JP2005250125A - 現像装置および画像形成装置および現像方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 接触現像方式とAC現像方式とを併用して現像を行うに際し,機器の負荷低減と画像品質向上との両立を実現した現像装置,画像形成装置,および現像方法を提供すること。
【解決手段】 現像部材と像担持体との間の電圧を振動電圧とし,そのピーク電圧V1を,負極性トナーの場合,背景部電圧VH(負),可視部電圧VL(負,絶対値でVHより小)に対し,
−500V ≦ V1−VL ≦ −350V
−200V ≦ V1−VH ≦ −50V
で規定し,ピーク電圧V2を,
−150V ≦ VL−V2 ≦ −70V
V2 ≦ VH+500V
で規定した。
【選択図】 図2
【解決手段】 現像部材と像担持体との間の電圧を振動電圧とし,そのピーク電圧V1を,負極性トナーの場合,背景部電圧VH(負),可視部電圧VL(負,絶対値でVHより小)に対し,
−500V ≦ V1−VL ≦ −350V
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で規定し,ピーク電圧V2を,
−150V ≦ VL−V2 ≦ −70V
V2 ≦ VH+500V
で規定した。
【選択図】 図2
Description
本発明は,トナーを用いて感光体の潜像を現像する現像装置,およびその現像装置を備えた画像形成装置,およびそれらにおける現像方法に関する。さらに詳細には,1成分非磁性のトナーを用いて接触現像方式で現像を行う現像装置および画像形成装置および現像方法に関するものである。
従来から,画像形成装置における現像装置について,種々の提案がなされている(特許文献1,2など)。現像装置の現像方式には,1成分現像方式と2成分現像方式とがある。1成分現像方式ではキャリアを含まない現像剤を用いるのに対し,2成分現像方式ではトナーの他にキャリアを含む現像剤を用いる。1成分現像方式は,現像剤を撹拌するための機構が不要なので,2成分現像方式と比較して現像装置の小形化に有利である。1成分現像方式の現像装置では一般的に,トナー担持体上のトナー層の厚さを規制する規制部材を備えている。
さらに,1成分現像方式は,現像電圧の印加方法により分類される。すなわち,現像電圧を直流成分のみとするDC現像方式と,現像電圧に交流のバイアス成分を重畳するAC現像方式とに分類される。また,1成分現像方式は,トナー担持体と像担持体との対向部(いわゆる現像領域)の状況によっても分類される。すなわち,トナー担持体と像担持体との間に一定の間隙を設ける非接触現像方式と,両者を当接させる接触現像方式とに分類される。
非接触現像方式は,現像領域の間隔によりエッジ効果が生じるので,ドットや細線の再現性に優れるという利点がある。その一方で,間隔が変動すると現像電界も変動し,画像ムラ等のノイズの原因となるという短所がある。このため間隔の精度を厳密に管理する必要があり,制御系への負荷が大きい。特に,AC現像方式と組み合わせた場合には電源系への負荷も大きい。高振幅な現像バイアス(ピークトゥピークで1kV以上)が必要とされるからである。
これに対し接触現像方式は,現像バイアスが比較的低くて済む。このため電源負荷では有利である。むろん,現像領域の間隔制御が不要である点も利点である。反面,エッジ効果が期待できないため,ドットや細線の再現性では不利である。特に近年では高画質化のために600〜1200dpi程度の解像度が要求されるに至っている。このような状況下ではハイライト部が再現されにくく,階調性が不十分となりがちである。
そこで,接触現像方式とAC現像方式とを併用することにより,機器の負荷と画像品質との両立を図ることが考えられる。このようにすることにより,接触現像でもエッジ効果を利用してドットや細線の再現性を向上させることができると考えられる。現像領域の上流および下流の非接触領域にてトナーを飛翔させることができるからである。
特開2003−29507号公報
特許第3363593号公報
しかしながら実際には,以下に説明するような難点がある。例えば,特許文献1に記載の現像装置には,ACバイアスを大きくすると濃度ムラが出る傾向がある。さらに,この現像装置に接触現像方式および1成分現像方式を適用すると,像担持体と現像部材との間にリークが発生する。これは背景部のかぶりの原因となる。この現像装置では,現像バイアスのピーク電圧V1と像担持体の画像部電圧VLとの差の絶対値を600V以上としており,これが接触現像方式には高すぎるためであると考えられる。また,特許文献2に記載の現像装置には,1成分現像方式を適用すると,前述の理由によりハイライト部の再現性が劣るという問題点がある。
本発明は,前記した従来の現像装置が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,接触現像方式とAC現像方式とを併用して現像を行うに際し,機器の負荷低減と画像品質向上との両立を実現した現像装置,画像形成装置,および現像方法を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた本発明の現像装置は,像担持体に接触しつつ1成分非磁性のトナーを付与して像担持体の静電潜像を現像する現像部材と,現像部材上のトナー層の厚さを規制する規制部材と,現像部材と像担持体との間に,バイアス電圧を印加する電圧印加装置とを有するものであって,電圧印加装置が印加するバイアス電圧は,
Vg:グランド電圧
VH:像担持体の静電潜像における背景部の電圧
VL:像担持体の静電潜像における可視部の電圧,電圧Vgに対しVHと同極性,abs(VL−Vg)<abs(VH−Vg)
としたとき,
の(1)〜(3)の各条件をすべて満たし,電圧Vgに対し電圧VHと同極性の電圧V1と,
の(4),(5)の両条件をいずれも満たし,電圧VLに対し電圧V1と逆極性の電圧V2との間で振動する電圧であるものである。
Vg:グランド電圧
VH:像担持体の静電潜像における背景部の電圧
VL:像担持体の静電潜像における可視部の電圧,電圧Vgに対しVHと同極性,abs(VL−Vg)<abs(VH−Vg)
としたとき,
このようにすることにより本発明の現像装置では,像担持体と現像部材との間でリークが発生することがなく,かつ,像担持体と現像部材とが接触する現像領域の上下流においてトナーの飛翔によるエッジ効果を利用できる。このため,背景部のかぶりが発生しにくく,かつ,ドットや細線の再現性が高い。また,接触現像方式であるため濃度ムラが出にくい。このようにして,制御系や電源系へさほど高い負荷をかけずに高品質な画像形成ができるようにしている。なお本出願においては,abs(*)の表記は「*」の絶対値を表すものとする。
また,電圧印加装置は,1.5〜7kHzの範囲内(より好ましくは2kHz以上,また5kHz以下)の周波数でバイアス電圧を振動させることが望ましい。また,電圧振動のデューティ比を,高湿時には低くし,低湿時には高くすることが望ましい。また,電圧V1と電圧VLとの差を,高湿時には低くし,低湿時には高くすることが望ましい。また,電圧V2と電圧VLとの差を,高湿時には高くし,低湿時には低くすることが望ましい。
本発明は,像担持体と,像担持体に接触しつつ1成分非磁性のトナーを付与して像担持体の静電潜像を現像する現像部材と,現像部材上のトナー層の厚さを規制する規制部材と,現像部材と像担持体との間に,上記の(1)〜(3)の各条件をすべて満たし,電圧Vgに対し電圧VHと同極性の電圧V1と,上記の(4),(5)の両条件をいずれも満たし,電圧VLに対し電圧V1と逆極性の電圧V2との間で振動するバイアス電圧を印加する電圧印加装置とを有し,像担持体の静電潜像を前記現像部材により現像して画像を得る画像形成装置をも包含する。
本発明はまた,現像部材上の1成分非磁性のトナー層の厚さを規制部材で規制しつつ,現像部材を像担持体に接触させつつ現像部材から像担持体の静電潜像にトナーを付与して現像する現像方法であって,現像部材と像担持体との間のバイアス電圧を,上記の(1)〜(3)の各条件をすべて満たし,電圧Vgに対し電圧VHと同極性の電圧V1と,上記の(4),(5)の両条件をいずれも満たし,電圧VLに対し電圧V1と逆極性の電圧V2との間で振動させる現像方法をも包含する。
本発明によれば,接触現像方式とAC現像方式とを併用して現像を行うに際し,機器の負荷低減と画像品質向上との両立を実現した現像装置,画像形成装置,および現像方法が提供されている。
以下,本発明を具体化した最良の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,レーザービームプリンタに本発明を適用したものである。本形態のレーザービームプリンタの要部を図1に示す。図1のレーザービームプリンタは,感光体ドラム1と,帯電器2と,露光部3と,現像装置4と,転写ローラ5と,定着装置6と,クリーニング装置7と,電源部8と,環境センサ9とを有している。
感光体ドラム1は,表面に感光層11を有する像担持体である。具体的には,アルミ等の導電性の素材を円筒形に成型したドラム基体の外周面に感光層(ここでは負極性帯電型のものとする)を形成したものである。感光体ドラム1は,矢印で示されている方向に,周速が所定のプロセススピード(ここでは100mm/秒とする)となる回転速度で回転するようになっている。
帯電器2は,感光体ドラム1の感光層11を所定の電圧に帯電させる装置である。露光部3は,帯電後の感光層11に静電潜像を書き込むデバイスである。このため露光部3は,画像データに基づく時系列デジタル画素信号に対応して感光層11にレーザービームLBを照射するようになっている。
現像装置4は,感光層11に形成された静電潜像上に1成分非磁性の負極性トナーを付与して現像する装置である。このため現像装置4は,表面に所定の厚さのトナー層を担持する現像ローラ41を有している。現像ローラ41は,基材であるゴムローラ上に表面抵抗層(厚み:5〜30μm,体積抵抗率1011〜1012)を設けた構造のものである。現像ローラ41は,感光体ドラム1と接触するように配置されている。現像ローラ41はまた,感光体ドラム1の回転と順方向に回転するようになっている。ただし現像ローラ41の回転は,その周速(ここでは150mm/秒とする)が,感光体ドラム1の周速に対し一定の速度差を持つようにされる。
現像装置4はさらに,トナー貯蔵室42,供給ローラ43,規制板44,除電シール45を有している。供給ローラ43は,トナー貯蔵室42に貯蔵されたトナーDを現像ローラ41に供給するものである。規制板44は,現像ローラ41上のトナー層の厚さを規制するものである。供給ローラ43および規制板44は,トナーを現像ローラ41に対して付勢する方向の電界が形成されるようにバイアスが印加されている。除電シール45は,現像ローラ41上の現像残トナーがトナー貯蔵室42へ回収される箇所において,トナー貯蔵室42内のトナーDが逆に漏れ出るのを防止するものである。また,現像残トナーを除電する役割をも有している。除電シール45は,現像ローラ41に対し,現像残トナーを除電する方向の電界が形成されるようにバイアスが印加されるている。あるいは,現像ローラ41に短絡されていてもよい。
転写ローラ5は,現像して得られたトナー像を感光層11上から転写材Sに転写するデバイスである。定着装置6は,転写体S上のトナー像を定着させる装置である。クリーニング装置7は,転写後に感光層11上に残留している転写残トナーを,次回の画像形成のために除去する装置である。
電源部8は,現像装置4に現像電圧を印加する装置である。電源部8は,直流電圧VDCと矩形波形の交流電圧VACとを重畳した振動電圧VB(=VDC+VAC)を現像ローラ41と感光体ドラム1との間に印加するようになっている。電源部8において,直流電圧VDCの値(図2参照)と交流電圧VACの振幅(図2中のVpp(=abs(V1−V2),V1およびV2は両ピーク電圧,V1<V2))とは独立にコントロール可能である。また,交流電圧VACについては,周波数(図2中のT1,T2を用いて「1/(T1+T2)」で表される)やデューティ比(図2中のT1,T2を用いて「T1/(T1+T2)」で表される)も,他のパラメータとは独立してコントロール可能である。なお,図2中のT1は,交流電圧VACの1周期中におけるピーク電圧V1の継続時間である。T2は,交流電圧VACの1周期中におけるピーク電圧V2の継続時間である。
なお図2中の縦軸の「0」は,グランド電圧を基準とする。図2中,VHは,露光後における感光層11の背景部の電圧である。VLは,露光後における感光層11の可視部の電圧である。また,図2より,各電圧間の次の関係がわかる。
[1]電圧V1,電圧VH,電圧VDC,および電圧VLが,グランド電圧に対し同極性であること。
[2]電圧V2が,電圧VLに対し電圧V1と逆極性であること。
[3]電圧VLの絶対値(グランド電圧を基準とする,以下特記しない限り同じ)より電圧VHの絶対値の方が大きく,電圧V1の絶対値はさらに大きいこと。
[1]電圧V1,電圧VH,電圧VDC,および電圧VLが,グランド電圧に対し同極性であること。
[2]電圧V2が,電圧VLに対し電圧V1と逆極性であること。
[3]電圧VLの絶対値(グランド電圧を基準とする,以下特記しない限り同じ)より電圧VHの絶対値の方が大きく,電圧V1の絶対値はさらに大きいこと。
環境センサ9は,環境値,すなわち温度および湿度の値を取得するセンサである。環境センサ9の出力信号は,電源部8に入力されるようになっている。これにより,電源部8が,環境条件に応じて上記の各パラメータをコントロールできるようになっている。
上記の構成を有する本形態のレーザービームプリンタにおける,電源部8による現像装置4への印加バイアスについて詳述する。本形態のレーザービームプリンタでは,電源部8は,前述の[1]〜[3]の関係に加えてさらに,以下の各条件を満たすように振動電圧VBを印加する。
[4]電圧V1と電圧VLとの差の絶対値が,350〜500Vの範囲内にあること。
[5]電圧V1と電圧VHとの差の絶対値が,50〜200Vの範囲内にあること。
[6]電圧V2と電圧VLとの差の絶対値が,70〜150Vの範囲内にあること。
[7]電圧V2と電圧VHとの差の絶対値が,500Vを超えないこと。
[4]電圧V1と電圧VLとの差の絶対値が,350〜500Vの範囲内にあること。
[5]電圧V1と電圧VHとの差の絶対値が,50〜200Vの範囲内にあること。
[6]電圧V2と電圧VLとの差の絶対値が,70〜150Vの範囲内にあること。
[7]電圧V2と電圧VHとの差の絶対値が,500Vを超えないこと。
これらの各条件の理由を明らかにするため,振動電圧VBの各パラメータを種々変化させて画像品質試験を行ったので,その結果を説明する。この試験では,形成画像の精細度を600dpiとした。
まず,ピーク電圧V1,V2を種々変更する試験の結果を説明する。この試験では,振動電圧VBの周波数3kHzで形成した画像について,画像濃度,ソリッド均一性,ドット均一性,かぶり,ハイライト部再現性,の各品質項目を評価した。詳細には次のように評価した。
画像濃度:ソリッド画像を出力し,その透過濃度のマクベス濃度計(TD904,マクベス社製)による測定値によって図3の表に従いランク評価した。
ソリッド均一性:ソリッド画像を出力し,その濃度のばらつき測定と目視評価によって図4の表に従いランク評価した。
ドット均一性:網点画像を出力し,網点径のばらつき測定と目視評価によって図4の表に従いランク評価した。
かぶり:感光層11における背景部電圧VHの箇所のトナーをテープ(ブッカーテープ:アメニティBコート,キハラ製)剥離し,白色度70の紙に貼り付け,色彩色差計(CR−241,ミノルタ社製)にてC*測定し,図5の表に従いランク評価した。
ハイライト部再現性:32段階の階調パターンを出力し,そのハイライト部1〜2段目の再現性を図6の表に従いランク評価した。
さらに,以上5つの項目の評価結果に基づいて,図7の表に従い総合評価した。
画像濃度:ソリッド画像を出力し,その透過濃度のマクベス濃度計(TD904,マクベス社製)による測定値によって図3の表に従いランク評価した。
ソリッド均一性:ソリッド画像を出力し,その濃度のばらつき測定と目視評価によって図4の表に従いランク評価した。
ドット均一性:網点画像を出力し,網点径のばらつき測定と目視評価によって図4の表に従いランク評価した。
かぶり:感光層11における背景部電圧VHの箇所のトナーをテープ(ブッカーテープ:アメニティBコート,キハラ製)剥離し,白色度70の紙に貼り付け,色彩色差計(CR−241,ミノルタ社製)にてC*測定し,図5の表に従いランク評価した。
ハイライト部再現性:32段階の階調パターンを出力し,そのハイライト部1〜2段目の再現性を図6の表に従いランク評価した。
さらに,以上5つの項目の評価結果に基づいて,図7の表に従い総合評価した。
図8〜図12は,電圧VHを−300Vとし,電圧VLを−50Vとした条件下での試験結果である。なお,これらの表中には,個々の試験時における「V1−VL」,「VL−V2」,「VH−V2」,「V1−VH」の各値をも表示している(図13〜図22も同様)。
図8に,Vpp=400V,デューティ比40%で試験した結果を示す。図8の試験では,ピーク電圧V1を−300Vから−460Vまで7段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を100Vから−60Vまで7段階に変更した。図8の表から,各評価項目について次のことがわかる。
画像濃度:ピーク電圧V1が−340〜−420Vの範囲内では実用可ないしやや良だが,その範囲外ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−400V以上であれば実用可ないし良で,−340〜−380Vの範囲内では特に良好だが,−420V以下ではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−380V以下であれば実用可ないしやや良だが,−360V以上ではやや悪い。
かぶり:全般に良であり,ピーク電圧V1が−360V以下であれば特に良好である。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−340V以下であれば実用可ないしやや良だが,−300Vではやや悪い。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−380V,−400Vにおいてやや良となったが,それら以外ではいずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1が−340〜−420Vの範囲内では実用可ないしやや良だが,その範囲外ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−400V以上であれば実用可ないし良で,−340〜−380Vの範囲内では特に良好だが,−420V以下ではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−380V以下であれば実用可ないしやや良だが,−360V以上ではやや悪い。
かぶり:全般に良であり,ピーク電圧V1が−360V以下であれば特に良好である。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−340V以下であれば実用可ないしやや良だが,−300Vではやや悪い。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−380V,−400Vにおいてやや良となったが,それら以外ではいずれもやや悪であった。
図9に,Vpp=450V,デューティ比25〜50%で試験した結果を示す。図9の試験では,デューティ比を25%から50%まで4段階に変更した。さらに,デューティ比25%では,ピーク電圧V1を−325Vから−525Vまで6段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を125Vから−75Vまで6段階に変更した。デューティ比30%では,ピーク電圧V1を−385Vから−485Vまで6段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を65Vから−35Vまで6段階に変更した。デューティ比40%では,ピーク電圧V1を−325Vから−485Vまで6段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を125Vから−35Vまで6段階に変更した。デューティ比50%では,ピーク電圧V1を−325Vから−425Vまで5段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を125Vから25Vまで5段階に変更した。
図9の表中のデューティ比25%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。画像濃度:ピーク電圧V1が−425V以下であれば実用可ないし良だが,−385V以上ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−445V以上であれば実用可ないし良だが,−465V以下ではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−385V以下であれば実用可ないしやや良だが,−325Vではやや悪い。
かぶり:全般に良ないし実用可であり,ピーク電圧V1が−425〜−465Vの範囲内であれば特に良好である。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−385V以下であれば実用可ないしやや良だが,−325Vではやや悪い。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−425Vにおいてやや良,−400Vにおいて実用可となったが,それら以外ではいずれもやや悪であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−445V以上であれば実用可ないし良だが,−465V以下ではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−385V以下であれば実用可ないしやや良だが,−325Vではやや悪い。
かぶり:全般に良ないし実用可であり,ピーク電圧V1が−425〜−465Vの範囲内であれば特に良好である。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−385V以下であれば実用可ないしやや良だが,−325Vではやや悪い。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−425Vにおいてやや良,−400Vにおいて実用可となったが,それら以外ではいずれもやや悪であった。
図9の表中のデューティ比30%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。画像濃度:ピーク電圧V1が−405V以下であれば実用可ないし良だが,−385Vではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−445V以上であれば実用可ないし良で,−425Vであれば特に良好だが,−465V以下ではやや悪い。
ドット均一性:全般に良ないし実用可であり,ピーク電圧V1が−425Vであれば特に良好である。
かぶり:全般に良好である。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−405V以下であればやや良だが,−385Vではやや悪い。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−405〜−445Vの範囲内で良,そのうち−425Vでは特に良好となったが,その範囲外ではやや悪であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−445V以上であれば実用可ないし良で,−425Vであれば特に良好だが,−465V以下ではやや悪い。
ドット均一性:全般に良ないし実用可であり,ピーク電圧V1が−425Vであれば特に良好である。
かぶり:全般に良好である。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−405V以下であればやや良だが,−385Vではやや悪い。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−405〜−445Vの範囲内で良,そのうち−425Vでは特に良好となったが,その範囲外ではやや悪であった。
図9の表中のデューティ比40%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。画像濃度:ピーク電圧V1が−365〜−445Vの範囲内では実用可ないしやや良だが,その範囲外ではやや悪であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−445V以上であれば実用可ないし良で,−425V,−405Vであれば特に良好だが,−485Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−365V以下であれば実用可ないしやや良だが,−325Vではやや悪い。
かぶり:全般に良であり,ピーク電圧V1が−425V以下であれば特に良好である。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−365V以下であればやや良だが,−325Vではやや悪い。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−405V,−425Vでは良好,−365V,−445Vでは実用可となったが,それら以外ではやや悪であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−445V以上であれば実用可ないし良で,−425V,−405Vであれば特に良好だが,−485Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−365V以下であれば実用可ないしやや良だが,−325Vではやや悪い。
かぶり:全般に良であり,ピーク電圧V1が−425V以下であれば特に良好である。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−365V以下であればやや良だが,−325Vではやや悪い。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−405V,−425Vでは良好,−365V,−445Vでは実用可となったが,それら以外ではやや悪であった。
図9の表中のデューティ比50%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。画像濃度:全般に実用可ないしやや良である。
ソリッド均一性:全般に実用可ないし良であり,ピーク電圧V1が−385V,−405Vでは特に良好である。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−385V以下であれば実用可ないし良で,−425Vでは特に良好だが,−365V以上ではやや悪い。
かぶり:全般に良であり,ピーク電圧V1が−425Vであれば特に良好である。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−365V以下であればやや良だが,−325Vではやや悪い。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−385V以下ではやや良となったが,−365V以上ではやや悪であった。
ソリッド均一性:全般に実用可ないし良であり,ピーク電圧V1が−385V,−405Vでは特に良好である。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−385V以下であれば実用可ないし良で,−425Vでは特に良好だが,−365V以上ではやや悪い。
かぶり:全般に良であり,ピーク電圧V1が−425Vであれば特に良好である。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−365V以下であればやや良だが,−325Vではやや悪い。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−385V以下ではやや良となったが,−365V以上ではやや悪であった。
図10に,Vpp=600V,デューティ比25〜50%で試験した結果を示す。図10の試験では,デューティ比を25%から50%まで4段階に変更した。さらに,デューティ比25%では,ピーク電圧V1を−460Vから−600Vまで6段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を140Vから0Vまで6段階に変更した。デューティ比30%では,ピーク電圧V1を−460Vから−600Vまで6段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を140Vから0Vまで6段階に変更した。デューティ比40%では,ピーク電圧V1を−460Vから−600Vまで7段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を140Vから0Vまで7段階に変更した。デューティ比50%では,ピーク電圧V1を−400Vから−480Vまで5段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を200Vから120Vまで5段階に変更した。
図10の表中のデューティ比25%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。なお,ピーク電圧V1を−600Vとしたときには放電が発生したため,評価の対象外とした。
画像濃度:ピーク電圧V1が−560Vであればやや良だが,−520V以上ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−520Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないしやや良だが,−460Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−520V以上であれば実用可ないしやや良だが,−560Vではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−520V以下であれば実用可ないしやや良だが,−500V以上ではやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1が−560Vであればやや良だが,−520V以上ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−520Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないしやや良だが,−460Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−520V以上であれば実用可ないしやや良だが,−560Vではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−520V以下であれば実用可ないしやや良だが,−500V以上ではやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
図10の表中のデューティ比30%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。なお,ピーク電圧V1を−600Vとしたときには放電が発生したため,評価の対象外とした。
画像濃度:ピーク電圧V1が−500V以下であればやや実用可ないし良だが,−480V以上ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−540Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないしやや良だが,−460Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−540V以上であれば実用可ないしやや良だが,−560Vではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−500V以下であれば実用可ないしやや良だが,−480V以上ではやや悪い。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−540Vにおいてやや良,−500Vにおいて実用可となったが,それら以外ではいずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1が−500V以下であればやや実用可ないし良だが,−480V以上ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−540Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないしやや良だが,−460Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−540V以上であれば実用可ないしやや良だが,−560Vではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−500V以下であれば実用可ないしやや良だが,−480V以上ではやや悪い。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−540Vにおいてやや良,−500Vにおいて実用可となったが,それら以外ではいずれもやや悪であった。
図10の表中のデューティ比40%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。なお,ピーク電圧V1を−600Vとしたときには放電が発生したため,評価の対象外とした。
画像濃度:ピーク電圧V1の全範囲でやや良ないし実用可であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−520V,−540Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−500Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−520V以上であれば実用可ないしやや良だが,−540V以下ではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや良であった。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−480〜−520Vの範囲内で実用可ないし良,そのうち−500Vでは特に良好となったが,その範囲外ではやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1の全範囲でやや良ないし実用可であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−520V,−540Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−500Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−520V以上であれば実用可ないしやや良だが,−540V以下ではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや良であった。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−480〜−520Vの範囲内で実用可ないし良,そのうち−500Vでは特に良好となったが,その範囲外ではやや悪であった。
図10の表中のデューティ比50%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。
画像濃度:ピーク電圧V1の全範囲でやや良ないし実用可であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480Vであれば実用可だが,−460V以上ではいずれもやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480Vであれば実用可だが,−460V以上ではいずれもやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1の全範囲でやや良ないし実用可であった。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや良であった。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−480Vであれば実用可だが,それ以外ではいずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1の全範囲でやや良ないし実用可であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480Vであれば実用可だが,−460V以上ではいずれもやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480Vであれば実用可だが,−460V以上ではいずれもやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1の全範囲でやや良ないし実用可であった。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや良であった。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−480Vであれば実用可だが,それ以外ではいずれもやや悪であった。
図11に,Vpp=650V,デューティ比40%で試験した結果を示す。図11の試験では,ピーク電圧V1を−485Vから−625Vまで7段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を165Vから25Vまで7段階に変更した。図11の表から,各評価項目について次のことがわかる。なお,ピーク電圧V1を−585V以下としたときには放電が発生したため,評価の対象外とした。
画像濃度:ピーク電圧V1が−565V以上の全範囲で実用可ないしやや良であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−525〜−565Vの範囲内であれば実用可ないしやや良だが,−505V以上ではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−525〜−565Vの範囲内であれば実用可ないしやや良だが,−505V以上ではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−525V以上であれば実用可ないしやや良だが,−545V以下ではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−565V以上の全範囲でやや良であった。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−565V以上の全範囲でいずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1が−565V以上の全範囲で実用可ないしやや良であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−525〜−565Vの範囲内であれば実用可ないしやや良だが,−505V以上ではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−525〜−565Vの範囲内であれば実用可ないしやや良だが,−505V以上ではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−525V以上であれば実用可ないしやや良だが,−545V以下ではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−565V以上の全範囲でやや良であった。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−565V以上の全範囲でいずれもやや悪であった。
図12に,Vpp=700V,デューティ比45%で試験した結果を示す。図12の試験では,ピーク電圧V1を−460から−560Vまで6段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を240Vから140Vまで7段階に変更した。図12の表から,各評価項目について次のことがわかる。
画像濃度:ピーク電圧V1の全範囲で実用可ないしやや良であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−480〜−520Vの範囲内では実用可ないしやや良だが,その範囲外ではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや良であった。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1の全範囲でいずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1の全範囲で実用可ないしやや良であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−480〜−520Vの範囲内では実用可ないしやや良だが,その範囲外ではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや良であった。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1の全範囲でいずれもやや悪であった。
図13〜図17は,電圧VHを−400Vとし,電圧VLを−50Vとした条件下での試験結果である。
図13に,Vpp=400V,デューティ比40%で試験した結果を示す。図13の試験では,ピーク電圧V1を−300Vから−460Vまで7段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を100Vから−60Vまで7段階に変更した。図13の表から,各評価項目について次のことがわかる。
画像濃度:ピーク電圧V1が−340〜−420Vの範囲内では実用可ないしやや良だが,その範囲外ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−400V以上であれば実用可ないし良で,−340〜−380Vの範囲内では特に良好だが,−420V以下ではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−380V以下であれば実用可ないしやや良だが,−360V以上ではやや悪い。
かぶり:全般に良であり,ピーク電圧V1が−360V以下であれば特に良好である。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−460Vであればやや良だが,−420V以上ではやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1が−340〜−420Vの範囲内では実用可ないしやや良だが,その範囲外ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−400V以上であれば実用可ないし良で,−340〜−380Vの範囲内では特に良好だが,−420V以下ではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−380V以下であれば実用可ないしやや良だが,−360V以上ではやや悪い。
かぶり:全般に良であり,ピーク電圧V1が−360V以下であれば特に良好である。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−460Vであればやや良だが,−420V以上ではやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
図14に,Vpp=450V,デューティ比25〜50%で試験した結果を示す。図14の試験では,デューティ比を25%から50%まで4段階に変更した。さらに,デューティ比25%では,ピーク電圧V1を−325Vから−525Vまで6段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を125Vから−75Vまで6段階に変更した。デューティ比30%では,ピーク電圧V1を−385Vから−485Vまで6段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を65Vから−35Vまで6段階に変更した。デューティ比40%では,ピーク電圧V1を−325Vから−485Vまで6段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を125Vから−35Vまで6段階に変更した。デューティ比50%では,ピーク電圧V1を−325Vから−425Vまで5段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を125Vから25Vまで5段階に変更した。
図14の表中のデューティ比25%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。
画像濃度:ピーク電圧V1が−425V以下であれば実用可ないし良だが,−385V以上ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−445V以上であれば実用可ないし良だが,−465V以下ではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−385V以下であれば実用可ないしやや良だが,−325Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−385Vであればやや良で,−425V以下では特に良好だが,−325Vではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−445V以下であれば実用可ないしやや良だが,−425V以上ではやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1が−425V以下であれば実用可ないし良だが,−385V以上ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−445V以上であれば実用可ないし良だが,−465V以下ではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−385V以下であれば実用可ないしやや良だが,−325Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−385Vであればやや良で,−425V以下では特に良好だが,−325Vではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−445V以下であれば実用可ないしやや良だが,−425V以上ではやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
図14の表中のデューティ比30%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。
画像濃度:ピーク電圧V1が−405V以下であれば実用可ないし良だが,−385Vではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−445V以上であれば実用可ないし良で,−425Vであれば特に良好だが,−465V以下ではやや悪い。
ドット均一性:全般に良ないし実用可であり,ピーク電圧V1が−425Vであれば特に良好である。
かぶり:全般に良好である。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−445V以下であればやや良ないし実用可だが,−425V以上ではやや悪い。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−445Vであれば実用可となったが,それ以外ではやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1が−405V以下であれば実用可ないし良だが,−385Vではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−445V以上であれば実用可ないし良で,−425Vであれば特に良好だが,−465V以下ではやや悪い。
ドット均一性:全般に良ないし実用可であり,ピーク電圧V1が−425Vであれば特に良好である。
かぶり:全般に良好である。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−445V以下であればやや良ないし実用可だが,−425V以上ではやや悪い。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−445Vであれば実用可となったが,それ以外ではやや悪であった。
図14の表中のデューティ比40%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。
画像濃度:ピーク電圧V1が−365〜−445Vの範囲内では実用可ないしやや良だが,その範囲外ではやや悪であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−445V以上であれば実用可ないし良で,−425V,−405Vであれば特に良好だが,−485Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−365V以下であれば実用可ないしやや良だが,−325Vではやや悪い。
かぶり:全般に良であり,ピーク電圧V1が−425V以下であれば特に良好である。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−445Vで実用可,−485Vでやや良だが,−425V以上ではやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1が−365〜−445Vの範囲内では実用可ないしやや良だが,その範囲外ではやや悪であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−445V以上であれば実用可ないし良で,−425V,−405Vであれば特に良好だが,−485Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−365V以下であれば実用可ないしやや良だが,−325Vではやや悪い。
かぶり:全般に良であり,ピーク電圧V1が−425V以下であれば特に良好である。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−445Vで実用可,−485Vでやや良だが,−425V以上ではやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
図14の表中のデューティ比50%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。
画像濃度:全般に実用可ないしやや良である。
ソリッド均一性:全般に実用可ないし良であり,ピーク電圧V1が−405Vでは特に良好である。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−385V以下であれば実用可ないし良で,−425Vでは特に良好だが,−365V以上ではやや悪い。
かぶり:全般に良であり,ピーク電圧V1が−425Vであれば特に良好である。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
画像濃度:全般に実用可ないしやや良である。
ソリッド均一性:全般に実用可ないし良であり,ピーク電圧V1が−405Vでは特に良好である。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−385V以下であれば実用可ないし良で,−425Vでは特に良好だが,−365V以上ではやや悪い。
かぶり:全般に良であり,ピーク電圧V1が−425Vであれば特に良好である。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
図15に,Vpp=600V,デューティ比25〜50%で試験した結果を示す。図15の試験では,デューティ比を25%から50%まで4段階に変更した。さらに,デューティ比25%では,ピーク電圧V1を−460Vから−600Vまで6段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を140Vから0Vまで6段階に変更した。デューティ比30%では,ピーク電圧V1を−460Vから−600Vまで6段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を140Vから0Vまで6段階に変更した。デューティ比40%では,ピーク電圧V1を−460Vから−600Vまで7段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を140Vから0Vまで7段階に変更した。デューティ比50%では,ピーク電圧V1を−400Vから−480Vまで5段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を200Vから120Vまで5段階に変更した。
図15の表中のデューティ比25%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。なお,ピーク電圧V1を−600Vとしたときには放電が発生したため,評価の対象外とした。
画像濃度:ピーク電圧V1が−560Vであればやや良だが,−520V以上ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−520Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないしやや良だが,−460Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−500V以下であればやや良だが,−480V以上ではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−520V以下であればやや良だが,−500V以上ではやや悪い。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−560Vであれば良好だが,それ以外はいずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1が−560Vであればやや良だが,−520V以上ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−520Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないしやや良だが,−460Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−500V以下であればやや良だが,−480V以上ではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−520V以下であればやや良だが,−500V以上ではやや悪い。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−560Vであれば良好だが,それ以外はいずれもやや悪であった。
図15の表中のデューティ比30%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。なお,ピーク電圧V1を−600Vとしたときには放電が発生したため,評価の対象外とした。
画像濃度:ピーク電圧V1が−500V以下であればやや実用可ないし良だが,−480V以上ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−540Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないしやや良だが,−460Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないしやや良だが,−460Vではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないしやや良だが,−460Vではやや悪い。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−500Vにおいてやや良,−540V以下において特に良好となったが,−480V以上ではやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1が−500V以下であればやや実用可ないし良だが,−480V以上ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−540Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないしやや良だが,−460Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないしやや良だが,−460Vではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないしやや良だが,−460Vではやや悪い。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−500Vにおいてやや良,−540V以下において特に良好となったが,−480V以上ではやや悪であった。
図15の表中のデューティ比40%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。なお,ピーク電圧V1を−600Vとしたときには放電が発生したため,評価の対象外とした。
画像濃度:ピーク電圧V1の全範囲でやや良ないし実用可であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−520V,−540Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−500Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないしやや良だが,−460Vではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや良であった。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−500V以下であれば実用可ないし良,そのうち−520Vでは特に良好となったが,−480V以上ではやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1の全範囲でやや良ないし実用可であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−520V,−540Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−500Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないしやや良だが,−460Vではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや良であった。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−500V以下であれば実用可ないし良,そのうち−520Vでは特に良好となったが,−480V以上ではやや悪であった。
図15の表中のデューティ比50%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。
画像濃度:ピーク電圧V1の全範囲でやや良ないし実用可であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480Vであれば実用可だが,−460V以上ではいずれもやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480Vであれば実用可だが,−460V以上ではいずれもやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1の全範囲で悪かった。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−460V以下であればやや良であったが,−440V以上ではやや悪かった。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1の全範囲でやや良ないし実用可であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480Vであれば実用可だが,−460V以上ではいずれもやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480Vであれば実用可だが,−460V以上ではいずれもやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1の全範囲で悪かった。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−460V以下であればやや良であったが,−440V以上ではやや悪かった。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
図16に,Vpp=650V,デューティ比40%で試験した結果を示す。図16の試験では,ピーク電圧V1を−485Vから−625Vまで7段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を165Vから25Vまで7段階に変更した。図16の表から,各評価項目について次のことがわかる。なお,ピーク電圧V1を−585V以下としたときには放電が発生したため,評価の対象外とした。
画像濃度:ピーク電圧V1が−565V以上の全範囲で実用可ないしやや良であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−525〜−565Vの範囲内であれば実用可ないしやや良だが,−505V以上ではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−525〜−565Vの範囲内であれば実用可ないしやや良だが,−505V以上ではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−545V以下であれば実用可ないしやや良だが,−525V以上ではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−565V以上の全範囲でやや良であった。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−545Vで実用可,−565Vでやや良であったが,−525V以上ではやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1が−565V以上の全範囲で実用可ないしやや良であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−525〜−565Vの範囲内であれば実用可ないしやや良だが,−505V以上ではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−525〜−565Vの範囲内であれば実用可ないしやや良だが,−505V以上ではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−545V以下であれば実用可ないしやや良だが,−525V以上ではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−565V以上の全範囲でやや良であった。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1が−545Vで実用可,−565Vでやや良であったが,−525V以上ではやや悪であった。
図17に,Vpp=700V,デューティ比45%で試験した結果を示す。図17の試験では,ピーク電圧V1を−460から−560Vまで6段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を240Vから140Vまで7段階に変更した。図17の表から,各評価項目について次のことがわかる。
画像濃度:ピーク電圧V1の全範囲で実用可ないしやや良であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1の全範囲で悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや良であった。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1の全範囲でいずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1の全範囲で実用可ないしやや良であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1の全範囲で悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや良であった。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1の全範囲でいずれもやや悪であった。
図18〜図22は,電圧VHを−500Vとし,電圧VLを−50Vとした条件下での試験結果である。
図18に,Vpp=400V,デューティ比40%で試験した結果を示す。図18の試験では,ピーク電圧V1を−300Vから−460Vまで7段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を100Vから−60Vまで7段階に変更した。図18の表から,各評価項目について次のことがわかる。
画像濃度:ピーク電圧V1が−340〜−420Vの範囲内では実用可ないしやや良だが,その範囲外ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−400V以上であれば実用可ないし良で,−340〜−380Vの範囲内では特に良好だが,−420V以下ではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−380V以下であれば実用可ないしやや良だが,−360V以上ではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−400V以下であればやや良だが,−380V以上では悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1が−340〜−420Vの範囲内では実用可ないしやや良だが,その範囲外ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−400V以上であれば実用可ないし良で,−340〜−380Vの範囲内では特に良好だが,−420V以下ではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−380V以下であれば実用可ないしやや良だが,−360V以上ではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−400V以下であればやや良だが,−380V以上では悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
図19に,Vpp=450V,デューティ比25〜50%で試験した結果を示す。図19の試験では,デューティ比を25%から50%まで4段階に変更した。さらに,デューティ比25%では,ピーク電圧V1を−325Vから−525Vまで6段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を125Vから−75Vまで6段階に変更した。デューティ比30%では,ピーク電圧V1を−385Vから−485Vまで6段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を65Vから−35Vまで6段階に変更した。デューティ比40%では,ピーク電圧V1を−325Vから−485Vまで6段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を125Vから−35Vまで6段階に変更した。デューティ比50%では,ピーク電圧V1を−325Vから−425Vまで5段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を125Vから25Vまで5段階に変更した。
図19の表中のデューティ比25%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。
画像濃度:ピーク電圧V1が−425V以下であれば実用可ないし良だが,−385V以上ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−445V以上であれば実用可ないし良だが,−465V以下ではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−385V以下であれば実用可ないしやや良だが,−325Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−445V以下では実用可ないしやや良だが,−425V以上ではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1が−425V以下であれば実用可ないし良だが,−385V以上ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−445V以上であれば実用可ないし良だが,−465V以下ではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−385V以下であれば実用可ないしやや良だが,−325Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−445V以下では実用可ないしやや良だが,−425V以上ではやや悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
図19の表中のデューティ比30%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。
画像濃度:ピーク電圧V1が−405V以下であれば実用可ないし良だが,−385Vではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−445V以上であれば実用可ないし良で,−425Vであれば特に良好だが,−465V以下ではやや悪い。
ドット均一性:全般に良ないし実用可であり,ピーク電圧V1が−425Vであれば特に良好である。
かぶり:ピーク電圧V1が−445V以下では実用可ないしやや良だが,−425V以上では悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1が−405V以下であれば実用可ないし良だが,−385Vではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−445V以上であれば実用可ないし良で,−425Vであれば特に良好だが,−465V以下ではやや悪い。
ドット均一性:全般に良ないし実用可であり,ピーク電圧V1が−425Vであれば特に良好である。
かぶり:ピーク電圧V1が−445V以下では実用可ないしやや良だが,−425V以上では悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
図19の表中のデューティ比40%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。
画像濃度:ピーク電圧V1が−365〜−445Vの範囲内では実用可ないしやや良だが,その範囲外ではやや悪であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−445V以上であれば実用可ないし良で,−425V,−405Vであれば特に良好だが,−485Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−365V以下であれば実用可ないしやや良だが,−325Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−445V以下では実用可ないしやや良だが,−425V以上では悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1が−365〜−445Vの範囲内では実用可ないしやや良だが,その範囲外ではやや悪であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−445V以上であれば実用可ないし良で,−425V,−405Vであれば特に良好だが,−485Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−365V以下であれば実用可ないしやや良だが,−325Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−445V以下では実用可ないしやや良だが,−425V以上では悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
図19の表中のデューティ比50%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。
画像濃度:全般に実用可ないしやや良である。
ソリッド均一性:全般に実用可ないし良であり,ピーク電圧V1が−405Vでは特に良好である。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−385V以下であれば実用可ないし良で,−425Vでは特に良好だが,−365V以上ではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1の全範囲で悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
画像濃度:全般に実用可ないしやや良である。
ソリッド均一性:全般に実用可ないし良であり,ピーク電圧V1が−405Vでは特に良好である。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−385V以下であれば実用可ないし良で,−425Vでは特に良好だが,−365V以上ではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1の全範囲で悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
図20に,Vpp=600V,デューティ比25〜50%で試験した結果を示す。図20の試験では,デューティ比を25%から50%まで4段階に変更した。さらに,デューティ比25%では,ピーク電圧V1を−460Vから−600Vまで6段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を140Vから0Vまで6段階に変更した。デューティ比30%では,ピーク電圧V1を−460Vから−600Vまで6段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を140Vから0Vまで6段階に変更した。デューティ比40%では,ピーク電圧V1を−460Vから−600Vまで7段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を140Vから0Vまで7段階に変更した。デューティ比50%では,ピーク電圧V1を−400Vから−480Vまで5段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を200Vから120Vまで5段階に変更した。
図20の表中のデューティ比25%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。なお,ピーク電圧V1を−600Vとしたときには放電が発生したため,評価の対象外とした。
画像濃度:ピーク電圧V1が−560Vであればやや良だが,−520V以上ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−520Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないしやや良だが,−460Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1の全範囲で悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−560Vであればやや良だが,−520V以上ではやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1が−560Vであればやや良だが,−520V以上ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−520Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないしやや良だが,−460Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1の全範囲で悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−560Vであればやや良だが,−520V以上ではやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
図20の表中のデューティ比30%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。なお,ピーク電圧V1を−600Vとしたときには放電が発生したため,評価の対象外とした。
画像濃度:ピーク電圧V1が−500V以下であればやや実用可ないし良だが,−480V以上ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−540Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないしやや良だが,−460Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1の全範囲で悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−540V以下であれば実用可ないしやや良だが,−500V以上ではやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1が−500V以下であればやや実用可ないし良だが,−480V以上ではやや悪い。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−540Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないしやや良だが,−460Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1の全範囲で悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−540V以下であれば実用可ないしやや良だが,−500V以上ではやや悪い。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
図20の表中のデューティ比40%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。なお,ピーク電圧V1を−600Vとしたときには放電が発生したため,評価の対象外とした。
画像濃度:ピーク電圧V1の全範囲でやや良ないし実用可であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−520V,−540Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−500Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1の全範囲で悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪であった。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1の全範囲でやや良ないし実用可であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−520V,−540Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480V以下であれば実用可ないし良で,−500Vでは特に良好だが,−460Vではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1の全範囲で悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪であった。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
図20の表中のデューティ比50%の部分から,各評価項目について次のことがわかる。
画像濃度:ピーク電圧V1の全範囲でやや良ないし実用可であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480Vであれば実用可だが,−460V以上ではいずれもやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480Vであれば実用可だが,−460V以上ではいずれもやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1の全範囲で悪かった。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪かった。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1の全範囲でやや良ないし実用可であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−480Vであれば実用可だが,−460V以上ではいずれもやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−480Vであれば実用可だが,−460V以上ではいずれもやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1の全範囲で悪かった。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪かった。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
図21に,Vpp=650V,デューティ比40%で試験した結果を示す。図21の試験では,ピーク電圧V1を−485Vから−625Vまで7段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を165Vから25Vまで7段階に変更した。図21の表から,各評価項目について次のことがわかる。なお,ピーク電圧V1を−585V以下としたときには放電が発生したため,評価の対象外とした。
画像濃度:ピーク電圧V1が−565V以上の全範囲で実用可ないしやや良であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−525〜−565Vの範囲内であれば実用可ないしやや良だが,−505V以上ではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−525〜−565Vの範囲内であれば実用可ないしやや良だが,−505V以上ではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−565V以上の全範囲で悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−565Vでやや良,−545Vで実用可であったが,−525V以上ではやや悪かった。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1が−565V以上の全範囲で実用可ないしやや良であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1が−525〜−565Vの範囲内であれば実用可ないしやや良だが,−505V以上ではやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1が−525〜−565Vの範囲内であれば実用可ないしやや良だが,−505V以上ではやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1が−565V以上の全範囲で悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1が−565Vでやや良,−545Vで実用可であったが,−525V以上ではやや悪かった。
これより総合評価としては,いずれもやや悪であった。
図22に,Vpp=700V,デューティ比45%で試験した結果を示す。図22の試験では,ピーク電圧V1を−460から−560Vまで6段階に変更した。これに伴いピーク電圧V2を240Vから140Vまで7段階に変更した。図22の表から,各評価項目について次のことがわかる。
画像濃度:ピーク電圧V1の全範囲で実用可ないしやや良であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1の全範囲で悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや良であった。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1の全範囲でいずれもやや悪であった。
画像濃度:ピーク電圧V1の全範囲で実用可ないしやや良であった。
ソリッド均一性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
ドット均一性:ピーク電圧V1の全範囲でやや悪い。
かぶり:ピーク電圧V1の全範囲で悪い。
ハイライト部再現性:ピーク電圧V1の全範囲でやや良であった。
これより総合評価としては,ピーク電圧V1の全範囲でいずれもやや悪であった。
図8〜図22の結果から,以下のようなことが導き出される。
かぶりに関しては,
VH−V2 ≧ −500V かつ V1−VH ≧ −200V
の範囲内であれば実用可能な結果が得られる(図8の全範囲,図9のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−465V以上の部分,同デューティ比30%の部分の全範囲,同デューティ比40%の部分の全範囲,同デューティ比50%の部分の全範囲,図10のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−500V以上の部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−500V以上の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−500V以上の部分,同デューティ比50%の部分の全範囲,図11のうち電圧V1が−485Vの部分,図12のうち電圧V1が−500Vの部分,図13の全範囲,図14のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−385V以下の部分,同デューティ比30%の部分の全範囲,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−365V以下の部分,同デューティ比50%の部分のうち電圧V1が−365V以下の部分,図15のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,図16のうち電圧V1が−565Vの部分,図18のうち電圧V1が−400V以下の部分,図19のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−465V以下の部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−465V以下の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−485Vの部分)。
VH−V2 ≧ −500V かつ V1−VH ≧ −200V
の範囲内であれば実用可能な結果が得られる(図8の全範囲,図9のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−465V以上の部分,同デューティ比30%の部分の全範囲,同デューティ比40%の部分の全範囲,同デューティ比50%の部分の全範囲,図10のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−500V以上の部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−500V以上の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−500V以上の部分,同デューティ比50%の部分の全範囲,図11のうち電圧V1が−485Vの部分,図12のうち電圧V1が−500Vの部分,図13の全範囲,図14のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−385V以下の部分,同デューティ比30%の部分の全範囲,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−365V以下の部分,同デューティ比50%の部分のうち電圧V1が−365V以下の部分,図15のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,図16のうち電圧V1が−565Vの部分,図18のうち電圧V1が−400V以下の部分,図19のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−465V以下の部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−465V以下の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−485Vの部分)。
上記の範囲外でかぶりが起きやすい理由は,次のように考えられる。本形態のように現像ローラ41と感光体ドラム1とが接触する接触現像方式では,現像ローラ41と感光体ドラム1とが接触する現像領域にて,電圧VHと電圧V2との差により,現像ローラ41上のトナー層に電荷が注入される。「VH−V2」が−500Vより小さい場合,つまり電圧VHと電圧V2との差の絶対値が500Vより大きい場合には,電荷の注入量も多い。これによりトナーの荷電が低下しあるいは逆極性となる。このようなトナーが感光体ドラム1の背景部に付着してかぶりとなるのである。
また,「VH−V1」が−200Vより小さい場合,つまり電圧VHと電圧V1との差の絶対値が200Vより大きい場合には,背景部へのトナーの付着量がかなり多い。このこと自体かぶりの原因となる。電圧VHと電圧V2とを離すとこのトナーを回収できるのであるが,前述の電荷注入によるかぶりが発生してしまう。電圧VHと電圧V2とが近ければ回収不十分となる。よって,電圧VHと電圧V1とが近すぎる場合にはいずれにせよかぶりが生じやすいのである。
ソリッド均一性に関しては,
−150V ≦ VL−V2 ≦ −70V かつ V1−VL ≧ −500V
の範囲内であれば実用可能な結果が得られる(図8のうち電圧V1が−380V以上の部分,図9のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−385〜−425Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−425V以上の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−365〜−425Vの部分,同デューティ比50%の部分のうち電圧V1が−365V以下の部分,図10のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−500〜−520Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−500〜−540Vの部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−500〜−540Vの部分,図13のうち電圧V1が−380V以上の部分,図14のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−385〜−425Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−425V以上の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−365〜−425Vの部分,同デューティ比50%の部分のうち電圧V1が−365V以下の部分,図15のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−500〜−520Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−500〜−540Vの部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−500〜−540Vの部分,図18のうち電圧V1が−380V以上の部分,図19のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−385〜−425Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−425V以上の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−365〜−425Vの部分,同デューティ比50%の部分のうち電圧V1が−365V以下の部分,図20のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−500〜−520Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−500〜−540Vの部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−500〜−540Vの部分)。
−150V ≦ VL−V2 ≦ −70V かつ V1−VL ≧ −500V
の範囲内であれば実用可能な結果が得られる(図8のうち電圧V1が−380V以上の部分,図9のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−385〜−425Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−425V以上の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−365〜−425Vの部分,同デューティ比50%の部分のうち電圧V1が−365V以下の部分,図10のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−500〜−520Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−500〜−540Vの部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−500〜−540Vの部分,図13のうち電圧V1が−380V以上の部分,図14のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−385〜−425Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−425V以上の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−365〜−425Vの部分,同デューティ比50%の部分のうち電圧V1が−365V以下の部分,図15のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−500〜−520Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−500〜−540Vの部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−500〜−540Vの部分,図18のうち電圧V1が−380V以上の部分,図19のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−385〜−425Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−425V以上の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−365〜−425Vの部分,同デューティ比50%の部分のうち電圧V1が−365V以下の部分,図20のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−500〜−520Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−500〜−540Vの部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−500〜−540Vの部分)。
上記の範囲外でソリッド均一性が悪くなりやすい理由は,次のように考えられる。本形態のように現像ローラ41と感光体ドラム1とが接触する接触現像方式でも,現像領域の上下流に隣接して,現像電界によってトナーが振動する飛翔領域がある。電圧VLと電圧V2とが近すぎると電界が小さいため,飛翔領域も狭い。このためトナーの振動が不十分で濃度ムラとなる。電圧VLと電圧V2とが離れすぎていると,飛翔領域は十分にあるが,一旦感光体ドラム1に付着したトナーが過剰に剥離されてしまう。このためやはり濃度ムラとなる。また,電圧VLと電圧V1とが離れすぎていると放電によりソリッド均一性が損なわれる。よって,電圧VLと電圧V2との差,および電圧VLと電圧V1との差は上記の式の範囲内が適切である。
ドット均一性に関しては,
V1−VL ≦ −350V かつ VL−V2 ≧ −150V
の範囲内であれば実用可能な結果が得られる(図8のうち電圧V1が−400V以下の部分,図9のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−425V以下の部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,同デューティ比50%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,図10のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,図11のうち電圧V1が−565Vの部分,図13のうち電圧V1が−400V以下の部分,図14のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−445V以下の部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,同デューティ比50%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,図15のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,図16のうち電圧V1が−565Vの部分,図18のうち電圧V1が−400V以下の部分,図19のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−425V以下の部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,同デューティ比50%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,図20のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,図21のうち電圧V1が−565Vの部分)。
V1−VL ≦ −350V かつ VL−V2 ≧ −150V
の範囲内であれば実用可能な結果が得られる(図8のうち電圧V1が−400V以下の部分,図9のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−425V以下の部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,同デューティ比50%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,図10のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,図11のうち電圧V1が−565Vの部分,図13のうち電圧V1が−400V以下の部分,図14のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−445V以下の部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,同デューティ比50%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,図15のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,図16のうち電圧V1が−565Vの部分,図18のうち電圧V1が−400V以下の部分,図19のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−425V以下の部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,同デューティ比50%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,図20のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,図21のうち電圧V1が−565Vの部分)。
上記の範囲外でドット均一性が悪くなりやすい理由は,次のように考えられる。そもそもドットを適切に現像するためには,ソリッド画像の場合と比較して,より強い現像電界が必要である。このため,電圧VLと電圧V1とは少なくとも350V離れている必要がある。また,電圧VLと電圧V2とが離れすぎていると,前述したソリッド均一性ばかりでなくドット均一性も悪くなる。一旦感光体ドラム1に付着したトナーの過剰剥離のためである。よって,電圧VLと電圧V2との差,および電圧VLと電圧V1との差は上記の式の範囲内が適切である。
ハイライト部再現性に関しては,実用可能な結果が得られるのは,
V1−VH ≦ −50V
の範囲内に限られる(図8のうち電圧V1が−360V以下の部分,図9のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−385V以下の部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−365V以下の部分,同デューティ比50%の部分のうち電圧V1が−365V以下の部分,図10のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−520〜−560Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−600Vの部分を除く全範囲,同デューティ比50%の部分の全範囲,図11のうち電圧V1が−585V以下の部分を除く全範囲,図12の全範囲,図13のうち電圧V1が−460Vの部分,図14のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−465V以下の部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−465V以下の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−485Vの部分,図15のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−520〜−560Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−480〜−560Vの部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−600Vの部分を除く全範囲,同デューティ比50%の部分のうち電圧V1が−460V以下の部分,図16のうち電圧V1が−585V以下の部分を除く全範囲,図17の全範囲,図20のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−560Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−560Vの部分,図21のうち電圧V1が−565Vの部分)。
V1−VH ≦ −50V
の範囲内に限られる(図8のうち電圧V1が−360V以下の部分,図9のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−385V以下の部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−405V以下の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−365V以下の部分,同デューティ比50%の部分のうち電圧V1が−365V以下の部分,図10のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−520〜−560Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−500〜−560Vの部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−600Vの部分を除く全範囲,同デューティ比50%の部分の全範囲,図11のうち電圧V1が−585V以下の部分を除く全範囲,図12の全範囲,図13のうち電圧V1が−460Vの部分,図14のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−465V以下の部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−465V以下の部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−485Vの部分,図15のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−520〜−560Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−480〜−560Vの部分,同デューティ比40%の部分のうち電圧V1が−600Vの部分を除く全範囲,同デューティ比50%の部分のうち電圧V1が−460V以下の部分,図16のうち電圧V1が−585V以下の部分を除く全範囲,図17の全範囲,図20のデューティ比25%の部分のうち電圧V1が−560Vの部分,同デューティ比30%の部分のうち電圧V1が−560Vの部分,図21のうち電圧V1が−565Vの部分)。
ハイライト部を良好に再現するためには,背景部にも一旦トナーを付着させる必要がある。このため最低限V1<VHである必要があり,上記の範囲で安定して良好な結果が得られた。
以上を総合すると,1成分接触現像方式と交流バイアスとの併用において,適正濃度を確保しつつ,かぶり,ソリッド/ドット均一性,ハイライト部再現性のいずれについても良好な結果が得られる電圧設定は,次の4つの式のすべてを満たすことであることがわかる。
−500V ≦ V1−VL ≦ −350V
−150V ≦ VL−V2 ≦ −70V
V2−500V ≦ VH ≦ V1+200V
−200V ≦ V1−VH ≦ −50V
−500V ≦ V1−VL ≦ −350V
−150V ≦ VL−V2 ≦ −70V
V2−500V ≦ VH ≦ V1+200V
−200V ≦ V1−VH ≦ −50V
これより電圧V1,電圧V2が満たすべき条件は,次のようになる。
電圧V1については,
−500V ≦ V1−VL ≦ −350V
−200V ≦ V1−VH ≦ −50V
の2つである。電圧V2については,
−150V ≦ VL−V2 ≦ −70V
V2 ≦ VH+500V
の2つである。
電圧V1については,
−500V ≦ V1−VL ≦ −350V
−200V ≦ V1−VH ≦ −50V
の2つである。電圧V2については,
−150V ≦ VL−V2 ≦ −70V
V2 ≦ VH+500V
の2つである。
次に,交流電圧VACの周波数を種々変更する試験の結果を説明する。この試験は,上記のようにして定められた電圧条件の範囲内で,電圧VHを−350Vとし,電圧VLを−50Vとした条件下で行った。この試験では,粒状性,階調性,かぶり,の各品質項目を評価した。このうち,かぶりについては前述と同様に評価した。粒状性,階調性については,階調率32段階の階調パターンを出力し,この階調パターンにより次のように評価した。
粒状性:階調パターンのCCDによる読み取り値にMTF(Modulation Transfer Function)補正を考慮したフーリエ変換処理を施し,人間の比視感度にあわせたGI(Graininess Index)評価を行った。詳細には,ハイライト部(L*値>60)の領域でGI値(小さいほどよい)の極大値により,図23の表に従いランク評価した。ここでGI値は,日本画像学会誌39(2),84・93(2000)に掲載されている値である。
階調性:階調パターンの反射濃度(ID)を前述のマクベス濃度計で測定し,最高濃度(TD)に対し10〜90%の範囲内の濃度が得られる階調の数(多いほどよい)を計数し,図24の表に従いランク評価した。
粒状性:階調パターンのCCDによる読み取り値にMTF(Modulation Transfer Function)補正を考慮したフーリエ変換処理を施し,人間の比視感度にあわせたGI(Graininess Index)評価を行った。詳細には,ハイライト部(L*値>60)の領域でGI値(小さいほどよい)の極大値により,図23の表に従いランク評価した。ここでGI値は,日本画像学会誌39(2),84・93(2000)に掲載されている値である。
階調性:階調パターンの反射濃度(ID)を前述のマクベス濃度計で測定し,最高濃度(TD)に対し10〜90%の範囲内の濃度が得られる階調の数(多いほどよい)を計数し,図24の表に従いランク評価した。
評価結果を図25に示す。この試験は,(V1=−500V,V2=+100V),(V1=−425V,V2=+25V)の2種類のバイアス条件でそれぞれ,1〜7kHzの範囲内の6水準の周波数で行った。その際のデューティ比は,画像の最高濃度(TD)が適正値(1.32≦TD≦1.42)となるように設定した。図25の表から,各評価項目について次のことがわかる。
粒状性:1.5kHz以上であれば実用可能であり,2〜5kHzの範囲内であればさらに良好である。
周波数が低すぎると,電圧V1,V2の各回の継続時間T1,T2(図2参照)が長いことになる。このため,トナーの飛翔領域(現像領域の上下流の隣接領域)においてトナーが十分に振動せず,粒状性の低下につながると考えられる。一方,周波数が高すぎると,各回の継続時間T1,T2が短いこととなる。このため,現像ローラ41から飛翔したトナーが感光体ドラム1まで到達しにくい。したがって,実質的な飛翔領域が狭いことを意味する。このことによりトナーが十分に振動せず,粒状性の低下につながると考えられる。このため,粒状性に関する周波数の適正範囲は,下限1.5kHz(より好ましくは2kHz),上限7kHz(より好ましくは5kHz)である。
周波数が低すぎると,電圧V1,V2の各回の継続時間T1,T2(図2参照)が長いことになる。このため,トナーの飛翔領域(現像領域の上下流の隣接領域)においてトナーが十分に振動せず,粒状性の低下につながると考えられる。一方,周波数が高すぎると,各回の継続時間T1,T2が短いこととなる。このため,現像ローラ41から飛翔したトナーが感光体ドラム1まで到達しにくい。したがって,実質的な飛翔領域が狭いことを意味する。このことによりトナーが十分に振動せず,粒状性の低下につながると考えられる。このため,粒状性に関する周波数の適正範囲は,下限1.5kHz(より好ましくは2kHz),上限7kHz(より好ましくは5kHz)である。
階調性:1.5kHz以上であれば実用可能であり,2kHz以上であればさらに良好である。
周波数が低すぎると,粒状性で述べたのと同様の理由によりトナーが十分に振動せず,階調性の低下につながると考えられる。
周波数が低すぎると,粒状性で述べたのと同様の理由によりトナーが十分に振動せず,階調性の低下につながると考えられる。
かぶり:1.5kHz以上であれば実用可能であり,2kHz以上であればさらに良好である。
周波数が低すぎると,粒状性,階調性で述べたのと同様の理由によりトナーが十分に振動せず,かぶりの悪下につながると考えられる。
周波数が低すぎると,粒状性,階調性で述べたのと同様の理由によりトナーが十分に振動せず,かぶりの悪下につながると考えられる。
上記より,1成分接触現像方式と交流バイアスとの併用において,適正濃度を確保しつつ,粒状性,階調性,かぶり,のいずれについても良好な結果が得られる周波数設定は,1.5〜7kHz(より好ましくは2〜5kHz)であることがわかる。
一般的に画像形成装置では,環境条件,すなわち温度および湿度に応じて画像濃度を調整する制御を行っている。環境条件によりトナーの荷電性が変化し,画像濃度に影響するからである。すなわち,低湿時にはトナーの荷電性が高まるため,現像性が過少となる傾向がある。これに対しては,デューティ比を高めたり,あるいは電圧V1と電圧VLとの差の絶対値を大きくしたりすることで対処できる。一方高湿時にはトナーの荷電性が低下するため,現像性が課題となる傾向がある。これに対しては,デューティ比を低めたり,あるいは電圧V1と電圧VLとの差の絶対値を小さくしたり,さらには電圧V2と電圧VLとの差の絶対値を大きくしたりすることで対処できる。
本形態のレーザービームプリンタでもこのために環境センサ9を備えている。これにより,温度および湿度に応じてデューティ比や電圧V1,電圧V2を変化させ,適正な画像濃度が得られるようにしている。そこで,前述の電圧および周波数の条件の範囲内で,高温高湿環境でも低温低湿環境でも適切な画像形成ができることを確認する試験を行った。この試験の結果を図26に示す。この試験では,電圧VHを−350V,電圧VLを−50Vとし,標準状態としての中温中湿(23℃60%RH)の他,低温低湿(10℃15%RH),高温高湿(30℃85%RH)の各環境条件下で画像形成を行った。評価項目は,図8〜図22の試験の場合と同じく,画像濃度,ソリッド均一性,ドット均一性,かぶり,ハイライト部再現性,とした。
中温中湿条件では,電圧V1を−450Vとし,電圧V2を+50Vとし,デューティ比を40%として,すべての評価項目で良好な結果を得た。低温低湿条件では,中温中湿条件でのバイアス設定に対して,電圧V1のみ−550Vに変更したバイアス設定(「V1−VL」の絶対値上昇)と,デューティ比のみ50%に変更したバイアス設定(デューティ比上昇)との2通りを試験した。どちらのバイアス設定でも,すべての評価項目で良好な結果を得た。高温高湿条件では,中温中湿条件でのバイアス設定に対して,電圧V1を−400Vに変更し電圧V2を+100Vに変更したバイアス設定(「V1−VL」の絶対値低下,「VL−V2」の絶対値上昇)と,デューティ比のみ30%に変更したバイアス設定(デューティ比低下)との2通りを試験した。どちらのバイアス設定でも,すべての評価項目で良好な結果を得た。
次に,図1に示したものと異なる構成の画像形成装置にも本発明を適用できることを示す。図27に,クリーナレスシステムを採用した形態のレーザービームプリンタの要部を示す。図27のレーザービームプリンタは,基本的構成において図1のレーザービームプリンタと共通である。相違点は,図1のクリーニング装置7が省かれ代わりに帯電調整部材17が備えられている点にある。帯電調整部材17には,トナーの帯電極性と同極性の電圧が印加される。これにより帯電調整部材17は,転写残トナーの帯電極性を揃えるとともに帯電を付与する機能を有する。帯電極性が揃えられた転写残トナーは,感光体ドラム1の回転とともに帯電器2を通過して現像領域に至る。現像領域には前述の条件を満たす現像バイアスが印加されているため,転写残トナーは電圧VHと電圧V2との差によって現像装置4に回収されるのである。このように,クリーニング装置7は必須要件ではないのである。
このようにクリーナレスシステムを採用した画像形成装置の場合には,ACバイアス方式であることによって,DCバイアス方式の場合よりも明らかな利点がある。すなわち,転写残トナーの現像装置4への回収が確実である。現像バイアスに交流成分が重畳されていることによって,瞬間的に現像残トナーの回収電界を大きくとることができるからである。このような画像形成装置の場合であっても,前述のようなバイアス設定を採用することにより,良好な画像形成を行うことができる。
なお,実施の形態のここまでの説明では,負極性帯電型の感光体ドラム1と負極性トナーとを用いるものとした。しかし本発明はこの場合に限らず,正極性帯電型の感光体ドラムと正極性トナーとを用いるものであっても本発明の適用が可能である。その場合,適正濃度を確保しつつ,かぶり,ソリッド/ドット均一性,ハイライト部再現性のいずれについても良好な結果が得られる電圧設定を示す式は,符号の違いにより次の4つとなる。
350V ≦ V1−VL ≦ 500V
70V ≦ VL−V2 ≦ 150V
V1−200V ≦ VH ≦ V2+500V
50V ≦ V1−VH ≦ 200V
350V ≦ V1−VL ≦ 500V
70V ≦ VL−V2 ≦ 150V
V1−200V ≦ VH ≦ V2+500V
50V ≦ V1−VH ≦ 200V
これより,正極性帯電型の感光体ドラムと正極性トナーとを用いる場合に電圧V1,電圧V2が満たすべき条件は,次のようになる。
電圧V1については,
350V ≦ V1−VL ≦ 500V
50V ≦ V1−VH ≦ 200V
の2つである。電圧V2については,
70V ≦ VL−V2 ≦ 150V
VH−500V ≦ V2
の2つである。
電圧V1については,
350V ≦ V1−VL ≦ 500V
50V ≦ V1−VH ≦ 200V
の2つである。電圧V2については,
70V ≦ VL−V2 ≦ 150V
VH−500V ≦ V2
の2つである。
以上詳細に説明したように本実施の形態によれば,接触現像方式とAC現像方式とを併用して現像を行いつつ,各種バイアス条件を適切に設定することにより,高品質な画像形成ができるようにした現像装置4および現像方法および現像装置4を利用するレーザービームプリンタが実現されている。したがって,非接触現像方式のような現像領域の間隔の厳密な管理が不要で制御系の負担が軽い。それでいて,現像領域の上下流の隣接領域で飛翔トナーの振動によるエッジ効果を有効に利用して高品質な画像を得ることができる。また,AC現像方式ではあるが,Vppは最大でも650Vで,多くの場合600V以下で済むので電源系への負荷もさほど大きくない。また,環境条件に応じてバイアス条件を変更して適切な画像形成ができるようにしている。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,本実施の形態ではレーザービームプリンタを例に挙げて説明したが,これに限らず,コピー機,ファックス機,複合機にも適用できる。またカラー機にも適用できる。また,感光体等は必ずしもドラム状あるいはローラ状のものに限らずベルト状のものであってもよい。帯電器は,ブラシ状,コロトロン状,ローラ状,シート状,ブレード状等のいずれの形状の帯電部材を備えるものであってもよい。露光部は,レーザービームに限らずLED方式のものやさらにはアナログ光学系を用いるものであってもよい。
さらに,交流電圧VACは,矩形波形以外に正弦波や三角波,ノコギリ波等の波形であってもよい。その場合の電圧V1,V2は,波形の両ピーク電圧と定義すればよい。継続時間T1,T2は,直流電圧VDCを境とし,これより高圧側および低圧側にある時間と定義すればよい。デューティ比もこのようにして定義された継続時間T1,T2に基づいて定めればよい。
1 感光体ドラム
4 現像装置
41 現像ローラ
44 規制板
8 電源部
4 現像装置
41 現像ローラ
44 規制板
8 電源部
Claims (8)
- 像担持体に接触しつつ1成分非磁性のトナーを付与して像担持体の静電潜像を現像する現像部材と,
前記現像部材上のトナー層の厚さを規制する規制部材と,
前記現像部材と像担持体との間に,
Vg:グランド電圧
VH:像担持体の静電潜像における背景部の電圧
VL:像担持体の静電潜像における可視部の電圧,電圧Vgに対しVHと同極性,abs(VL−Vg)<abs(VH−Vg)
としたとき,
- 請求項1または請求項2に記載する現像装置において,
前記電圧印加装置は,1.5〜7kHzの範囲内の周波数でバイアス電圧を振動させることを特徴とする現像装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載する現像装置において,
前記電圧印加装置は,電圧振動のデューティ比を,高湿時には低くし,低湿時には高くすることを特徴とする現像装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載する現像装置において,
前記電圧印加装置は,電圧V1と電圧VLとの差を,高湿時には低くし,低湿時には高くすることを特徴とする現像装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載する現像装置において,
前記電圧印加装置は,電圧V2と電圧VLとの差を,高湿時には高くし,低湿時には低くすることを特徴とする現像装置。 - 像担持体と,
前記像担持体に接触しつつ1成分非磁性のトナーを付与して像担持体の静電潜像を現像する現像部材と,
前記現像部材上のトナー層の厚さを規制する規制部材と,
前記現像部材と像担持体との間に,
Vg:グランド電圧
VH:像担持体の静電潜像における背景部の電圧
VL:像担持体の静電潜像における可視部の電圧,電圧Vgに対しVHと同極性,abs(VL−Vg)<abs(VH−Vg)
としたとき,
前記像担持体の静電潜像を前記現像部材により現像して画像を得る画像形成装置。 - 現像部材上の1成分非磁性のトナー層の厚さを規制部材で規制しつつ,
前記現像部材を像担持体に接触させつつ前記現像部材から前記像担持体の静電潜像にトナーを付与して現像する現像方法において,
前記現像部材と像担持体との間のバイアス電圧を,
Vg:グランド電圧
VH:像担持体の静電潜像における背景部の電圧
VL:像担持体の静電潜像における可視部の電圧,電圧Vgに対し電圧VHと同極性,abs(VL−Vg)<abs(VH−Vg)
としたとき,
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