JP3648957B2 - 半導体装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体装置、特に、半田ボールにより基板実装を行なうBGA(ボールグリッドアレイ)構造の半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体チップが高集積化してきており、その多ピン化、高速化に伴い、半導体装置の実装も高密度化が要求されてきている。そこで、多ピンパッケージの主流であったQFP(Quad Flat Package )型の半導体装置に替わり、パッケージ裏面に格子状にボールバンプを配置したBGA(Ball Grid Array )型の半導体装置の実用化が盛んに進められている。
【0003】
図5は従来技術によるBGA型の半導体装置の断面を示したものである。スティフナー(金属板)21の平面部分に、TAB(Tape Automated Bonding)テープ23が接着剤24で配設されると共に、そのデバイスホールにおいてスティフナー21にAgペースト26を介して半導体チップ25が配設される。そして、TABテープ23の裏面には実装基板との電気的接合をなすための半田ボール28が設けられ、そのTABテープ23のランドと半導体チップ25とはリード又はAUワイヤ29で電気的に接続される。
【0004】
この半田ボール28を使用して基板へ表面実装を行なうBGA構造の半導体装置の利点は、パッケージの平面全面で基板との電気的接続が可能となるため、QFP等パッケージの各辺で接続するものと比較して、端子(リード)間ピッチを狭くすることなく、多ピン化(多端子化)を図ることができる点である。また、この利点を生かしパッケージの小型化が可能となることである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、BGA型半導体装置における特徴は、パッケージの平面全体に半田ボールを付けて電気的接続端子とした構造にあり、その長所は比較的広いピッチのまま多ピン化が可能となることにある。しかしながら、次のような課題がある。
【0006】
(1)BGA型の利点を生かすために、従来技術では、ICチップの電極と半田ボールを接続するためのガラスエポキシ樹脂又はポリイミド樹脂等を基材とした多層配線板を用いなければならない。
【0007】
多層配線板を用いない例としては、フレキシブル基板をチップの三つの面の周りに沿って折り曲げ、片面側のチップパッドを中間面にあるI/Oバンプと電気的に接続した構造が知られている(特開平6−120285号)。これは垂直チップ実装をなす形態のものであるが、スティフナーを具備しないため剛性の点で不十分となり易く、またパッケージのマルチチップ化に適さない。
【0008】
(2)次に、パッケージの剛性及び放熱性を確保するために、上記図5のように頂面にスティフナー(金属板)を貼るのが普通であるが、スティフナーをパッケージに貼合わせると、パッケージのマルチチップ化を考えた場合、基板(半田ボール)側にしかチップを搭載出来なくなるため、高密度実装を達成する上で問題がある。
【0009】
この点に関しては、長方形のTABテープ下に、金属板をその各辺がTABテープ四隅に対向するように配置し、金属板を包むようにTABテープの四隅を折り曲げ且つ金属板の裏面を四方から包み、その裏面側部分のTABテープに半田ボールを配置した構造が知られている(特開平9−97857号)。しかし、この構造も金属板の裏面側が完全にTABテープで覆われるため、パッケージのマルチチップ化には適さない。
【0010】
(3)また、BGA型のパッケージは、平面方向の実装となるため、実装基板上の占有面積でも広くならざるを得ない。
【0011】
(4)更に、放熱の点でも、ICチップは片面からしか放熱ができないため、自然風では限界があり、ICチップの発熱量によっては送風ファンもしくはヒートシンクが必要とならざるをえない。
【0012】
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を解消し、パッケージ及び実装基板の両方で高い実装密度を実現することが可能で、かつ高い放熱性を呈する半導体装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、半田ボールを使用して基板へ実装を行なうBGA構造の半導体装置において、スティフナーの厚さ方向の両側の面に配線パターンを設け、各々に半導体チップを実装し、当該配線パターンの半田ボール面をスティフナーの厚み面に設け、前記半田ボール面を実装面として基板に対して垂直に実装すると共に、前記半田ボール面の設けられた厚み面を通らないように、前記スティフナーの肉厚内に少なくとも1本以上の貫通穴を設けたものである(請求項1)。
【0014】
この半導体装置は、スティフナーを備えているため所望の剛性を有すると共に、配線パターンに単層配線板を用いることができ、またスティフナーの両面にそれぞれ1以上の半導体チップを配置し、複数の半導体チップを高密度に搭載することができるため、パッケージのマルチチップ化に適する。また半田ボール面を実装面として基板に対して垂直に実装されるため、両面から放熱することができる。従って、実装密度と放熱性の向上を図ることができる。さらに、前記半田ボール面の設けられた厚み面を通らないように前記スティフナーの肉厚内に少なくとも1本以上の貫通穴を設けると、スティフナー内部の熱が効率よく汲み出され、放熱作用を向上させることができる。
【0015】
上記請求項1記載の半導体装置において、半導体チップは、スティフナーの厚さ方向両側の面に設けた半導体チップ搭載用の凹部内に、その頂部を前記スティフナーに接着して設けると(請求項2)、高密度実装ができ且つ放熱性が良くなるので、有利である。
【0016】
また請求項1又は2記載の半導体装置において、前記配線パターンは半導体チップの搭載されたTABテープから成り、前記スティフナーの厚み面の1つに設けられた前記半田ボール面に向けて入出力配線が一方向に配線され、前記半田ボール面においては、スティフナーの一方の平坦面からのTABテープ部分と他方の平坦面からのTABテープ部分とがほぼ中央で対峙している構成とすると(請求項3)、製造が容易となる。
【0017】
請求項1、2又は3記載の半導体装置において、前記半導体チップは前記スティフナーの厚さ方向の両側の面に各々少なくとも1個以上搭載すると(請求項4)、高密度実装ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。
【0020】
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の垂直実装形態を図1〜図3に示す。図1は本半導体装置の装置側面(図2の左右方向の側面)に沿った縦断面図、図2はその装置を右側より見た正面図、そして図3は下側より見た底面図である。但し、ここで使用されている半導体装置又はスティフナーに関する上下、左右の区別は、半導体装置を実装する基板(図示せず)が水平に置かれている場合を想定したものであり、絶対的なものではない。
【0021】
図において、1は補強板及び放熱板を兼ねる長方形の金属板から成るスティフナーであり、そのスティフナー1の厚さ方向(図1の左右方向)両側の面である平坦面A、Aには、それぞれの中央部に、半導体チップ搭載用の凹部1aが半導体チップ5を収容できる深さで長方形に設けられている。また、このスティフナー1の厚さ方向の中間部(この例では中央部)には、スティフナー1の幅方向(図2の左右方向)である一方の側面Cから他方の側面Dにかけて、すなわちスティフナー1の幅方向又は長手方向に、放熱用の複数の貫通穴2が形成されている。この貫通穴2は、スティフナー1の表面積を増加させ、放熱性能を向上させることを目的とするものである。同じ目的で、スティフナー1の材質には放熱性を考慮して銅が用いられている。
【0022】
上記した各放熱用の貫通穴2は、この例では、スティフナー1の肉厚内の中心をスティフナー1の下面E及び上面Fと平行に計9本走っており、また各貫通穴2は、スティフナー1の側面C、Dの中心において、スティフナー1の高さ方向すなわち図1の上下方向に一列に配列され、且つ、それぞれ側面C、Dにおいて開口されている。
【0023】
しかし、この貫通穴2は、後述する半田ボール面の設けられた厚み面であるスティフナー1の下面Eを通らないように、スティフナー1の肉厚内に少なくとも1本以上を設けることができ、1本のみ設けた形態でも、放熱効果を格段に向上させることができる。これらの貫通穴2の配列の仕方は自由であり、例えばスティフナー1の側面C、Dの面積内において、スティフナー1の下面E側及び上面F側で数を増加させたI字状配列や複数列或いは千鳥状配列とすることができる。また貫通穴2の断面形状も自由であって、この実施形態例で採用している長方形断面の他、円形断面などとして形成することができる。
【0024】
スティフナー1の厚さ方向の両側の平坦面A、Bには、半導体チップ(ICチップ)5が実装された配線パターンとしてのTABテープ3が設けられている。
【0025】
詳述するに、このTABテープ3は単層の配線板から成り、上記スティフナー1の厚さ方向両側の平坦面A、Bに設けた凹部1aに対応する開口3aを有すると共に、この開口3aから引き出され当該開口を迂回してTABテープ3の一端側(底面E側)に向けて引き回された入出力配線3bを有する。このTABテープ3の開口3aの入出力配線3bの部分、すなわちインナーリード部分は、半導体チップ5のボンディングパッドとギャングボンディング法により電気的に接合され、これにより半導体チップ5がTABテープ3に実装されている。
【0026】
そして、このTABテープ3は、スティフナー1の厚さ方向の両側の平坦面A、Bのほぼ全面を被うと共に、その下側のTABテープ部分3cはスティフナー1の厚み面の1つである底面Eの側に折り曲げられ、底面Eの約半分をそれぞれ被っている。すなわちTABテープ3は、平坦面A、Bと底面Eの二つの面の周りに沿って配置され、且つテープ端部まで接着剤4により貼合わせられている。
【0027】
このTABテープ3の貼合わせと同時に、半導体チップ5の頂部がAgペースト6によってスティフナー1の凹部1aの底面に接着される。さらに、半導体チップ5の機能面(ボンディング面)は、半導体チップ5上の配線を保護する目的で、封止樹脂7により充填コートされる。
【0028】
一方、上記スティフナー1の底面Eを被っているTABテープ部分3cにおいて、TABテープ3の各入出力配線3bの配線部分に、各々1つの半田ボール8から成るバンプが接合され、全体として半田ボール8が散点状に配置された半田ボール面9を形成している。この半田ボール面9における各半田ボール8の散点状の配置は、互いに位置が重ならず底面Eを有効に利用できるように千鳥状に、正確には厚み方向に位置をずらせた3つ又は2つの半田ボール8を1つの群としてそれらを幅方向に配列した形態となっている。
【0029】
なお、この実施形態の場合、スティフナー1の厚み面の1つに設けられた半田ボール面9に向けて入出力配線3bが一方向に配線され、半田ボール面9においては、スティフナー1の一方の平坦面AからのTABテープ部分3cと他方の平坦面BからのTABテープ部分3cとが、ほぼ半田ボール面9の中央で、分離隙間10を残して互いに対峙している。そして、半田ボール8の配列の仕方も左右のTABテープ部分3c、3cにおいて同じになっており、分離隙間10を中心として左右対称形に配置されている。これは左右のTABテープ3を共通にして製造コストの低減を図るものである。
【0030】
上記構成の半導体装置は、スティフナーを備えているため所望の剛性を有すると共に、TABテープ3に単層配線板を用いることができ、またスティフナーの両面にそれぞれ1以上の半導体チップを配置し、複数の半導体チップを高密度に搭載することができるため、パッケージのマルチチップ化に適する。
【0031】
また半田ボール面9を実装面として、図示してない基板に対して垂直に実装されるため、両面から放熱することができ、また、スティフナー内部を貫通する放熱用の貫通孔の存在によって効率良く熱が汲み出される。従って、実装密度と放熱性の向上を図ることができる。
【0032】
つまり、スティフナーを使用したBGA型の半導体装置において、スティフナーの厚さ方向の両側に半導体チップを搭載し、半田ボール面(基板実装面)をスティフナーの厚み面に設け、垂直に実装するようにしたことにより、先の従来技術で問題となっていた実装時の低い放熱性を改善し、さらに高い実装密度を確保することが可能となる。
【0033】
これに対し、従来のBGA型の半導体装置(図5)の場合、ICチップ5の動作時に発生した熱は、スティフナー1の非半田ボール面側だけから即ち片面側からのみ放散されるにすぎない。このため、発熱量の大きなICチップに対してはシステムに送風ファンなどの取り付けが必須となり、小型化の妨げとなる可能性がある。
【0034】
図4は本発明の他の実施形態に係る半導体装置の構造を示したもので、図1と同様の断面図である。
【0035】
この実施形態は、半導体チップ5とTABテープ3の電気的接合にAuワイヤ11を用いたものであり、その他の構成は、上記図1〜図3の実施形態の場合と同じである。このAuワイヤ11を用いた構成例においても、スティフナー1を立てて基板実装しているため、半導体装置の放熱性が格段に向上し、また両側の平坦面A、Bに1個以上の半導体チップ5を配置して複数個実装したことにより、シスチム全体としての実装面積の縮小が可能となっている。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、次のような優れた効果が得られる。
【0037】
(1)請求項1に記載の発明は、半田ボールを使用して基板へ実装を行なうBGA構造の半導体装置において、スティフナーの厚さ方向の両側の面に配線パターンを設け、各々に半導体チップを実装し、当該配線パターンの半田ボール面をスティフナーの厚み面に設け、前記半田ボール面を実装面として基板に対して垂直に実装できるようにしたものである(請求項1)。
【0038】
この半導体装置は、スティフナーを備えているため所望の剛性を有すると共に、配線パターンに単層配線板を用いることができ、またスティフナーの両面にそれぞれ1以上の半導体チップを配置し、複数の半導体チップを高密度に搭載することができるため、パッケージのマルチチップ化に適する。また半田ボール面を実装面として基板に対して垂直に実装されるため、両面から放熱することができ。従って、実装密度と放熱性の向上を図ることができる。
【0039】
(2)請求項2に記載の発明は、上記半導体装置において、スティフナーの厚さ方向両側の面に設けた半導体チップ搭載用の凹部内に、半導体チップを、その頂部を前記スティフナーに接着して設けるものであり、半導体チップの占有空間をなくして高密度実装ができ且つ放熱性を良くすることができる。
【0040】
(3)請求項3に記載の発明は、前記配線パターンが半導体チップの搭載されたTABテープから成り、前記スティフナーの厚み面の1つに設けられた前記半田ボール面に向けて入出力配線が一方向に配線され、前記半田ボール面においては、スティフナーの一方の平坦面からのTABテープ部分と他方の平坦面からのTABテープ部分とがほぼ中央で対峙している構成とするものであり、TABテープを用いているため製造が容易であり、また左右のTABテープを同じに構成した場合は、製造コストの削減を図ることができる。
【0041】
(4)請求項4に記載の発明は、前記半導体チップを前記スティフナーの厚さ方向の両側の面に各々少なくとも1個以上搭載するものであり、パッケージのマルチチップ化を実現し、高密度実装を図ることができる。
【0042】
(5)請求項5に記載の発明は、前記半田ボール面の設けられた厚み面を通らないように、前記スティフナーの肉厚内に少なくとも1本以上の貫通穴を設けるものであり、スティフナー内部の熱を効率良く汲み出し、放熱作用を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る半導体装置の構造を示した縦断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る半導体装置の正面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る半導体装置の下面図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る半導体装置の構造を示した縦断面図である。
【図5】従来技術によるBGA型の半導体装置の断面を示した図である。
【符号の説明】
1 スティフナー
1a 半導体チップ搭載用の凹部
2 貫通孔
3 TABテープ
3a 開口
3b 入出力配線
3c TABテープ部分
4 接着剤
5 半導体チップ
6 Agペースト
7 封止樹脂
8 半田ボール
9 半田ボール面
10 分離隙間
11 Auワイヤ
A、B 平坦面(スティフナーの厚さ方向両側の面)
C、D 側面(スティフナーの幅方向の側面)
E 下面
F 上面
Claims (4)
- 半田ボールを使用して基板へ実装を行なうBGA構造の半導体装置において、スティフナーの厚さ方向の両側の面に配線パターンを設け、各々に半導体チップを実装し、当該配線パターンの半田ボール面をスティフナーの厚み面に設け、前記半田ボール面を実装面として基板に対して垂直に実装すると共に、前記半田ボール面の設けられた厚み面を通らないように、前記スティフナーの肉厚内に少なくとも1本以上の貫通穴を設けたことを特徴とする半導体装置。
- 請求項1記載の半導体装置において、前記半導体チップは、スティフナーの厚さ方向両側の面に設けた半導体チップ搭載用の凹部内に、その頂部が前記スティフナーに接着して設けられていることを特徴とする半導体装置。
- 請求項1又は2記載の半導体装置において、前記配線パターンは半導体チップの搭載されたTABテープから成り、前記スティフナーの厚み面の1つに設けられた前記半田ボール面に向けて入出力配線が一方向に配線され、前記半田ボール面においては、スティフナーの一方の平坦面からのTABテープ部分と他方の平坦面からのTABテープとがほぼ中央で対峙していることを特徴とする半導体装置。
- 請求項1、2、又は3記載の半導体装置において、前記半導体チップは、前記スティフナーの厚さ方向の両側の面に各々少なくとも1個以上が搭載されていることを特徴とする半導体装置。
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