JP3736159B2 - 清浄性に優れた鋼の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、酸化物系非金属介在物の含有量が少なく、清浄性に優れた鋼の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、製鋼段階における取鍋精錬技術及び鋳造技術の進歩により、酸化物系非金属介在物(以下、「介在物」と記す)の少ない、清浄性に優れた鋼の製造が可能となっているものの、鉄鋼材料に要求される材料特性は、その使用用途の拡大や使用条件の苛酷化に伴い、従来に増して厳しいものとなっている。
【0003】
鋼中の介在物の起源は、脱酸生成物、スラグやモールドパウダーの混入、空気や取鍋内スラグによる溶鋼の再酸化等であり、そして、鋼中に残留する介在物は最終製品における欠陥の主たる原因となるため、従来、これらの介在物を除去及び無害化するために、数多くの対策が行われてきた。
【0004】
例えば特開平3−47910号公報には、金属Alと共にCaO系の粉体を添加して脱酸し、脱酸生成物の組成をCaO−Al2 O3 系に制御する方法が開示されている。同号公報によれば、脱酸生成物をCaO−Al2 O3 系とすることで、脱酸生成物の浮上分離が促進して、介在物として残留する脱酸生成物が減少すると共に、Al2 O3 のようにクラスター化しないので、最終製品において欠陥が防止されるとしている。しかし、脱酸生成物をCaO−Al2 O3 系としても、必ずしも溶鋼中から除去されるわけではなく、大きなものが鋼中に残留した時には品質の劣化を招き、安定して高い清浄性が得られない。
【0005】
又、特開平6−172925号公報には、融点が1350℃以下あるいは1650℃以上で、且つ粒径が200μm以下の介在物を、鋳片1kg当たり1000個以下とした鋳片が開示されている。同号公報によれば、介在物の組成及び量を上記の範囲に規定することで、スリバー疵、ピンホール、フランジクラックの少ない冷延鋼板を製造することができるとしている。しかし、このように介在物の融点、粒径、及び含有量を規定しても、現状の製造方法では、規定した範囲に安定して制御できないといった問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の介在物低減方法は、近年の厳しい要求に必ずしも対応できるものではなく、清浄性の優れた鋼を安定して製造することのできる介在物低減対策が切望されていた。
【0007】
本発明はかかる事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、脱酸生成物を起源とする介在物が少なくて清浄性の優れた鋼を安定して製造することができる鋼の製造方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明による清浄性に優れた鋼の製造方法は、溶鋼にAlとBaとを添加して、生成する介在物がBaOを5〜50wt%含有するAl2 O3 −BaO系組成となるように介在物の形態を制御することを特徴とするものである。その際、AlとBaの添加順序は、Alを先とし、BaはAl添加後とすることが好ましい。
【0009】
本発明者等は、Alキルド鋼の最終製品として冷延鋼板を選択し、冷延鋼板における介在物性表面欠陥を調査した。その結果、冷延鋼板において介在物性表面欠陥となるのは、ある程度大きなクラスターを形成しているAl2 O3 であり、クラスターを形成しない単独のAl2 O3 粒子は欠陥の原因とならないことを確認した。即ち、Alキルド鋼では脱酸時に脱酸生成物としてAl2 O3 が生成し、このAl2 O3 がクラスター化し易いが、Al2 O3 の形態を制御してクラスター化し難い形態とすることで、介在物性表面欠陥を低減することが可能となる。
【0010】
Al2 O3 の形態を制御する元素としての条件は、Alの脱酸力と同等の脱酸力を有し、且つ溶鋼中で安定的に存在することであるが、本発明者等は、この条件を満たす元素としてBaを選定し、Baの添加量を変更して冷延鋼板における介在物性表面欠陥の発生率を調査した(後述の実施例で詳細説明する)。その結果、鋼中に残留する介在物中のBaO濃度が5〜50wt%となるように、Baを溶鋼に添加して介在物の形態を制御することで、冷延鋼板における介在物性表面欠陥を大幅に低減できることが判明した。
【0011】
即ち、鋼中の介在物組成をBaO濃度が5〜50wt%のAl2 O3 −BaO系とすることで、介在物のクラスター化が妨げられ、冷延鋼板における介在物性表面欠陥が防止される。又、介在物をAl2 O3 −BaO系組成とすることで、凝集・合体し易く、浮上分離が促進され、溶鋼中介在物の絶対量が低減する。
【0012】
尚、介在物中のBaO濃度が5wt%未満及び50wt%を越える範囲において、介在物性表面欠陥の防止に効果が少ない理由は、5wt%未満では、介在物の形態制御が十分でなく、Al2 O3 のクラスターが発生するためであり、又、50wt%を越えると、介在物が延性し易くなり、表面欠陥の発生につながるためと思われる。
【0013】
BaはAlに比べて高価であり、従って、Alを添加して溶鋼を脱酸した後にBaを添加することで、Baの歩留りが向上し、製造コストを低減させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に基づき説明する。図1は、溶鋼の成分調整手段として本発明で用いたRH真空脱ガス装置の縦断面概略図である。
【0015】
図1に示すように、RH真空脱ガス装置1は、上部槽6及び下部槽7からなる真空槽5と、下部槽7の下部に設けた上昇側浸漬管8及び下降側浸漬管9とで、その基部が構成されており、上部槽6には、原料投入口11と、排気装置(図示せず)と接続するダクト12とが設けられ、又、上昇側浸漬管8にはAr吹き込み管10が設けられている。Ar吹き込み管10からは環流用Arが上昇側浸漬管8内に吹き込まれる構造となっている。
【0016】
このような構成のRH真空脱ガス装置1における本発明の適用方法を以下に説明する。先ず、転炉や電気炉等で精錬して溶鋼3を得、こうして得た溶鋼3を収納する取鍋2を真空槽5の直下に搬送する。取鍋2内には転炉及び電気炉精錬時のスラグ4が一部混入し、溶鋼3の湯面を覆っている。尚、スラグ4による溶鋼3の酸化を防止して、より清浄性の優れた鋼を製造するために、取鍋2内のスラグ4中に金属Al、Al灰等の脱酸剤又はCaO系のフラックスを添加し、スラグ4中のFeO、MnO等の低級酸化物を予め還元しておくことが好ましい。
【0017】
次いで、昇降装置(図示せず)にて取鍋2を上昇させ、上昇側浸漬管8及び下降側浸漬管9を取鍋2内の溶鋼3に浸漬させる。そして、Ar吹き込み管10から上昇側浸漬管8内にArを吹き込むと共に、真空槽5内を排気装置にて排気して真空槽5内を減圧する。真空槽5内が減圧されると、取鍋2内の溶鋼3は、Ar吹き込み管10から吹き込まれるArと共に上昇側浸漬管8を上昇して真空槽5内に流入し、その後、下降側浸漬管9を介して取鍋2に戻る流れ、所謂、環流を形成してRH真空脱ガス精錬が施される。
【0018】
RH真空脱ガス装置1を用いることで、溶鋼3は、Arにより真空槽5内で激しく攪拌されると共に、下降側浸漬管9から取鍋2に戻る流れにより取鍋2内でも攪拌されるので、溶鋼3中の介在物の浮上分離が促進し、より清浄性の高い溶鋼3を得ることができる。
【0019】
処理する鋼種の用途に従い、脱水素、脱炭等の処理を施し、更に、必要によりC、Si、Mn等の成分を調整して、次いで、原料投入口11から真空槽5内の溶鋼3にAlを添加して脱酸する。添加するAlは金属AlやAl合金等を使用し、Al添加量は、脱酸後の溶鋼3中に0.01wt%以上のAlが残留する程度とする。
【0020】
Al添加後、原料投入口11からBaを溶鋼3に添加する。添加するBaは、金属BaやBa合金等を使用する。Baの添加量は、介在物中のBaO濃度が5〜50wt%になる範囲とし、具体的な目安としてはBa純分として溶鋼トン当たり0.01〜0.5kg程度とするが、連続添加や分割添加等のBa添加方法、及び、添加時の真空槽5の真空度等の影響があり、更には取鍋2の内張り耐火物の種類や連続鋳造設備のタンディッシュの内張り耐火物の種類等の操業条件により最適添加量がこの範囲を外れることもあるので、予めBaの添加量を変更した試験を行い、操業条件に最適な添加量を把握しておくことが必要である。
【0021】
Ba添加後、真空槽5内を大気圧に戻してRH真空脱ガス精錬を終了し、その後、取鍋2を次工程の連続鋳造設備や普通造塊設備等の鋳造設備に搬出して溶鋼3を鋳造する。尚、Al脱酸の時期はRH真空脱ガス精錬中に限るものではなく、取鍋2への受鋼直後でも、又、受鋼直後とRH真空脱ガス精錬中との2回以上に分けてAlを添加しても良い。
【0022】
このようにして溶鋼3を処理することで、脱酸生成物である介在物はAl2 O3 系からBaOを5〜50wt%含有するAl2 O3 −BaO系に形態制御されるので、鋼中に残留する介在物の絶対量が少なくなると共に、残留する介在物がクラスター化せず、その結果、最終製品での介在物性欠陥を大幅に低減することが可能となる。
【0023】
尚、上記説明では、RH真空脱ガス装置1を用いているが、溶鋼3を処理する設備はRH真空脱ガス装置1に限るものではなく、DH真空脱ガス装置やVAD装置等の成分調整機能を有する設備であれば何であっても、上記に準じて本発明を実施することができる。又、上記説明では、Baを真空槽5内の溶鋼3に添加しているが、Baの添加方法は上記に限るものではなく、例えば、金属Ba粉やBa合金粉を鉄皮で被覆したワイヤーを溶鋼3に侵入させつつ溶解する方法、所謂ワイヤーフィーダー法であっても、本発明を実施することができる。
【0024】
【実施例】
図1に示すRH真空脱ガス装置を用い、Baの添加量を変更した試験操業を合計12ヒート(試験No.1〜12)行い、これらの操業条件が最終製品の冷延鋼板における介在物性表面欠陥の発生率に及ぼす影響を調査した。
【0025】
試験操業は次のようにして行った。先ず、高炉から出銑された溶銑を溶銑予備処理にて脱硫及び脱燐した後、上底吹き型転炉に装入して脱炭精錬し、C濃度が0.03〜0.05wt%、Si濃度が0.03〜0.06wt%、Mn濃度が0.2〜0.4wt%、P濃度が0.01wt%以下、S濃度が0.003wt%以下の250トンの溶鋼を取鍋に出鋼した。その後、RH真空脱ガス装置において、真空槽内の圧力を1torr以下に制御しつつ、Ar吹き込み管から2000〜3000Nl/minのArを上昇側浸漬管内に吹き込み、溶鋼を精錬して所定の成分に調整すると共に金属Alを添加して溶鋼を脱酸した。
【0026】
Al脱酸後、金属Baを原料投入口から添加した。金属Baの添加量を変更することで、結果的に介在物中のBaO濃度は3〜91wt%になった。金属Baの添加直後、RH真空脱ガス装置における精錬を終了した。
【0027】
その後、連続鋳造機でスラブ鋳片に鋳造し、得られたスラブ鋳片を熱間圧延を経て、板厚みが0.1〜0.3mmの冷延鋼板に冷間圧延し、冷延鋼板にて介在物性表面欠陥の発生率を調査した。同時に冷延鋼板から試料を切り出し研磨して、光学顕微鏡及び電子顕微鏡を用いて介在物の組成と清浄性とを調査した。表1に、12ヒートの試験操業の鋼組成、介在物中のBaO濃度、及び冷延鋼板での介在物性表面欠陥の発生率を示す。本発明では、介在物性表面欠陥発生率の目標値を0.01%未満とした。
【0028】
【表1】
【0029】
図2は、12ヒートの試験操業における介在物中のBaO濃度と介在物性表面欠陥発生率との関係を示す図であるが、図2に示すように、欠陥発生率を0.01%未満とするためには、介在物中のBaO濃度を5〜50wt%の範囲に制御する必要があることが分かった。尚、表1の備考欄に、本発明の範囲内の試験操業を実施例とし、その他の試験操業を比較例として表示した。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、脱酸生成物である介在物はAl2 O3 系からAl2 O3 −BaO系に形態制御されるので、鋼中に残留する介在物の絶対量が少なくなると共に、残留する介在物がクラスター化せず、最終製品での介在物性欠陥を大幅に低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いたRH真空脱ガス装置の縦断面概略図である。
【図2】介在物中のBaO濃度と介在物性表面欠陥率との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 RH真空脱ガス装置
2 取鍋
3 溶鋼
4 スラグ
5 真空槽
6 上部槽
7 下部槽
8 上昇側浸漬管
9 下降側浸漬管
10 Ar吹き込み管
11 原料投入口
12 ダクト
Claims (2)
- 溶鋼にAlとBaとを添加して、生成する介在物がBaOを5〜50wt%含有するAl2 O3 −BaO系組成となるように介在物の形態を制御することを特徴とする清浄性に優れた鋼の製造方法。
- Alを添加した後にBaを添加することを特徴とする請求項1に記載の清浄性に優れた鋼の製造方法。
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