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JP3546422B2 - ベースと駆動装置の連結構造及びリニアアクチュエータ - Google Patents

ベースと駆動装置の連結構造及びリニアアクチュエータ Download PDF

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JP3546422B2
JP3546422B2 JP04446299A JP4446299A JP3546422B2 JP 3546422 B2 JP3546422 B2 JP 3546422B2 JP 04446299 A JP04446299 A JP 04446299A JP 4446299 A JP4446299 A JP 4446299A JP 3546422 B2 JP3546422 B2 JP 3546422B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ベース長手方向に沿って案内されたスライド体を往復移動する駆動装置をベース上に固着するベースと駆動装置の連結構造及びその連結構造を有するリニアアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば▲1▼意匠登録第798741号公報に開示のものでは、駆動装置であるロッドレスシリンダ両端のエンドキャップにL字ブラケットを設け、このL字ブラケットに挿通した取り付けボルトをベースのネジ孔に直接螺合してロッドレスシリンダを長手方向と直交する直交方向(上下方向)からベースに連結した直線作動機(リニアアクチュエータ)が示されている。また、▲2▼特開平8−210311号公報に開示のものでは、フレーム(ベース)の収容部の内底部に形成された長手方向に延びる部材取付用溝(T溝)が一体に押出成形されており、この部材取付用溝を使用してボルト及びナットによりシリンダ(駆動装置)をフレームに直交方向から取り付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記▲1▼では、ベースに駆動装置をベースに直接螺合した取り付けボルトによって連結しているので、ベースがアルミニウム合金等の比較的軟らかい材料から構成されたものであると、取り付けボルトを螺合するベースに設けたネジ孔の強度が弱く、ネジ孔のネジ部が取り付けボルトの締結力により変形、破損し易く、ネジ孔と取り付けボルトとの締結が緩み、駆動装置をベースに堅固に連結できない問題があった。また、ベースに長手方向との直交方向からネジ孔の加工が必要である為に、ベースの長さ毎に各ベースの長さに対応したベース長手方向ピッチでネジ孔の加工をするため、例えばベース端面に、ベース長手方向外側からエンドプレートを取付けるために取付ネジ用のタップ加工を必要とする場合には、加工方向がベース長手方向と、これと直交する方向との2方向となり、段取り替えを必要として製造上手間がかかり好ましくなかった。また、▲2▼では、ベースにベース長手方向全長に渡る2条のT溝を形成し、このT溝を利用してボルト及びナットによってベース上に駆動装置を取り付けているが、ベース全長に渡ってT溝が設けてあって、T溝の駆動装置に向く開口がベース全長にわたっているので、ベースの強度が弱くなり、好ましくない。
本願発明の課題は、ベースの強度を向上し、かつ、駆動装置をベースに堅固に連結することにある。また、本願の別の課題はベースの加工を容易とすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本願発明では、ベース上に、そのベース上で長手に沿って案内されているスライド体を往復移動させる駆動装置を固定するベースと駆動装置の連結構造において、ベースは押し出し、あるいは引き抜きによる型材から成形され、その底壁には、全長に渡って突起を内側に突出形成した貫通孔が一体成形され、ベース底壁の長手両端部において前記突起を所定長さ切除して、長手外向きに開口した取り付けナットの挿入孔を形成すると共に、突起の切除端面を取り付けナットと当接して長手内側への移動を規制する規制部とし、挿入孔に対して駆動装置の取り付け側となる底壁部分に、挿入孔と対応する位置にのみ取り付けボルトの通過部を形成し、駆動装置に対してベース直交方向から挿通した取り付けボルトを前記通過部を通して前記挿入孔内に挿入した取り付けナットに螺合して、駆動装置を直接ベースに固定したことを特徴とする(請求項1)。この構成では、ベースの駆動装置の取り付け側となる底壁部分には、両端部分を除いて、ボルト通過部がなく、従来のT溝のようにベース全長に渡って駆動装置側が開放しているものと比べて、ベース強度が増す。また、ベースに直接取り付けボルトをねじ込まず、取り付けナットに取り付けボルトを螺合することにより、大きな締め付け力で両者を結合できる。また、突起を削除すると、貫通孔の孔空間と合わせてベース底壁両端の挿入孔が形成されることから、加工が容易である。
【0005】
取り付けボルトの通過部は、ベース長手方向両端外側が開放した挿入溝である(請求項2)。前記挿入溝は回転軸をベース長手方向と平行とした切削工具によってベース長手方向から加工される(請求項3)。これによれば、加工工具による加工方向が、ベース長手方向のみにでき、ベースに対して直交する方向から加工する必要のあった従来のものに比べて、加工が容易である。
【0007】
また、駆動装置はロッドレスシリンダであって、ロッドレスシリンダの長手方向両端のエンドキャップに夫々連通路を設け、そのロッドレスシリンダを請求項1から3の何れか1項に記載のベースと駆動装置の連結構造によって長手方向両端にエンドプレートを設けたベース上に配設し、ベース一端側のエンドプレートに設けた2つの給排ポートを夫々長手方向両端のエンドキャップの連通路に連通して片側配管とした(請求項4)
【0008】
また、ベース一端側のエンドプレートの一方の給排ポートをロッドレスシリンダの一端側のエンドキャップの連通路に連通し、他方の給排ポートをベースの他端側のエンドプレートのエア通路に連通し、そのエア通路にエンドパイプをベース長手方向に摺動可能に設けてベース長手方向からロッドレスシリンダ他端側のエンドキャップに圧接して他端側のエンドキャップの連通路に連通した(請求項5)
【0009】
【発明の実施の形態】
本願発明の実施の形態について図1から図8に基づいて説明する。図1から図5に示すリニアアクチュエータ1はベース2と駆動装置としてのロッドレスシリンダ3とリニアガイド4とスライド体5とを備えている。ベース2は例えばアルミニウム合金の押出、若しくは引き抜き型材で構成されており、図6に示すように断面がコの字形状をしており、窪み部分6内にロッドレスシリンダ3が嵌まり込むようになっている。図6、図7に示すようにベース2の上壁面7aにはアタッチメントホルダ8取り付け用のT溝9と幅方向両側に2条のリニアガイド4のガイドレール4a取り付け用のT溝10が、底面11a及び側壁面12aの幅方向両側にはリニアアクチュエータ1取り付け用のT溝13が夫々ベース2長手方向全長に渡って設けてある。ベース2の長手両端にエンドプレート25,26が取付けられるとT溝13の端部が塞がれることから、各T溝13には、リニアアクチュエータ1を機械装置等に固着するためのナット47が、ベース2両端にエンドプレート25、26が取り付けられる前に、所定数予め挿入される。
【0010】
また幅方向両側の側壁面12aには、T字形状をしたレール取り付け係合部14が左右対称にベース2長手方向に渡って一体形成されていると共に、図7に示すように長手方向両端部分が切除されている。この長手方向両端の切除部分の長さは、後述のセンサ取り付けレール15の取り付け用の固定ネジ16をセンサ取り付けレール15に軸方向からねじ込んだときに、固定ネジ16の軸方向内端とレール取り付け係合部14の端面14aとが干渉しない長さに設定してある。
【0011】
また、ベース2には、その底壁11に全長にわたって貫通孔2Aが予め成形されている。貫通孔2Aの上内面2Aaには、貫通孔2Aの全長にわたって突起20が貫通孔2Aの空間内側に向けて一体成形されている。突起20の下端と貫通孔2Aの下内面2Abとの間隔は、シリンダナット17の厚みより小さくしてある。突起20は、その長手両端部が所定長さ切除され、これによって、その切除された部分と貫通孔2Aの形成空間とにより、矩形断面のシリンダナット(取り付けナット)17を挿入するための挿入孔18が形成される。突起20の前記切除端面は、挿入孔18に挿入されたシリンダナット17のシリンダ軸方向内側端と当接してシリンダナット17の軸方向位置を定める規制部20Aとなっている。規制部20Aに当接した状態において、シリンダナット17のネジ孔は、両エンドプレート25,26に挟まれた状態で窪み部分6に配設されたロッドレスシリンダ3のエンドキャップ34のボルト孔34aと、上下方向で略同軸となるようになっている。この挿入孔18に対して、底壁11の上壁11b(ロッドレスシリンダ3を取付ける側となる底壁部分)には、挿入孔18と対応する位置にのみ、ベース2の長手方向両端部から、長手方向外側を開放する形で所定長さ切削されたボルト挿入溝(切欠部)19が、ボルト通過部として形成されている。ベース2長手方向両端面2Bには、エンドプレート25、26を固着するボルト45が螺合する雌ネジ46がベース2長手方向からタップ加工されている。
【0012】
この雌ネジ46の加工方向に合わせて、回転軸がベース長手方向と平行な切削工具により、上記ボルト挿入溝19及び突起20の切除がベース長手方向から行われる。このようにすることで、ベース2に対するエンドプレート取付用のタップ加工を行う場合には、その加工と本願のボルト挿入溝、挿入孔の加工方向がベース2の長手方向の1方向となり、加工時の段取り替の手間が軽減される。また、ベース2には、取り付けボルト41を挿通可能な挿入溝19がベース2両端部分に設けられるのみであり、従来のように、ベース2全長にわたるT溝が設けられる場合に比べ、ベースの強度を向上できる。21は長手方向全長に渡って一体に成形されたエア通路である。
【0013】
図8に示すようにセンサ取り付けレール15は、ベース2と同様に例えばアルミニウム合金を押出、あるいは引き抜き成形した形材であり、ベース2の全長と略同様の長さを有している。センサ取り付けレール15は、センサ取り付け溝22と被係合部23とが長手方向全長に渡って形成されている。被係合部23は、レール取り付け係合部14と係合可能な相補形状に形成されており、一部分が長手方向全長に渡るねじ込み下孔24となっている。また、センサ取り付け溝22はセンサを取り付けるセンサ取り付け部22aとリード線を保持可能なリード線保持部22bとから構成されている。
【0014】
このセンサ取り付けレール15は、被係合部23をベース2のレール取り付け係合部14に長手方向から嵌め込まれるが、その取付態様としては、ユーザーの要求により、組み付け時にベース2の両側、または何れか一方と選択的に取付け可能で、嵌め込まれたセンサ取り付けレール15は、ベース2の長手方向端に固着したエンドプレート25、26間に挟み込みまれた状態で、ベース2長手方向外側からねじ込み下孔24にねじ込まれた固定ネジ16によりエンドプレート25、26に固着されて、ベース2に一体的に組み付けられる。
【0015】
ベース2長手方向端に固着される一方のエンドプレート25には給排ポート27,28が設けられており、他方のエンドプレート26にはエア通路29が設けられ、エア通路29の、給排ポート27と同軸上で対向するシリンダ長手方向部分には、段付き形状のエンドパイプ30が摺動可能に挿入され、給排ポート28はベース2のエア通路21を介してエア通路29と連通している。また、エンドプレート26には、ベース2にロッドレスシリンダ3が配設された際に、ロッドレスシリンダ3に向けてエンドパイプ30の大径部を押圧する押圧ネジ44がエンドパイプ30の左右に螺合されている。
【0016】
このエンドプレート25、26が固着されたベース2の窪み部分6には図1から図3に示すようにロッドレスシリンダ3が配設される。ロッドレスシリンダ3は例えば特開平10−299714号公報等に開示の公知のものであり、それ単体でも使用できるものである。シリンダ孔31が設けられたシリンダチューブ32に長手方向全長に亘るスリット33が設けられ、シリンダチューブ32の両端はシリンダ孔31に嵌合してこれを塞ぐエンドキャップ34が固着されている。このエンドキャップ34にスリット33の内外を塞ぐ内側、外側シールバンド35、36の両端が止着されている。また、両端のエンドキャップ34にはシリンダ長手方向のエア通路37が設けられている。また、シリンダ孔31内には長手方向に摺動可能なピストン38が嵌合され、ピストン38の一部はスリット33から外側に突出してマウント39が一体に形成され、マウント39にマウントカバー40が嵌装されて外部移動体を構成している。各エンドキャップ34には、ロッドレスシリンダ3がもともと有していたエア通路37に連通するように、軸方向に連通路37aが穿設されている。これらの連通路37aは同軸上にあって、ロッドレスシリンダ3をエンドプレート25,26の間に挟んでベース2の窪み部分6に配置したとき、給排ポート27、及びエンドパイプ30と同軸上で夫々対向するように設けてある。
【0017】
ベース2の窪み部分6へロッドレスシリンダ3を配置すると、図1、図2において左側のエンドキャップ34の連通路37aと左側のエンドプレート25の給排ポート27、右側のエンドキャップ34の連通路37aと右側のエンドプレート26内のエンドパイプ30とがほぼ同一軸線上で対向する。後述のように、押圧ネジ44の締め付けを行った後、図5に示すように両端のエンドキャップ34にベース2に直交する方向から挿通した取り付けボルト41を挿入溝19を介して挿入孔18内のシリンダナット17と螺合する。シリンダナット17は、挿入孔18内に押し込むことで軸方向内端が規制部20Aに当接して軸方向内側への移動が阻止されているので、取り付けボルト41をねじ込むときに、単に上からねじ込めば、位置決めされたシリンダナット17に簡単に捻じ込むことができる。
【0018】
シリンダナット17はベース2より強度の大きな例えば鋼製のものであり、取り付けボルト41の締結力をシリンダナット17で担持するので、シリンダナット17と取り付けボルト41とが緩み難く、ベース2とロッドレスシリンダ3の連結が堅固、確実となる。また、ベース2とロッドレスシリンダ3の連結の際に、取り付けボルト41を挿入溝19を介してシリンダナット17に螺合するので、ベース2の加工の際に、従来のように取り付けボルトを螺合するネジ孔の加工ピッチを考慮する必要がなくなり、ベースの加工が簡単になる。
【0019】
ベース2にロッドレスシリンダ3を配置した際に、ロッドレスシリンダ3の全長はエンドプレート25、26間の長さより僅かに短いために、ベース2上のロッドレスシリンダ3のエンドプレート26側のエンドキャップ34には、ベース2長手方向からエンドパイプ30が押圧ネジ44の締め付けにより押圧され、これにより、ロッドレスシリンダ3の全体が図1において左側に押し付けられ、両端のエンドキャップ34の連通路37aに夫々給排ポート27とエンドパイプ30が密着して連通し、圧流体を損失なくシリンダ孔内に供給できる。また、一端側のエンドプレート25に設けた給排ポート27、28に連通路37a、37aが連通するので、ロッドレスシリンダへの圧流体の供給のための配管がコンパクトな片側配管となる。
【0020】
ロッドレスシリンダ3の外部移動体には、外部移動体の長手方向移動でスライド体5が同じ方向に連行されるように連結してある。ベース2のT溝10にはリニアガイド4のガイドレール4aが固着されており、このガイドレール4a上を摺動案内されるリニアガイド4の案内子4bがスライド体5の下部に設けられている。スライド体5の下面にはセンサマグネット42が設けられている。ベース2のT溝9の長手方向両端位置にはショックアブソーバ43を備えたアタッチメントホルダ8が対向して固着される。
【0021】
【発明の効果】
以上のように本願発明では、ベース両端の挿入孔に規制部によって長手方向への移動が規制されたシリンダナットを挿入して取り付けボルトによりベースに駆動装置を直接連結したので、取り付けボルトの締結力をシリンダナットで担持できて、シリンダナットと取り付けボルトとが緩み難く、ベースとロッドレスシリンダの連結が堅固となる。
また、ベースの長手方向両端の取り付けナットが挿入される位置と対応する、駆動手段の取り付け側となる底壁部分のみに、取り付けボルトが挿通するボルト挿通部が形成されているので、従来のようにベース長手方向全長に渡ってT溝を設けたものに比べて、強度が向上する。
また、回転軸をベース長手方向と平行とした工具によって、挿入溝及び規制部の加工を行うことで、ベースに対してベース長手から加工される別の加工を必要とする場合には、ベース長手方向1方向からのみの加工となり、加工が容易となる。
また、本願では、型材から成るベースの底壁に形成された、貫通孔の突起を所定長さ切除して挿入孔を形成するので、突起を削除すると、貫通孔の孔空間と合わせてベース底壁両端の挿入孔が形成されることから、切除部分が少なくて済み、加工が容易である。
さらに本願のリニアアクチュエータでは、エンドパイプを駆動装置に設けた連通路に密着し、一端側のエンドプレートに設けた給排ポートに駆動装置両端の連通路を連通したので、コンパクトな片側配管となると共に駆動装置に給排される圧流体の漏れが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】リニアアクチュエータの正面図である。
【図2】図1のII視図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図1のIV視図である。
【図5】図2のV−V線断面図である。
【図6】ベースの側面図である。
【図7】図6のVII視図である。
【図8】センサ取り付けレールの側面図である。
【符号の説明】
1 リニアアクチュエータ
2 ベース
3 駆動装置
5 スライド体
17 取り付けナット
18 挿入孔
19 挿入溝(通過部)
20A 規制部
25、26 エンドプレート
27、28 給排ポート
29 エア通路
30 エンドパイプ
34 エンドキャップ
37 エア通路
37a 連通路
41 取り付けボルト

Claims (5)

  1. ベース上に、そのベース上で長手に沿って案内されているスライド体を往復移動させる駆動装置を固定するベースと駆動装置の連結構造において、ベースは押し出し、あるいは引き抜きによる型材から成形され、その底壁には、全長に渡って突起を内側に突出形成した貫通孔が一体成形され、ベース底壁の長手両端部において前記突起を所定長さ切除して、長手外向きに開口した取り付けナットの挿入孔を形成すると共に、突起の切除端面を取り付けナットと当接して長手内側への移動を規制する規制部とし、挿入孔に対して駆動装置の取り付け側となる底壁部分に、挿入孔と対応する位置にのみ取り付けボルトの通過部を形成し、駆動装置に対してベース直交方向から挿通した取り付けボルトを前記通過部を通して前記挿入孔内に挿入した取り付けナットに螺合して、駆動装置を直接ベースに固定したことを特徴とするベースと駆動装置の連結構造。
  2. 取り付けボルトの通過部は、ベース長手方向両端外側が開放した挿入溝である請求項1記載のベースと駆動装置の連結構造。
  3. 挿入溝は回転軸をベース長手方向と平行とした切削工具によってベース長手方向から加工される請求項2記載のベースと駆動装置の連結構造。
  4. 駆動装置はロッドレスシリンダであって、ロッドレスシリンダの長手方向両端のエンドキャップに夫々連通路を設け、そのロッドレスシリンダを請求項1から3の何れか1項に記載のベースと駆動装置の連結構造によって長手方向両端にエンドプレートを設けたベース上に配設し、ベース一端側のエンドプレートに設けた2つの給排ポートを夫々長手方向両端のエンドキャップの連通路に連通して片側配管としたリニアアクチュエータ。
  5. ベース一端側のエンドプレートの一方の給排ポートをロッドレスシリンダの一端側のエンドキャップの連通路に連通し、他方の給排ポートをベースの他端側のエンドプレートのエア通路に連通し、そのエア通路にエンドパイプをベース長手方向に摺動可能に設けてベース長手方向からロッドレスシリンダ他端側のエンドキャップに圧接して他端側のエンドキャップの連通路に連通した請求項4記載のリニアアクチュエータ。
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