JP3619890B2 - 取手の取付方法、および取手 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、広く家具一般に用いられているスライドドアに取手を取り付ける方法、および、上記取付方法を実施するに好適な取手部材に関するものであって、特に、収納家具の前面開口を覆うように配置されたスライドドアに好適な技術である。
【0002】
【従来の技術】
スライドドアは従来一般に用いられ、例えば収納家具にも用いられている。図3は2段積みされたロッカーの内の上段のロッカーの前面開口部を覆うように配置されたスライドドアであって、筆記用ボードに兼用されている従来例を示し、該スライドドアに直交する垂直な面で切断するとともに、上下方向に切り縮めて描いた断面図である。
下段ロッカー1の上に上段ロッカー2が積まれており、該上段ロッカー2の前面開口部を覆う形に2枚のスライドドア3A,3Bが配置されている。本例のスライドドアは、図4を参照して後に詳述するように、筆記用のボード(いわゆる黒板,白板などのボード類を総称する意)を兼ねた部材である。
上,下2段のロッカー2,1の間に挟みつける形に下部レール4が取り付けられるとともに、上段ロッカー2の上縁に沿って上部レール5が取り付けられている。
一方、前記のスライドドア3A,3Bの下端部には車輪6が、上端部にはガイドローラ7が、それぞれ回転自在に取り付けられていて、前記のレール4,5に案内されている。詳しくは、上記スライドドア兼筆記ボード3A,3Bの周囲の4辺の縁に、枠部材9が、取付ネジ10で取り付けられ、上記取付ネジ10によって共締めされたブラケット部材を介して前記の車輪6,ガイドローラ7が取り付けられている。
前記2枚のスライドドア兼ボード3A,3Bの間隙寸法dが過大であると、ドアとして好ましくないので、相互に干渉しない範囲でなるべく狭く設定される。図4は上掲の図3に示したスライドドア兼ボードの端縁に枠部材が取り付けられている状態を描いた断面図であって、垂直断面図として見ることもでき、水平断面図として見ることもできる図である。
スライドドア兼ボード3は、筆記用の白板類と同様の構造で、表面にホワイトボード処理された2枚の鉄板3aの間に発砲スチロール板3cを挟みつけている。3dは、上記発砲スチロール板3cの周囲を取り囲んでいる木枠3dである。枠部材9は、本例では軽合金の押出し成形品であって、紙面と垂直方向の長さを有しており、その両端部を除いて同様の断面形状を有している。本図には、上記の断面形状が現われている。1対の挟み板部9aが当て板部9bによって連結されており、該当て板部9bはスライドドア兼ボード3の端面に当接せしめられている。取付ネジ10が上記当て板部9bを貫通して前記の木枠3dに螺入,緊定されている。このようにして枠部材9はスライドドア兼ボード3の周囲に固着される。1対のネジ覆い部9cは、上記取付ネジ10の頭部が外観に現われないように設けられた構成部分であって、前記の挟み板部9aや当て板部9bと一体に成形されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前掲の図3に示されているスライドドア兼筆記ボード3a,3bは、これを紙面と垂直な方向に動かすことによって、上段ロッカー2の前面開口部を開閉することができる。上記の動き(図3において紙面と垂直)は、図4を水平断面として見たとき往復矢印L−Rのような左右方向の動きである。
スライドドア兼ボード3を図の左右方向に動かすため、従来においては枠部材9に手の指の爪先を掛けたり、鉄板3に掌を当てて摩擦力で動かしたりしていたが、往復矢印L−R方向の力を有効に伝達することが容易でなかった。
こうした不具合を解消するため、スライドドア若しくは枠部材に取手を取り付けることが考えられるが、次のような技術的困難が有る。
a. 例えば取付ネジによって取手をスライドドアに取り付けようとすると、該スライドドアにネジ用の孔を穿っておかなければならないが、室内の調度品の意匠的観点から、取手の取り付けが好まれない場合も有る。このような場合に取手を取り付けないでおくと、ネジ孔が残って外観を損ねる。
b. 例えば第3図に示した下段ロッカー1と上段ロッカー2とを比較して考えると、下段ロッカーのスライドドアには比較的高い位置に取手を取り付けなければならないし、上段ロッカーのスライドドアには比較的低い位置に取手を取り付けなければならない。その他、使用者の体格(特に身長)に応じて取り付け位置を変える必要を生じる。しかし、前記のようにスライドドアに予めネジ孔を設けておくと、こうした上下調節が出来ない。しかし、予めネジ孔を設けておかないと、最終ユーザーがスライドドアに取手を取り付けることは非常に困難である。
c. スライドドア兼筆記用ボードに、接着剤を用いて取手を接着固定することも考えられる。しかし、いわゆるホワイトボード処理された鉄板に取手を接着することは容易でない。
工業生産において接着作業を行なう場合、接着剤が固化するまで静置しなければならないので作業能率が低下する。その上、接着剤から溶剤の気体が発生するので、作業員の健康管理に格別の配慮が必要となり、結果として作業コストが上昇する。
d. 例えば、スライドドアを備えた収納家具の設置場所が変更されると、スライドドアの取手の位置を変える必要が生じることが有る。このような場合、従来技術による取付方法では容易に対応できない。
本発明は上述の事情鑑み為されたものであって、
イ.スライドドアに予め機械加工(例えば穿孔)を施しておく必要が無く、
ロ.取手の取り付け個所の上下方向位置を任意に選定することができ、
ハ.取手を取り外すことも可能で、取付した後に痕跡を残さず
ニ.最終ユーザーである女子事務員や家庭婦人でも容易に取扱うことができ、
ホ.構成部材が簡単で安価な、
取手の取付方法、および、上記取付方法の実施に好適な取手部材を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために創作した本発明の基本的原理を略述すると、
図4に示したような枠部材9(もしくは、これに類似する枠部材)が、スライドドアの周囲に装着されていることを前提として、弾性を有する部材で構成された、本発明特有の構成よりなる取手を、該枠部材に節度を以って嵌め合わせる。本発明において節度を伴う嵌合とは、いわゆるパッチン嵌合を言い、構成部材自身の弾性によって嵌合状態を保持する作用を果たし、かつ、構成部材を弾性変形させて嵌合を脱離せしめ得る混合を言う。
【0005】
上述の原理に基づく本発明の取付方法につき、その実施例に対応する図1を参照して説明すると、スライドドアの平面板状部を挟みつける1対の挟み板部(9a)と、上記1対の挟み板部を連結するとともに上記平面板状部の端面に当接せしめられる当て板部(9b)と、上記当て板部を貫通して上記平面板状部の端面に螺入される取付ネジ(10)の頭部を覆う形状の1対のネジ覆い部(9c)とよりなる枠部材(9)を装着されているスライドドア(3)に対して、上記スライドドアと別体に構成された取手(11)を取り付ける方法において、
上記の取手にフック(11a)および補助フック(11c)を形成して、
上記フック(11a)を前記1対のネジ覆い部(9c)の一方に係合した状態で、該フック ( 11a ) を中心として取手を回動させて、前記補助フック(11c)を、前記1対のネジ覆い部(9c)の他方に係合せしめるとともに、
上記取手に形成された凹形の嵌合部(11b)を前記の挟み板部の端部に、節度を以って嵌着し、
上記の取手に形成された平面部(11d)を前記スライドドアの平面板状部に対向せしめ、両面粘着テープ(12)によって貼り付けることにより、
上記の取手をスライドドア周辺の所望の個所に対して固定することを特徴とする。
【0006】
また、上記の発明方法を容易に実施してその効果を発揮させるため、本発明に係る取手の構成は、スライドドアの平面板状部を挟みつける1対の挟み板部(9a)と、上記1対の挟み板部を連結するとともに上記平面板状部の端面に当接せしめられる当て板部(9b)と、上記当て板部を貫通して上記平面板状部の端面に螺入される取付ネジ(10)の頭部を覆う形状の1対のネジ覆い部(9c)とより成る枠部材(9)を装着されているスライドドア(3)に対して取り付けられる取手部材であって、
前記1対のネジ覆い部(9c)の一方に係合するフック(11a)と、
前記1対のネジ覆い部(9c)の他方に係合する補助フック(11c)と、
前記1対の挟み板部(9a)の一方に嵌合する凹形の嵌合部(11b)と、
前記スライドドアの平面板状部に対向する平面部(11d)とが、
弾性を有する合成樹脂材料によって一体的に形成されていて、
前記のフック(11a)をネジ覆い部(9c)の一方に係合した状態で前記の嵌合部(11b)は、上記フック(11a)を中心として回動可能であり、
上記の嵌合部(11b)を前記の挟み板部(9a)に向けて押圧すると、節度を伴って嵌合するようになっており、
かつ、前記平面部(11d)に両面粘着テープ(12)が貼着されていて、スライドドア(3)の平面板状部に貼り付け得るようになっていることを特徴とする。
【0007】
【作用】
前記の手段によると、枠部材のネジ覆い部に対して取手のフックを係合し、さらに該取手の嵌合部を枠部材にパッチン嵌合させるとともに、両面粘着テープによって、取手の平面部をスライドドアの平面板状部に貼着することにより、取手を枠部材に対して、別段の熟練を要せず、ネジや工具を用いないで、迅速かつ容易に固定的に装着することができる。
【0008】
【実施例】
次に、図1および図2を順次に参照しつつ、本発明の実施例を説明する。図1は本発明を適用して構成した取手の1実施例を、スライドドア兼ボードの枠部材に取り付けた状態を示し、取付作業を説明するための記号を付記した水平断面図である。
本実施例は、図4に示した従来例の枠部材9を装着したスライドドア兼ボード3に、本発明に係る取手11を装着したものであって、図4と同一の符号を付したものは前記従来例におけると同様ないし類似の構成部分である。
本実施例においては、収納家具のスライドドアと筆記用ボードとの二つの役目を兼ねたスライドドア兼ボード3を用いたが、本発明を実施する際、筆記用ボードとしての機能を有していないスライドドアに適用することもできる。
本実施例の取手11の本体部分は、弾性を有する合成樹脂材料によって押出し成形によって構成されている。従って、横断面の形状は総べて同じである。図2は上掲の図1に示した実施例において横断面か現れている取手を描いた外観斜視図である。このような押出成形品は長尺の杆状の押出し製品を任意の寸法に切断して用いることができるので、安価に大量生産することができ、しかも、主要生産設備を変更することなく、その長さ寸法Lを容易に選定することができるので好都合である。
上記の取手11には、前述した枠部材9のネジ覆い部9cに係合するフック11aが一体に成形されている。このフック11aをネジ覆い部9cに係合すると、取手11は上記係合部を中心として往復矢印a−bのように傾動し得る状態となる。仮想線で描いた11′は、傾動しつつある取手を表している。
取手11には、該取手が矢印b方向に傾動したとき、前記枠部材9の挟み板部9aに嵌合するように、凹形の嵌合部11bが形成されている。
上記の取手11を矢印b方向に傾動させて、嵌合部11bを挟み板部9aに嵌合させようとすると、該凹形嵌合部11bの外側縁の付近が挟み板部9aと干渉して若干の手応えを感じるが、この取手11の本体部分が弾性を有する合成樹脂で構成されているので、いわゆるパッチン嵌合して、節度を以って嵌め合わされる。上記の操作における手応え(節度)が有るということは、この取手11を枠部材9に取り付けた後、異常な力を受けない限り離脱する虞れが無いということを保証している。
本実施例においては、1対のネジ覆い部9cの内の片方にフック11aを係合するとともに、他方のネジ覆い部9cに係合する補助フック11cを設けた。このように、フック11aと補助フック11cとを設けると、取付ネジ10の頭部に干渉することなく、確実な取り付けが出来るので好都合である。
図1から容易に理解し得るごとく、枠部材9に節度を以って嵌合された取手11は、意識的に操作力を加えない限り離脱しないが、紙面と垂直方向に摺動することは容易である。このように摺動可能であるということは、その取付位置を上下方向に任意に選定したり、変更したり出来るという本願発明に特有の長所の一つであるが、適当な高さに固定しておかねば却って不便である。そこで本実施例は図1に示すごとく、スライドドア兼ボード3の平面板状部に対向する平面部11dを形成するとともに、図2に示すごとく該平面板状部に両面粘着テープ12を貼着して離型紙で覆ってある。上記の離型紙(図示省略)を剥がし取って、図1に示したようにスライドドア兼ボード3の板面に粘着させると、取手11の上下方向摺動が固定される。
本実施例における両面粘着テープ12は、スライドドアの開閉操作の力を全面的に支承するものではないので、格別に強固な粘着力を必要としない。従って、最終ユーザーが自己の好みの取付位置を選定し、前述した離型紙を剥がして取手11をスライドドア兼ボード3に取り付ける作業は、格段の熟練や労力,臂力を要せず、迅速,容易に行ない得る。
上述した両面粘着テープに代えて、事務用,家庭用の粘着剤を用いることもでき、事務用,家庭用の接着剤を用いることもできる。
【0009】
以上に述べた取手11に手の力を掛け易いように、平面部11dと背中合わせに位置せしめて突条11eを設けてある。図2に見られるごとく、上記の突条11eは押出し成形品の通例として、取手全体の長さ方向と平行になっている。このような構成の突条は、押出し成形と同時に形成されるので製造コストが安価である上に、図2から容易に理解できるように上下方向の寸法Lの範囲内で任意の個所に手を掛けることができるので便利である。(背の高い人は上記の範囲Lの内の上端付近に、背の低い人(子供を含む)は下端付近に手を掛けることができる。)
さらに、本実施例の取手は押出成形された長尺の素材を切断して構成してあるので、前記の寸法Lを大きく設定して複数の使用者の身長差に対応することができて非常に便利である。
【0010】
そして本実施例の取手11は、上記の突条11eを覆ってソフトカバー11fを固着してあるので、手触りが柔かく、フィーリングが優れている。こうしたフィーリングの良否は、機械的な性能以外の品質要因として、商品価値を左右するところが少なくない。すなわち、操作フィーリングを良くすることは間接的に産業の発達に寄与する。
本発明を実施する際、取手11の本体部分と別体に構成したソフトカバー11fを突条11eの表面に貼着しても良いが、本実施例においては柔軟な合成樹脂材料を用いて2色押出し成形法を利用して構成した。2色押出しとは、1個の押出ダイを共有する2個の押出シリンダに、それぞれ異なる2色または2種のプラスチック材料を供給し、可塑化,溶融したのちダイから押し出して、一体の押出製品を成形する操作をいう。この操作の2色とは、two−color extrusionを直訳したものであって、2つの色調という意味ではなく、2種類のという意味である。本発明を実施する際、ソフトカバー11fの色調は任意に設定することができ、取手11の本体部分と同色であってもよく、異なる色調であっても良い。
【0011】
【発明の効果】
本発明を適用すると、『枠部材のネジ覆い部に対して取手のフックを係合し、
該フックを中心として回動させて、該取手の嵌合部を枠部材の挟み板部にパッチン嵌合させる』という簡単な操作により、取手を枠部材に対して、別段の熟練を要せず迅速容易にかつ固定的に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して構成した取手の1実施例を、スライドドア兼ボードの枠部材に取り付けた状態を示し、取付作業を説明するための記号を付記した水平断面図である。
【図2】上掲の図1に示した実施例において横断面か現れている取手を描いた外観斜視図である。
【図3】2段積みされたロッカーの内の上段のロッカーの前面開口部を覆うように配置されたスライドドアであって、筆記用ボードに兼用されている従来例を示し、該スライドドアに直交する垂直な面で切断するとともに、上下方向に切り縮めて描いた断面図である。
【図4】上掲の図3に示したスライドドア兼ボードの端縁に枠部材が取り付けられている状態を描いた断面図であって、垂直断面図として見ることもでき、水平断面図として見ることもできる図である。
【符号の説明】
1…下段ロッカー、2…上段ロッカー、3…スライドドア兼ボード、3A,3B…スライドドア兼筆記ボード、4…下部レール、5…上部レール、6…車輪、7…ガイドローラ、8…ストッパゴム、9…枠部材、9a…挟み板部、9b…当て板部、9c…ネジ覆い部、10…取付ネジ、11…取手、11a…フック、11b…嵌合部、11c…補助フック、11d…平面部、11e…突条、11f…ソフトカバー、12…両面粘着テープ。
Claims (2)
- スライドドアの平面板状部を挟みつける1対の挟み板部(9a)と、上記1対の挟み板部を連結するとともに上記平面板状部の端面に当接せしめられる当て板部(9b)と、上記当て板部を貫通して上記平面板状部の端面に螺入される取付ネジ(10)の頭部を覆う形状の1対のネジ覆い部(9c)とよりなる枠部材(9)を装着されているスライドドア(3)に対して、上記スライドドアと別体に構成された取手(11)を取り付ける方法において、
上記の取手にフック(11a)および補助フック(11c)を形成して、
上記フック(11a)を前記1対のネジ覆い部(9c)の一方に係合した状態で、
該フック ( 11a ) を中心として取手を回動させることにより、
前記補助フック(11c)を、前記1対のネジ覆い部(9c)の他方に係合せしめるとともに、
上記取手に形成された凹形の嵌合部(11b)を前記の挟み板部の端部に、節度を以って嵌着し、
上記の取手に形成された平面部(11d)を前記スライドドアの平面板状部に対向せしめ、両面粘着テープ(12)によって貼り付けることにより、
上記の取手をスライドドア周辺の所望の個所に対して固定することを特徴とする、取手の取付方法。 - スライドドアの平面板状部を挟みつける1対の挟み板部(9a)と、上記1対の挟み板部を連結するとともに上記平面板状部の端面に当接せしめられる当て板部(9b)と、上記当て板部を貫通して上記平面板状部の端面に螺入される取付ネジ(10)の頭部を覆う形状の1対のネジ覆い部(9c)とより成る枠部材(9)を装着されているスライドドア(3)に対して取り付けられる取手部材であって、
前記1対のネジ覆い部(9c)の一方に係合するフック(11a)と、
記前1対のネジ覆い部(9c)の他方に係合する補助フック(11c)と、
前記1対の挟み板部(9a)の一方に嵌合する凹形の嵌合部(11b)と、
前記スライドドアの平面板状部に対向する平面部(11d)とが、
弾性を有する合成樹脂材料によって一体的に形成されていて、
前記のフック(11a)をネジ覆い部(9c)の一方に係合した状態で前記の嵌合部(11b)は、上記フック(11a)を中心として回動可能であり、
上記の嵌合部(11b)を前記の挟み板部(9a)に向けて押圧すると、節度を伴って嵌合するようになっており、
かつ、前記平面部(11d)に両面粘着テープ(12)が貼着されていて、スライドドア(3)の平面板状部に貼り付け得るようになっていることを特徴とする、取手。
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