JP3592941B2 - ステアリングロック装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロック及びロック解除操作を行うための操作部と、ステアリングシャフトをロック及びロック解除するアクチュエータ部とが分離した構成のステアリングロック装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来より、ステアリングロック装置は、キーによって操作されるキーシリンダ装置部分と、ステアリングシャフトをロックするロック機構部分とが機械的に連動する構成で、一体的にユニット化されている。
【0003】
その一般的構造について述べると、キーシリンダ装置のキーロータと、ステアリングシャフトのロック機構部分との間には、キーロータと一体回転するカム部材が該キーロータと同軸状態でロック機構部分まで延出されていると共に、キーの挿入・抜取りに連動するロッキングレバーが設けられており、また、ロック機構部分に、前記カム部材により移動されるロック部材がばね部材によりロック位置方向へ付勢して設けられている。
【0004】
上記構成において、キーロータに挿入されたキーが「ACC」位置あるいは「ON」位置にある状態では、ロック部材はカム部材によりロック解除位置に移動されていると共に、ロッキングレバーによりそこに保持されている。キーが「ACC」位置から「LOCK」位置まで回動されると、カム部材の回動に基づいてこのカム部材によるロック部材の保持が解除され、そして、キーが「LOCK」位置で抜き取られると、ロッキングレバーによるロック部材の保持が解除され、これに伴い、ロック部材がばね部材の付勢力によりロック位置へ移動し、ステアリングシャフトの溝に嵌合してロックがなされる。
【0005】
そして、キーが抜き取られた状態からキーを「LOCK」位置状態のキーロータに挿入し、そのキーを、作動位置(「ACC」,「ON」,「START」位置)へ回動操作すると、カム部材によりロック部材がばね部材のばね力に抗してロック解除位置に移動されると共に、ロッキングレバーによりロック部材がロック解除位置に保持される。
【0006】
ところが、上述の構成のものでは、キーシリンダ装置部分と、ステアリングシャフトのロック機構部分とが機械的に連動するようにユニット化された構成であるため、キーシリンダ装置部分が運転席のインストルメントパネルに設けられると、ロック機構部分が運転者の膝前方に位置し、ロック機構部分の強度や設置位置に制約を及ぼすことがある。
【0007】
この対策として、キーによって操作される操作部と、ロック機構等のアクチュエータ部とを分離し、ロック機構におけるロック部材をばね部材によりロック位置に移動させ、キーが挿入されて「ACC」位置に回動操作された場合(ステアリングのロックを解除するような場合)には、これを例えば検出手段等により検出し、この検出信号に基づいてモータ等の駆動手段を駆動させてロック部材をロック解除位置へ移動させることが考えられている。
【0008】
ところで、ロック部材がステアリングシャフトのロック溝に嵌合した状態でいわゆるハンドルトルクを受けた状況であると、上述の嵌合度合いがきつくなって、モータをオンしてもロック部材がロック解除位置方向へ全く動かないことがある。この場合、ハンドルを若干動かしてハンドルトルクを解放した後、再度モータをオンすれば、ロック溝からロック部材が抜け出るものであるが、最初にモータがロックする不具合があり、しかもモータを2回起動しなければならないという面倒があり、モータの使用寿命の低下につながることが予測される。
【0009】
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、操作部と、アクチュエータ部とを分離して、これら操作部及びアクチュエータ部の配置位置の自由度を高め得、しかも、ロック解除するに際してハンドルトルクによるロック部材の不動作状態があっても、電気的駆動手段のロック及び複数回起動を起こさずに、ロック部材を動作させることが可能となるステアリングロック装置を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、
ロック及びロック解除操作を行うための操作部と、
この操作部とは分離して設けられ、前記操作部の操作に関連してステアリングシャフトをロック及びロック解除するアクチュエータ部とを備え、
前記アクチュエータ部は前記ステアリングシャフトの側方に設けられ、このアクチュエータ部は、
前記ステアリングシャフトをロックするロック位置とそのロックを解除するロック解除位置との間で往復移動可能に設けられたロック部材と、
前記操作部の操作に基づいて制御される電気的駆動手段と、
この電気的駆動手段により軸を中心に往復回動されるように設けられた駆動体、この駆動体に対して前記軸を中心に往復回動可能に設けられたカム部材、これら駆動体とカム部材との間に位置させて前記軸を中心に設けられたねじりコイルばねからなるロック解除用ばね部材を有し、前記駆動体が往復回動されることに基づき前記ロック解除用ばね部材を介し前記カム部材が駆動体と同方向へ往復回動して前記ロック部材を前記ロック位置及びロック解除位置へ移動させ、かつ、ロック位置にある前記ロック部材にハンドルトルクが作用した状態において前記電気的駆動手段がロック解除動作されたときに、前記駆動体の回動変位を吸収しつつ前記ロック解除用ばね部材のばね力を蓄積させ、そのばね力を前記カム部材を介して前記ロック部材をロック解除位置へ移動させるように作用させるロック制御機構と
を具備する構成とされていることを特徴とする。
【0011】
上記した構成においては、操作部と、アクチュエータ部とが分離されているから、これら操作部及びアクチュエータ部の配置位置の自由度が高まり、例えば、操作部はインストルメントパネルに、アクチュエータ部は、運転席における足元部に配置することが可能となる。
【0012】
上記した構成において、例えばロック部材がロック位置に移動してステアリングシャフトをロックした状態から、操作部をロック解除操作すると、電気的駆動手段がロック解除動作する。このとき、ロック部材にハンドルトルクが作用していない通常状態の場合には、電気的駆動手段がロック解除動作することに基づき、ロック制御機構の駆動体、ロック解除用ばね部材、及びカム部材が一方向へ回動され、このカム部材によりロック部材がロック解除位置へ移動され、ステアリングシャフトのロック状態が解除される。
【0013】
このステアリングシャフトのロック解除状態から、操作部をロック操作すると、電気的駆動手段がロック動作し、これに基づき、ロック制御機構の駆動体、ロック解除用ばね部材、及びカム部材が前述とは反対方向へ回動され、これに伴いロック部材がロック位置へ移動され、ステアリングシャフトがロックされた状態となる。
【0014】
ここで、ロック部材によりステアリングシャフトをロックした状態で、ロック部材にハンドルトルクが作用していた場合、操作部がロック解除操作されて電気的駆動手段がロック解除動作しても、ロック部材をロック位置からロック解除位置へ移動させることができないことがある。このような場合、電気的駆動手段がロックしてしまうことが懸念される。
【0015】
この点、上記した構成においては、ロック位置にあるロック部材にハンドルトルクが作用した状態で、電気的駆動手段がロック解除動作された場合、その電気的駆動手段により回動される駆動体の回動変位は、ロック解除用ばね部材により吸収されるようになるので、電気的駆動手段がロックされるようなことはない。そしてこの場合、ロック解除用ばね部材は、駆動体の回動変位を吸収することに伴いばね力を蓄積し、その蓄積したばね力は、カム部材を介してロック部材を、ロック解除位置へ移動させるように作用する。この状態で、運転者によりハンドルトルクが解放されると、ロック部材が移動可能となるから、蓄積されたロック解除用ばね部材のばね力を受けて、カム部材を介してロック部材がロック解除位置へ移動するようになる。
【0016】
したがって、ロック解除するに際してハンドルトルクによるロック部材の不動作状態があっても、電気的駆動手段がロックすることがなく、しかも一回駆動するのみで、ロック部材をロック解除位置に移動させることができる。
【0017】
さらに、上記した構成においては、ロック制御機構における駆動体及びカム部材の動きは回動で、しかも、これらの間に配設されたロック解除用ばね部材としては、ねじりコイルばねを用いているので、駆動体及びカム部材の回動ストロークを比較的大きくすると共に、ロック解除用ばね部材が蓄積するばね力を比較的大きくしながらも、配置スペースを比較的小さくすることが可能となる利点がある。
【0018】
本発明において、電気的駆動手段をモータにより構成し、このモータと駆動体との間に、それぞれの軸がほぼ平行となる複数のギヤを有するギヤ機構を備え、また、ロック解除用ばね部材がばね力を蓄積したときに前記駆動体に係合して前記ロック解除用ばね部材のばね力が開放されることを阻止するラッチピンを備える構成とすることが好ましい。
【0019】
また、本発明において、駆動体が往復回動するときに、それぞれの回動位置で当該駆動体を弾性的に受け止める駆動体用ダンパと、カム部材が往復回動するときに、それぞれの回動位置で当該カム部材を弾性的に受け止めるカム用ダンパとを備え、これら駆動体用ダンパとカム用ダンパとを一体化することが好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例について、図面を参照して説明する。
まず、図3において、操作部1は、自動車における運転席前方のインストルメントパネルに組み付けられるもので、ケース2に操作ノブ3が設けられた構成となっている。操作ノブ3は、押し込み操作可能で、かつ、押し込み状態で回動操作可能となっている。ケース2内には、図4に示すノブスイッチ4が設けられている。
【0021】
このノブスイッチ4は、操作ノブ3が「LOCK」位置にある状態で、この操作ノブ3が押し込み操作されると、オン状態となって、ロック制御回路5(図4参照)に対してアンロック信号を出力し、操作ノブ3の押し込み操作が解除されると、オフ状態となって、ロック制御回路5に対してロック信号を出力する構成となっている。操作ノブ3は、「LOCK」位置で押し込み操作され、かつ、作動位置(「ACC」、「ON」、「START」位置)へ回動された状態では、押し込み状態が維持され、これに伴い、ノブスイッチ4はオン状態が維持されるようになっている。
【0022】
また、図示はしないが、操作ノブ3の回動位置を検出する回動位置検出スイッチが設けられていて、この回動位置検出スイッチの検出信号が車両本体に設けられた制御回路に出力されるようになっている。
【0023】
図4において、ロック制御回路5には、車両本体に設けられたIDコード照合装置6からの信号が入力されるようになっている。IDコード照合装置6は、運転手が所有するキーあるいはカードの通信機と通信してIDコードの照合を行い、そのキーあるいはカードのIDコードと予め記憶されたIDコードとが一致したときに、OK信号を出力し、不一致のときにはNG信号を出力する。
【0024】
一方、図1及び図2においてはアクチュエータ部8が示されており、このアクチュエータ部8は、前記操作部1とは分離して、ステアリングシャフト9近くの適宜部位に設けられている。アクチュエータ部8のケース10は、ステアリングシャフト9を保持するステアリングコラムチューブ11に固定されている。
【0025】
ケース10内には、ロック部材13がステアリングシャフト9の軸方向に対して交差する方向(図1中、上下方向)に移動可能に配設されている。このロック部材13は、図9に示すように、角柱状をなすロックバー14と、このロックバー14の図1中、上端部に組み付けられたロックストッパ15とから構成されていて、ロックバー14の下端部14aがステアリングシャフト9のロック溝9aに係合することによりステアリングロックを行うもので、上記係合位置すなわち図1に示すロック位置と、ロックバー14の下端部14aがロック溝9aに対して係合が外れるロック解除位置との間で往復移動されるようになっている。
【0026】
ロック部材13は、ロックストッパ15の上面とばね受け部16との間に設けられた圧縮コイルばねからなるばね部材17により、ロック位置方向である図1中矢印A方向へ付勢されている。ロックバー14において、図1及び図9中、左側部には係合溝14bが形成されている。また、ロックストッパ15において、手前側には庇状のカム受け部15aが形成されている。
【0027】
ケース10内において、ロック部材13の右側には、電気的駆動手段を構成する正逆回転可能なモータ18が配設されている。このモータ18の回転軸18aは手前側に向けられていて、この回転軸18aに出力ギヤ19が取着されている。このモータ18は、上記ロック制御回路5により駆動制御されるようになっていて、後述するように、ロック解除動作する場合には正回転され、ロック動作する場合には逆回転される。
【0028】
この場合、ロック制御回路5は、IDコード照合装置6からOK信号が入力された状態で、ノブスイッチ4からの信号に基づきモータ18を駆動制御するが、IDコード照合装置6からOK信号が入力されていない場合には、ノブスイッチ4からの信号が入力されてもモータ18を駆動させることはしない。
【0029】
上記ロック部材13の手前側には、カム部材20と駆動体21とが、これらを貫通した軸22を中心に回動可能に設けられている。なお、軸22の両端部は、図示しないギヤケースに支持されている。
【0030】
このうち、カム部材20は、図10に示すように、円形状をなしていて、後部に扇形をなすカム部23が突出形成され、前部側に、図2及び図7に示すように、前面側が開放した環状のばね収容部24が形成され、周壁部に、ばね引掛け用の溝25と周方向に延びる切欠部26が形成されている。そして、ばね収容部24に、ねじりコイルばねからなるロック解除用ばね部材27が収容され、このロック解除用ばね部材27の一端部27aが溝25に挿入されて引掛けられていると共に、他端部27bが切欠部26の一端部に引掛けられている。
【0031】
駆動体21は、図8及び図10に示すように、円形状をなしていて、前部の外周部にギヤ部28及び係合凸部29が形成され、後部側に後面側が開放した収容部30が形成され、周壁部に、前記溝25及び切欠部26に対して位置をずらせて溝31及び切欠部32が形成され、さらに、周壁部の外周部に段部33a,33bが形成されている。ギヤ部28は、ほぼ180度の領域のみに形成されている。そして、収容部30に、ロック解除用ばね部材27を収容したカム部材20の前部が回動可能に収容され、ロック解除用ばね部材27の一端部27aが切欠部32の一端部に引掛けられると共に、ロック解除用ばね部材27の他端部27bが溝31に挿入されて引掛けられた状態となっている。
【0032】
上記カム部材20のカム部23は、図6に示すように、上記ロック部材13におけるロックストッパ15のカム受け部15aの下方に入り込むように位置していて、カム部23が図6に示す位置にある状態では、ロック部材13がばね部材17のばね力によりロック位置に移動されている。カム部23が図6中矢印B方向へ回動されると、そのカム部23によりカム受け部15aを介してロック部材13がばね部材17のばね力に抗して矢印Aとは反対方向へ移動されるようになっている。ここで、カム部材20と、駆動体21と、ロック解除用ばね部材27は、ロック制御機構34を構成している。
【0033】
カム部23の右横には、ダンパ部材35が配設されている。このダンパ部材35は、弾性を有するゴム製で、図11に示すように、上下部に設けられたカム用ダンパ36,36と、このカム用ダンパ36の上下両端部から前方に向けて突出するように設けられた駆動体用ダンパ37,37とを一体に有したコ字形をなしている。このダンパ部材35は、図示しないギヤケースによって位置決めされていて、カム用ダンパ36,36がカム部23の右横に配置され、駆動体用ダンパ37,37が駆動体21の外周部に対向するように配置されている。また、駆動体21における係合凸部29の移動軌跡に対応する部位に位置させて、ラッチピン38(図1及び図8参照)が設けられている。このラッチピン38も、図示しないギヤケースに設けられている。
【0034】
上記出力ギヤ19と駆動体21との間には、大ギヤ39及び小ギヤ40を有した中継ギヤ41が軸42を介して回転可能に設けられている。この軸42の両端部も、図示しないギヤケースに支持されている。この中継ギヤ41のうち、前部側の大ギヤ39が出力ギヤ19と歯合され、後部の小ギヤ40が駆動体21のギヤ部28と歯合されている。
【0035】
ここで、出力ギヤ19と、中継ギヤ41と、駆動体21のギヤ部28とによりギヤ機構43を構成している。これら各ギヤ19,41,28は、それぞれ平歯車により構成されていて、それぞれの軸18a,42,22は互いに平行となっている。しかして、モータ18の回転軸18aが正回転(図1及び図5中、矢印C方向)されると、その回転がギヤ機構43を介して駆動体21に減速して伝達され、この駆動体21が矢印B方向へ回転されると共に、ロック解除用ばね部材27を介してカム部材20が同矢印B方向へ回転される。また、モータ18の回転軸18aが逆回転(図1及び図5中、矢印Cとは反対方向)されると、その回転がギヤ機構43を介して駆動体21に減速して伝達され、このギヤ機構43を介して駆動体21が矢印Bとは反対方向へ回転されると共に、ロック解除用ばね部材27を介してカム部材20が同矢印Bとは反対方向へ回転される。
【0036】
上記ロック部材13の後側には、保持レバー45が図1及び図2中左右方向へスライド移動可能に設けられている。この保持レバー45は、先端部のロックバー14側に係合部45aを有していて、基端部がケーブル46の接続部材を構成するインナワイヤ47の一端部と接続されている。保持レバー45の基端部とばね受け部48との間には、圧縮コイルばね49が配設されている。インナワイヤ47の他端部は、上記操作ノブ3に接続されている。ロック部材13がロック位置に移動した図1の状態では、保持レバー45の係合部45aは、ロックバー14の係合溝14bより上方に位置していて、ロックバー14の側面と対向している。
【0037】
この場合、ロック部材13が図12に示すロック解除位置に移動した状態で、操作ノブ3が「LOCK」位置から「ACC」位置方向へ回動されると、インナワイヤ47を介し保持レバー45が圧縮コイルばね49のばね力に抗して矢印D方向へ移動され、図12に示すように、保持レバー45の係合部45aがロックバー14の係合溝14bに入って係合することにより、ロック部材13がロック解除位置に保持される。また、操作ノブ3が「ACC」位置から「LOCK」位置方向へ回動されると、インナワイヤ47の矢印Dとは反対方向への移動及び圧縮コイルばね49のばね力により保持レバー45は矢印Dとは反対方向へ移動し、係合部45aが係合溝14bから抜け出るようになる。
なお、上記ロック制御回路5は、アクチュエータ部8のケース10内に配設されている(図1の二点鎖線参照)。
【0038】
次に上記構成の作用を説明する。
まず、図1ないし図3、及び図6ないし図8は、操作ノブ3が「LOCK」位置に位置されると共に、ロック部材13がロック位置に位置された状態が示されている。この状態では、ロックバー14の下端部14aがステアリングシャフト9のロック溝9aに係合していて、ステアリングシャフト9がロックされた状態となっている。
【0039】
この状態から、運転手が、「LOCK」位置にある操作ノブ3を押し込み操作すると、ノブスイッチ4がオン状態となって、ロック制御回路5に対してアンロック信号が出力される。ロック制御回路5は、IDコード照合装置6から予めOK信号が入力されていることを条件にして、ノブスイッチ4からアンロック信号が入力されることに基づき、モータ18をロック解除動作させる。すると、モータ18の回転軸18aが矢印C方向へ回転され、これに基づきギヤ機構43を介して駆動体21が矢印B方向へ回転される。
【0040】
ここで、ロック部材13におけるロックバー14の下端部14aとステアリングシャフト9のロック溝9aとが係合したロック状態で、ロック部材13にハンドルトルクが作用していない通常状態の場合には、駆動体21の矢印B方向への回転に伴い、ロック解除用ばね部材27を介してカム部材20が同矢印B方向へ一体的に回転され、カム部23によりロック部材13が、ばね部材17のばね力に抗して矢印Aとは反対方向へ移動され、図12に示すロック解除位置へ至る。これに伴い、ロックバー14の下端部14aがロック溝9aから抜け出て、ステアリングシャフト9のロック状態が解除されるようになる。
【0041】
このとき、駆動体21の矢印B方向への回動に伴い、図14に示すように、ラッチピン38が駆動体21の係合凸部29を相対的に乗り越えて当該係合凸部29と係合するようになると共に、図13に示すように、駆動体21の段部33aが、ダンパ部材35における上側の駆動体用ダンパ37に弾性的に受け止められるようになる。また、カム部材20の矢印B方向への回動に伴い、図12に示すように、カム部23の端面が上側のカム用ダンパ36に弾性的に受け止められるようになる。ロック部材13がロック解除位置まで移動すると、ロックバー14の係合溝14bが、保持レバー45の係合部45aと対向するようになる。
【0042】
このような状態で、運転手により上記操作ノブ3が「LOCK」位置から時計回り方向(図3の矢印参照)に「ACC」位置以降へ回動操作されると、ケーブル46のインナワイヤ47を介し保持レバー45が、圧縮コイルばね49のばね力に抗して矢印D方向へ移動され、図12に示すように、保持レバー45の係合部45aがロックバー14の係合溝14bに入って係合することにより、ロック部材13がロック解除位置に保持されるようになる。
【0043】
一方、操作ノブ3が「ACC」位置から反時計回り方向に「LOCK」位置へ回動操作されると、インナワイヤ47の矢印Dとは反対方向への移動及び圧縮コイルばね49のばね力により保持レバー45は矢印Dとは反対方向へ移動し、係合部45aが係合溝14bから抜け出るようになる。これにより、ロック部材13の矢印A方向への移動が許容される状態となる。
【0044】
そして、「LOCK」位置において、操作ノブ3に対する押し込み力が解除されると、操作ノブ3が押し込み解除位置へ移動され、これに伴いノブスイッチ4がオフ状態となり、ロック制御回路5に対してロック信号を出力する。ロック制御回路5は、ノブスイッチ4からロック信号が入力されることに基づき、モータ18をロック動作させる。すると、モータ18の回転軸18aが矢印Cとは反対方向へ回転され、これに基づきギヤ機構43を介して駆動体21が矢印Bとは反対方向へ回転される。
【0045】
駆動体21の矢印Bとは反対方向への回転に伴い、係合凸部29がラッチピン38を乗り越えて通過すると共に、ロック解除用ばね部材27を介してカム部材20が同矢印Bとは反対方向へ回転される。これに伴い、カム部23によるロック部材13に対する押し上げが解除され、ロック部材13は、ばね部材17のばね力により矢印A方向へ移動され、図1及び図6に示すロック位置へ至る。これにより、ロックバー14の下端部14aがステアリングシャフト9のロック溝9aに係合して、ステアリングシャフト9がロックされた状態となる。
【0046】
このとき、駆動体21の矢印Bとは反対方向への回動に伴い、段部33bが、ダンパ部材35における下側の駆動体用ダンパ37に弾性的に受け止められるようになる。また、カム部材20の矢印Bとは反対方向への回動に伴い、カム部23の端面が下側のカム用ダンパ36に弾性的に受け止められるようになる。
【0047】
次に、ロックバー14の下端部14aとステアリングシャフト9のロック溝9aとが係合したロック状態(図1、図2、図6ないし図8参照)で、ロック部材13にハンドルトルクが作用している場合について述べる。
【0048】
この状態で、「LOCK」位置にある操作ノブ3が押し込み操作され、ノブスイッチ4がオン状態となって、ロック制御回路5に対してアンロック信号が出力されると、ロック制御回路5はモータ18をロック解除動作させる。すると、モータ18の回転軸18aが矢印C方向へ回転され、これに基づきギヤ機構43を介して駆動体21が矢印B方向へ回転される。
【0049】
このとき、カム部材20は、ロック解除用ばね部材27を介して、カム部23の端面がロックストッパ15のカム受け部15aに当たるまでは矢印B方向へ回動されるが(約15度分)、上記ハンドルトルクによりロック部材13の移動が阻止されているので、カム部材20のそれ以上の回動は阻止される。このため、図15に示すように、カム部材20を残した状態で、駆動体21のみが、ロック解除用ばね部材27を巻き締めながら矢印B方向へ引き続き回動される(このとき、ロック解除用ばね部材27は、一端部27aがカム部材20の溝25に係合して固定された状態で、他端部27bが駆動体21の溝31に係合した状態で矢印B方向へ回動される)。
【0050】
したがって、ロック解除用ばね部材27により駆動体21の回動変位が吸収され、これに伴いロック解除用ばね部材27のばね力が蓄積される。このときのばね力は、カム部材20を矢印B方向へ回動させる方向であり、ばね部材17のばね力よりも大きくなるように設定されている。
【0051】
駆動体21が矢印B方向へ回動されると、前述の場合と同様に、係合凸部29がラッチピン38と係合するようになり(図14参照)、モータ18の回転停止後は、そのラッチピン38により駆動体21が矢印Bとは反対方向へ回動することが阻止され、ロック解除用ばね部材27のばね力が開放されることが阻止される。
【0052】
そして、上記操作ノブ3を「LOCK」位置から「ACC」位置方向へ回動操作すると、ケーブル46のインナワイヤ47を介し保持レバー45が矢印D方向へ引っ張られるが、保持レバー45は、係合部45aがロックバー14の側面に当たってそれ以上矢印D方向へは移動させることできない。このため、操作ノブ3を「ACC」位置までは回動させることができない。
【0053】
そこで、運転者が図示しないハンドル(ステアリングホイール)を適宜動かして、上記ハンドルトルクを解放すると、ロック部材13が動き得る状態となるので、ロック解除用ばね部材27の蓄積されたばね力を受けているカム部材20が矢印B方向へ回動して、ばね部材17のばね力に抗しロック部材13を矢印Aとは反対方向へ押し上げてロック解除位置へと移動させる(図12及び図13参照)。
【0054】
これに伴い、ロックバー14の係合溝14aと保持レバー45の係合部45aとが対向するようになり、保持レバー45の矢印D方向への移動が許容されるようになるので、操作ノブ3を「LOCK」位置から「ACC」位置以降まで回動させることができるようになる。
【0055】
上記した本実施例によれば、次のような効果を得ることができる。
まず、操作部1と、アクチュエータ部10とが分離されているから、これら操作部1及びアクチュエータ部10の配置位置の自由度が高まり、例えば、操作部1はインストルメントパネルに、アクチュエータ部10は、運転席における足元部に配置することが可能となり、ひいては運転席の有効スペースを大きくすることが可能となる。
【0056】
そして、ロック位置にあるロック部材13にハンドルトルクが作用した状態で、モータ18がロック解除動作された場合、そのモータ18によりギヤ機構43を介して回動される駆動体21の回動変位は、ロック解除用ばね部材27により吸収されるようになるので、そのモータ18がロックされるようなことはない。そしてこの場合、ロック解除用ばね部材27は、駆動体21の回動変位を吸収することに伴いばね力を蓄積し、その蓄積したばね力は、カム部材20を介してロック部材13に、ロック解除位置方向へ移動させるように作用するから、運転者によりハンドルトルクが解放されると、ロック解除用ばね部材27のばね力を受けて、ロック部材13がロック解除位置へ移動するようになる。
【0057】
したがって、ロック解除するに際してハンドルトルクによるロック部材13の不動作状態があっても、電気的駆動手段であるモータ18がロックすることがなく、しかもそのモータ18を一回駆動するのみで、ロック部材13をロック解除位置に移動させることができる。
【0058】
また、ロック制御機構34における駆動体21及びカム部材20の動きは軸22を中心とする回動で、しかも、これら駆動体21とカム部材20との間に配設されたロック解除用ばね部材27としてねじりコイルばねを用いているので、駆動体21及びカム部材20の回動ストロークを比較的大きくすると共に、ロック解除用ばね部材27が蓄積するばね力を比較的大きくしながらも、配置スペースを比較的小さくすることが可能となる利点がある。
【0059】
電気的駆動手段であるモータ18とロック部材13との間の各部材(出力ギヤ19、中継ギヤ41、駆動体21、カム部材20)はそれぞれ軸を中心に回動する構成であるので、摺動移動する部材を用いる場合に比べて、動く際の摺動抵抗を小さくでき、ひいてはモータ18の出力を小さくできる利点がある。
【0060】
モータ18と駆動体21との間のギヤ機構43を構成する各ギヤ(出力ギヤ19、中継ギヤ41、駆動体21のギヤ部28)としては、すべて平歯車を用いているので、ウォームギヤを用いる場合とは違い、ギヤの噛み込みを防止できると共に、ギヤの噛み込み防止のための特別な制御を必要としない利点がある。
【0061】
駆動体21が往復回動するときに、それぞれの回動位置で当該駆動体21を弾性的に受け止める駆動体用ダンパ37と、カム部材20が往復回動するときに、それぞれの回動位置で当該カム部材20を弾性的に受け止めるカム用ダンパ36とを設けているので、それら駆動体21及びカム部材20が回動したときの衝撃を和らげると共に、衝突音の発生を極力防止できる利点がある。
【0062】
しかも、駆動体用ダンパ37とカム用ダンパ36とを一体化して、一つのダンパ部材35により構成しているので、部品点数を少なくできると共に、組み立ても容易にすることができる。
【0063】
本発明は、上記した実施例にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
ギヤ機構43に用いる各ギヤとしては、平歯車に限らず、はす歯歯車を用いることもできる。
操作部1としては、キーシリンダ装置を用いることもできる。
【0064】
ロック部材13をロック解除位置に保持する手段としては、インナワイヤ47を介して移動される保持レバー45に代えて、電気的駆動手段、例えば電磁ソレノイドを用いることもできる。
駆動体用ダンパ37とカム用ダンパ36とは、別部材にて構成することもできる。
【0065】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば次のような効果を得ることができる。
請求項1のステアリングロック装置によれば、操作部とアクチュエータ部とが分離されているから、これら操作部及びアクチュエータ部の配置位置の自由度を高めることができる。また、ロック解除するに際してハンドルトルクによるロック部材の不動作状態があっても、電気的駆動手段により駆動される駆動体の回動変位をロック解除用ばね部材が吸収しつつばね力を蓄積し、その蓄積したばね力でロック部材をロック解除位置に移動させる構成としているので、電気的駆動手段がロックすることがなく、しかもその電気的駆動手段を一回駆動するのみで、ロック部材をロック解除位置に移動させることができる。
【0066】
加えて、ロック制御機構における駆動体及びカム部材の動きは回動で、しかも、これら駆動体とカム部材との間に配設されたロック解除用ばね部材としてねじりコイルばねを用いているので、駆動体及びカム部材の回動ストロークを比較的大きくすると共に、ロック解除用ばね部材が蓄積するばね力を比較的大きくしながらも、配置スペースを比較的小さくすることが可能となる利点がある。
【0067】
請求項2のステアリングロック装置によれば、電気的駆動手段であるモータと駆動体との間のギヤ機構を構成するギヤとして、ウォームギヤを用いないので、ギヤの噛み込みを防止できると共に、ギヤの噛み込み防止のための特別な制御を必要としない利点がある。
【0068】
請求項3のステアリングロック装置によれば、駆動体及びカム部材が回動したときの衝撃を和らげることができると共に、衝突音の発生を極力防止することができる。しかも、駆動体用ダンパとカム用ダンパとを一体化したことにより、部品点数を少なくできると共に、組み立ても容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、ロック部材がロック位置へ移動した状態でのアクチュエータ部の破断正面図
【図2】アクチュエータ部の横断平面図
【図3】操作部の正面図
【図4】電気的構成のブロック図
【図5】ギヤ機構部分の正面図
【図6】ロック部材とカム部部分の縦断正面図
【図7】ロック制御機構部分の縦断正面図
【図8】駆動体部分の正面図
【図9】ロック部材の分解斜視図
【図10】ロック制御機構の分解斜視図
【図11】ダンパ部材の斜視図
【図12】ロック部材がロック解除位置へ移動した状態での図6相当図
【図13】同状態における図7相当図
【図14】同状態における図8相当図
【図15】ロック部材にハンドルトルクが作用した状態で、駆動体が回動された状態での図7相当図
【符号の説明】
1は操作部、3は操作ノブ、4はノブスイッチ、5はロック制御回路、8はアクチュエータ部、9はステアリングシャフト、9aはロック溝、13はロック部材、14はロックバー、18はモータ(電気的駆動手段)、18aは回転軸、19は出力ギヤ、20はカム部材、21は駆動体、22は軸、23はカム部、27はロック解除用ばね部材、28はギヤ部、34はロック制御機構、35はダンパ部材、36はカム用ダンパ、37は駆動体用ダンパ、38はラッチピン、41は中継ギヤ、42は軸、43はギヤ機構、45は保持レバーを示す。
Claims (3)
- ロック及びロック解除操作を行うための操作部と、
この操作部とは分離して設けられ、前記操作部の操作に関連してステアリングシャフトをロック及びロック解除するアクチュエータ部とを備え、
前記アクチュエータ部は前記ステアリングシャフトの側方に設けられ、このアクチュエータ部は、
前記ステアリングシャフトをロックするロック位置とそのロックを解除するロック解除位置との間で往復移動可能に設けられたロック部材と、
前記操作部の操作に基づいて制御される電気的駆動手段と、
この電気的駆動手段により軸を中心に往復回動されるように設けられた駆動体、この駆動体に対して前記軸を中心に往復回動可能に設けられたカム部材、これら駆動体とカム部材との間に位置させて前記軸を中心に設けられたねじりコイルばねからなるロック解除用ばね部材を有し、前記駆動体が往復回動されることに基づき前記ロック解除用ばね部材を介し前記カム部材が駆動体と同方向へ往復回動して前記ロック部材を前記ロック位置及びロック解除位置へ移動させ、かつ、ロック位置にある前記ロック部材にハンドルトルクが作用した状態において前記電気的駆動手段がロック解除動作されたときに、前記駆動体の回動変位を吸収しつつ前記ロック解除用ばね部材のばね力を蓄積させ、そのばね力を前記カム部材を介して前記ロック部材をロック解除位置へ移動させるように作用させるロック制御機構と
を具備する構成とされていることを特徴とするステアリングロック装置。 - 電気的駆動手段はモータにより構成され、
このモータと駆動体との間に、それぞれの軸がほぼ平行となる複数のギヤを有するギヤ機構を備え、また、ロック解除用ばね部材がばね力を蓄積したときに前記駆動体に係合して前記ロック解除用ばね部材のばね力が開放されることを阻止するラッチピンを備えたことを特徴とする請求項1記載のステアリングロック装置。 - 駆動体が往復回動するときに、それぞれの回動位置で当該駆動体を弾性的に受け止める駆動体用ダンパと、
カム部材が往復回動するときに、それぞれの回動位置で当該カム部材を弾性的に受け止めるカム用ダンパとを備え、
これら駆動体用ダンパとカム用ダンパとが一体化されていることを特徴とする請求項1記載のステアリングロック装置。
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