JP3536804B2 - スクータ型車両 - Google Patents
スクータ型車両Info
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
り、特にエンジンのレイアウトに特徴を有するスクータ
型車両に関する。
ニットを備えたものが多い。スイング型パワーユニット
(以下、単にパワーユニットと略す。)はエンジンと、
このエンジンの一側から後方に延びる変速装置を内装し
た伝導ケースとを一体的に備え、車体フレーム等にスイ
ング自在に設けられたものである。
車両の進行方向と平行に配置したパワーユニットの例と
して、例えば特開昭62−155185号公報や特開平
6−48342号公報に示されるものがある。
る方向に配置したものの例として、例えば特開昭61−
81884号公報や特開昭63−106194号公報に
示されるものの他に、フランス特許1.133.249
に示されるものがある。
シリンダを車両の進行方向軸と平行に配置した液冷式の
パワーユニットの一般例を示す側面図であり、図20は
このエンジンの水平断面図(図19のA−A線に沿う断
面図)である。
ワーユニット1は、車体フレーム2にステー3を介して
スイング自在に枢着されている。
ン4が配置されている。このエンジン4は、主にクラン
クケース4a、シリンダ4bおよびシリンダヘッド4c
から構成されており、車両の進行方向軸5と平行に配置
されたシリンダ4b内のピストン6の往復ストロークが
コンロッド7を介してクランクシャフト8を回転運動さ
せるようになっている。
a内に車幅方向(車両の進行方向軸5に直交する方向)
に配置され、一対のベアリング9により支持されてい
る。また、エンジン4の例えば左側に伝導ケース10が
設けられている。
ケース10内に設けられたVベルト変速機構11のドラ
イブプーリ12aが取り付けられており、Vベルト13
を介してドリブンプーリ12bにエンジン4の駆動力が
伝達されるようになっている。
ーユニット1の後方部に設けられた遠心クラッチ機構1
4、ドリブンシャフト15、そしてアイドルシャフト1
6を介して後輪駆動軸17に伝達され、この後輪駆動軸
17に固着された後輪18にエンジン4の駆動力が伝え
られるようになっている。
エンジン排気系19を構成するエキゾーストパイプ19
aが接続され、このエキゾーストパイプ19aの下流側
にマフラ19bが接続されると共に、クランクケース4
aの背面にはエンジン吸気系20を構成するキャブレタ
20aおよびエアクリーナ20bが接続されている。そ
して、これらのエンジン吸気系20の上方に物品収納室
21が配置されている。
を採用しており、シリンダ4bおよびシリンダヘッド4
cにはエンジン冷却水のウォータジャケット22が形成
されている。一方、例えば伝導ケース10内には複数の
ギヤ23を介してクランクシャフト8によって駆動され
るウォータポンプ24が配置されている。さらに、物品
収納室21近傍には冷却水冷却用のラジエター25が配
置されている。そして、ウォータジャケット22と、ウ
ォータポンプ24と、ラジエター25とはそれぞれ冷却
水ホース26で接続され、ラジエター25によって冷却
された冷却水がウォータポンプ24によってウォータジ
ャケット22に強制的に送り込まれ、シリンダ4bおよ
びシリンダヘッド4cを冷却した後にラジエター25に
導かれるようになっている。さらに、ラジエター25前
面には冷却風取入口27が形成され、走行風がラジエタ
ー25に導かれるようになっている。
28が結合されている。
クシャフトをクランクケース内に車幅方向(車両の進行
方向軸に直交する方向)に配置すると、Vベルト変速機
構のドライブプーリ側のクランクシャフト片持ち部の長
さが長くなってベアリングに負担がかかり、軸受部のト
ラブルの原因になりやすいと共に、Vベルトの振動に対
しても不利である。
に配置すると点火プラグの位置が物品収納室の前下部に
位置してしまい、メンテナンスが困難である。同様に、
エキゾーストパイプのシリンダへの接続部が車両の中心
線上になり、着脱が困難である。
場合、バルブをピストンの正反対に配置することにより
混合気の掃気ポートへの流れを左右均等にすることがで
きるが、上述したエンジンの配置位置ではピストンの正
反対に後輪の前部が接近しており、バルブは他の位置に
配置せざるを得なかった。
上、このパワーユニットの背面と物品収納室底面との間
にしかエンジン吸気系を配置できず、そのため、収納室
の容積が制限されると共に、収納室底面のフラット化が
困難である。
備える場合、そのスタータモータの出力軸はクランクシ
ャフトと平行に配置されることが望ましいが、クランク
シャフトの後方は後輪の前部が接近して充分なスペース
がなく、スタータモータをクランクシャフトの上方に横
向きに配置すれば上述した如く収納室底面に干渉する虞
が生じ、スタータモータをクランクシャフトの下方に配
置すれば最低地上高が減ってしまい好ましくない。
合、伝導ケース内にウォータポンプを配置すると組付け
性が悪く、ウォータポンプを他の場所に設置しようにも
パワーユニットの上下は上述した理由からウォータポン
プの組付けが困難であり、結局パワーユニットの側部に
配置せざるを得ず、パワーユニットの幅が拡大して好ま
しくない。また、クランクシャフトに複数のギヤを介し
て連結されるので駆動力の伝達が不安定になる虞があ
る。
成した場合、ライダの体の一部によって走行風が遮られ
る虞があったり、雨水等が侵入してラジエターに直接当
たってしまうなど、好ましくない。
もので、物品収納室の容量を充分に確保可能なスクータ
型車両を提供することを目的とする。
易にしたスクータ型車両を提供するにある。
気ポートへの流れを左右均等に分配可能な2サイクルエ
ンジンを備えたスクータ型車両を提供するにある。
配置スペースを確保可能なスクータ型車両を提供するに
ある。
ットの幅を拡大することなくウォータポンプを設置可能
なスクータ型車両を提供するにある。
れる走行風が遮られたり、ラジエターに雨水等が掛から
ないスクータ型車両を提供するにある。
片持ち部の長さを短縮可能なスクータ型車両を提供する
にある。
車両は、上述した課題を解決するために、請求項1に記
載したように、エンジンと、このエンジンの一側から後
方に延びてその後端で保持する後輪に駆動力を伝導する
伝導ケースとを一体的にしたスイング型パワーユニット
を備える一方、車体フレーム上に物品収納室を備え、そ
の車体全体を車体カバーで覆ったスクータ型車両におい
て、上記エンジンをシリンダヘッド内に動弁機構を備え
た液冷式4サイクルエンジンとし、上記スイング型パワ
ーユニットを上記車体フレームを構成するダウンチュー
ブの後端部またはリヤフレームのいずれか一方にスイン
グ自在に枢着すると共に、上記エンジンのシリンダと、
シリンダヘッドとを上記スイング型パワーユニットの、
車両の進行方向軸の上記伝導ケースとは反対側に配置
し、エンジン吸気系を上記物品収納室下方に配置する一
方、エンジン排気系を構成するマフラを上記後輪を挟ん
で上記伝導ケースの反対側に配置し、さらに上記エンジ
ン冷却系を構成するラジエターを上記車体カバー内に配
置したものである。
求項2に記載したように、上記ラジエターを上記物品収
納室周りに配設すると共に、このラジエターの前方に吸
気ガイドダクトを配置し、この吸気ガイドダクトの吸気
口を上記車両の前方に向かって開口させたものである。
請求項3に記載したように、上記スイング型パワーユニ
ットは、上記動弁機構を構成するバルブ開閉用のカムシ
ャフト駆動機構を上記シリンダの中心軸を挟んで上記エ
ンジン吸気系の反対側に配置したものである。
に、請求項4に記載したように、上記スイング型パワー
ユニットのオイルポンプまたは上記エンジン冷却系を構
成するウォータポンプの少なくとも一方を上記シリンダ
の中心軸を挟んで上記エンジン吸気系側に配置したもの
である。
求項5に記載したように、上記スイング型パワーユニッ
トのエンジンを構成するクランクケースを車両の進行方
向軸に沿って左右に分割可能に形成し、その合わせ面に
クランクシャフトを配置したものである。
請求項6に記載したように、上記スイング型パワーユニ
ットのエンジンはバランサ装置を備え、このバランサ装
置を上記エンジン内に配置されたクランクシャフトと平
行に配置したものである。
に、請求項7に記載したように、上記スイング型パワー
ユニットは、そのクランクシャフトの長手方向に沿って
スタータモータが配置されたものである。
請求項8に記載したように、上記スイング型パワーユニ
ットは、そのクランクシャフトのマグネト側端部または
クランクアイドルシャフトの端部のいずれか一方に上記
エンジン冷却系を構成するウォータポンプが連結された
ものである。
基づいて説明する。
両の第一の実施形態例を示す左側面図であり、図2は、
同右側面である。さらに、図3は、図1のIII−II
I線に沿う断面図、図4は、図1のIV−IV線に沿う
断面図である。
車両30は車体フレーム31を有する。この車体フレー
ム31は、ダウンチューブ32と、このダウンチューブ
32の後端側から後上方に延びる左右一対のリヤフレー
ム33とから構成される。また、リヤフレーム33の上
方にはヘルメット34等を収納可能な物品収納室35が
設けられ、物品収納室35の上方に運転シート36が開
閉自在に設置されると共に、物品収納室35の後方には
例えば燃料タンク37が配置される。そして、このスク
ータ型車両30は、その車体全体が合成樹脂製の車体カ
バー38で覆われて外観が整えられる。
プ39が設けられ、このヘッドパイプ39に前輪40を
回動自在に支持するフロントフォーク41やハンドルバ
ー42等が設けられる。そして、このハンドルバー42
により前輪40が左右に回動自在に操舵される。
一対の懸架ブラケット43が設けられる。この懸架ブラ
ケット43間にはピボット軸44が架設され、このピボ
ット軸44にスイング型パワーユニット45がステー4
6を介してスイング自在に枢着される。
下、単にパワーユニットと略す。)はエンジン47と、
このエンジン47の一側から後方に延びる伝導ケース4
8とを一体的に備える。この伝導ケース48はスイング
アームを兼ねており、リヤショックアブソーバ49によ
りリヤフレーム33に弾性的に支持される。そして、伝
導ケース48の後端に駆動輪である後輪50が保持され
る。
7が配置される。このエンジン47は、液(水)冷2サ
イクル単気筒エンジンであり、主にクランクケース5
1、シリンダ52およびシリンダヘッド53から構成さ
れる。なお、上述したパワーユニット懸架用のステー4
6はクランクケース51外壁の上部に設けられる。
はシリンダ52が車両30の進行方向軸54に直交する
方向に、かつ略水平に配置される。また、シリンダヘッ
ド53には、シリンダ52に整合する燃焼室55が形成
され、その中央部には外方から点火プラグ56がネジ結
合される。そして、シリンダ52およびシリンダヘッド
53の燃焼室55回りにはエンジン冷却水のウォータジ
ャケット57が形成される。
向軸54に沿って左右に分割可能で、その合わせ面にク
ランクシャフト58が車両30の進行方向軸54と平行
に配置される。このクランクシャフト58は前後に分割
可能に構成され、クランクピン59によってその中間部
で連結されると共に、一対のベアリング60により支持
される。
してピストン62が連結され、シリンダ52内のピスト
ン62の往復運動がクランクシャフト58を回転運動さ
せる。なお、クランクケース51内のクランクシャフト
58が配置されたクランク室63とシリンダ52内とは
掃気通路64により連通される。
置65が設けられる。このマグネト装置65の前面はマ
グネトカバー66により覆われ、そのほぼ中央部にウォ
ータポンプ67が配置される。このウォータポンプ67
はクランクシャフト58の前端部に連結され、クランク
シャフト58の回転力により駆動されるように構成され
る。
中心軸(図示せず)を挟んでクランクシャフト58の後
部にはオイルポンプドライブギヤ68が設けられ、オイ
ルポンプドライブシャフト69を介してクランクケース
51背面に配置されたオイルポンプ70を駆動するよう
に構成される。また、クランクシャフト58の後端部に
はクランクシャフト58の回転軸を異なる方向に変換し
ながらエンジン47の駆動力を伝導する伝導装置である
ドライブベベルギヤ71が設けられる。
間にはアイドルシャフト室72が形成される。このアイ
ドルシャフト室72内にはクランクアイドルシャフト7
3がクランクシャフト58と直交する方向に配置され、
ベアリング74により支持される。
中間部付近にはクランクシャフト58の回転軸を異なる
方向に変換しながらエンジン47の駆動力を伝導する伝
導装置であるドリブンベベルギヤ75が設けられ、クラ
ンクシャフト58のドライブベベルギヤ71に噛み合う
ことによりクランクシャフト58の回転軸方向を変換す
るように構成される。
ドルシャフト73を軸支するアイドルシャフトカバー7
6により塞がれる。アイドルシャフト室72とアイドル
シャフトカバー76との接合面には両ベベルギヤ71,
75の噛合いを調整するシム77が設けられると共に、
Oリング78等によりクランク室63およびアイドルシ
ャフト室72を液密に保つ。
より覆われてその内部にベルト室80を形成し、このベ
ルト室80内にVベルト式自動変速装置81が配置され
る。クランクアイドルシャフト73の左端部側はこのベ
ルト室80内に突出し、変速装置81のドライブプーリ
82が取り付けられる。ドライブプーリ82はVベルト
83を介してドリブンプーリ84に連結され、エンジン
47の駆動力がドリブンプーリ84に伝達される。
5の後方部に設けられたドリブンシャフト85に回転自
在に支持されており、ドリブンプーリ84に伝達された
エンジン47からの回転駆動力は遠心クラッチ機構86
を介してドリブンシャフト85に伝達される。
構であり動力伝達装置でもあるミッション機構87を通
じて後輪駆動軸88に連結され、このミッション機構8
7を介して後輪50にエンジン47の駆動力が伝達され
るようになっている。
クランクケース51の部位、例えばクランクケース51
の左側にはエンジン吸気系89を構成するリードバルブ
90が設けられ、このリードバルブ90に同じくエンジ
ン吸気系89を構成するキャブレタ91がインテークパ
イプ92を介して接続される。そして、このキャブレタ
91の上流側には同じくエンジン吸気系89を構成する
エアクリーナ93が接続される。このエアクリーナ93
は、クランクケース51の左側面と伝導ケース48前面
との間で、かつ物品収納室35の下方に形成されるスペ
ースに配置される。
はエンジン排気系94を構成するエキゾーストパイプ9
5が接続され、このエキゾーストパイプ95の下流側に
マフラ96が接続される。
の進行方向軸54を基準に、伝導ケース48の反対側で
ある物品収納室35の右側部にはエンジン冷却系を構成
するラジエター97が配置され、このラジエター97は
例えばリヤフレーム33にブラケット98を介して固定
される。さらに、ラジエター97前面の車体カバー38
には冷却風取入口99が形成され、走行風が物品収納室
35の側壁に沿ってラジエター97に導かれる。
ウォータポンプ67と、ラジエター97とはそれぞれ冷
却水ホース100によって接続され、ラジエター97で
冷却された冷却水がウォータポンプ67によってウォー
タジャケット57に強制的に送り込まれ、シリンダ52
およびシリンダヘッド53を冷却した後にラジエター9
7に導かれるように構成される。
の進行方向軸54に直交する方向に配置することによ
り、点火プラグ56やエキゾーストパイプ95の接続部
が車両30の側部に位置し、容易に着脱可能となってメ
ンテナンス性が向上する。
進行方向軸54と平行に配置すると共に、クランクアイ
ドルシャフト73を設け、両シャフト58,73をベベ
ルギヤ71,75で連結してクランクシャフト58の回
転軸方向を変換するように構成することにより、クラン
クシャフト58の片持ち部58aのみならず、クランク
アイドルシャフト73の長さも短くなってベアリング6
0,74に負担がかかりにくくなる。その結果、軸受部
のトラブルが減ると共に、Vベルト83の振動に対して
も有利になる。
機構をシリンダの中心軸を挟んでエンジン吸気系の反対
側に配置したことにより、シリンダ周りのスペースが有
効に利用できて、また、カムシャフト駆動機構の組付け
性や整備性が向上する。
行方向軸54に直交する方向に配置することにより、ク
ランクケース51の左側面と伝導ケース48前面との間
で、かつ物品収納室35の下方にスペースが形成され、
このスペースにエンジン吸気系89を配置可能となる。
その結果、リードバルブ90をピストン62の正反対に
配置可能となり、混合気の掃気通路64への流れを左右
均等にすることができると共に、パワーユニット45の
背面と物品収納室35底面との間に充分なスペースが確
保でき、物品収納室35底面のフラット化が可能となっ
て物品収納室35の容積を充分に確保できる。
ネト装置65を設け、このマグネト装置65の前面を覆
うマグネトカバー66にウォータポンプ67を配置し、
このウォータポンプ67をクランクシャフト58の前端
部に連結して駆動するように構成することにより、ウォ
ータポンプ67の組付けが容易になると共に、パワーユ
ニット45の幅を拡大させることもない。また、ウォー
タポンプ67はクランクシャフト58に直結されるので
駆動力の伝達が安定する。
クシャフト58の回転軸を異なる方向に変換しながらエ
ンジン47の駆動力を伝導する伝導装置としてベベルギ
ヤ71,75を用いた例を示したが、伝導装置はベベル
ギヤ71,75にかかわらず、ハイポイドギヤなども使
用可能である。
ユニット懸架用のステー46をクランクケース51外壁
の上部に設けた例を示したが、図5および図6に示すよ
うに、ステー46をクランクケース51外壁の下部に設
け、パワーユニット45をダウンチューブ32の後端部
に枢着してもよい。
ンクケース51の左側面と伝導ケース48前面との間
で、かつ物品収納室35の下方に形成されるスペースに
エアクリーナ93を配置した例を示したが、図6に示す
ように、エアクリーナ93は伝導ケース48のケースカ
バー79上に配置してもよい。
両の第二の実施形態例を示す左側面図であり、図8は、
同右側面である。さらに、図9は、図7のIX−IX線
に沿う断面図、図10は、図7のX−X線に沿う断面図
である。なお、この第二実施形態例のスクータ型車両1
01は、基本的に第一実施形態例に示すスクータ型車両
30と同一なものなので、同一の構成部材には同一の符
号を付す。
型車両101は車体フレーム31を有する。この車体フ
レーム31は、ダウンチューブ32と、このダウンチュ
ーブ32の後端側から後上方に延びる左右一対のリヤフ
レーム33とから構成される。また、リヤフレーム33
の上方にはヘルメット34等を収納可能な物品収納室3
5が設けられ、物品収納室35の上方に運転シート36
が開閉自在に設置されると共に、物品収納室35の後方
には例えば燃料タンク37が配置される。そして、この
スクータ型車両101は、その車体全体が合成樹脂製の
車体カバー38で覆われて外観が整えられる。
プ39が設けられ、このヘッドパイプ39に前輪40を
回動自在に支持するフロントフォーク41やハンドルバ
ー42等が設けられる。そして、このハンドルバー42
により前輪40が左右に回動自在に操舵される。
一対の懸架ブラケット43が設けられる。この懸架ブラ
ケット43間にはピボット軸44が架設され、このピボ
ット軸44にスイング型パワーユニット102がステー
46を介してスイング自在に枢着される。
下、単にパワーユニットと略す。)はエンジン103
と、このエンジン103の一側から後方に延びる伝導ケ
ース48とを一体的に備える。この伝導ケース48はス
イングアームを兼ねており、リヤショックアブソーバ4
9によりリヤフレーム33に弾性的に支持される。そし
て、伝導ケース48の後端に駆動輪である後輪50が保
持される。
103が配置される。このエンジン103は、液(水)
冷4サイクル単気筒エンジンであり、主にクランクケー
ス104、シリンダ105、シリンダヘッド106およ
びヘッドカバー107から構成される。なお、上述した
パワーユニット懸架用のステー46はクランクケース1
04外壁の上部に設けられる。
にはシリンダ105が車両101の進行方向軸54に直
交する方向に、かつ略水平に配置される。また、シリン
ダヘッド106には、シリンダ105に整合する燃焼室
55が形成され、外方から点火プラグ56がネジ結合さ
れる。そして、シリンダ105およびシリンダヘッド1
06の燃焼室55回りにはエンジン冷却水のウォータジ
ャケット57が形成される。さらに、シリンダヘッド1
06の上部には図示しない吸・排気バルブや、これらの
バルブ開閉用のカムシャフト108などからなる動弁機
構109が配置され、この動弁機構109はヘッドカバ
ー107により覆われる。
行方向軸54に沿って左右に分割可能で、その合わせ面
にクランクシャフト58が車両101の進行方向軸54
と平行に配置される。このクランクシャフト58は前後
に分割可能に構成され、クランクピン59によってその
中間部で連結されると共に、一対のベアリング60によ
り支持される。
してピストン62が連結され、シリンダ105内のピス
トン62の往復運動がクランクシャフト58を回転運動
させる。
の、シリンダ105の中心軸(図示せず)を挟んでエン
ジン吸気系119の反対側、すなわちクランクシャフト
58の前部にはカムシャフト駆動機構を構成するカムチ
ェーンドライブスプロケット110が設けられる。ま
た、カムシャフト108の前部には他のカムシャフト駆
動機構を構成するカムチェーンドリブンスプロケット1
11が設けられる。そして、両スプロケット110,1
11は他のカムシャフト駆動機構を構成するカムチェー
ン112によって連結される。
装置65が設けられ、マグネトカバー66により覆われ
る。また、クランクシャフト58の後部にはスタータク
ラッチ113を介してスタータドリブンギヤ114が設
けられ、アイドルギヤ115を介してクランクケース1
04背面に車両101の進行方向軸54と平行に、すな
わちクランクシャフト58の長手方向に沿って配置され
たスタータモータ116のドライブシャフト117に作
動連結される。さらに、クランクシャフト58の後端部
にはクランクシャフト58の回転軸を異なる方向に変換
しながらエンジン103の駆動力を伝導する伝導装置で
あるドライブベベルギヤ71が設けられる。
クランクケース104のクランク室63と後輪50前部
との間にはアイドルシャフト室72が形成される。この
アイドルシャフト室72内にはクランクアイドルシャフ
ト73がクランクシャフト58と直交する方向に配置さ
れ、ベアリング74により支持される。
中間部付近にはクランクシャフト58の回転軸を異なる
方向に変換しながらエンジン103の駆動力を伝導する
伝導装置であるドリブンベベルギヤ75が設けられ、ク
ランクシャフト58のドライブベベルギヤ71に噛み合
うことによりクランクシャフト58の回転軸方向を変換
するように構成される。
ドルシャフト73を軸支するアイドルシャフトカバー7
6により塞がれる。アイドルシャフト室72とアイドル
シャフトカバー76との接合面には両ベベルギヤ71,
75の噛合いを調整するシム77が設けられると共に、
Oリング78等によりクランク室63およびアイドルシ
ャフト室72を液密に保つ。
より覆われてその内部にベルト室80を形成し、このベ
ルト室80内にVベルト式自動変速装置81が配置され
る。クランクアイドルシャフト73の左端部はこのベル
ト室80内に突出し、変速装置81のドライブプーリ8
2が取り付けられる。ドライブプーリ82はVベルト8
3を介してドリブンプーリ84に連結され、エンジン1
03の駆動力がドリブンプーリ84に伝達される。
02の後方部に設けられたドリブンシャフト85に回転
自在に支持されており、ドリブンプーリ84に伝達され
たエンジン103からの回転駆動力は遠心クラッチ機構
86を介してドリブンシャフト85に伝達される。
構であり動力伝達装置でもあるミッション機構87を通
じて後輪駆動軸88に連結され、このミッション機構8
7を介して後輪50にエンジン103の駆動力が伝達さ
れるようになっている。
端部73a側のクランクケース104壁にはウォータポ
ンプ118が配置される。このウォータポンプ118は
クランクアイドルシャフト73の右端部73aに連結さ
れ、クランクアイドルシャフト73の回転力により駆動
されるように構成される。
気系94を構成するエキゾーストパイプ95が接続さ
れ、このエキゾーストパイプ95の下流側にマフラ96
が接続される。また、シリンダヘッド106の近傍には
エンジン吸気系119を構成するキャブレタ120が配
置され、インテークパイプ121を介してシリンダヘッ
ド106上面に接続される。
は同じくエンジン吸気系119を構成するエアクリーナ
122が接続される。このエアクリーナ122は、シリ
ンダ105およびシリンダヘッド106の後部で、かつ
マフラ96の上方、後輪50の右側に形成されるスペー
スに配置される。
ーザホース123が装着され、アイドルシャフト室72
内に溜まるブローバイガスをエアクリーナ122に導く
ように構成される。なお、ブリーザホース123は、ク
ランクシャフト58付近のクランクケース104上壁ま
たは側壁に設けてもよい。
車両の進行方向軸54を基準に、伝導ケース48の反対
側である物品収納室35の右側前部にはエンジン冷却系
を構成するラジエター124が配置され、このラジエタ
ー124は例えば物品収納室35壁にブラケット125
を介して固定される。さらに、ラジエター124前面の
車体カバー38には冷却風取入口99が形成され、走行
風がラジエター124に導かれると共に、ラジエター1
24を通過した排風は物品収納室35の側壁に沿って後
方に導かれる。
ウォータポンプ118と、ラジエター124とはそれぞ
れ冷却水ホース100によって接続され、ラジエター1
24で冷却された冷却水がウォータポンプ118によっ
てウォータジャケット57に強制的に送り込まれ、シリ
ンダ105およびシリンダヘッド106を冷却した後に
ラジエター124に導かれるように構成される。
01の進行方向軸54に直交する方向に配置することに
より、点火プラグ56やエキゾーストパイプ95の接続
部が車両101の側部に位置し、容易に着脱可能となっ
てメンテナンス性が向上する。
の進行方向軸54と平行に配置すると共に、クランクア
イドルシャフト73を設け、両シャフト58,73をベ
ベルギヤ71,75で連結してクランクシャフト58の
回転軸方向を変換するように構成することにより、クラ
ンクシャフト58の片持ち部58aのみならず、クラン
クアイドルシャフト73の長さも短くなってベアリング
60,74に負担がかかりにくくなる。その結果、軸受
部のトラブルが減ると共に、Vベルト83の振動に対し
ても有利になる。
の進行方向軸54に直交する方向に配置することによ
り、シリンダ105およびシリンダヘッド106の後部
で、かつマフラ96の上方、後輪50の右側にスペース
が形成され、このスペースにエンジン吸気系119を配
置可能となる。その結果、パワーユニット102の背面
と物品収納室35底面との間に充分なスペースが確保で
き、物品収納室35底面のフラット化が可能となって物
品収納室35の容積を充分に確保できる。
右端部73a側のクランクケース104壁にウォータポ
ンプ118を配置し、このウォータポンプ118をクラ
ンクアイドルシャフト73の右端部73aに連結して駆
動するように構成することにより、ウォータポンプ11
8の組付けが容易になると共に、パワーユニット102
の幅を拡大させることもない。また、ウォータポンプ1
18はクランクアイドルシャフト73に直結されるので
駆動力の伝達が安定する。
の進行方向軸54に直交する方向に配置することによ
り、他の部材などに干渉しない位置にスタータモータ1
16を配置可能となる。
クシャフト58の回転軸を異なる方向に変換しながらエ
ンジン103の駆動力を伝導する伝導装置としてベベル
ギヤ71,75を用いた例を示したが、伝導装置はベベ
ルギヤ71,75にかかわらず、ハイポイドギヤなども
使用可能である。
ユニット懸架用のステー46をクランクケース104外
壁の上部に設けた例を示したが、第一の実施形態の図5
に示したように、ステー46をクランクケース104外
壁の下部に設け、パワーユニット102をダウンチュー
ブ32の後端部に枢着してもよい。
ジン吸気系119をシリンダ105およびシリンダヘッ
ド106の後側で、かつマフラ96の上方、後輪50の
右側に形成されるスペースに配置した例を示したが、図
12に示すように、エンジン吸気系119をシリンダ1
05およびシリンダヘッド106の前側に配置してもよ
く、また、図13に示すようにクランクケース104の
左側面と伝導ケース48前面との間で、かつ物品収納室
35の下方に形成されるスペースにエアクリーナ122
を配置し、ダクト122aを用いてエアクリーナ122
とキャブレタ120とを連結するようにしてもよい。
ンクアイドルシャフト73の右端部73a側のクランク
ケース104壁にウォータポンプ118を配置してクラ
ンクアイドルシャフト73の回転力により駆動されるよ
うに構成した例を示したが、ウォータポンプ118の他
にオイルポンプ(図示せず)を配置してもよい。
たエンジン103にバランサ装置130を設けた例を示
すパワーユニット131の左側面図であり、図15は図
14のXV−XV線に沿う断面図である。
サ装置130は伝導ケース48前面のクランクケース1
04左側面に配置される。このバランサ装置130は、
クランクシャフト58と平行に配置され、一対のベアリ
ング132によって支持されるバランサシャフト133
と、このバランサシャフト133に固着されたバランサ
ウェイト134と、バランサシャフト133の一端に設
けられ、クランクシャフト58に設けられたバランサド
ライブギヤ135に噛み合うバランサドリブンギヤ13
6とから構成される。また、このバランサ装置130
は、クランクケース104左側面に形成された開口部1
37から装着可能に構成され、この開口部137はバラ
ンサカバー138により塞がれる。
01の進行方向軸54に直交する方向に配置することに
より、他の部材などに干渉しない位置にバランサシャフ
ト133をクランクシャフト58と平行に配置可能にな
る。
イドルシャフト室72壁やクランクケース104上壁ま
たは側壁にブリーザホース123を装着した例を示した
が、図14および図15に示すように、バランサ装置1
30近傍、例えばバランサカバー138にブリーザホー
ス123を装着してもよい。
イクルエンジン47においては、クランクシャフト58
の後部にオイルポンプドライブギヤ68を設け、オイル
ポンプドライブシャフト69を介してオイルポンプ70
を駆動するように構成すると共に、マグネト装置65の
前面を覆うマグネトカバー66にウォータポンプ67を
配置し、このウォータポンプ67をクランクシャフト5
8の前端部に連結して駆動するように構成した例を示し
たが、例えば第二実施形態に示すエンジン103のよう
に、クランクアイドルシャフト73の右端部73aにウ
ォータポンプ67やオイルポンプ70を連結してもよ
く、また、オイルポンプ70をマグネトカバー66に設
けてクランクシャフト58で駆動するようにしてもよ
い。
サイクルエンジン103においては、クランクアイドル
シャフト73の右端部73aにウォータポンプ118を
連結した例を示すと共に、オイルポンプ70についての
説明は省略したが、2サイクルエンジン47同様、マグ
ネト装置65の前面を覆うマグネトカバー66にウォー
タポンプ118を配置し、このウォータポンプ118を
クランクシャフト58の前端部に連結して駆動するよう
にしてもよく、また、クランクアイドルシャフト73の
右端部73aやクランクシャフト58の前端部にオイル
ポンプ(図示せず)を直結してもよい。
クータ型車両の右側面図であり、図17は、このスクー
タ型車両の平面図である。図16および図17に示すよ
うに、このスクータ型車両140はそのラジエター14
1の前方に吸気ガイドダクト142を、また、ラジエタ
ー141の後方に排気ガイドダクト143を備える。吸
気ガイドダクト142の吸気口144は、ライダの体に
よって遮られない場所に車両140の前方に向かって開
口しており、例えば車体カバー145の最前部(図16
の144(a)位置)、運転シート36前方の湾入部1
46の前方(図16の144(b)位置)、またはこの
湾入部146の後方(図16の144(c)位置)等が
考えられる。吸気口144(b)および144(c)は
いずれもラジエター141より下方に開口しているた
め、ラジエター141への雨水等の侵入が防げる。ま
た、吸気口144(a)は、ラジエター141より上方
に開口しているが、吸気ガイドダクト142の途中がラ
ジエター141より下方に位置するため、やはりラジエ
ター141への雨水等の侵入が防げる。
口144(d)〜144(f)を有する吸気ガイドダク
ト147を備えてもよい。さらに、図16に示すよう
に、ラジエター141の後方に吸気ファン148を設
け、停車中や走行風が少ないときに強制的に外気を吸気
するようにしてもよい。
42,143を設けることにより、ラジエター141の
放熱効果が高まり、エンジン47,103の冷却効率が
向上する。
ータ型車両140は、物品収納室150の後側の一部が
後方に向かって延長されて延長部150aを形成し、燃
料タンク151等のタンク類と併設される。物品収納室
150に延長部150aを形成することにより、従来の
物品収納室では収納不可能であった長尺物も収納可能と
なる。
ータ型車両によれば、エンジンと、このエンジンの一側
から後方に延びてその後端で保持する後輪に駆動力を伝
導する伝導ケースとを一体的に備え、車体フレームにス
イング自在に、且つ弾性的に支持されたスイング型パワ
ーユニットを有すると共に、上記車体フレーム上に物品
収納室を備え、その車体全体を車体カバーで覆ったスク
ータ型車両において、上記エンジンを液冷式エンジンと
し、上記スイング型パワーユニットは車両の進行方向軸
の上記伝導ケースとは反対側に上記エンジンのシリンダ
ヘッドと、エンジン吸気系、エンジン排気系およびエン
ジン冷却系とを配置する一方、上記エンジン排気系を構
成するマフラを上記後輪を挟んで上記伝導ケースの反対
側に配置すると共に、上記エンジン冷却系を構成するラ
ジエターを上記物品収納室側部の上記車体カバー内に配
置したため、パワーユニットの背面と物品収納室底面と
の間に充分なスペースが確保でき、物品収納室底面のフ
ラット化が可能となって物品収納室の容積を充分に確保
できる。
示すスクータ型車両の左側面図。
を示すパワーユニットの左側面図。
ットの左側図。
示すスクータ型車両の左側面図。
ユニットの平面図。
ユニットの平面図。
例を示すパワーユニットの左側面図。
の右側面図。
図。
両の進行方向軸と平行に配置した液冷式のスイング型パ
ワーユニットの一般例を示す側面図。
Claims (8)
- 【請求項1】 エンジンと、このエンジンの一側から後
方に延びてその後端で保持する後輪に駆動力を伝導する
伝導ケースとを一体的にしたスイング型パワーユニット
を備える一方、車体フレーム上に物品収納室を備え、そ
の車体全体を車体カバーで覆ったスクータ型車両におい
て、上記エンジンをシリンダヘッド内に動弁機構を備え
た液冷式4サイクルエンジンとし、上記スイング型パワ
ーユニットを上記車体フレームを構成するダウンチュー
ブの後端部またはリヤフレームのいずれか一方にスイン
グ自在に枢着すると共に、上記エンジンのシリンダと、
シリンダヘッドとを上記スイング型パワーユニットの、
車両の進行方向軸の上記伝導ケースとは反対側に配置
し、エンジン吸気系を上記物品収納室下方に配置する一
方、エンジン排気系を構成するマフラを上記後輪を挟ん
で上記伝導ケースの反対側に配置し、さらに上記エンジ
ン冷却系を構成するラジエターを上記車体カバー内に配
置したことを特徴とするスクータ型車両。 - 【請求項2】 上記ラジエターを上記物品収納室周りに
配設すると共に、このラジエターの前方に吸気ガイドダ
クトを配置し、この吸気ガイドダクトの吸気口を上記車
両の前方に向かって開口させた請求項1記載のスクータ
型車両。 - 【請求項3】 上記スイング型パワーユニットは、上記
動弁機構を構成するバルブ開閉用のカムシャフト駆動機
構を上記シリンダの中心軸を挟んで上記エンジン吸気系
の反対側に配置した請求項1または2記載のスクータ型
車両。 - 【請求項4】 上記スイング型パワーユニットのオイル
ポンプまたは上記エンジン冷却系を構成するウォータポ
ンプの少なくとも一方を上記シリンダの中心軸を挟んで
上記エンジン吸気系側に配置した請求項1、2または3
記載のスクータ型車両。 - 【請求項5】 上記スイング型パワーユニットのエンジ
ンを構成するクランクケースを車両の進行方向軸に沿っ
て左右に分割可能に形成し、その合わせ面にクランクシ
ャフトを配置した請求項1〜4のいずれかに記載のスク
ータ型車両。 - 【請求項6】 上記スイング型パワーユニットのエンジ
ンはバランサ装置を備え、このバランサ装置を上記エン
ジン内に配置されたクランクシャフトと平行に配置した
請求項5記載のスクータ型車両。 - 【請求項7】 上記スイング型パワーユニットは、その
クランクシャフトの長手方向に沿ってスタータモータが
配置された請求項5または6記載のスクータ型車両。 - 【請求項8】 上記スイング型パワーユニットは、その
クランクシャフトのマグネト側端部またはクランクアイ
ドルシャフトの端部のいずれか一方に上記エンジン冷却
系を構成するウォータポンプが連結された請求項5、6
または7記載のスクータ型車両。
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