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JP3581936B2 - 特にステレオリソグラフィで使用するための放射線−硬化性の液状製剤 - Google Patents

特にステレオリソグラフィで使用するための放射線−硬化性の液状製剤 Download PDF

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JP3581936B2 JP22412894A JP22412894A JP3581936B2 JP 3581936 B2 JP3581936 B2 JP 3581936B2 JP 22412894 A JP22412894 A JP 22412894A JP 22412894 A JP22412894 A JP 22412894A JP 3581936 B2 JP3581936 B2 JP 3581936B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ラジカル重合性基を含有する少なくとも一種の化合物を基材とし、及び上記化合物の重合に適した少なくとも一種の光開始剤からなる、特にステレオリソグラフィ(stereolithography) で使用するための放射線−硬化性の液状製剤;特定の新規のポリオキシアルキレン−ポリシロキサン・ブロックコポリマーであって、他のこの型の既知のブロックコポリマーと一緒にするとそのような製剤の非常に有用な製剤成分として適しているポリオキシアルキレン−ポリシロキサン・ブロックコポリマー;並びに上記製剤の加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
特に米国特許第4575330号に開示されているステレオリソグラフィ(stereolithography) 技術では、三次元物体は、放射線硬化性の液状製剤からの多数の層から製造され;そしてその製造は上記層が上記層の接合点で所望の断面形を持ちそして同時に前の段階で硬化された層の上に重合されるように、化学線照射で製剤の薄層を予定の様式で予硬化することによる。そのようにして得られた物品は、追加して例えば熱的に後硬化される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
放射線硬化性成分および光開始剤もからなる液状製剤は、ステレオリソグラフィには原則的には適当である。実際に使用できる物体を得ることを所望する場合は、ぴったり適合させそして製剤化するために複雑にした製剤を使用しなければならない。ラジカル重合性基を含む化合物を基材にした系、好ましくは、例えば欧州特許公開公報(EP−A−)第0378144号に開示されたポリアクリレート及び/又はメタクリレートを基材にした系は、特に適していることが見出されている。それに開示されている製剤は、二−及び多官能性のアクリレート及び/又はメタクリレート並びに単一の二重結合を持つ若干数のモノマーと上記成分のための適当な光開始剤を含有しており、高いガラス転移温度を持ちそして多くの使用場面に適している機械的及び加工的性質も持つ物品を形成する。しかし、そのできた物体は、非常に脆くて、ステレオリソグラフィにより得られた物品の所望の機械的後加工を実施するのが困難である。
【0004】
ステレオリソグラフィ樹脂製剤に特定のポリウレタンアクリレート及び/又はメタクリレートを添加すると、脆さのより少ない物品が得られる。そのような混合物は、例えば欧州特許公開公報(EP−A−)第0425441号に開示されているが、それらを使用すると、硬化材料のガラス転移温度は降下しそしてステレオリソグラフィ製剤の粘度も非常に急激に上昇する可能性がある欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
物質のTg値と熱変形温度が顕著に低下することなしに物質の衝撃強度が改善されることが、下記の製剤を使用することにより達成されることが見出された:その製剤は、ラジカル重合性基を含む化合物と光開始剤を基材とした製剤に、下記の式(I)、(II)又は(III )のポリオキシアルキレン−ポリシロキサン・ブロックコポリマーを添加してなる。出発製剤の粘度は、この改質によっても悪影響、即ち、本発明のポリオキシアルキレン−ポリシロキサン・ブロックコポリマーの代わりに他のポリマーを使用すると粘度が急激に上昇するという悪影響を受けない。
【0006】
従って、本発明は下記の液状製剤に関する:
ラジカル重合性基を含有する少なくとも一種の化合物、及び上記化合物の重合に適した少なくとも一種の光開始剤からなる、特にステレオリソグラフィ(stereolithography) で使用するための放射線−硬化性の液状製剤であって;
化学式
【化11】
Figure 0003581936
〔式中、個々の記号は下記の意味を持つ:
は、水素原子と炭素原子数1ないし8のアルキル基から選択された一員を表し;
cは、ポリオキシアルキレン基(C2cO)中のアルキレン単位の炭素原子平均数に該当する1ないし8からの数を表し;
dは、1ないし100の整数を表し;
gは、1ないし4の整数を表し;
[T]は、式T1ないしT12の基:
【化12】
Figure 0003581936
から選択された基を表し;
[PS]は、式
【化13】
Figure 0003581936
のポリシロキサン基を表し;
は、メチル基又はフェニル基から選択された基を表し;
bは、1ないし100の整数を表し;
[Alk]は、炭素原子数3ないし10のアルキレン基を表し;
[Alk]は、炭素原子数1ないし20のアルキレン基を表し;
mは、ポリオキシアルキレン基(C2mO)中のアルキレン単位の炭素原子平均数に該当する1ないし8の数からの数を表し;
nは、1ないし50の整数を表し;
[G]は、式
【化14】
Figure 0003581936
の基を表し;
Xは、酸素原子又はイオウ原子から選択された原子を表し;
[D]は、少なくとも2個の炭素原子を含有する2価の有機基を表し;
eは、1ないし100の整数を表し;
fは、1ないし50の整数を表す。〕のコポリマーから選択されたポリオキシアルキレン−ポリシロキサン・ブロックコポリマーをさらに含有する液状製剤。
【0007】
記号cとmは、該当するポリオキシアルキレン基中のアルキレン単位について計算できる炭素原子平均数を示している。それらの記号は全数(whole number)であるべきことは絶対ない:というのはポリオキシアルキレンブロックは異なる炭素原子数を含むモノマーからなっていてもよくそしてそれは、更に、異なる比率で使用されてよいからである。常用のモノマーの具体例は、エチレンオキシド、プロピレンオキシド又はテトラヒドロフランである。
【0008】
[D]は炭素原子数2ないし8のアルキレン基及び30個よりは多くない、好ましくは20個より多くない炭素原子を含む2価の基から選択されるのが好ましく、後者の基が、未置換の、又は1個又はより多い直鎖の又は分枝した炭素原子数1ないし4のアルキル基を持つ6員環の少なくとも1個を含有する。
【0009】
[Alk]は、好ましくは−(CH−基である。
【0010】
式(I)と(II)の上述のコポリマーの若干、特に記号が下記の意味を持つものは新規である:
は、水素原子と炭素原子数1ないし8のアルキル基から選択された一員を表し;
cは、ポリオキシアルキレン基(C2cO)中のアルキレン単位の炭素原子平均数に該当する1ないし4の数からの数を表し;
dは、7ないし25の整数を表し;
gは、1を表し;
[T]は式
【化15】
Figure 0003581936
の基を表し;
[PS]は式
【化16】
Figure 0003581936
のポリシロキサン基を表し;
は、メチル基を表し;
bは、5ないし50からの整数を表し;
[Alk]は、炭素原子数3ないし10のアルキレン基を表す。
これらの新規のポリオキシアルキレン−ポリシロキサン・ブロックコポリマーは同様にして本発明の目的である。この文節内でも、[Alk]は、好ましくは−(CH−である。
【0011】
式中、[T]がT1又はT2の意味を持つ式(I)の化合物は、所望の水素原子を末端基とするポリシロキサンに所望のポリアルキレンジオールまたは−又はジアミンを、下記の反応スキームに従って、反応させることによって都合よく得ることができる:
【化17】
Figure 0003581936
(式中、Aは酸素原子又は−NH基のいずれかを表す。)。米国特許第5032662号に従って行う、該当する末端基を持つポリエーテルとのα,ω−ジクロロポリシロキサンの反応も適当である。この型のブロックコポリマーの製造のための方法の概観は、特に下記文献に記載されている:Allen Noshay, James E. McGrath, “Block Copolymers”; Academic Press New York 1977, 401 頁とそれ以下。
【0012】
O−[Alk]−[PS]−[Alk]−O基を含有する式(I)のポリマーは、例えば、R16O−[Alk]−[PS]−[Alk]−OR16型〔式中、R16は、
【化18】
Figure 0003581936
−CH−CH(OH)−CHOH([T]=T5である場合のコポリマー)又は水素原子([T]=T3である場合のコポリマー)を表す。〕のポリシロキサンから合成でき、又、それらは米国特許第4853453号に記載されている方法に従って又はそれら方法と同様にして、上記ポリシロキサンを常法でポリオキシアルキレンジオールと反応させることにより、所望のポリシロキサン−ポリアルキレン・ブロックコポリマーにすることによっても得られる。
【0013】
式中、[T]=T4である式(I)のコポリマーは、HN−[Alk]−[PS]−[Alk]−NH型のポリシロキサンから同様の方法で製造できる。
【0014】
式中、[T]がT5の意味を持ちそして[Alk]が−(CH−である式(I)のコポリマーの製造は、式 H−[PS]−H の水素原子を末端基とするポリシロキサンとアリルグリシジルエーテル(商業規模で製造される化学品:Alcolac, Inc., Rhone−Poulenc, CPS Chemical Co., Inc )との反応生成物からの特に簡単な方法でも実施できる。関連する個々の化学品については、例えば「the Comprehensive Handbook of Hydrosilation, Pergamon Press, Oxford 1991」を参照。
【0015】
式中、[T]がT7の意味を持つ式(I)のブロックコポリマーを製造するためには、先ず第一に式 HO−[Alk]−[PS]−[Alk]−OH 型のポリシロキサンをHOOC−[Alk]−COOH型のジカルボン酸と反応させなければならない。式中、基[T]がT8ないしT12の意味の一つを持つコポリマーを製造するためには、式 OCN−[D]−NCOの所望のジイソシアナートとの又は該当するジイソチオシアナートとの反応が追加して必要である。これはジイソシアナート又はジイソチオシアナートをポリシロキサンとポリオキシアルキレンジオール又は該当するジアミンと同時に、又は別々の段階で反応させることにより実施でき、ポリシロキサン又はポリエーテルジオールのジイソシアナート又はジイソチオシアナートとの反応は、最初に実施してよく、次にブロックコポリマーの残りの成分との反応をする。
【0016】
式中、[T]=T12であるコポリマーを得るためには、使用されるポリシロキサンは、式 HO−(C2mO)−HのポリオキシアルキレンジオールとのHO−[Alk]−[PS]−[Alk]−OHの反応生成物又は適当なモノマー例えばエチレンオキシド、プロピレンオキシド又はテトラヒドロフラン又はその様な成分の2又は3種の混合物との反応生成物である。
【0017】
式(II)のブロックコポリマーの製造は、所望のポリオキシアルキレンジオールと式
【化19】
Figure 0003581936
のポリシロキサンから出発して実施できる。後者のポリシロキサンは、水素原子を末端基とするポリシロキサンを式
【化20】
Figure 0003581936
(式中、aは0ないし7の整数を表す。)のコハク酸誘導体と反応させることによって得てもよく、それらは市販品でもある。式中、[Alk]が−(CH−である式(II)の特に好ましいコポリマーを製造するためには、必要とするアルキルコハク酸は、D.D.Phillips, T.B.Hill, J.Am.Chem.Soc.1958, 80, p 3663. に従った非常に優雅な方法で、プロペンと無水マレイン酸から製造してもよい。
【0018】
式(III )の適当なブロックコポリマーは化粧品の成分としての用途がある。それらは例えば登録商標 DOW CORNING 190と193又は登録商標Silwet L 7500、L−7600、L−7607またはL 77(ユニオン カーバイド)の名前で市販されている。
【0019】
新規の製剤は、新規のポリシロキサン−ポリオキシアルキレン・ブロックコポリマーを、5ないし50重量%、好ましくは10ないし35重量%の量で含有する。
【0020】
上述の製剤で好ましいものは、
式中、Rは、水素原子と炭素原子数1ないし4のアルキル基から選択された一員を表し;
はメチル基を表し;
[Alk]は、−(CH−基を表し;
[Alk]は、2ないし10個、好ましくは2ないし4個の炭素原子を含むアルキレン基を表し;
Xは、酸素原子を表し;
[D]は、下記の式:
【化21】
Figure 0003581936
の基から選択された2価の有機基を表し;
cは、2ないし4の数を表し;
dは、5ないし50の整数を表し;
bは、10ないし50の整数を表し;
mは、2ないし4の整数を表し;
nは、5ないし20の整数を表し;
eは、1ないし50の整数を表し;
fは、1ないし25の整数を表す式(I)、(II)又は(III)のポリシロキサン−ポリオキシアルキレン・ブロックコポリマーからなるそれらである。
【0021】
非常に特別に好ましい新規の製剤は、
式中、Rはメチル基を表し;
[Alk]と[Alk]は、各々−(CH−基を表し;
cは、2を表し;
dは、式(I)又は(II)のブロックコポリマーの場合は7ないし25の整数を表しそして、式(III )のブロックコポリマーの場合は2ないし20の整数を表し;
gは1を表し;
mは、2を表し;そして
nは、7ないし20の整数を表す式(I)、(II)又は(III)のポリシロキサン−ポリオキシアルキレン・ブロックコポリマーからなるそれらである。
【0022】
ラジカル重合性基を含む化合物として、新規の製剤は好ましくは下記の成分の混合物からなる:
(i) 二官能性のモノマー性又はポリマー性のアクリレート又はメタクリレート;
(ii)三−又は多官能性のアクリレート又はメタクリレート;
(iii) 式
【化22】
Figure 0003581936
〔式中、Rは水素原子又はメチル基から選択された一員であり、
そしてRは式
(V): −C(=O)−O−R
(式中、Rはテトラヒドロフルフリル基、シクロヘキシル基、2−フェノキシエチル基、ベンジル基、イソボルニル基、グリシジル基、ジシクロペンチル基、モルホリノエチル基、ジメチルアミノエチル基及び直鎖の又は分枝した炭素原子数1ないし20のアルキル基からなる群から選択された基である。)の基を表し;
そして、Rが水素原子を表す場合は、Rは上述の基に加えて、ピロリドン−2−イル基、イミダゾニル基、カルバゾリル基、アントラセニル基、フェニル基,炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基、ナフセニル基、2−ノルボルニル基、ピリジル基、N−カプロラクタミル基、ホルムアミジニル基、アセトアミジニル基及びトルオリル基からなる群から選択された基も表し得る。〕。
【0023】
ステレオリソグラフィで使用するのに非常に適している混合物は、各々が上述の成分(i) 、(ii)及び(iii) の少なくとも一種類の代表例を含有しているそれらである。
【0024】
適当な成分(i) は、典型的には脂肪族又は脂環式ジオール、例えば下記のジオール類のジアクリレート又はジメタクリレートを包含する:1,3−ブチレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコール 400、ポリエチレングリコール 600、トリプロピレングリコール、エトキシル化又はプロポキシル化ネオペンチルグリコール、1,4−ジヒドロキシメチルシクロヘキサン、2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパン又はビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)メタン;これらジオールはアルコキシル化、好ましくはエトキシル化又はプロポキシル化、又はグリシジル化されていてもよい。これらのモノマー又はオリゴマーのジ(メタ)アクリレートの或るものは市販品であり、例えば、ザルトマー・カンパニィ(SARTOMER COMPANY)から、エトキシル化したビスフェノールAのジメタクリレートについてはSR−348の製品名で、そしてエトキシル化したビスフェノールAのジアクリレートについてはSR−349の製品名で、入手できる。それら化合物は好ましくは200ないし1000の範囲の分子量を持つ。
【0025】
上記混合物の成分(ii)として使用するのに適している化合物を下記する:1,1,1−トリメチロールプロパン=トリアクリレート又は−メタクリレート、エトキシル化1,1,1−トリメチロールプロパン=トリアクリレート又は−メタクリレート、ペンタエリスリット=テトラアクリレート、ペンタエリスリット=モノヒドロキシトリアクリレート又は−メタクリレート、ジペンタエリスリット=モノヒドロキシペンタアクリレート又は−メタクリレート。そのような化合物は既知であり、若干のものは市販品であって、例えばザルトマー・カンパニィ(SARTOMER COMPANY)から、SR−295、SR−350、SR−351、SR−367、SR−399、SR−444及びSR−454の製品名で購入できる。この型の化合物は、約200ないし500の範囲内の分子量を持っているのが好ましい。
【0026】
混合物は通常、成分(i) 約20ないし80、好ましくは30ないし80重量%、成分(ii)5ないし25重量%そして成分 (iii)1ないし25重量%からなっている。
【0027】
特に好ましい新規製剤は、成分(i) として少なくとも一種の式
【化23】
Figure 0003581936
(式中、pは、0又は1を表し;
tは、0又は1を表すか又は、pが0を表す場合は、1ないし3の整数を表し;
[Z]は、−O−、−S−、−SO−又は−C(R10)(R11)−を表し;
10とR11は、各々が互いに独立して、水素原子、−CF及びメチル基から選択された基を表し;
14は、pが0を表す場合は、水素原子又はメチル基を表し、そして、pが1を表す場合は、水素原子を表し;
は、pが0を表す場合は、水素原子を表しそしてpが1を表す場合は、ヒドロキシル基を表しそして、
は、水素原子又はメチル基を表す。)の化合物からなる場合;
特にそれらが成分(ii)として、式
(VII): R12−CH−C(CH−R13
〔式中、R12は、メチル基又は式
(VIII) :−O−CH−C(CHOH)[CH−O−C(=O)−C(R15)=CHを表し;
各々のR15は他と独立して水素原子又はメチル基を表し;そして
13は、式
(IX): −O−C(=O)−C(R15)=CH
の基を表す。〕のトリアクリレート又はトリメタクリレートを含有する製剤である。
【0028】
最後に特に優れた結果は、成分(i) は少なくとも2種の異なる式(VI)
〔式中、[Z]は両方の化合物において、−C(CH−基を表し、そしてpは二種の化合物の一つの式中で0を表しそして別の一つで1を表す。〕の化合物でありそして成分(iii) は1−ビニルピロリドン、フェノキシエチルアクリレート、フェノキシエチルメタクリレート又は少なくとも2種の上述の化合物の混合物のいずれかである製剤により得られる。
【0029】
これらの製剤は、成分(i) の50重量%以上が、式中、p=1である式(VI)の化合物からなる場合は何時も、特に好ましい。
【0030】
適当に照射された時は遊離ラジカルを生成する何れの型の光開始剤も、新規の製剤中で使用できる。典型的な既知の光開始剤を下記する:ベンゾイン類、例えばベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル及びベンゾインイソプロピルエーテルを包含するベンゾインエーテル類、ベンゾインフェニルエーテル及びベンゾインアセテート;アセトフェノン、2,2−ジメトキシアセトフェノン及び1,1−ジクロロアセトフェノンを包含するアセトフェノン類;ベンジル、ベンジルケタール例えばベンジルジメチルケタールとベンジルジエチルケタール;2−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、2−tert−ブチルアントラキノン、1−クロロアントラキノン及び2−アミルアントラキノンを包含するアントラキノン類;トリフェニルホスフィン;ベンゾイルホスフィンオキシド、例えば2,4,6−トリメチルベンゾイル=ジフェニルホスフィンオキシド(登録商標・ルジリン(Luzirin) 、TPO);ベンゾフェノン類例えばヘンゾフェノン及び4,4’−ビス(N,N’−ジメチルアミノ)ベンゾフェノン;キサントン及びチオキサントン:アクリジン誘導体:フェナジン誘導体;キノクサリン誘導体又は1−フェニル−1,2−プロパンジオン−2−O−ベンゾイルオキシム;1−アミノフェニルケトン又は1−ヒドロキシフェニルケトン例えば1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、フェニル1−ヒドロキシイソプロピルケトン及び4−イソプロピルフェニル−1−(ヒドロキシイソプロピル)ケトン、これらの全ては既知の化合物である。
【0031】
光源としてのHe/Cdレーザーと連結して通常使用される特に適した光開始剤は、アセトフェノン類であって、2,2−ジアルコキシベンゾフェノン類と1−ヒドロキシフェニルケトン類、典型的には1−ヒドロキシシクロヘキシル=フェニルケトン又は2−ヒドロキシイソプロピルフェニルケトン(=2−ヒドロキシ−2,2−ジメチルアセトフェノン)を包含する。
【0032】
別群のアルゴンイオンレーザーで照射される時に普通使用される光開始剤は、ベンジルケタール、典型的にはベンジルジメチルケタールである。光開始剤としてα−ヒドロキシフェニルケトン、ベンジルジメチルケタール又は2,4,6−トリメチルベンゾイル=ジフェニルホスフィンオキシドを使用するのが特に好ましい。
【0033】
別の適当な光開始剤は、化学線を吸光しそしてアクリレートの重合を開始する遊離ラジカルを発生できるイオン型染料−対イオン化合物を包含する。イオン型染料−対イオン化合物を含有する本発明の製剤は、400−700nmの調節できる波長範囲内の可視光線を使用するこの方法でもって更にいろいろに変えて硬化できる。イオン型染料−対イオン化合物とそれらの作用機構は、特に、欧州特許公開公報(EP−A−)第0223587号と米国特許第4751102号;第4772530号及び第4772541号に開示されている。適当なイオン型染料−対イオン化合物の典型例は、アニオン染料−ヨードニウムイオン錯体、アニオン染料−ピリリウムイオン錯体そして、特に式
【化24】
Figure 0003581936
(式中、Xはカチオン染料を表しそしてR’、R’’、R’’’ 及びR’’’’は各々互いに独立してアルキル基、アリール基、アルカリール(alkaryl) 基、アリル基、アラルキル(aralkyl) 基、アルケニル基又はアルキニル基、又は脂環基又は飽和又は不飽和の複素環基を表す。)のカチオン染料−ボレート(borate)アニオン化合物を表す。
【0034】
有効量、即ち製剤の全重量を基準にして約0.1ないし10重量%の量で光開始剤を添加するのが普通の実施法である。レーザー光線が通常使用されるステレオリソグラフィ技術のために新規の製剤を使用する場合は、普通のレーザー速度で硬化深度が約0.1ないし2.5nmになるように光開始剤の型と濃度により混合物の吸光容量を調節するのが重要である。
【0035】
新規の製剤は、異なる波長の発光線の照射に対して異なる感度を持つ他の光開始剤を含有してもよい。そのような光開始剤を包含すると、異なる波長の発光線を照射する紫外線/可視線(UV/VIS)光源の利用率を高める。これらの他の光開始剤を選択しそして同一の吸光度が使用される発光線に関して達成されるような濃度で使用すると有利である。
【0036】
所望ならば、常用の添加剤を添加してもよく、それらは典型的には紫外線安定剤のような安定剤、重合阻止剤、スリップ剤、湿潤剤、流れ調節剤、増感剤、抗沈澱剤、界面活性剤、染料、顔料又は充填剤である。
【0037】
新規の製剤は、20ないし30℃の温度で、200ないし5000mPa・s、最も好ましくは500ないし3500mPa・sの範囲内の粘度をもっているべきであるのが好ましい。
【0038】
新規の製剤は、既知の方法で製造でき、個々の成分を前混合し次いでそれら前混合物を混和することによるか、又は全ての成分を攪拌容器のような常用の装置で、遮光して室温又はそれより僅かに高い温度で混和することによる。
【0039】
新規の感光性製剤は、化学線で典型的には電子線、X線、紫外線又は可視光線で、換言すれば280ないし650nmの波長範囲内での照射により重合され得る。特に適当な光源は、HeCd、アルゴン又は窒素レーザー光線並びに多重振動数の金属蒸気又はNdYAGレーザーである。当業者は、各々の選択された光源のための適当な光開始剤は選択されるべきでありそして、所望ならば、増感されるべきであることは知っているであろう。重合した製剤中への照射透過深度と加工速度は、吸光度係数と光開始剤の濃度に直接関係することは知られている。ステレオリソグラフィでは、最大数の遊離ラジカルを生成しそして重合される製剤中への照射浸透度を可能にする光開始剤を使用することが好ましい。
【0040】
本発明は、化学線で上述したように製剤を処理することからなる、硬化製品の製造方法にも関する。
【0041】
従って、本発明は、ステレオリソグラフィー技術により新規液状製剤から三次元の物体を製造する方法であって;
照射領域内で層が所望の層厚で固化するように、UV/VIS(紫外線/可視光線)光源からの化学線で、新規液状製剤の層を、全表面にわたり又は予定の模様内で照射し、次いで新規製剤の新しい層を固化した層上に形成し、その層を同様にして全表面にわたり又は予定の模様内で照射し、そしてそのようにして、三次元の物体が、繰り返した塗布と照射により互いに接着している多数の固化層から形成されるようにすることからなる方法に関する。
【0042】
この方法では、好ましい光源は、本発明の特に好ましい実施態様では、コンピュータ制御されたレーザー光線である。
【0043】
新規製剤を塗料製剤として使用する場合は、透明で堅固な塗膜が、木材、紙、金属、セラミック又は他種の表面上にできる。塗膜の厚みは広範囲で変化でき、約1μmないし約1mmdである。印刷回路板又は印刷版のためのレリーフ画像は、新規の製剤から製造でき、適当な波長のコンピュータ制御レーザー光線により又はフォトマスクと適当な光源を使用することによると、都合がよい。
【0044】
光重合した層、特に互いに接着している多数の固化層から形成された三次元の物品の形での層の製造のために本発明の新規の製剤を使用することは好ましい。
【0045】
【実施例】
本発明を下記の実施例により更に詳細に説明する。しかし、これら実施例は本発明を限定することを意図するものではない。
実施例1:ポリエチレングリコールモノメチルエーテルと式
【化25】
Figure 0003581936
(式中、bは10を表し、そしてこのポリシロキサンは0.18当量/100gのエポキシ価を持つ。)のポリシロキサンの、ポリオキシアルキレン−ポリジメチルシロキサン・ブロックコポリマーの製造
【0046】
ジオキサン20ml中のBF・EtO 1.8gの溶液を、100℃で、上記式(化25)のポリシロキサン(Wacker−Chemie GmbH,Munich 供給)0.1モル(110g)とポリエチレングリコールモノメチルエーテル(Mw=550)0.2モル(110g)の溶液に滴下する。添加が終了した時、攪拌を、エポキシ基が最早検出されなくなるまで(16時間)130℃で継続する。透明で、黄色がかった溶液を高真空下(1.3・10−4バール;60℃;2時間)で乾燥する。
収量:放置すると結晶化する黄色がかった油200g。
【0047】
実施例2:ポリエチレングリコールモノメチルエーテルと式
【化26】
Figure 0003581936
(式中、bは25を表し、そしてこのポリシロキサンは10ミリ当量/1gの酸無水物価を持つ。)のポリシロキサンの、ポリオキシアルキレン−ポリジメチルシロキサン・ブロックコポリマーの製造
【0048】
キシレン500ml中の、上記式(化26)のポリシロキサン(Wacker−Chemie GmbH,Munich 供給)0.06モル(120g)とポリエチレングリコールモノメチルエーテル(Mw=550)0.24モル(132g)とp−トルエンスルホン酸1.2gの溶液を還流下水分離器上、期待理論量の水が分離する迄(約30時間)加熱する。ロータリエバポレータ上でキシレンを留去し、得られた黄色がかった油を高真空下(1.3・10−4バール;60℃;2h)で乾燥する。
収量:放置すると部分的に結晶化する黄色がかった油225g。
【0049】
実施例3: トルイレン−2,4−ジイソシアナート、ポリエチレングリコールモノメチルエーテルと式
【化27】
Figure 0003581936
(式中、bは10を表し、そしてこのポリシロキサンは110mgKOH/gのヒドロキシル数を持つ。)のポリシロキサンのブロックコポリマーの製造
【0050】
上記式(化27)のポリシロキサン(登録商標・IM11 Wacker−Chemie GmbH,Munich)0.075モル(76.5g)を、トルイレン−2,4−ジイソシアナート0.15モル(22ml)と塩化ベンゾイル3滴の混合物に、60℃でそして窒素下1.5時間にわたり、滴下して添加する。反応溶液を更に4時間にわたり60℃で攪拌しそしてイソシアナート基の含量を滴定により1.53モル/kg(理論量:1.46モル/kg)であると測定した。その後、反応溶液を45℃に冷却し、2−エチルヘキサン酸錫 0.13gを添加する。大気雰囲気下、ポリエチレングリコールモノメチルエーテル(Mw=750)0.16モル(118.9g)をゆっくりと滴下して添加し、そして混合物を45℃で、イソシアナート基が最早検出されなくなる(32時間)まで攪拌する。
収量:放置するとゆっくりと結晶化するオレンジ色油221g。GPC:M=2450、M/M=2.33;(THF中標準としてポリスチレンを使用)。
【0051】
実施例4: トルイレン−2,4−ジイソシアナート、ポリエチレングリコールモノメチルエーテルと式
【化28】
Figure 0003581936
(式中、bは15を表し、そしてこのポリシロキサンは62mgKOH/gのヒドロキシル数を持つ。登録商標・IM22,Wacker−Chemie GmbH,Munich 供給)のポリシロキサンのブロックコポリマーの製造
【0052】
実施例3の一般的手順を実施するが、上記式(化28)のポリシロキサン0.025モル(40.06g)、トルイレン−2,4−ジイソシアナート0.05モル(7.4モル)及びポリエチレングリコールモノメチルエーテル(Mw=2000)0.05モル(97.64g)を使用して、黄橙色の結晶物質の形で146gの生成物を得る。
【0053】
実施例5:
下記の組成:
【表1】
Figure 0003581936
を持つ感照射性液状混合物 90gを、市販のポリオキシアルキレン−ポリシロキサン・ブロックコポリマー(登録商標IM22;Wacker−Chemie GmbH,Munich 販売の市販品)10gと混合しそしてその混合物に充分量の1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルメタノン(登録商標Irgacure 184) (この光開始剤の全混合物中の濃度は4重量%である。)を再び添加する。ブロックコポリマーを含有する製剤の粘度は30℃で1500mPa・sの粘度を持つ。
【0054】
物品を、40mJ/cmの照射強度でHe/Cdレーザーを製剤に照射することにより製造する。
【0055】
レーザー照射により硬化された物品(生強度)と後硬化の物品の機械特性は、登録商標Lloyd500の引張試験機(Lloyd供給)を使用して測定される。物品は典型的には50mm長さでありそして1.2×0.3mmの断面を持つ。
【0056】
レーザー硬化により得られた物品(生モデル)は下記の特性値を持つ:
曲げ弾性率(DIN 53 371)=15N/mm
【0057】
完全に硬化するために、生モデルを後硬化装置(PCA,3D Systems, Inc.) 中で最大の照射強度で30分間にわたり照射する。かくして得られた物品は下記の特性値を持つ:
曲げ弾性率=2418N/mm
破断点伸び(DIN53 455)=3%
【0058】
実施例6:衝撃強度を測定するために、4mmの間隔をおいた2枚のガラス板の間に製剤を注型しそして後硬化炉(PCA,3D Systems, Inc.供給) 中で最大の照射強度で30分間にわたり照射する。測定値50×10×4mmの物品が製造される。
衝撃強さ(DIN52 453)=8.0kJ/m
物品のガラス転移温度(TMA;10℃/分;0.5N;Mettler TA 4000を使用)は92℃である。
【0059】
ポリオキシアルキレン−ポリシロキサン・ブロックコポリマーを添加しない上述の感照射性製剤を同条件下で使用して、下記の特性値を得る:
【表2】
Figure 0003581936
【0060】
実施例7:実施例5の感照射性液状混合物90gを、実施例1のポリオキシアルキレン−ポリシロキサン・ブロックコポリマー10gと混合しその混合物に充分量の1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルメタノン(登録商標Irgacure 184) (この光開始剤の全混合物中の濃度は4重量%である。)を再び添加する(製剤6A)。上述の感照射性液状混合物70gと実施例1のブロックコポリマー30gからなる製剤(製剤6B)を同様の方法で調製する。
【0061】
特性値を下記する:
【表3】
Figure 0003581936
【0062】
実施例7:実施例5の感照射性液状混合物90gを、実施例3のポリオキシアルキレン−ポリシロキサン・ブロックコポリマー10gと混合しその混合物に充分量の1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルメタノン(登録商標Irgacure 184) (この光開始剤の全混合物中の濃度は4重量%である。)を再び添加する(製剤7A)。上述の感照射性液状混合物70gと実施例3のブロックコポリマー30gからなる製剤(製剤7B)を同様の方法で調製する。
【0063】
特性値を下記する:
【表4】
Figure 0003581936
【0064】
実施例8:実施例5の感照射性液状混合物90gを、実施例4のポリオキシアルキレン−ポリシロキサン・ブロックコポリマー10gと混合しその混合物に充分量の1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルメタノン(登録商標Irgacure 184) (この光開始剤の全混合物中の濃度は4重量%である。)を再び添加する(製剤8A)。上述の感照射性液状混合物70gと実施例4のブロックコポリマー30gからなる製剤(製剤8B)を同様の方法で調製する。
【0065】
特性値を下記する:
【表5】
Figure 0003581936

Claims (9)

  1. ラジカル重合性基を含有する少なくとも一種の化合物、及び上記化合物の重合に適した少なくとも一種の光開始剤からなる、特にステレオリソグラフィ(stereolithography)で使用するための放射線−硬化性の液状製剤であって;
    化学式
    Figure 0003581936
    〔式中、個々の記号は下記の意味を持つ:
    1は、水素原子と炭素原子数1ないし8のアルキル基から選択された一員を表し;
    cは、ポリオキシアルキレン基(CC2CO)d中のアルキレン単位の炭素原子平均数に該当する1ないし8からの数を表し;
    dは、1ないし100の整数を表し;
    gは、1ないし4の整数を表し;
    [T]は、式T1ないしT12の基:
    Figure 0003581936
    から選択された基を表し;[PS]は、式
    Figure 0003581936
    のポリシロキサン基を表し;
    2は、メチル基又はフェニル基から選択された基を表し;
    bは、1ないし100の整数を表し;
    [Alk]は、炭素原子数3ないし10のアルキレン基を表し;
    [Alk1]は、炭素原子数1ないし20のアルキレン基を表し;
    mは、ポリオキシアルキレン基(Cm2mO)n中のアルキレン単位の炭素原子平均数に該当する1ないし8の数からの数を表し;
    nは、1ないし50の整数を表し;
    [G]は、式
    Figure 0003581936
    の基を表し;
    Xは、酸素原子又はイオウ原子から選択された原子を表し;
    [D]は、少なくとも2個の炭素原子を含有する2価の有機基を表し;
    eは、1ないし100の整数を表し;
    fは、1ないし50の整数を表す。〕
    のコポリマーから選択されたポリオキシアルキレン−ポリシロキサン・ブロックコポリマーを、製剤全量に対し5ないし50重量%となる量で更に含有する液状製剤。
  2. [D]が、炭素原子数2ないし8のアルキレン基及び30個よりは多くない、好ましくは20個より多くない炭素原子を含む2価の基から選択されており、後者の基が、未置換の、又は1個又はより多い直鎖の又は分枝した炭素原子数1ないし4のアルキル基を持つ6員環の少なくとも1個を含有する請求項1記載の製剤。
  3. 1は、水素原子と炭素原子数1ないし4のアルキル基から選択された一員を表し;
    2はメチル基を表し;
    [Alk]は、−(CH23−基を表し;
    [Alk1]は、2ないし10個、好ましくは2ないし4個の炭素原子を含むアルキレン基を表し;
    Xは、酸素原子を表し;[D]は、下記の式:
    Figure 0003581936
    の基から選択された2価の有機基を表し;cは、2ないし4の数を表し;dは、5ないし50の整数を表し;bは、10ないし50の整数を表し;mは、2ないし4の整数を表し;nは、5ないし20の整数を表し;eは、1ないし50の整数を表し;fは、1ないし25の整数を表す請求項2記載の製剤。
  4. 1はメチル基を表し;
    [Alk]と[Alk1]は、各々−(CH23−基を表し;
    cは、2を表し;
    dは、上記製剤が式(I)又は(II)のブロックコポリマーを含有する場合は7ないし25の整数を表しそして、上記製剤が式(III)のブロックコポリマーを含有する場合は2ないし20の整数を表し;
    gは1を表し;
    mは、2を表し;
    そしてnは、7ないし20の整数を表す請求項3記載の製剤。
  5. ラジカル重合性基を持つ化合物が下記の成分:
    (i)二官能性のモノマー性又はポリマー性のアクリレート又はメタクリレート;
    (ii)三−又は多官能性のアクリレート又はメタクリレート;
    (iii) 式
    Figure 0003581936
    〔式中、R5は水素原子又はメチル基から選択された一員であり、
    そしてR6は式(V): −C(=O)−O−R7
    (式中、R7はテトラヒドロフルフリル基、シクロヘキシル基、2−フェノキシエチル基、ベンジル基、イソボルニル基、グリシジル基、ジシクロペンチル基、モルホリノエチル基、ジメチルアミノエチル基及び直鎖の又は分枝した炭素原子数1ないし20のアルキル基からなる群から選択された基である。)の基を表し;
    そして、R5が水素原子を表す場合は、R6は上述の基に加えて、ピロリドン−2−イル基、イミダゾニル基、カルバゾリル基、アントラセニル基、フェニル基,炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基、ナフセニル基、2−ノルボルニル基、ピリジル基、N−カプロラクタミル基、ホルムアミジニル基、アセトアミジニル基及びトルオリル基からなる群から選択された基も表し得る。〕
    からなる混合物である請求項1記載の製剤。
  6. 成分(i)として、少なくとも一種の式
    Figure 0003581936
    (式中、pは、0又は1を表し;
    tは、0又は1を表すか又は、pが0を表す場合は、1ないし3の整数を表し;
    [Z]は、−O−、−S−、−SO2−又は−C(R10)(R11)−を表し;
    10とR11は、各々が互いに独立して、水素原子、−CF3及びメチル基から選択された基を表し;
    14は、pが0を表す場合は、水素原子又はメチル基を表し、そして、pが1を表す場合は、水素原子を表し;
    8は、pが0を表す場合は、水素原子を表しそしてpが1を表す場合は、ヒドロキシル基を表しそして、
    9は、水素原子又はメチル基を表す。)の化合物;
    成分(ii)として、式
    (VII): R12−CH2−C(CH2−R133
    〔式中、R12は、メチル基又は式
    (VIII):−O−CH2−C(CH2OH)[CH2−O−C(=O)−C(R15
    =CH22を表し;
    各々のR15は他と独立して水素原子又はメチル基を表し;そして
    13は、式
    (IX): −O−C(=O)−C(R15)=CH2
    の基を表す。〕
    アクリレート又はメタクリレートを含む請求項5記載の製剤。
  7. 成分(i)として少なくとも2種の式(VI)〔式中、[Z]は両方の化合物において、−C(CH32−基を表し、そしてpは二種の化合物の一つの式中で0を表しそして別の一つで1を表す。〕の化合物を含みそして成分(iii)は1−ビニルピロリドン、フェノキシエチルアクリレート、フェノキシエチルメタクリレート及び少なくとも2種の上述の化合物の混合物から選択されている請求項6記載の製剤。
  8. 請求項1で請求された製剤を化学線で処理することからなる、硬化製品の製造方法。
  9. ステレオリソグラフィーにより請求項1で請求された製剤から三次元の物体を製造する方法であって;照射領域内で層が所望の層厚で固化するように、UV/VIS(紫外線/可視光線)光源からの化学線で、上記製剤の層を、全表面にわたり又は予定の模様内で照射し、次いで上記製剤の新しい層を固化した層上に形成し、その層を同様にして全表面にわたり又は予定の模様内で照射し、そしてそのようにして、三次元の物体が、
    繰り返した塗布と照射により互いに接着している多数の固化層から形成されるようにすることからなる方法。
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