JP3555782B2 - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、傾斜部分を有する路面、例えば轍等の凹凸を有する路面を走行する際に発生する運転者が予測できない車両の複雑な動き、いわゆるワンダリング現象を抑制して直進安定性を向上させた空気入りラジアルタイヤに係り、特に軽トラック、小型トラック・バス及びトラック・バスに好適な空気入りラジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、乗用車のみならず小型トラック及びトラック・バスにおいてもカーカスのコードをタイヤ赤道面に対して実質直交する向きに配列した、いわゆるラジアルタイヤが、バイアスタイヤに比べて耐摩耗性及び操縦安定性に優れることから多用されてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
車両の高速化に伴ってラジアルタイヤの採用も増加してきたのであるが、道路網の整備拡充に伴って車両の高速走行が日常的に行われるようになると、いわゆるワンダリング現象の発生頻度が増してきた。
【0004】
本発明は、ワンダリング現象を抑制し、轍の凹凸などの傾斜部分を有する路面での直進安定性の向上を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、一対のビードコア間にわたりトロイド状をなして跨がるカーカスのタイヤ径方向外側に、複数枚のベルト及びトレッドを配置した空気入りラジアルタイヤであって、前記トレッドは、トレッド端がタイヤ幅方向外側に張り出し、平坦路において接地する第1トレッドと第1トレッドよりもタイヤ幅方向外側に延びてタイヤ軸方向に対して傾斜する傾斜路面の山側に接地する第2トレッドとを有し、規定内圧、規定の最大負荷能力の70%の荷重にて平坦路に接地したときの接地幅をCW1 、タイヤ赤道面と傾斜路面の垂直線とのなす角度を10°として接地したときの接地部の周方向最長部と傾斜路面の山側接地端とのタイヤ軸方向寸法をMWとするとき、MW>0.15CW1 であることを特徴としている。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の空気入りラジアルタイヤにおいて、接地長をCL1 、矩形率をKR1 とするとき、CL1 /CW1 <1.7、KR1 >0.7であるとことを特徴としている。。
【0007】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の空気入りラジアルタイヤにおいて、傾斜路面に接地したときの山側接地端より寸法MW以内で、かつ、タイヤ赤道面よりタイヤ軸方向外側へ寸法CW1 /2以上の位置に、タイヤ周方向に延びる細溝或いは切り込みを有することを特徴としている。
【0008】
図1にこの発明に従う空気入りラジアルタイヤ1の具体例を図解している。ここで2は少なくとも1枚のカーカスプライからなるカーカスを示し、このカーカス2は少なくとも1枚のカーカスプライがその側端部分をビードコア3の周りでタイヤの内側から外側へ巻き返している。
【0009】
そして前記カーカス2のタイヤ径方向外側には、互いに平行配列になるコードをゴム被覆したコード層をそのコードが互いに交差する配置にて積層した、少なくとも2層のプライからなるベルト4を配置し、さらに外側にトレッド5を配置する。
【0010】
前記トレッド5は、トレッド端6がタイヤ幅方向外側に張り出しており、平坦路において接地する第1トレッド5−1と、第1トレッドよりもタイヤ幅方向外側に延びて傾斜路面の山側、具体的には傾斜が10°程度の傾斜路面の山側において接地する第2トレッド5−2からなる。
【0011】
なお、第2トレッドの輪郭線の曲率半径R2は40mm以上が好ましい。なぜなら曲率半径が40mm未満では、該トレッドの十分な接地が期待できないからである。
【0012】
ここで、トレッド幅TRWがタイヤ断面幅TWの80%〜105%に相当すること、ベルト最大幅BWmax がタイヤ断面幅TWの60%〜100%に相当することがそれぞれ好ましい。
【0013】
矩形率KR1 は、図5,6に示すように、タイヤ赤道面CLからタイヤ軸方向外側へ0.4CW1 離れた位置における接地長CL2 の2ヵ所の平均を接地長CL1 で除した値である。
【0014】
【作用】
図2に示すように、タイヤが轍の凹凸などの傾斜路面11を乗り上げる向きに進入角をもって横断しようとするとき、タイヤには路面11からの反力FR と傾斜路面11との間に発生するキャンバースラストFC による横力FY が働く。
ここでタイヤがラジアルタイヤであると、バイアスヤイヤに比べてタイヤの径方向剛性及び幅方向剛性が高くなることから、前記反力FR が大きく、キャンバースラストFC が小さくなるため、タイヤに働く横力FY は大きくなる。
【0015】
すなわち、傾斜路面11を乗り上げるためには進入角を大きくしなければならず、スムーズな乗り上げができないため、ワンダリング現象が発生することが判明した。
【0016】
したがって、ワンダリング現象を抑制するためには、キャンバースラストFC を増加させることにより、横力FY を減少させることが有効である。そこで発明者はこの点の検討をさらに行ない、以下の知見を得た。
【0017】
キャンバースラストFC は、タイヤが傾斜路面11に接地して撓み変形をしたときに発生するトレッドのタイヤ断面内での曲げ変形により発生する。即ち、図3に示すように、接地端近傍での曲げ変形bs の反力として発生する横力FCSと、タイヤ赤道面CL近傍での曲げ変形bc の反力として発生する横力FCCとの合力として考えることができる。
【0018】
ここで、傾斜路面11に接地した時の最長接地部PLmax を境に発生横力の向きが反転するので、キャンバースラストFC を大とするには該最長接地部PLmax をタイヤ赤道面CL寄りとする、即ち周方向最長部PLmax と傾斜路面11の山側接地端PEとのタイヤ軸方向寸法MWを大きくすることが有効なことを見いだした。
【0019】
そこで、図1及び図4に示すように、トレッド端6をタイヤ幅方向外側に張り出させ、平坦路において接地する第1トレッド5−1よりもタイヤ幅方向外側に傾斜路面11の山側において接地する第2トレッド5−2を設けることにより、トレッド端6近傍の踏面が、特に傾斜路面11に接地したときにより広く接地することができ、傾斜路面11をスムーズに乗り上げることができる。これにより、斜度が10°までの傾斜路面11での接地幅を拡大することが可能となる。
【0020】
更にMW>0.15CW1 とすることによりキャンバースラストFC を増加させ、より効果的にワンダリングを抑制することができる。
【0021】
ここで、CL1 /CW1 を大きく、また、矩形率KR1 を小さくすれば、即ち丸い接地形状のタイヤにすれば、FC を更に大きくすることが判った。このようなタイヤが傾斜路面に接地すると、傾斜路山側のトレッド接地端部の接地長が大きく伸びるため、曲げ変形bs が増加して横力FCSも増大し、その結果キャンバースラストFC が大きくなるからである。
【0022】
しかし、小型トラック・バスや、トラック・バス用タイヤ等では、ある程度接地幅が必要なため、CL1 /CW1 <1.7であり、また、耐摩耗性の面からKR1 >0.7とすることが好ましい。
【0023】
また、傾斜路面に接地したときの山側接地端より寸法MW以内で、かつ、タイヤ赤道面よりタイヤ軸方向外側へ寸法CW1 /2以上の位置に、タイヤ周方向に延びる細溝或いは切り込みを設けることにより、接地端側のトレッドの剛性を低減でき、上記曲げ変形bs をより大きくできる。このため、横力FCSがより大きくなり、キャンバースラストFC の増大効果を増すことができる。
【0024】
なお、トレッド幅をタイヤ断面幅の80%〜105%に相当させることが好ましい。80%未満であるとキャンバースラストを十分増加させることができない虞があり、105%を越えると最早キャンバースラスト増加は頭打ちとなり、トレッド端破損の虞があるからである。
【0025】
また、サイドウォール7の倒れ込み変形bsideをトレッド端近傍へ伝達するためにベルト最大幅はタイヤ断面幅の60%以上あることが好ましい。しかし、あまり幅広であると最早キャンバースラスト増加は頭打ちとなるとともにベルト端部が歪増加により破傷しやすくなるため、タイヤ断面幅の100%以下とすることが好ましい。
【0026】
【実施例】
図1に示す構造に従う、サイズ195/85R16 114/112L LT の小型トラック用空気入りラジアルタイヤを、表1の仕様のもとにぞれぞれ試作した。なお実施例タイヤにおいては、トレッドの輪郭線を、タイヤ赤道面CLからタイヤ幅方向外側37.6mmまでは曲率半径が300mm、タイヤ赤道面CLからタイヤ幅方向外側37.6〜80.0mmは曲率半径が100mm、これよりタイヤ幅方向外側は曲率半径が50mmの円弧で構成した。
【0027】
なお、実施例2は、図4の想像線(2点鎖線)で示すように、タイヤ赤道面CLから軸方向外側に68mmの位置に、タイヤ周方向に延びる直線状の傾斜溝8が形成されているタイヤであり、実施例1は、傾斜溝8の設けられていないタイヤである。この傾斜溝8は、深さが9mm、幅が1.0mmであり、溝底が接地端側になるように傾斜しており、トレッド表面に直角に立てた垂線に対する傾斜角が7°である。
【0028】
また比較として、図3に示す構造に従う前記サイズのタイヤ9を従来例として試作した。図1のタイヤとの相違点は、従来例は第2トレッドを有しておらず曲率半径300mmで構成される第1トレッドのみから成り、両端が半径25mmのラウンド形状である。すなわちトレッドが平坦路で実質上全域に亘って接地する。
【0029】
ここで、図6には平坦路における実施例のタイヤのフットプリント1Aが、図5には平坦路における従来例のタイヤのフットプリント9Aが示されている。
【0030】
図3の上側に示されるフットプリント9Bは、タイヤ軸方向に対して10°傾Aする傾斜路における従来例のタイヤのものであり、また、図4の上側に示されるフットプリント1Bは、タイヤ軸方向に対して10°傾斜する傾斜路における実施例のタイヤのものである。
【0031】
なお、これらのタイヤは、図3乃至図6に示すフットプリントからも分かるように、トレッドに3本の周方向溝が形成されており、タイヤ軸方向両側の陸部は、タイヤ軸方向に延びる複数の横溝によって複数のブロックに分割されている。
【0032】
これらのタイヤに規定内圧6.0kgf/cm2を充填後、2トン積みの小型トラック(後輪が複輪タイプ)に装着し、該小型トラックに規定最大荷重を負荷した状態で轍を含む舗装路をテストドライバーが走行し、直進安定性を官能評価した。その結果を、従来例を100とする指数評価(指数は大きいほど良好)にて、表1に併記している。
【0033】
また、これらのタイヤを小型トラックに装着し、該小型トラックに規定荷重を負荷させて一般路を30000km走行させ、耐偏摩耗性を調べた。結果は、接地端近傍における局所異常摩耗部とその隣接部対比落ち量の逆数を求め、従来例を100とした指数で表した。なお、数値の小さいものが耐偏摩耗性に劣る。なお、指数100は、摩耗量1.2mmに相当する。
【0034】
同表から発明に従うタイヤの直進安定性が顕著に向上したことが明らかである。また、接地端部に傾斜溝を設けることが、直進安定性の向上に寄与していることが判る。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】
この発明によれば、空気入りラジアルタイヤのワンダリング現象を抑制し、轍の凹凸などの傾斜部分を有する路面での直進安定性を向上させることができる。
【0037】
また、CL1 /CW1 <1.7、KR1 >0.7、即ち丸い接地形状のタイヤにすれば、キャンバースラストFC を更に大きくすることができ、直進安定性がより向上する。
【0038】
さらに、傾斜路面に接地した時の山側接地端より寸法MW以内で、かつ、タイヤ赤道面よりCW1 /2以上の位置に、タイヤ周方向に延びる細溝或いは切り込みを設けることにより、直進安定性がより一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従うタイヤのタイヤ幅方向断面図である。
【図2】タイヤが傾斜路面と接地した状態を示す模式図である。
【図3】従来例が傾斜路面と接地した状態を示す模式図及び傾斜路面におけるフットプリントである。
【図4】発明例が傾斜路面と接地した状態を示す模式図及び傾斜路面におけるフットプリントである。
【図5】従来例が平坦路と接地したときのフットプリントである。
【図6】発明例が平坦路と接地したときのフットプリントである。
【符号の説明】
1 空気入りラジアルタイヤ
2 カーカス
3 ビードコア
4 ベルト
5 トレッド
5−1 第1トレッド
5−2 第2トレッド
6 トレッド端
7 サイドウォール
11 傾斜路面
Claims (3)
- 一対のビードコア間にわたりトロイド状をなして跨がるカーカスのタイヤ径方向外側に、複数枚のベルト及びトレッドを配置した空気入りラジアルタイヤであって、
前記トレッドは、トレッド端がタイヤ幅方向外側に張り出し、平坦路において接地する第1トレッドと第1トレッドよりもタイヤ幅方向外側に延びてタイヤ軸方向に対して傾斜する傾斜路面の山側に接地する第2トレッドとを有し、
規定内圧、規定の最大負荷能力の70%の荷重にて平坦路に接地したときの接地幅をCW1 、タイヤ赤道面と傾斜路面の垂直線とのなす角度を10°として接地したときの接地部の周方向最長部と傾斜路面の山側接地端とのタイヤ軸方向寸法をMWとするとき、MW>0.15CW1 であることを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。 - 接地長をCL1 、矩形率をKR1 とするとき、CL1 /CW1 <1.7、KR1 >0.7であるとことを特徴とする請求項1に記載の空気入りラジアルタイヤ。
- 傾斜路面に接地したときの山側接地端より寸法MW以内で、かつ、タイヤ赤道面よりタイヤ軸方向外側へ寸法CW1 /2以上の位置に、タイヤ周方向に延びる細溝或いは切り込みを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気入りラジアルタイヤ。
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