JP3584592B2 - 一方向クラッチ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一方向のみに回転を伝達する一方向クラッチに関し、特にスタータに用いて好適な技術である。
【0002】
【従来の技術】
スタータに用いられる一方向クラッチを例に従来技術を説明する。
スタータは、搭載性の向上や、車両の軽量化等により、近年、小型化、軽量化の要望が大きい。スタータの小型化のために、モータを小型化し、減速機構を設けて、小型のモータから大きな駆動トルクを得るスタータも知られている。
【0003】
スタータは、小型化のために、全長の短縮化、モータ径の小径化が図られているが、モータの小径化は強度部品の小径化を伴い、また減速機構の高減速比は衝撃力のアップとなる。このように、衝撃力がアップするとともに、強度部品が小径化すると、小径化によって薄肉となった部分に高い応力がかかることとなり、強度部品に破損の可能性がでてくる。
【0004】
特に、スタータのように、慣性力の大きいエンジンを始動させるものでは、ピニオンとリングギアとの噛合時や、エンジンをクランキングしている時のピニオンとリングギアの衝突に起因する衝撃は、減速機構による減速比のアップによってさらに大きくなる。
【0005】
スタータに用いられる一方向クラッチは、スタータの強度部品の一部で、エンジンのクランキング時にモータのトルクをピニオンに伝達する役割と、エンジン始動後におけるオーバーラン時にトルクをモータに非伝達とする役割とを果たす。
【0006】
従来の一方向クラッチの構造を図6に示す。従来の一方向クラッチ100は、ピニオンと一体的に設けられたインナ101と、このインナ101の外周を覆って配置され、出力軸102と一体的に回転するアウタ103と、このアウタ103に設けられたテーパ状のカム室104内に配置されたローラ105と、このローラ105をテーパ小方向(カム室104の小径寸法側)へ付勢する圧縮コイルスプリング106とから構成される。
そして、一方向クラッチ100の強度は、伝達されるトルクと、アウタ103の肉厚と、ローラ105の当接長でほぼ決定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述のごとく、減速比のアップにより、衝撃トルクが増大すると、一方向クラッチ100に加わる応力も増大する。このため、アウタ103の径寸法を大きくしたり、ローラ105の当接長を長くして、応力を緩和する必要があるが、このような対処は、折角行うモータの小径化に相反し、一方向クラッチ100が大型化する不具合が生じる。
【0008】
【発明の目的】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、小型、軽量化が可能な一方向クラッチの提供にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の一方向クラッチは、次の技術的手段を採用した。
〔請求項1の手段〕
一方向クラッチのアウタは、肉厚が最も薄くなるスプリングの台座の外周側に応力が集中する。そこで、台座の外周側を大きな曲率とするなど、スプリングの伸縮方向に対して内側に傾斜する外側傾斜面を設けることで、応力が集中する小さな隅R形状を避け、その部位の肉厚を厚くすることができる。このように、応力が集中する形状を避け、その部位の肉厚を厚くすることにより、アウタを大型化することなく応力が緩和でき、結果的に一方向クラッチを小型、軽量化できる。
【0010】
台座の外周側に外側傾斜面を設けることで、スプリングの復元力、およびオーバーラン時におけるローラの動きにより、台座に当接するスプリングの外周側は、外側傾斜面によって、スプリングの反ローラ側がインナ側へ移動するよう作用する。
【0011】
ここで、スプリングが当接する台座の内周側には、ローラ側に向かって突出する突起が設けられている。このため、スプリングの反ローラ側がインナ側へ移動するよう作用しても、突起によってスプリングの反ローラ側のインナ側への移動が阻止され、スプリングがインナに干渉することがない。
【0012】
このように、スプリングがインナに干渉することがないため、スプリングがインナに干渉して、スプリングとインナとで摩擦力が発生したり、スプリングがインナとアウタとの間に噛み合い、一方向クラッチが破損する等の不具合は発生しない。
【0013】
台座の外周側および内周側が、スプリングの反ローラ側を内外から挟み込むように曲面に形成されることにより、ローラが楔状空間内で移動してスプリングが延びた状態では、スプリングの反ローラ側が外周側に動き、逆にスプリングが縮んだ状態では、スプリングの反ローラ側が内周側に動くように作用する。
この作用によって、楔状空間内でローラが移動しても、スプリングの付勢力が常にローラの中心に向けられる効果が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一方向クラッチを、図に示す実施例に基づき説明する。
〔第1実施例の構成〕
図1および図2は第1実施例を説明するために用いる図で、図1は一方向クラッチの軸方向に垂直な断面図、図2は一方向クラッチの側面断面図である。
【0015】
本実施例の一方向クラッチ1は、自動車のエンジン(図示しない)を始動するスタータ(図示しない)のうち、モータ(図示しない)の回転出力を、減速機構(図示しない)を介してピニオン2に伝える減速機構付きスタータに用いられるものである。
【0016】
この一方向クラッチ1は、エンジンのリングギア(図示しない)に噛合可能なピニオン2と一体に設けられたインナ3と、このインナ3の外側においてインナ3に対して相対回転可能に設けられたアウタ4と、このアウタ4に設けられたテーパ状のカム室5内に配置されたローラ6と、アウタ4に設けられたスプリング収容室7内に配置された圧縮コイルスプリング8とから構成される。
【0017】
インナ3は、アウタ4に伝えられた回転トルクを、ローラ6を介して受けるもので、減速機構の出力軸(図示しない)の周囲に滑り軸受11を介して取り付けられ、出力軸に対して回転自在で、且つ軸方向にスライド可能なものである。
【0018】
インナ3に一体的に設けられるピニオン2は、インナ3に伝えられたモータの回転トルクを、エンジンのリングギアに伝えるもので、インナ3と同様、滑り軸受11を介して出力軸の周囲に取り付けられて、出力軸に対して回転自在で、且つ軸方向にスライド可能に設けられている。なお、ピニオン2は、インナ3とともに軸方向にスライドすることで、エンジンのリングギアと係脱する。
【0019】
アウタ4は、ワッシャ12およびカバー13によって、インナ3と一体に軸方向へスライドするように設けられている。また、アウタ4は、減速機構の出力軸とスプライン係合部14を介してスプライン係合して、減速機構の出力軸から回転トルクを受けるとともに、レバー(図示しない)の作用によって軸方向にスライド操作される。
【0020】
カム室5内に配置されるローラ6は、カム室5とインナ3とで構成される楔状空間の最小径方向寸法より大径で、且つ前記楔状空間の最大径方向寸法より小径の略円柱体で、スプリング8によってカム室5の小径方向へ向けて付勢される。そして、アウタ4が減速機構の出力軸から回転を受けて、図1の矢印A方向に回転すると、アウタ4の回転によってローラ6がカム室5の小径側へ食い込み、アウタ4に伝えられた回転トルクをインナ3に伝達する。
【0021】
逆に、インナ3がエンジンから回転を受けて、図1の矢印B方向に回転すると、インナ3の回転によってローラ6の食い込みが外れ、ローラ6の径より大径なカム室5内に移動するため、インナ3がアウタ4に対して空転し、エンジンの回転がモータ側へ伝えられるのを阻止する。
【0022】
圧縮コイルスプリング8は、カム室5に繋がるスプリング収容室7に配置されて、ローラ6をカム室5の小径寸法側に付勢する。
このスプリング8の反ローラ6側は、スプリング収容室7を形成するアウタ4の台座15に当接する。
【0023】
この台座15の外周側には、スプリング8の伸縮方向に対して内側に傾斜する外側傾斜面15aが設けられている。本実施例の外側傾斜面15aは、スプリング8の線径より大きな円弧状の曲面によって形成されている。
また、台座15の内周側には、ローラ6の付勢方向に向かって突出する突起16が設けられている。この突起16は、台座15側のローラ6端から台座15までの最長寸法xに対し、ローラ6の付勢方向に有限長y突出するものである。
【0024】
本実施例では、突起16を設けることにより台座15の内周側に、スプリング8の伸縮方向に対して外側に傾斜する内側傾斜面16aが形成されている。本実施例の内側傾斜面16aは、外側傾斜面15a同様、スプリング8の線径より大きな円弧状の曲面によって形成されている。
つまり、台座15の外周側および内周側は、外側傾斜面15aおよび突起16の形成に伴う内側傾斜面16aによって、スプリング8の反ローラ6側を内外周から挟み込むように設けられている。
【0025】
〔実施例の作動〕
次に、上記実施例の作動を説明する。
エンジン始動時、図示しないスタータスイッチがONされ、図示しないモータが駆動されると、その回転出力が図示しない減速機構を介して出力軸を回転駆動する。出力軸がモータによって回転駆動されると、アウタ4は出力軸に対してスプライン係合しているため、アウタ4が図1の矢印A方向に回転駆動される。すると、ローラ6がカム室5の小径側へ移動し、アウタ4とインナ3がローラ6を介してロックすることとなり、アウタ4に伝えられた回転トルクがインナ3を介してピニオン2に伝えられる。
【0026】
この時、アウタ4は、ローラ6を介してピニオン2にかかるトルクを受ける。このため、アウタ4の薄肉部である台座15の外側に応力が集中する。しかし、この応力が集中する台座15の外側は、スプリング8の線径より大きい曲面の外側傾斜面15aが形成されているため、肉厚が厚くされており、応力集中が緩和されている。
【0027】
エンジンが始動すると、リングギアを介してピニオン2がエンジンの回転トルクを受け、ピニオン2を介してインナ3が図1の矢印B方向に回転駆動される。すると、インナ3の回転によってローラ6が、カム室5の大径側に移動し、インナ3がアウタ4に対して空転する。このため、インナ3の回転トルクはアウタ4に伝達されず、エンジンによってモータが駆動される不具合が防がれる。
【0028】
この時、ローラ6がカム室5の大径側に移動し、スプリング8が圧縮されると、外側傾斜面15aが、スプリング8の反ローラ6側をインナ3側へ移動させるように作用する。しかし、スプリング8が当接する台座15の内周側には、ローラ6側に向かって突出する突起16が設けられているため、スプリング8の反ローラ6側がインナ3側へ移動するよう作用しても、突起16によってスプリング8の反ローラ6側がインナ3側へ移動するのが阻止され、スプリング8がインナ3に干渉する不具合が防がれる。
【0029】
一方、台座15の外周側および内周側に設けられた円弧状の外側傾斜面15aおよび内側傾斜面16aが、スプリング8の反ローラ6側を内外から挟み込むように形成されることにより、ローラ6がカム室5内で移動してスプリング8が延びた状態では、スプリング8の反ローラ6側が外周側に動き、逆にスプリング8が縮んだ状態では、スプリング8の反ローラ6側が内周側に動くように作用する。つまり、スプリング8の軸線がローラ6の中心を付勢するように、スプリング8の反ローラ6側が台座15上で移動し、ローラ6の位置に応じて安定かつ均一にスプリング8がローラ6を付勢する。
【0030】
また、ローラ6の移動に応じてスプリング8のローラ6側の端部が大きく傾斜する不具合が発生せず、カム室5とローラ6との間にスプリング8が噛み込む不具合が防がれる。
【0031】
さらに、スプリング8の軸線とローラ6の中心とが一致するため、ローラ6の中心が移動する方向と、スプリング8の軸線とのズレ角ψも、従来技術のズレ角ψ1 に比較して大きく取れるため、スプリング収容室7の外側におけるアウタ4の肉厚も厚くでき、アウタ4の強度を高くできる。
【0032】
〔実施例の効果〕
本実施例の一方向クラッチ1は、上記の作用で示したように、応力が集中する台座15の外側の肉厚が外側傾斜面15aによって厚くされて応力集中が緩和されるとともに、スプリング収容室7の外側におけるアウタ4の肉厚も厚くされてアウタ4の強度が高められているため、アウタ4を小型、軽量化できる。
【0033】
また、外側傾斜面15aがスプリング8の反ローラ6側をインナ3側へ移動させるように作用するが、突起16によってスプリング8の反ローラ6側がインナ3側へ移動するのが阻止され、結果的にスプリング8がインナ3に干渉する不具合が防がれる。
【0034】
ここで、本実施例が解決した従来技術の不具合を説明する。
スプリング8はローラ6を確実に付勢する必要があるが、従来技術では、図6に示すように、ローラ105が図中の二点破線のように端部に移動した場合であっても、スプリング106の反ローラ105側が移動できないため、スプリング106の軸線とローラ105の中心とがずれる。つまり、従来では、スプリング106の反ローラ105側が移動できないため、スプリング106が安定してローラ105を付勢できない不具合が生じた。
【0035】
これに対して、本実施例では、円弧状の外側傾斜面15aおよび内側傾斜面16aが、スプリング8の反ローラ6側を内外から挟み込むように設けられ、スプリング8の反ローラ6側が台座15上で移動できるように設けられたため、カム室5内でローラ6が移動しても、スプリング8の軸線が常にローラ6の中心に向けられる。この結果、ローラ6がカム室5内で移動しても、スプリング8が安定かつ均一にローラ6を付勢することができる。
【0036】
〔第2実施例〕
図3は第2実施例を示す一方向クラッチ1の軸方向に垂直な断面図である。
本実施例は、インナ3の外周表面に、ローラ6の配置方向に沿う凹凸20を多数設けたものである。このように、インナ3の外周表面に凹凸20を多数設けることにより、ローラ6からアウタ4にかかる荷重を低減できるとともに、台座15の応力集中が低減できることから、更にアウタ4を小型、軽量化できる。
【0037】
また、突起16が設けられてスプリング8がインナ3に干渉する不具合が防がれているため、インナ3の凹凸20にスプリング8が食い込む不安がなくなる。このため、アウタ4の外周に凹凸20を多数設けた一方向クラッチ1を安心して用いることができる。
【0038】
〔第3実施例〕
図4および図5は第3実施例を示すもので、図4は一方向クラッチ1におけるアウタ4の要部断面図、図5は図4のC方向から見た図である。
本実施例の突起16は、台座15部の内側の一部にカシメ等の簡単な加工技術で形成したものである。
【0039】
〔変形例〕
上記の実施例では、本発明をスタータの一方向クラッチ1に適用した例を示したが、自動変速機のトルクコンバータにおけるステータとステータ軸との間に用いられる一方向クラッチに適用したり、変速段の切替用に歯車と軸との間に用いられる一方向クラッチに適用するなど、他の一方向クラッチに適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】一方向クラッチの軸方向に垂直な断面図である(第1実施例)。
【図2】一方向クラッチの側面断面図である(第1実施例)。
【図3】一方向クラッチの軸方向に垂直な断面図である(第2実施例)。
【図4】一方向クラッチにおけるアウタの要部断面図である(第3実施例)。
【図5】図4のC視図である(第3実施例)。
【図6】一方向クラッチの軸方向に垂直な断面図である(従来技術)。
【符号の説明】
1 一方向クラッチ
3 インナ
4 アウタ
5 カム室
6 ローラ
7 スプリング収容室
8 圧縮コイルスプリング
15 台座
15a 外側傾斜面
16 突起
16a 内側傾斜面(突起によって形成される曲面)
20 凹凸
Claims (4)
- 回転可能に設けられたインナと、
このインナの外側において前記インナに対して相対回転可能に設けられ、内周にテーパ状のカム室、およびこのカム室に繋がるスプリング収容室を備えたアウタと、
前記カム室と前記インナとで構成される楔状空間に配設されるローラと、
前記スプリング収容室に配置され、前記ローラを前記カム室の小径方向側へ付勢する圧縮コイルスプリングと
を備える一方向クラッチにおいて、
前記アウタは、
前記スプリングの反ローラ側が当接する台座の外周側に、前記スプリングの伸縮方向に対して内側に傾斜する外側傾斜面が設けられ、
前記台座の内周側に、前記外側傾斜面とともに前記スプリングの反ローラ側を内外周から挟み込む突起が設けられ、
前記外側傾斜面および前記突起に、前記スプリングの反ローラ側を内外周から挟み込む前記スプリングの線径より大きな曲面が形成され、
前記ローラが配置される前記楔状空間と、前記スプリングが配置される前記スプリング収容室との境界部分に、前記ローラが前記スプリング収容室内へ移動するのを阻止する段差を有し、
前記楔状空間に面する前記ローラの摺動面が滑らかな曲面に設けられたことを特徴とする一方向クラッチ。 - 請求項1の一方向クラッチにおいて、
前記インナの外周面には、前記ローラを係止するための凹凸が形成された
ことを特徴とする一方向クラッチ。 - 請求項1または請求項2の一方向クラッチにおいて、
前記突起は、前記台座の内周側において一方向クラッチの軸心方向でみて部分的に設けられた
ことを特徴とする一方向クラッチ。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかの一方向クラッチは、
減速機構を有するスタータに用いられた
ことを特徴とする一方向クラッチ。
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