JPH01301708A - 光硬化性オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents
光硬化性オルガノポリシロキサン組成物Info
- Publication number
- JPH01301708A JPH01301708A JP63132354A JP13235488A JPH01301708A JP H01301708 A JPH01301708 A JP H01301708A JP 63132354 A JP63132354 A JP 63132354A JP 13235488 A JP13235488 A JP 13235488A JP H01301708 A JPH01301708 A JP H01301708A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- organopolysiloxane
- formula
- parts
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/04—Polysiloxanes
- C08L83/06—Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/14—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers in which at least two but not all the silicon atoms are connected by linkages other than oxygen atoms
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/0073—Masks not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46, e.g. for photomechanical production of patterned surfaces
- H05K3/0076—Masks not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46, e.g. for photomechanical production of patterned surfaces characterised by the composition of the mask
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は光硬化性オルガノポリシロキサン組成物、特に
は紫外線照射によって硬化して耐熱剥離性のすぐれた実
用可能なゴム弾性体となることから、プリント基板のマ
スキング材などのような精密部品の仮止め用接着剤など
として有用とされる光硬化性オルガノポリシロキサン組
成物に関するものである。
は紫外線照射によって硬化して耐熱剥離性のすぐれた実
用可能なゴム弾性体となることから、プリント基板のマ
スキング材などのような精密部品の仮止め用接着剤など
として有用とされる光硬化性オルガノポリシロキサン組
成物に関するものである。
(従来の技術)
オルガノポリシロキサンが有機過酸化物の存在下で加熱
によって耐熱性、耐寒性、耐候性、電気特性のすぐれた
シリコーンコム弾性体となることはよく知られていると
ころがあるが、このオルガノシロキサンについては光開
始剤の存在下に光照射によって硬化するものも知られて
いる。
によって耐熱性、耐寒性、耐候性、電気特性のすぐれた
シリコーンコム弾性体となることはよく知られていると
ころがあるが、このオルガノシロキサンについては光開
始剤の存在下に光照射によって硬化するものも知られて
いる。
しかして、この光硬化性のオルガノポリシロキサン組成
物については、例えばビニル基含有ポリシロキサンとメ
ルカプト基含有ポリシロキサンとを光ラジカル付加反応
によって硬化させてなるものが知られている(特公昭5
2−40334号公報、特開昭60−j−04,158
号公報参照)が、これにはメルカプト基の臭気と金属の
腐食性に問題があるためにその用途が限定されるという
不利がある。また、光を照射することによって硬化する
組成物についてはアクリル基含有ポリシロキサンと増感
剤とからなる組成物が提案されている(特公昭53−3
651.5号公報、特開昭60−215009号公報参
照)が、ゴム状弾性体を得るためには高分子量の線状ポ
リマーを用いる必要があるために末端に位置するアクリ
ル基量が相対的に非常に少なくなって硬化性のわるいも
のとなるし、空気と接している表面部分か酸素による硬
化阻害によって殆ど硬化しないという欠点があるために
比較的アクリル基量の多いレシン状のものしか実用化さ
れておらず、満足すべきゴム状弾性体は得られていない
。
物については、例えばビニル基含有ポリシロキサンとメ
ルカプト基含有ポリシロキサンとを光ラジカル付加反応
によって硬化させてなるものが知られている(特公昭5
2−40334号公報、特開昭60−j−04,158
号公報参照)が、これにはメルカプト基の臭気と金属の
腐食性に問題があるためにその用途が限定されるという
不利がある。また、光を照射することによって硬化する
組成物についてはアクリル基含有ポリシロキサンと増感
剤とからなる組成物が提案されている(特公昭53−3
651.5号公報、特開昭60−215009号公報参
照)が、ゴム状弾性体を得るためには高分子量の線状ポ
リマーを用いる必要があるために末端に位置するアクリ
ル基量が相対的に非常に少なくなって硬化性のわるいも
のとなるし、空気と接している表面部分か酸素による硬
化阻害によって殆ど硬化しないという欠点があるために
比較的アクリル基量の多いレシン状のものしか実用化さ
れておらず、満足すべきゴム状弾性体は得られていない
。
そのため、本発明者らはさきにアクリルオキシアルキル
シラノールという新規な化合物を用いて、線状ポリマー
の末端に複数のアクリル基を導入したポリシロキサンと
増感剤とからなる組成物を提案した(特願昭62−15
4.1−4号明細書参照)したが、このものは実用可能
なシリコーンゴム弾性体を与えるものの、これは各種材
料に対して耐熱剥離性がすぐれていないという欠点があ
る。
シラノールという新規な化合物を用いて、線状ポリマー
の末端に複数のアクリル基を導入したポリシロキサンと
増感剤とからなる組成物を提案した(特願昭62−15
4.1−4号明細書参照)したが、このものは実用可能
なシリコーンゴム弾性体を与えるものの、これは各種材
料に対して耐熱剥離性がすぐれていないという欠点があ
る。
(発明の構成)
本発明はこのような不利を解決した光硬化性オルガノポ
リシロキサン組成物に関するものであり、これは1)−
数式 (こSにR1は水素原子またはメチル基、R2、R3、
R4は同一または異種の非置換または置換−価炭化水素
基、Xは酸素原子またはエチレン基、a、bは1.2ま
たは3)で示される基を1分子中に少なくとも1個有す
るオルガノポリシロキサン100重量部、2)−・数式 (こ\にRは水素原子または非置換または置換−価炭化
水素基、mは0≦n≦50、nは1≦n≦50、Cは1
≦C≦100.dはO≦d≦100)で示されるポリエ
ーテル変性オルガノポリシロキサンサ、 1〜20重量
部、3)光開始剤0.01〜10重量部からなることを
特徴とするものである。
リシロキサン組成物に関するものであり、これは1)−
数式 (こSにR1は水素原子またはメチル基、R2、R3、
R4は同一または異種の非置換または置換−価炭化水素
基、Xは酸素原子またはエチレン基、a、bは1.2ま
たは3)で示される基を1分子中に少なくとも1個有す
るオルガノポリシロキサン100重量部、2)−・数式 (こ\にRは水素原子または非置換または置換−価炭化
水素基、mは0≦n≦50、nは1≦n≦50、Cは1
≦C≦100.dはO≦d≦100)で示されるポリエ
ーテル変性オルガノポリシロキサンサ、 1〜20重量
部、3)光開始剤0.01〜10重量部からなることを
特徴とするものである。
すなわち、本発明者らは特に耐熱剥離性のすぐれた光硬
化性オルカッポリシロキサン組成物を開発すへく種々検
討した結果、上記した第1成分としての式(1)で示さ
れるアクリルオキシオルガノシリル基を含有するオルガ
ノポリシロキサンと一4= 第3成分としての光開始剤とからなる組成物に」二記し
た式(2)で示される第2成分としてのポリエーテル変
性オルカッポリシロキサンを添加すると、この組成物は
紫外線照射によって実用可能なコム弾性体を与えるし、
このゴム弾性体が予想外にすくれだ耐熱剥離性を示すと
いうことを見出し、こ\に使用する各成分の種類、配合
量についての研究を進めて本発明を完成させた。
化性オルカッポリシロキサン組成物を開発すへく種々検
討した結果、上記した第1成分としての式(1)で示さ
れるアクリルオキシオルガノシリル基を含有するオルガ
ノポリシロキサンと一4= 第3成分としての光開始剤とからなる組成物に」二記し
た式(2)で示される第2成分としてのポリエーテル変
性オルカッポリシロキサンを添加すると、この組成物は
紫外線照射によって実用可能なコム弾性体を与えるし、
このゴム弾性体が予想外にすくれだ耐熱剥離性を示すと
いうことを見出し、こ\に使用する各成分の種類、配合
量についての研究を進めて本発明を完成させた。
本発明の組成物を構成する第1成分としてのオルガノポ
リシロキサンは一般式 で示され、R1は水素原子またはメチル基、R2、R3
、R4はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基な
どのアルキル基、シクロヘキシル基なとのシクロアルキ
ル基、ビニル基、アリル基などのシクロアルキル基、ビ
ニル基、アリル基なとのアルケニル基、フェニル基、1
〜リル基などのアリール基、またはこれらの基の炭素原
子に結合した水素原子の一部または全部をハロゲン原子
、シアノ基などで置換したクロロメチル基、1〜リフル
オロプロピル基、シアノエチル基などから選択される同
一または異種の非置換または置換−価炭化水素基、Xは
酸素原子またはエチレン基、a、bは1.2または3と
されるアクリルオキシ基を1分子中に少なくとも1個含
有するものとされる。
リシロキサンは一般式 で示され、R1は水素原子またはメチル基、R2、R3
、R4はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基な
どのアルキル基、シクロヘキシル基なとのシクロアルキ
ル基、ビニル基、アリル基などのシクロアルキル基、ビ
ニル基、アリル基なとのアルケニル基、フェニル基、1
〜リル基などのアリール基、またはこれらの基の炭素原
子に結合した水素原子の一部または全部をハロゲン原子
、シアノ基などで置換したクロロメチル基、1〜リフル
オロプロピル基、シアノエチル基などから選択される同
一または異種の非置換または置換−価炭化水素基、Xは
酸素原子またはエチレン基、a、bは1.2または3と
されるアクリルオキシ基を1分子中に少なくとも1個含
有するものとされる。
このオルガノポリシロキサンとしては次式〔式中、n、
mは1以上の整数〕で示されるものが例示される。
mは1以上の整数〕で示されるものが例示される。
つぎに本発明の組成物を構成する第2成分としてのポリ
エーテル変性オルガノポリシロキサンは上記した第1成
分としてのオルガノポリシロキサンの硬化で得られるシ
リコーンゴムにその硬化直後から耐熱剥離性を発現させ
るために添加されるものであるが、これは−数式 で示され、Rは水素原子または非置換または置換−価炭
化水素基、mはO≦m≦50、nは]≦n≦50、Cは
1≦C≦100、dはO≦d≦10〇であるものとされ
、このポリエーテル変性オルガノポリシロキとしては下
記のものが例示される。
エーテル変性オルガノポリシロキサンは上記した第1成
分としてのオルガノポリシロキサンの硬化で得られるシ
リコーンゴムにその硬化直後から耐熱剥離性を発現させ
るために添加されるものであるが、これは−数式 で示され、Rは水素原子または非置換または置換−価炭
化水素基、mはO≦m≦50、nは]≦n≦50、Cは
1≦C≦100、dはO≦d≦10〇であるものとされ
、このポリエーテル変性オルガノポリシロキとしては下
記のものが例示される。
なお、この第2成分としてのポリエーテル変性オルカッ
ポリシロキサンの配合量は」1記した第1成分としての
オルガノポリシロキサン 100重量部に対して0.1
重量部より少ないと得られるシリコーンゴムの耐熱剥離
性がわるくなり、20重量部より多くするとこの組成物
の硬化に悪影響が与えられるようになるので0.1〜2
0重量部の範囲とすることが必要とされるが、この好ま
しい範囲は]、0〜10重量部とされる。
ポリシロキサンの配合量は」1記した第1成分としての
オルガノポリシロキサン 100重量部に対して0.1
重量部より少ないと得られるシリコーンゴムの耐熱剥離
性がわるくなり、20重量部より多くするとこの組成物
の硬化に悪影響が与えられるようになるので0.1〜2
0重量部の範囲とすることが必要とされるが、この好ま
しい範囲は]、0〜10重量部とされる。
また、この組成物を構成する第3成分としての光開始剤
は上記した第」成分としてのオルカッポリシロキサン中
のアクリル基の光重合を促進させるためのものであるが
、これは当業界で良く知られているものでよく、これに
はアセトフェノン、プロピオフェノン、ベンゾフェノン
、キサンl−−ル、フルオレイン、ヘンスアルデヒド、
アンスラキノン、1ヘリフエニルアミン、カルバゾール
、3−メチルアセトフェノン、4−メチルアセフェノン
、3−ペンチルアセI〜フェノン、4−メトキシアセト
フェノン、3−ブロモアセトフェノン、4−アリルアセ
トフェノン、p−ジアセチルベンゼン、3−メ1〜キシ
ベンゾフェノン、4−メチルベンゾフェノン、4−タロ
ロペンンフェノン、4゜4′−ジメトキシベンゾフェノ
ン、4−クロロ−4′−ベンシルベンゾフェノン、3−
クロロキサントーン、3,9−ジクロロキサントーン、
3−クロロ−8−ノニルキサン1〜−ン、ベンゾイン、
ヘンツインメチルエーテル、ヘンツインメチルエーテル
、ビス(4−ジメチルアミノフェニル)ケトン、ベンジ
ルメ1〜キシケタール、2−タロロチオキサン1〜−ン
、ジエチルアセhフェノン、1−ヒドロキシシクロへキ
シルフェニルケトン、2−メチル〔4−(メチルチオ)
フェニル〕 2−モルフォリノ−1−プロパノン、2.
2−ジメトキシ−2−フェニルアセ1〜フエノンなどが
例示される。
は上記した第」成分としてのオルカッポリシロキサン中
のアクリル基の光重合を促進させるためのものであるが
、これは当業界で良く知られているものでよく、これに
はアセトフェノン、プロピオフェノン、ベンゾフェノン
、キサンl−−ル、フルオレイン、ヘンスアルデヒド、
アンスラキノン、1ヘリフエニルアミン、カルバゾール
、3−メチルアセトフェノン、4−メチルアセフェノン
、3−ペンチルアセI〜フェノン、4−メトキシアセト
フェノン、3−ブロモアセトフェノン、4−アリルアセ
トフェノン、p−ジアセチルベンゼン、3−メ1〜キシ
ベンゾフェノン、4−メチルベンゾフェノン、4−タロ
ロペンンフェノン、4゜4′−ジメトキシベンゾフェノ
ン、4−クロロ−4′−ベンシルベンゾフェノン、3−
クロロキサントーン、3,9−ジクロロキサントーン、
3−クロロ−8−ノニルキサン1〜−ン、ベンゾイン、
ヘンツインメチルエーテル、ヘンツインメチルエーテル
、ビス(4−ジメチルアミノフェニル)ケトン、ベンジ
ルメ1〜キシケタール、2−タロロチオキサン1〜−ン
、ジエチルアセhフェノン、1−ヒドロキシシクロへキ
シルフェニルケトン、2−メチル〔4−(メチルチオ)
フェニル〕 2−モルフォリノ−1−プロパノン、2.
2−ジメトキシ−2−フェニルアセ1〜フエノンなどが
例示される。
なお、この配合量は」1記した第]成分としてのオルガ
ノポリシロキサン 100重量部に対して0゜01重量
部以下ではその添加効果かなく、10重量部以上とする
とこれから得られるシリコーンゴムが強度の低いものと
なって硬化物の物理特性がわるくなるので、0.01〜
10重星部の範囲とする必要がある。
ノポリシロキサン 100重量部に対して0゜01重量
部以下ではその添加効果かなく、10重量部以上とする
とこれから得られるシリコーンゴムが強度の低いものと
なって硬化物の物理特性がわるくなるので、0.01〜
10重星部の範囲とする必要がある。
本発明の組成物は上記した第1〜第3成分の所定量を均
一混合することによって得ることができるが、これには
この組成物から得られるシリコーンゴムの機械的性質を
改善するll的で必要に応じて光硬化を阻害しないフユ
ームトシリカ系の充填剤を添加してもよいし、さらには
その特性を調節する目的でチクソトロピー付与剤、耐熱
性向上剤、着色剤などを添加してもよい。
一混合することによって得ることができるが、これには
この組成物から得られるシリコーンゴムの機械的性質を
改善するll的で必要に応じて光硬化を阻害しないフユ
ームトシリカ系の充填剤を添加してもよいし、さらには
その特性を調節する目的でチクソトロピー付与剤、耐熱
性向上剤、着色剤などを添加してもよい。
このようにして得られた本発明の組成物はこの第1成分
としてのオルガノポリシロキサンが光重合のアクリルオ
キシオルガノシリル基を含有しているので紫外線照射を
すると1.〜20秒という短時間で容易に硬化してシリ
コーンゴムとなるが、このものは非腐食性で無臭である
し、第2成分の添加によって耐熱剥離性にすぐれている
のでプリント基板のマスキング材として特に有用とされ
る。
としてのオルガノポリシロキサンが光重合のアクリルオ
キシオルガノシリル基を含有しているので紫外線照射を
すると1.〜20秒という短時間で容易に硬化してシリ
コーンゴムとなるが、このものは非腐食性で無臭である
し、第2成分の添加によって耐熱剥離性にすぐれている
のでプリント基板のマスキング材として特に有用とされ
る。
つぎにこの第1成分としてのオルカッポリシロキサンの
合成例および本発明の実施例をあげるが、例中の部は重
量部を、また粘度、比重、屈折率は25°Cでの測定値
を示したものである。
合成例および本発明の実施例をあげるが、例中の部は重
量部を、また粘度、比重、屈折率は25°Cでの測定値
を示したものである。
合成例
温度計、冷却器、攪拌装置を取り付けた2Qのセパラブ
ルフラスコに式 で示される粘度600cSのα、ω−ジビニルジメチル
ポリシロキサン 1 、000 gを入れ、窒素ガス気
流下に120 ’Cて2時間加熱して脱水し、冷却後こ
こに塩化白金酸のイソプロピルアルコール溶液(白金量
2重量%)0.1−gとメチルジクロロシラン 12g
を加え、90℃で2時間反応させたのち、同し温度でこ
の液中に窒素ガスを流しアスピレータ−で減圧して未反
応のメチルジクロロシランを系外に除外した。
ルフラスコに式 で示される粘度600cSのα、ω−ジビニルジメチル
ポリシロキサン 1 、000 gを入れ、窒素ガス気
流下に120 ’Cて2時間加熱して脱水し、冷却後こ
こに塩化白金酸のイソプロピルアルコール溶液(白金量
2重量%)0.1−gとメチルジクロロシラン 12g
を加え、90℃で2時間反応させたのち、同し温度でこ
の液中に窒素ガスを流しアスピレータ−で減圧して未反
応のメチルジクロロシランを系外に除外した。
ついで、ここにトリエチルアミン 22gと2゜6−ジ
ーt−ブチル−4−メチルフェノール3gを加えてから
α−アクリルオキシメチルジメチルシラノール32gを
20分間で滴下し、60°Cで2時間反応させたのち、
I・ルエン 500gを加えて生成した塩を炉別し、ト
ルエンと過剰のj−リエチルアミンを減圧下で除去した
ところ、無色透明なオイル(以下ポリシロキサン■と略
記する)91.0gが得られ、このものはIR全分析N
MR分析の結果から次式 で示されるものであることが確認されたが、このポリマ
ーの物理特性は下記の通りであった。
ーt−ブチル−4−メチルフェノール3gを加えてから
α−アクリルオキシメチルジメチルシラノール32gを
20分間で滴下し、60°Cで2時間反応させたのち、
I・ルエン 500gを加えて生成した塩を炉別し、ト
ルエンと過剰のj−リエチルアミンを減圧下で除去した
ところ、無色透明なオイル(以下ポリシロキサン■と略
記する)91.0gが得られ、このものはIR全分析N
MR分析の結果から次式 で示されるものであることが確認されたが、このポリマ
ーの物理特性は下記の通りであった。
粘度 32P
比重 1.026
屈折率 1..4.510
実施例」、比較例1
前記した合成例で得たポリシロキサンIに、式で示され
るポリエーテル変性ポリシロキサン(以下変性ポリシロ
キサンIと略記する)と光開始剤としての1−ヒドロキ
シシクロへキシルフェニルケトンおよびヘキサメチルジ
シラザンで疎水化した比表面積が200 rrr /
gである補強用充填剤としての煙霧質シリカ(以下シリ
カ■と略記する)を第1表に示した量で添加し、均一に
混練してシロキサン組成物■を作ると共に、比較のため
に上記において、変性ポリシロキサン■を添加しないて
シロキサン組成物■を作った。
るポリエーテル変性ポリシロキサン(以下変性ポリシロ
キサンIと略記する)と光開始剤としての1−ヒドロキ
シシクロへキシルフェニルケトンおよびヘキサメチルジ
シラザンで疎水化した比表面積が200 rrr /
gである補強用充填剤としての煙霧質シリカ(以下シリ
カ■と略記する)を第1表に示した量で添加し、均一に
混練してシロキサン組成物■を作ると共に、比較のため
に上記において、変性ポリシロキサン■を添加しないて
シロキサン組成物■を作った。
ついでこのシロキサン組成物■、■かう]20X12Q
X2mmのシー1〜を成形し、これに紫外線照射装置A
、、5E−20[日本電池■製部品名〕を用いて紫外線
を1m/分のスピー1くて3回照射してこれを硬化させ
て得たゴム弾性体の物性をJIS−に−6301(加硫
ゴム物理試験方法)に準拠して測定すると共に、この組
成物I、IJをプリンI−基板上に0 、1 mmJg
、て硬化させたのち、260℃のハンダ浴に一定時間浸
して取り出した後プリント基板からの剥離性を測定した
ところ、第1表に示したとおりの結果か得らhだ。
X2mmのシー1〜を成形し、これに紫外線照射装置A
、、5E−20[日本電池■製部品名〕を用いて紫外線
を1m/分のスピー1くて3回照射してこれを硬化させ
て得たゴム弾性体の物性をJIS−に−6301(加硫
ゴム物理試験方法)に準拠して測定すると共に、この組
成物I、IJをプリンI−基板上に0 、1 mmJg
、て硬化させたのち、260℃のハンダ浴に一定時間浸
して取り出した後プリント基板からの剥離性を測定した
ところ、第1表に示したとおりの結果か得らhだ。
第 1 図
実施例2〜3、比較例2
前記したポリシロキサン1100部に実施例1で使用し
た変性ポリシロキサン■を第2表に示した量で添加し、
光開始剤としての1−ヒ1−ロキシシク口へキシルフェ
ニルケトン 3部とシリカ1 12.0部を添加し、均
一に混練してシロキサン組成物III、■を作ると共に
比較のために上記における変性ポリシロキサンIを添加
しないぽかは上記と同様に処理してシロキサン組成物■
を作り、このシロキサン組成物■〜■を実施例】と同様
に処理して、これから得ら九たゴム弾性体の物性および
ハンダ耐熱剥離性をしらへたところ第2表に併記したと
おりの結果が得られた。
た変性ポリシロキサン■を第2表に示した量で添加し、
光開始剤としての1−ヒ1−ロキシシク口へキシルフェ
ニルケトン 3部とシリカ1 12.0部を添加し、均
一に混練してシロキサン組成物III、■を作ると共に
比較のために上記における変性ポリシロキサンIを添加
しないぽかは上記と同様に処理してシロキサン組成物■
を作り、このシロキサン組成物■〜■を実施例】と同様
に処理して、これから得ら九たゴム弾性体の物性および
ハンダ耐熱剥離性をしらへたところ第2表に併記したと
おりの結果が得られた。
第 2 表
実施例4〜7、比較例3
前記したポリシロキサンr 1.oo部に、実施例1
〜3で使用した変性ポリシロキサンIまたは下記式で示
される変性ポリシロキサンI1.lrl、IV・・変性
ポリシロキサンII ・変性ポリシロキサンIII 変性ポリシロキサンIV を第3表に示した量で添加すると共に、光開始剤として
の]−ヒドロキシシクロへギシルフェニルケ1−ン3部
とシリカI 12.0部を添加し、均一に混練してシ
ロキサン組成物■〜■を作るとJ(に比較のため上記に
おける変性I〜■を添加しないほかは上記と同様に処理
してシロキサン組成物Xを作り、このシロキサン組成物
■〜Xを実施例]と同様に処理して、これから得られた
ゴム弾性体の物性およびハンダ耐熱剥離性をしらべたと
ころ第3表に併記したとおりの結果が得られた。
〜3で使用した変性ポリシロキサンIまたは下記式で示
される変性ポリシロキサンI1.lrl、IV・・変性
ポリシロキサンII ・変性ポリシロキサンIII 変性ポリシロキサンIV を第3表に示した量で添加すると共に、光開始剤として
の]−ヒドロキシシクロへギシルフェニルケ1−ン3部
とシリカI 12.0部を添加し、均一に混練してシ
ロキサン組成物■〜■を作るとJ(に比較のため上記に
おける変性I〜■を添加しないほかは上記と同様に処理
してシロキサン組成物Xを作り、このシロキサン組成物
■〜Xを実施例]と同様に処理して、これから得られた
ゴム弾性体の物性およびハンダ耐熱剥離性をしらべたと
ころ第3表に併記したとおりの結果が得られた。
=20−
第 3 表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (こゝにR^1は水素原子またはメチル基、R^2、R
^3、R^4は同一または異種の非置換または置換一価
炭化水素基、Xは酸素原子またはエチレン基、a、bは
1、2または3)で示される基を分子中に少なくとも1
個有するオルガノポリシロキサン100重量部、 2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (こゝにRは水素原子または非置換または置換一価炭化
水素基、mは0≦m≦50、nは1≦n≦50、cは1
≦c≦100、dは0≦d≦100)で示されるポリエ
ーテル変性オルガノポリシロキン0.1〜20重量部、 3)光開始剤0.01〜10重量部 とからなることを特徴とする光硬化性オルガノポリシロ
キサン組成物。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63132354A JPH01301708A (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | 光硬化性オルガノポリシロキサン組成物 |
US07/357,850 US5026741A (en) | 1988-05-30 | 1989-05-30 | Photocurable organopolysiloxane composition |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63132354A JPH01301708A (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | 光硬化性オルガノポリシロキサン組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01301708A true JPH01301708A (ja) | 1989-12-05 |
JPH0585568B2 JPH0585568B2 (ja) | 1993-12-08 |
Family
ID=15079401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63132354A Granted JPH01301708A (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | 光硬化性オルガノポリシロキサン組成物 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5026741A (ja) |
JP (1) | JPH01301708A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0487291A2 (en) | 1990-11-19 | 1992-05-27 | Loctite Corporation | Photocurable silicon composition, and method of making same |
US5179134A (en) * | 1990-11-19 | 1993-01-12 | Loctite Corporation | Photocurable silicone composition, and method of making the same |
US5182315A (en) * | 1990-11-19 | 1993-01-26 | Loctite Corporation | Photocurable silicone gel composition, and method of making the same |
US5212211A (en) * | 1990-11-19 | 1993-05-18 | Loctite Corporation | Polymodal-cure silicone composition, and method of making the same |
JPH05309664A (ja) * | 1992-05-06 | 1993-11-22 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 剥離性シリコーン組成物 |
US5348986A (en) * | 1990-11-19 | 1994-09-20 | Loctite Corporation | Photocurable silicone composition, and method of making same |
JP2011020099A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 消泡剤 |
JP2013001880A (ja) * | 2011-06-21 | 2013-01-07 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | マスキング用液状オルガノポリシロキサン組成物、施工方法及び部材 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE59407524D1 (de) * | 1993-08-26 | 1999-02-04 | Ciba Geigy Ag | Flüssige strahlungshärtbare Zusammensetzung, insbesondere für die Stereolithographie |
US6278125B1 (en) | 1998-11-23 | 2001-08-21 | Loctite Corporation | Shielded radiation assembly |
CN108047452B (zh) * | 2017-12-20 | 2021-02-26 | 山东东岳有机硅材料股份有限公司 | 一种流平剂用超高分子量聚醚改性聚硅氧烷及其制备方法与应用 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1323869A (en) * | 1970-10-29 | 1973-07-18 | Dainippon Printing Co Ltd | Photopolymerizable compositions |
US4064027A (en) * | 1973-09-28 | 1977-12-20 | Dow Corning Corporation | UV curable composition |
CA1106993A (en) * | 1976-05-26 | 1981-08-11 | Martin M. Sackoff | Method for making a pressure sensitive adhesive coated laminate |
US4675346A (en) * | 1983-06-20 | 1987-06-23 | Loctite Corporation | UV curable silicone rubber compositions |
JPS60104158A (ja) * | 1983-11-09 | 1985-06-08 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 硬化性オルガノポリシロキサン組成物 |
JPS6215454A (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-23 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 渦流探傷信号処理方法 |
JPH068334B2 (ja) * | 1987-01-26 | 1994-02-02 | 信越化学工業株式会社 | 紫外線硬化性オルガノポリシロキサン組成物 |
DE3879236T2 (de) * | 1987-01-26 | 1993-09-02 | Shinetsu Chemical Co | Organopolysiloxane mit silethylenbindungen. |
-
1988
- 1988-05-30 JP JP63132354A patent/JPH01301708A/ja active Granted
-
1989
- 1989-05-30 US US07/357,850 patent/US5026741A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0487291A2 (en) | 1990-11-19 | 1992-05-27 | Loctite Corporation | Photocurable silicon composition, and method of making same |
US5179134A (en) * | 1990-11-19 | 1993-01-12 | Loctite Corporation | Photocurable silicone composition, and method of making the same |
US5182315A (en) * | 1990-11-19 | 1993-01-26 | Loctite Corporation | Photocurable silicone gel composition, and method of making the same |
US5212211A (en) * | 1990-11-19 | 1993-05-18 | Loctite Corporation | Polymodal-cure silicone composition, and method of making the same |
US5348986A (en) * | 1990-11-19 | 1994-09-20 | Loctite Corporation | Photocurable silicone composition, and method of making same |
JPH05309664A (ja) * | 1992-05-06 | 1993-11-22 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 剥離性シリコーン組成物 |
JP2011020099A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 消泡剤 |
JP2013001880A (ja) * | 2011-06-21 | 2013-01-07 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | マスキング用液状オルガノポリシロキサン組成物、施工方法及び部材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0585568B2 (ja) | 1993-12-08 |
US5026741A (en) | 1991-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH01304108A (ja) | 光硬化性オルガノポリシロキサン組成物 | |
US4824875A (en) | UV curable conformal coating with moisture shadow cure | |
US5063102A (en) | Radiation curable organosiloxane gel compositions | |
JPH03423B2 (ja) | ||
EP0610629B1 (en) | Curable organopolysiloxane compositions | |
JPH0680103B2 (ja) | エラストマーに硬化されるシリコーン組成物 | |
JPH0341109B2 (ja) | ||
US4359369A (en) | Photocurable organopolysiloxane compositions | |
US4956221A (en) | UV curable conformal coating with moisture shadow cure | |
JPH01301708A (ja) | 光硬化性オルガノポリシロキサン組成物 | |
JPS60233104A (ja) | オルガノポリシロキサン光重合開始剤及びその製造方法並びにその使用方法 | |
JPH0632985A (ja) | 硬化性オルガノポリシロキサン組成物 | |
JPS60179417A (ja) | 液状シリコ−ンゴム組成物 | |
JPH07216232A (ja) | 紫外線硬化型オルガノポリシロキサン組成物 | |
EP0276986B1 (en) | Organopolysiloxanes having silethylene linkages | |
CA2009263A1 (en) | Ultraviolet curing conformal coating with dual shadow cure | |
JPH0617435B2 (ja) | 紫外線硬化性オルガノポリシロキサン組成物 | |
KR970009399B1 (ko) | 습윤 음영 경화되는 uv 경화성 조성물 | |
JP3894873B2 (ja) | 紫外線硬化型オルガノポリシロキサン組成物 | |
JPH0356565A (ja) | オルガノポリシロキサンゲル組成物 | |
JP2502791B2 (ja) | 光硬化性オルガノポリシロキサン組成物およびその硬化物 | |
JPH01225662A (ja) | 光硬化性オルガノポリシロキサン組成物 | |
JPS63183911A (ja) | 紫外線硬化性オルガノポリシロキサン組成物 | |
JPH0520455B2 (ja) | ||
JPH11199677A (ja) | 硬化性組成物及びそれを用いた成形体の作製方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |