JP3718455B2 - 中間転写記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラインサーマルヘッドによってインクフィルムのインクを中間転写フィルムに転写して一次転写画像を形成し、この一次転写画像を再転写手段によってディスク状の被転写媒体に再転写することにより、この被転写媒体に画像を形成する中間転写記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ラインサーマルヘッドによってインクフィルムのインクをポリエチレンテレフタレートなどの長尺状の樹脂フィルムからなる中間転写フィルムに転写して一次転写画像を形成し、この一次転写画像を再転写手段によって被転写媒体に再転写することにより、この被転写媒体に画像を形成する中間転写記録装置が、CDなどの光ディスクやカード類などの多種多様の被転写媒体に画像を形成するための記録装置として使用されている。
【0003】
このような従来の中間転写記録装置においては、一次転写画像形成部において、ラインサーマルヘッドを、インクフィルムおよび中間転写フィルムをこの順に介してプラテンローラと圧接させたヘッドダウン状態とし、この状態でインクフィルムおよび中間転写フィルムを搬送しつつ、画像形成情報に基づいてラインサーマルヘッドの発熱素子を選択的に発熱させることにより、インクフィルム上のインクを部分的に溶融あるいは昇華させて中間転写フィルム上に転写して、この中間転写フィルム上に、例えば、被転写媒体の画像記録領域に対応した面積分の一次転写画像としての反転画像を形成する。
【0004】
また、被転写媒体に多色画像を形成する場合には、インクフィルムとして、複数色のインク領域を長手方向に対して異なる色を隣接させて繰返し配置したマルチカラーインクフィルムを用い、このマルチカラーインクフィルムに担持されている最初の色のインクによる反転画像を中間転写フィルム上に形成した後、ラインサーマルヘッドをプラテンから離間させたヘッドアップ状態とし、この状態で中間転写フィルムを逆方向に搬送して、最初の色のインクにより形成した反転画像を転写位置に戻す頭出しをしてから、次の色の反転画像を最初の色の反転画像に重ねるように転写する、いわゆるスイングバック方式により多色の一次転写画像を形成している。
【0005】
具体的には、フルカラー画像を形成する場合、例えば、C色(シアン)、M色(マゼンタ)、Y色(イエロー)の3色のインクにより形成された3色のインク領域を長手方向に隣接させるようにこの順に繰返し配置するとともに、各インク領域の境界部分に色判別マーカを設けたマルチカラーインクフィルムを用いてフルカラーの画像の形成が行われる。
【0006】
すなわち、まず最初に、予め中間転写フィルムに設けられている位置決めマークを検出し、この位置決めマークを基準にマルチカラーインクフィルムのC色インク領域を用いて、中間転写フィルム上に被転写媒体の記録領域に対応した面積分のC色の反転画像の形成を行い、ついで、一次転写画像形成動作によって搬送された前記中間転写フィルムを逆方向搬送させてこの中間転写フィルムに形成したC色の反転画像の頭出しを行うとともに、マルチカラーインクフィルムのC色に隣位するM色のインク領域の頭出しを行ってこのマルチカラーインクフィルムのM色インク領域を用いて、前記中間転写フィルムに形成したC色の反転画像の上にM色の反転画像を重ねるように形成し、続いて、同様にY色のインク領域の頭出しを行ってマルチカラーインクフィルムのY色インク領域を用いて、前記中間転写フィルムに反転画像を重ねることにより、この中間転写フィルム上に被転写媒体の記録領域に対応した面積分のフルカラーの一次転写画像を形成する。
【0007】
そして、その後、前記中間転写フィルムを搬送してこの中間転写フィルム上に形成された一次転写画像を、再転写位置の直前まで搬送し、続いて、前記中間転写フィルムに形成された位置決めマークを用いて一次転写画像と被転写媒体との位置合わせを行った後、再転写部において、加熱ローラなどからなる再転写手段を用いて加熱および加圧することにより、前記中間転写フィルム上に形成された一次転写画像を溶融あるいは昇華させて被転写媒体上に再転写して定着させることにより、被転写媒体に所望の画像を形成するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、中間転写フィルムに対する従来の一次転写画像は、被転写媒体の記録領域に対応した面積分の一次転写画像を形成するだけであるため、CDなどのディスク状の被転写媒体に再転写する場合、被転写媒体が円形状であることにより、再転写開始当初は、前記中間転写フィルムの一次転写画像のディスクに当接した中央部分だけが被転写媒体に貼り付くことになり、その両側部分は貼り付きがないため、中間転写フィルムに対する引き剥がし張力がこの中間転写フィルムの幅方向において差を生じてしまうことになる。そして、再転写の進行とともに一次転写画像の被転写媒体への貼り付き領域が増加し、中間地点を過ぎたらまた減少することになる。このため、被転写媒体への再転写条件が一定とはならず、良好な再転写条件が得られないことで、被転写媒体に対して良好な画像が形成されないといった不具合があった。
【0009】
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、中間転写フィルムの一次画像をディスク状の被転写媒体に再転写する際に、再転写開始時点から終了時点まで、画像の貼り付き領域を一定領域とすることで、再転写条件を最適とし、被記録媒体へ良好な記録画像を形成することのできる中間転写記録装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため、本発明に係る中間転写記録装置の特徴は、中間転写フィルムに対する一次転写画像形成時に、前記被転写媒体に対する再転写画像領域の周辺部の前記被転写媒体に再転写されない領域に、前記一次転写画像と所定の間隔をもってダミー画像を形成する点にある。そして、このような構成を採用したことにより、中間転写フィルム上に一次転写画像を形成する際に、前記被転写媒体に対する再転写画像領域の周辺部の前記被転写媒体に再転写されない領域にダミー画像を形成することで、一次画像を被転写媒体に再転写する際に、前記ダミー画像が被転写媒体の周辺部の被転写媒体のガイド部材上面に当接し、加熱手段により加熱および加圧されることで、一次転写画像が被転写媒体に再転写されるのと同様の作用を示すことができ再転写領域がほぼ一定領域となり、中間転写フィルムにかかる引き剥がし時の張力がその幅方向においてほぼ同一となり、被転写媒体への転写条件が変化しないため、最適の再転写条件を得ることができる。また、前記ダミー画像が、前記一次転写画像と所定の間隔をもってこの一次転写画像の周辺部に形成されているので、一次画像を被転写媒体に再転写する際に、一次画像と被転写媒体との位置合わせが僅かにずれた場合に、ダミー画像が被転写媒体に再転写されることを防ぐことができる。
【0012】
さらにまた、本発明に係る他の中間転写記録装置の特徴は、前記ダミー画像の外周部が矩形状に形成される点にある。そして、このような構成を採用したことにより、一次画像の被転写媒体への再転写時の再転写領域が最初から一定領域となり、再転写条件を最適化できる。
【0013】
さらに、本発明に係る他の中間転写記録装置の特徴は、前記ダミー画像が、前記一次転写画像よりも薄い濃度にて形成されている点にある。そして、このような構成を採用したことにより、ダミー画像形成領域においては、サーマルヘッドへの通電エネルギを小さくすることができ、省電力化が可能となる。
【0014】
さらにまた、本発明に係る他の中間転写記録装置の特徴は、前記ダミー画像が、マルチカラーインクリボンの少なくとも1色のインク層を用いるとともに、一次転写画像よりも小さな熱エネルギで形成されている点にある。そして、このような構成を採用したことにより、全ての色のインク層を前記ダミー画像の形成に用いる場合と比較して、省電力化が可能となるばかりでなく前記ダミー画像の形成にかかる時間を短縮することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本実施形態に係る中間転写記録装置を示すものであり、図示したように、この中間転写記録装置の記録装置本体1には、円筒形状のプラテンローラ2が回転可能に配設されており、このプラテンローラ2に対向する位置には、その表面に複数の発熱素子(図示せず)が整列状に形成されたラインサーマルヘッド3がヘッド取付台4に固着されるとともに、このヘッド取付台4の回動動作により前記プラテンローラ2に接離可能となるように配設されている。
【0016】
また、前記記録装置本体1の一側には、長尺状のインクフィルム6の両端部がそれぞれ巻回された送出し側フィルムロール5aと巻取り側フィルムロール5bが備えられている。そしてこれらのフィルムロール5に巻回されたインクフィルム6は、複数のガイドローラ7に案内されながら前記プラテンローラ2とラインサーマルヘッド3との間を引き回しされるようになっている。
【0017】
さらに、前記記録装置本体1の内部の上部には、ポリエチレンテレフタレートなどの樹脂フィルムの片面に剥離層とインク受像層とが形成された長尺状の中間転写フィルム8の両端部がそれぞれ巻回された送り出し側ロール9aと巻取り側ロール9bが配設されている。そして、この中間転写フィルム8は、送り出し側ロール9aから引き出され、複数のガイドローラ10に案内されて前記ラインサーマルヘッド3とプラテンローラ2との間に案内されながら前記記録装置本体1の下側をほぼ水平方向に進み、さらに、この記録装置本体1の上側に案内されて巻取り側ロール9bに巻き取られるように構成されている。そして、この中間転写フィルム8はインク層受像面側が、前記ラインサーマルヘッド3に対向するように配設されており、前記インク層受像面に、前記ラインサーマルヘッド3によりインクフィルム6のインク層が選択的に転写されて、被転写媒体11(図3参照)に一次転写画像12(図4参照)が記録されるようになっている。
【0018】
さらに、前記中間転写フィルム8の搬送経路における前記プラテンローラ2よりも下流側には、前記中間転写フィルム8に形成された一次転写画像12をCDなどのディスク状の被転写媒体11に再転写させるための再転写部14が設けられており、この再転写部14においては、中間転写フィルム8の上方となる位置に、加熱および加圧手段である再転写ローラとしてのヒートローラ15が図において上下動自在に配設されている。
【0019】
また、記録装置本体1の内部の下側には、前記被転写媒体11を搬送するための搬送台20が矢印XY両方向に移動可能に配設されており、この搬送台20の上面には、図2に示すように、前記被転写媒体11を載置・保持する載置トレイ21が、前記中間転写フィルム8を介して前記ヒートローラ15に対向するように設置されている。そして、この搬送台20は、前記載置トレイ21が記録装置本体1の外部に露出する位置(実線で示す位置)と、この載置トレイ21に載置された被転写媒体11の図1における左側端部が前記ヒートローラ15に当接する位置よりも図示右側に位置する位置(破線で示す位置)との間を往復移動できるように構成されている。
【0020】
また、図2に示すように、前記搬送台20上の前記載置トレイ21の被転写媒体12が載置される載置部22の周辺部には、前記被転写媒体12の周縁を案内するためのガイド部材23が配設されており、このガイド部材23の内周面23aは、前記被転写媒体11の外周面に沿うように円弧状に形成されている。
【0021】
さらに、このガイド部材23は、図3に示すように、前記載置部22に被転写媒体12を載置した際に、このガイド部材23の表面の高さ位置と前記被転写媒体11の表面の高さ位置とが同一の高さ位置となるように形成されている。これにより、前記載置トレイ21に被転写媒体11を載置し、この被転写媒体11に中間転写フィルム8に形成した一次転写画像11を再転写するために、前記ヒートローラ15を下降させた場合、このヒートローラ15は、前記中間転写フィルム8を介して相互に同一の高さ寸法とされている前記被転写媒体11の表面および前記ガイド部材23の表面上に当接するようになされている。
【0022】
また、前記ガイド部材23の表面にはフッ素コーティングがなされており、中間転写フィルム8上に形成されているダミー画像13(図4参照)のインクが転写されないようになっている。さらに、前記ガイド部材23の下方には、ゴムのような材質からなる弾性部材24が配設されている。なお、この弾性部材24は、必要に応じてなくすことが可能である。
【0023】
そして、このような中間転写記録装置による被転写媒体11への記録は以下のようにして行われる。
【0024】
まず、搬送台23を矢印X方向に移動させるようにして載置トレイ21が記録装置本体1の外部に露出する位置(図1の実線で示す位置)に移動させて、前記載置トレイ21に被転写媒体11を載置し、その後、前記搬送台23を矢印Y方向に移動させて再転写部14(図1の破線で示す位置)まで戻す。
【0025】
つぎに、ラインサーマルヘッド3をインクフィルム6および中間転写フィルム8を介してプラテンローラ2に圧接させる。この状態において、プラテンローラ2を回転駆動するとともに、インクフィルム6および中間転写フィルム8をそれぞれ搬送しながら、すなわち、それぞれの巻取り側フィルムロール5aおよび巻取り側ロール9bに巻取りながら、ラインサーマルヘッド3の複数の発熱素子を選択的に駆動してインクフィルム6のインクを中間転写フィルム8上に転写して前記被転写媒体11の記録領域に対応した円形状の反転画像である一次転写画像12を形成する。なお、この一次転写画像12を形成する際に、図4に示すように、円形に形成される一次転写画像11の周辺部にこの一次転写画像11と1〜2mmの隙間をあけて、外形が矩形状のダミー画像13を前記一次転写画像11と同時に形成する。なお、このダミー画像13は、必要に応じて、前記一次転写画像12よりもサーマルヘッド3の低い熱エネルギをもって形成することにより、一次転写画像12よりも濃度の薄い画像とすることができる。
【0026】
そして、この一次転写画像12が形成された中間転写フィルム8を前記再転写部14まで搬送する。このとき、中間転写フィルム8上に形成された位置検出マーク(図示せず)を記録装置本体1内に配設された光センサ(図示せず)で読み取り、前記一次転写画像12が前記被転写媒体11の画像形成位置に一致するように、前記中間転写フィルム8の位置決めを行う。
【0027】
ついで、所定の温度に加熱したヒートローラ15を下降させ、まず、このヒートローラ15を、前記中間転写フィルム8のインクが転写されていない部分を介して載置トレイ21の端部に当接させる。この状態から、搬送台23および中間転写フィルム8を図1における矢印X方向に移動させる。そして、前記ヒートローラ15が、前記中間転写フィルム8に形成された一次転写画像12の先頭部と前記被転写媒体11の先頭部とに圧接した状態となるまで搬送台23が移動すると、前記ヒートローラ15は、中間転写フィルム8を介して、相互に同一の高さ寸法の面となる前記被転写媒体11および前記ガイド部材23の表面に当接することとなる。
【0028】
また、ここにおいて、中間転写フィルム8に形成された前記一次転写画像12の先端部と前記前記被転写媒体12の先頭部がヒートローラ15により圧接すると同時に、前記一次転写画像12の周辺部に形成された前記ダミー画像13の先頭部もヒートローラ15により前記ガイド部材23の表面に圧接する。
【0029】
さらに、前記搬送台20を図1における矢印X方向に移動させるとともに、前記中間転写フィルム8を搬送する。このとき、前記中間転写フィルム8は、前記搬送台20と同一速度で同一方向に搬送されるので、前記搬送台20の載置トレイ21に保持されている前記被転写媒体21と前記中間転写フィルム8上の一次転写画像12およびダミー画像13とは相対速度を持たないことになる。
【0030】
これにより、前記ヒートローラ15で加熱および加圧された前記中間転写フィルム8上の前記一次転写画像12は、溶融・加圧されることにより前記転写媒体11の表面に再転写されて、前記中間転写フィルム8が前記被転写媒体11の表面から引き剥がされることで前記被転写媒体11の表面に記録が行われる。
【0031】
なお、この一次転写画像12の再転写時には、この一次転写画像12の周辺部に形成されている前記ダミー画像13も前記ヒートローラ15により前記ガイド部材23の表面に圧接された状態となっているため、このダミー画像13のインクもヒートローラ15により加熱されて再溶融し、この再溶融したインクは前記ガイド部材23の表面に貼り付き、その後、前記中間転写フィルム8の搬送動作により前記ガイド部材23の表面から引き剥がされることになる。
【0032】
このように、前記一次転写画像12が前記被転写媒体11に転写される際に、この一次転写画像12の周辺部に形成された前記ダミー画像13も再溶融して前記ガイド部材23の表面に貼り付くので、前記中間転写フィルム8における張力はその幅方向において同一となり、良好な条件の下で中間転写フィルム8の被転写媒体11からの引き剥がしが行われることになる。このため、被転写媒体11には、中間転写フィルム8の一次転写画像12が確実に再転写され、良好な記録画像が得られることになる。
【0033】
そして、前述したように、前記ガイド部材23の表面にはフッ素コーティングがなされているため、インクが転写しづらく、ダミー画像13の溶融したインクは、中間転写フィルム8に対する接着力の方がガイド部材23の表面に対する接着力よりも大きくなるため、一旦ガイド部材23の表面に貼り付いたインクは、中間転写フィルム8の引き剥がしとともに中間転写フィルム8側に接着してガイド部材23の表面から引き剥がされる。このため、ガイド部材23の表面にはインクの転写は行われない。
【0034】
つぎに、前記被転写媒体11にフルカラー画像を記録する場合の実施の形態について説明する。
【0035】
本実施形態の如くフルカラー画像を記録する場合は、図5にその構造を示すマルチカラーインクフィルム30を用いるところが、前述した第1実施形態と異なっている。図示したように、長尺に形成されたPETなどの樹脂フィルムからなるフィルム基材31の一面の長手方向に、フルカラー画像を形成するためのシアン(C)色、マゼンタ(M)色、イエロー(Y)色の3色のインク領域32(C色インク領域32C、M色インク領域32M、Y色インク領域32Y)が順次配置された単位記録サイクル33が繰返し配置されている。前記単位記録サイクル33は、中間転写フィルム8に反転画像からなる一次転写画像12を形成する際に、C色インク領域32C、M色のインク領域32M、Y色インク領域32Yの順に使用に供されるようになっている。
【0036】
そして、本実施形態のマルチカラーインクフィルム31においては、隣位する前記単位記録サイクル33の境界部分に、中間転写フィルム8に対し一次転写画像12を形成する際および被転写媒体11に対する再転写時の位置基準となる位置決めマーク(図示せず)を形成するための専用のインク領域として、K色のマーカ転写用インク領域34が形成されており、1つの前記マーカ転写用インク領域34と、このマーカ転写用インク領域34の直後に配置された1つの前記単位記録サイクル33とをもって画像形成用記録サイクル35とされている。
【0037】
また、本実施形態のマルチカラーインクフィルム30は、前記単位記録サイクル33を構成する各色のインク領域32が、画像形成用記録サイクル35を形成したフィルム基材31上の一側に、前記フィルム基材31を露出させる幅狭な間隙部分を残すようにして形成されており、この間隙部分には当該画像形成用記録サイクル35を構成するマーカ転写用インク領域34および単位記録サイクル33を構成する各色のインク領域32のそれぞれの最先端位置を検出するための検出マーカ36が形成されている。この各検出マーカ36は、フィルム基材31の幅方向に延在する1つないし複数の幅太のインクラインからなるマーカであり、マーカ転写用インク領域34および単位記録サイクル33を構成する各色のインク領域32のそれぞれの最先端位置から所定寸法だけマルチカラーインクフィルム30の供給方向上流側に、それぞれの検出マーカ36の後方端部を位置させるようにして形成されている。
【0038】
そして、中間転写記録装置は、検出マーカ36を記録装置本体1に配設されたマーカ検出用のセンサ(図示せず)が検出することにより、それぞれの検出マーカ36が示すインク領域32,34の最先端位置が前記記録装置本体1のラインサーマルヘッド3とプラテンローラ2との間に供給されるようになっている。
【0039】
図6は、本実施形態の中間転写装置記録装置本体1内に備えられた制御部により実行される一次転写画像12の形成時の前記中間転写フィルム8の搬送制御、前記位置決めマークの転写に関するマルチカラーインクフィルム30の搬送制御、単位記録サイクルを構成する各色のインク領域を用いたフルカラーの一次転写画像を形成するための前記マルチカラーインクフィルム30の搬送制御を示すフローチャートである。
【0040】
このフローチャートに示すように、まず、ラインサーマルヘッド3による中間転写フィルム8への画像形成動作が開始されると、制御部からの指令により、中間転写フィルム搬送モータを駆動して巻取り側ロール9bを回転させ、中間転写フィルム8の空送りを実行し(ステップST1)、図示しないセンサにより未使用領域を検出し(ステップST2)、未使用領域の先頭がラインサーマルヘッド3の発熱素子とプラテンローラ2の対向位置である記録部に来るように位置合わせを行なう(ステップST3)。
【0041】
一方、フィルム搬送モータを駆動して巻取り側フィルムロール5bを回転させ、マルチカラーインクフィルム30をその搬送方向に搬送する(ステップST11)。そして、記録装置本体1に配設されたマーカ検出用のセンサ(図示せず)がマーカ転写用インク領域の最先端位置を示す検出マーカ36Kを検出したら(ステップST12)、搬送を中止し(ステップST13)、そのままラインサーマルヘッド3をプラテンローラ2へ圧接させたヘッドダウン状態として、中間転写フィルム8に対しマーカ転写用インク領域34を用いて位置決めマークを形成する(ステップST4)。
【0042】
その後、位置決めマークが形成された中間転写フィルムを、一旦、位置決めマークの形成位置を前記マーカ検出用のセンサの配設位置より搬送方向上流側に位置させるように逆方向搬送する。すなわち、中間転写フィルム搬送モータを逆回転させて送り出し側フィルムロール5aを逆方向に回転させ、中間転写フィルム8を巻き戻し、その後、再び正方向に搬送して(ステップST5)、中間転写フィルム8に形成した位置決めマークの頭出しを行う(ステップST6、ステップST7)。そして、この位置決めマークを基準としてさらに所定量の空搬送を行う(ステップST8)。
【0043】
一方、マルチカラーインクフィルム30の搬送制御においては、前記フィルム搬送モータを駆動してマルチカラーインクフィルム30を搬送し(ステップST21)、前記単位記録サイクル33を構成する最初の色のインク領域であるところのC色のインク領域32Cの最先端位置を示す検出マーカ36Cの検出を行って(ステップST22)、C色のインク領域32Cの最先端位置を前記記録部に供給する(ステップST23)。
【0044】
そして、マルチカラーインクフィルム30のC色インク領域32Cを用いて、前記中間転写フィルム8に対し、1画面分のC色の反転画像を形成する(ステップST9)。ところで、この一次転写画像を形成する際に、前述の第1実施形態と同様に、円形に形成される一次転写画像11の周辺部にこの一次転写画像11と1〜2mmの隙間をあけて、外形が矩形状のダミー画像13を前記一次転写画像11と同時に形成する。なお、このダミー画像13は、必要に応じて、前記一次転写画像12よりもサーマルヘッド3の低い熱エネルギをもって形成することで、一次転写画像12よりも濃度の薄い画像とすることができる。
【0045】
つぎに、単位記録サイクル33を構成するすべての色のインク領域を用いた一次転写画像の形成が済んでいるか否かを判断し、この一次転写画像の形成が済んでいれば、一次転写画像形成はこのまま終了する。もし、一次転写画像の形成が済んでいなければ、再び前述したステップST5およびステップST21へ戻ることになる。
【0046】
すなわち、C色による一次転写画像形成動作によって搬送された中間転写フィルム8を逆方向に搬送させて、中間転写フィルム8に形成した位置決めマークの頭出しを行う。それとともに、前述したような制御方法のもとで、マルチカラーインクフィルム30の単位記録サイクル33を構成するM色のインク領域32Mの最先端位置を示す検出マーカ36Mの検出を行って、M色のインク領域32Mの最先端位置を前記記録部に供給した状態で、マルチカラーインクフィルム30のM色インク領域32Mを用いて前記中間転写フィルム8に形成した1画面分のC色の反転画像の上にM色の1画面分の反転画像を重ねるように形成する。このときさらに、必要に応じて、前記ダミー画像の上に、M色インク層32Mを用いて、重ね印刷を行うようにしてもよい。
【0047】
続いて、同様にして、M色による一次転写画像形成動作によって搬送された中間転写媒体を所定量、逆方向に搬送してから再び正方向への搬送を行い、中間転写フィルム8に形成した位置決めマークの頭出しを行なう。そして、マルチカラーインクフィルム30の単位記録サイクル33を構成するY色のインク領域32Yの最先端位置を示す検出マーカ36Yの検出を行って、Y色のインク領域32Yの最先端位置を前記記録部に供給した状態において、マルチカラーインクフィルム30のY色インク領域32Yを用いて、前記中間転写フィルム8に形成した1画面分のC色およびM色の反転画像の上にY色の1画面分の反転画像を重ねるように形成する。
【0048】
そして、中間転写媒体上に所望の1画面分の一次転写画像としての反転画像を形成する。このときさらに、必要に応じて、前記ダミー画像の上に、C色インク層32Cを用いて、重ね印刷を行うようにしてもよい。
【0049】
このようにして、一次転写画像およびダミー画像を形成した後の中間転写フィルム8上の一次転写画像の被転写媒体への再転写・記録については、前述した第1実施形態と同様であるので詳細な説明は省略するが、本実施形態においても、前述した第1実施形態と同様の作用効果が得られることは勿論である。
【0050】
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る中間転写記録装置によれば、中間転写フィルムの一次画像をディスク状の被転写媒体に再転写する際に、再転写開始時点から終了時点まで、画像の貼り付き領域を一定領域とすることで、再転写条件を最適とし、被記録媒体へ良好な記録画像を形成することができる。
【0052】
すなわち、中間転写フィルム上に一次転写画像を形成する際に、被転写媒体に対する再転写画像領域の周辺部の前記被転写媒体に再転写されない領域にダミー画像を形成することにより、一次画像を被転写媒体に再転写する際に、前記ダミー画像が被転写媒体の周辺部の被転写媒体のガイド部材上面に当接し、加熱手段で加熱および加圧されることにより、一次転写画像が被転写媒体に再転写されるのと同様の作用を示すことで再転写領域がほぼ一定領域となり、中間転写フィルムにかかる引き剥がし時の張力がその幅方向においてほぼ同一となり、被転写媒体への転写条件が変化しないため、最適の再転写条件を得ることができる。
【0053】
また、ダミー画像が、一次転写画像と所定の間隔をもってこの一次転写画像の周辺部に形成されていれば、一次画像を被転写媒体に再転写する際に、一次画像と被転写媒体との位置合わせが僅かにずれた場合に、ダミー画像が被転写媒体に再転写されることを防ぐことができる。
【0054】
さらに、ダミー画像の外周部が矩形状に形成されていれば、一次画像の被転写媒体への再転写時の再転写領域が最初から一定領域となり、再転写条件を最適化できる。
【0055】
さらにまた、ダミー画像が、一次転写画像よりも薄い濃度にて形成されていれば、ダミー画像形成領域においては、サーマルヘッドへの通電エネルギを小さくすることができ、省電力化が可能となる。
【0056】
また、ダミー画像が、マルチカラーインクリボンの少なくとも1色のインク層を用いるとともに、一次転写画像よりも小さな熱エネルギで形成されていれば、全ての色のインク層を前記ダミー画像の形成に用いる場合と比較して、省電力化が可能となるばかりでなくダミー画像の形成にかかる時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る中間転写記録装置の第1実施形態を示す要部の説明図
【図2】 図1の実施形態における中間転写記録装置の搬送台の構造を示す斜視図
【図3】 図1の実施形態における中間転写記録装置の載置トレイに被転写媒体を保持したときのガイド部材と被転写媒体の高さ関係を説明するための要部断面図
【図4】 図1の実施形態における中間転写フィルム上に形成された一次転写画像とダミー画像を示す説明図
【図5】 本発明に係る中間転写記録装置の第2実施形態を示すマルチカラーインクフィルムの構成を説明する平面図
【図6】 図5に示すマルチカラーフィルムを用いての中間転写フィルムへの一次転写画像の記録方法を示すフローチャート
【符号の説明】
1 記録装置本体
2 プラテンローラ
3 ラインサーマルヘッド
6 インクフィルム
8 中間転写フィルム
11 被転写媒体
12 一次転写画像
13 ダミー画像
15 ヒートローラ
20 搬送台
21 載置トレイ
22 載置部
23 ガイド部材
30 マルチカラーインクフィルム
Claims (5)
- ラインサーマルヘッドによってインクフィルムのインクを中間転写フィルムに転写して一次転写画像を形成し、この一次転写画像を再転写手段によってディスク状の被転写媒体に再転写することにより、前記被転写媒体に所望の画像を形成する中間転写記録装置であって、
前記中間転写フィルムに対する一次転写画像形成時に、前記被転写媒体に対する再転写画像領域の周辺部の前記被転写媒体に再転写されない領域に、前記一次転写画像と所定の間隔をもってダミー画像を形成することを特徴とする中間転写記録装置。 - 前記ダミー画像は、その外周部が矩形状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の中間転写記録装置。
- 前記ダミー画像は、前記一次転写画像よりも薄い濃度にて形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の中間転写記録装置。
- ラインサーマルヘッドによってマルチカラーインクフィルムのインクを中間転写フィルムに転写して一次転写画像を形成し、この一次転写画像を再転写手段によってディスク状の被転写媒体に再転写することにより、前記被転写媒体に所望の画像を形成する中間転写記録装置であって、
前記中間転写フィルムに対する一次転写画像形成時に、前記被転写媒体に対する再転写画像領域の周辺部の前記被転写媒体に再転写されない領域に、前記一次転写画像と所定の間隔をもってダミー画像を形成することを特徴とする中間転写記録装置。 - 前記ダミー画像は、前記マルチカラーインクリボンの少なくとも1色のインク層を用いるとともに、前記一次転写画像よりも小さな熱エネルギで形成されていることを特徴とする請求項4に記載の中間転写記録装置。
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