JP3801502B2 - レンズ駆動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯型小形カメラに用いられ、被写像をズームするレンズ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のレンズ駆動装置としては、ステッピングモータと送りねじ伝動機構との組合せによる装置が知られており、このレンズ駆動装置を図7に示す。
図7に示すように、レンズ駆動装置100は、回転するステッピングモータ101のシャフトを歯車102を介して送りねじ103に伝達して、回転運動を直運動に変換している。送りねじ103上を案内駆動されるナット104上には、レンズ105が固定されている。従って、ステッピングモータ101の回転角度に従って、レンズ105の直線位置が決定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の技術では、ステッピングモータ101、歯車102、送りねじ103及びナット104と言った複雑な伝動機構が必要となるので、装置が大形となり且つ、レンズ105が径方向にブレるという課題がある。
【0004】
そこで、本発明は、小型軽量で且つ、レンズを直線移動させても径方向のブレが生じないレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、前方レンズと、前方レンズを支持する前方支持枠と、前方支持枠の後方に取り付けられた前方コイルと、前方コイルの内周面上に取り付けられた前方金属片と、前方支持枠の外周部後方に取り付けられた前方バネと、後方レンズと、後方レンズを支持する後方支持枠と、後方支持枠の後方に取り付けられた後方コイルと、後方コイルの外周面上に取り付けられた後方金属片と、後方支持枠の内周部後方に取り付けられた後方バネと、マグネットと、マグネットの外周面上に取り付けられた前方用軸受と、マグネットの内周面上に取り付けられた後方用軸受と、ヨークとを備え、前方コイルは、マグネットとヨーク間の外側ギャップに配置し、後方コイルは、マグネットとヨーク間の内側ギャップに配置し、前方コイルに電流を印加することによって、前方レンズを前方に移動させ、後方コイルに電流を印加することによって、後方レンズを前方に移動させることを特徴とする。
【0006】
この請求項1に記載の発明では、前方コイルをマグネットとヨーク間の外側ギャップに配置し、後方コイルをマグネットとヨーク間の内側ギャップに配置しているので、前方コイルに電流を印加すると、外側ギャップの電磁力の作用で前方レンズを前方に移動することができ、後方コイルに電流を印加すると内側ギャップの電磁力の作用で、後方レンズを前方に移動することができる。これによって、装置の構造を簡便で小形なものにすることができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前方レンズの移動量は、前方バネの弾性力と、前方コイルに印加する電流量に基づく電磁力とが釣合うことによって決定され、後方レンズの移動量は、後方バネの弾性力と、後方コイルに印加する電流量に基づく電磁力とが釣合うことによって決定されることを特徴とする。
【0008】
この請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、前方レンズの移動量は、前方バネの弾性力と、前方コイルに印加する電流量に基づく電磁力とが釣合うことによって決定され、後方レンズの移動量は、後方バネの弾性力と、後方コイルに印加する電流量に基づく電磁力とが釣合うことによって決定されるので、前方レンズおよび後方レンズのそれぞれを、容易に所望の量だけ移動させることができる。これによって、装置の構造を更に小形で廉価なものにすることができる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1乃至2のいずれかに記載の発明において、前方金属片と前方用軸受とを吸引力で密着させ、後方金属片と後方軸受とを吸引力で密着させたことを特徴とする。
【0010】
この請求項3に記載の発明では、請求項1乃至2のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、前方金属片と前方用軸受とを吸引力で密着させ、後方金属片と後方軸受とを吸引力で密着させたので、径方向のブレを阻止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係るレンズ駆動装置を示す断面図であり、図2は図1のレンズ駆動装置の分解斜視図であり、図3は、図1,2に示す軸受の平面図であり、図4は図1,2に示す金属片の平面図であり、図5は、図1,2に示すバネの拡大斜視図であり、図6は、図1のレンズ駆動装置の動作を示す断面図である。
【0012】
レンズ駆動装置1は、前方レンズ2と、前方支持枠3と、前方コイル4と前方バネ5と、前方金属片21と、後方レンズ6と、後方支持枠7と、後方コイル8と、後方バネ9と、後方金属片22と、マグネット10と、前方用金属片23と、後方用軸受24と、ヨーク11とを備えており、前方コイル4に直流電流を印加することにより、前方レンズ2を前方に移動し、コイル8に直流電流を印加することにより、後方レンズ6を前方に移動するようになっている。尚、本明細書においては、前方及び後方の文言を適宜、使用するが、これはカメラから被写体に向って、相対的に前方及び後方の位置関係を表わすものである。
【0013】
リング状の前方支持枠3は合成樹脂等の電気的絶縁体であり、中央部で前方レンズ2を支持し、外周凸部上の後方に前方コイル4を備え、最外周部には、前方バネ5の内周部(イ)が固着されており、前方コイル4の内周上基準角度点には前方金属片21が固着されている。
【0014】
同様に、リング状の後方支持枠7は、合成樹脂等の電気的絶縁体であり、中央部で後方レンズ6を支持し、外周凸部上の後方に後方コイル8を備え、最内周部には後方バネ9の内周部(イ)が固着されており、後方コイル8の外周上基準角度点には後方金属片22が固着されている。
【0015】
リング状のヨーク11は、外壁11aと内壁11b及び底面11cから成る形状を有し、外壁11aは内壁11bより壁高が大であり、底面11c上にはリング状のマグネット10が固着されている。マグネット10は、径方向に磁化されて、円周上の基準角度点の内外周面上に軸受23,24が固着されており、外壁11aと内壁11b及び底面11cによる磁路が構成されている。
【0016】
前方コイル4は、マグネット10と外壁11aから成るギャップ間に配置されており、同様に後方コイル8は、マグネット10と内壁11bから成るギャップ間に配置されている。前方バネ5の外周部(ロ)は外壁11aの上端に外周絶縁リング12を介して固着されており、同様に後方バネ9の外周部(ロ)は、内周絶縁リング13を介して、内壁11bの上端に固着されている。
【00】
図3(a)(b)はそれぞれ、前方用軸受23と後方用軸受24を示す平面図であり、それぞれマグネット10の外周面と内周面に沿って湾曲しており、リング状マグネットの基準角度点上に接着されて、オイルレスメタル等の材質を用いた滑り軸受となっている。
【00】
図4(a)は、前方金属片21を、(b)は後方金属片22を示す平面図であり、それぞれ前方コイル5の内周面と、後方コイル8の外周面に沿って湾曲した磁性体であり、円周上の基準角度点上でそれぞれ前方コイル5と後方コイル8に接着されている。尚、前方及び後方用軸受23,24の径方向の厚みは極く薄く、同様に前方及び後方金属片21,22の径方向の厚みも極く薄い構造として、マグネット10と外壁11a及び内壁11b間のギャップに影響しない厚さとしている。
【0017】
図5(a)、(b)は、前方バネ5及び後方バネ9の構造を示す斜視図であり、(a)は折畳まれた状態の形状、(b)は押出された状態の形状を示している。これら前方バネ5及び後方バネ9は、半割されており、バネ性は、外力が加わらない時は折畳まれた(a)の形状を維持し、外力が加わると、押出された(b)の形状に変形する。
【0018】
前方バネ5の内周部(イ)は、前方支持枠3の最外周部に固着され、外周部(ロ)は外壁11aの上端に固着されているので、外力が加わらない時は、前方支持枠3は、外壁11aの上端に、ほぼ接して位置する。同様に、後方バネ9の内周部(イ)は、後方支持枠7の最内周部に固着され、外周部(ロ)は、内壁11bの上端に固着されているので、外力が加わらない時は、後方支持枠7は、内壁11bの上端に、ほぼ接して位置する。
【0019】
前方コイル4の巻き始めと巻き終りは、いずれも前方支持枠3側に配置し、巻き始めを、前方バネ5の内周部(イ)の半割の一方に結線し、巻き終りを半割の他方に結線する。更に、外壁11aの上端では、前方バネ5の外周部(ロ)の半割の一方に、前方コイル4用電流端子のプラス側を結線し、半割の他方には、マイナス側を結線する。
【0020】
この結線によって、前方コイル4に印加される電流は、プラス側から前方バネ5の半割の一方の外周部(ロ)と内周部(イ)を経由して、前方コイル4の巻き始めに印加され、巻き終りは、半割の他方の内周部(イ)と外周部(ロ)を経由して、マイナス側に流出する。
【0021】
同様に、後方コイル8の巻き始めと巻き終りは、いずれも、後方支持枠7側に配置し、巻き始めを後方バネ9の内周部(イ)の半割の一方に結線し、巻き終りを半割の他方に結線する。更に内壁11bの上端では、後方バネ9の外周部(ロ)の半割の一方に、後方コイル8用電流端子のプラス側を結線し、半割の他方には、マイナス側を結線する。
【0022】
この結線によって、後方コイル8に印加される電流は、プラス側から後方バネ9の半割の一方の外周部(ロ)と内周部(イ)を経由して、後方コイル8の巻き始めに印加され、巻き終りは、半割の他方の内周部(イ)と外周部(ロ)を経由して、マイナス側に流出する。
【0023】
尚、外周絶縁リング12と内周絶縁リング13は、それぞれ、前方バネ5の外周部(ロ)と外壁11aの上端間および後方バネ9の外周部(ロ)と内壁11bの上端間に介在して、導電体であるバネとヨーク11間を絶縁している。
【0024】
次に、上述した構成に基づき、本実施の形態の作用を説明する。レンズ駆動装置1を組立てるには、まず最初に、前方レンズ2を前方支持枠3に組込み、前方バネ5及び外周絶縁リング12をそれぞれ、この順番で固着(接着)する。引き続き、前方支持枠3の凸部に前方コイル4を固着(接着)し、次いで、前方コイル4の内周面上基準角度点に前方金属片21を接着して、巻き始め及び巻き終りをそれぞれ、内周部(イ)の一方と他方に結線する。
【0025】
同様に、後方レンズ6を後方支持枠7に組込み、後方バネ9及び内周絶縁リング13をそれぞれ、この順番で固着(接着)する。引き続き、後方支持枠7の凸部に後方コイル8を固着(接着)し、次いで、後方コイル8の外周面上基準角度点に後方金属片22を接着して、巻き始め及び巻き終りをそれぞれ、内周部(イ)の一方と他方に結線する。
【0026】
マグネット10の円周面上で対向させて前方用軸受23と後方用軸受24を接着し、基準角度点とする。ヨーク11の底面11cには予め位置決めして、軸受23,24を装着したマグネット10を固着(接着)する。マグネット10と内壁11b間のギャップに後方コイル8を挿入しながら、内周絶縁リング13を内壁11bの上端に固着(接着)して、外周部(ロ)の一方と他方をそれぞれ、後方コイル8用電流端子のプラス側とマイナス側に結線する。
【0027】
同様に、マグネット10と外壁11a間のギャップに前方コイル4を挿入しながら、外周絶縁リング12を外壁11aの上端に固着(接着)して、外周部(ロ)の一方と他方をそれぞれ、前方コイル4用電流端子のプラス側とマイナス側に結線する。
【0028】
尚、後方コイル8用プラス及びマイナス結線は、内壁11bの外周側に沿ったリード線で外部へ引出し、前方コイル4用プラス及びマイナス結線は、外壁11aの外周側に沿ったリード線で外部へ引出して、それぞれに直流電流が印加される構造としている。
【00】
金属片21と22は磁性体なので、マグネット10との間に吸引力が働き、それぞれ対向する前方用軸受23と後方軸受24と密着する。即ち、前方支持枠3と後方支持枠7はそれぞれ、前方バネ5と後方バネ9で支持されて位置決めされているが、径方向にはガタが存在する。この吸引力による密着作用によって、マグネット10の基準角度点に従った動きが実現でき、径方向のブレを阻止できる。
【0029】
図6は、前方コイル4及び、後方コイル8に直流電流を印加して、レンズ駆動装置1をズーム状態に作動させた時の断面図を示している。
【0030】
前方コイル4に電流が印加されると、前方レンズ2に前方(図4では、上方)への電磁力が働くが、前方バネ5の弾性力は変位に比例して後方(図4では、下方)へ働く。従って、前方レンズ2の位置即ち前方への移動距離は、電磁力と弾性力が釣合った点となる。
【0031】
これによって、前方コイル4に印加する電流量によって、前方レンズ2の移動量を決定することができる。同様に、後方コイル8に印加する電流量によって、後方レンズ6の移動量を決定することができる。
【0032】
即ち、前方コイル4及び後方コイル8に印加するそれぞれの電流量によって、前方レンズ2及び後方レンズ6それぞれの移動量を決定することができるので、後方レンズ6のさらに後方(図4では下方)のカメラ内部に位置する固定レンズ14の作用と共に、CCDなどによる像平面15上に、被写体像をズームしてフォーカスさせることができる。
【0033】
ここで、前方支持枠3は、前方金属片21と前方用軸受23間が密着した状態で前方に移動し、後方支持枠7は後方金属片24と後方用軸受24間が密着した状態で前方に移動するので、軸受23,24が密着型ガイドとして作用して径方向のブレを最小限に抑えることができる。
【0034】
尚、前方コイル4及び後方コイル8にパルス状に整形した電流を印加すれば、金属片21,22と軸受23,24間の滑り摩擦の変化に影響を受けずに、安定な摩擦係数の元に密着状態を維持しながら、円滑な前方移動を達成できる。
【0035】
この様に、レンズ駆動装置1に供給する2つの電流量を制御するだけで、前方レンズ2及び後方レンズ6それぞれの移動量を制御して、被写像をズームすることができるという作用がある。
また、印加する電流を零とすれば、ズームしない状態となるので、ズーム時のみ直流電流が必要となり、消費電力を節約できるとともに、金属片21,22に働く吸引力によって、外的要因による支持枠3,7の変位を阻止することができる。
【0036】
本発明は、上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形が可能である。例えば、図1,2及び6において、前方金属片21を前方コイル4の外周面上に接着し、前方用軸受23をヨークの外壁11aの内周面上に固着して、吸引密着させ、後方金属片22を後方コイル8の内周面上に接着し、後方用軸受24をヨークの内壁11bの外周面上に固着して吸引密着させれば、それぞれ、外壁11aと内壁11bの基準角度点に従った移動が実現でき、径方向のブレを最小限に抑えることができる。
【0037】
また、図1,2及び6では円周方向で同一の基準角度点に対向させて金属片21,22及び軸受23,24を配置したが、これに拘わるものではなく例えば、後方金属片22と後方用軸受24は、前方金属片21と前方用軸受23の配置角度と180°反対方向の角度に配置しても同様な作用効果が得られる。
【0038】
また、図3では、前方バネ5及び後方バネ9を半割構造とし、それぞれをプラス側及びマイナス側の通電経路に利用したが、これに拘るものではなく、別途、通電用の伸縮性リード線を用いても良い。
【0039】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明では、前方コイルに電流を印加することによって前方レンズを前方に移動することができ、後方コイルに電流を印加することによって後方レンズを前方に移動することができるので、装置の構造を簡便で小形なものにすることができる。
【0040】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、印加する電流量を制御することによって、前方レンズ及び後方レンズ、それぞれの移動量を制御できるので、装置の構造を更に小形で廉価なものにすることができる。
【0041】
請求項3に記載の発明では、請求項1乃至2のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するとともに、吸引力による密着状態のままレンズを移動することができるのでレンズのブレを阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレンズ駆動装置を示す断面図である。
【図2】図1のレンズ駆動装置の分解斜視図である。
【図3】図1,2に示す軸受の平面図である。
【図4】図1,2に示す金属片の平面図である。
【図5】図1、2に示すバネの拡大斜視図である。
【図6】図1のレンズ駆動装置の動作を示す断面図である。
【図7】従来に係るレンズ駆動装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 レンズ駆動装置
2 前方レンズ
3 前方支持枠
4 前方コイル
5 前方バネ
6 後方レンズ
7 後方支持枠
8 後方コイル
9 後方バネ
10 マグネット
11 ヨーク
21 前方金属片
22 後方金属片
23 前方用軸受
24 後方用軸受
Claims (3)
- 前方レンズと、前方レンズを支持する前方支持枠と、前方支持枠の後方に取り付けられた前方コイルと、前方コイルの内周面上に取り付けられた前方金属片と、前方支持枠の外周部後方に取り付けられた前方バネと、後方レンズと、後方レンズを支持する後方支持枠と、後方支持枠の後方に取り付けられた後方コイルと、後方コイルの外周面上に取り付けられた後方金属片と、後方支持枠の内周部後方に取り付けられた後方バネと、マグネットと、マグネットの外周面上に取り付けられた前方用軸受と、マグネットの内周面上に取り付けられた後方用軸受と、ヨークとを備え、前方コイルは、マグネットとヨーク間の外側ギャップに配置し、後方コイルは、マグネットとヨーク間の内側ギャップに配置し、前方コイルに電流を印加することによって、前方レンズを前方に移動させ、後方コイルに電流を印加することによって、後方レンズを前方に移動させることを特徴とするレンズ駆動装置。
- 前方レンズの移動量は、前方バネの弾性力と、前方コイルに印加する電流量に基づく電磁力とが釣合うことによって決定され、後方レンズの移動量は、後方バネの弾性力と、後方コイルに印加する電流量に基づく電磁力とが釣合うことによって決定されることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
- 前方金属片と前方用軸受とを吸引力で密着させ、後方金属片と後方軸受とを吸引力で密着させたことを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
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