆投影画像を生成する逆投影画像生成手段と、
    前記逆投影画像生成手段によって生成された逆投影画像上で前記境界線を検出する境界線検出手段と、
    を具備し、
    前記逆投影画像生成手段は、前記時系列画像上での各点の輝度に基づくエッジ情報を前記平面へ逆投影することで逆投影像を生成するものであって、
    前記時系列画像上での各点における輝度の微分ベクトルを生成する微分ベクトル生成手段と、
    前記時系列画像上での各点における境界線の方向に対する法線ベクトルを生成する法線ベクトル生成手段と、
    前記時系列画像上での各点における前記微分ベクトル生成手段で求めた微分ベクトルと前記法線ベクトル生成手段で求めた法線ベクトルの内積を計算する内積計算手段と、
    前記各点における前記内積計算手段で計算した内積値を前記平面へ逆投影変換してエッジ逆投影像を生成する逆投影変換手段と、
    を具備した
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記境界線候補検出手段は、
    前記逆投影画像生成手段によって生成されたエッジ逆投影画像上における正の値を有する点ついて連続したエッジ強度のピークを連結して線分を求めると共に、前記エッジ逆投影画像上における負の値を有する点ついて連続したエッジ強度のピークを連結して線分を求め、
    この線分の正負のペアを境界線の候補として抽出する
    ことを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  4. 前記逆投影画像生成手段は、
    前記時系列画像上での各点における輝度の微分ベクトルを生成する微分ベクトル生成手段と、
    前記時系列画像上での各点における境界線の方向に対する法線ベクトルを生成する法線ベクトル生成手段と、
    前記時系列画像上での各点における前記微分ベクトル生成手段で求めた微分ベクトルと前記法線ベクトル生成手段で求めた法線ベクトルの内積を計算する内積計算手段と、
    前記各点における前記内積計算手段で計算した内積値を前記平面へ逆投影変換してエッジ逆投影像を生成する逆投影変換手段と、
    を具備し、
    前記境界線検出手段は、
    前記検出した境界線の候補の前記逆投影画像上の各点から参考曲線を求め、
    前記法線ベクトル生成手段は、
    前記時系列画像上の各点において前記参考曲線を対応させ、各点における参考曲線の法線方向をその点の法線ベクトルとする
    ことを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  5. 前記逆投影画像生成手段は、前記画像上での各点の濃淡情報を前記平面へ逆投影することで逆投影画像生成する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  6. 前記画像処理装置は、境界線を出力する境界線出力手段を有し、
    この境界線出力手段は、
    前記境界線検出手段によって検出された前記逆投影画像上の境界線を、前記時系列画像上に投影変換する境界線変換手段と、
    前記境界線変換手段によって前記時系列画像上に変換された境界線を表示する境界線表示手段と、
    を具備した
    ことを特徴とする請求項1から5の少なくとも一項に記載の画像処理装置。
  7. 平面と、消失点に向かって延びる境界線が撮影されている時系列画像を取り込む画像取得ステップと、
    前記取り込まれた時系列画像の前記平面への逆投影画像を生成する逆投影画像生成ステップと、
    前記逆投影画像生成ステップによって生成された逆投影画像上で前記境界線を検出する境界線検出ステップと、
    を具備し、
    前記逆投影画像生成ステップは、
    前記時系列画像上での各点の輝度に基づくエッジ情報を前記平面へ逆投影することで逆投影像を生成し、
    前記境界線検出ステップは、
    前記逆投影画像生成ステップにおいて生成された逆投影画像に基づいて境界線候補を検出する境界線候補検出ステップと、
    前記境界線候補検出ステップにおいて検出した境界線候補群から所定の条件に基づいて境界線を選択する境界線選択ステップと、
    を具備し、
    前記境界線候補検出ステップは、
    前記逆投影画像生成ステップにおいて生成された逆投影画像上で境界線候補線分を抽出する線分抽出ステップと、
    前記線分抽出ステップにおいて抽出した境界線候補線分と、過去の時系列画像で検出された境界線候補の対応付けを行う対応付けステップと、
    前記対応付けステップにおいて対応のとれた境界線候補線分を境界線候補に統合することにより境界線候補を更新する境界線候補更新ステップと、
    前記対応付けステップにおいて対応のとれなかった境界線候補線分を新たに境界線候補として生成する境界線候補登録ステップと、
    を具備した
    ことを特徴とする画像処理方法。
  8. 平面と、消失点に向かって延びる境界線が撮影されている時系列画像を取り込む画像取得ステップと、
    前記取り込まれた時系列画像の前記平面への逆投影画像を生成する逆投影画像生成ステップと、
    前記逆投影画像生成ステップによって生成された逆投影画像上で前記境界線を検出する境界線検出ステップと、
    を具備し、
    前記逆投影画像生成ステップは、
    前記時系列画像上での各点の輝度に基づくエッジ情報を前記平面へ逆投影することで逆投影像を生成し、
    前記逆投影画像生成ステップは、
    前記時系列画像上での各点における輝度の微分ベクトルを生成する微分ベクトル生成ステップと、
    前記時系列画像上での各点における境界線の方向に対する法線ベクトルを生成する法線ベクトル生成ステップと、
    前記時系列画像上での各点における前記微分ベクトル生成ステップで求めた微分ベクトルと前記法線ベクトル生成ステップで求めた法線ベクトルの内積を計算する内積計算ステップと、
    前記各点における前記内積計算ステップで計算した内積値を前記平面へ逆投影変換してエッジ逆投影像を生成する逆投影変換ステップと、
    を具備した
    ことを特徴とする画像処理方法。
  9. 平面と、消失点に向かって延びる境界線が撮影されている時系列画像を取り込む画像取得機能と、
    前記画像取得機能によって取り込まれた時系列画像の前記平面への逆投影画像を生成する逆投影画像生成機能と、
    前記逆投影画像生成機能によって生成された逆投影画像上で前記境界線を検出する境界線検出機能と、
    を実現し、
    前記逆投影画像生成機能は、
    前記時系列画像上での各点の輝度に基づくエッジ情報を前記平面へ逆投影することで逆投影像を生成し、
    前記境界線検出機能は、
    前記逆投影画像生成機能によって生成された逆投影画像に基づいて境界線候補を検出する境界線候補検出機能と、
    前記境界線候補検出機能によって検出した境界線候補群から所定の条件に基づいて境界線を選択する境界線選択機能と、
    を実現し、
    前記境界線候補検出機能は、
    前記逆投影画像生成機能によって生成された逆投影画像上で境界線候補線分を抽出する線分抽出機能と、
    前記線分抽出機能によって抽出した境界線候補線分と、過去の時系列画像で検出された境界線候補の対応付けを行う対応付け機能と、
    前記対応付け機能において対応のとれた境界線候補線分を境界線候補に統合することにより境界線候補を更新する境界線候補更新機能と、
    前記対応付け機能において対応のとれなかった境界線候補線分を新たに境界線候補として生成する境界線候補登録機能と、
    をコンピュータによって実現する
    ことを特徴とする画像処理方法のプログラム。
  10. 平面と、消失点に向かって延びる境界線が撮影されている時系列画像を取り込む画像取得機能と、
    前記画像取得機能によって取り込まれた時系列画像の前記平面への逆投影画像を生成する逆投影画像生成機能と、
    前記逆投影画像生成機能によって生成された逆投影画像上で前記境界線を検出する境界線検出機能と、
    を実現し、
    前記逆投影画像生成機能は、
    前記時系列画像上での各点の輝度に基づくエッジ情報を前記平面へ逆投影することで逆投影像を生成し、
    前記逆投影画像生成機能は、
    前記時系列画像上での各点における輝度の微分ベクトルを生成する微分ベクトル生成機能と、
    前記時系列画像上での各点における境界線の方向に対する法線ベクトルを生成する法線ベクトル生成機能と、
    前記時系列画像上での各点における前記微分ベクトル生成機能で求めた微分ベクトルと前記法線ベクトル生成機能で求めた法線ベクトルの内積を計算する内積計算機能と、
    前記各点における前記内積計算機能で計算した内積値を前記平面へ逆投影変換してエッジ逆投影像を生成する逆投影変換機能と、
    をコンピュータによって実現する
    ことを特徴とする画像処理方法のプログラム。
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