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JP3595698B2 - 現像濃度調整方法 - Google Patents

現像濃度調整方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やプリンター等の画像形成装置の現像濃度調整方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子写真複写機や電子写真プリンター等において、感光体上を画像露光することによって形成された静電像を現像するため、現像部に電界を形成し、現像剤を感光体上の静電像に付着させ現像している。
【0003】
この電界を形成するため、矩形波交流電圧に直流成分を掛け合わせた、矩形波バイアス電圧が広く用いられている。矩形波はピーク電圧が小さく、大きな電気エネルギーが得られるからである。
【0004】
このバイアス電圧のうちの飛翔電圧により、現像剤が現像剤担持体から感光体の方向に向かう力を受け、また戻し電圧により現像剤担持体の方向に引き戻されて、この一連の過程によって、現像剤が感光体上の静電像に付着し、現像が行われるのである。
【0005】
多くの電子写真技術を用いた製品には、使用者が好みの画像を得られるよう、画像濃度調整装置が備わっている。そして、この濃度調整は、現像過程における現像剤の付着量を、バイアス電圧を制御することによって行っている。
【0006】
これまでに知られているバイアス電圧の制御方法としては、矩形波交流電圧に掛け合わせる直流電圧の大きさを変えて行うものがある。(従来例1)
【0007】
図7に、この従来例の最大濃度F1と標準濃度F5及び最低濃度F9の矩形波バイアス電圧の電位設定を示す。ここで、Vmaxが現像促進電位、Vminが戻し電位、VLが感光体の画像部である明電位、Vdが感光体の非画像部である暗電位を表している。Vppはバイアス電圧のピーク間電圧で、常に1500Vである。
【0008】
この方法は、たとえば高濃度画像を得る時には、飛翔電圧を大きくし、戻し電圧を小さくすることにより、飛翔側の効力を強め、感光体への現像剤の付着量を増やして、高濃度画像を得るものである。
【0009】
この例では、F5からF1にすると、飛翔電圧は|Vmax−VL|=970Vから1050Vに大きくし、戻し電圧は|Vmin−VL|=530Vから450Vに小さくすることによって濃度を上げている。一方、低濃度で現像する時には、飛翔電圧は小さくして、戻し電圧を大きくするのである。
【0010】
しかし従来例1は、飛翔電圧や戻し電圧の大きさを変えることによって濃度を変えているので、飛翔電圧や反転コントラストが大きくなりやすい。
【0011】
たとえば、高濃度で現像すると、大きな飛翔電圧により画像部のみならず、非画像部にまで現像剤が付着して、いわゆる地カブリが多くなり、また低濃度現像では、この例でいえば、プラスに帯電してしまった現像剤が大きな反転コントラスト(戻し電位と感光体の暗電位との差)を受けて反転カブリが急増するという問題もあった。(図6参照)
【0012】
たとえば、反転コントラストは、F1のときには900V、F5のときは980V、F9のときには1060Vにもなってしまい、特に低濃度側で反転カブリが大きくなるのである。
【0013】
この従来例1に対して、バイアス電圧の飛翔電圧や戻し電圧、直流成分の大きさを固定し、戻し電圧の継続時間に対する飛翔電圧の継続時間の比を変化させることにより画像濃度を変える方法がある。
【0014】
たとえば、濃度を上げる際には、飛翔電圧の継続時間を戻し電圧の継続時間に対して長くすれば、像担持体に付着する現像剤量が増加するので、濃度があがるのである。
【0015】
従来例2として図8に、この方法による最大濃度F1と標準濃度F5及び最低濃度F9のバイアス電圧の電位設定を示す。この電位設定(Vmax=−1300V、Vmin=200V、Vpp=―1500V)は、従来例1や実施例と、なるべく同じような条件で比較出来るように決めてある。
【0016】
ここで、バイアス電圧1周期のうち、飛翔電圧の継続時間の割合を示すデューティー比を下記のように定義する。
【0017】
【外1】
Figure 0003595698
Ta:バイアス電圧1周期の飛翔電圧継続時間
Tb:バイアス電圧1周期の戻し電圧継続時間
【0018】
今回の各F値のデューティー比は、F9が、32.7%、F5が38%、F1が43.3%である。
【0019】
従来例2は、電位設定(Vmax=−1300V、Vmin=200V、Vpp=―1500V)が固定されてデューティー比を変えることで濃度調整を行っているので、飛翔電圧や戻し電圧の変化による、地カブリや反転カブリの増加を抑えることが出来る。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
従来例1では、飛翔電圧や反転コントラストが大きくなり易く、それが地カブリや反転カブリの問題となることがあった。
【0021】
それに対して、従来例2は飛翔電圧や戻し電圧が一定であることから、飛翔電圧や反転コントラストが大きくなりすぎることが無いので、従来例1よりも地カブリや反転カブリの少ない画像が得られると期待される。しかしながら、図6の各濃度設定のカブリを見ると、従来例2の低濃度側ではカブリが少ないが、高濃度側においては、まだカブリの増大が見られる。
【0022】
従来例2は従来例1よりも飛翔電圧が大きいとはいえ、高濃度側の地カブリを十分に抑える決定的な手段とは成り得ていないことが分かる。
【0023】
この課題を捉え直すため、飛翔電圧と静電像電位との差の大きさと、戻し電圧の継続時間に対する飛翔電圧の継続時間の比の関係を、バイアス電圧の波形を見ながら考えてみる。
【0024】
バイアス電圧の波形において、飛翔電圧側の面積を、縦が飛翔電圧と静電像電位との差、横が飛翔電圧の継続時間とすると、従来例1のF1は縦方向が1050V、横方向が50%の大きさで、従来例2のF1は縦方向が1150V、横方向が43.3%の大きさで与えられる。感光体へ飛翔する現像剤量は、この面積に比例する。
【0025】
図6を見ると、この2つの場合の濃度は同じであるのに、カブリは従来例2の方が大きくなっていることから、前記波形の縦方向の大きさと、横方向の大きさの、カブリに対する影響力は、縦方向の方が大きいことが分かる。つまり飛翔電圧側の面積が同じなら、なるべく横広がりとなるような電位構成、言い変えれば、飛翔電圧と静電像電位との差を抑え、飛翔電圧の継続時間を長くする方が、同じ濃度でも、カブリの抑制に効果的であるといえる。
【0026】
現像濃度を上げる際、従来例1の場合は、縦方向の飛翔電圧と静電像電位との差を大きくすることによって、また従来例2の場合は、横方向の飛翔電圧の継続時間を長くすることによって、飛翔電圧側の面積を大きくし、濃度を上げていると考えられる訳だが、前述のように、飛翔電圧と静電像電位との差を抑え、飛翔電圧の継続時間を長くする方が、カブリの抑制に効果的であるので、飛翔電圧側の面積が同じであるならば、従来例1の方法よりも従来例2の方が、カブリを抑えた画像が得られるのである。
【0027】
しかし、図6にあるように従来例2の高濃度側で、まだカブリが発生することから、現像濃度を上げる際、横方向の飛翔電圧の継続時間を長くするだけではまだ不十分であると言える。
【0028】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本出願に係る現像濃度調整方法は、
静電像を担持する像担持体と現像部を形成し、現像剤を担持する現像部材に、現像剤に像担持体に向かう力を加える飛翔電圧と現像部材に向かう力を加える戻し電圧間で振動する、実質的に矩形状のバイアス電圧を印加して現像を行う画像形成装置の現像濃度調整方法において、
現像濃度を上げる際、戻し電圧の継続時間に対する飛翔電圧の継続時間の比を増大させ、且つ、飛翔電圧値と静電像電位との差を小さくする事を特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
基本的機械構成の1例として、図1は、1の像担持体としての感光体、2の帯電ローラ、3の現像装置、5のクリーニング装置をコンパクトにまとめてユニットとして構成された、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジと、4の転写装置、9の定着装置等を表している。6aは感光体に静電像を露光するための窓である。
【0030】
前記帯電ローラ2によって所定の電位(約−600V)に一様に帯電した像担持体1上に、露光手段8aから発光されたレーザービームL1を露光窓6aを介して照射し、感光体1上に静電像(画像部電位は約−150V)を形成する。現像装置3に像担持体1と対峙して配置されている、多極マグネットローラー3cを内包する現像剤担持体である現像スリーブ3aに電圧(たとえば直流電圧と交流電圧の重畳電圧等)を印加することにより、負に帯電した現像剤を像担持体1上の静電像に付着させている。
【0031】
静電像に付着した現像剤は、転写ローラー4の回転と同期を取って搬送されてきた転写材に転写される。転写の終わった転写材は、定着手段9へ搬送されて定着を受ける。
【0032】
図2に、実施例1の最大濃度F1と標準濃度F5及び最低濃度F9のバイアス電圧を示す。なお、デューティー比及びバイアス電圧の時間平均値Vdcを下記のように表す、
【0033】
【外2】
Figure 0003595698
Ta:バイアス電圧1周期の飛翔電圧継続時間
Tb:バイアス電圧1周期の戻し電圧継続時間
【0034】
【外3】
Figure 0003595698
なお、 a:デューティー比(%)
Vmax:飛翔電圧
Vmin:戻し電圧
を表している。
【0035】
さらに、Vdは感光体の非画像部である暗電位、VLは感光体の画像部である明電位を表している。本実施例と従来例における各F値の電位設定を、下の表に示す。ここで、飛翔コントラスト=|Vmax−VL|、地カブリコントラスト=|Vmax―Vd|、反転コントラスト=|Vmin−Vd|である。
【0036】
【表1】
Figure 0003595698
【0037】
前述の従来例との比較のため、F5における電位設定は従来例2と、F1は従来例1と同じにして、さらにバイアス電圧のピーク間電圧Vppは全て1500Vで固定している。
【0038】
本実施例では、低濃度限界F9から標準濃度F5、高濃度限界F1にしていくにつれて、飛翔電圧は1250Vから1150V、1050Vと小さくなっているが、デューティー比を26%から38%、50%と大きくすることで濃度を高めている。
【0039】
このようにして、濃度を上げる際、バイアス電圧の戻し電圧の継続時間に対する飛翔電圧の継続時間の比を増大させ、且つ、飛翔電圧値と静電像電位との差を小さくしているのである。
【0040】
図6の各濃度設定におけるカブリのグラフを見ると、本実施例では、特に高濃度側で従来例2よりもカブリが少なくなっていることが分かる。
【0041】
図4に、現像部材と感光体間の現像剤にかかる主な力を示す。帯電している現像部材上の現像剤は、現像部材とドラムの間の電場等の力を受けて、感光体上の静電像上に飛翔する。
【0042】
帯電している現像剤にとって、通常は電場の力が支配的であるが、最近の現像剤粒子の微粒化に伴い、鏡映力によるの付着力の効果が大きくなってきているため、より高電場が求められるようになっている。その一方、その大きな飛翔電圧は画像部のみならず、非画像部にまで現像剤を付着させ、いわゆる地カブリの原因となる。
【0043】
本実施例と従来例1のカブリと比べると、低濃度側の実施例1の飛翔電圧は、従来例1に比べて大きくなっているけれども、デューティー比が小さく、現像剤の飛翔量自体が小さいので地カブリの影響は小さい。一方、本実施例の反転コントラスト(戻し電位と感光体の暗電位との差)は小さいので反転カブリが少なく、低濃度になるほど、従来例1よりも反転カブリが少ない。
【0044】
結果的に地カブリと反転カブリの総和としてのカブリは減少するのである。
【0045】
次に、具体的な濃度の上げ方を示す。
【0046】
現像剤担持体から像担持体への現像剤の飛翔する量は、前記バイアス電圧の波形の飛翔電圧側の面積に比例し、像担持体から引き戻される現像剤の量も、戻し電圧側の面積に比例する。そして、戻し電圧側の面積に対する飛翔電圧側の面積の比の大きさに比例して、像担持体の静電像に付着する現像剤の量が決まり、よって濃度が決定される。
【0047】
より高濃度で現像する時には、この戻し電圧側の面積に対する飛翔電圧側の面積の比を大きくしてやるようにすればよいことになる。
【0048】
次に、現像濃度の設定方法を示す。
【0049】
一般的に、濃度を変えると画像のライン幅が変化する。したがって、ライン幅を測定することによって、濃度制御の程度を知ることが出来る。図5に実施例、及び従来例の、600dpi画像におけるF値に対する4dotライン幅のグラフを示す。これを見るとライン幅は実施例1、従来例1、従来例2ともほぼ同等である。これはいずれの場合であっても、バイアス電圧の時間平均値Vdcを同じにしていることによって得られた結果であるといえる。
【0050】
このバイアス電圧の時間平均値Vdcは、
【0051】
【外4】
Figure 0003595698
a:デューティー比(%)
Vmax:飛翔電圧
Vmin:戻し電圧
で表せる。
【0052】
いずれの現像濃度調整方法であれ、飛翔電圧の大小や、飛翔電圧の継続時間等の違いがあっても、画像濃度自体は、バイアス電圧の時間平均値Vdcによって決まるのである。
【0053】
したがって、このVdcを決めることで、どれくらいの濃度を得るのかを決めることが出来る。
【0054】
(実施例2)
本発明は従来例2に比べて、デューティー比の変化量が大きいので、たとえば、可変濃度範囲が大きい場合や、バイアス電圧の周波数が高い時などでは、低濃度側で飛翔電圧の継続時間が短くなりすぎて、現像剤が感光体に付着する前に電場の向きが変わってしまい、十分な現像が出来ない恐れがある。
【0055】
そこで、これを防止するための実施例2について説明する。
【0056】
図3に、本実施例の最大濃度F1と標準濃度F5及び最低濃度F9のバイアス電圧を示す。
【0057】
本実施例では、F5からF1の電位設定は、実施例1と同じであるが、F5からF9までは、デューティー比は38%で一定にして、その分飛翔電圧を小さくすることにより濃度を下げているのである。これにより、不用意にデューティー比が小さくなりすぎることなく、現像剤の飛翔に必要な時間を確保できることになる。
【0058】
下に、バイアス電圧の電位設定の一覧を、他の実施例、従来例とともに示す。
【0059】
【表2】
Figure 0003595698
【0060】
なお、本実施例のF9における反転コントラスト(戻し電位と感光体の暗電位との差)(880V)は、実施例1(700V)よりも大きくなるが、従来例1(1060V)に比べると、高濃度側で反転コントラストは大きく抑えられ、反転カブリが少ないので、従来例1の反転カブリに対しては優位性を保っている。
【0061】
さらに、F9における飛翔電圧は実施例2においては1070Vで、実施例1の1250Vよりも小さくなっている。これは、あまりに飛翔電圧が大きくなると、像担持体と現像部材間の放電現象等が心配されるので、飛翔電圧をあまり大きく出来ないような場合にも効果的である。
【0062】
本発明は、トナーとキャリアで構成される2成分現像剤を用いた場合でも利用できるが、トナーのみで構成される1成分現像剤を用いた、反転カブリが問題となるような場合などに、特に効果的であると言える。
【0063】
また、本発明は、像担持体上の低電位部に現像剤を付着させる方式の、いわゆる反転現像方式のみならず、像担持体上の高電位部に現像剤を付着させる、いわゆる正規現像方式にも効果的である。
【0064】
【発明の効果】
本発明は、可変濃度範囲に渡ってカブリを抑え、特に高濃度でカブリの少ない画像を得ることが出来る。
【0065】
更には、低濃度側で、デューティー比が不用意に小さくなることを防止した。これにより、カブリの影響をほとんど増やすことなく、現像剤の飛翔に必要な時間を確保できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に関わる、基本的機械構成の一例を示す図である。
【図2】本発明の実施例1の電位設定を説明する図である。
【図3】本発明の実施例2の電位設定を説明する図である。
【図4】現像部材と像担持体間で、現像剤が受ける力を説明するための模式図である。
【図5】従来例と実施例1の、600dpi画質での各F値に対する4dotライン幅を示したグラフである。
【図6】従来例と実施例1の各F値に対する紙上カブリを示したグラフである。
【図7】従来例1の電位設定を示した図である。
【図8】従来例2の電位設定を示した図である。
【符号の説明】
1 感光体
2 帯電ローラー
3a 現像スリーブ
3b 現像ブレード
3c マグネットローラー
4 転写ローラー
5 クリーニング容器
5a クリーニングブレード
5b スクイシート
6a 露光窓
7 トナー容器
8a,8b 露光手段
9 定着器
10 攪拌部材
11 現像バイアス電源
P 記録媒体

Claims (5)

  1. 静電像を担持する像担持体と現像部を形成し、現像剤を担持する現像部材に、現像剤に像担持体に向かう力を加える飛翔電圧と現像部材に向かう力を加える戻し電圧間で振動する、実質的に矩形状のバイアス電圧を印加して現像を行う画像形成装置の現像濃度調整方法において、
    現像濃度を上げる際、戻し電圧の継続時間に対する飛翔電圧の継続時間の比を増大させ、且つ、飛翔電圧値と静電像電位との差を小さくする事を特徴とする現像濃度調整方法。
  2. 前記画像形成装置において現像濃度を上げる際、前記バイアス電圧の波形の飛翔側部分の面積の面積を大きくするようにしたことを特徴とする、請求項1に記載の現像濃度調整方法。
  3. 最大濃度と中間濃度の間の所定の濃度よりも現像濃度を高くする際には、前記バイアス電圧の、戻し電圧の継続時間に対する飛翔電圧の継続時間の比を増大させ、且つ、飛翔電圧値と静電像電位との差を小さくし、
    その所定の濃度よりも現像濃度を低くする時は、戻し電圧の継続時間に対する飛翔電圧の継続時間の比を一定に維持しつつ、飛翔電圧値と静電像電位との差を小さくする、請求項1又は2に記載の現像濃度調整方法。
  4. 前記現像装置が像担持体上の静電像の低電位部に、現像剤を付着させることを特徴とする、請求項1から3いずれかに記載の現像濃度調整方法。
  5. 前記現像剤は、1成分現像剤であることを特徴とする、請求項1から4いずれかに記載の現像濃度調整方法。
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