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JP3674605B2 - Wcdmautranシステム - Google Patents

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JP3674605B2
JP3674605B2 JP2002158128A JP2002158128A JP3674605B2 JP 3674605 B2 JP3674605 B2 JP 3674605B2 JP 2002158128 A JP2002158128 A JP 2002158128A JP 2002158128 A JP2002158128 A JP 2002158128A JP 3674605 B2 JP3674605 B2 JP 3674605B2
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、DCH(Dedicated Channel )のデータ量を制御するWCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)UTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network)システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
WCDMAシステムにおけるUTRANは、携帯端末等のユーザ装置(User Equipment:UE)と交換網等のコアネットワーク(Core Network:CN)の中間に位置して、それぞれのインタフェースの相互接続を実現するノードである。
図16は、従来の、及び本発明が適用されるUTRANの一般的な構成を示したものであって、UE5とのAir(無線回線)インタフェースであるUu点を収容する基地局( Node B)3,4と、CN1とのインタフェースであるIu点を終端する基地局制御装置(Radio Network Controller:RNC)2とからなる概略構成を有するUTRAN10が示されている。
【0003】
RNCは、Iubインタフェースを介して複数の Node Bを収容し、制御情報のやりとりを行う制御チャネル(Control Channel :CCH)や、ユーザデータを伝達するトラヒックチャネル(Traffic Channel :TCH)に関する、種々な処理を実現するが、これらのうち、ユーザ間で共有されるものを共通チャネルと呼び、ユーザ個別に割り当てられるものを個別チャネル(Dedicated Channel :DCH)と呼んでいる。
共通チャネルに属する代表的な機能は、呼び出し(Paging)機能であり、個別チャネルに属する代表的な機能は、瞬断を防止するための選択合成/分配機能である。
【0004】
UTRAN10において、RNCと Node BとのインタフェースであるIub点上のDCHは、3GPP TS25.427(Technical Specification Group Radio Access Network;UTRAN Iub/Iur Interface User Plane Protcol )に規定されている、Iub Frame Protcol 仕様で動作することが要求されている。
この仕様に規定されている、上り( Node B→RNC)DCHと下り(RNC→ Node B)DCHの仕様における、相違点の一つとして、normalモード/silentモードの選択自由度が挙げられる。すなわち、上り(Uplink:UL)側のDCHモードは事業者が選択可能であるが、下り(Downlink:DL)側は、 Node Bが下り側(Airインタフェース)においてnormalモードが必須と定められているため、RNC側も下り側のモードは、silentモードかnormalモードの二者択一であれば、normalモードを選ばざるを得ない。
なおここで、 normal モードは、送信処理期間ごとに有効データの到着状況をチエックして、有効データがある場合にはその有効データを送出し、有効データがない場合には、 No Dataフレームを送出するモードであり、silentモードは、有効データがある場合にはその有効データを送出するが、有効データがない場合にはなにも送出しないモードである。
【0005】
図17は、上り側において normal モードを採用した場合の伝送データを示したものである。上りで normal モードを選択した場合は、 Node Bはユーザごとに処理周期(Transmission Timing Interval:TTI、10,20,40,80[ms] が規定されている)内に、UEからのユーザデータの受信の有無に関わらず、RNCに対してIubフレームを送出することが義務付けられている。
ユーザデータを受信していないい場合にRNCに送出されるデータは、 No Dataフレームと呼ばれる。 No Dataフレームには、ユーザデータは含まれていないが、ユーザデータと同様に、無線の品質情報が付与されている。
そこで、RNCは、TTI周期で Node Bとのトランスポート同期や無線の品質状態を監視できるため、 Node Bと連携してきめ細かな制御(同期外れの復旧や、送信電力制御等)を行うことが可能になるが、TTI周期で必ずフレーム処理が発生するため、帯域,処理能力の面からは大きな負荷になる恐れがある。
【0006】
図18は、上り側においてsilentモードを採用した場合の伝送データを示したものである。図18に示すように、上りでsilentモードを採用した場合は、RNCが Node Bから受信するデータは、すべてユーザデータとなる。 Node Bは、UEからユーザデータを受信しない場合は、RNCにはデータを送出しない。
このモードでは、データ量が少ないケースでは、トランスポートの同期外れや無線品質の監視等の面で精度が落ちるが、データがない場合にはセル(データ)のやりとりを行わないので、帯域,処理能力の面からは normal モードより有利である。なおここで述べているセルの単位として代表的なものは、ATM(Asynchronous Transfer Mode)パケット、及びIP(Internet Protcol)パケットである。
【0007】
図19は、下り側におけるDCHデータの伝送を示したものである。下り(RNC→ Node B)DCHでは、図19に示すように、 normal モードが必須になっている。すなわち、RNCは、TTI周期で Node Bにユーザデータもしくは No Dataフレームを送出することになる。
上り側と同様に、有効なデータがなくてもユーザ単位でTTI周期で、フレーム組み立て,送出処理を規定のタイミングで行うことは、RNCと Node Bにとって負担になり、帯域の面でも不利である。
【0008】
現状のWCDMAシステムでは、フレームはATMセルで伝送されるため、データがなくても、53[oct] /TTIの帯域を消費する。例えば、TTI=10[ms]の場合、最低でも1ユーザ当たり、42.4Kbps(=53[oct] ×8/10[ms])の帯域が必要になる。
そこで、Iモード等のように、数Kbps 程度の Best Effort呼を伝送する場合等では効率が悪く、将来、既存資源を流用してシステムの多重度を上げる場合等に、帯域の問題で回線増設を余儀なくされる恐れがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のWCDMA UTRANシステムでは、normalモード時、ユーザデータが存在しない場合でも、RNCと Node Bの間で、TTIごとに No Dataフレームのやりとりを行っていたので、帯域,処理能力の面から負担が大きいという問題があった。
この発明は上述の事情に鑑みてなされたものであって、ユーザデータがない場合の、RNCと Node B間のセル送受信処理を軽減することによって、帯域の有効活用とシステムの処理能力の経済化とを図ることが可能な、WCDMA UTRANシステムを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明はWCDMA UTRANシステムに係り、Uu点を介してユーザ装置(以下、UEという)と通信を行うノード(以下、 Node Bという)と、Iu点を介してコアネットワーク(以下、CNという)と通信を行う基地局制御装置(以下、RNCという)とがIub点を介して接続され、前記 Node BからRNCに向かう上り側の個別チャネル(以下、DCHという)にはnormalモード又はsilentモードを用い、RNCから Node Bに向かう下り側のDCHにはnormalモードを用いるWCDMAシステムのUTRANにおいて、
前記 Node Bは、前記RNCからの No Dataフレーム受信時、前記UEに対してデータを送出しないとともに、前記UEからのデータ未受信時、複数の処理周期(以下、TTIという)ごとに前記RNCに対して No Dataフレームを送出し、前記RNCは、前記 Node Bからのデータ未受信時、前記CNに対してデータを送信しないとともに、前記CNからのデータ未受信時、複数TTIごとに前記 Node Bに対して No Dataフレームを送出する semi-normalモードを設けることを特徴としている。
【0011】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のWCDMA UTRANシステムに係り、前記 No Dataフレームを送出すべきデータ未受信期間が、上位からの指示に基づいて変更可能なことを特徴としている。
【0012】
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のWCDMA UTRANシステムに係り、前記normalモードから semi-normalモードへの切り替えを、前記RNCが制御フレームによって前記 Node Bとの間でネゴシエーションを行ったのちに実行することを特徴としている。
【0013】
また、請求項4記載の発明は、請求項3記載のWCDMA UTRANシステムに係り、前記ネゴシエーションが、上位のアプリケーション(以下、APLという)ソフトからの指示によって開始されることを特徴としている。
【0014】
また、請求項5記載の発明は、請求項4記載のWCDMA UTRANシステムに係り、前記APLソフトからの指示が、輻輳検出時、前記RNCから前記APLソフトへの通知に基づいて行われることを特徴としている。
【0015】
また、請求項6記載の発明は、請求項3記載のWCDMA UTRANシステムに係り、前記ネゴシエーションを、輻輳検出時、前記RNCが自立で開始することを特徴としている。
【0016】
また、請求項7記載の発明は、請求項1又は2記載のWCDMA UTRANシステムに係り、前記normalモードから semi-normalモードへの切り替えが、コネクション確立時、前記RNCから Node Bへの通知に基づいて行われることを特徴としている。
【0017】
また、請求項8記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか一に記載のWCDMA UTRANシステムに係り、前記normalモードから semi-normalモードへの切り替えが、インバンドでの通知に基づいて行われることを特徴としている。
【0018】
また、請求項9記載の発明は、請求項1又は2記載のWCDMA UTRANシステムに係り、前記normalモードから semi-normalモードへの切り替えが、アウトバンドでの通知に基づいて行われることを特徴としている。
【0019】
また、請求項10記載の発明は、請求項9記載のWCDMA UTRANシステムに係り、前記normalモードから semi-normalモードへの切り替えを、アウトバンドでの通知に基づいて、対向装置のすべてのコネクションに対して一括して行うことを特徴としている。
【0020】
また、請求項11記載の発明は、請求項9記載のWCDMA UTRANシステムに係り、前記normalモードから semi-normalモードへの切り替えを、アウトバンドでの通知に基づいて、サービスごとに一括して行うことを特徴としている。
【0021】
また、請求項12記載の発明は、請求項1乃至11のいずれか一に記載のWCDMA UTRANシステムに係り、 semi-normalモード時、前記 Node Bが No Dataフレーム未送出期間の品質情報を積算して、次の No Dataフレームによって前記RNCに通知することを特徴としている。
【0022】
また、請求項13記載の発明は、請求項1乃至12のいずれか一に記載のWCDMA UTRANシステムに係り、前記normalモードから semi-normalモードへの切り替えを、前記RNCと Node Bとが同期して行うことを特徴としている。
【0023】
また、請求項14記載の発明は、請求項1乃至12のいずれか一に記載のWCDMA UTRANシステムに係り、前記normalモードから semi-normalモードへの切り替えを、前記RNCと Node Bとが非同期で行うことを特徴としている。
【0024】
また、請求項15記載の発明は、請求項14記載のWCDMA UTRANシステムに係り、前記非同期のモード切り替えを、制御フレームの受信をトリガとして行うことを特徴としている。
【0025】
また、請求項16記載の発明は、WCDMA UTRANシステムに係り、Uu点を介してUEと通信を行う Node Bと、Iu点を介してCNと通信を行うRNCとがIub点を介して接続され、前記 Node BからRNCに向かう上り側のDCHにはnormalモード又はsilentモードを用い、RNCから Node Bに向かう下り側のDCHにはnormalモードを用いるWCDMAシステムのUTRANにおいて、前記RNCにおける帯域と処理能力に関する負荷が重いか又は軽いかに応じてシステムのTTIを変化させてRNCと Node Bとの相互間における No Data フレームの送信間隔を選択することによって、前記負荷が重い場合には No Data フレームの送信間隔を大きくし、前記負荷が軽い場合には No Data フレームの送信間隔を小さくすることを特徴としている。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用いて具体的に行う。
◇第1実施例
図1は、この発明の第1実施例であるWCDMA UTRANシステムにおける、 Node Bの第1の動作例を説明する図、図2は、この発明の第1実施例であるWCDMA UTRANシステムにおける、 Node Bの第2の動作例を説明する図、図3は、この発明の第1実施例であるWCDMA UTRANシステムにおける、RNCの第1の動作例を説明する図、図4は、この発明の第1実施例であるWCDMA UTRANシステムにおける、RNCの第2の動作例を説明する図、図5は、モード切り替え通知フレームのフォーマットを例示する図、図6は、インバンドでの第1のモード切り替えイメージを示す図、図7は、インバンドでの第2のモード切り替えイメージを示す図、図8は、非同期切り替えの場合の動作イメージを示す図、図9は、 No Dataフレームの処理周期が長い場合の動作イメージを示す図、図10は、 No Dataフレームの処理周期が短い場合の動作イメージを示す図、図11は、normalモード時における上り方向の品質情報収集方法の例を示す図、図12は、 semi-normalモード時における上り方向の品質情報収集方法の例を示す図である。
この例のWCDMA UTRANシステムにおけるUTRANの構成は、図16に示された従来例の場合と同様である。
【0027】
この例のUTRAN10は、図16に示された構成を有し、上りリンク(UL)のnormalモード/silentモードと、下りリンク(DL)のnormalモードをサポートする、 Node B3,4とRNC2とから構成され、その一部(又は全部)が、 semi-normalモードをサポートする。
なおここで、 semi-normalモードは、normalモードとsilentモードとの中間的な性格を有するモードであって、送信処理期間ごとに有効データの到着状況をチエックして、有効データがある場合にはその有効データを送出し、有効データがない状態が継続する場合には、所定区間ごとに No Dataフレームを送出するものである。
【0028】
UTRAN10は、Uu(Air )点を介して携帯端末等のUE5と、Iu点を介して交換網等のCN1と通信を行う。 semi-normalモードをサポートするRNC2と Node B3,4は、モード(normalモード/silentモード)切り替えを、制御(Control )フレームの受信、制御(Application :APL)ソフトからの指示(C-plane)、自立、又はその他の外部要因、又は複数のこれらの手段の組み合わせに応じて実行する。UTRAN10の各ノードは、 semi-normalモード時、以下のような動作を行う。
【0029】
◇ Node B( semi-normalモード)の動作
図1は、 Node Bの動作を説明するものであって、RNC→ Node B→UE方向の伝送を行う場合を示している。
semi-normalモード時にRNCから No Dataフレームを受信した場合は、図1に示すように、タイミング調整(Timing Adjustment )等の通常のトランスポート同期の処理は実行するが、 Air(UE)へは No Dataフレームを受信したことを反映させない。
【0030】
図2は、 Node Bの動作を説明するものであって、UE→ Node B→RNC方向の伝送を行う場合を示している。
semi-normalモード時、RNCへは、UEからのデータ未受信が所定期間(図2では3TTI)継続した場合にのみ、 No Dataフレームを送信する。
【0031】
このとき、 Outer Loop 電力制御のために、この未送信期間の無線品質情報を監視して、その結果を No Dataフレームに反映させる手段も提供することをができる。例えば、 No Dataフレームに付与するQE値(無線区間のビットエラーレートを示すフィールド)を、その期間の平均値とする等の方法をとることができる。
この場合、 No Dataフレームの送信周期間の送信数も、一つだけとは限らず、上位からの設定で変更することが可能である。また、このモードは、周期等のパラメータも含めて、RNC→ Node B方向(下り)と、 Node B→RNC方向(上り)とに、それぞれ独立に設定(実行)することができる。
なお、 No Dataフレームの送信周期間の送信数の設定は、 Outer Loop 電力制御の場合に限らず、一般的に semi-normalモードでは、上位からの指示に基づいて行われる。また、この際、必ずしも指示を必要としない場合もあり得る。
【0032】
なお、ここで、 Outer Loop 電力制御は、RNCとUEとが、長区間の通信品質測定を行って、通信品質BER(Bit Error Rate)又はBLER(Block Error Rate)がある目標値になるように、受信信号の目標SIR(Signal to Interference Ratio)を設定し、受信信号のSIRが目標SIRになるように、送信信号レベルをアップ又はダウンさせるコマンドを相手側に送信して、受信側が送信電力を増減する制御を、相互に所定周期ごとに行うことによって、適切な信号品質を得るとともに、他局への干渉の増大を防止する送信電力制御方式を指している。
【0033】
◇RNC( semi-normalモード)の動作
図3は、RNCの動作を説明するものであって、 Node B→RNC→CN方向の伝送を行う場合を示している。
semi-normalモード時、図3に示すように、 Node Bから受信する No Dataフレームは、silentモードと同等の処理を行う。ただし、 No Dataフレームが到着すれば、normalモード時と同様に、無線品質情報等の収集は行うが、Iu側へのデータ送出は行わない。
【0034】
図4は、RNCの動作を説明するものであって、CN→RNC→ Node B方向の伝送を行う場合を示している。
RNC→ Node B方向の No Dataフレームの送信は、図4に示すように、Iu側からユーザデータを受信しない期間が指定された期間(図4では3TTI)継続した場合に行われる。
【0035】
以下、図1乃至図12及び図16を参照して、この例のWCDMA UTRANシステムの動作を説明する。
図5は、モード切り替え通知フレームのフォーマットを例示したものである。この例においては、RNCと Node Bに、インバンド(ユーザデータと同じコネクション上)で、normalモードと semi-normalモードとの切り替えのための、情報フレームをやりとりする機能を持たせる。
この場合におけるモード切り替えのための情報フレームとしては、図5に示すように、Iub上でやりとりされる既存のコントロールフレームフォーマットを利用することなどが考えられる。
【0036】
図5において、Frame CRCは、フレームごとに誤り検出を行うためのCRC(Cyclic Redundancy Check )符号の指定を示している。FTはフレームタイプを示し、0はデータフレーム、1はコントロールフレームを示す。コントロールフレームとしては、図示の0〜9の場合が規定されている。
例えば、RNCは上位APLソフトからモード切り替え指示を受けた場合、図5に示すように、自分が通信している Node Bに対して、モード切り替え通知(DLモード切り替え通知)を発行する。
Node Bは、この通知を受けたとき応答を返し、通知情報のタイミングでnormalモード→ semi-normalモードの切り替えを実行する。
【0037】
図6,図7は、インバンドでのモード切り替えのイメージを示したものであって、図6はインバンドでのモード切り替え動作のトリガのみを表示したものであり、図7はユーザプレーン(U-plane)のデータを含む場合の、インバンドでのモード切り替え動作を示したものである。
図6においては、規定タイミングで Node BとRNCとが、同期してモードを切り替える方式が示されているが、非同期で切り替えるようにしても、勿論差し支えない。
【0038】
図8は、非同期でのモード切り替えの例を示したものであって、・〜・は、RNCと Node Bにおいて行われる切り替え動作を順序に示したものである。
図8に示すように、コントロールフレームの受信をトリガとして、順次、モードを遷移させるようにすれば、複雑なタイミング制御も不要となる。
なお、図8においては、上り( Node B→RNC),下り(RNC→ Node B)のモード切り替えを、両方一度に行う例を示している。
【0039】
Node Bは、normalモードから semi-normalモードに切り替えられたとき、下り(DL)指定があれば、セルが到着しない場合は、Airに対して有効データを送出しないように動作する。すなわち、 No Dataフレームを受信したとしても、RNCとの同期制御のみを動作させて、Airのデータフォーマットには反映させない。なお従来のように、 No Dataフレームが到着しなくても到着したものとみなして、Airのデータフォーマットに反映させるようにしてもよい。
またRNCも、規定されたタイミングでnormalモードから semi-normalモードに切り替え、CNからユーザデータを受信しない間、RNC→ Node B方向の No Dataフレームを抑制する。
【0040】
なお、この場合における No Dataフレームの抑制の方法は、事業者がサービス種別ごとに規定すればよい。
例えば、Iモードに代表されるパケット呼などは、ネットワークの混雑時にはユーザが利用できる通信の伝送帯域を、必ずしも保証しないタイプの通信サービスである Best Effort型であって、トラヒックは通常バースト的であり、かつ再送制御の機能も具備していることから、 No Dataフレームをほとんど送出しないタイプの抑制指示を適用することが考えられる。
【0041】
図9は、 No Dataフレームの処理周期が長い場合の No Dataフレーム送出の例を示したものであって、例えば、図9に示すように、TTI×α周期ごとにのみ No Dataフレームを送出するようにしてもよい。
なお、αが無限大の場合、すなわちデータがない場合は、silentモードと一致し、RNC→ Node B間の帯域はほとんど消費されない。
【0042】
また、ユーザ個別に割り当てられる制御チャネルである個別制御チャネル(Dedicated Control Channel :DCCH)等は、パケット(Packet)と同様に、RLC(Radio Link Control)レイヤレベルの再送機能を具備しているが、接続時の遅延等を防止するためにモード切り替えを行わないか、又は、normalモードに近い制御を指示する等の選択肢が考えられる。
【0043】
図10は、 No Dataフレームの周期が短い場合のイメージを示したものであって、normalモードに近い制御が行われる場合を示したものである。
図10においては、2TTIごとに No Dataフレームを送出する場合が例示されている。
なお、データがない場合でも、RNC→ Node B間の帯域を消費するが、トランスポート周期が短い周期で監視されるので、同期はずれ回復時の即応性が向上する。
【0044】
このような、 No Dataフレームの送出周期設定モードの選択は、事業者が料金や信頼性等のサービスのどこに重点を置くかに大きく依存するため、一意には決めない方が無難である。そのため、装置の仕様としては、種々のパターンの No Dataフレーム送出制御手段を具備することが望ましい。
この例の方式の適用は、下り側に限ったものではなく、上り側にも適用可能である。また、 No Dataフレームのトラヒックパターンも、さまざまな思惑によって、いろいろのパターンが考えられる。例えば、 No Dataフレームの送受ごとに、前述のαの値を大きくする方法も考えられる。
【0045】
図11,図12は、上り方向の品質情報収集方法を概念的なイメージによって示したものであって、図11はnormalモード時を示し、図12は semi-normalモード時を示している。
normalモードで Outer Loop 等の電力制御を行う場合には、図11に示すように、 Node BはTTIごとに無線品質をフレームに乗せて送出し、RNCは全フレームの無線品質情報を集計して、 Outer Loop 電力制御の周期ごとに平均等をとって指示を出す。
また、 semi-normalモードで Outer Loop 等の電力制御を行う場合は、図12に示すように、 Node Bは No Dataフレームを送出しない期間の品質情報を積算して、フレーム送出ごとに無線品質をフレームに乗せて送出し、RNCは全フレームの無線品質情報を集計して、 Outer Loop 電力制御の周期ごとに平均等をとって指示を出すことによって、normalモード時と同等の電力制御を実現することができる。
【0046】
このように、この例のWCDMA UTRANシステムによれば、 Node BとRNCは、ユーザデータがない場合のセル送受信処理が軽減されるので、その分のリソースを他のユーザデータの処理に用いることができ、従って、WCDMA
UTRANシステムにおいて、高多重化と経済化を図ることが容易になる。
また、ユーザデータのみが回線に流れる可能性が大きくなるので、回線帯域の有効活用を図るとともに、遅延の発生を防止し、多重度を向上できる効果がある。
また、 No Dataフレームの送受信を抑制することによって、回線品質の差別化をより明確に定義でき、標準仕様の場合よりもメリハリのある価格設定が可能になる。
【0047】
さらに、 No Dataフレームの送受が減少することによって、同一条件下では本発明方式の未採用時と比較して、システム全体の省電力化を図ることができ、その結果、装置寿命の延長を期待できるようになる。
また、UTRAN内の不要なセルを減少させ又は0にすることができるので、トラヒック収集の精度を向上させることができる。
【0048】
◇第2実施例
第1実施例の方式では、 semi-normalモードに非対応なノードがある場合を想定して、コントロールフレームによってノード間でネゴシエーションを行ったのちに、モードを切り替えるようにしている。
これは、 semi-normalモードを対象としないノードが存在した場合を想定しているためであって、例えば、既存の Node Bでは、新規コントロールフレームをサポートしていないため、モード切り替え要求に対して応答を返すことができない。これによってシステムは、ノードが semi-normalモードに非対応であることを認識して、モード切り替えを中断することができる。
しかしながら、UTRANの全ノードにおいて semi-normalモードとnormalモードとに対応可能な場合は、ネゴシエーションを省略して、コネクション接続時から意図するモードで通信を行う方式も考えられる。例えば、通話開始から終話まで、 semi-normalモード又はnormalモードを指定すればよい。
【0049】
図13は、コネクション設定時にモードを指定する方式の例を示したものであって、コントロールフレームを使用する場合と対比して示している。
図13において(a)は、コネクション設定時にモードを指定する場合を示し、・,・はそれぞれRNCと Node Bの、 semi-normalモードでの立ち上げを示している。これに対して(b)は、コントロールフレームを使用してモード切り替えを行う場合を示したものである。
【0050】
このように、この例のWCDMA UTRANシステムによれば、第1実施例の場合と同様の効果が得られるとともに、不要なコントロールフレームや指示プリミティブを省略できるため、システムに対する負荷を、第1実施例の場合よりも、さらに軽減することが可能になる。
【0051】
◇第3実施例
この例のWCDMA UTRANシステムにおいては、APLソフトの介在なしに装置が自立で、図6に示されたようなコントロールフレームによるネゴシエーションを行って、 semi-normalモード/normalモードの切り替えを行う。
この例の方式では、装置が通常具備している輻輳検出判断機能において、輻輳又は輻輳に近い状態に陥ったときに、ユーザフレームを欠落させないために、装置が自らコントロールフレームを対向ノードに送出して、 semi-normalモードに切り替え、輻輳が解除された場合等には、再びnormalモードに切り戻すようにする。
【0052】
図14は、輻輳時等に装置が自動的にモード切り替えを行う方式の第1の例を示し、図15は、輻輳時等に装置が自動的にモード切り替えを行う方式の第2の例を示したものである。
図14に示す方式においては、RNCが輻輳を検出したとき、APLソフトに対して輻輳通知を行うとともに、Iubコントロールフレームによって、 Node Bに切り替え通知を行ったのち、モードの自立切り替えを行う。
この例の方式は、通常のように輻輳時には低優先のユーザデータから破棄して復旧する方式とは異なり、不要な No Dataフレームを減少させて、極力、ユーザデータの欠落を防止する方式となるため、高負荷時の品質劣化を防止する手段として有効である。
【0053】
図15に示す方式においては、RNCが輻輳を検出したとき、APLソフトに対して輻輳通知を行って、APLソフトからモード切り替え指示を受けたとき、Iubコントロールフレームによって、 Node Bに切り替え通知を行ったのち、モードの切り替えを行うようにする。
この方式では、輻輳通知を受けたAPLソフトがRNCに対して、非優先の呼に対する、モード切り替えを指示することができる。この方式は、高負荷時の品質劣化を防止するとともに、装置単体では検出できない輻輳等が発生した場合等に有効である。
【0054】
このように、この例のWCDMA UTRANシステムによれば、第1実施例の場合と同様の効果が得られるとともに、不要な No Dataフレームを減少させて、ユーザデータの欠落を防止するので、高負荷時の品質劣化を防止することができる。
【0055】
◇第4実施例
この例のWCDMA UTRANシステムにおいては、ユーザ個別にモードを切り替えるのではなく、ノード間の共通チャネル(CCH)、又は専用チャネルを確保して、このチャネル上で通知情報をやりとりして、対向装置のすべてのコネクションに対して一括してアウトバンドでモード切り替えを通知することによって、その装置が扱っている全コネクションについて、装置ごとにモードを切り替える。
この方式は、輻輳時等において、チャネル個別に制御を行うようにすると、復旧までに時間がかかることを想定して、一旦、すべてのチャネルのモードを semi-normalモードに切り替えて、優先度の高いチャネルから順次個別に、normalモードに徐々に切り戻す等の方式を採用する場合等に用いられる。
なお、この場合、チャネル一括でなく、サービスごとに一括してモード切り替えを行うようにしてもよい。
【0056】
この方式は、特に、装置がサービス個別に分かれいている等の場合には、非優先のサービスから一括で切り替えられるので、輻輳時等に有効な手段となる。
この方式を補完的に具備することによって、高負荷時における早期の復旧と品質確保を行えることが期待できる。
すなわち、第3実施例の場合の図14,図15の動作では、コントロールフレームをやりとりするコネクションが、インバンド(U-planeと同じ) になっているが、この例では、別に専用にコネクションを設けるので、輻輳時に、ユーザ単位で発生する図14,図15のシーケンスを一回にまとめて行うことができるようになる。
また、システムアップ時に、アウトバンドで対向ノードとネゴシエーションを行えば、どのノードが semi-normalモードに対応しているかが分かるので、ユーザコネクションの設定の際に、不要なプリミティブやトラヒックを削減するために利用することができる。
【0057】
このように、この例のWCDMA UTRANシステムによれば、第1実施例の場合と同様の効果が得られ、さらに、不要な No Dataフレームを減少させて、ユーザデータの欠落を防止して、高負荷時の品質劣化を防止することができるとともに、輻輳時の早期の復旧と品質確保が可能になる。
【0058】
◇第5実施例
この例のWCDMA UTRANシステムにおいては、処理周期(TTI)そのものを変更する。すなわち、収容ユーザ数が少ない場合のように、システムの負荷が軽いときは、速いTTIを選択し、逆に負荷が重い場合には、遅いTTIでセットアップし、輻輳時等の場合は、速いTTIで動作中のものを遅いTTIに切り替えることによって、システムにかかる負荷を低減して容量増加等を図るようにする。
この方式は No Dataフレームだけでなく、ユーザデータフレームの流量まで制御するものであるが、normalモードのままでも負荷を低減することができる方式である。
この例の方式ではユーザデータの伝送も高速にできるので、パケット呼等の平均保留時間の低減に寄与できる。従って、レスポンスが速くなるため、1ユーザ当たりの回線占有時間が減少するので、回線利用率の向上も期待でき、システム全体の収容数アップにも効果的である。
【0059】
このように、この例のWCDMA UTRANシステムによれば、第1実施例の場合と同様の効果が得られるとともに、normalモードのままでも負荷を低減することができ、レスポンスを速くすることによって、回線利用率を向上させ、システム全体の収容数をアップすることができる。
【0060】
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られたものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、図1に示すUEは携帯端末に限らず、WCDMAシステムをサポートする機器であれば、他のものであってもよい。また、CNは交換網に限らず、IP網も含まれる。また、上記各実施例においては、normalモードから semi-normalモードへの切り替え時の処理についてのみ説明したが、 semi-normalモードからnormalモードに切り戻す際の処理も同様にして行うことができる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のWCDMA UTRANシステムによれば、WCDMAシステムのRNC→ Node B間において、ユーザデータが存在しない場合に、定期的にやりとりされる No Dataフレームの流量を制御するので、システム全体の必要帯域が抑制されて、UTRANシステムの経済化に寄与することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるWCDMA UTRANシステムにおける、 Node Bの第1の動作例を説明する図である。
【図2】同実施例のWCDMA UTRANシステムにおける、 Node Bの第2の動作例を説明する図である。
【図3】同実施例のWCDMA UTRANシステムにおける、RNCの第1の動作例を説明する図である。
【図4】同実施例のWCDMA UTRANシステムにおける、RNCの第2の動作例を説明する図である。
【図5】同実施例における、モード切り替え通知フレームのフォーマットを例示する図である。
【図6】同実施例における、インバンドでの第1のモード切り替えイメージを示す図である。
【図7】同実施例における、インバンドでの第2のモード切り替えイメージを示す図である。
【図8】同実施例における、非同期切り替えの場合の動作イメージを示す図である。
【図9】同実施例における、 No Dataフレームの処理周期が長い場合の動作イメージを示す図である。
【図10】同実施例における、 No Dataフレームの処理周期が短い場合の動作イメージを示す図である。
【図11】同実施例における、normalモード時における上り方向の品質情報収集方法の例を示す図である。
【図12】同実施例における、 semi-normalモード時における上り方向の品質情報収集方法の例を示す図である。
【図13】本発明の第2実施例であるWCDMA UTRANシステムにおける、コネクション設定時にモードを指定する方式を示す図である。
【図14】本発明の第3実施例であるWCDMA UTRANシステムにおける、輻輳時等に装置が自動的にモード切り替えを行う方式の第1の例を示す図である。
【図15】同実施例のWCDMA UTRANシステムにおける、輻輳時等に装置が自動的にモード切り替えを行う方式の第2の例を示す図である。
【図16】従来の、及び本発明が適用されるUTRANの一般的な構成を示す図である。
【図17】上り側のDCHにおいて normal モードを選択した場合の伝送データを示す図である。
【図18】上り側のDCHにおいてsilentモードを選択した場合の伝送データを示す図である。
【図19】下り側におけるDCHデータの伝送を示す図である。
【符号の説明】
1 CN(Core Network)
2 RNC(Radio Network Controller)
3 Node B
4 Node B
5 UE(User Equipment)

Claims (16)

  1. Uu点を介してユーザ装置(以下、UEという)と通信を行うノード(以下、 Node Bという)と、Iu点を介してコアネットワーク(以下、CNという)と通信を行う基地局制御装置(以下、RNCという)とがIub点を介して接続され、前記 Node BからRNCに向かう上り側の個別チャネル(以下、DCHという)にはnormalモード又はsilentモードを用い、RNCから Node Bに向かう下り側のDCHにはnormalモードを用いるWCDMAシステムのUTRANにおいて、
    前記 Node Bは、前記RNCからの No Dataフレーム受信時、前記UEに対してデータを送出しないとともに、前記UEからのデータ未受信時、複数の処理周期(以下、TTIという)ごとに前記RNCに対して No Dataフレームを送出し、前記RNCは、前記 Node Bからのデータ未受信時、前記CNに対してデータを送信しないとともに、前記CNからのデータ未受信時、複数TTIごとに前記 Node Bに対して No Dataフレームを送出する semi-normalモードを設けることを特徴とするWCDMA UTRANシステム。
  2. 前記 No Dataフレームを送出すべきデータ未受信期間が、上位からの指示に基づいて変更可能なことを特徴とする請求項1記載のWCDMA UTRANシステム。
  3. 前記normalモードから semi-normalモードへの切り替えを、前記RNCが制御フレームによって前記 Node Bとの間でネゴシエーションを行ったのちに実行することを特徴とする請求項1又は2記載のWCDMA UTRANシステム。
  4. 前記ネゴシエーションが、上位のアプリケーション(以下、APLという)ソフトからの指示によって開始されることを特徴とする請求項3記載のWCDMA UTRANシステム。
  5. 前記APLソフトからの指示が、輻輳検出時、前記RNCから前記APLソフトへの通知に基づいて行われることを特徴とする請求項4記載のWCDMA UTRANシステム
  6. 前記ネゴシエーションを、輻輳検出時、RNCが自立で開始することを特徴とする請求項3記載のWCDMA UTRANシステム。
  7. 前記normalモードから semi-normalモードへの切り替えが、コネクション確立時、RNCから Node Bへの通知に基づいて行われることを特徴とする請求項1又は2記載のWCDMA UTRANシステム。
  8. 前記normalモードから semi-normalモードへの切り替えが、インバンドでの通知に基づいて行われることを特徴とする1乃至7のいずれか一に記載のWCDMA UTRANシステム。
  9. 前記normalモードから semi-normalモードへの切り替えが、アウトバンドでの通知に基づいて行われることを特徴とする請求項1又は2記載のWCDMA UTRANシステム。
  10. 前記normalモードから semi-normalモードへの切り替えを、アウトバンドでの通知に基づいて、対向装置のすべてのコネクションに対して一括して行うことを特徴とする請求項9記載のWCDMA UTRANシステム。
  11. 前記normalモードから semi-normalモードへの切り替えを、アウトバンドでの通知に基づいて、サービスごとに一括して行うことを特徴とする請求項9記載のWCDMA UTRANシステム。
  12. semi-normalモード時、前記 Node Bが No Dataフレーム未送出期間の品質情報を積算して、次の No Dataフレームによって前記RNCに通知することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一に記載のWCDMA UTRANシステム。
  13. 前記normalモードから semi-normalモードへの切り替えを、前記RNCと Node Bとが同期して行うことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一に記載のWCDMA UTRANシステム。
  14. 前記normalモードから semi-normalモードへの切り替えを、前記RNCと Node Bとが非同期で行うことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一に記載のWCDMA UTRANシステム。
  15. 前記非同期のモード切り替えを、制御フレームの受信をトリガとして行うことを特徴とする請求項14記載のWCDMA UTRANシステム。
  16. Uu点を介してUEと通信を行う Node Bと、Iu点を介してCNと通信を行うRNCとがIub点を介して接続され、前記 Node BからRNCに向かう上り側のDCHにはnormalモード又はsilentモードを用い、RNCから Node Bに向かう下り側のDCHにはnormalモードを用いるWCDMAシステムのUTRANにおいて、
    前記RNCにおける帯域と処理能力に関する負荷が重いか又は軽いかに応じてシステムのTTIを変化させてRNCと Node Bとの相互間における No Data フレームの送信間隔を選択することによって、前記負荷が重い場合には No Data フレームの送信間隔を大きくし、前記負荷が軽い場合には No Data フレームの送信間隔を小さくすることを特徴とするWCDMA UTRANシステム。
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