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JP3638820B2 - ベッド装置 - Google Patents

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JP3638820B2
JP3638820B2 JP16382099A JP16382099A JP3638820B2 JP 3638820 B2 JP3638820 B2 JP 3638820B2 JP 16382099 A JP16382099 A JP 16382099A JP 16382099 A JP16382099 A JP 16382099A JP 3638820 B2 JP3638820 B2 JP 3638820B2
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芳雄 小熊
明浩 緑川
洋嗣 有田
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France Bed Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はベッドフレームを上下駆動及び傾斜駆動させることができるベッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ベッド装置にはベッドフレームを上下駆動できるようにしたものがある。このようなベッド装置はたとえば病院などで用いられていて、ベッドフレーム上に仰臥した患者を診察したり介護する場合には、それらの作業がし易いように上記ベッドフレームの高さ位置を高くし、患者がベッドフレームに乗り降りするような場合には低くするようにしている。
【0003】
一方、患者の病状などによっては頭部を足部よりも低くしたり、高くするなどのことが要求されることがある。その場合、ベッドフレームを単に水平に上下駆動できるようにするだけでなく、傾斜できるようにすることが要求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来、ベッドフレームを上下駆動及び傾斜駆動するためには、上下駆動用と傾斜駆動用の2つの駆動機構が必要であった。
【0005】
そのため、部品点数が多くなるため、構成の複雑化やコストの上昇を招くということがあるばかりか、装置全体の大型化を招くということもあった。
【0006】
この発明はベッドフレームの上下駆動と傾斜駆動とを1つの駆動機構で行うことができるようにしたベッド装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ベースフレームと、
このベースフレームの長手方向一端部に一端部が回動自在に連結された第1のアームと、
上記ベースフレームの長手方向他端部に一端部が回動自在に連結された第2のアームと、
上記第1のアームの他端部と上記第2のアームの他端部とに長手方向の一端部と他端部とがそれぞれ回動自在に連結されたベッドフレームと、
上記第1のアームの他端部に一端部が回動自在に連結された第1の連動杆と、
上記第2のアームの他端部に一端部が回動自在に連結され他端部が上記第1の連動杆の他端部にスライド自在に係合された第2の連動杆と、
第1の連動杆と第2の連動杆との他端部をスライド不能に保持するロック機構と、
このロック機構による第1の連動杆と第2の連動杆との他端部の保持状態を解除する解除機構と、
一端部が上記第1のアームと第2のアームのどちらか一方のアームに連結され他端部が上記一方のアームに一端部が連結された一方の連動杆に連結されて設けられ、上記第1の連動杆と第2の連動杆とが上記ロック機構によってスライド不能に保持された状態で作動することで上記第1、第2のアームを起立方向に回動して上記ベッドフレームをほぼ水平に上昇させ、上記ロック機構による保持状態を解除した状態で作動することで一方のアームだけを上昇方向に回動させて上記ベッドフレームを傾斜させる駆動手段と
を具備したことを特徴とするベッド装置にある。
【0008】
請求項2の発明は、上記第1のアームと第2のアームとのどちらか一方のアームの一端部は、上記ベースフレームに回動自在かつベースフレームの長手方向に沿ってスライド可能に連結されていることを特徴とする請求項1記載のベッド装置にある。
【0009】
請求項3の発明は、上記ベッドフレームには床板が設けられ、この床板の一部は起伏可能になっていて、その起伏可能な部分は上記ベッドフレームに設けられた背上げ駆動機構によって起伏駆動される構成であることを特徴とする請求項1記載のベッド装置にある。
【0010】
請求項4の発明は、上記第1の連動杆と第2の連動杆との他端部は、一方の連動杆に他方の連動杆がスライド自在に収容された構成となっていて、
上記ロック機構は、一方の連動杆に回動可能に設けられたホルダと、
このホルダに両端部が保持されるとともに中途部が上記一方の連動杆の内部に貫通し上記ホルダとともに回動可能なロックピンと、
上記ロックピンが一方の連動杆に収容された他方の連動杆の端面に当接してこの他方の連動杆が一方の連動杆に対してスライドするのを阻止するよう上記ホルダを所定方向に回動付勢したばねとから構成されており、
上記解除機構は、上記ホルダを上記ばねの付勢力に抗して回動させる操作部材である
ことを特徴とする請求項1記載のベッド装置にある。
【0011】
請求項5の発明は、上記操作部材を上記ばねの付勢力に抗して操作して上記ロックピンによる他方の連動杆の保持状態を解除したときに、上記操作部材はその操作状態で保持される構成であることを特徴とする請求項4記載のベッド装置にある。
【0012】
請求項1、請求項2、請求項4及び請求項5の発明によれば、第1の連動杆と第2の連動杆とのスライド状態をロックして駆動手段を作動させれば、第1のアームと第2のアームとが上昇方向に回動するから、ベッドフレームをほぼ水平に上昇させることができ、上記第1の連動杆と第2の連動杆とのロック状態を解除して駆動手段を作動させれば、一方のアームだけが上昇方向に回動するから、ベッドフレームを傾斜させることができるから、1つの駆動手段でベッドフレームを水平な状態で上下駆動したり、傾斜させることができる。
【0013】
請求項2の発明によれば、ベッドフレームを傾斜させるとき、一方のアームの一端部がベッドフレームの長手方向に沿ってスライドすることで、その操作を円滑に行うことが可能となる。
【0014】
請求項3の発明によれば、ベッドフレームに設けられる床板の一部を、背上げ駆動機構によって起伏できるようにし、その床板の背上げ側をベッドフレームを傾斜させたときの下方側に位置させることで、上記ベッドフレームを傾動させることで、床板上に仰臥した病人の頭部を下げることができ、ベッドフレームを水平な状態として床板の一部を背上げすることで、病人の頭部を上げることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0016】
図1はこの発明のベッド装置の分解斜視図であって、このベッド装置はベースフレーム1を有する。このベースフレーム1は一対の縦杆2と横杆3とが下端にキャスタ4が設けられた各一対の第1、第2の連結部材5,6によって矩形枠状に連結されている。
【0017】
上記ベースフレーム1の長手方向一端側に位置する一対の第1の連結部材5の上端には図2に示すように第1の係合凹部5aが形成され、他端側に位置する一対の第2の連結部材6の上端には図3(a),(b)に示すようにベースフレーム1の長手方向に沿って長い第2の係合凹部7が形成されている。
【0018】
すなわち、ベースフレーム1の長手方向他端側に位置する一対の第2の連結部材6は、図3(a),(b)に示すように本体部8の上面に断面形状がH形をした取付部8aが突設されている。この取付部8aには上端側に上記第2の係合凹部7が形成された受け部材9の下端側が連結され、図示しないねじによって固定されている。
【0019】
上記受け部材9の上記第2の係合凹部7の両端に突設された一対の凸部11には通孔12が穿設され、これら通孔12には係合凹部7の上面側を閉鎖するL字状の帯状部材13が挿通されている。この帯状部材13の屈曲された端部は、上記受け部材9の一側面に形成された舌片14の鉤部14aに弾性的に係合している。それによって、上記帯状部材13は上記通孔12から抜出しないよう保持されている。
【0020】
ベースフレーム1の長手方向一端側に位置する一対の第1の連結部材5の第1の係合凹部5aには第1のアーム16の一端に設けられたピン17が回動自在に係合され、他端側に位置する一対の第2の連結部材6の第2の係合凹部7には第2のアーム18に設けられたピン19が第2の係合凹部7の長手方向に沿ってスライド自在かつ回動可能に係合されている。
【0021】
一対の第1のアーム16の他端は第1の連結軸21aの両端に連結され、一対の第2のアーム18の中途部は第2の連結軸21bの両端に連結されている。第1の連結軸21aの中途部には第1の上部連結片23aと第1の下部連結片23bが固着され、第2の連結軸21bの中途部には第2の上部連結片24aと下部連結片24bが固着されている。
【0022】
上記第1の上部連結片23aには第1の連動杆25の一端部が回動自在に連結され、上記第2の上部連結片24aの一端部には第2の連動杆26の一端部が回動自在に連結されている。
【0023】
上記第1の連動杆25は、図4に示すように一端にブラケット27が固着された角筒部材28と、この角筒部材28の他端部下面側に連結板29によって所定の隙間を介して連結された逆U字状部材31とからなり、上記ブラケット27が上記第1の上部連結片23aに回動自在に連結されている。
【0024】
上記第2の連動杆26は、一端部に上記第2の上部連結片24aに回動自在に連結されるブラケット32が設けられ、他端部は上記第1の連動杆25の逆U字状部材31にスライド自在に挿入されている。この第1の連動杆25の他端部には、図5に示すように上記逆U字状部材31の内面に転動して第2の連動杆26を円滑にスライドさせるためのローラ33及び第2の連動杆26が逆U字状部材31の開放した下面から抜出するのを阻止する係合ピン34が設けられている。
【0025】
上記逆U字状部材31の中途部には、上記第1の連動杆25に対して第2の連動杆26をスライド不能に保持するロック機構35が設けられている。このロック機構35は、図4と図5に示すように上記逆U字状部材31の外側に装着された断面形状がほぼ逆U字状のホルダ36を有し、このホルダ36の両側が上記逆U字状部材31の両側にそれぞれ連結軸37によって回動可能に連結されている。
【0026】
上記ホルダ36の両側間には上記逆U字状部材31の両側壁を貫通したロックピン38が架設されている。このロックピン38は上記逆U字状部材31の両側壁の前後方向一端側に上下方向に沿って細長く形成された第1の長孔39に挿通されている。
【0027】
さらに、上記逆U字状部材31の前後方向他端側には前後方向に沿って細長い第2の長孔40が形成され、この第2の長孔40には第1の張設ピン41がスライド可能に挿通され、両端が上記ホルダ36の両側壁に固定されている。
【0028】
上記逆U字状部材31には、上記第1の長孔38の下方に第2の張設ピン42が架設されている。この第2の張設ピン42と上記第1の張設ピン41とには引張りばね43が張設されている。それによって、上記ホルダ36は連結軸37を支点として図4に矢印で示す回動方向に付勢されている。
【0029】
上記ホルダ36が上記引張りばね43によって付勢されることで、上記ロックピン38は上記第2の連動杆26の先端面に係合する位置にある。それによって、上記第1の連動杆25に対して上記第2の連動杆26が図5に矢印で示す第1の連動杆25に入り込む方向(縮小方向)へスライドするのが阻止されている。
【0030】
上記ロックピン38と第2の連動杆26との係合は解除機構51によって解除できるようになっている。この解除機構51は、帯状の操作部材52を有する。この操作部材52は、中途部が上記第1の連動杆25の角筒部材28と逆U字状部材31との間を通されてスライド可能に設けられ、先端部は上記逆U字状部材31とホルダ36との間を通されている。
【0031】
上記ホルダ36から突出した先端部の上面には係止ピン53が突設され、この係止ピン53は上記ホルダ36の中途部先端側に形成された凹部54に係合している。上記操作部材52の後端部は上記第1の連動杆25の角筒部材28の端面から突出し、その突出端部の下面には操作軸55が垂設されている。
【0032】
上記操作軸55に手を掛けて操作部材52を図4に矢印で示す方向へスライドさせると、先端に設けられた係止ピン53によってホルダ36を引張りばね43の復元力に抗して回動させる。それによって、ロックピン38が下方へ回動変位して第2の連動杆26の先端面から外れるから、この第2の連動杆26が第1の連動杆25に対してスライド可能な状態となる。
【0033】
上記操作部材52の後端部には図6(b)に示すように鉤型の係止溝56が形成され、この係止溝56には上記角型部材28の後端部に設けられた係止軸57(図5に示す)が挿入されている。上記係止溝56は上記操作部材52のスライド方向に対して直交する係止部56aと、この係止部56aの一端部に連続する傾斜部56bとからなる。
【0034】
上記操作部材52をスライド操作する前は、上記係止軸57は上記傾斜部56bの末端に位置し、上記操作部材52をスライドさせると、上記係止部56aの末端に係合位置する。
【0035】
それによって、操作部材52をスライドさせ、ホルダ36を引張りばね43の復元力に抗して回動させれば、上記操作部材52は係止溝56の係止部56aの末端に上記係止軸57を係合させてスライド不能に保持できるから、上記ホルダ36を上記引張りばね43の復元力によって回動しない状態、つまりロックピン38が第2の連動杆26の先端面から外れた解除状態を保持できるようになっている。
【0036】
上記第1の下部連結片23bには、図1に示すように上下駆動手段61の駆動源62が回動自在に取り付けられている。上記上下駆動手段61は上記駆動源62によって進退駆動される駆動軸63を有し、この駆動軸63の先端は上記第1の連動杆25の逆U字状部材31の中途部に枢着されている。
【0037】
したがって、上記ロックピン38によって第2の連動杆26が第1の連動杆25に対してスライド不能にロックされた状態で、上記駆動軸63が駆動源62から突出する方向に駆動されると、第1、第2の連結片23,24及び第1、第2の連結軸21a,21bを介して第1のアーム16と第2のアーム18とが下端を支点として起立方向へ回動されるようになっている。
【0038】
上記第2の下部連結片24bと、上記第2の連動杆26の先端部とには緩衝手段としてのガススプリング64が一端と他端とを回動自在に連結して設けられている。このガススプリング64は第1、第2のアーム16,18が起立方向に回動されるときには縮小され、倒伏方向に回動されるときには伸長する。
【0039】
したがって、上記上下駆動手段61の駆動源62が停電等で制御不能となっても、起立状態に回動した上記各アーム16,18が急激に倒伏するのを防止するようになっている。
【0040】
上記第1の連結軸21aと第2の連結軸21bとにはベッドフレーム65が連結されている。つまり、上記ベッドフレーム65は図1に示すように一対の縦杆66と一対の横杆67とが4つの第3の連結部材68によって矩形枠状に連結されている。
【0041】
一対の縦杆66の長手方向一端部には第1のブラケット69が垂設され、他端部には第2のブラケット71が垂設されている。一対の第1のブラケット69には上記第1の連結軸21aの端部がそれぞれ回動自在に連結され、一対の第2のブラケット71には上記第2のアーム18の他端が回動自在に連結されている。
【0042】
したがって、上記ベッドフレーム65は上記第1、第2のアーム16,18の起伏回動に連動して上下動するようになっている。
【0043】
図1に示すように、上記ベッドフレーム65には床板72が設けられている。この床板72は互いに回動自在に連結された複数の床板部、この実施の形態では5つの床板部72a〜72eに分割されている。
【0044】
上記床板72の長手方向中央に位置する固定床板部72cは上記ベッドフレーム65に固定されている。この固定床板部72cの一側に設けられた第1の脚床板部72b、第2の脚床板部72a及び他側に設けられた腰床板部72d、背上げ床板部72eはそれぞれ起上方向に回動可能となっている。
【0045】
上記ベッドフレーム65には、上記床板72の下面側に背上げ駆動機構73が設けられている。この背上げ駆動機構73はボックス74を有し、このボックス74の一側面にはモータ75が設けられている。
【0046】
上記ボックス74の一端部には第1の駆動軸76が設けられ、他端部には第2の駆動軸77が設けられている。これら駆動軸76,77は上記モータ75が作動すると、上記ボックス74に内蔵された図示しない動力伝達機構を介して回動駆動されるようになっている。
【0047】
上記第1の駆動軸76の両端部には、先端部にローラ78aが回転自在に設けられた一対の第1の起上アーム78の基端が固着され、上記第2の駆動軸77の両端部には、先端部にそれぞれ一対のローラ79aが所定間隔で回転自在に設けられた第2の起上アーム79の基端が固着されている。
【0048】
上記第1の起上アーム78のローラ78aは第1の脚床板部72bの下面に転接し、第2の起上アーム79の各一対のローラ79aは背床板部72eの下面に設けられた図示しないガイドレールに転動自在に係合している。
【0049】
そして、上記構成の背上げ駆動機構73は、第1の駆動軸76と第2の駆動軸77との両端部が上記ベッドフレーム65の一対の縦杆66の内面に設けられた各一対の受け部材80(一方側のみ図示)に回転自在に支持されている。
【0050】
上記第1の起上アーム78が起上方向に駆動されると、第1の脚床部72bが上昇させられ、それに第2の脚床部72aが連動して上昇する。第2の脚床部72aには上記ベッドフレーム65に両端を枢着したコ字状の保持部材81の中途部が回動自在に連結されている。したがって、上記第1の脚床部72bと連動した第2の脚床部72aは上記保持部材81によって上昇状態で保持されるようになっている。
【0051】
上記第2の起上アーム79が起上方向に駆動されると、背床板部72eが上昇方向に回動し、それに腰床部72dが連動する。したがって、床板72に載置された図示しないマットレス上に仰臥した患者は、上半身を起こすことができるようになっている。
【0052】
なお、図1に示すように、床板72は、その背床板部72eがベースフレーム1の第2のアーム18側に位置するよう配設されている。
【0053】
つぎに、上記構成のベッド装置の使用形態について説明する。
【0054】
まず、ベッドフレーム65、つまり床板72を水平な状態で上下動させる場合には、ロック機構35のロックピン38によって第1の連動杆25に対して第2の連動杆26がスライド不能なロック状態とする。
【0055】
そして、上記ベッドフレーム65を下降位置から上昇させるには、駆動源62を作動させて駆動軸63を前進方向へ駆動する。それによって、この駆動軸63の反力で第1の下部連結片23bと第1の連結軸21aを介して第1のアーム16が図7に矢印で示す起立方向に回動する。
【0056】
第1のアーム16が起立方向に回動すると、その回動がロック状態にある第1の連動杆25と第2の連動杆26を介して第2のアーム18に伝達されるから、この第2のアーム18が第1のアーム16とともに同図に矢印で示す起立方向に回動することになる。
【0057】
したがって、図9(a)に示すように、これらアーム16,18の起立方向への回動によってベッドフレーム65がほぼ水平に上昇することになるから、たとえば患者の診察や介護をする場合等には診察者や介護者が作業し易い高さにすることができ、便利である。
【0058】
床板72上に仰臥した患者の頭部への血流をよくするため等に、頭部を足部よりも低くしたい場合には、ベッドフレーム65を下降状態にしてから、ロック機構35による第1の連動杆25と第2の連動杆26とのロック状態を解除する。つまり、解除機構51の操作部材52の操作軸55に手を掛けてこの操作部材52を図8に矢印で示す方向へ引き、係止軸57に係止溝56の係止部56aを係合させることで、その解除状態を保持する。
【0059】
操作部材52を引くと、その先端に設けられた係止ピン53によってロック機構35のロックピン38が設けられたホルダ36が支軸37を支点として回動するから、上記ロックピン38が第2の連動杆26の先端面から外れてロック状態が解除される。つまり、第1の連動杆25に対して第2の連動杆26がスライド可能となる。
【0060】
このように、ロック状態を解除したならば、上下駆動手段61の駆動源62を作動させて駆動軸63を前進方向へ駆動する。それによって、図8に鎖線で示すように第1のアーム16がその一端に設けられたピン17を支点として他端が上昇する方向へ回動するから、この他端の上昇にベッドフレーム65の一端が連動して上昇することになる。
【0061】
ロック機構35による第1の連動杆25と第2の連動杆26とのロック状態が解除されていなければ、第2のアーム18も回動してベッドフレーム65の他端も上昇することになる。
【0062】
しかしながら、ロック状態が解除されていることで、第1のアーム16が回動すると、その回動に連動して長手方向に移動する第1の連動杆25の内部に沿って第2の連動杆26が相対的にスライドすることになるから、上記第1のアーム16の回動が第2のアーム18に伝達されることがない。
【0063】
つまり、第1のアーム16は駆動軸63の前進方向へのストロークに応じた角度で回動上昇するが、第2のアーム18はほとんど回動しないため、ベッドフレーム65は患者の頭部側、つまり床板72の背上げ床板部72e側が低くなる状態で傾斜することになる。この状態を図9(b)に示す。
【0064】
第1のアーム16を起立方向へ回動させて、ベッドフレーム65を傾斜させると、図8に鎖線で示すように第2のアーム18も上昇方向へわずかに回動する。そのため、第2の連動杆26と第2の上部連結片24aとの連結点cは同図にe1で示す距離だけ変位する。つまり、上記連結点cはベッドフレーム65を傾斜させることで図8の左方向へ距離e1だけ変位する。
【0065】
上記連結点cが変位すると、その変位に応じて第2のアーム18の一端部のピン19がベッドフレーム65の長手方向に沿って長い第2の係合凹部7をe2で示す距離、つまりe1と同じ距離スライドする。そのため、ベッドフレーム65を図8に鎖線で示す状態に円滑に傾斜させることができる。
【0066】
一方、患者の足部への血流を促進したい場合や頭部への血流を少なくしたい場合等には、患者の頭部を高く保持する必要がある。そのような場合には、背上げ駆動機構73のモータ75を作動させて第1の起上アーム78と第2の起上アーム79とを起上方向へ駆動する。
【0067】
それによって、第2の起上アーム79が背床板部72eを起上方向に押し上げるから、この背床板部72eによって患者の上半身が起こされ、頭部が足部に比べて高くなる姿勢となる。
【0068】
また、第2の起上アーム79とともに駆動される第1の起上アーム78によって第1の脚床板部72bが起上方向に駆動され、それに第2の脚床板部72aが連動してその状態で保持される。
【0069】
そのため、患者は足部がわずかに持ち上げられることになるから、上半身が起こされても、臀部が前方にずれ動くのが阻止されることになる。つまり、患者は上半身が起こされたときに、脚部がわずかに持ち上げられることで、上半身を起こした姿勢を比較的楽に維持することができる。
【0070】
なお、この発明は上記一実施例に限定されるものでない。たとえば、上下駆動機構は第1のアーム(第1の下部連結片)と第1の連動杆との間に設けたが、第2のアーム(第2の下部連結片)と第2の連動杆との間に設けるようにしてもよい。
【0071】
【発明の効果】
請求項1、請求項2、請求項4及び請求項5の発明によれば、第1の連動杆と第2の連動杆とのスライド状態をロックして駆動手段を作動させれば、第1のアームと第2のアームとが上昇方向に回動させることができるから、ベッドフレームをほぼ水平に上昇させることができる。
【0072】
また、上記第1の連動杆と第2の連動杆とのロック状態を解除して駆動手段を作動させれば、一方のアームだけが上昇方向に回動するから、ベッドフレームを傾斜させることができる。
【0073】
そのため、1つの駆動手段でベッドフレームを水平な状態で上下駆動したり、傾斜させることができるから、上下と傾斜の駆動を別々の駆動手段で行っていた従来に比べて部品点数を少なくし、構成の簡略化を図ることができる。
【0074】
請求項2の発明によれば、ベッドフレームを傾斜させるとき、一方のアームの一端部がベッドフレームの長手方向に沿ってスライドすることで、その操作を円滑に行うことが可能となる。
【0075】
請求項3の発明によれば、ベッドフレームに設けられる床板の一部を、背上げ駆動機構によって起伏できるようにし、その床板の背上げ側をベッドフレームを傾斜させたときの下方側に位置させるようにした。
【0076】
そのため、上記ベッドフレームを傾動させることで、床板上に仰臥した病人の頭部を下げることができ、ベッドフレームを水平な状態として床板の一部を背上げすることで、病人の頭部を上げることができるから、頭部を低くする患者と高くする患者とに利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示すベッド装置の分解斜視図。
【図2】同じく第1の連結部材の斜視図。
【図3】(a)は同じく第2の連結部材の斜視図、(b)は同じく分解斜視図。
【図4】同じく第1の連結杆と第2の連結杆との連結構造の斜視図。
【図5】同じく第1の連結部材と第2の連結部材との連結構造の一部省略した断面図。
【図6】(a)は同じく図5のA−A線方向から見た図、(b)は同じく操作部材の係止溝が形成された後端部の平面図。
【図7】同じくベッドフレームを水平に上昇させるときの第1のアームと第2のアームとの動きを示す説明図。
【図8】同じくベッドフレームを傾斜させるときの第1のアームと第2のアームとの動きを示す説明図。
【図9】(a)は同じくベッドフレームを水平に上昇させたときのベッド装置の側面図、(b)は同じく傾斜させたときの側面図。
【符号の説明】
1…ベースフレーム
16…第1のアーム
18…第2のアーム
25…第1の連動杆
26…第2の連動杆
35…ロック機構
36…ホルダ
38…ロックピン
43…引張りばね
51…解除機構
52…操作部材
61…上下駆動手段
65…ベッドフレーム
72…床板
73…背上げ駆動機構

Claims (5)

  1. ベースフレームと、
    このベースフレームの長手方向一端部に一端部が回動自在に連結された第1のアームと、
    上記ベースフレームの長手方向他端部に一端部が回動自在に連結された第2のアームと、
    上記第1のアームの他端部と上記第2のアームの他端部とに長手方向の一端部と他端部とがそれぞれ回動自在に連結されたベッドフレームと、
    上記第1のアームの他端部に一端部が回動自在に連結された第1の連動杆と、
    上記第2のアームの他端部に一端部が回動自在に連結され他端部が上記第1の連動杆の他端部にスライド自在に係合された第2の連動杆と、
    第1の連動杆と第2の連動杆との他端部をスライド不能に保持するロック機構と、
    このロック機構による第1の連動杆と第2の連動杆との他端部の保持状態を解除する解除機構と、
    一端部が上記第1のアームと第2のアームのどちらか一方のアームに連結され他端部が上記一方のアームに一端部が連結された一方の連動杆に連結されて設けられ、上記第1の連動杆と第2の連動杆とが上記ロック機構によってスライド不能に保持された状態で作動することで上記第1、第2のアームを起立方向に回動して上記ベッドフレームをほぼ水平に上昇させ、上記ロック機構による保持状態を解除した状態で作動することで一方のアームだけを上昇方向に回動させて上記ベッドフレームを傾斜させる駆動手段と
    を具備したことを特徴とするベッド装置。
  2. 上記第1のアームと第2のアームとのどちらか一方のアームの一端部は、上記ベースフレームに回動自在かつベースフレームの長手方向に沿ってスライド可能に連結されていることを特徴とする請求項1記載のベッド装置。
  3. 上記ベッドフレームには床板が設けられ、この床板の一部は起伏可能になっていて、その起伏可能な部分は上記ベッドフレームに設けられた背上げ駆動機構によって起伏駆動される構成であることを特徴とする請求項1記載のベッド装置。
  4. 上記第1の連動杆と第2の連動杆との他端部は、一方の連動杆に他方の連動杆がスライド自在に収容された構成となっていて、
    上記ロック機構は、一方の連動杆に回動可能に自在に設けられたホルダと、
    このホルダに両端部が保持されるとともに中途部が上記一方の連動杆の内部に貫通し上記ホルダとともに回動可能なロックピンと、
    上記ロックピンが一方の連動杆に収容された他方の連動杆の端面に当接してこの他方の連動杆が一方の連動杆に対してスライドするのを阻止するよう上記ホルダを所定方向に回動付勢したばねとから構成されており、
    上記解除機構は、上記ホルダを上記ばねの付勢力に抗して回動させる操作部材である
    ことを特徴とする請求項1記載のベッド装置。
  5. 上記操作部材を上記ばねの付勢力に抗して操作して上記ロックピンによる他方の連動杆の保持状態を解除したときに、上記操作部材はその操作状態で保持される構成であることを特徴とする請求項4記載のベッド装置。
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