JP3587321B2 - 加熱蒸散装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、薬剤等の液体を気化・蒸散させる加熱蒸散装置に関し、詳しくは、吸液芯を発熱体によって加熱することにより、液体容器に収容された薬剤等の液体を気化・蒸散させるものである。
【0002】
【従来の技術】
加熱蒸散装置には液体容器に吸液芯の一部を挿入し、液体容器外における吸液芯付近で発熱体によってこの吸液芯を加熱させ、液体容器内の液体を気化・蒸散させるものがある。この種の加熱蒸散装置で、その蒸散量を調節可能にしたものが実開昭62−45986号公報に開示されている。ここで開示されるものでは、液体容器の螺合部に調節リングを挟入することで、発熱体に対する吸液芯の位置を変える構成、液体容器と外容器とを螺合構造とし、液体容器を回動調整することにより吸液芯の位置を変える構成、液体容器の底部に高さの異なる保持台を交換可能に備え、吸液芯の位置を変える構成、更に、液体容器を保持台に載置し、発熱体が固設された外容器の側壁にカム溝を形成し、液体容器が載置された保持台をこのカム溝に段階的に係合させることで、吸液芯の位置を変える構成などが提案されている。
【0003】
また、図7に示す従来の加熱蒸散装置では、外容器1の上部に貫通穴3が形成され、貫通穴3の内周には螺旋状の凹溝5が形成されている。この貫通穴3の中心には図示しない外容器の下部で保持された液体容器7から突出する吸液芯9が配置される。貫通穴3の内周には凹溝5と螺合する螺旋状の凸条11が外周に形成された円環形状の発熱体13が螺合され、発熱体13は中央部の穴15に間隙を有して吸液芯9を配置させている。この発熱体13は、蒸散口16を有した摘み部材17により、回動自在となっている。そして、摘み部材17が回動されることにより、発熱体13は、貫通穴3の凹溝5と螺合して上下に移動され、その移動量により、吸液芯9の挿入深さが調節可能となっていた。
【0004】
このような従来の加熱蒸散装置では、いずれのものも発熱体と吸液芯の挿入深さが変えられることで、吸液芯の被加熱面積が変化可能となり、蒸散量が調節できるようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、調節リングや保持台を用いる構成のものでは、使用者がこれらの部材を着脱しなければならず、その管理が煩雑となり、使い勝手が悪いものであった。そして、これらの別部品を使用することとすれば、部品点数が多くなり、コストが高くなる問題もあった。また、液体容器と外容器とを螺合により調節する構成のものでは、液体容器の着脱操作が煩雑となる問題があった。更に、液体容器の載置された保持台をカム溝に係合させて移動調整する構成のものでは、カム部の係合精度が得にくく、発熱体と吸液芯とに位置ずれが生じる虞れもあった。
【0006】
一方、図7に示した加熱蒸散装置では、発熱体13と吸液芯9との挿入深さが的確に調整できるものの、発熱体13を可動させなければならないため、使用者の過剰な操作力が加えられた場合には、発熱体13が樹脂などからなる外容器に接触する虞れがあった。また、発熱体13を貫通穴3に螺合させるため、発熱体13が特別な構造になるとともに、発熱体13を回動させる摘み部材17も別部材で構成しなければならないため、製造コストが高くなるとともに、部品点数も増えることとなった。更に、この例では、発熱体13が貫通穴3内で回動するため、発熱体13への電源配線19(図7参照)を外容器に埋入しなければならず、配線が複雑となる問題があった。
【0007】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、発熱体を移動させることなく、少ない部品点数で発熱体と吸液芯との挿入深さが調整できる加熱蒸散装置を提供し、信頼性の向上、製造コストの低減を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る加熱蒸散装置の構成は、液体が充填され容器内から容器外へ突出して設けられかつ容器内において液体に浸漬される吸液芯を有する液体容器が装着される容器取付部と、前記容器取付部に固設されコンセントに着脱可能なプラグと、前記容器取付部にガイド部を介して取り付けられ前記吸液芯の中心軸方向にスライド移動可能となった外容器と、該外容器に固設されプラグを介してコンセントから通電されることで前記液体容器外の吸液芯付近で加熱されて吸液芯から液体を気化・蒸散させる発熱体と、を具備し、前記容器取付部が前記外容器と前記液体容器との間に設けられているものである。
【0009】
そして、プラグがコンセントに差し込まれることにより、発熱体がコンセントに通電されて発熱状態となり、この状態で、外容器が適宜な力で上下方向に移動されると、プラグを介してコンセントに支持された容器取付部に対して、外容器がガイド部を介して移動され、これにより、外容器に固設された発熱体と、容器取付部に装着された吸液芯との挿入深さが変化されることとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る加熱蒸散装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第一の実施例による加熱蒸散装置の断面図、図2は図1の加熱蒸散装置の平面図、図3は図1の加熱蒸散装置に備えられる発熱体の断面図である。
【0011】
液体容器21内において液体の薬剤等23に浸漬された吸液芯25は、液体容器21外に突出された上部が、プラグ27を介してコンセント29から通電される発熱体31によって加熱され、液体容器21内に収容された薬剤等23を液体容器21外の上部付近で蒸散させる。吸液芯25の上部付近において蒸散された薬剤等23は、外容器33上面に設けられた蒸散口35から外容器33上方に蒸散される。
【0012】
吸液芯25は、液体容器21中央にほぼ垂直な状態で設けられており、下側ほぼ半分が液体容器21内において薬剤等23に浸漬されるとともに、上部が液体容器21から上方に突出され、平面視にて環状に形成された発熱体31中心部に挿入される。吸液芯25の素材としては、フェルト、木綿、パルプ、不織布、石綿、無機質成形物等が挙げられるが、フェルト芯(ポリアクリルなどの樹脂からなる焼結芯を含む)、素焼芯(セラミック芯)、パルプ芯又は無機質成形芯が好適に用いられる。
【0013】
液体容器21は、殺虫剤、殺菌剤、殺ダニ剤、忌避剤、芳香剤、消臭剤、医薬品又は化粧品等の液体の薬剤等23を収容可能であり、内部が視認できる透明性を有する。液体容器21の上部外周面には、雄ネジ部37が形成され、この雄ネジ部37が容器取付部39に形成された雌ネジ部41に螺合されることにより、液体容器21は、容器取付部39に着脱自在に支持される。また、液体容器21の胴部外周面には、後述する吸液芯の挿入深さに対応して薬液が蒸散される量を表す目盛り24が刻まれている。
【0014】
発熱体31は、外容器33内部における上部中央に設けられ、プラグ27を介してコンセント29から通電されることによって発熱し、中心部に下方から挿入される吸液芯25の上部を加熱させる。発熱体31としては、ニクロム線、半導体(正特性サーミスタ)等を利用したものが挙げられる。発熱体31による吸液芯25の加熱温度は、蒸散させる薬剤等23の種類に応じて適宜決定すればよく、特に限定されないが、通常、発熱体31の表面温度が約40〜200°Cで、且つ、吸液芯25の表面温度が30〜185°Cとなるように設定され、好ましくは発熱体31の表面温度が60〜145°Cで、且つ、吸液芯25の表面温度が40〜130°Cとなるように設定される。
【0015】
発熱体31の具体的な構成としては、例えば図3に示すように、電極43に接続された正特性サーミスタ45が発熱源として用いられている。電極43は、外容器33に固定されたソケット部47の接続端子49に嵌合され、電源配線51を介してプラグ27と導通される。サーミスタ45は、ケース53内にシリコン系の充填材55によって埋入される。なお、シリコン系の充填材に代えて構造的なものを含む他の固定手段にてサーミスタを固定するようにしても良い。また、ケース53には側壁に形成された開口部57を閉鎖するようにして環状の放熱体59が固着されている。ケース53は例えばPPS樹脂により構成され、放熱体59は例えばアルミニウム、ステンレス、銅により構成される。
【0016】
この発熱体31では、サーミスタ45から発熱した熱により放熱体59が加熱され、放熱体59の中心部に配置された吸液芯25が周囲から効率良く加熱されることとなる。
容器取付部39の下端にはプラグ27部分が一体に形成され、プラグ27がコンセント29に差し込まれることにより、液体容器21が装着された容器取付部39はコンセント29側に支持されることとなる。この容器取付部39と、外容器33とは、別体に形成されている。
【0017】
容器取付部39の全外周又は外周の一部分には、凹凸部が上下方向に交互に形成された、第一凹凸部63が設けられている。一方、外容器33の内部には容器取付部39の外周を上下方向に移動可能に支持するガイド部65が設けられている。容器取付部39とガイド部65との支持構造としては、例えばガイド部65を水平断面形状凹形のものとし、この凹形部に係合するアーム部を容器取付部39の外周一部分に設けるもの、或いは、ガイド部65を円弧形状のものとして少なくとも二つ形成し、円筒形状に形成した容器取付部39の外周を上下方向スライド移動可能に挟持する構造などが考えられる。
【0018】
このガイド部65には凹凸部が上下方向に交互に形成された、第二凹凸部67が設けられ、第二凹凸部67は第一凹凸部63と当接するようになっている。第一凹凸部63と第二凹凸部67とは適宜な力が加えられることにより、凹凸部の並設方向、即ち、上下方向にスライド移動可能となっている。つまり、第一凹凸部63と第二凹凸部67とは、通常時には、凹凸部の当接により移動が規制されるが、適宜な外力が加えられることにより、凹凸部同士の弾性変位により上下方向へのスライド移動が可能となる。
【0019】
凹凸部はそれぞれ上下方向に数個形成され、従って、第一凹凸部63と第二凹凸部67とは、数段階で上下方向へクリック感を生じさせて節度的に移動されるようになっている。また、ガイド部65下端にはストッパ部69が設けられ、ストッパ部69は容器取付部39と当接することにより、容器取付部39の下方向の移動範囲を規制する。また、外容器33にはストッパピン71が設けられ、ストッパピン71は容器取付部39の上方向の移動範囲を規制する。
【0020】
従って、外容器33側に固定された発熱体31と、容器取付部39側に固定された吸液芯25とは、容器取付部39と外容器33とがガイド部65によりスライド移動されることで、挿入深さが可変されることとなる。挿入深さは、容器取付部39がストッパ部69に当接した際、最も浅くなり、容器取付部39がストッパピン71に当接した際、最も深いもの、即ち、吸液芯25上部の上端面が放熱体59の上方に突出された状態となる。挿入深さは、液体容器21の胴部外周面に形成された目盛り24により確認することができる。目盛り24には、挿入深さに対応して、どれ位の薬液が蒸散されるかが示されており、例えば、「多」、「通常」、「少」を記すことができる。
【0021】
このように構成された加熱蒸散装置73では、プラグ27がコンセント29に差し込まれることにより、発熱体31が電源配線51を介してコンセント29に通電され、発熱状態となる。この状態で、外容器33が適宜な力で上下方向に移動されると、プラグ27を介してコンセント29に支持された容器取付部39に対して、外容器33がガイド部65を介して段階的に移動されることとなる。これにより、外容器33に固設された発熱体31と吸液芯25との挿入深さが変化し、吸液芯25の被加熱面積が変化されることにより、蒸散量が調節されることとなる。
【0022】
この第一の実施例による加熱蒸散装置73によれば、容器取付部39とプラグ27とを一体で形成する一方、これとは別体で外容器33を形成し、容器取付部39と外容器33とをガイド部65を介して上下方向にスライド移動自在としたので、プラグ27をコンセント29に差し込んだままの状態で、外容器33のみを操作することで、発熱体31と吸液芯25との挿入深さを変えることができ、蒸散量の調節を極めて容易に(ワンタッチで)行うことができる。
【0023】
そして、スライド機構を構成するのに、容器取付部39と外容器33との二部品のみの分割でよいため、部品点数を少なくすることができる。
【0024】
また、図7に示した従来の発熱体移動構造のように、発熱体のみを移動可能な特別部品で構成する必要がなく、又別部材である摘み部も必要としないため、構造を簡素なものとすることができる。
更に、発熱体31が外容器33に固定されるため、発熱体のみが単体で可動せず、発熱体を他部材に接触させる危険性を低減させることができる。
【0025】
そして、図7に示した従来の発熱体移動構造のように、発熱体を回動させる必要がないため、電源配線を外容器33に埋入するなど、配線構造を複雑なものとさせずに済む。
【0026】
次に、本発明による加熱蒸散装置の第二の実施例を図4に基づき説明する。図4は第二の実施例を示す加熱蒸散装置の部分断面図である。
この加熱蒸散装置75では、ガイド部65に例えば三箇所の凹溝77が上下方向に等間隔で形成されている。また、ガイド部65と対向する容器取付部39の外周には一つの突起79が突設されている。この凹溝77と突起79とは当接され、適宜な力が加えられることにより、凹溝77の並設方向、即ち、上下方向にスライド移動可能となっている。つまり、凹溝77と突起79とは、通常時には当接によって移動が規制されるが、適宜な外力が加えられることにより、凹溝77と突起79との弾性変位により、上下方向へのスライド移動が可能となる。他の構造は、上述の加熱蒸散装置73と同様のものとなる。
【0027】
この加熱蒸散装置75によれば、ガイド部65に形成された凹溝77に、容器取付部39外周に形成された一つの突起79が当接されるため、凹溝77と突起79とのスライド移動力が小さくなり、操作が容易なものとなる。
また、ガイド部65と容器取付部39外周との接触面を面接触させることができるため、全ての面が凹凸部同士で当接される場合に比べ、寸法精度を高めることが容易にでき、外容器33と容器取付部39とのガタツキを小さいものにすることができる。
【0028】
次に、本発明による加熱蒸散装置の第三の実施例を図5、図6に基づき説明する。図5は第三の実施例を示す加熱蒸散装置の断面図、図6は図5に示した加熱蒸散装置のガイド部の拡大図である。
この加熱蒸散装置81では、外容器83の下部にプラグ27が一体に形成されている。一方、容器取付部85は、この外容器83と別体で形成されている。外容器83の内周には、上述同様の水平断面形状凹形のガイド部65が少なくとも二つ設けられている。このガイド部65は容器取付部85の外周を上下方向移動自在に挟持する。なお、このガイド部65は、容器取付部85の外周から突設されたアーム部をスライド移動可能に挟持するものであってもよい。
【0029】
ガイド部65の容器取付部85に対向する面には、図6に示す小さな凹溝87が上下方向に多段状に多数形成されている。また、容器取付部85のガイド部65と対向する外周面には、この外周面の一部を切り起こすことで、外側に突出した弾性係止片89が形成されている。弾性係止片89は一端89aが自由端となり、容器取付部85の外周から突出する方向、及びその逆方向に弾性変位可能となっている。弾性係止片89は、ガイド部65の凹溝87に係止し、通常時には、ガイド部65と容器取付部85との移動を規制している。そして、適宜な外力が加えられると、弾性係止片89が弾性変位することによって、容器取付部85と外容器83とは、上下方向にスライド移動可能となる。
【0030】
この加熱蒸散装置81によれば、ガイド部65に小さな凹溝87を形成し、容器取付部85の外周にこの凹溝87に当接する弾性係止片89を設けたので、係止面積が小さくなるとともに、弾性係止片89の弾性変位により係止力を小さく且つ確実なものにすることができ、スライド移動が円滑なものとなって、良好な操作性を得ることができる。
【0031】
また、弾性係止片89を、上下方向に多数設けられた凹溝87に当接させることとしたので、上下方向のスライド移動がほぼ無段階で行えるようになり、発熱体31と吸液芯25の挿入深さが微調整できるようになる。
更に、この加熱蒸散装置81では、外容器83とプラグ27部とが一体に形成されるため、プラグ27がコンセント29に差し込まれた状態では、外容器83がコンセント29に支持状態となり、外容器83が操作時以外に押下された場合であっても、外容器83と容器取付部85がスライド移動することがなく、誤って蒸散量が変えられてしまう誤操作を防止することができる。
【0032】
なお、第一の実施例で説明した第一凹凸部63と第二凹凸部67によるスライド構造、第二の実施例で説明した凹溝77と突起79によるスライド構造、第三の実施例で説明した凹溝87と弾性係止片89によるスライド構造は、それぞれ他の加熱蒸散装置73、75、81のスライド構造として適用できることは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る加熱蒸散装置によれば、容器取付部とプラグとを一体で形成する一方、これとは別体で外容器を形成して容器取付部を外容器と液体容器との間に配置し、容器取付部と外容器とをガイド部によってスライド移動自在としたので、プラグをコンセントに差し込んだままの状態で、外容器のみを操作することで、蒸散量の調節を極めて容易に行うことができる。そして、移動機構を構成するのに、容器取付部と外容器とを二部品に分割するのみでよいため、部品点数で移動機構の構成が可能となる。また、発熱体を外容器に固定したため、発熱体と他部材が接触する危険性を低減させることができる。この結果、装置の信頼性を向上させることができるとともに、製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例による加熱蒸散装置の断面図である。
【図2】図1の加熱蒸散装置の平面図である。
【図3】図1の加熱蒸散装置に備えられる発熱体の断面図である。
【図4】第二の実施例を示す加熱蒸散装置の部分断面図である。
【図5】第三の実施例を示す加熱蒸散装置の断面図である。
【図6】図5に示した加熱蒸散装置のガイド部の拡大図である。
【図7】従来の加熱蒸散装置の部分断面図である。
【符号の説明】
21 液体容器
25 吸液芯
27 プラグ
29 コンセント
31 発熱体
33 外容器
39 容器取付部
63 第一凹凸部
65 ガイド部
67 第二凹凸部
73、75、81 加熱蒸散装置
87 凹溝
89 弾性係止片
Claims (3)
- 液体が充填され容器内から容器外へ突出して設けられかつ容器内において液体に浸漬される吸液芯を有する液体容器が装着される容器取付部と、
前記容器取付部に固設されコンセントに着脱可能なプラグと、
前記容器取付部にガイド部を介して取り付けられ前記吸液芯の中心軸方向にスライド移動可能となった外容器と、
前記外容器に固設されプラグを介してコンセントから通電されることで前記液体容器外の吸液芯付近で加熱されて吸液芯から液体を気化・蒸散させる発熱体と、
を具備し、
前記容器取付部が前記外容器と前記液体容器との間に設けられていることを特徴とする加熱蒸散装置。 - 前記容器取付部の外周に形成され凹凸部を前記吸液芯の中心軸方向に交互に形成した第一凹凸部と、
前記ガイド部に形成され該第一凹凸部と対向する第二凹凸部とを有し、
該第一凹凸部と該第二凹凸部を当接して前記容器取付部と前記外容器とを段階的に移動可能としたことを特徴とする請求項1記載の加熱蒸散装置。 - 前記吸液芯の中心軸方向で前記ガイド部に複数形成された凹溝と、
前記容器取付部の外周に突設され該容器取付部の外周から突出する方向及びその逆方向に弾性変位可能となった弾性係止片とを有し、
前記凹溝と該弾性係止片を当接することで前記容器取付部と前記外容器とを段階的に移動可能としたことを特徴とする請求項1記載の加熱蒸散装置。
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