JP3697012B2 - 往復ポンプタイプの噴出器 - Google Patents
往復ポンプタイプの噴出器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3697012B2 JP3697012B2 JP04470897A JP4470897A JP3697012B2 JP 3697012 B2 JP3697012 B2 JP 3697012B2 JP 04470897 A JP04470897 A JP 04470897A JP 4470897 A JP4470897 A JP 4470897A JP 3697012 B2 JP3697012 B2 JP 3697012B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressurizing chamber
- push button
- container
- piston
- reciprocating pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/0005—Components or details
- B05B11/0078—Arrangements for separately storing several components
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
- B05B11/1004—Piston pumps comprising a movable cylinder and a stationary piston
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
- B05B11/1016—Piston pumps the outlet valve having a valve seat located downstream a movable valve element controlled by a pressure actuated controlling element
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
- B05B11/1016—Piston pumps the outlet valve having a valve seat located downstream a movable valve element controlled by a pressure actuated controlling element
- B05B11/1018—Piston pumps the outlet valve having a valve seat located downstream a movable valve element controlled by a pressure actuated controlling element and the controlling element cooperating with means for opening or closing the inlet valve
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B15/00—Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
- B05B15/20—Arrangements for agitating the material to be sprayed, e.g. for stirring, mixing or homogenising
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B15/00—Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
- B05B15/20—Arrangements for agitating the material to be sprayed, e.g. for stirring, mixing or homogenising
- B05B15/25—Arrangements for agitating the material to be sprayed, e.g. for stirring, mixing or homogenising using moving elements, e.g. rotating blades
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、容器の口部に往復ポンプを取り付ける往復ポンプタイプの噴出器に関する。詳しくは、そのうち、水・アルコール等の液体に、薬剤・化粧剤・香料等の粉体を混入した混合内容物を容器内に収納し、往復ポンプの押下釦を押し下げてその混合内容物を噴出する、化粧用や薬用等の噴出器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、液体に粉体を混入した混合内容物を噴出する噴出器としては、噴霧剤を用いるエアゾールタイプのものがある。そのようなエアゾールタイプの噴出器は、容器内に混合内容物と噴霧剤とを一緒に収納し、容器から噴出管を突出してその先端に押下釦を取り付けてなる。
【0003】
そして、使用するときは、先ず、噴出器を手に持ってよく振り、容器内の混合内容物を十分に撹拌し、押下釦に指を掛けてそれを押し下げることにより、噴出管を押し込んで弁を開き、その噴出管内を通して混合内容物を押下釦のノズルから噴出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のそのような噴出器では、使用する前によく振って混合内容物を十分に撹拌しても、振ることを止めると直ちに粉体が沈殿をはじめるので、使用時に十分に撹拌した混合内容物を噴出することができない問題があった。
【0005】
そこで、この発明の目的は、使用時に混合内容物を十分に撹拌して粉体を液体とともに噴出できる往復ポンプタイプの噴出器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項1に記載の発明は、たとえば以下の図示実施の形態に示すとおり、
液体に粉体を混入した混合内容物11を容器10内に収納し、その容器10の口部10aに往復ポンプPを取り付け、その往復ポンプPの押下釦17の押し下げおよびその押し下げ解除により、前記容器10内から前記混合内容物11を加圧室30内に吸い上げてその加圧室30内から前記押下釦17のノズル18aを通して噴出する往復ポンプタイプの噴出器において、
前記加圧室30の混合内容物11を撹拌する撹拌部材25を、前記加圧室30内に移動自在に設けてなる、ことを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の往復ポンプタイプの噴出器は、たとえば以下の図示実施の形態に示すとおり、
液体に粉体を混入した混合内容物11を収納する容器10と、その容器10の口部10aに取り付ける往復ポンプPとからなり、
その往復ポンプPに、
ノズル18aに通ずる内部通路17bを備え、手を掛けて押し下げ可能に設ける押下釦17と、
その押下釦17を押し下げたとき押し込むピストン28と、
そのピストン28を摺動自在に収納するシリンダ20と、
そのシリンダ20と前記ピストン28とを用いて形成し、前記容器10内に通ずる入口および前記押下釦17の内部通路17bに通ずる出口を有する加圧室30と、
その加圧室30の出口に設け、前記押下釦17を押し下げて前記ピストン28を押し込んだとき前記加圧室30内の圧力を高めることで付勢力に抗して移動して前記出口を開く出口弁28gと、
前記押下釦17から手を離したときその押下釦17を前記ピストン28とともに元の位置に復帰する付勢部材27と、
前記加圧室30の入口に設け、前記押下釦17を前記ピストン28とともに元の位置に復帰するとき前記加圧室30内の圧力を負圧化することで前記加圧室30の入口を開く逆止弁24と、
前記加圧室30内に移動自在に設け、その加圧室30内に吸い上げた前記混合内容物11を撹拌する撹拌部材25と、
を備えてなる、ことを特徴とする。
【0008】
そして、請求項1および2に記載の発明では、使用時、押下釦17の押し下げおよびその押し下げ解除により、容器10内から混合内容物11を加圧室30内に吸い上げるとともに、その吸い上げた混合内容物11を押下釦17のノズル18aを通して噴出する。そのとき、加圧室30内の混合内容物11の流れで撹拌部材25が踊って、その撹拌部材25で加圧室30内の混合内容物11を撹拌する。
【0009】
請求項3に記載の発明は、たとえば以下の図示実施の形態に示すとおり、
液体に粉体を混入した混合内容物11を容器10内に収納し、その容器10の口部10aに往復ポンプPを取り付け、その往復ポンプPの押下釦17の押し下げおよびその押し下げ解除により、前記容器10内から前記混合内容物11を加圧室30内に吸い上げてその加圧室30内から前記押下釦17のノズル18aを通して噴出する往復ポンプタイプの噴出器において、
前記押下釦17を押し下げたとき押し込むピストン28とそのピストン28を摺動自在に収納するシリンダ20とを用いて、前記加圧室30とは別に吸い上げ空間29を形成し、
前記押下釦17の押し下げを解除してその押下釦17を元の位置に復帰するとき前記吸い上げ空間29内に入れた前記容器10内の混合内容物11を、前記押下釦17を押し下げたとき前記容器10内に吐出する連通孔20eを設けてなる、ことを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の往復ポンプタイプの噴出器は、たとえば以下の図示実施の形態に示すとおり、
液体に粉体を混入した混合内容物11を収納する容器10と、その容器10の口部10aに取り付ける往復ポンプPとからなり、
その往復ポンプPに、
ノズル18aに通ずる内部通路17bを備え、手を掛けて押し下げ可能に設ける押下釦17と、
その押下釦17を押し下げたとき押し込むピストン28と、
そのピストン28を摺動自在に収納するシリンダ20と、
そのシリンダ20と前記ピストン28とを用いて形成して、前記容器10内に通ずる入口および前記押下釦17の内部通路17bに通ずる出口を有する加圧室30と、
その加圧室30の出口に設け、前記押下釦17を押し下げて前記ピストン28を押し込んだとき前記加圧室30内の圧力を高めることで付勢力に抗して移動して前記出口を開く出口弁28gと、
前記押下釦17から手を離したときその押下釦17を前記ピストン28とともに元の位置に復帰する付勢部材27と、
前記加圧室30の入口に設け、前記押下釦17を前記ピストン28とともに元の位置に復帰するとき前記加圧室30内の圧力を負圧化することで前記加圧室30の入口を開く逆止弁24と、
前記シリンダ20と前記ピストン28とを用いて前記加圧室30とは別に形成し、連通孔20eを介して前記容器10内と連通し、手を離して前記押下釦17を元の位置に復帰するとき前記容器10内の混合内容物11を入れ、前記押下釦17を押し下げたとき前記容器10内に吐出する吸い上げ空間29と、
を備えてなる、ことを特徴とする。
【0011】
そして、請求項3および4に記載の発明では、使用時、押下釦17の押し下げおよびその押し下げ解除により、容器10内から混合内容物11を加圧室30内に吸い上げるとともに、その吸い上げた混合内容物11を押下釦17のノズル18aを通して噴出する。そのとき同時に、容器10内の混合内容物11を吸い上げ空間29内に入れるとともに、その吸い上げ空間29内の混合内容物11を連通孔20eを通して容器10内に吐出して容器10内の混合内容物11を撹拌する。
【0012】
請求項5に記載の発明は、たとえば以下の図示実施の形態に示すとおり、
液体に粉体を混入した混合内容物11を容器10内に収納し、その容器10の口部10aに往復ポンプPを取り付け、その往復ポンプPの押下釦17の押し下げおよびその押し下げ解除により、前記容器10内から前記混合内容物11を加圧室30内に吸い上げてその加圧室30内から前記押下釦17のノズル18aを通して噴出する往復ポンプタイプの噴出器において、
前記加圧室30の混合内容物11を撹拌する撹拌部材25を、前記加圧室30内に移動自在に設けるとともに、
前記押下釦17を押し下げたとき押し込むピストン28とそのピストン28を摺動自在に収納するシリンダ20とを用いて、前記加圧室30とは別に吸い上げ空間29を形成し、
前記押下釦17の押し下げを解除してその押下釦17を元の位置に復帰するとき前記吸い上げ空間29内に入れた前記容器10内の混合内容物11を、前記押下釦17を押し下げたとき前記容器10内に吐出する連通孔20eを設けてなる、ことを特徴とする。
【0013】
そして、請求項5に記載の発明では、使用時、押下釦17の押し下げおよびその押し下げ解除により、容器10内から混合内容物11を加圧室30内に吸い上げるとともに、その吸い上げた混合内容物11を押下釦17のノズル18aを通して噴出する。そのとき、加圧室30内の混合内容物11の流れで撹拌部材25が踊って、その撹拌部材25で加圧室30内の混合内容物11を撹拌する。同時に、容器10内の混合内容物11を吸い上げ空間29内に入れるとともに、その吸い上げ空間29内の混合内容物11を連通孔20eを通し容器10内に吐出して容器10内の混合内容物11を撹拌する。
【0014】
請求項6に記載の発明は、たとえば以下の図示実施の形態に示すとおり、請求項5に記載の往復ポンプタイプの噴出器において、前記押下釦17の押し下げ最終段階で前記加圧室30と前記吸い上げ空間29とを連通してなる、ことを特徴とする。
【0015】
そして、請求項6に記載の発明では、押下釦17の押し下げ最終段階で加圧室30を吸い上げ空間29と連通し、さらに連通孔20eを通して容器10内と連通して加圧室30内の圧力を大気圧に戻す。
【0016】
請求項7に記載の発明は、たとえば以下の図示実施の形態に示すとおり、請求項1、2、5、または6に記載の往復ポンプタイプの噴出器において、前記撹拌部材25をボール状に形成してなる、ことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき説明する。
図2は、この発明の一実施の形態である噴出器で、容器の一部を破断して示す正面図である。この噴出器は、往復ポンプタイプのものであり、容器10の口部10aに往復ポンプPを取り付けてなる。
【0018】
容器10は、樹脂製で、ボトル形状をなし、中に混合内容物11を収納する。混合内容物11は、水・アルコール・薬液・化粧液・香料等の液体に、ナイロン微粒子や薬剤・化粧剤・香料等の粉体を混入してなる。液体や粉体は、たとえば薬効を持続させたり、視覚効果を高めたりするなどの目的で混入してもよい。
【0019】
往復ポンプPは、図1に示すように、固定筒12を備える。固定筒12は、やや肉厚の円筒形状をなし、上向きに開口する上向き環状凹溝12aを設けるとともに、内部に下向きの上段部12bと下段部12cを設け、その下段部12cの直ぐ下に内面から内向きに突出して周方向に突起12dを設け、さらにその下方の内周面にめねじ12eを設けてなる。
【0020】
そして、固定筒12内に図中下から噴出管15を入れ、該噴出管15の上部を固定筒12の上方外部へ突出してなる。噴出管15は、大径管部15aとそのほぼ中間部内面から内向きにのびる連結部15bとその内周から上向きに立ち上がる小径管部15cとからなり、大径管部15aの下端にやや外向きに開いて拡径部15dを設ける一方、小径管部15cの上部を大径管部15aから上向きに突出して設ける。そうして、拡径部15dの下端を固定筒12の上部内面に当てて摺動自在に設ける。
【0021】
そして、噴出管15の小径管部15cの上部を押下釦17の内部通路17b内に圧入して噴出管15に押下釦17を取り付けてなる。押下釦17は、頂部17aを有する有頂円筒形状をなし、頂部17a内に内部通路17bを形成し、その内部通路17bを外周一部に開口し、そこにノズル部材18を取り付けてなる。ノズル部材18には、内部通路17bに通ずるノズル18aを設ける。そして、頂部17aを噴出管15の大径管部15aの上端に当て、下部を固定筒12の上向き環状凹溝12a内に入れてなる。
【0022】
一方、図中符号20は、シリンダである。シリンダ20は、上端に鍔20aを有する肉厚の円筒形状をなし、上向きに開口する上向き環状穴20bと下向きに開口する環状の下向き環状穴20cを設け、それら上向き環状穴20bと下向き環状穴20c間の仕切部20dに連通孔20eを複数設ける。そのシリンダ20の中心には、途中に下向きの段部20f・20gを設けて上方へ向けて順に小径となる吸い上げ通路20hを設けるとともに、段部20fのすぐ上に上方に向けて漸次大径となる円錐弁座20iを設け、さらに円錐弁座20iの少し上の周面に上斜め内むきに突出して突起20jを複数設ける。そして、吸い上げ通路20hと前記上向き環状穴20b間の上縁には、少し外向きに開いて押し当て部20kを設ける。また、シリンダ20の鍔20aには、上面に環状凹部20mを設けるとともに、その底に貫通孔20nを設ける。
【0023】
そして、大径パイプ23内に小径パイプ22を入れて小径パイプ22と大径パイプ23とを二重に設け、吸い上げ通路20hの下部内に小径パイプ22の上端部を圧入して段部20gに突き当て該小径パイプ22内と吸い上げ通路20h内とを連通するとともに、大径パイプ23の上端部を下向き環状穴20c内に圧入し、連通孔20eと、下向き環状穴20c内に形成したシリンダ20の縦溝20pを介して大径パイプ23内と上向き環状穴20b内とを連通する。
【0024】
一方、複数の突起20j内には、ボール状をなす逆止弁24を押し込んで円錐弁座20iに載せるとともに、突起20jに同じくボール状をなす撹拌部材25を載せて設ける。
【0025】
また、環状凹部20m内にコイルバネ等の付勢部材27の下端側を入れ、その付勢部材27の上端側にバネ受け28aを載せてピストン28を設ける。
【0026】
ピストン28は、バネ受け28aを円筒部28bの外周に設けるとともに、該円筒部28bに、頂部28cを設ける一方、下端をやや外向きに開いて押し当て部28dを設ける。円筒部28bの内周には、連通凹溝28eを図中縦方向に設ける。また、円筒部28の頂部28cには、外周にやや外向きに開いて押し当て部28fを設けるとともに、中心から上向きに突出して出口弁28gを設け、その出口弁28gのまわりからピストン28内に向けて貫通孔28hを複数設ける。そして、円筒部28bの下端部をシリンダ20の上向き環状穴20b内に挿入し、押し当て部28dを上向き環状穴20bの内周面に当てるとともに、シリンダ20の押し当て部20kを円筒部28bの内周面に当て、シリンダ20内に挿入してピストン28を摺動自在に設ける。
【0027】
そして、固定筒12内にピストン28を入れ、大径管部15aの内周面にピストン28の押し当て部28fを当て、噴出管15の小径管部15cの内部入口に図中下からピストン28の出口弁28gを入れて該出口弁28g外周を小径管部15cの内部入口に押し当てるとともに、ピストン28により押し上げて噴出管15の拡径部15d上を固定筒12内の段部12bに当ててなる。それから、付勢部材27を圧縮しながら固定筒12内に図中下からシリンダ20を入れ、該シリンダ20の鍔20aを段部12cに突き当て、該鍔20aを突起12dに掛け止めて固定筒12内にシリンダ20やピストン28を組み付けてなる。そうして、噴出管15とピストン28とシリンダ20とを用いて貫通孔28hを介して連通する加圧室30を、吸い上げ空間29とは別に形成してなる。
【0028】
しかして、上述のように構成した往復ポンプPは、容器10の口部10a内に大径パイプ23を入れ、図2に示すように、口部10aに固定筒12を被せて該固定筒12内に口部10aを捩じ込んで取り付け、大径パイプ23の下端を容器10の底部近くに位置して設ける。
【0029】
そして、上述した噴出器を使用するときは、容器10を手に持って噴出器をよく振り、容器10内の混合内容物11を撹拌するとともに、図1に示す撹拌部材25で加圧室30内の混合内容物11を撹拌する。
【0030】
それから、手を掛けて押下釦17を付勢部材27に抗して図1中矢印A方向へ押し下げると、噴出管15を介してピストン28を押し込み、加圧室30内の圧力が高まる。そして、その加圧室30内の圧力によるピストン28の押下力が付勢部材27の付勢力より大きくなったとき、図3に示すように、噴出管15に対してピストン28を移動して出口弁28gの押し当てを解除し、加圧室30の出口を開いて噴出管15の小径管部15c内と加圧室30内とを連通する。すると、加圧室30内の混合内容物を小径管部15cへと送り出し、さらに押下釦17の内部通路17bを通してノズル部材18のノズル18aから外部へ勢いよく噴出する。
【0031】
そして、押下釦17の押し下げ終了段階で、円筒部28bの連通凹溝28e位置が押し当て部20kに達すると、その連通凹溝28eを通して加圧室30内とシリンダ20内の吸い上げ空間29とを連通し、さらに連通孔20e、縦溝20p、大径パイプ23内を通して容器10内と連通する。その結果、加圧室30内に残った圧力を連通凹溝28eから容器10内へ逃がし、図4に示す状態として加圧室30内を大気圧に戻す。このとき同時に、吸い上げ空間29から容器10内に吐出する混合内容物11によって容器10内の混合内容物11を撹拌する。
【0032】
しかして、図示するように、付勢部材27で再びピストン28の出口弁28gを小径管部15cの内部入口に押し当てて加圧室30の出口を閉じ、小径管部15c内と加圧室30内との連通を遮断してノズル18aからの噴出を止める。
【0033】
その後、押下釦17から手を離して押し下げを解除すると、付勢部材27でピストン28および噴出管15を一緒に押し上げる。そのとき、加圧室30内を負圧化して図5に示すように逆止弁24を開き、加圧室30の入口を開いて容器10内の混合内容物11を小径パイプ22、吸い上げ通路20h内を通して加圧室30内に吸い上げ、最終段階で図1に示す状態に復帰する。
【0034】
ところで、図示噴出器では、使用時、ピストン28の往動により、吸い上げ空間29を図1の状態から図4の状態に狭めると、吸い上げ空間29内の混合内容物11を連通孔20e、縦溝20p、大径パイプ23を通して容器10内に吐出し、該容器10内の混合内容物11を撹拌する。
【0035】
一方、ピストン28の復動により、吸い上げ空間29を図4の状態から図1の状態に広げると、容器10内の混合内容物11を大径パイプ23、縦溝20p、連通孔20eを通して吸い込み、吸い上げ空間29内に吸い上げる。
【0036】
上述したように噴出器を使用するとき、吸い上げ空間29内の混合内容物11を容器10内に吐出して該容器10内の混合内容物11を撹拌し、撹拌した混合内容物11を加圧室30内に吸い上げることができる。
【0037】
他方、加圧室30内では、その加圧室30内に吸い上げられ、またその加圧室30内から排出される混合内容物11の流れで、該加圧室30内に移動自在に設ける撹拌部材25が踊って、その撹拌部材25で加圧室30内の混合内容物11を十分に撹拌することができる。そして、粉体を加圧室30内で沈殿することなく液体とともにノズル18aから噴出する。
【0038】
なお、図示実施の形態の噴出器では、使用時、図3および図4に示す状態となるとき、噴出管15の拡径部15dの下端外周と固定筒12内周面間に隙間ができ、上向き環状凹溝12a、押下釦17内、固定筒12内、貫通孔20nを通して外部と容器10内とを連通し、その容器10内を大気圧として負圧化を防止し、容器10内の混合内容物11の吸い上げを可能とする。
【0039】
図6ないし12には、この発明の他の実施の形態である往復ポンプタイプの噴出器を示す。図6中符号40は、固定筒12に取り付けて押下釦17部分を被うキャップである。なお、図6ないし12中で使用するこの他の符号は、上述した図1ないし5で示す実施の形態で対応部分に使用した符号をそのまま使用し、重複した詳しい説明を省略する。
【0040】
ところで、上述した図1ないし5で示す実施の形態では、加圧室30の出口を噴出管15の小径管部15cの内部入口とし、その内部入口に出口弁28gを押し当てた。しかし、この他の実施の形態では、噴出管15の中心孔15Aの奥に加圧室30の出口30Aを設け、そこに出口弁28gを押し当てるようにする。そして、加圧室30の出口30Aと加圧室30内とは、噴出管15の切欠き15Bを介して連通してなる。
【0041】
また、上述した図1ないし5で示す実施の形態では、加圧室30の入口をシリンダ20の吸い上げ通路20hの出口とし、その出口に逆止弁24を設けた。しかし、この他の実施の形態では、シリンダ20に中心孔20Aを形成し、その中心孔20Aの奥に加圧室30の入口30Bを設け、中心孔20A内に筒状の逆止弁24を収納してその入口30Bを塞ぐようにする。
【0042】
この他の実施の形態で使用する逆止弁24は、図7および8に示すように大径部24Aと小径部24Bとで構成する。大径部24Aには、上端に弾性鍔部24aを設けるとともに、中心に上向きに開口する中心孔24bを形成する。そして、その中心孔24bの開口に大きな面取り状斜面24cを設けるとともに、中心孔24bの上部に複数の連通溝24dを放射状に設け、それぞれ一部を外周に貫通して弾性鍔部24a下に貫通孔24eを開口してなる。
【0043】
他方、小径部24Bには、下端外周を膨らませて膨出部24fを形成するとともに、中心に下向きに開口する中心孔24gを設ける。そして、中心孔24gの上部に複数の貫通孔24hを放射状に設け、膨出部24f上の首部24iの外周に開口してなる。
【0044】
そして、この逆止弁24をシリンダ20の中心孔20A内に収納したとき、その膨出部24fを加圧室30の入口30Bに通してその入口30Bの内周縁を首部24i外周に当て、わずかに上下移動自在とする。このとき、逆止弁24の弾性鍔部24aと、ピストン28の円筒部28bの内周面との間には、わずかな隙間を設ける。
【0045】
また、上述した図1ないし5で示す実施の形態では、押下釦17の押し下げ最終段階でピストン28の連通凹溝28e位置がシリンダ20の押し当て部20kに達し、その連通凹溝28eを通して加圧室30内とシリンダ20内の吸い上げ通路20hとを連通して加圧室30内の圧力を大気圧に戻した。しかし、この他の実施の形態では、連通凹溝28eに代えてピストン28に溝状凹部28Aを形成し、押下釦17の押し下げ最終段階でその溝状凹部28A位置がシリンダ20の押し当て部20kに達すると、その溝状凹部28Aを通して加圧室30内と吸い上げ空間29とを連通して加圧室30内の圧力を大気圧に戻すようにする。また、このとき同時に、吸い上げ空間29から容器10内に吐出する混合内容物によって容器10内の混合内容物を撹拌する。
【0046】
そして、この図6ないし12に示す噴出器を使用するときは、容器10を持って噴出器をよく振り、容器10内の混合内容物を十分に撹拌するとともに、図9に示すように撹拌部材25で加圧室30内の混合内容物を撹拌する。
【0047】
それから、手を掛けて押下釦17を付勢部材27に抗して押し下げると、噴出管15を介してピストン28を押し込み、加圧室30内の圧力が高まる。そして、その加圧室30内の圧力によるピストン28の押下力が付勢部材27の付勢力より大きくなったとき、図10に示すように、噴出管15に対してピストン28を移動して出口弁28gの押し当てを解除し、加圧室30の出口30Aを開いて噴出管15の小径管部15c内と加圧室30内とを連通する。すると、加圧室30内の混合内容物を小径管部15cへと送り出し、さらに押下釦17の内部通路17bを通してノズル部材18のノズル18aから外部へ勢いよく噴出する。
【0048】
そして、押下釦17の押し下げ最終段階でピストン28の溝状凹部28A位置がシリンダ20の押し当て部20kに達すると、その溝状凹部28Aを通して加圧室30内と吸い上げ空間29とを連通し、さらに連通孔20eを通して容器10内と連通する。その結果、加圧室30内に残った圧力を溝状凹部28Aから容器10内へ逃がし、図11に示す状態として加圧室30内を大気圧に戻す。
【0049】
すると、図示するように、付勢部材27で再びピストン28の出口弁28gを噴出管15に押し当てて加圧室30の出口30Aを閉じ、小径管部15c内と加圧室30内との連通を遮断してノズル18aからの混合内容物の噴出を止める。
【0050】
その後、押下釦17から手を離して押し下げを解除すると、付勢部材27でピストン28および噴出管15を一緒に押し上げる。そのとき、加圧室30内を負圧化して図12に示すように逆止弁24を浮かせ、加圧室30の入口30Bを開いて容器10内の混合内容物を小径パイプ22、吸い上げ通路20h、逆止弁24の小径部24Bの中心孔24gおよび貫通孔24h、逆止弁24の大径部24A外周面とシリンダ20の中心孔20A内周面との間、溝状凹部28Aを通して加圧室30内に吸い上げ、押下釦17を元の位置に復帰する。
【0051】
他方、加圧室30内では、その加圧室30内に吸い上げられ、またその加圧室30内から排出される混合内容物の流れで、該加圧室30内に移動自在に設ける撹拌部材25が踊って、その撹拌部材25で加圧室30内の混合内容物を十分に撹拌することができる。そして、粉体を加圧室30内で沈殿することなく液体とともにノズル18aから噴出する。
【0052】
なお、図6ないし12に示す噴出器でも、図10に示す噴霧状態としたとき、ピストン28の下端がシリンダ20の上向き環状穴20bの外周面に形成した凹部20qに達し、外部と容器10内とを連通し、その容器10内の減圧を防止する構成とする。
【0053】
さて、上述した2つの実施の形態では、いずれも出口弁28gをピストン28と一体に形成し、ピストン28を付勢する付勢部材27で加圧室30の出口に押し当てた。しかし、出口弁28gをピストン28と別体に形成し、ピストン28とは別個の付勢部材で加圧室30の出口に押し当てるようにしてもよい。また、そのときは、噴出管15とピストン20とを一体につくることもできる。
【0054】
さらに、上述した2つの実施の形態では、加圧室30を主としてピストン28内に形成したが、シリンダ20とピストン28とを用いて形成すれば、主としてシリンダ20内に形成するようにしてもよい。また、撹拌部材25をボール状に形成したが、ボール状に限ることなく、加圧室30内で移動してその加圧室30内の混合内容物11を撹拌できる形状であればよい。
【0055】
【発明の効果】
以上のとおり、請求項1および2に記載の発明によれば、使用時、加圧室中の混合内容物の流れで撹拌部材が踊って、その撹拌部材で加圧室内の混合内容物を十分に撹拌するから、粉体を加圧室内で沈殿することなく液体とともに押下釦のノズルを通して噴出することができる。
【0056】
請求項3および4に記載の発明によれば、使用時、吸い上げ空間内の混合内容物を連通孔を通して吐出することで容器内の混合内容物を撹拌するから、粉体を容器内で沈殿することなく液体とともに加圧室内に吸い上げ、その吸い上げた混合内容物を押下釦のノズルを通して噴出することができる。
【0057】
請求項5に記載の発明によれば、使用時、容器内の混合内容物を撹拌して加圧室内に吸い上げるとともに、その加圧室内に吸い上げた混合内容物を撹拌部材で十分に撹拌して噴出するから、粉体を沈殿することなく液体とともにノズルから噴出することができる。
【0058】
請求項6に記載の発明によれば、押下釦の押し下げ最終段階で加圧室内の圧力を大気圧に戻すから、押し下げ解除により押下釦を元の位置に復帰するとき容器内の混合内容物を加圧室内に十分に吸い上げることができる。
【0059】
請求項7に記載の発明によれば、撹拌部材をボール状に形成するから、加圧室内を縦横に動いて使用時における加圧室内の混合内容物の撹拌効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態である噴出器で用いる往復ポンプの縦断面図である。
【図2】その噴出器全体を、容器の一部を破断して示す正面図である。
【図3】使用時にその往復ポンプの押下釦を押し下げたときの縦断面図である。
【図4】その押し下げ最終段階における縦断面図である。
【図5】その押し下げ解除時における縦断面図である。
【図6】この発明の他の実施の形態である噴出器の部分縦断面図である。
【図7】その噴出器で用いる逆止弁の正面および平面図である。
【図8】その逆止弁の縦断面図である。
【図9】使用前にその噴出器を持って振ったときの往復ポンプ内の状態を示す縦断面図である。
【図10】使用時にその往復ポンプの押下釦を押し下げたときの縦断面図である。
【図11】その押し下げ最終段階における縦断面図である。
【図12】その押し下げ解除時における縦断面図である。
【符号の説明】
10 容器
10a 口部
11 混合内容物
17 押下釦
17b 内部通路
18a ノズル
20 シリンダ
20e 連通孔
24 逆止弁
25 撹拌部材
27 付勢部材
28 ピストン
28g 出口弁
29 吸い上げ空間
30 加圧室
P 往復ポンプ
Claims (7)
- 液体に粉体を混入した混合内容物を容器内に収納し、その容器の口部に往復ポンプを取り付け、その往復ポンプの押下釦の押し下げおよびその押し下げ解除により、前記容器内から前記混合内容物を加圧室内に吸い上げてその加圧室内から前記押下釦のノズルを通して噴出する往復ポンプタイプの噴出器において、
前記加圧室の混合内容物を撹拌する撹拌部材を、前記加圧室内に移動自在に設けてなる、往復ポンプタイプの噴出器。 - 液体に粉体を混入した混合内容物を収納する容器と、その容器の口部に取り付ける往復ポンプとからなり、
その往復ポンプに、
ノズルに通ずる内部通路を備え、手を掛けて押し下げ可能に設ける押下釦と、
その押下釦を押し下げたとき押し込むピストンと、
そのピストンを摺動自在に収納するシリンダと、
そのシリンダと前記ピストンとを用いて形成し、前記容器内に通ずる入口および前記押下釦の内部通路に通ずる出口を有する加圧室と、
その加圧室の出口に設け、前記押下釦を押し下げて前記ピストンを押し込んだとき前記加圧室内の圧力を高めることで付勢力に抗して移動して前記出口を開く出口弁と、
前記押下釦から手を離したときその押下釦を前記ピストンとともに元の位置に復帰する付勢部材と、
前記加圧室の入口に設け、前記押下釦を前記ピストンとともに元の位置に復帰するとき前記加圧室内の圧力を負圧化することで前記加圧室の入口を開く逆止弁と、
前記加圧室内に移動自在に設け、その加圧室内に吸い上げた前記混合内容物を撹拌する撹拌部材と、
を備えてなる、往復ポンプタイプの噴出器。 - 液体に粉体を混入した混合内容物を容器内に収納し、その容器の口部に往復ポンプを取り付け、その往復ポンプの押下釦の押し下げおよびその押し下げ解除により、前記容器内から前記混合内容物を加圧室内に吸い上げてその加圧室内から前記押下釦のノズルを通して噴出する往復ポンプタイプの噴出器において、
前記押下釦を押し下げたとき押し込むピストンとそのピストンを摺動自在に収納するシリンダとを用いて、前記加圧室とは別に吸い上げ空間を形成し、
前記押下釦の押し下げを解除してその押下釦を元の位置に復帰するとき前記吸い上げ空間内に入れた前記容器内の混合内容物を、前記押下釦を押し下げたとき前記容器内に吐出する連通孔を設けてなる、往復ポンプタイプの噴出器。 - 液体に粉体を混入した混合内容物を収納する容器と、その容器の口部に取り付ける往復ポンプとからなり、
その往復ポンプに、
ノズルに通ずる内部通路を備え、手を掛けて押し下げ可能に設ける押下釦と、
その押下釦を押し下げたとき押し込むピストンと、
そのピストンを摺動自在に収納するシリンダと、
そのシリンダと前記ピストンとを用いて形成し、前記容器内に通ずる入口および前記押下釦の内部通路に通ずる出口を有する加圧室と、
その加圧室の出口に設け、前記押下釦を押し下げて前記ピストンを押し込んだとき前記加圧室内の圧力を高めることで付勢力に抗して移動して前記出口を開く出口弁と、
前記押下釦から手を離したときその押下釦を前記ピストンとともに元の位置に復帰する付勢部材と、
前記加圧室の入口に設け、前記押下釦を前記ピストンとともに元の位置に復帰するとき前記加圧室内の圧力を負圧化することで前記加圧室の入口を開く逆止弁と、
前記シリンダと前記ピストンとを用いて前記加圧室とは別に形成し、連通孔を介して前記容器内と連通し、手を離して前記押下釦を元の位置に復帰するとき前記容器内の混合内容物を入れ、前記押下釦を押し下げたとき前記容器内に吐出する吸い上げ空間と、
を備えてなる、往復ポンプタイプの噴出器。 - 液体に粉体を混入した混合内容物を容器内に収納し、その容器の口部に往復ポンプを取り付け、その往復ポンプの押下釦の押し下げおよびその押し下げ解除により、前記容器内から前記混合内容物を加圧室内に吸い上げてその加圧室内から前記押下釦のノズルを通して噴出する往復ポンプタイプの噴出器において、
前記加圧室の混合内容物を撹拌する撹拌部材を、前記加圧室内に移動自在に設けるとともに、
前記押下釦を押し下げたとき押し込むピストンとそのピストンを摺動自在に収納するシリンダとを用いて、前記加圧室とは別に吸い上げ空間を形成し、
前記押下釦の押し下げを解除してその押下釦を元の位置に復帰するとき前記吸い上げ空間内に入れた前記容器内の混合内容物を、前記押下釦を押し下げたとき前記容器内に吐出する連通孔を設けてなる、往復ポンプタイプの噴出器。 - 前記押下釦の押し下げ最終段階で前記加圧室と前記吸い上げ空間とを連通してなる、請求項5に記載の往復ポンプタイプの噴出器。
- 前記撹拌部材をボール状に形成してなる、請求項1、2、5、または6に記載の往復ポンプタイプの噴出器。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04470897A JP3697012B2 (ja) | 1996-03-22 | 1997-02-13 | 往復ポンプタイプの噴出器 |
US08/820,942 US5881925A (en) | 1996-03-22 | 1997-03-19 | Atomizer of reciprocating pump type |
GB9705791A GB2311337B (en) | 1996-03-22 | 1997-03-20 | Atomizer of reciprocating pump type |
FR9703406A FR2746376B1 (fr) | 1996-03-22 | 1997-03-20 | Atomiseur du type a pompe a mouvement alternatif |
DE19712256A DE19712256B4 (de) | 1996-03-22 | 1997-03-24 | Zerstäuber mit sich hin- und herbewegenden Kolben |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9328696 | 1996-03-22 | ||
JP8-93286 | 1996-03-22 | ||
JP04470897A JP3697012B2 (ja) | 1996-03-22 | 1997-02-13 | 往復ポンプタイプの噴出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09313996A JPH09313996A (ja) | 1997-12-09 |
JP3697012B2 true JP3697012B2 (ja) | 2005-09-21 |
Family
ID=26384668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04470897A Expired - Fee Related JP3697012B2 (ja) | 1996-03-22 | 1997-02-13 | 往復ポンプタイプの噴出器 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5881925A (ja) |
JP (1) | JP3697012B2 (ja) |
DE (1) | DE19712256B4 (ja) |
FR (1) | FR2746376B1 (ja) |
GB (1) | GB2311337B (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19749514A1 (de) | 1997-11-08 | 1999-05-12 | Pfeiffer Erich Gmbh & Co Kg | Verfahren zum Ausbringen von wenigstens zwei verschiedenen Medien und Spender dafür |
DE19807922A1 (de) * | 1998-02-25 | 1999-08-26 | Pfeiffer Erich Gmbh & Co Kg | Spender für Medien |
USD423922S (en) * | 1998-12-03 | 2000-05-02 | Shiseido Co., Ltd. | Combined spray bottle and cap |
US6627178B1 (en) | 1999-07-30 | 2003-09-30 | Garret D. Cawthon | Methods, compositions and systems for the prevention and treatment of diaper rash |
DE60117245T2 (de) * | 2000-04-17 | 2006-10-05 | Daizo Corp. | Aerosoles hautprodukt zum wechselweisen besprühen |
FR2862107B1 (fr) * | 2003-11-07 | 2006-02-10 | Valois Sas | Pompe de distribution de produit fluide. |
US7726520B2 (en) * | 2005-12-22 | 2010-06-01 | Innopak Inc. | Metered dispenser with feed-containing piston drive mechanism |
US7735692B2 (en) * | 2006-10-10 | 2010-06-15 | Meadwestvaco Calmar, Inc. | Rotating dispenser head with locking and venting closure connector for an air foaming pump dispenser |
KR101408641B1 (ko) * | 2007-11-01 | 2014-06-17 | 주식회사 종우실업 | 내용물을 변질시키지 않는 거품발생 펌프 |
CN103416947B (zh) * | 2012-05-23 | 2015-12-30 | 洽兴包装工业(中国)有限公司 | 真空负压式容器泵搅拌芯结构 |
US9717679B1 (en) | 2012-12-17 | 2017-08-01 | Touchless Designs LLC | Methods for the prevention and treatment of animal skin conditions |
KR101378719B1 (ko) * | 2014-01-24 | 2014-03-27 | (주)연우 | 파우더 토출 용기 |
US10064795B2 (en) | 2015-05-22 | 2018-09-04 | Grip Tight Sport Llc | Atomizing spray for grip enhancement |
US10994922B2 (en) * | 2018-01-29 | 2021-05-04 | Mitani Valve Co., Ltd. | Metering valve mechanism of aerosol container and aerosol type product with said metering valve mechanism |
USD929237S1 (en) * | 2018-12-24 | 2021-08-31 | Yonwoo Co., Ltd. | Container for cosmetics |
DE102023115787A1 (de) * | 2023-06-16 | 2024-12-19 | E-Commerce International UG (haftungsbeschränkt) | Zerstäubungs- sowie Dosiervorrichtung zum Abgeben von zähen, viskosen, und/oder flüssigen Fluiden |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3118568A (en) * | 1961-02-20 | 1964-01-21 | Devoe & Raynolds Co | Measuring colorant dispenser |
US3143252A (en) * | 1962-03-05 | 1964-08-04 | Justin J Shapiro | Liquid dispensing apparatus |
DE1475174A1 (de) * | 1965-09-20 | 1969-01-16 | Afa Corp | Fluessigkeitssprayvorrichtung |
US3491916A (en) * | 1966-04-18 | 1970-01-27 | Dow Chemical Co | Polyurethane aerosols |
JPS55380Y2 (ja) * | 1976-09-18 | 1980-01-08 | ||
US4511065A (en) * | 1980-02-13 | 1985-04-16 | Corsette Douglas Frank | Manually actuated pump having pliant piston |
US4583692A (en) * | 1984-02-24 | 1986-04-22 | Revlon, Inc. | Self-cleaning actuator button for dispensing liquids with particulate solids from a pressurized container or by piston pump |
KR910004343B1 (ko) * | 1984-05-31 | 1991-06-26 | 워츠 룩싱게트 페드로 | 분무기와 작동용 다이아프램 펌프 |
US4928857A (en) * | 1987-05-15 | 1990-05-29 | Ecker Frederick K | Hand operated soap dispenser |
FR2631393B1 (fr) * | 1988-05-10 | 1993-09-17 | Lindal Verpackungstech Gmbh | Pompe a precompression pour la diffusion d'un liquide |
DE3827718A1 (de) * | 1988-08-16 | 1990-02-22 | Faber Castell A W | Vorrichtung zum auftragen von viskosen substanzen |
ATE96699T1 (de) * | 1990-03-24 | 1993-11-15 | George Edgar Callahan | Spender zum verschaeumen eines fluessigen fuellguts. |
JPH0435555A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-06 | Fujitsu Ltd | 通信処理方法 |
FR2686377B1 (fr) * | 1992-01-20 | 1994-03-25 | Valois | Pompe a precompression perfectionnee. |
-
1997
- 1997-02-13 JP JP04470897A patent/JP3697012B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1997-03-19 US US08/820,942 patent/US5881925A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-03-20 FR FR9703406A patent/FR2746376B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1997-03-20 GB GB9705791A patent/GB2311337B/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-03-24 DE DE19712256A patent/DE19712256B4/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2746376B1 (fr) | 1999-02-26 |
JPH09313996A (ja) | 1997-12-09 |
GB2311337B (en) | 1999-11-24 |
US5881925A (en) | 1999-03-16 |
DE19712256B4 (de) | 2007-09-06 |
FR2746376A1 (fr) | 1997-09-26 |
GB9705791D0 (en) | 1997-05-07 |
DE19712256A1 (de) | 1997-11-06 |
GB2311337A (en) | 1997-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3697012B2 (ja) | 往復ポンプタイプの噴出器 | |
JP2841202B2 (ja) | 媒体用手動操作排出装置 | |
US5350116A (en) | Dispensing apparatus | |
KR101525198B1 (ko) | 벤츄리 효과 스프레이 장치, 및 미용 및 향료에서의 용도 | |
US4214677A (en) | Spray dispensing container | |
CA2020425A1 (en) | Device for projecting a dose of divisible substance | |
US5725155A (en) | Aerosol-foam dispenser head | |
US20180338599A1 (en) | Mist pump of cosmetic container | |
JP3895654B2 (ja) | 泡噴出器 | |
JPH07300150A (ja) | 泡噴出容器 | |
CN111741909A (zh) | 定量喷射单元 | |
JP4804932B2 (ja) | 噴霧器 | |
JPH05229577A (ja) | ディスペンサーポンプ | |
JP3889853B2 (ja) | 噴出器用の往復ポンプ | |
JP3827408B2 (ja) | 噴出器 | |
JPH1034039A (ja) | 液体噴出器 | |
JP4301547B2 (ja) | 噴出装置、および噴出器 | |
JPH11247758A (ja) | 噴出ポンプ | |
JP3349520B2 (ja) | ディスペンサーポンプ | |
JP3720894B2 (ja) | 噴出器 | |
JP3382378B2 (ja) | 噴出器 | |
JP3359989B2 (ja) | 噴出容器 | |
JP2001231859A (ja) | 噴射装置 | |
JP4511856B2 (ja) | 噴出装置、および噴出器 | |
KR200439017Y1 (ko) | 펌프식 용기의 내용물 배출노즐 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050610 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050614 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050701 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080708 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090708 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090708 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100708 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110708 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120708 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120708 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130708 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |