JP2007163771A - 現像装置およびそれを有する画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】二成分現像剤を用いる現像装置で、カブリの発生を防止することのでき、長期使用ができるものを提供すること。
【解決手段】現像装置5は、周面に現像剤を吸着させて回転する現像ローラ10と、現像ローラ10にバイアス電圧Vbを印加するバイアス部22と、現像装置5の駆動時間を計時する計時部20aと、現像量を計測する計測部20bと、計時部20aおよび/または計測部20bの出力増加に基づいて、交流電圧Vacの振幅成分Vppを低下させるバイアス調整部21とを含んでいる。バイアス部22は、直流電圧印加部22dcおよび交流電圧印加部22acを含んでいる。現像装置5の駆動時間および/または現像装置5の現像量に応じて、バイアス調整部21は、振幅成分Vppを段階的に下げる。
【選択図】図2
【解決手段】現像装置5は、周面に現像剤を吸着させて回転する現像ローラ10と、現像ローラ10にバイアス電圧Vbを印加するバイアス部22と、現像装置5の駆動時間を計時する計時部20aと、現像量を計測する計測部20bと、計時部20aおよび/または計測部20bの出力増加に基づいて、交流電圧Vacの振幅成分Vppを低下させるバイアス調整部21とを含んでいる。バイアス部22は、直流電圧印加部22dcおよび交流電圧印加部22acを含んでいる。現像装置5の駆動時間および/または現像装置5の現像量に応じて、バイアス調整部21は、振幅成分Vppを段階的に下げる。
【選択図】図2
Description
この発明は、現像装置およびそれを有する画像形成装置に関し、特に、トナーおよびキャリアを含む二成分現像剤を用いて静電潜像を現像するものに関する。
たとえば、複写機,プリンタやファクシミリなどの画像形成装置において、一様に帯電させた感光体ドラムを選択的に露光する電子写真方式により静電潜像を形成し、この静電潜像をトナーによって現像する現像装置が公知である。この現像装置には、現像剤として、トナーおよびキャリアを含む二成分現像剤を用いるものがある。二成分現像剤は、現像ローラの周面に付着されて、たとえば、感光体ドラムの周面に形成された静電潜像へ与えられる。
また、与えられるトナーの量を制御するため、現像ローラには、所定の値のバイアス電圧が印加されている。このバイアス電圧には、直流電圧と交流電圧との重畳電圧が使用されているものがある。
そして、特許文献1に記載の画像形成装置では、上記のように、直流電圧と交流電圧とが重畳されたバイアス電圧が用いられており、作像枚数が初期〜10万枚までの交流電圧の振幅成分を1100Vpp、それ以降の交流電圧の振幅成分を1500Vppに設定して、交流電圧の振幅成分を増加させていく方法が開示されている。
特開2003−295567号公報
そして、特許文献1に記載の画像形成装置では、上記のように、直流電圧と交流電圧とが重畳されたバイアス電圧が用いられており、作像枚数が初期〜10万枚までの交流電圧の振幅成分を1100Vpp、それ以降の交流電圧の振幅成分を1500Vppに設定して、交流電圧の振幅成分を増加させていく方法が開示されている。
ところで、特許文献1に記載の構成を、二成分現像剤を使用した現像装置に適用しようと試みたところ、現像を良好に行えず、カブリが発生するなどの問題に遭遇した。
その理由を推測すると、現像剤が磁性トナー(一成分現像剤)ではないためであると考えられる。すなわち、特許文献1に記載の技術は、磁性トナーに対しては有効であるが、二成分現像剤に対しては適用することができない。
その理由を推測すると、現像剤が磁性トナー(一成分現像剤)ではないためであると考えられる。すなわち、特許文献1に記載の技術は、磁性トナーに対しては有効であるが、二成分現像剤に対しては適用することができない。
この発明は、かかる背景のものでなされたもので、二成分現像剤を用いる現像装置で、カブリの発生を防止することのでき、長期使用ができる現像装置およびそれを有する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、トナーおよびキャリアを含む二成分現像剤を用いて静電潜像を現像するための現像装置(5)であって、現像剤を静電潜像へ与えるために、その周面に現像剤を吸着させて回転する現像ローラ(10)と、前記現像ローラに対して、所定の直流電圧(Vdc)を印加する直流電圧印加手段(22dc)および交流電圧(Vac)を印加する交流電圧印加手段(22ac)を含むバイアス手段(22)と、前記現像装置の駆動時間を計時する計時手段(20a)と、前記現像装置が行った現像量を計測する計測手段(20b)と、前記計時手段および/または前記計測手段の出力増加に基づいて、前記交流電圧印加手段が印加する交流電圧の振幅成分(Vpp)を低下させるバイアス調整手段(21)とを含むことを特徴とする現像装置である。
なお、括弧内の数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この構成によれば、現像装置は、バイアス調整手段によって、計時手段および/または計測手段の出力増加に基づいて、交流電圧印加手段が印加する交流電圧の振幅成分を低下させる。
この構成によれば、現像装置は、バイアス調整手段によって、計時手段および/または計測手段の出力増加に基づいて、交流電圧印加手段が印加する交流電圧の振幅成分を低下させる。
画像形成装置の画像形成動作を繰り返していると、二成分現像剤に含まれるキャリアは、それを覆う樹脂コーティングの層が削れて劣化する。キャリアの劣化により、現像ローラに印加されるバイアス電圧による現像性能が必要以上に高くなって、用紙上にカブリが生じてしまう。
ここでのカブリとは、画像形成動作が行われた用紙において、画像のない非画像領域であるにも関わらず、トナーがわずかながら残ってしまっていることをいう。
ここでのカブリとは、画像形成動作が行われた用紙において、画像のない非画像領域であるにも関わらず、トナーがわずかながら残ってしまっていることをいう。
カブリの発生を防止するため、バイアス調整手段は、キャリアが劣化するに伴い、交流電圧印加手段が印加する交流電圧の振幅成分を低下させる。これにより、バイアス手段は、現像ローラへ良好にバイアス電圧を印加することができ、結果として、現像装置の現像性能を改善する。
例えば、バイアス調整手段は、現像装置の駆動時間の増加に応じて、交流電圧の振幅成分を下げることが考えられる。駆動時間を計時する計時手段の出力増加に基づいて、バイアス調整手段は、交流電圧印加手段に対して、交流電圧の振幅成分を下げるように調整する。具体的には、所定の駆動時間(例えば、20時間)毎に、交流電圧の振幅成分を段階的に下げて(例えば、1.8kVから、1.6kV、1.4kV、1.2kVへと下げて)、印字出力を行う。
例えば、バイアス調整手段は、現像装置の駆動時間の増加に応じて、交流電圧の振幅成分を下げることが考えられる。駆動時間を計時する計時手段の出力増加に基づいて、バイアス調整手段は、交流電圧印加手段に対して、交流電圧の振幅成分を下げるように調整する。具体的には、所定の駆動時間(例えば、20時間)毎に、交流電圧の振幅成分を段階的に下げて(例えば、1.8kVから、1.6kV、1.4kV、1.2kVへと下げて)、印字出力を行う。
また、バイアス調整手段は、現像量に応じて、交流電圧の振幅成分を下げることが考えられる。現像量を計側する計測手段の出力増加に基づいて、バイアス調整手段は、交流電圧印加手段に対して、交流電圧の振幅成分を下げるように調整する。具体的には、所定の印字枚数(例えば、5万枚)毎に、交流電圧の振幅成分を段階的に下げて(例えば、1.8kVから、1.6kV、1.4kV、1.2kVへと下げて)、印字出力を行う。
これにより、現像装置は、二成分現像剤の状態に伴い、現像ローラに対して、良好なバイアス電圧を印加することができるため、カブリの発生を防止することができ、長期使用することができる。
請求項2に記載の発明は、電子写真方式により静電潜像を形成する静電潜像形成手段(2,3,4)と、形成された静電潜像をトナーで現像するための請求項1記載の現像装置(5)とを含んでいる画像形成装置である。この画像形成装置は、二成分現像剤を用いる上述の現像装置を有しているため、カブリの発生を防止することのでき、長期使用ができるようになる。
請求項2に記載の発明は、電子写真方式により静電潜像を形成する静電潜像形成手段(2,3,4)と、形成された静電潜像をトナーで現像するための請求項1記載の現像装置(5)とを含んでいる画像形成装置である。この画像形成装置は、二成分現像剤を用いる上述の現像装置を有しているため、カブリの発生を防止することのでき、長期使用ができるようになる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態にかかる画像形成装置の要部の概略構成を示す図解的な縦断面図である。図1を参照して、画像形成装置1は、たとえば、複写機、プリンタやファクシミリであり、電子写真方式を用いて画像データに基づく静電潜像を形成する。そして、この静電潜像をトナーによって現像してトナー像を形成し、このトナー像を用紙に転写する。
図1は、この発明の一実施形態にかかる画像形成装置の要部の概略構成を示す図解的な縦断面図である。図1を参照して、画像形成装置1は、たとえば、複写機、プリンタやファクシミリであり、電子写真方式を用いて画像データに基づく静電潜像を形成する。そして、この静電潜像をトナーによって現像してトナー像を形成し、このトナー像を用紙に転写する。
画像形成装置1は、静電潜像形成手段としての感光体ドラム2、帯電器3およびLEDヘッド4と、現像装置5と、転写ローラ6と、クリーニング装置7とを有している。
画像形成装置1で用いる現像剤は、トナーおよびキャリアを含む二成分現像剤である。キャリアは、磁性体の周囲にシリコーン樹脂のコーティングなどを施したフェライトキャリアである。
画像形成装置1で用いる現像剤は、トナーおよびキャリアを含む二成分現像剤である。キャリアは、磁性体の周囲にシリコーン樹脂のコーティングなどを施したフェライトキャリアである。
感光体ドラム2は、軸方向(図1の紙面に垂直な方向)に長く延びた筒状の部材であり、感光体ドラム2の外周面に感光層(図示せず)が設けられている。感光体ドラム2は、矢印Aの方向に回転駆動するようになっている。回転方向Aに沿って、感光体ドラム2の周囲には、帯電器3、LEDヘッド4、現像装置5、転写ローラ6及びクリーニング装置7が配置されている。
画像形成時、感光体ドラム2は、矢印Aの方向に回転駆動しながら、感光体ドラム2の感光層が帯電器3で一様に帯電される。帯電器3で帯電された感光体ドラム2は、画像データに基づいてLEDヘッド4で選択的に露光され、露光された感光層の電位が低下する。これにより、感光体ドラム2の感光層には、所定の画像データに基づく静電潜像が形成される。
静電潜像が形成された感光体ドラム2には、現像装置5からトナーが供給される。これにより、感光体ドラム2上の静電潜像が現像されてトナー像となる。このトナー像は、搬送されてきた用紙8に、転写ローラ6によって転写される。転写されたトナー像は、後段にある定着装置(図示せず)で用紙8に定着され、その後、機外に排出される。
一方、感光体ドラム2から用紙8に転写しきれなかったトナーは、クリーニング装置7により、感光体ドラム2から掻き落とされる。
一方、感光体ドラム2から用紙8に転写しきれなかったトナーは、クリーニング装置7により、感光体ドラム2から掻き落とされる。
現像装置5は、現像ローラ10と、現像剤層厚規制ブレード11と、ハウジング12とを含んでいる。上記に加え、現像装置5は、バイアス電圧Vbを印加するための、図2に示す、バイアス部22(バイアス手段)と、バイアス調整部21(バイアス調整手段)と、計時部20a(計時手段)と、計測部20b(計測手段)とを含んでいる。これらのバイアス部22、バイアス調整部21、計時部20aおよび計測部20bの説明は、後述する。
ハウジング12には、上記した現像ローラ10及び現像剤層厚規制ブレード11などに加え、現像剤や、この現像剤を攪拌しつつ搬送するためのスパイラル軸(図示せず)などが収容されている。
図2は、バイアス電圧Vbを印加,調整する部材を説明するためのブロック図である。
バイアス部22は、交流電圧印加部22acと直流電圧印加部22dcとを備えていて、現像ローラ10に対して、両電圧が重畳して印加される。
図2は、バイアス電圧Vbを印加,調整する部材を説明するためのブロック図である。
バイアス部22は、交流電圧印加部22acと直流電圧印加部22dcとを備えていて、現像ローラ10に対して、両電圧が重畳して印加される。
バイアス部22におけるバイアス電圧Vbの交流電圧Vacの振幅成分(以下、単にVppともいう)は、バイアス調整部21によって調整されている。このバイアス調整部21は、計時部20aおよび計測部20bの出力に基づいて、振幅成分Vppの調整信号を出力する。計時部20aは現像装置5の駆動時間を計時しており、計測部20bは現像装置5が行った現像量を計測している。
ところで、画像形成装置1の画像形成動作を繰り返していると、二成分現像剤に含まれるキャリアは、それを覆う樹脂コーティングの層が削れて劣化する。キャリアの劣化により、現像ローラ10に印加されるバイアス電圧Vbによる現像性能が必要以上に高くなって、用紙8上にカブリが生じてしまう。
カブリの発生を防止するため、バイアス調整部21は、以下に説明するように、バイアス電圧VbのVppを調整する。
カブリの発生を防止するため、バイアス調整部21は、以下に説明するように、バイアス電圧VbのVppを調整する。
図1および図2に示す画像形成装置1において、バイアス電圧Vbは、直流電圧Vdcを+200Vとし、交流電圧VacのVppを約1.5kVとし、デューティ比を50%とする。
感光体ドラム2は、アモルファスシリコンドラムを用い、ドラム径を80mmとし、膜厚を20μmとする。また、感光体ドラム2は、暗電位を300Vとし、明電位を20Vとする。感光体ドラム2の線速は134mm/secであり、現像ローラ10と感光体ドラム2との周速比は1.8である。
感光体ドラム2は、アモルファスシリコンドラムを用い、ドラム径を80mmとし、膜厚を20μmとする。また、感光体ドラム2は、暗電位を300Vとし、明電位を20Vとする。感光体ドラム2の線速は134mm/secであり、現像ローラ10と感光体ドラム2との周速比は1.8である。
現像ローラ10と感光体ドラム2との間の距離は0.55mmであり、現像ローラ10と現像剤層厚規制ブレード11との間の距離は0.5mmである。
上記条件において、黒色の単色のトナーを用いて、印字率4%画像(A4)の印字出力を連続して行い、この印字出力された画像サンプルからカブリ濃度を測定する。このカブリ濃度とは、用紙の白地がカブリにより黒ずむ割合をいう。
上記条件において、黒色の単色のトナーを用いて、印字率4%画像(A4)の印字出力を連続して行い、この印字出力された画像サンプルからカブリ濃度を測定する。このカブリ濃度とは、用紙の白地がカブリにより黒ずむ割合をいう。
図3は、比較例として、現像装置5の駆動時間や現像量(換言すれば、出力した印字枚数)によらず、バイアス電圧VbのVppを一定としたときのカブリ濃度を示すグラフである。
トナーは、粒径が平均9μmであり、変動係数が31.1%であり、非磁性であるものを用いる。
トナーは、粒径が平均9μmであり、変動係数が31.1%であり、非磁性であるものを用いる。
キャリアは、コア粒子がMn−Mgであり、樹脂被覆層がフッ素シリコンでコーティングされ、重量平均粒径が60μmである。
上記の条件で、Vppは1.5kVで一定として、20万枚の印字出力を連続して行った。
図3に示されるように、7万枚までは、良好なカブリ濃度といえる0.010以下を満たしていた。
上記の条件で、Vppは1.5kVで一定として、20万枚の印字出力を連続して行った。
図3に示されるように、7万枚までは、良好なカブリ濃度といえる0.010以下を満たしていた。
しかし、印字枚数が8万枚でのカブリ濃度は約0.012となった。そして、8万枚の印字枚数以上では、カブリ濃度が0.010を超えることが多くなり、印字枚数の増加に伴い、カブリ濃度も増加する傾向を有していた。
このように、比較例では、印字枚数が少ないときでは、良好なカブリ濃度(0.010以下)を満たしているが、印刷枚数が多くなれば、良好なカブリ濃度を満たすことが少なくなり、印字枚数が増加するにつれてカブリ濃度が悪化した。
このように、比較例では、印字枚数が少ないときでは、良好なカブリ濃度(0.010以下)を満たしているが、印刷枚数が多くなれば、良好なカブリ濃度を満たすことが少なくなり、印字枚数が増加するにつれてカブリ濃度が悪化した。
図4は、現像装置5が出力した印字枚数に応じて、バイアス電圧VbのVppを下げたときのカブリ濃度を示すグラフである。
トナーは、粒径が平均9μmであり、変動係数が31.1%であり、非磁性であるものを用いる。
キャリアは、コア粒子がMn−Mgであり、樹脂被覆層がフッ素シリコンでコーティングされ、重量平均粒径が60μmである。
トナーは、粒径が平均9μmであり、変動係数が31.1%であり、非磁性であるものを用いる。
キャリアは、コア粒子がMn−Mgであり、樹脂被覆層がフッ素シリコンでコーティングされ、重量平均粒径が60μmである。
上記の条件で、印字枚数が5万枚毎に、Vppを1.8kVから、1.6kV、1.4kV、1.2kVへと下げて、20万枚まで印字出力を行った。
図4に示されるように、印字枚数が19万枚時点でのカブリ濃度が0.011となった以外は、カブリ濃度は0.010以下であった。また、図に示されるカブリ濃度の平均値は、約0.0055であった。
図4に示されるように、印字枚数が19万枚時点でのカブリ濃度が0.011となった以外は、カブリ濃度は0.010以下であった。また、図に示されるカブリ濃度の平均値は、約0.0055であった。
図5は、現像装置5の駆動時間に応じて、バイアス電圧VbのVppを下げたときのカブリ濃度を示すグラフである。
トナーは、粒径が平均6.7μmであり、変動係数が24.6%であり、非磁性であるものを用いる。
キャリアは、コア粒子がMn−Mgであり、樹脂被覆層がフッ素シリコンでコーティングされ、重量平均粒径が45μmである。
トナーは、粒径が平均6.7μmであり、変動係数が24.6%であり、非磁性であるものを用いる。
キャリアは、コア粒子がMn−Mgであり、樹脂被覆層がフッ素シリコンでコーティングされ、重量平均粒径が45μmである。
上記の条件で、駆動時間20時間毎に、Vpp1.8kVから、1.6kV、1.4kV、1.2kVへと下げて、100時間の印字出力を行った。
図5に示されるように、カブリ濃度を示すグラフが現像装置5の駆動時間に応じてわずかに増加する傾向を有しているが、100時間の連続駆動において、カブリ濃度は、どの値も、0.010を超えることがなかった。また、図に示されたカブリ濃度の平均値は、約0.0045であった。
図5に示されるように、カブリ濃度を示すグラフが現像装置5の駆動時間に応じてわずかに増加する傾向を有しているが、100時間の連続駆動において、カブリ濃度は、どの値も、0.010を超えることがなかった。また、図に示されたカブリ濃度の平均値は、約0.0045であった。
図6は、現像装置5の駆動時間および出力した印字枚数に応じて、バイアス電圧VbのVppを下げたときのカブリ濃度を示すグラフである。
トナーは、粒径が平均6.7μmであり、変動係数が24.6%であり、非磁性であるものを用いる。
キャリアは、コア粒子がMn−Mgであり、樹脂被覆層がフッ素シリコンでコーティングされ、重量平均粒径が45μmである。
トナーは、粒径が平均6.7μmであり、変動係数が24.6%であり、非磁性であるものを用いる。
キャリアは、コア粒子がMn−Mgであり、樹脂被覆層がフッ素シリコンでコーティングされ、重量平均粒径が45μmである。
上記の条件で、印字枚数が10万枚までは、5万枚毎に、Vppを1.8kV、1.6kVに下げ、以降は駆動時間20時間毎に、Vppを1.4kV、1.2kVに下げて印字出力を行った。
図6に示されるように、カブリ濃度を示すグラフが現像装置5の駆動時間に応じてわずかに上昇しているものの、100時間の連続駆動において、カブリ濃度は高くとも約0.008(約65時間後のとき)であった。また、カブリ濃度の平均値は、約0.035であった。
図6に示されるように、カブリ濃度を示すグラフが現像装置5の駆動時間に応じてわずかに上昇しているものの、100時間の連続駆動において、カブリ濃度は高くとも約0.008(約65時間後のとき)であった。また、カブリ濃度の平均値は、約0.035であった。
以上、図4〜図6に示されるように、現像装置5の駆動時間および/または出力した印字枚数(現像量)の増加に基づき、Vppを下げることで、良好なカブリ濃度を満たすことができた。
図7は、10万枚印刷出力後における、バイアス電圧Vbの各Vppでの、直流電圧Vdcとカブリ濃度との関係を示したグラフである。
図7は、10万枚印刷出力後における、バイアス電圧Vbの各Vppでの、直流電圧Vdcとカブリ濃度との関係を示したグラフである。
カブリは、上述したように、キャリアのコーティングが剥がれた劣化トナーが増えることにより、発生しやすくなる。図7では、10万枚印刷出力後において、バイアス電圧Vbでの直流電圧Vdcが低いとき、カブリが発生しやすいことが示されている。また、バイアス電圧VbでのVppが高いとき、カブリが発生しやすいことが示されている。よって、白紙出力を行うことで、劣化トナーを現像装置5から画像形成装置1の機外へ強制的に排出すること(つまり、カブリ濃度の高い画像形成動作を行うこと)で、カブリの発生をさらに防止することができる。
以下に説明する図8及び図9では、カブリの発生をさらに防止するために、以下の条件で、所定の印字枚数の間隔で白紙出力を行った。
図8は、現像装置5が出力した印字枚数に応じて、Vppを0.2kV高くして白紙出力を行ったときのカブリ濃度を示すグラフである。
トナーは、粒径が平均6.7μmであり、変動係数が24.6%であり、非磁性であるものを用いる。
図8は、現像装置5が出力した印字枚数に応じて、Vppを0.2kV高くして白紙出力を行ったときのカブリ濃度を示すグラフである。
トナーは、粒径が平均6.7μmであり、変動係数が24.6%であり、非磁性であるものを用いる。
キャリアは、コア粒子がMn−Mgであり、樹脂被覆層がフッ素シリコンでコーティングされ、重量平均粒径が45μmである。
上記の条件で、印字枚数が5万枚毎に、Vppを1.8kVから、1.6kV、1.4kV、1.2kVへと下げて、20万枚まで印字出力を行った。また、前記印字出力に加え、2000枚の印字出力毎に、非画像形成時に白紙出力を行い、劣化トナーの吐き出しを行った。この白紙出力時のみ、Vppを0.2kV高くして行った。
上記の条件で、印字枚数が5万枚毎に、Vppを1.8kVから、1.6kV、1.4kV、1.2kVへと下げて、20万枚まで印字出力を行った。また、前記印字出力に加え、2000枚の印字出力毎に、非画像形成時に白紙出力を行い、劣化トナーの吐き出しを行った。この白紙出力時のみ、Vppを0.2kV高くして行った。
図8に示されるように、所定の印字枚数で、Vppを所定の値を高くして白紙出力を行ったとき、カブリ濃度が一番高くても約0.007(印字枚数が6万枚のとき)であり、カブリ濃度の平均値は約0.003であった。
図9は、現像装置5が出力した印字枚数に応じて、Vppを1.8kVにして白紙出力を行ったときのカブリ濃度を示すグラフである。
図9は、現像装置5が出力した印字枚数に応じて、Vppを1.8kVにして白紙出力を行ったときのカブリ濃度を示すグラフである。
トナーは、粒径が平均9μmであり、変動係数が31.1%であり、非磁性であるものを用いる。
キャリアは、コア粒子がMn−Mgであり、樹脂被覆層がフッ素シリコンでコーティングされ、重量平均粒径が60μmである。
上記の条件で、印字枚数が5万枚毎に、Vppを1.8kVから、1.6kV、1.4kV、1.2kVへ下げて、20万枚まで印字出力を行った。また、前記印字出力に加え、2000枚の印字出力毎に、非画像形成時に白紙出力を行い、劣化トナーの吐き出しを行った。この白紙出力時のみ、Vppを1.8kVにして行った。
キャリアは、コア粒子がMn−Mgであり、樹脂被覆層がフッ素シリコンでコーティングされ、重量平均粒径が60μmである。
上記の条件で、印字枚数が5万枚毎に、Vppを1.8kVから、1.6kV、1.4kV、1.2kVへ下げて、20万枚まで印字出力を行った。また、前記印字出力に加え、2000枚の印字出力毎に、非画像形成時に白紙出力を行い、劣化トナーの吐き出しを行った。この白紙出力時のみ、Vppを1.8kVにして行った。
図9に示されるように、所定の印字枚数で、所定のVppで白紙出力を行ったとき、カブリ濃度が一番高くとも約0.006(17万枚のとき)であり、カブリ濃度の平均値は約0.0025であった。
以上、図8および図9に示されるように、カブリ濃度は、所定の条件で白紙出力を行い、劣化トナーを吐き出すことで、より良好な値を満たすことができた。
以上、図8および図9に示されるように、カブリ濃度は、所定の条件で白紙出力を行い、劣化トナーを吐き出すことで、より良好な値を満たすことができた。
1 画像形成装置
2 感光体ドラム(静電潜像形成手段)
3 帯電器(静電潜像形成手段)
4 LEDヘッド(静電潜像形成手段)
5 現像装置
10 現像ローラ
20a 計時部(計時手段)
20b 計測部(計測手段)
21 バイアス調整部(バイアス調整手段)
22 バイアス部(バイアス手段)
22ac 交流電圧印加部(交流電圧印加手段)
22dc 直流電圧印加部(直流電圧印加手段)
2 感光体ドラム(静電潜像形成手段)
3 帯電器(静電潜像形成手段)
4 LEDヘッド(静電潜像形成手段)
5 現像装置
10 現像ローラ
20a 計時部(計時手段)
20b 計測部(計測手段)
21 バイアス調整部(バイアス調整手段)
22 バイアス部(バイアス手段)
22ac 交流電圧印加部(交流電圧印加手段)
22dc 直流電圧印加部(直流電圧印加手段)
Claims (2)
- トナーおよびキャリアを含む二成分現像剤を用いて静電潜像を現像するための現像装置であって、
現像剤を静電潜像へ与えるために、その周面に現像剤を吸着させて回転する現像ローラと、
前記現像ローラに対して、所定の直流電圧を印加する直流電圧印加手段および交流電圧を印加する交流電圧印加手段を含むバイアス手段と、
前記現像装置の駆動時間を計時する計時手段と、
前記現像装置が行った現像量を計測する計測手段と、
前記計時手段および/または前記計測手段の出力増加に基づいて、前記交流電圧印加手段が印加する交流電圧の振幅成分を低下させるバイアス調整手段と、
を含むことを特徴とする現像装置。 - 電子写真方式により静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
形成された静電潜像をトナーで現像するための請求項1記載の現像装置と、
を含むことを特徴とする画像形成装置。
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