JP3747591B2 - 半導体回路 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源電圧を抵抗素子で分圧して基準電圧を発生して同一電源で使用されるトランジスタの差動回路に供給する半導体回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、基準電圧供給回路とその基準電圧の供給を受けて同一電源で使用されるトランジスタ対からなる差動アンプを備えた従来の半導体回路の構成例を示す回路図である。
図4に示すように、基準電圧供給回路1は、分割抵抗としての抵抗素子R11,R12、キャパシタC11、およびバッファ11により構成されている。
抵抗素子R11,R12は電源電圧VCCの供給ラインと接地GNDとの間に接続され、抵抗素子R11とR12の接続点N11が端子VCTを介してキャパシタC11の(+)側電極に接続されている。また、接続点N11がバッファ11の入力端子に接続され、その出力端子が端子VGSに接続されている。
【0003】
また、差動アンプ2は、npn型トランジスタQ21,Q22、抵抗素子R21,R22、電流源I21、およびアンプ21,22により構成されている。
トランジスタQ21,Q22のエミッタ同士が接続され、その接続点が電流源I21に接続されている。トランジスタQ21のベースが入力端子TINに接続され、コレクタが抵抗素子R21を介して電源電圧VCCの供給ラインに接続されている。トランジスタQ22のコレクタは抵抗素子R22を介して電源電圧VCCの供給ラインに接続される。また、コレクタ出力はアンプ21を介して出力信号OUTとして出力されるとともに、さらにアンプ22を介してベースに帰還される。
【0004】
そして、図4の回路では、端子VGSと入力端子TINとの間に、磁気テープ用再生ヘッドRHが接続されている。
【0005】
ところで、単一電源で使用しているこれらの回路では、図4に示すように、基準電圧供給回路1において、抵抗素子R11,R12による電源電圧VCCを分圧して、たとえばVCC/2の基準電圧を生成している。
このとき、電源に対するリップル除去比を改善するために、抵抗分割した接続点N11にデカップリング用のキャパシタC11を接続している。
リップル除去比は、容量値と抵抗値の大きさに依存するので比較的大きな容量値のキャパシタと大きな抵抗値の抵抗素子R11,R12を接続している。
キャパシタC11としては容量が数十μF、抵抗分割している抵抗素子R11,R12としては抵抗値が数十kΩのものが用いられている。
【0006】
このような構成において、電源をオフした時に、基準電圧を生成するための抵抗素子R11,R12の抵抗値と、接続点N11に接続しているキャパシタC11の容量値で決まる時定数により、接続点N11の電位がGNDに落ちる時間が決まる。
このため、接続点N11の電位が落ちる時間は、電源よりも遅くなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図4に示すように、信号の入力が、npn型のトランジスタQ21,Q22からなる差動アンプ2で中点電位を基準として入力している場合に、中点N11の電位が落ちる時間が電源よりも遅くなると、図5に示すように、電源電圧VCCが降下するに従いトランジスタQ21にコレクタ電圧VC も降下するが、基準電圧供給回路1の接続点N11の電位が上述したように電源より遅くなっていることから、ベース電位VB はある電位に保たれ、その結果、差動アンプ2のnpn型トランジスタQ21が飽和するという問題がある。
【0008】
差動アンプ2の電流IAMP が流れ続け、入力のnpn型トランジスタQ21が飽和することにより、図6に示すように、ベース電流IB が増加したり、極端な場合は内部電圧によりトランジスタQ21のベース電圧がクランプされる。
【0009】
たとえば、図4に示すように、入力に再生ヘッドRHが接続されている場合、入力のトランジスタQ21が飽和することにより、入力と接続点N11の基準電位との間に電位差を生じてしまい、再生ヘッドRHがテープに接触しているとノイズが書き込まれるという問題があった。
【0010】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電源を落としたときに基準電圧を供給する差動回路を構成するトランジスタが飽和状態となることを防止できる半導体回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の半導体回路は、電源と基準電源との間に直列に接続された複数の抵抗素子と、上記複数の抵抗素子の接続点に接続された容量素子とを有し、上記電源と基準電源との電位差を上記複数の抵抗素子で分割して上記接続点に基準電圧を発生する基準電圧供給回路と、エミッタ同士が接続された第1および第2のトランジスタと、当該エミッタ同士の接続点に駆動電流を供給する駆動電流源とを有し、一方のトランジスタのベースに上記基準電圧が供給される、上記基準電圧供給回路と同一電源に接続された差動回路と、電源がオン状態にあるときは、上記第1および第2のトランジスタのうち少なくとも一方のトランジスタのコレクタの電位を上記基準電圧に対して当該トランジスタが飽和状態とならない電位に保持し、上記電源がオフ状態になると上記差動回路の電流源による駆動電流の供給を停止させる飽和防止回路とを有する。
【0012】
また、本発明では、上記飽和防止回路は、エミッタが上記第1および第2のトランジスタのうち少なくとも一方のトランジスタのコレクタに接続された第3のトランジスタを有し、電源電圧を受けて作動し当該第3のトランジスタのベース電位を所定の電位に保持して、上記第1および第2のトランジスタのうち少なくとも一方のトランジスタのコレクタの電位を上記基準電圧から一定の電圧にクランプするクランプ回路を有する。
【0013】
また、本発明では、上記飽和防止回路は、エミッタが上記第1および第2のトランジスタのうち少なくとも一方のトランジスタのコレクタに接続された第3のトランジスタと、電源電圧を受けて作動する第1の電流源と、一端が当該第1の電流源に接続された負荷素子と、エミッタが上記負荷素子の他端に接続され、ベースに上記基準電圧が供給される第4のトランジスタと、当該第4のトランジスタのコレクタ電流を上記差動回路の駆動電流源に供給する第2の電流源とを有し、上記第1の電流源と負荷素子との接続点が上記第3のトランジスタのベースに接続されている。
【0014】
本発明の半導体回路によれば、飽和防止回路により、電源がオン状態にあるときは、差動回路を構成するトランジスタのコレクタの電位が基準電圧(ベース電位)に対して、当該トランジスタが飽和状態とならない電位に保持される。
そして、電源がオフされると、差動回路を構成する第1および第2のトランジスタへの駆動電流が停止される。これにより、第1および第2のトランジスタはオフ状態になる。したがって、第1および第2のトランジスタは飽和しない。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る半導体回路の一実施形態を示す回路図であって、従来例を示す図4と同一構成部分は同一符号をもって表している。
図1の半導体回路は、基準電圧供給回路1、差動アンプ2A、および飽和防止回路3により構成されている。
そして、これら基準電圧供給回路1、差動アンプ2A、および飽和防止回路3が同一電源、すなわち電圧VCC用電源に接続されている。
【0016】
基準電圧供給回路1は、分割抵抗としての抵抗素子R11,R12、キャパシタC11、およびバッファ11により構成されている。
抵抗素子R11,R12は電源電圧VCCの供給ラインと接地GNDとの間に接続され、抵抗素子R11とR12の接続点N11が端子VCTを介してキャパシタC11の(+)側電極に接続されている。また、接続点N11がバッファ11の入力端子に接続され、その出力端子が端子VGSに接続されている。
【0017】
差動アンプ2Aは、差動回路を構成するnpn型トランジスタQ21,Q22、抵抗素子R21,R22、並びに電流源I22より構成されている。
【0018】
トランジスタQ21,Q22のエミッタ同士が接続され、その接続点が電流源I22に接続されている。トランジスタQ21のベースが入力端子TINに接続され、コレクタが飽和防止回路3のクランプ回路を構成するトランジスタQ31のエミッタに接続されている。そして、トランジスタQ31のコレクタが抵抗素子R21を介して電源電圧VCCの供給ラインに接続されている。
トランジスタQ22のコレクタが飽和防止回路3のクランプ回路を構成するトランジスタQ32のエミッタに接続され、トランジスタQ32のコレクタが抵抗素子R22を介して電源電圧VCCの供給ラインに接続されている。
また、トランジスタQ31,Q32のコレクタ出力はアンプ21を介して出力信号OUTとして出力されるとともに、さらにアンプ22を介してベースに帰還される。
そして、図1の回路では、端子VGSと入力端子TINとの間に、磁気テープ用再生ヘッドRHが接続されている。
【0019】
また、飽和防止回路3は、npnトランジスタQ31,Q32、pnp型トランジスタQ33、ダイオードD31、および電流源I31、I32により構成されている。
【0020】
電流源I31は電源電圧VCCの供給ラインに接続されており、電流出力端がダイオードD31のアノードに接続されている。そして、電流源I31とダイオードD31のアノードとの接続点がトランジスタQ31,Q32のベースに共通に接続されている。
また、ダイオードD31のカソードはトランジスタQ33のエミッタに接続されている。トランジスタのQ33のベースは基準電圧の供給端子VGSに接続され、コレクタが電流源I32に接続されている。
そして、電流源I32の電流出力は、差動アンプ2Aの電流源I22に接続されている。すなわち、トランジスタQ33、電流源I32および電流源I22によりカレントミラー回路が構成されている。
【0021】
このような構成を有する飽和防止回路3は、電源がオン状態にあるときには、差動アンプ2Aを構成するトランジスタQ21,Q22のコレクタ電位を、トランジスタQ31,Q32のエミッタ電位でクランプする。
【0022】
以下に、飽和防止回路3のクランプ動作および飽和防止動作について、図2および図3に関連付けてさらに考察する。
なお、図2は本発明回路の電源電圧VCCの降下に伴うトランジスタQ21のコレクタ電圧とベース電圧との関係を示す図であり、図3はその場合の差動アンプ2Aの電流およびトランジスタQ21のベース電流を示す図である。
【0023】
トランジスタQ31,Q32のエミッタ電位は、基準電圧供給回路1による基準電圧(中点電位)をBV(=VCC/2)、トランジスタQ31,Q32のベース・エミッタ間電圧をVbe(Q31) ,Vbe(Q32) 、トランジスタQ33のベース・エミッタ間電圧をVbe(Q33) 、ダイオードD31の順方向電圧をV(D31) (≒0.7V)とすると次式のようになる。
【0024】
【数1】
BV+Vbe(Q33) +V(D31) −Vbe(Q31 or Q32)) =BV+V(D31) …(1)
【0025】
電源がオン状態にある場合、または電源がオフにされた直後で電流源I31による電流がまだ流れている場合には、トランジスタQ31,Q32、Q33、およびダイオードD31がオン状態にあり、差動アンプ2Aの入力トランジスタQ21,Q22のコレクタ電位は、BV+V(D31) に保持される。
その結果、差動アンプ2Aの入力トランジスタQ21,Q22におけるベース電位VB (=BV)とコレクタ電位VC との間には、次の関係が成り立つ。
【0026】
【数2】
VB <VC …(2)
【0027】
すなわち、図2に示すように、ベース電位VB よりコレクタ電位VC の方が高く保持されることから、差動アンプ2Aの入力トランジスタQ21,Q22は飽和しない。
【0028】
また、電源電圧VCCが下がり、電流源I31による電流が供給されなくなると、トランジスタQ31,Q32、Q33、およびダイオードD31がオフ状態となり、差動アンプ2Aの入力トランジスタQ21,Q22のコレクタ電位は、BV+V(D31) に保持されなくなるが、トランジスタQ33がオフになったことに伴い、図3に示すように、カレントミラー回路から入力トランジスタQ21,Q22に動作電流が供給されないことから、入力トランジスタQ21,Q22はオフ状態となり飽和しない。
【0029】
次に、上記構成による動作を説明する。
電源がオンしているときの安定状態では、端子VCTの電位は(1/2)VCCである。この端子VCTからの出力電圧は、基準電圧BVとして、端子VGSを介して差動アンプ2Aの入力端子TINおよび飽和防止回路3のトランジスタQ33のベースに供給される。
この場合、飽和防止回路3においては、電流源I31が電源電圧VCCを受けて作動状態にあり、電流の供給が行われる。
その結果、トランジスタQ31,Q32、Q33、およびダイオードD31がオン状態にあり、差動アンプ2Aの入力トランジスタQ21,Q22のコレクタ電位は、入力トランジスタQ21のベースに供給される基準電圧BVより高い〔BV+V(D31) 〕に保持される。
また、オン状態にあるトランジスタQ33のコレクタ電流がカレントミラー回路を構成する電流源I32,I31を介し、駆動電流として差動アンプ2Aの入力トランジスタQ21,Q22のエミッタに供給される。
すなわち、差動アンプ2Aは、動作可能状態にあり、トランジスタQ21,Q22のベース入力が差動増幅される。
そして、差動出力は、トランジスタQ31,Q32のコレクタからアンプ21に対して出力される。
【0030】
ここで、電源がオフされると、基準電圧供給回路1の接続点N11の電位はデカップリング用キャパシタC11の働きにより、徐々に降下していく。したがって、飽和防止回路3のトランジスタQ33のベース電位も徐々に降下していく。このとき、たとえば電流源I31の構成するトランジスタが未だ飽和せず電流が流れている間は、トランジスタQ31,Q32、Q33、およびダイオードD31がオン状態にあり、差動アンプ2Aの入力トランジスタQ21,Q22のコレクタ電位は、入力トランジスタQ21のベースに供給される基準電圧BVより高い〔BV+V(D31) 〕に保持される。
したがって、差動アンプ2Aの入力トランジスタQ21,Q22が飽和することが防止される。
【0031】
そして、電源電圧VCCが下がり、電流源I31の構成するトランジスタが飽和し電流の供給が停止されると、トランジスタQ31,Q32、Q33、およびダイオードD31がオフ状態となり、差動アンプ2Aの入力トランジスタQ21,Q22のコレクタ電位は、BV+V(D31) に保持されなくなるが、カレントミラー回路から入力トランジスタQ21,Q22に動作電流が供給されないことから、入力トランジスタQ21,Q22はオフ状態となり飽和しない。
【0032】
以上説明したように、本実施形態によれば、電源電圧VCCの供給ラインと接地との間に直列に接続された抵抗素子R11,R12と、抵抗素子R11,R12の接続点に接続された容量素子C11とを有し、電源電圧VCCと接地電圧との電位差を抵抗分割して基準電圧BVを発生する基準電圧供給回路1と、エミッタ同士が接続されたトランジスタQ21,Q22と、エミッタ同士の接続点に駆動電流を供給する電流源I22とを有し、トランジスタQ21のベースが基準電圧の入力端子に接続され、基準電圧供給回路1と同一電源に接続された差動アンプ2Aと、電源がオン状態にあるときは、トランジスタQ21,Q22のコレクタの電位を基準電圧BVに対して当該トランジスタが飽和状態とならない電位に保持し、電源がオフ状態になると差動アンプ2Aの駆動電流の供給を停止させる飽和防止回路3とを設けたので、基準電圧が供給される差動アンプ2Aのnpn型トランジスタQ21が飽和することを防止できる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、単一電源で使用している回路において、基準電圧が供給される差動回路を構成するトランジスタの飽和を防ぐことができる。
これにより、本来ハイインピーダンスであるべき入力端子から、信号(ノイズ)が出力されることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体回路の一実施形態を示す回路図である。
【図2】本発明回路の電源電圧の降下に伴う差動アンプの入力トランジスタのコレクタ電圧とベース電圧との関係を示す図である。
【図3】本発明回路の電源電圧の降下に伴う差動アンプの電流および入力トランジスタのベース電流との関係を示す図である。
【図4】従来の半導体回路の構成例を示す回路図である。
【図5】図4の回路の電源電圧の降下に伴う差動アンプの入力トランジスタのコレクタ電圧とベース電圧との関係を示す図である。
【図6】図4の回路の電源電圧の降下に伴う差動アンプの電流および入力トランジスタのベース電流との関係を示す図である。
【符号の説明】
1…基準電圧供給回路、分圧用抵抗素子…R11,R12、C11…デカップリング用キャパシタ、11…バッファ、2A…差動アンプ、Q21,Q22…npn型トランジスタ、R21,R22…抵抗素子、I22…電流源、3…飽和防止回路、Q31,Q32……npn型トランジスタ、Q33…PNP型トランジスタ、I31,I32…電流源、D31…ダイオード。
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源電圧を抵抗素子で分圧して基準電圧を発生して同一電源で使用されるトランジスタの差動回路に供給する半導体回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、基準電圧供給回路とその基準電圧の供給を受けて同一電源で使用されるトランジスタ対からなる差動アンプを備えた従来の半導体回路の構成例を示す回路図である。
図4に示すように、基準電圧供給回路1は、分割抵抗としての抵抗素子R11,R12、キャパシタC11、およびバッファ11により構成されている。
抵抗素子R11,R12は電源電圧VCCの供給ラインと接地GNDとの間に接続され、抵抗素子R11とR12の接続点N11が端子VCTを介してキャパシタC11の(+)側電極に接続されている。また、接続点N11がバッファ11の入力端子に接続され、その出力端子が端子VGSに接続されている。
【0003】
また、差動アンプ2は、npn型トランジスタQ21,Q22、抵抗素子R21,R22、電流源I21、およびアンプ21,22により構成されている。
トランジスタQ21,Q22のエミッタ同士が接続され、その接続点が電流源I21に接続されている。トランジスタQ21のベースが入力端子TINに接続され、コレクタが抵抗素子R21を介して電源電圧VCCの供給ラインに接続されている。トランジスタQ22のコレクタは抵抗素子R22を介して電源電圧VCCの供給ラインに接続される。また、コレクタ出力はアンプ21を介して出力信号OUTとして出力されるとともに、さらにアンプ22を介してベースに帰還される。
【0004】
そして、図4の回路では、端子VGSと入力端子TINとの間に、磁気テープ用再生ヘッドRHが接続されている。
【0005】
ところで、単一電源で使用しているこれらの回路では、図4に示すように、基準電圧供給回路1において、抵抗素子R11,R12による電源電圧VCCを分圧して、たとえばVCC/2の基準電圧を生成している。
このとき、電源に対するリップル除去比を改善するために、抵抗分割した接続点N11にデカップリング用のキャパシタC11を接続している。
リップル除去比は、容量値と抵抗値の大きさに依存するので比較的大きな容量値のキャパシタと大きな抵抗値の抵抗素子R11,R12を接続している。
キャパシタC11としては容量が数十μF、抵抗分割している抵抗素子R11,R12としては抵抗値が数十kΩのものが用いられている。
【0006】
このような構成において、電源をオフした時に、基準電圧を生成するための抵抗素子R11,R12の抵抗値と、接続点N11に接続しているキャパシタC11の容量値で決まる時定数により、接続点N11の電位がGNDに落ちる時間が決まる。
このため、接続点N11の電位が落ちる時間は、電源よりも遅くなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図4に示すように、信号の入力が、npn型のトランジスタQ21,Q22からなる差動アンプ2で中点電位を基準として入力している場合に、中点N11の電位が落ちる時間が電源よりも遅くなると、図5に示すように、電源電圧VCCが降下するに従いトランジスタQ21にコレクタ電圧VC も降下するが、基準電圧供給回路1の接続点N11の電位が上述したように電源より遅くなっていることから、ベース電位VB はある電位に保たれ、その結果、差動アンプ2のnpn型トランジスタQ21が飽和するという問題がある。
【0008】
差動アンプ2の電流IAMP が流れ続け、入力のnpn型トランジスタQ21が飽和することにより、図6に示すように、ベース電流IB が増加したり、極端な場合は内部電圧によりトランジスタQ21のベース電圧がクランプされる。
【0009】
たとえば、図4に示すように、入力に再生ヘッドRHが接続されている場合、入力のトランジスタQ21が飽和することにより、入力と接続点N11の基準電位との間に電位差を生じてしまい、再生ヘッドRHがテープに接触しているとノイズが書き込まれるという問題があった。
【0010】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電源を落としたときに基準電圧を供給する差動回路を構成するトランジスタが飽和状態となることを防止できる半導体回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の半導体回路は、電源と基準電源との間に直列に接続された複数の抵抗素子と、上記複数の抵抗素子の接続点に接続された容量素子とを有し、上記電源と基準電源との電位差を上記複数の抵抗素子で分割して上記接続点に基準電圧を発生する基準電圧供給回路と、エミッタ同士が接続された第1および第2のトランジスタと、当該エミッタ同士の接続点に駆動電流を供給する駆動電流源とを有し、一方のトランジスタのベースに上記基準電圧が供給される、上記基準電圧供給回路と同一電源に接続された差動回路と、電源がオン状態にあるときは、上記第1および第2のトランジスタのうち少なくとも一方のトランジスタのコレクタの電位を上記基準電圧に対して当該トランジスタが飽和状態とならない電位に保持し、上記電源がオフ状態になると上記差動回路の電流源による駆動電流の供給を停止させる飽和防止回路とを有する。
【0012】
また、本発明では、上記飽和防止回路は、エミッタが上記第1および第2のトランジスタのうち少なくとも一方のトランジスタのコレクタに接続された第3のトランジスタを有し、電源電圧を受けて作動し当該第3のトランジスタのベース電位を所定の電位に保持して、上記第1および第2のトランジスタのうち少なくとも一方のトランジスタのコレクタの電位を上記基準電圧から一定の電圧にクランプするクランプ回路を有する。
【0013】
また、本発明では、上記飽和防止回路は、エミッタが上記第1および第2のトランジスタのうち少なくとも一方のトランジスタのコレクタに接続された第3のトランジスタと、電源電圧を受けて作動する第1の電流源と、一端が当該第1の電流源に接続された負荷素子と、エミッタが上記負荷素子の他端に接続され、ベースに上記基準電圧が供給される第4のトランジスタと、当該第4のトランジスタのコレクタ電流を上記差動回路の駆動電流源に供給する第2の電流源とを有し、上記第1の電流源と負荷素子との接続点が上記第3のトランジスタのベースに接続されている。
【0014】
本発明の半導体回路によれば、飽和防止回路により、電源がオン状態にあるときは、差動回路を構成するトランジスタのコレクタの電位が基準電圧(ベース電位)に対して、当該トランジスタが飽和状態とならない電位に保持される。
そして、電源がオフされると、差動回路を構成する第1および第2のトランジスタへの駆動電流が停止される。これにより、第1および第2のトランジスタはオフ状態になる。したがって、第1および第2のトランジスタは飽和しない。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る半導体回路の一実施形態を示す回路図であって、従来例を示す図4と同一構成部分は同一符号をもって表している。
図1の半導体回路は、基準電圧供給回路1、差動アンプ2A、および飽和防止回路3により構成されている。
そして、これら基準電圧供給回路1、差動アンプ2A、および飽和防止回路3が同一電源、すなわち電圧VCC用電源に接続されている。
【0016】
基準電圧供給回路1は、分割抵抗としての抵抗素子R11,R12、キャパシタC11、およびバッファ11により構成されている。
抵抗素子R11,R12は電源電圧VCCの供給ラインと接地GNDとの間に接続され、抵抗素子R11とR12の接続点N11が端子VCTを介してキャパシタC11の(+)側電極に接続されている。また、接続点N11がバッファ11の入力端子に接続され、その出力端子が端子VGSに接続されている。
【0017】
差動アンプ2Aは、差動回路を構成するnpn型トランジスタQ21,Q22、抵抗素子R21,R22、並びに電流源I22より構成されている。
【0018】
トランジスタQ21,Q22のエミッタ同士が接続され、その接続点が電流源I22に接続されている。トランジスタQ21のベースが入力端子TINに接続され、コレクタが飽和防止回路3のクランプ回路を構成するトランジスタQ31のエミッタに接続されている。そして、トランジスタQ31のコレクタが抵抗素子R21を介して電源電圧VCCの供給ラインに接続されている。
トランジスタQ22のコレクタが飽和防止回路3のクランプ回路を構成するトランジスタQ32のエミッタに接続され、トランジスタQ32のコレクタが抵抗素子R22を介して電源電圧VCCの供給ラインに接続されている。
また、トランジスタQ31,Q32のコレクタ出力はアンプ21を介して出力信号OUTとして出力されるとともに、さらにアンプ22を介してベースに帰還される。
そして、図1の回路では、端子VGSと入力端子TINとの間に、磁気テープ用再生ヘッドRHが接続されている。
【0019】
また、飽和防止回路3は、npnトランジスタQ31,Q32、pnp型トランジスタQ33、ダイオードD31、および電流源I31、I32により構成されている。
【0020】
電流源I31は電源電圧VCCの供給ラインに接続されており、電流出力端がダイオードD31のアノードに接続されている。そして、電流源I31とダイオードD31のアノードとの接続点がトランジスタQ31,Q32のベースに共通に接続されている。
また、ダイオードD31のカソードはトランジスタQ33のエミッタに接続されている。トランジスタのQ33のベースは基準電圧の供給端子VGSに接続され、コレクタが電流源I32に接続されている。
そして、電流源I32の電流出力は、差動アンプ2Aの電流源I22に接続されている。すなわち、トランジスタQ33、電流源I32および電流源I22によりカレントミラー回路が構成されている。
【0021】
このような構成を有する飽和防止回路3は、電源がオン状態にあるときには、差動アンプ2Aを構成するトランジスタQ21,Q22のコレクタ電位を、トランジスタQ31,Q32のエミッタ電位でクランプする。
【0022】
以下に、飽和防止回路3のクランプ動作および飽和防止動作について、図2および図3に関連付けてさらに考察する。
なお、図2は本発明回路の電源電圧VCCの降下に伴うトランジスタQ21のコレクタ電圧とベース電圧との関係を示す図であり、図3はその場合の差動アンプ2Aの電流およびトランジスタQ21のベース電流を示す図である。
【0023】
トランジスタQ31,Q32のエミッタ電位は、基準電圧供給回路1による基準電圧(中点電位)をBV(=VCC/2)、トランジスタQ31,Q32のベース・エミッタ間電圧をVbe(Q31) ,Vbe(Q32) 、トランジスタQ33のベース・エミッタ間電圧をVbe(Q33) 、ダイオードD31の順方向電圧をV(D31) (≒0.7V)とすると次式のようになる。
【0024】
【数1】
BV+Vbe(Q33) +V(D31) −Vbe(Q31 or Q32)) =BV+V(D31) …(1)
【0025】
電源がオン状態にある場合、または電源がオフにされた直後で電流源I31による電流がまだ流れている場合には、トランジスタQ31,Q32、Q33、およびダイオードD31がオン状態にあり、差動アンプ2Aの入力トランジスタQ21,Q22のコレクタ電位は、BV+V(D31) に保持される。
その結果、差動アンプ2Aの入力トランジスタQ21,Q22におけるベース電位VB (=BV)とコレクタ電位VC との間には、次の関係が成り立つ。
【0026】
【数2】
VB <VC …(2)
【0027】
すなわち、図2に示すように、ベース電位VB よりコレクタ電位VC の方が高く保持されることから、差動アンプ2Aの入力トランジスタQ21,Q22は飽和しない。
【0028】
また、電源電圧VCCが下がり、電流源I31による電流が供給されなくなると、トランジスタQ31,Q32、Q33、およびダイオードD31がオフ状態となり、差動アンプ2Aの入力トランジスタQ21,Q22のコレクタ電位は、BV+V(D31) に保持されなくなるが、トランジスタQ33がオフになったことに伴い、図3に示すように、カレントミラー回路から入力トランジスタQ21,Q22に動作電流が供給されないことから、入力トランジスタQ21,Q22はオフ状態となり飽和しない。
【0029】
次に、上記構成による動作を説明する。
電源がオンしているときの安定状態では、端子VCTの電位は(1/2)VCCである。この端子VCTからの出力電圧は、基準電圧BVとして、端子VGSを介して差動アンプ2Aの入力端子TINおよび飽和防止回路3のトランジスタQ33のベースに供給される。
この場合、飽和防止回路3においては、電流源I31が電源電圧VCCを受けて作動状態にあり、電流の供給が行われる。
その結果、トランジスタQ31,Q32、Q33、およびダイオードD31がオン状態にあり、差動アンプ2Aの入力トランジスタQ21,Q22のコレクタ電位は、入力トランジスタQ21のベースに供給される基準電圧BVより高い〔BV+V(D31) 〕に保持される。
また、オン状態にあるトランジスタQ33のコレクタ電流がカレントミラー回路を構成する電流源I32,I31を介し、駆動電流として差動アンプ2Aの入力トランジスタQ21,Q22のエミッタに供給される。
すなわち、差動アンプ2Aは、動作可能状態にあり、トランジスタQ21,Q22のベース入力が差動増幅される。
そして、差動出力は、トランジスタQ31,Q32のコレクタからアンプ21に対して出力される。
【0030】
ここで、電源がオフされると、基準電圧供給回路1の接続点N11の電位はデカップリング用キャパシタC11の働きにより、徐々に降下していく。したがって、飽和防止回路3のトランジスタQ33のベース電位も徐々に降下していく。このとき、たとえば電流源I31の構成するトランジスタが未だ飽和せず電流が流れている間は、トランジスタQ31,Q32、Q33、およびダイオードD31がオン状態にあり、差動アンプ2Aの入力トランジスタQ21,Q22のコレクタ電位は、入力トランジスタQ21のベースに供給される基準電圧BVより高い〔BV+V(D31) 〕に保持される。
したがって、差動アンプ2Aの入力トランジスタQ21,Q22が飽和することが防止される。
【0031】
そして、電源電圧VCCが下がり、電流源I31の構成するトランジスタが飽和し電流の供給が停止されると、トランジスタQ31,Q32、Q33、およびダイオードD31がオフ状態となり、差動アンプ2Aの入力トランジスタQ21,Q22のコレクタ電位は、BV+V(D31) に保持されなくなるが、カレントミラー回路から入力トランジスタQ21,Q22に動作電流が供給されないことから、入力トランジスタQ21,Q22はオフ状態となり飽和しない。
【0032】
以上説明したように、本実施形態によれば、電源電圧VCCの供給ラインと接地との間に直列に接続された抵抗素子R11,R12と、抵抗素子R11,R12の接続点に接続された容量素子C11とを有し、電源電圧VCCと接地電圧との電位差を抵抗分割して基準電圧BVを発生する基準電圧供給回路1と、エミッタ同士が接続されたトランジスタQ21,Q22と、エミッタ同士の接続点に駆動電流を供給する電流源I22とを有し、トランジスタQ21のベースが基準電圧の入力端子に接続され、基準電圧供給回路1と同一電源に接続された差動アンプ2Aと、電源がオン状態にあるときは、トランジスタQ21,Q22のコレクタの電位を基準電圧BVに対して当該トランジスタが飽和状態とならない電位に保持し、電源がオフ状態になると差動アンプ2Aの駆動電流の供給を停止させる飽和防止回路3とを設けたので、基準電圧が供給される差動アンプ2Aのnpn型トランジスタQ21が飽和することを防止できる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、単一電源で使用している回路において、基準電圧が供給される差動回路を構成するトランジスタの飽和を防ぐことができる。
これにより、本来ハイインピーダンスであるべき入力端子から、信号(ノイズ)が出力されることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体回路の一実施形態を示す回路図である。
【図2】本発明回路の電源電圧の降下に伴う差動アンプの入力トランジスタのコレクタ電圧とベース電圧との関係を示す図である。
【図3】本発明回路の電源電圧の降下に伴う差動アンプの電流および入力トランジスタのベース電流との関係を示す図である。
【図4】従来の半導体回路の構成例を示す回路図である。
【図5】図4の回路の電源電圧の降下に伴う差動アンプの入力トランジスタのコレクタ電圧とベース電圧との関係を示す図である。
【図6】図4の回路の電源電圧の降下に伴う差動アンプの電流および入力トランジスタのベース電流との関係を示す図である。
【符号の説明】
1…基準電圧供給回路、分圧用抵抗素子…R11,R12、C11…デカップリング用キャパシタ、11…バッファ、2A…差動アンプ、Q21,Q22…npn型トランジスタ、R21,R22…抵抗素子、I22…電流源、3…飽和防止回路、Q31,Q32……npn型トランジスタ、Q33…PNP型トランジスタ、I31,I32…電流源、D31…ダイオード。
Claims (6)
- 電源と基準電源との間に直列に接続された複数の抵抗素子と、上記複数の抵抗素子の接続点に接続された容量素子とを有し、上記電源と基準電源との電位差を上記複数の抵抗素子で分割して上記接続点に基準電圧を発生する基準電圧供給回路と、
エミッタ同士が接続された第1および第2のトランジスタと、当該エミッタ同士の接続点に駆動電流を供給する駆動電流源とを有し、一方のトランジスタのベースに上記基準電圧が供給される、上記基準電圧供給回路と同一電源に接続された差動回路と、
電源がオン状態にあるときは、上記第1および第2のトランジスタのうち少なくとも一方のトランジスタのコレクタの電位を上記基準電圧に対して当該トランジスタが飽和状態とならない電位に保持し、上記電源がオフ状態になると上記差動回路の電流源による駆動電流の供給を停止させる飽和防止回路と、を有し
上記飽和防止回路は、エミッタが上記第1および第2のトランジスタのうち少なくとも一方のトランジスタのコレクタに接続された第3のトランジスタを有し、電源電圧を受けて作動し当該第3のトランジスタのベース電位を所定の電位に保持して、上記第1および第2のトランジスタのうち少なくとも一方のトランジスタのコレクタの電位を上記基準電圧から一定の電圧にクランプするクランプ回路を有する
半導体回路。 - 電源と基準電源との間に直列に接続された複数の抵抗素子と、上記複数の抵抗素子の接続点に接続された容量素子とを有し、上記電源と基準電源との電位差を上記複数の抵抗素子で分割して上記接続点に基準電圧を発生する基準電圧供給回路と、
エミッタ同士が接続された第1および第2のトランジスタと、当該エミッタ同士の接続点に駆動電流を供給する駆動電流源とを有し、一方のトランジスタのベースに上記基準電圧が供給される、上記基準電圧供給回路と同一電源に接続された差動回路と、
電源がオン状態にあるときは、上記第1および第2のトランジスタのうち少なくとも一方のトランジスタのコレクタの電位を上記基準電圧に対して当該トランジスタが飽和状態とならない電位に保持し、上記電源がオフ状態になると上記差動回路の電流源による駆動電流の供給を停止させる飽和防止回路と、を有し
上記飽和防止回路は、エミッタが上記第1および第2のトランジスタのコレクタにそれぞれ接続された第3および第4のトランジスタを有し、電源電圧を受けて作動し当該第3のトランジスタのベース電位を所定の電位に保持して、上記第1および第2のトランジスタのコレクタの電位を上記基準電圧から一定の電圧にクランプするクランプ回路を有する
半導体回路。 - 電源と基準電源との間に直列に接続された複数の抵抗素子と、上記複数の抵抗素子の接続点に接続された容量素子とを有し、上記電源と基準電源との電位差を上記複数の抵抗素子で分割して上記接続点に基準電圧を発生する基準電圧供給回路と、
エミッタ同士が接続された第1および第2のトランジスタと、当該エミッタ同士の接続点に駆動電流を供給する駆動電流源とを有し、一方のトランジスタのベースに上記基準電圧が供給される、上記基準電圧供給回路と同一電源に接続された差動回路と、
電源がオン状態にあるときは、上記第1および第2のトランジスタのうち少なくとも一方のトランジスタのコレクタの電位を上記基準電圧に対して当該トランジスタが飽和状態とならない電位に保持し、上記電源がオフ状態になると上記差動回路の電流源による駆動電流の供給を停止させる飽和防止回路と、を有し
上記飽和防止回路は、エミッタが上記第1および第2のトランジスタのうち少なくとも一方のトランジスタのコレクタに接続された第3のトランジスタと、電源電圧を受けて作動する第1の電流源と、一端が当該第1の電流源に接続された負荷素子と、エミッタが上記負荷素子の他端に接続され、ベースに上記基準電圧が供給される第4のトランジスタと、当該第4のトランジスタのコレクタ電流を上記差動回路の駆動電流源に供給する第2の電流源とを有し、上記第1の電流源と負荷素子との接続点が上記第3のトランジスタのベースに接続されている
半導体回路。 - 電源と基準電源との間に直列に接続された複数の抵抗素子と、上記複数の抵抗素子の接続点に接続された容量素子とを有し、上記電源と基準電源との電位差を上記複数の抵抗素子で分割して上記接続点に基準電圧を発生する基準電圧供給回路と、
エミッタ同士が接続された第1および第2のトランジスタと、当該エミッタ同士の接続点に駆動電流を供給する駆動電流源とを有し、一方のトランジスタのベースに上記基準電圧が供給される、上記基準電圧供給回路と同一電源に接続された差動回路と、
電源がオン状態にあるときは、上記第1および第2のトランジスタのうち少なくとも一方のトランジスタのコレクタの電位を上記基準電圧に対して当該トランジスタが飽和状態とならない電位に保持し、上記電源がオフ状態になると上記差動回路の電流源による駆動電流の供給を停止させる飽和防止回路と、を有し
上記飽和防止回路は、エミッタが上記第1および第2のトランジスタのコレクタにそれぞれ接続された第3および第4のトランジスタと、電源電圧を受けて作動する第1の電流源と、一端が当該第1の電流源に接続された負荷素子と、エミッタが上記負荷素子の他端に接続され、ベースに上記基準電圧が供給される第5のトランジスタと、当該第5のトランジスタのコレクタ電流を上記差動回路の駆動電流源に供給する第2の電流源とを有し、上記第1の電流源と負荷素子との接続点が上記第3および第4のトランジスタのベースに接続されている
半導体回路。 - 上記負荷素子は、第1の電流源から第4のトランジスタのエミッタに向かって順方向となるように接続された整流素子により構成されている
請求項3記載の半導体回路。 - 上記負荷素子は、第1の電流源から第5のトランジスタのエミッタに向かって順方向となるように接続された整流素子により構成されている
請求項4記載の半導体回路。
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