JP3647574B2 - 液体噴出ポンプ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は液体噴出ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
液体噴出ポンプとして、上端の押し下げヘッドを押し下げることにより内部のポンプ機構の作用によりヘッドのノズル孔より液を噴出させる如く構成した、所謂、押し下げヘッド式のポンプが知られている。
これらの例として、例えば、容器体口頚部に嵌合させた装着キャップにより上端部を固定して下部を容器体内へ垂下させたシリンダと、シリンダ内に上下動可能に嵌合させた環状ピストンを下端外周より突設して上下動可能に設けるとともに、上端をシリンダ上方へ突出させたステムと、ステム上端に嵌着させたノズル付きの押し下げヘッドとを備え、シリンダ下端部に吸い込み弁を、ステム内上部には吐出弁をそれぞれ設け、ステム及び押し下げヘッドからなる上下動部材をコイルスプリングにより常時上方に付勢させ、このスプリングの付勢に抗して上下動部材を押し下げることにより、シリンダ内の液を加圧して吐出弁を開いてノズルより液を噴出し、また、ヘッドの押圧を解除するとスプリングにより上下動部材が上昇し、シリンダ内が負圧化して吐出弁が閉じ、吸い込み弁が開いて容器体内の液をシリンダ内に導入する如く構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のこの種ポンプはその構成部品の一部に金属を使用する場合が多く、例えば、吸い込み弁,吐出弁を構成する玉状弁体或いは上下動部材を上方付勢させるコイルスプリング等を金属で形成している。しかしながら、近年の廃棄物処理事情では、金属とプラスチックの分別処理が要望され、従来のものでは、金属パーツが微細であること、内部に密閉されていること等によりこの分別が極めて困難であった。
本発明はこの様な事情に鑑み、全体を全て合成樹脂により形成して分別処理の必要性をなくし、しかも、ポンプ機能に於いても従来品同様の優れた機能を発揮でき、また、構成部品を出来るだけ少なくしてコストの低下を図るとともに、液漏れのない優れた液体噴出用ポンプを提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、容器体口頚部9に嵌合させる装着キャップ2と、該キャップにより上部を容器体口頚部9に固定し且つ下端部を容器体内に垂下させた有底筒状をなし、底壁12に弁口14a を開口してなる支持筒3と、該支持筒内周下部に下端外周を液密に嵌合固定させて伸縮可能に蛇腹管24を起立させるとともに、該蛇腹管の下端縁より延設したコイルスプリング25を介して弁体26を一体に延設し、且つ、該弁体により上記弁口14a を閉塞させて吸い込み弁27を形成してなる蛇腹管付き弁部材4と、上記蛇腹管上端に下端を連結して上下動自在に支持させるとともに、支持筒3上方に上端を突設し、且つ、内部に吐出弁31を形成してなるステム5と、該ステム上端に嵌着固定したノズル6付きの押し下げヘッド7とを備え、全体を合成樹脂により形成した。
【0005】
第2の手段として、前記第1の手段に於いて、上記ステム5と支持筒3との間にステムの上下動が可能で且つ回動を阻止する回り止め機構Aを設けるとともに、上記押し下げヘッド7をステム5上端外周に液密且つ回動可能に嵌合させ、且つ、ステム5上部に穿設した連通孔37とノズル基端開口とをヘッド7のステム5に対する回動により連通させてノズル6の開閉を行う如く構成した。
【0006】
第3の手段として、前記第1の手段又は第2の手段に於いて、上記ヘッド7を引き上げた状態でヘッド下部に着脱可能にスペーサー41を介在させた。
【0007】
第4の手段として、前記第1の手段乃至第3の手段に於いて、上記吸い込み弁27の弁体26が、上記弁座14上に圧接してその弁口14a を閉塞する弁本体26a と、該本体下面より垂設するとともに、周囲に液流通用の縦凹溝28を設け、且つ、外周下部に係止突起29を突設した棒状部26b とからなり、弁本体26a による弁口閉塞状態から、弁口下方に設けた下向き段部30に上記係止突起 29 が係合する間を上下動可能に設けた弁体26とした。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
本発明の液体噴出ポンプ1は全体を合成樹脂により形成したもので、装着キャップ2と、支持筒3と、蛇腹筒付き弁部材1と、ステム5と、ノズル6付き押し下げヘッド7とを主要部材として備えている。
【0009】
装着キャップ2は、容器体8の口頚部9に嵌合させることにより、支持筒3を容器体8に固定装着し、ひいてはポンプ全体を容器体に装着固定するためのもので、本実施例では、容器体口頚部9に螺着させる周壁10上端縁より内方へフランジ状の頂壁11を延設して構成している。
【0010】
支持筒3は、底壁12周縁より周壁13を立設してなる上端開口の有底筒状で、底壁12中央に形成したテーパ状をなす吸い込み弁用の弁座14の中央に弁口14a を開口し、また、周壁13外周上部より外方へフランジ15を突設している。そして、下端部を容器体内に挿入するとともに、このフランジ15をパッキン16を介して容器体口頚部9上面に載置させ、フランジ15上面を装着キャップ2の頂壁11により押圧係止させる。また、後述する蛇腹管を伸縮可能に固定するために、周壁13の下端部を下方へ縮径するテーパ部を介して縮径部13a に構成している。更に、底壁12裏面からはパイプを嵌合させるための嵌合筒部17を垂設している。
【0011】
本実施例では、上記装着キャップ2を支持筒3に対して自由に回動できる如く装着しており、支持筒3を容器体内に挿入した後装着キャップ2のみを回動することにより、装着キャップ2を容器体口頚部9に嵌合させることができる様に構成している。装着キャップ2の抜け出し防止は支持筒3の上端に嵌着した係止部材18によって行っている。
【0012】
係止部材18は、支持筒3の周壁13上端外周に凹凸係合手段を介して嵌着させた嵌合筒19上端縁より内方へフランジ状頂壁20を延設し、該頂壁20の内周縁部に外面上下方向中央部を一体に連結した筒部21を延設し、この筒部21下部外面を支持筒3の周壁13内面上部に液密に嵌合させ、また、支持筒周壁13内面上端部と相対向する位置に縦突条相互の係合等により構成される回り止め22を設けて回動不能に嵌合させている。そして、嵌合筒19により装着キャップ2が抜け出さない様に構成している。また、筒部21下端部外面を縮径して支持筒周壁13との間に隙間を形成し、その部分の支持筒周壁13に容器体内の負圧化を防止するための透孔23を穿設している。
【0013】
尚、これら支持筒3、係止部材18及び装着キャップ2はそれぞれ別体に形成しているが、全部を一体に形成しても良く、或いは係止部材を設けないで支持筒に装着キャップを嵌着固定させて成形しても良く、それ等の場合には、装着キャップの螺着の際に全体が回動しつつ装着される。
【0014】
上記支持筒3内には、蛇腹管付き弁部材4を装着している。この弁部材4は、支持筒3内周下部に下端外周を液密に嵌合固定させて伸縮可能に蛇腹管24を起立させるとともに、該蛇腹管の下端縁より延設したコイルスプリング25を介して弁体26を一体に延設し、且つ、該弁体により上記弁口14a を閉塞させて吸い込み弁27を形成している。
【0015】
本実施例では、支持筒3の上記縮径部13a 上端部内面に下端部を液密に嵌着固定させた蛇腹管24を上方に起立させている。従って、蛇腹管24外周面と支持筒周壁13との間には、蛇腹管24が収縮して外方へ広がっても引っ掛からない程度の隙間が設けられ、自由に収縮できる如く構成している。また、蛇腹管24の下端縁より下方に行くに従って径が順次小さくなる螺旋状のコイルスプリング25を延設し、その下端に弁体26を延設している。このコイルスプリング25は蛇腹管24の下端縁周方向所定間隔をあけて複数条設けている。また、上記弁体26は、弁口14a 周囲の弁座14上に圧接して弁口14a を閉塞する弁本体26a と、該本体下面より垂設するとともに、周囲に液流通用の縦凹溝28を設け、且つ、外周下部に係止突起29を突設した棒状部26b とから構成している。本実施例では、皿状の弁本体26a と、該本体下面より横断面が十字状をなす棒状部26b を垂設し、棒状部26b の前後左右に係止突起29を突設している。また、弁体26は、弁口14a 閉塞状態から弁口14a 下方に設けた下向き段部30に各係止突起29が係合するまでの間を上下動可能に設けており、液圧で上昇した弁体26が上昇し過ぎて元の状態に戻らなくなるという不都合を防止する如く構成している。
【0016】
蛇腹管24上方には上下動可能に支持されるステム5及び押し下げヘッド7を備えている。
ステム5は蛇腹管24内及び蛇腹管下方の支持筒3内と連通して、その中の液を上方の押し下げヘッド7に導入させるための導管で、上下端を開口した筒状をなし、その下端部を上記蛇腹管24上端外周に液密に嵌着固定させており、その上端を上記係止部材18上方に上下動可能に突設している。
また、ステム5内上部には吐出弁31を設けている。この吐出弁31は、ステム内上部に突設した弁座32上にその弁口32a を閉塞して上下動可能に弁体33を載置させて構成している。この弁体33は合成樹脂製で、図1に有る如く、上下面周縁部をテーパ状に面取りした円柱状をなし、上下面中央部に凹部を穿設している。尚、この吐出弁体は、合成樹脂製の玉状弁体を使用しても良い。
【0017】
また、本実施例ではステム5の下端外周と支持筒周壁13内面との間に、ステムの上下動が可能で且つ回動を阻止する回り止め機構Aを施して、ステム5が若干の回動の除いて支持筒3に対して回らないように構成しており、後述する押し下げヘッドの構造と連係させてノズル孔の開閉を可能に構成している。本実施例では、図2に示す如く、ステム5外周下端部に周方向等間隔に複数の突起34を突設し、一方、支持筒3の周壁13内周に上記透孔23直下より周壁13のテーパ部に至る縦長の突条35を周方向複数突設し、各突起34が各突条35間の若干の回動以外は回動しない様に構成している。
【0018】
押し下げヘッド7は、ステム5より導入された液を前端のノズル6より噴出するとともに、押し下げて内部のポンプ機構を作動させるためのもので、本実施例ではステム5上端外周に液密且つ回動可能に縦筒36を嵌着させるとともに、縦筒36上部に基端部を開口したノズル6を前方へ突出させ、また、ステム5上部に穿設した連通孔37とノズル基端開口とをヘッド7のステム5に対する回動により連通させてノズルの開閉を行う如く構成している。
【0019】
本実施例では、頂壁38裏面中央部より縦筒36を垂設するとともに、該縦筒36周囲に二重筒状に周壁39を垂設し、また、該周壁周囲の頂壁周縁部より周壁途中位置まで垂下壁40を垂設し、更に、縦筒36の上部前面に基端部を開口したノズル6を周壁39及び垂壁40を貫通してその先端の前部に突出させて延設している。
また、上記したノズルの開閉は、ノズル6の基端開口が上記連通孔37とズレた位置にある場合にはステム5の上端部により液密に閉塞されてステム内とノズル内とが遮断され、また、ステム5に対し所定角度ヘッド7を回動させることにより、連通孔37とノズル基端開口とが連通した場合に液の噴出が可能となる如く構成している。
尚、本実施例ではノズル付き押し下げヘッドを上記の如く構成したが、通常の如く、ヘッドをノズルとステムが連通した状態で嵌着固定しても良い。その場合には液洩れ防止のためにノズルキャップを設けると良い。
【0020】
本実施例では、スペーサー41を設けている。このスペーサー41は、押し下げヘッド7の下面に介在させて、ヘッドの押し下げを不能にするためのもので、本実施例では、一端を開口したリング状基部42後部外面より把手43を突設して構成しており、基部42を押し下げヘッド7下部の上記係止部材18の筒部21上部外面にスナップフィット式に嵌合させて装着している。この際蛇腹管24は上方へ引き伸ばされた状態で係止されるため、保管,運搬等の使用前に蛇腹管24がへたることはなく、使用時の弾性復元力をより良好なものとすることが出来る。また、ステム5の外面下部に形成した上向き段部44が、上記筒部21下面に密接してこの部分の液密性を維持する如く構成している。
【0021】
上記の如く構成したポンプ1は、保管,運搬等の不使用時には、図1に示す如きスペーサー41を装着した状態で、且つ、ノズル6の基端開口を閉塞した状態にしておく。また、使用する時は、スペーサー41を引き抜き、押し下げヘッド7を回動させてノズル6の基端開口を連通孔37と連通させ、次いで押し下げヘッドを何回か上下動させて初期作動を行い、蛇腹管24内に容器体内の液を導入して準備を整える。次いで押し下げヘッドを押し下げると、図3に示す如く、蛇腹管24が圧縮して蛇腹管24内の加圧液がステム5を通り吐出弁31を開いてノズル6より噴出する。次いでヘッドの押圧を解除すると蛇腹管24の弾性復元力でステム5及びヘッド7が上昇し、蛇腹管24内が負圧化するため容器体内の液が吸い込み弁27を開いて導入される。
【0022】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明液体噴出ポンプは、装着キャップにより下端部を容器体内に垂下させて固定した有底筒状の支持筒と、該筒内周下部に下端外周を液密に嵌合させて伸縮可能に蛇腹管を起立させるとともに、該蛇腹管の下端縁より延設したコイルスプリングを介して弁体を一体に延設し、且つ、弁体により支持筒下端の弁口を閉塞させて吸い込み弁を形成してなる蛇腹管付き弁部材と、蛇腹管上端に下端を連結して上下動自在に支持させたステムと、該ステム上端に嵌着固定したノズル付き押し下げヘッドとを備え、全体を合成樹脂により形成したので、従来品の様な金属部材がないため、廃棄の際の分別処理を必要とせず、しかも、液体噴出機能は良好に発揮でき、また、上記蛇腹管付き弁部材の存在で構成部材数もできるだけ少なくできコスト低下を図れる等の効果を発揮できる。
【0023】
また、ステムと支持筒との間に回り止め機構を設け、押し下げヘッドをステム上端外周に液密且つ回動可能に嵌合させるとともに、ステム上部に穿設した連通孔とノズル基端開口とをヘッドのステムに対する回動により連通させてノズルの開閉を行う如く構成したものにあっては、上記効果に加え、誤ってヘッドを押し下げても液の漏出を防止出来るとともに、回り止め機構の存在でヘッドのステムに対する回動を円滑に行える。
【0024】
また、ヘッドを引き上げた状態でヘッド下部に着脱可能にスペーサーを介在させてなるものにあっては、上記効果に加え、押し下げヘッドの不用意な押し下げを防止出来るとともに、蛇腹管を所定位置より若干上方へ引き上げて係止させておくことが出来、使用の際の蛇腹の弾性復元力をより良好に維持させておくことができる。
【0025】
また、吸い込み弁の弁体が、弁座上に圧接してその弁口を閉塞する弁本体と、該本体下面より垂設するとともに、周囲に液流通用の縦凹溝を設け、且つ、外周下部に係止突起を突設した棒状部とからなり、弁本体による弁口閉塞状態から、弁口下方に設けた下向き段部に上記係止突起が係合する間を上下動可能に設けた弁体であるものにあっては、上記効果に加え、液圧で開弁した弁体が弁孔より抜け出すことが無く、弁体を連結していコイルスプリングが反転する等して弁体が元の閉弁状態に戻らなくなるという不都合がなく、良好な弁機能を発揮できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す一部切欠き半断面図である。
【図2】 同実施例の回り止め機構の部分の横断面図である。
【図3】 同実施例のヘッドを押し下げた際の一部切欠き半断面図である。
【図4】 同実施例のヘッドが上昇する際の一部切欠き半断面図である。
【符号の説明】
2…装着キャップ,3…支持筒,4…蛇腹管付き弁部材,5…ステム,
6…ノズル,7…押し下げヘッド,9…口頚部,12…底壁,14…弁座,
14a …弁口,24…蛇腹管,25…コイルスプリング,26…弁体,
26a …弁本体,26b …棒状部,27…吸い込み弁,29…係止突起,
30…下向き段部,31…吐出弁,37…連通孔,41…スペーサー,
A…回り止め機構
Claims (3)
- 容器体口頚部9に嵌合させる装着キャップ2と、該キャップにより上部を容器体口頚部9に固定し且つ下端部を容器体内に垂下させた有底筒状をなし、底壁12に弁口14a を開口してなる支持筒3と、該支持筒内周下部に下端外周を液密に嵌合固定させて伸縮可能に蛇腹管24を起立させるとともに、該蛇腹管の下端縁より延設したコイルスプリング25を介して弁体26を一体に延設し、且つ、該弁体により上記弁口14a を閉塞させて吸い込み弁27を形成してなる蛇腹管付き弁部材4と、上記蛇腹管上端に下端を連結して上下動自在に支持させるとともに、支持筒3上方に上端を突設し、且つ、内部に吐出弁31を形成してなるステム5と、該ステム上端に嵌着固定したノズル6付きの押し下げヘッド7とを備え、上記ステム5と支持筒3との間にステムの上下動が可能で且つ回動を阻止する回り止め機構Aを設けるとともに、上記押し下げヘッド7をステム5上端外周に液密且つ回動可能に嵌合させ、且つ、ステム5上部に穿設した連通孔37とノズル基端開口とをヘッド7のステム5に対する回動により連通させてノズル6の開閉を行う如く構成し、全体を合成樹脂により形成してなることを特徴とする液体噴出ポンプ。
- 上記ヘッド7を引き上げた状態でヘッド下部に着脱可能にスペーサー41を介在させてなる請求項1記載の液体噴出ポンプ。
- 上記吸い込み弁27の弁体26が、上記弁座14上に圧接してその弁口14a を閉塞する弁本体26a と、該本体下面より垂設するとともに、周囲に液流通用の縦凹溝28を設け、且つ、外周下部に係止突起29を突設した棒状部26b とからなり、弁本体26a による弁口閉塞状態から、弁口下方に設けた下向き段部30に上記係止突起29が係合する間を上下動可能に設けた弁体26である請求項1記載の液体噴出ポンプ。
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- 1996-09-30 JP JP27886096A patent/JP3647574B2/ja not_active Expired - Fee Related
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