JP3608706B2 - 蛍光ランプ、照明器具および蛍光ランプの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する利用分野】
本発明は光触媒膜が外面に形成された蛍光ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
蛍光ランプ外面に酸化チタン等の光触媒膜を形成した光触媒膜付蛍光ランプは、特許第2545727号公報に記載されているように蛍光ランプから発する光に含まれる近紫外線を受けた光触媒活性により、表面に付着した有機化合物を分解するため、点灯中にランプ表面に汚れが付着しにくく、また空気中の臭いのもとを分解するため消臭の効果がある。
【0003】
蛍光ランプは、通常、蛍光ランプ外に紫外線が放射されるのを極力防止するように構成されているが、水銀の輝線である365nmなどの近紫外線がわずかながら放射されている。
【0004】
一般的に、蛍光ランプから放射される近紫外線は、放電路が形成される両電極間が放射量が多く、電極から口金側に近くなるにしたがい放射量が少なくなる。
【0005】
光触媒膜はこの近紫外線が照射されることによって活性化され、酸化、分解力を示すようになるので、近紫外線の放射量が比較的少ないランプ部位に形成された光触媒膜は活性度が低くなる。
【0006】
したがって、光触媒膜は紫外線放射量の少ないバルブ両端部まで形成する必要はなく、従来の光触媒膜付き蛍光ランプは、口金が配設されるバルブ端部から一定領域を残すように光触媒膜を形成している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、光触媒膜は可視光線を多少吸収するとともに、バルブとの屈折率差により光干渉作用を起こすため、蛍光ランプの点灯時における光触媒膜の外面と光触媒膜が形成されていないバルブ外面とでは外観上の輝度または光色に若干の差が生じる。
【0008】
したがって、従来の光触媒膜付き蛍光ランプのように、バルブ端部から一定領域を残して光触媒膜を形成すると、バルブ端部に光触媒膜形成部と非形成部との境界がはっきりと現れてしまうことがあり、外観上好ましくない。
【0009】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、光触媒膜形成部の境界が現れることのない外観に優れた光触媒膜付きの蛍光ランプ、この蛍光ランプを使用した照明器具および蛍光ランプの製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決しようとする手段】
請求項1の蛍光ランプは、内面に蛍光体層が形成され、両端に電極が封装された管状バルブと;このバルブ端部に取付けられた口金と;バルブ外面および口金の周側面に形成された光触媒膜と;を具備していることを特徴とする。
【0011】
上記各請求項および以下の請求項において、特に限定していない限り用語の定義は以下の説明による。
【0012】
バルブはソーダライムガラス、鉛ガラスなどが用いられるが透光性であればセラミックスなどであってもよい。
【0013】
蛍光ランプは直管状の他、環形、屈曲形など、端部に口金が取り付けられるものが適用可能である。
【0014】
電極は、熱陰極、冷陰極などであるが、放電を生起するものであれば、バルブ外面に取付けられる電界発生形電極や誘導コイルなどの外部電極であってもよい。
【0015】
蛍光体は、3波長発光形蛍光体やカルシウムハロ燐酸塩蛍光体のような白色蛍光体であるが、近紫外線を発生する蛍光体であってもよい。
【0016】
口金は、これら蛍光ランプの形態に対応して、適切な任意の構造が採られ、またその素材も、金属系やたとえばPBT(ポリブチレンテレフタレート)などのプラスチック類やであってもよい。
【0017】
光触媒膜は、酸化チタン(TiO2)が光触媒効果、製造コストの観点から最適であるが、膜状に形成したときに透光性を有するものであれば、たとえばWO3,LaRhO3.FeTiO3,Fe2O3,CdFe2O4,SrTiO3,CdSe,GaAs,GaP,RuO2などの光触媒作用を有する化合物の微粒子、もしくは2種以上の微粒子混合系であってもよい。
【0018】
光触媒膜は、TiO2およびSiO2などのバインダー成分で形成されるが、TiO2のみを主成分として形成されていてもよい。光触媒膜の膜厚は、アルコレート膜形の場合は0.0l〜1μm程度、微粒子膜形の場合は平均粒径0.007〜0.05μm程度の微粒子を素材とすることが好ましい。
【0019】
請求項1の蛍光ランプによれば、外方に露出するバルブ外面全領域にわたって光触媒膜が形成されるので、非形成部との境界が現れることがなく、ランプ点灯時の外観が損なわれるおそれがない。
【0020】
請求項2の照明器具は、器具本体と:前記器具本体に着脱自在に装着された請求項1記載の蛍光ランプと:を具備していることを特徴とする。
【0021】
照明器具は、室内用の天井直付形または吊下げ形の器具や、屋外用の照明器具などが挙げられる。
【0022】
請求項3の蛍光ランプの製造方法は、管状バルブの両端に口金が取り付けられた蛍光ランプの長手方向を鉛直に保持してことにより口金の周側面を含めて光触媒膜を形成することを特徴とする。
【0023】
バルブに光触媒膜を形成してから口金を取付ける工程では、光触媒膜を塗布した後、膜が乾燥するまで口金を取付ける工程に移れず、製造が煩雑となることも考えられる。
【0024】
請求項3の蛍光ランプの製造方法によれば、口金の周側面を含めて光触媒膜を形成するようにコーティング剤を蛍光ランプの上方より流して塗布するようにしたので、乾燥工程を製造の最終段階にすることができ、効率よく蛍光ランプを製造することができる。
【0025】
請求項4は、請求項3の蛍光ランプの製造方法において、口金ピンに光触媒膜のコーティング剤が侵入しないように口金ピンの周囲に遮蔽体を取り付けてから光触媒膜を塗布したことを特徴とする。
【0026】
請求項4は、請求項3の蛍光ランプの製造方法の作用に加え、容易な方法でバルブ外面および口金の周側面に光触媒膜を形成するとともに、口金ピンに光触媒膜が形成されることが防止され、口金ピンの電気接触および電気絶縁の信頼性を高めることが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0028】
図1は、本発明に関連する他の発明の実施形態の蛍光ランプを模式的に示す一部切欠き断面図である。
【0029】
蛍光ランプは、JIS規格でFL40SSと表示される定袷電力37Wの低圧水銀蒸気放電ランプであり、1は直管形をなすバルブとしての発光管であって、この発光管1は、バルブ外径が28mm、管長1198mm程度の大きさをなし、約300nm以上の紫外線を透過するガラス、たとえばソーダライムガラスにて形成されている。そして、この発光管1の両端部はステム2,2により封止されており、これらステム2,2にはリード線3,3が気密に貫通されている。また、リード線3,3には、タングステンワイヤなどにより2重コイルに形成された電極手段としてのフィラメント電極4,4が取付けられており、図示しないエミッタが塗布されている。
【0030】
さらに、発光管1の外方に露出する外面には光触媒膜6(図1においては破線で示す。)が形成されている。ここで、光触媒膜6は、たとえばTiO2(酸化チタン)で形成されており、主に平均粒径0.05〜0.2μmのアナターゼ形TiO2微粒子をおよびSiO2微粒子(バインダー成分)で構成されている。
【0031】
7は、発光管の内面に形成された蛍光体層であり、水銀から放射された紫外線により励起されて可視光に変換する。
【0032】
蛍光体層7は、主に3波長発光形蛍光体を主体として構成されている。3波長発光形蛍光体としては、たとえば610nm付近にピーク波長を有する赤色蛍光体としてY2O3:Eu、540nm付近にピーク波長を有する緑色蛍光体としてLaPO4:Ce,Tb、450nm付近にピーク波長を有する青色蛍光体として(SrCaBa)5(PO4)3Cl:Euが用いられている。
【0033】
さらに、発光管1内には所定量の水銀とアルゴンガスなどの不活性ガスが封入されており、さらに発光管1の端部には口金ピン8を突設させた口金9,9が被着されている。そして、口金ピン8はリード線3を介してフィラメント電極4,4に接続されている。
【0034】
なお、蛍光体層7は、水銀から放射された紫外線により励起されて300〜400nmの紫外線を発する紫外線発光蛍光体を3波長発光形蛍光体に混合して構成してもよい。紫外線発光蛍光体としては、ユーロピウム付活アルカリ土類金属硼酸塩、鉛付活珪酸塩、ユーロピウム付活アルカリ土類金属アルミン酸塩、またはこれらにハロゲンが添加された蛍光体の少なくとも1種類以上が用いられている。ユーロピウム付活アルカリ土額金属硼酸塩としては、たとえば368nmにピーク波長をもつSr2B2O7:E2+が有効であり、鉛付活珪酸塩としては370nmにピ一ク波長をもつ(Ba,Sr,Mg)3Si2O7:Eu2+や350nmにピーク波長をもつBaSi2O5:Pb2+などが好適し、またユーロピウム付活アルカリ土類金属アルミン酸塩としては358〜360nmにピーク波長をもつものなどが有効である。
【0035】
図2は、上記他の発明の実施形態の蛍光ランプを模式的に示す一部切欠き断面図である。
【0036】
本実施形態の蛍光ランプは、外方に露出する発光管1の外面に連続して口金9で覆われる発光管1の外面部位にも光触媒膜6が形成されている。なお、10は口金9を発光管1の端部に被着する接着剤であり、フェノール樹脂溶液に石粉など添加配合して調製したセメントが使用されている。
【0037】
次に、本実施形態の蛍光ランプの製造方法を説明する。
【0038】
図3は、上記他の発明の蛍光ランプの外面に光触媒膜を塗布する工程を説明する概念図、図4は、同蛍光ランプの光触媒膜塗布後の口金被着工程を説明する一部拡大断面図である。
【0039】
発光管1は、放電媒体が発光管1内に封止された後、口金9が取付けられる前に一方のアウターリード線11がチャック12に把持され、その長手方向が鉛直となるように保持される。この状態で、発光管1の上端部にノズル13の先端を位置させ、ノズル13の先端から光触媒膜コーティング剤を流出しながらノズル12を発光管1の管軸を中心として回動させる。こうして、光触媒膜6が口金9で覆われる部位を含んだ発光管1の外面全体に塗布され、その後乾燥工程を経て膜形成が完了する。なお、このコーティング剤には、TiO2微粒子およびSiO2微粒子を酢酸ブチルアルコール−ブチルアルコールの混合溶媒に分散させて調製した懸濁液が使用されている。このコーティング剤に使用されるバインダー成分はSiO2微粒子に限らず、種々のものが適用可能である。また、混合溶媒も周知のものを用いてもよい。
【0040】
こうして、発光管1に光触媒膜6が形成された後、図4に示すように口金9が発光管1の端部に被着される。口金9は、その開口縁内部に接着剤10が注入されており、発光管1の端部と光触媒膜6を介して被着されている。接着剤10は、光触媒膜6に酸化、分解されないように有機系材料の混合量が少なく構成されている。
【0041】
次に、本実施形態の蛍光ランプの作用について説明する。
【0042】
蛍光ランプを点灯すると電極4,4問のアーク放電により水銀蒸気が水銀特有のl85nmおよび254nmの紫外線を放射し、この紫外線は蛍光体層7を励起する。この場合、蛍光体層7の3波長発光形蛍光体が3波長域にピーク波長を有する可視光を発する。そして、3波長発光形蛍光体によって発せられた可視光は発光管1の管壁を透過し、光触媒膜6を透過して外部に放射され、所定の可視光量が得られので、所定の明るさに照らすことができる。
【0043】
一方、アーク放電によって水銀の輝線である365nmなどの紫外線がわずかながら発光管1から放射されるので、この紫外線は発光管1の管壁を透過し、光触媒膜6に達する。光触媒膜6はこの紫外線を吸収し、光触媒膜6表面が光触媒活性を生起し、周囲環境を汚染している臭気や有機物などを、効率的に酸化、分解するように機能する。
【0044】
たとえば、臭気(アセトアルデヒド濃度1300ppm)を有する密閉形の雰囲気下で、本実施形態の蛍光ランプを点灯して、点灯時間とアセトアルデヒド濃度の変化を測定したところ、1時間後300ppm、24時間後5ppm程度とすぐれた光触媒機能を呈することが確認された。
【0045】
本実施形態の蛍光ランプによれば、照明用光源として所要の可視光を発するとともに、表面に塗布した光触媒膜6に対する紫外線発生源としても機能し、住宅やオフィスなどの居住空間の照明および空気浄化を単一の蛍光ランプで実現でき、快適な居住環境が得られる。また、蛍光ランプの外表面にほこりや、煙草のヤニ、油脂成分などが堆積しても、光触媒膜6の酸化分解作用によりこれら物質の付着を防止する。一方、蛍光ランプの規格表示などが鮮明に維持されるため、光触媒作用による光束低下の防止、蛍光ランプの拭き洗い掃除の不要化などと相俟ってメンテナンスも容易になる。
【0046】
本実施形態の蛍光ランプによれば、外方に露出する発光管1の外面全領域にわたって光触媒膜6が形成されるので、光触媒膜非形成部との境界が現れることがなく、ランプ点灯時の外観が損なわれるおそれがない。
【0047】
また、本実施形態の蛍光ランプ製造方法によれば、口金9が取付けられる前に光触媒膜6を発光管1の外面に形成するので、口金9の近傍に発生しやすい液溜りによる塗りむらが発生することがなく、発光管1の外面に均一に光触媒膜6が形成される。
【0048】
また、光触媒膜6が、口金9が取付けられる前にコーティング剤を上方より流して塗布するので、容易な方法で発光管1の外面全領域にわたって均一な光触媒膜6が形成される。
【0049】
次に、本発明の実施形態の蛍光ランプについて図5および図6を参照して説明する。
【0050】
図5は本発明の実施形態の蛍光ランプの端部を示す一部拡大側面図、図6は同蛍光ランプの光触媒膜塗布時の口金状態を説明する一部拡大側面図である。なお、上記他の発明の実施形態と同一構成について説明を省略し、同一構成については同一符号を用いて説明する。
【0051】
本実施形態の蛍光ランプは、光触媒膜6が発光管1の外面および口金9の周側面に形成されている点で第1実施形態と異なる。口金9は、アルミニウムなどの金属製で成形された中空部材であるため、口金9の表面は光触媒作用によってほとんど影響を受けない。なお、光触媒膜6は口金9が被着される発光管部位に形成されないので、口金被着用の接着剤を有機系材料の混合量が少ないものにする必要がなく、接着剤の使用できる範囲が広がるという利点がある。
【0052】
次に、本実施形態の蛍光ランプ製造方法について説明する。
【0053】
蛍光ランプは、放電媒体が発光管1内に封止されて口金9が発光管1の端部に被着された後、図3と同様に口金9がチャックに把持されて、発光管の長手方向が鉛直となるように保持される。その後は、第1実施形態の製造方法と同様にして光触媒膜6が形成される。
【0054】
なお、コーティング剤を塗布する工程において、口金ピン8にコーティング剤が塗布されないようにする必要がある。したがって、コーティング剤を塗布する前に、図6に示すリング状の遮蔽体14を口金ピン8の周囲に予め取付けておくことが望ましい。この遮蔽体14によって、口金ピン8に光触媒膜が形成されることが防止され、口金ピン8の電気接触および電気絶縁の信頼性を高められる。
【0055】
本実施形態の蛍光ランプによれば、外方に露出する発光管1の外面全領域にわたって光触媒膜6が形成されるので、光触媒膜非形成部との境界が現れることがなく、ランプ点灯時の外観が損なわれない。
【0056】
なお、発光管1に光触媒膜6を形成してから口金9を取りつける工程では、光触媒膜6を塗布した後、光触媒膜6が乾燥するまで口金9を取付ける工程に移れず、製造が煩雑となることも考えられる。
【0057】
本実施形態の蛍光ランプ製造方法によれば、口金9の周側面を含めて光触媒膜6を形成するようにコーティング剤を蛍光ランプの上方より流して塗布するようにしたので、乾燥工程を蛍光ランプの製造工程の最終段階にすることができ、効率よく蛍光ランプを製造することができる。
【0058】
なお、上記各実施形態では直管形蛍光ランプについて説明したが、環形蛍光ランプや、発光管がU字状、ダブルU字状などの蛍光ランプであっても構わない。
【0059】
また、照明を用途としない光源であれば、紫外線蛍光体のみで蛍光体層を形成した蛍光ランプや発光管内に蛍光体が形成されていない殺菌ランプのような低圧水銀蒸気放電灯に置き換えても上記各実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0060】
さらに、光触媒作用を奏する物質としては、TiO2(酸化チタン)の他に、ZnO(酸化亜鉛)CeO2(酸化セリウム)、Tb2O3(酸化テルビウム)、MgO(酸化マグネシウム)、Er2O3(酸化エルビウム)、もしくはこれらの2種類以上の混合系、さらにはゼオライトなど混合した形態を採ってもよい。
【0061】
【発明の効果】
本発明の蛍光ランプによれば、外方に露出するバルブ外面全領域にわたって光触媒膜が形成されるので、非形成部との境界が現れることがなく、ランプ点灯時の外観が損なわれるおそれがない。
【0062】
また、本発明の蛍光ランプの製造方法は、口金の周側面を含めて光触媒膜を形成するようにコーティング剤を蛍光ランプの上方より流して塗布すると、乾燥工程を製造の最終段階にすることができ、効率よく蛍光ランプを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関連する他の発明の実施形態の蛍光ランプを模式的に示す一部切欠き断面図。
【図2】同上蛍光ランプを模式的に示す一部切欠き断面図。
【図3】同上蛍光ランプの外面に光触媒膜を塗布する工程を説明する概念図。
【図4】同上蛍光ランプの光触媒膜塗布後の口金被着工程を説明する一部拡大断面図。
【図5】本発明の実施形態の蛍光ランプの端部を示す一部拡大側面図。
【図6】同上蛍光ランプの光触媒膜塗布時の口金状態を説明する一部拡大側面図。
【符号の説明】
1…バルブ、4…電極、9…口金、6…光触媒膜、7…蛍光体層。
Claims (4)
- 内面に蛍光体層が形成され、両端に電極が封装された管状バルブと;
このバルブ端部に取付けられた口金と;
バルブ外面および口金の周側面に形成された光触媒膜と;
を具備していることを特徴とする蛍光ランプ。 - 器具本体と:
前記器具本体に着脱自在に装着された請求項1記載の蛍光ランプと:
を具備していることを特徴とする照明器具。 - 管状バルブの両端に口金が取り付けられた蛍光ランプの長手方向を鉛直に保持してコーティング剤を蛍光ランプの上方より流して塗布することにより口金の周側面を含めて光触媒膜を形成することを特徴とする蛍光ランプの製造方法。
- 口金ピンに光触媒膜のコーティング剤が侵入しないように口金ピンの周囲に遮蔽体を取り付けてから光触媒膜を塗布したことを特徴とする請求項3記載の蛍光ランプの製造方法。
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