JP3720894B2 - 噴出器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、液体・乳液等の内容物をノズルから小出しに吐出する、化粧用・薬用・塗装用等の噴出器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の噴出器の中には、図8に示すごとく構成したものがある。すなわち、押下釦1を押し下げ、噴出管2を押し込んでシリンダ室3内の圧を高め、ピストン弁4をスライドして噴出管2の連通孔2aを開き、その連通孔2aを通して該噴出管2内をシリンダ室3内と連通し、そのシリンダ室3内の内容物を噴出管2内を通してノズル1aから吐出する一方、噴出管2の押し込みを解除したとき、付勢力に基づき噴出管2を押し上げ、ピストン弁4をスライドして噴出管2の連通孔2aを塞ぎ、シリンダ室3内を負圧化して器容器5内の内容物を吸い上げていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のそのような噴出器では、ピストン弁4と噴出管2間の摩擦力よりピストン弁4とシリンダ室3内面間の摩擦力を強くしているので、前記噴出管2の押し込みを解除して該噴出管2を付勢力で押し上げるとき、前記ピストン弁4が直ちにスライドして噴出管2の連通孔2aを塞ぎ、内容物がノズル1a付近に残る。その結果、ノズル1a付近に残った内容物が経時において徐々に流れ出し、ノズル1a先端から垂れ落ちて器本体5やそのまわりを汚す問題があった。
【0004】
そこで、この発明の目的は、噴出器の使用後、ノズル付近に残った内容物がノズル先端から垂れ落ちることを防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項1に記載の発明は、以下の図示実施の形態に示すとおり、
シリンダ12内に噴出管18を入れてその噴出管18を押し込んでシリンダ室30内の圧を高め、前記シリンダ12と前記噴出管18との間に設けるピストン弁17を前記シリンダ12に摺接しスライドして前記噴出管18の連通孔20cを開き、その連通孔20cを通して該噴出管18内を前記シリンダ室30内と連通し、そのシリンダ室30内の内容物を前記噴出管18内を通してノズル31bから吐出する一方、
前記噴出管18の押し込みを解除したとき、付勢力に基づき前記噴出管18を押し上げ、前記ピストン弁17をスライドして前記噴出管18の連通孔20cを塞ぎ、前記シリンダ室30内を負圧化して器容器10内の内容物を吸い上げる噴出器において、
前記噴出管18内にボール弁21を設け、前記噴出管18を押し込んで該噴出管18内を前記シリンダ室30内と連通したとき開き、押し込みを解除して前記噴出管18を押し上げたとき閉じるとともに、
前記ピストン弁17を前記噴出管18に対する押当力より弱い押当力で前記シリンダ12に押し当て、前記噴出管18を押し上げるとき前記ピストン弁17も共に上動する一方、
前記ボール弁21を閉じて後、その上動したピストン弁21を突き当ててスライドし、前記連通孔20cを塞ぐ突き当て部28eを形成してなる、ことを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、以下の図示実施の形態に示すとおり、
シリンダ12内に噴出管18を入れてその噴出管18を押し込んでシリンダ室30内の圧を高め、前記シリンダ12と前記噴出管18との間に設けるピストン弁17を前記シリンダ12に摺接しスライドして前記噴出管18の連通孔20cを開き、その連通孔20cを通して該噴出管18内を前記シリンダ室30内と連通し、そのシリンダ室30内の内容物を前記噴出管18内を通してノズル31bから吐出する一方、
前記噴出管18の押し込みを解除したとき、付勢力に基づき前記噴出管18を押し上げ、前記ピストン弁17をスライドして前記噴出管18の連通孔20cを塞ぎ、前記シリンダ室30内を負圧化して器容器10内の内容物を吸い上げる噴出器において、
前記噴出管18内にボール弁21を設け、前記噴出管18を押し込んで該噴出管18内を前記シリンダ室30内と連通したとき開き、押し込みを解除して前記噴出管18を押し上げたとき閉じるとともに、
前記噴出管18を押し込んだとき係合し、該噴出管18を押し上げたとき前記ピストン弁17も共に上動する掛止部aをピストン弁17と噴出管18間に設ける一方、
前記ボール弁21を閉じて後、その上動したピストン弁17を突き当てて前記掛止部aでの係合を解除し、スライドして前記連通孔20cを塞ぐ突き当て部28eを形成してなる、ことを特徴とする。
【0007】
そして、請求項1および請求項2に記載の発明によれば、噴出管18を押し込んで噴出管18内をシリンダ室30内と連通したときボール弁21を開き、シリンダ室30内の内容物を噴出管18内を通してノズル31bから吐出する。
一方、噴出管18の押し込みを解除して噴出管18を付勢力で押し上げたとき、ピストン弁17も共に上動し、噴出管18内の内容物を連通孔20cを通してシリンダ室30内に吸い込み、同時に、ノズル31b付近の内容物をノズル31b奥へ引き込むとともに、シリンダ室30内に器容器10内の内容物を吸い上げる。しかして、ボール弁21を閉じて後、上動したピストン弁17を突き当て部28eに突き当て、該ピストン弁17をスライドして噴出管18の連通孔20cを塞ぐ。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき説明する。
図1は、請求項1に記載の発明による噴出器で、その不使用時における要部の縦断面図である。
【0009】
図中符号10は、器容器である。器容器10は、プラスチック材料でボトル形状につくり、口部10a外周におねじを設け、図示しないが内部にたとえば内容物であるシャンプー液を収納してなる。
【0010】
その器容器10の口部10aには、ポンプPを取り付けてなる。ポンプPには、ねじキャップ11を備える。
【0011】
ねじキャップ11は、頂部11aを有するやや短い円筒形状で下向きに開口し、内周にめねじを設け、頂部11a中央に中心孔11bを設ける。そして、頂部11a内面をシリンダ12のフランジ12aに乗せ、器容器10の口部10aのおねじにめねじを係合して取り付けてなる。
【0012】
前記シリンダ12は、途中に3つの段部12b・12c・12dを設けて図中下方に向け順次小径としてなる。
【0013】
そのシリンダ12の上部は、第1の段部12b位置に径方向に貫通して横孔12eを設け、ねじキャップ11の中心孔11bを通して上端部を外向きに突出してなる。
【0014】
前記シリンダ12の下部には、第3の段部12dの内側に下方に向けて漸次小径となる弁座12fを形成し、その下方に吸い込み通路12gを続けて設ける一方、第3の段部12d位置から上向き筒部12hを立ち上げ、該上向き筒部12hの外面とシリンダ12の内面との間に上向き開口の環状凹部12jを形成する。また、上向き筒部12hには、内面から内向きに突出して弾性規制片12mを周方向に複数、上下方向に長く形成する。各弾性規制片12mは、上端部を上方に向けて漸次内向きに傾斜してなる。
【0015】
そして、シリンダ12の下端部に吸上管13の上端部を取り付け、その管内と吸い込み通路12g内とを連通してなる。
【0016】
それから、シリンダ12内に第1ボール弁15を入れ、該第1ボール弁15を各弾性規制片12mの上端に載せてから弾性に抗して押し込み、各弾性規制片12mを弾性変形して挿入して第1ボール弁15を弁座12fに載せてなる。また、シリンダ12内にコイルバネ16を入れてその下端を環状凹部12j内に入れ、さらに、シリンダ12内にピストン弁17を取り付けた噴出管18を入れてコイルバネ16に載せてなる。
【0017】
しかして、前記噴出管18の下部管20は、内部中心に上端から下方途中まで管路20aを形成し、その管路20aの途中に弁座20bを設け、管路20aの下方と連通して径方向に貫通する連通孔20cを設けるとともに、下端部に拡径筒部20dを設ける。そして、管路20a内に第2ボール弁21を入れて弁座20bに載せ、ピストン弁17を取り付けて後、上端部を噴出管18の上部管22の管路22a内に圧入して下部管20と上部管22を連結し、管路22a内と前記管路20a内とを連通してなる。
【0018】
その噴出管18の上部管22は、上下に貫通する管路22aの下端部に拡径孔部22bを設けるとともに、管路22aの上部内面から内向きに突出して凸部22cを周方向に複数、上下方向に設ける。
【0019】
前記ピストン弁17は、たとえばゴム材でつくり、外筒部25と内筒部26とを同心で一体に形成する。そして、内筒部26の上端部を拡径孔部22b内に入れ、その拡径孔部22bの内面に内筒部26の上端を押し当てて噴出管18に対して上下に摺動自在に設けるとともに、その内筒部26の押当力より弱い押当力で外筒部25の外面をシリンダ12の内面に押し当ててシリンダ12に対して上下摺動自在に設ける。
【0020】
しかして、前記シリンダ12の上端には、嵌合キャップ28を設ける。その嵌合キャップ28は、キャップ状の外形部28aの内部に中径筒部28bと小径筒部28cを同心で一体に形成し、それら中径筒部28bと小径筒部28cとの間に下向き開口の環状凹部28dを設けるとともに、小径筒部28cの上部内周にめねじを設け、下部に突き当て部28eを設ける。
【0021】
そして、前記小径筒部28c内に前記噴出管18の上部管22を通し、シリンダ12内の上端部に該小径筒部28cを入れるとともに、環状凹部28d内に前記シリンダ12の上端部を圧入し、該シリンダ12のフランジ12a上でねじキャップ11を中径筒部28dで挟持する。このとき、突き当て部28eを前記ピストン弁17の外筒部25の上端に突き当て、噴出管18を介してコイルバネ16を少し圧縮して設け、そのコイルバネ16の付勢力で前記拡径筒部20dの上端をピストン弁17の内筒部26の下端に押し当てて噴出管18の連通孔20cを塞いでなる。
【0022】
一方、前記嵌合キャップ28から外部に突出する前記噴出管18の上端には、押下釦31を取り付けてなる。その押下釦31は、キャップ状の外形部31aの外周にノズル31bを嘴状に設けるとともに、内部中央におねじ筒部31cを設け、そのおねじ筒部31cとノズル31b間を横長筒部31dでつなぎ、おねじ筒部31cの端部からノズル31b先端へ至る噴出通路31eを内部に形成する。そして、おねじ筒部31c内に前記噴出管18の上端部を圧入し、噴出通路31e内と前記管路22a内とを連通してなる。
【0023】
しかして、噴出器の使用時、押下釦31をコイルバネ16に抗して図1中矢印A方向に押し下げ、噴出管18をシリンダ室30内に押し込むと、シリンダ室30内の圧が高まり、ピストン弁17を噴出管18に対し上方へスライドして連通孔20cを開き、その連通孔20cを通して管路20a内をシリンダ室30内と連通する。そして、シリンダ室30内のシャンプー液を連通孔20cを通して管路20a内に送り出し、その液圧で第2ボール弁21を押し上げて管路22a内に送り出し、噴出通路31eを通してノズル31b先端から外部へと吐出する。
【0024】
その後、図2に示す押し下げ最終段階で、押下釦31から手を離して噴出管18の押し込みを解除すると、コイルバネ16の付勢力で噴出管18を図中矢印B方向へ押し上げる。そのとき、ピストン弁17をシリンダ12内面よりも噴出管18に強く押し当てているので、ピストン弁17と噴出管18の間の摩擦力で該ピストン弁17を噴出管18と共に上動してシリンダ室30内を負圧化する。そして、図3に示すように、上下の管路20a・22a内のシャンプー液の一部を連通孔20cを通してシリンダ室30内に吸い込み、同時に、ノズル31b付近のシャンプー液を奥側へと引き込むとともに、第1ボール弁15を開いて器容器10内のシャンプー液を吸い上げ通路12gからシリンダ室30内に吸い上げる。やがて、図4に示すように、再び第2ボール弁21を閉じて後、さらに噴出管18が上動すると、器容器10内のシャンプー液をシリンダ室30内に吸い上げる。その後、上動したピストン弁17の外筒部25の上端を突き当て部28eに突き当て、ピストン弁17と噴出管18間の摩擦力に抗してさらに該噴出管18だけを少し押し上げ、ピストン弁17をスライドする。そして、ピストン弁17の内筒部26の下端に拡径筒部20dの上端を押し当てて連通孔20cを塞ぎ、最終段階で図1の状態に復帰する。
【0025】
なお、上述した図示噴出器では、運搬時の小型化を図るべく、運搬時は前記コイルバネ16に抗して押下釦31を図1中矢印A方向に最後まで押し下げて噴出管18を図2に示すようにシリンダ室30内に押し込み後、押下釦31を回転しておねじ筒部31cを前記小径筒部28c内のめねじにねじ付け、図5に示すように噴出管18の動きをロックしてなる。
【0026】
ところで、請求項2に記載の発明による噴出器では、噴出管18を押し込んだとき係合し、該噴出管18を押し上げたときピストン17も共に上動する掛止部aを設ける。すなわち、図6に示すように、ピストン弁17の内筒部26の内面から内向きに突出して凸部26aを形成し、噴出管18の下部管20の中間部外周に段部20eを形成し、それら凸部26aと段部20eとで掛止部aを形成してなる。
【0027】
しかして、噴出器の使用時、押下釦31を押し下げて噴出管18をシリンダ室30内に押し込むと、シリンダ室30内の圧が高まり、図7に示すように、ピストン弁17を噴出管18に対し上方へスライドして連通孔20cを開くとともに凸部26aと段部20eとを係合し、上述した図1乃至図5に示す噴出器と同様に、シリンダ室30内の内容物をノズル31b先端から外部へと吐出する。
【0028】
一方、噴出管18の押し込みを解除しコイルバネ16の付勢力で該噴出管18を押し上げるとき、掛止部aでの係合によりピストン弁17も噴出管18と共に上動する。そして、上述した図1乃至図5に示す噴出器と同様に、第2ボール弁21が再び弁座20bに載るまでの間、上下の管路20a・22a内のシャンプー液の一部を連通孔20cを通してシリンダ室30内に吸い込み、同時に、ノズル31b付近のシャンプー液を奥側へと引き込むとともに、器容器10内のシャンプー液をシリンダ室30内に吸い上げる。それから、上動したピストン弁17の外筒部25の上端を突き当て部28eに突き当て、噴出管18だけをさらに少し押し上げて掛止部aでの係合を解除し、ピストン弁17をスライドして連通孔20cを塞ぎ、最終段階で図6の状態に復帰する。
【0029】
なお、図6および図7に示す実施の形態では、掛止部aは、ピストン弁17側の凸部26aと噴出管18側の段部20eとで形成した。しかし、これに限るものでなく、掛止部は、図示しないがピストン弁17側の段部と噴出管18側の凸部とで形成する構成としてもよいし、ピストン弁17側の凸部と噴出管18側の凸部とで形成する構成としてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上のことから、請求項1および請求項2に記載の発明によれば、噴出管の押し込みを解除し付勢力で噴出管を押し上げるときピストン弁も共に上動する一方、ボール弁を閉じて後、その上動したピストン弁を突き当て部に突き当ててスライドして噴出管の連通孔を塞ぐので、ボール弁を閉じるまで、噴出管内に残った内容物の一部をシリンダ室内に吸い込み、同時にノズル付近の内容物をそのノズル奥へと引き込み、使用後にノズル先端から内容物が垂れ落ちることを防止することができ、従来のように垂れた内容物で容器やそのまわりを汚すことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明によるシャンプー用の噴出器で、その不使用時における要部の縦断面図である。
【図2】その使用時、押下釦の押し下げ最終段階における噴出器の要部の縦断面図である。
【図3】その押し下げた押下釦から手を離して後、噴出管の押し上げ途中で、シリンダ室内に噴出管内の内容物および器容器内の内容物を吸い込む状態を示す噴出器の要部の縦断面図である。
【図4】その噴出管の押し上げ途中で、第2ボール弁を再び弁座に載せた状態における噴出器の要部の縦断面図である。
【図5】前記噴出器の運搬時、噴出管を押し込みロックした状態における要部の縦断面図である。
【図6】請求項2に記載の発明によるシャンプー用の噴出器で、その不使用時における要部の縦断面図である。
【図7】その使用時、押下釦の押し下げ最終段階における噴出器の要部の縦断面図である。
【図8】従来の噴出器で、不使用時における要部の縦断面図である。
【符号の説明】
10 器容器
17 ピストン弁
18 噴出管
20c 連通孔
21 ボール弁
28e 突き当て部
30 シリンダ室
31b ノズル
a 掛止部
Claims (2)
- シリンダ内に噴出管を入れてその噴出管を押し込んでシリンダ室内の圧を高め、前記シリンダと前記噴出管との間に設けるピストン弁を前記シリンダに摺接しスライドして前記噴出管の連通孔を開き、その連通孔を通して該噴出管内を前記シリンダ室内と連通し、そのシリンダ室内の内容物を前記噴出管内を通してノズルから吐出する一方、
前記噴出管の押し込みを解除したとき、付勢力に基づき前記噴出管を押し上げ、前記ピストン弁をスライドして前記噴出管の連通孔を塞ぎ、前記シリンダ室内を負圧化して器容器内の内容物を吸い上げる噴出器において、
前記噴出管内にボール弁を設け、前記噴出管を押し込んで該噴出管内を前記シリンダ室内と連通したとき開き、押し込みを解除して前記噴出管を押し上げたとき閉じるとともに、
前記ピストン弁を前記噴出管に対する押当力より弱い押当力で前記シリンダに押し当て、前記噴出管を押し上げるとき前記ピストン弁も共に上動する一方、
前記ボール弁を閉じて後、その上動したピストン弁を突き当ててスライドし、前記連通孔を塞ぐ突き当て部を形成してなる、
噴出器。 - シリンダ内に噴出管を入れてその噴出管を押し込んでシリンダ室内の圧を高め、前記シリンダと前記噴出管との間に設けるピストン弁を前記シリンダ12に摺接しスライドして前記噴出管の連通孔を開き、その連通孔を通して該噴出管内を前記シリンダ室内と連通し、そのシリンダ室内の内容物を前記噴出管内を通してノズルから吐出する一方、
前記噴出管の押し込みを解除したとき、付勢力に基づき前記噴出管を押し上げ、前記ピストン弁をスライドして前記噴出管の連通孔を塞ぎ、前記シリンダ室内を負圧化して器容器内の内容物を吸い上げる噴出器において、
前記噴出管内にボール弁を設け、前記噴出管を押し込んで該噴出管内を前記シリンダ室内と連通したとき開き、押し込みを解除して前記噴出管を押し上げたとき閉じるとともに、
前記噴出管を押し込んだとき係合し、該噴出管を押し上げたとき前記ピストン弁も共に上動する掛止部をピストン弁と噴出管間に設ける一方、
前記ボール弁を閉じて後、その上動したピストン弁を突き当てて前記掛止部での係合を解除し、スライドして前記連通孔を塞ぐ突き当て部を形成してなる、
噴出器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP35182095A JP3720894B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 噴出器 |
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JPH09173920A JPH09173920A (ja) | 1997-07-08 |
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