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JP3556732B2 - カラー画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、再現色のにじみや色再現のずれの発生を抑制し、画質を向上させたカラー画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カラー複写機で原稿を複製したり、カラースキャナから原稿を読み込み、カラープリンタで出力する機会が増大している。ところで、カラー複写機も含めてカラースキャナから原稿を読み込むと、スキャナのMTF特性により原稿の持っていた鮮鋭度が低下する。そのため、鮮鋭度を補正する必要が生じる。この鮮鋭度の補正を行うには通常、エッジ強調処理が使用される。しかし、このエッジ強調処理には、以下に挙げるような種々の問題点がある。
【0003】
1.通常、エッジ強調は、図12(a)、(b)に示されるような、フィルタマトリックスの中心画素と周囲に重み付きの係数が配置され、各係数に対応する位置にあるカラー画像信号に対して、上記係数によって重み付けされる。この結果はすべて加算されエッジ強調された信号となる。このエッジ強調回路は、画像信号と重みの乗算や乗算結果の加算などの比較的規模の大きい装置が必要となる。例えば、RGBカラー画像信号に対して同時にエッジ強調を行う必要が生じた場合、3個のエッジ強調回路が必要となり、そのコストが大きく上昇する。
【0004】
2.また、スキャナで用いられるCCDラインセンサは図11(a)、(b)で示されるような構造をしている。(a)は、1ラインのセンサであり、(b)は、3ライのセンサである。このような構造であるため、CCDラインセンサの各出力に位置ずれが生じ、これを補正して各色信号の位置合わせをする必要がある。ところが、この位置合わせはディジタル的に行われていて、その精度には限界がある。さらに、各色のセンサのMTF特性のばらつきにより、各色信号で鮮鋭度が異なることがある。上記した理由により、各色同じ強さで鮮鋭度を補正しようとすると、各色で位置ずれによる色バランスの崩れや鮮鋭度の違いが強調され、再現色のにじみや、色再現のずれの発生が起きやすくなり、画質劣化を生じる。
【0005】
3.さらに、再現色のにじみや色再現のずれの他の原因として次のことが挙げられる。これを図10を用いて説明する。エッジ強調回路の出力信号が例えば8ビットである場合、通常、出力は0以上255以下に制限される(例えば、特開平4−14383号公報を参照)。鮮鋭度補正時に、この範囲を超えた場合、0未満の値は0に、255を超える値は255にクリップされる。(a)は、エッジ強調前のRGBの画像データであり、この画像データに対してエッジ強調を施すと(b)に示す画像データとなる。エッジ強調された画像データの内、255以上のデータと、0以下のデータをクリップすると、(c)に示す画像データとなる。そして、この状態がRGB信号の少なくとも一色以上に起こった場合、RGB信号のバランスが大きく崩れることになり、元の色とは大きく異なって再現されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記1の問題点を解決するものとして、例えば、特開昭61−273073号公報(第1の公報)、同62−149264号公報(第2の公報)、特開平4−14383号公報(第3の公報)が挙げられる。
【0007】
第1の公報に記載されたエッジ強調装置は、濃度で表現されたカラー画像信号から明度情報を抽出し、その明度情報からエッジ強調の程度を示す信号を生成し、その信号と画像信号の濃度レベルとに応じた結果を出力する。また、第2の公報に記載された画像輪郭強調装置は、カラー画像信号の少なくとも1色の画像データからラプラシアンを算出し、そのラプラシアンと画像信号とを加算して輪郭を強調する。第3の公報に記載の画像処理装置は、カラー画像信号の少なくとも1色の画像データからフィルタ信号を算出し、そのフィルタ信号に基づいて画像信号を補正するものである。
【0008】
上記した公報に記載されたものは、何れも3個のエッジ強調回路を用いずに、1色の信号のエッジ成分を検出する回路を用い、その出力をカラー信号に加算あるいは乗算することによってエッジを強調する方法を採っている。
【0009】
上記2の問題点を解決するものとして、例えば、特開平3−102578号公報(第4の公報)、同4−170267号公報(第5の公報)が挙げられる。この第4、第5に記載されたものは、RGB信号をL*a*b*信号に変換し、L*にのみ鮮鋭度補正(エッジ強調)を行い、その後、L*a*b*をRGB信号に逆変換し、あるいはCMY信号に変換するものである。
【0010】
しかしながら、上記した第1乃至第3の公報に記載された技術は、上記3の問題点を解決しておらず(リミッタ回路を使用していたり、あるいはこの問題点について言及していない)、また、上記した第4、第5の公報に記載された技術には次のような問題点がある。
【0011】
出力装置の再現範囲を便宜的にL*a*b*空間のL*a*空間で表すと、図9に示すものとなる。すなわち、L*a*b*空間ではa*b*の値に応じてとりうるL*の範囲が異なる。従って、鮮鋭度補正後のL*a*b*がこの色空間の外側に位置した場合、L*a*b*からRGBまたはCMYへの変換において変換テーブルの範囲外であるので、RGBやCMY空間でとりうる範囲外の値に変換される可能性がある。この結果、上記3の問題点がここで生じてくる。
【0012】
そこで、この問題を回避するためには、鮮鋭度補正時にL*a*b*の再現範囲の境界をテーブルとして持つ方法がある。しかしながら、この方法では、膨大なデータ量となる上に、出力装置がそれぞれ独自の色再現範囲を持っていて、それに応じたテーブルを用意する必要があるため、装置の規模が非常に大きくなりコストの増大につながる。
【0013】
本発明は、上記した3つの問題点を解決するもので、
本発明の目的は、再現色のにじみや色再現のずれの発生を抑えて画質を向上させるとともに、装置の規模を小さくしローコストなカラー画像処理装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、ディジタルカラー画像信号の内、少なくとも1色の信号にエッジ強調を行うエッジ強調手段と、エッジ強調前の信号とエッジ強調後の信号とを基に、前記ディジタルカラー画像信号を補正する第1の補正手段と、該補正後の信号の内、少なくとも1色以上の信号が所定の値を超えているか否かを判定する判定手段と、該判定結果に応じて前記補正後の信号を補正する第2の補正手段とを備え、前記第1の補正手段は、第1の補正手段に入力される信号と出力される信号の各色比が等しくなるように補正を行うことを特徴としている。
請求項2記載の発明では、ディジタルカラー画像信号の内、少なくとも1色の信号にエッジ強調を行うエッジ強調手段と、エッジ強調前の信号とエッジ強調後の信号とを基に、前記ディジタルカラー画像信号を補正する第1の補正手段と、該補正後の信号の内、少なくとも1色以上の信号が所定の値を超えているか否かを判定する判定手段と、該判定結果に応じて前記補正後の信号を補正する第2の補正手段とを備え、前記第1の補正手段は、前記エッジ強調後の色信号と前記エッジ強調前の色信号との比の値を、他の各色信号に乗じた信号と、前記エッジ強調後の色信号とを補正後の信号として出力するよう補正することを特徴としている。
請求項3記載の発明では、ディジタルカラー画像信号の内、少なくとも1色の信号にエッジ強調を行うエッジ強調手段と、エッジ強調前の信号とエッジ強調後の信号とを基に、前記ディジタルカラー画像信号を補正する第1の補正手段と、該補正後の信号の内、少なくとも1色以上の信号が所定の値を超えているか否かを判定する判定手段と、該判定結果に応じて前記補正後の信号を補正する第2の補正手段とを備え、前記第2の補正手段は、前記第2の補正手段に入力される信号と出力される信号の各色比が等しくなるように補正を行うことを特徴としている。
請求項4記載の発明では、ディジタルカラー画像信号の内、少なくとも1色の信号にエッジ強調を行うエッジ強調手段と、エッジ強調前の信号とエッジ強調後の信号とを基に、前記ディジタルカラー画像信号を補正する第1の補正手段と、該補正後の信号の内、少なくとも1色以上の信号が所定の値を超えているか否かを判定する判定手段と、該判定結果に応じて前記補正後の信号を補正する第2の補正手段とを備え、前記第2の補正手段は、前記判定手段が所定の値を超えていると判定したとき、前記所定の値と、前記補正後の信号の最大値との比の値を、前記補正後の信号に乗じた信号を出力するよう補正することを特徴としている。
【0015】
【作用】
第1の補正手段は、エッジ強調後とエッジ強調前の信号を色の比が等しくなるように補正する。これにより、上記2の問題点である、再現色のにじみや色再現のずれの発生が起きにくくなり、画質が向上する。この第1の補正手段の補正方法は、エッジ強調後の信号が一色について定まれば他の色が定まるような補正方法であるので、1個のエッジ強調回路で構成することができる。つまり、これによって上記1の問題点が解決される。さらに、第2の補正手段では、入力信号と出力信号の各色の比を等しくしつつ、出力信号のとりうる値の範囲内に収める。これにより、上記3の問題点が解決される。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明する。
図1は、本発明の実施例の構成を示す。図において、1はエッジ強調回路、2は第1の補正回路、3は第2の補正回路、4、5、6は比較器、7はOR回路である。
【0017】
カラースキャナなどからディジタル的に入力された8ビットのRGBカラー画像信号が入力信号となる(なお、R、G、Bライン上の数字「8」乃至「9」は、8ビット乃至9ビットを表す)。エッジ強調回路1は、この入力信号の内、G信号についてエッジ強調を行う。
【0018】
図2は、エッジ強調回路の構成を示す。エッジ強調回路は、ラインメモリ8、9と重み付け加算器10と乗算器11とリミッタ12からなる。ラインメモリ8、9には、それぞれn+1ライン目のGデータ、nライン目のGデータが順次格納され、重み付け加算器10に直接入力されるn+2ライン目のGデータと、ラインメモリ8、9内のデータに対して、図12(a)のフィルタマスクで重み付け加算される。エッジ強調された注目画素(つまり、マスク係数「5」に位置する画素)の値に対して、乗算器11は、エッジ強調の強度を調整する強度係数を乗ずる。本実施例の場合は、強度係数は1であり、図12(b)の場合は、強度係数は1/2である。さらに、リミッタ12は、出力信号を8ビットにするために最低を0、最高を255の値にクリップする。
【0019】
エッジ強調後の信号をGeとする。第1の補正回路2には、RGB信号とGe信号が入力される。図3は、第1の補正回路の構成を示す。第1の補正回路は、Gデータと0とを比較する比較器17と、比較器17の比較結果に応じてGeまたはGを選択するセレクタ13と、比較器17の比較結果に応じて入出力比(1またはGe/G)を生成する入出力比生成回路14と、入出力比生成回路14の出力とR、Bデータとを乗算する乗算器15、16からなる。
【0020】
G信号が0でないときと、0であるときに、補正方法を切り替えるために、比較器17はG信号と0とを比較する。比較器17は、Gが0に等しいとき1を出力し、Gが0に等しくなければ0を出力する。比較器17の出力は、入出力比生成回路14に入力され、それを制御する。
【0021】
すなわち、比較器17の出力が1ならば(G=0)、入出力比生成回路14は1を出力し、比較器17の出力が0ならば(G≠0)、入出力比生成回路14はGe/Gを出力する。乗算器15、16は、それぞれ入出力比生成回路14の出力にR、B信号を乗じて、第1の補正回路2の出力信号であるR’(=R×(Ge/G))、B’(=B×(Ge/G))信号を出力する。
【0022】
また、比較器17の出力が1のとき、セレクタ13はGを選択して出力し、比較器17の出力が0のとき、セレクタ13はGeを選択して出力する。セレクタ13の出力は、第1の補正回路2の出力信号であるG’(GまたはGe)信号となる。従って、G≠0のとき、R成分はR×(Ge/G)にエッジ強調され、同様にB成分はB×(Ge/G)にエッジ強調される。そして、第1の補正回路において、入力と出力で各色の比は、R:G:B=R’:G’:B’であるので、等しくなる。
【0023】
図1に戻り、第1の補正回路2の出力であるR’G’B’信号は、それぞれ第2の補正回路3と比較器4、5、6に入力される。比較器4、5、6の一方の入力は255であり、R’G’B’信号が255を超えていれば、比較器4、5、6は1を出力し、R’G’B’信号が255を超えていなければ、比較器4、5、6は0を出力する。3個の比較器4、5、6の出力は、OR回路7を介して第2の補正回路3に入力される。
【0024】
図4は、第2の補正回路の構成を示す。OR回路7の出力が、R’G’B’信号の最大値を求める最大値回路22に入力されて、最大値回路22を制御する。すなわち、OR回路7の出力が1のとき(最大値が255を超えているとき)、最大値回路22の出力Mはmax(R’G’B’)となる。OR回路7の出力が0のとき(最大値が255を超えていないとき)、最大値回路22の出力Mは255となる。最大値回路22の出力は、入出力比生成回路18に入力され、255/Mが出力される。
【0025】
乗算器19、20、21は、それぞれR’、G’、B’信号と入出力比生成回路18の出力信号255/Mとを乗じて、第2の補正回路3の出力として、R0、G0、B0を出力する(ただし、R’、G’、B’に255/Mを乗じることで、エッジ強調が若干弱まる)。従って、R0、G0、B0は0〜255の範囲内におさめられ、また第2の補正回路において、入力と出力で各色の比は、R’:G’:B’=R0:G0:B0であるので、R:G:B=R0:G0:B0となり、入力と出力で各色の比が等しくなる。
【0026】
図5は、図1のブロック100の他の構成例を示す。最大値検出回路26は、R’G’B’からmax(R’G’B)を出力する。比較器27は、最大値検出回路26の出力と255とを比較し、最大値検出回路26の出力が255より大きい場合は1を出力し、最大値検出回路26の出力が255以下の場合は0を出力する。
【0027】
セレクタ28は、比較器27の出力が1のとき最大値検出回路26の出力を選択して、Mを出力し、比較器27の出力が0のとき255を選択して、Mとして255を出力する。入出力比生成回路29は、セレクタ28の出力Mを入力して、255/Mを出力する。乗算器23、24、25は、それぞれR’、G’、B’信号と入出力比生成回路29の出力信号255/Mとを乗じて、第2の補正回路3の出力として、R0、G0、B0を出力する。すなわち、R’:G’:B’=R0:G0:B0が成立する。第1の補正回路2の前後でR:G:B=R’:G’:B’であるので、R:G:B=R0:G0:B0が成立する。
【0028】
図6は、本発明の他の実施例の構成を示す。図1の実施例と同様に、カラースキャナなどからディジタル的に入力された8ビットのRGBカラー画像信号が入力信号となる。エッジ強調回路30は、この入力信号の内、G信号についてエッジ強調を行う。この回路は、図1で説明したものと同様である。
【0029】
演算手段31には、RGB信号とエッジ強調後の信号Geが入力される。図7は、演算手段31の構成を示す。比較器33は、エッジ強調を行わない色信号Rと0とを比較し、比較の結果、R=0ならば1を、R≠0ならば0を出力する。セレクタ36は、比較器33の出力が1のとき1を選択し、比較器33の出力が0のときRを選択して出力する。演算器39は、所定の値(この場合は8ビットであるので255)を、セレクタ36の出力R’で除算する。つまり、255/R’を演算する。B信号についてもR信号と同様に構成され、255/B’が演算される。
【0030】
一方、エッジ強調されたGeとGは次のようになる。比較器35は、Gと0とを比較し、G=0のとき1を、G≠0のとき0を出力する。セレクタ38は、比較器35の出力が1のときGeを選択し、比較器35の出力が0のときGを選択して出力G’する。演算器41は、Ge/G’を演算する。最小値検出器42は、演算器39、40、41で演算された値、つまり255/R’、255/B’、Ge/G’の最小値を検出し、その値Nを出力する。
【0031】
図6に戻って、補正手段32は、演算手段31の出力Nに応じて、RGB信号を補正してR0、G0、B0を出力する。図8は、補正手段32の構成を示す。乗算器43、44、45はRGB信号と演算手段31の出力Nとを乗算する。その出力はそれぞれR0、G0、B0となる。
【0032】
このように補正手段32は、乗算器で構成され、乗算する値の一方が、どの色信号に対しても同一であるので、R:G:B=R0:G0:B0が保証される。つまり、入力色比と出力色比が等しくなる。
【0033】
なお、上記した実施例では、G信号にエッジ強調回路を設けているが、G信号ではなく、R、B信号にエッジ強調回路を設けるようにしてもよい。また、本実施例は、RGB信号の他にCMY、あるいはCMYK信号にも容易に適用することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、エッジ強調回路が1個で構成されているので、規模の小さい回路構成で、かつローコストで、カラー画像の鮮鋭度を補正することができる。また、第1の補正手段が入力信号の各色比と出力信号の各色比が等しくなるように補正し、さらに第2の補正手段が入力信号の各色比と出力信号の各色比が等しくなるように補正しつつ、出力信号を所定の範囲内におさめているので、再現色のにじみや色再現のずれの発生が回避され、画質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示す。
【図2】エッジ強調回路の構成を示す。
【図3】第1の補正回路の構成を示す。
【図4】第2の補正回路の構成を示す。
【図5】図1のブロック100の他の構成例を示す。
【図6】本発明の他の実施例の構成を示す。
【図7】他の実施例における演算手段の構成を示す。
【図8】他の実施例における補正手段の構成を示す。
【図9】カラー出力装置の色再現範囲を示す図である。
【図10】(a)、(b)、(c)は、従来の方式による色バランスの崩れを説明する図である。
【図11】(a)、(b)は、スキャナのCCDラインセンサを示す。
【図12】(a)、(b)は、エッジ強調マスクの例を示す。
【符号の説明】
1 エッジ強調回路
2 第1の補正回路
3 第2の補正回路
4、5、6 比較器
7 OR回路

Claims (4)

  1. ディジタルカラー画像信号の内、少なくとも1色の信号にエッジ強調を行うエッジ強調手段と、エッジ強調前の信号とエッジ強調後の信号とを基に、前記ディジタルカラー画像信号を補正する第1の補正手段と、該補正後の信号の内、少なくとも1色以上の信号が所定の値を超えているか否かを判定する判定手段と、該判定結果に応じて前記補正後の信号を補正する第2の補正手段とを備え、前記第1の補正手段は、第1の補正手段に入力される信号と出力される信号の各色比が等しくなるように補正を行うことを特徴とするカラー画像処理装置。
  2. ディジタルカラー画像信号の内、少なくとも1色の信号にエッジ強調を行うエッジ強調手段と、エッジ強調前の信号とエッジ強調後の信号とを基に、前記ディジタルカラー画像信号を補正する第1の補正手段と、該補正後の信号の内、少なくとも1色以上の信号が所定の値を超えているか否かを判定する判定手段と、該判定結果に応じて前記補正後の信号を補正する第2の補正手段とを備え、前記第1の補正手段は、前記エッジ強調後の色信号と前記エッジ強調前の色信号との比の値を、他の各色信号に乗じた信号と、前記エッジ強調後の色信号とを補正後の信号として出力するよう補正することを特徴とするカラー画像処理装置。
  3. ディジタルカラー画像信号の内、少なくとも1色の信号にエッジ強調を行うエッジ強調手段と、エッジ強調前の信号とエッジ強調後の信号とを基に、前記ディジタルカラー画像信号を補正する第1の補正手段と、該補正後の信号の内、少なくとも1色以上の信号が所定の値を超えているか否かを判定する判定手段と、該判定結果に応じて前記補正後の信号を補正する第2の補正手段とを備え、前記第2の補正手段は、前記第2の補正手段に入力される信号と出力される信号の各色比が等しくなるように補正を行うことを特徴とするカラー画像処理装置。
  4. ディジタルカラー画像信号の内、少なくとも1色の信号にエッジ強調を行うエッジ強調手段と、エッジ強調前の信号とエッジ強調後の信号とを基に、前記ディジタルカラー画像信号を補正する第1の補正手段と、該補正後の信号の内、少なくとも1色以上の信号が所定の値を超えているか否かを判定する判定手段と、該判定結果に応じて前記補正後の信号を補正する第2の補正手段とを備え、前記第2の補正手段は、前記判定手段が所定の値を超えていると判定したとき、前記所定の値と、前記補正後の信号の最大値との比の値を、前記補正後の信号に乗じた信号を出力するよう補正することを特徴とするカラー画像処理装置。
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