JP3531347B2 - インクジェット式記録装置 - Google Patents
インクジェット式記録装置Info
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Description
し、印刷データに一致してインク滴を記録用紙に噴射し
画像を形成するインクジェット式記録装置に関する。
ェット式記録装置では、長時間インクを吐出させないで
放置すると、記録開始時に正常な吐出用信号が送られた
にもかかわらず、液滴が吐出されないという不良現象が
起こることが知られている。
クの粘度が増大する低温環境下で発生しやすくなるが、
発生の原因は主に、吐出表面でのインク蒸発によるイン
クの粘度上昇が発生して、吐出口付近のインクの粘性抵
抗が増大することによる。このインクの粘性抵抗の増大
によりインク滴吐出に要するエネルギが増大するため、
吐出エネルギ不足によって吐出不良が引き起こされる。
と呼ばれる方法がある。これは、例えば電源投入時や記
録が長時間行われない場合などに、粘度が高くなった吐
出口付近のインクを自動的にしかるべき回数、液体吸収
体等に吐出させてインクの粘度を低下させ、この予備吐
出動作内でインク吐出不良を解消し、記録時には正常な
吐出を得る方法であり、特開平7-290720号公報に示され
ている。
ンクの吐出口より吸引を行う等、インク流路に所定の圧
力を作用させて吐出口から粘度上昇したインクを強制的
に排出させる方法もある。
カートリッジやタンクなどのインク容器に貯蔵されてい
るインクを流路を介して記録ヘッドに供給して、圧力発
生室でインクを加圧してノズル開口からインク滴として
記録用紙に吐出させるように構成されている。
滲みを可及的に少なくするために蒸発力の高い液体が好
んで用いられている関係上、インク溶媒がインク容器を
構成する高分子材料の層を透過して蒸発する。このた
め、インク容器は未使用状態においては高分子フィルム
に金属層を形成した気体遮断性に優れた包装袋に収容さ
れていて、長期間の保存でも内部のインクに粘度の増加
(増粘)を来さないように対策が施されている。
がインクジェット式記録装置に一旦装着されると装着開
始時から、インクの溶媒が高分子材料であるインク容器
を通過し蒸発し続ける。このようなインク溶媒の蒸発
は、図6に示したようにインクの粘度を上昇させること
になる。このインク容器内のインク粘度は、インク容器
の装着時間のみで一義的に推定できない。即ち、インク
容器内のインク残量がインクの消費により減少していっ
た場合、インク残量が少なくなればなるほどインクを構
成する溶質濃度は溶媒の蒸発によって急激に上昇する。
この結果、インク容器内のインク粘度も同様に日時の経
過に対して急激に上昇することになる。記録装置の小型
化に伴ってインク容器内のインク容量を小さくしたり、
普通紙での印字品質向上のためインクを構成する着色剤
などの溶質濃度を増やしたりすると、インク残量が少な
くなった際のこのインク粘度の急激な上昇はより顕著に
なる。また、図6に見られるように消費インク速度の違
いによっても、日時の経過に対するインク粘度の上昇カ
ーブは異なる。
るために予備吐出動作を行ったり、吸引動作等により強
制的にインク排出回復動作を行っているが、通常悪環境
条件下に合わせて予備吐出回数や予備吐出間隔、インク
排出回復間隔を一律に設定している。インク容器内のイ
ンク粘度上昇に対しても、使用保証期間内でのインク粘
度増大に合わせて予備吐出回数や予備吐出間隔、インク
排出回復間隔を一律に設定している。
が増大した悪環境条件下では有効であるが、好条件下つ
まりインク粘度上昇が低く吐出不良が起こりにくい環境
条件下で使用される場合には、余計なインク消費や余計
な回復動作のための時間を費やしていることになるとい
う問題点を有していた。
するために本発明においては、インク容器からインクの
供給を受けてインク滴を吐出するインクジェット式記録
ヘッドを備えた記録装置において、前記インク容器の着
脱を検出するインク容器着脱検知手段と、このインク容
器着脱検知手段からの信号に基づいてインク容器が交換
されたことを検出して計時データをリセットするととも
に、前記インク容器の装着継続時間を計時する計時手段
と、前記インク容器中のインク残量を検出するインク残
量検出手段と、前記装着継続時間と前記インク容器中の
インク残量に基づいて前記インク容器内のインク粘度相
当値を計算するインク粘度相当値計算手段と、このイン
ク粘度相当値に基づいてインク滴の吐出不良を予防する
予備吐出動作として最適な予備吐出動作を行わせる予備
吐出動作制御手段とを備えるようにした。
てインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドを備
えた記録装置において、前記インク容器の着脱を検出す
るインク容器着脱検知手段と、このインク容器着脱検知
手段からの信号に基づいてインク容器が交換されたこと
を検出して計時データをリセットするとともに、前記イ
ンク容器の装着継続時間を計時する計時手段と、前記イ
ンク容器中のインク残量を検出するインク残量検出手段
と、前記装着継続時間と前記インク容器中のインク残量
に基づいて前記インク容器内のインク粘度相当値を計算
するインク粘度相当値計算手段と、インク滴を吐出する
吐出口よりインクを排出してインク滴の吐出不良を予防
するインク排出回復手段と、前記記録装置の電源投入時
に前記インク粘度相当値に基づいて前記インク排出回復
手段に最適なインク排出回復動作を行わせるインク排出
回復動作制御手段とを備えるようにした。
残量を記録装置本体側で全て管理して、インク容器の装
着時間とインク容器内のインク残量の2つのパラメータ
によってほぼ支配されるインク粘度の増加に対応して、
記録ヘッドの目詰まり吐出不良防止のための予備吐出動
作またはインク排出回復動作の動作条件を設定すること
により、短時間かつ余分なインクを消費することなく確
実に、吐出不良の原因となる吐出口付近の増粘インクの
除去を行うことができる。
した実施例に基づいて説明する。
第1の実施例を説明するものである。
録装置の一実施例を示すものであって、図中符号1は、
キャリッジで、タイミングベルト2によりキャリッジ駆
動モータ3に接続されていて、ガイド部材4に案内され
てプラテン5に平行に往復移動するように構成されてい
る。
は、印刷領域(図中、左側)に黒インクを吐出する記録
ヘッド7が、また非印刷領域側にカラー印刷用の記録ヘ
ッド8が搭載され、各記録ヘッド7、8は、それぞれ黒
インク容器9、カラーインク容器10からインクの供給
を受けて記録用紙6にインク滴を吐出して印刷するよう
になっている。
記録ヘッド7を封止するキャップ部材13と、カラーイ
ンク用記録ヘッド8を封止するキャップ部材14を同一
のスライダに搭載し、2連のチューブポンプからなるポ
ンプユニット16にチューブを介して接続されている。
7、8のノズル開口面を1つの空間で封止できるサイズ
を備え、ゴムなどの弾性材料をカップ状に形成されてお
り、非印字時には記録ヘッド7、8のノズル開口を封止
し、また吐出能力回復操作時には図示しない紙送りロー
ラを駆動するモータ17の動力を受けるポンプユニット
16から負圧により記録ヘッド7、8からインクを強制
的に排出させることができるように構成されている。
モータ17により上下動するクリーナユニット18が配
置されており、これらを併動させることにより、ノズル
開口近傍における局所的なインクの増粘や固化を防ぐこ
とができる。
図である。本実施例ではインク容器9内のインク粘度に
基づいて予備吐出動作の条件を可変としている。図2の
ブロック図にしたがって予備吐出動作のための構成につ
いて説明する。
で、インク容器9を収容するフレーム19内に設けられ
た固定接点21と、これに対向してインク容器9の当接
により変位する可動接点22とからなり、インク容器9
の着脱によって信号を出力するように構成されている
(図3)。
手段20からの信号に基づいて、インク容器9が交換さ
れた場合には、以前の計時データをリセットし、また装
着状態が継続している場合には、前回電源オンしてから
経過した、そのインク容器の装着継続時間を計時するも
ので、記録装置本体に設けたタイマー手段や、またホス
ト装置から入力する時刻データを取得して装着継続時間
を演算するように構成されている。
源が投入された時点で計時手段23の装着継続時間のデ
ータと、後述するインク残量検出手段28のインク残量
のデータ、後述するインク粘度相当値記憶手段25のイ
ンク粘度相当値データとに基づいて、現時点におけるイ
ンク粘度相当値を算出するものである。
で、前回電源が投入された時点で算出したインク粘度相
当値を格納して構成されている。インク粘度相当値と
は、インク容器9内のインク粘度に相当する数値を指
す。インク粘度値そのものはもちろん、インク粘度と1
対1の関係にあればインク容器9内の溶媒重量比率のよ
うな数値であってもかまわない。
器9内のインク残量を検出するものである。本実施例の
インク残量検出手段28は、インク滴を吐出させるパル
ス信号数の計数と目詰まり回復操作数の計数とに基づい
て、インク滴の吐出によって消費したインク量と目詰ま
り回復用に消費したインク量とを合わせた総消費インク
量を演算により算出し、インク容器9内のインクの残量
を求めるように構成されている。この方式のインク残量
検出手段28は、インク残量を機械的或は電気的に検出
する方式に比べて、簡易な構成で正確にインク残量を検
出できるという特徴をもつ。
粘度相当値計算手段24で計算した現在のインク容器9
中のインク粘度相当値に基づき、最適な予備吐出動作条
件を予備吐出動作条件記憶手段30から読み込む。本実
施例では予備吐出動作制御手段29は、予備吐出動作条
件として電源オン時及び印刷開始時の予備吐出回数デー
タを予備吐出動作条件記憶手段30から呼び出して、印
刷制御手段26を介して記録ヘッド駆動回路27へこの
予備吐出回数に基づいた予備吐出駆動信号を入力する。
り、予備吐出動作後にインク吐出不良の無い印刷結果を
得るのに必要になる、インク容器9内のインク粘度相当
値に対する予め調査されている必要且つ最小限の最適な
予備吐出動作条件を規定するデータを格納して構成され
ている。本実施例では予備吐出動作条件記憶手段30
は、予備吐出動作条件として電源オン時及び印刷開始時
の予備吐出回数データをインク粘度相当値に対して最適
化された規定データとして記憶している。
出回数との関係を規定しているが、予備吐出の駆動電圧
パルスを電圧で補正することも可能であり、予備吐出動
作条件記憶手段30は、インク粘度相当値と予備吐出の
駆動電圧との関係を規定するデータを格納して構成され
ていてもよい。
刷信号に基づいて記録ヘッド駆動回路27を制御する印
刷制御手段を示す。
図4に示したフローチャートに基づいて説明する。
S1)、計時手段23より、前回電源を投入してから経
過した、インク容器装着継続時間を検知する(ステップ
S2)。次のステップS3において、インク残量検出手
段28によりインク容器9内のインク残量が検知され
る。ステップS4では、インク粘度相当値記憶手段25
に書き込まれてあるインク粘度相当値を読み出す。この
インク粘度相当値は、インク容器9を交換した直後には
初期状態の値となっており、インク容器9が継続して装
着されている場合には、前回電源を投入した時のインク
粘度相当値となっている。ステップS5においてインク
粘度相当値計算手段24は、ステップS2、S3、S4
の3つのデータに基づいて現時点でのインク粘度相当値
を演算する。詳細な演算について、ここでは代表的なイ
ンクの例として溶媒が水分である場合を具体例に挙げて
以下に説明する。
に対するインク粘度を計測し、このデータよりインク容
器中の水分重量比率xに対するインク粘度ηの関係を求
めると、一般に、
によって求められる定数)、インク容器9内の水分重量
比率が判れば、インク容器9内のインク粘度が計算でき
ることになる。本実施例では簡単のため、インク容器9
内の水分重量比率をインク粘度相当値として用いる。現
時点でのインク容器9内の水分重量比率は、
タとして、ステップS2での装着継続時間、ステップS
3での現時点でのインク残量、ステップS4での前回駆
動電圧パルスを設定した時のインク容器9内の水分重量
比率が入力される。
手段29は、ステップS5で算出したインク粘度相当値
を基に、現時点におけるインク容器9内のインク粘度に
適した予備吐出動作条件としての予備吐出回数を予備吐
出動作条件記憶手段30から読みだして、電源オン時お
よび印刷開始時の予備吐出回数をそれぞれ設定する。
度に適した予備吐出動作条件が設定されると、ステップ
S7では予備吐出動作制御手段29より出力される予備
吐出動作信号が印刷制御手段26を介して記録ヘッド駆
動回路27へ入力され、前回電源をオフされてから累積
した吐出口付近の増粘したインクが電源オン時の予備吐
出動作により記録ヘッド7より吐き出される。
ク粘性抵抗の増大による吐出不良については、前回電源
オフされてからの経過時間によって大きく左右されるた
め、計時手段によって例えば予備吐出回数などの予備吐
出動作条件を可変とすべきである。更に、これに加えて
本実施例のようにインク容器9中のインク粘度増大を考
慮に入れて予備吐出動作を変更することにより、記録ヘ
ッド7はその時のインク容器9内のインク粘度が増大し
てきたら、多めの予備吐出回数に変更して、予備吐出に
よるインク吐出口付近の増粘したインクの吐き出しを確
実に行うことができる。
新が行われ、インク粘度相当値記憶手段25に書き込ま
れる。続いて、ステップS9で計時手段23が前回の電
源オン時から今まで計時してきたインク容器の装着継続
時間データをリセットし、ステップS10で計時手段2
3が計時動作を開始する。
1)、記録ヘッド駆動回路27はまず、ステップS6で
設定された印刷開始時の予備吐出動作を行い記録ヘッド
7を駆動する(ステップS12)。その後記録ヘッド駆
動回路27は印刷信号に基づく印刷制御手段26からの
駆動電圧パルスにより記録ヘッド7を駆動する(ステッ
プS13)。
ンドが検出された段階で、記録装置から古いインク容器
9を取り外すと、インク容器着脱検知手段20によりイ
ンク容器9の取り外しが検知され(ステップS14)、
ステップS15では計時手段23が計時してきた前回電
源が投入されてからの装着継続時間データをリセットす
る。
と、インク容器着脱検知手段20から信号が出力し(ス
テップS16)、インク粘度相当値記憶手段25に格納
されているインク粘度相当値のデータを初期値に更新す
る(ステップS17)。予備吐出動作制御手段29は、
予備吐出動作条件を再設定する(ステップS18)。計
時手段23が計時動作を開始して(ステップS10)、
記録装置は印字信号の入力を待つ状態となる(ステップ
S11)。
じており、図5は図4に示したフローチャートの中で印
刷動作実行中の予備吐出の最適化の動作についてのフロ
ーチャートである。
刷動作実施中においても予備吐出動作制御手段29より
印刷制御手段26に予備吐出動作信号が印刷信号に割り
込み入力されて、印刷途中に予備吐出動作がなされる点
である。
と、印字開始時の予備吐出動作をステップS12でまず
行う。その後ステップS26で印字中の予備吐出計時動
作をスタートさせる。この予備吐出計時は、印刷中に前
回予備吐出した時点から一定時間以上経過したかどうか
判定するための図示されない計時手段によって行われ
る。
と、ステップS21で予備吐出計時手段が一定時間以上
経過したかどうか判定し、一定時間以上経過して予備吐
出動作を行うタイミングと判定すると、印刷制御手段2
6は印刷中の予備吐出動作信号を記録ヘッド駆動回路2
7へ送り記録ヘッド7に予備吐出を行わせる(ステップ
S23)。本実施例では、インク粘度相当値に対応した
印刷中の予備吐出の時間間隔が予備吐出動作制御手段2
9によりステップS6において設定されており、この予
備吐出の時間間隔に基づいて、予備吐出動作のタイミン
グかどうかステップS21で判定される。インク容器9
内のインク粘度が水分蒸発により増大している場合に
は、印字中の予備吐出動作を行う時間間隔を短くする。
これにより、印刷中にインク滴吐出がなされず増粘して
しまった吐出口付近のインクを予備吐出により吐き出し
てヨレ曲がりの無いドット形成を維持する。逆にインク
容器9内のインク粘度上昇がない場合には、印字中の予
備吐出にいく時間間隔を長めに設定して印刷のスループ
ットを向上させる。予備吐出を実行した後は、ステップ
S24で印刷中の予備吐出計時データをリセットし、ス
テップS25で計時動作をスタートさせる。
ミングでないと判定された場合は、ステップS22で印
刷終了かどうかの判定を行い、未印刷データが残ってい
る場合には印刷動作を継続する。
的等でインクを構成する着色剤等の溶質濃度を増やした
インクでは特に有効である。
を示すブロック図である。本実施例ではインク容器9内
のインク粘度に基づいて、記録装置の電源投入時に行う
インク排出回復動作の条件を可変としている。このイン
ク排出回復動作は、前述の予備吐出では回復しきれない
重大な吐出口付近のインク増粘によるインク目詰まりを
回復させるために行われる。図7のブロック図にしたが
って第1実施例と異なる構成について説明する。
で、記録装置が前回電源オフされてから電源投入される
までの期間を計時するもので、記録装置の電源がオフさ
れると以前の計時データをリセットして計時動作を開始
する。計時手段23と同様に記録装置本体に設けたタイ
マー手段や、またホスト装置から入力する時刻データを
取得して装着継続時間を演算するように構成されてい
る。
であり、インク排出回復動作後にインク吐出不良の無い
印刷結果を得るのに必要になる、インク容器9内のイン
ク粘度相当値に対する予め調査されている必要且つ最小
限の最適なインク排出による回復動作条件を規定するデ
ータを格納して構成されている。本実施例ではインク排
出回復動作条件記憶手段41は、インク排出回復動作条
件として、インク吸引回復動作を行うべき電源オフ期間
のしきい値をインク粘度相当値に対して最適化された規
定データとして記憶している。
出回復動作制御手段43からのインク排出回復動作信号
に基づき、ポンプユニット16で負圧を発生させてキャ
ッピング装置12を介して記録ヘッド7から強制的にイ
ンクを排出させるように本実施例では構成されている。
インク粘度相当値計算手段24で計算した現在のインク
容器9中のインク粘度相当値に基づき、インク吸引回復
動作を行うべき電源オフ期間のしきい値をインク排出回
復動作条件記憶手段41から読み込む。本実施例ではイ
ンク排出回復制御手段43は、インク排出回復動作条件
としてインク吸引回復動作を行うべき電源オフ期間のし
きい値をインク排出回復動作条件記憶手段41から呼び
出して、インク排出回復動作を行うかどうかの判定を行
い、インク排出回復動作を行う場合にはインク排出回復
手段42にインク排出動作信号を送る。
吸引回復動作を行うべき電源オフ期間のしきい値との関
係を規定しているが、インク排出回復動作条件記憶手段
40は、インク粘度相当値とインク吸引回復動作の吸引
量との関係を規定するデータを更に格納し、インク粘度
相当値が大きいとインク吸引量を大きくなるようなデー
タとして構成されていてもよい。
図8に示したフローチャートに基づいて第1実施例と異
なる点について説明する。
手段40より、記録装置が前回電源オフされてから電源
投入されるまでに経過した期間を検知する(ステップS
31)。次のステップS32において、ステップS5で
算出したインク粘度相当値を基に、インク吸引回復動作
を行うべき電源オフ期間のしきい値をインク排出回復動
作条件記憶手段41から読み込んで、ステップS31で
検知した電源オフ期間との比較を行う。ステップS32
においてインク吸引回復動作を行うべきと判定される
と、ステップS33においてインク排出回復動作が行わ
れる。ステップS32においてインク吸引回復動作を行
う必要が無いと判定されるとインク排出回復動作は実施
されずに次ステップへと進む。
のインク粘度に基づいて記録装置の電源投入時に行うイ
ンク排出回復動作の条件を可変としているため、前述の
予備吐出では回復しきれない重大な吐出口付近のインク
増粘によるインク目詰まりが発生するような条件下であ
っても必要最小限のインク排出で目詰まりを回復させる
ことができる。
例および第3実施例の構成に準じており、同色系インク
について濃度の異なる複数のインクを吐出する記録ヘッ
ドに適用される。本実施例では同色系インクについて濃
度の異なる複数のインクを用いており、インクの濃度の
違いによりインク溶媒の蒸発に対するインク粘度上昇の
時間変化はインクにより大きく異なるため、予備吐出動
作制御手段29またはインク排出回復動作制御手段43
が、それぞれのインクに対応して予備吐出動作またはイ
ンク排出回復動作が行われる構成となっており、インク
の種類により異なる粘度上昇変化に対応して必要最小限
のインク消費によって目詰まり回復性を維持できるとい
う効果を有している。
至第4実施例に対して、インク粘度相当値計算手段24
に周囲の雰囲気温度の検出データを入力し、インク粘度
の温度依存性を加味してインク粘度相当値を算出する点
が異なる。
施例を示すブロック図である。
された温度データがAD変換器52を介してインク粘度
相当値計算手段24に取り込まれる。
係を示す図であり、本実施例で用いたインクを例にとる
と、40℃で粘度Hは約2.0mPa・s、25℃での
粘度Iは3.0mPa・s、15℃での粘度Jは4.2
mPa・sという温度依存性をもつ。図9に戻り、イン
ク粘度相当値計算手段24では、計時手段23からのイ
ンク容器装着継続時間のデータ、インク残量検出手段2
8からのインク残量データ、インク粘度相当値記憶手段
25のデータとから演算により求めた現時点での基準環
境温度におけるインク粘度相当値に対して、温度センサ
51から入力された温度データに基づいて図10に示さ
れるインク粘度の温度依存性の補正係数を演算して、記
録装置の周囲の雰囲気温度を考慮したインク容器9の正
確なインク粘度相当値を計算する。
を独立して着脱するものを例に採って説明したが、イン
クジェット式記録ヘッドとしてインク容器とを一体化し
て、インクの補給を記録ヘッドの交換と同時に行うヘッ
ド一体型のインクカートリッジを用いた記録装置にも適
用できることは明らかである。
キャリッジに搭載する形式の記録装置を例に採って説明
したが、インク容器を函体に設置してチューブにより記
録ヘッドにインクを供給するものにも適用することもで
きる。
インク容器装着継続時間を計時する計時手段及びインク
残量を検出するインク残量検出手段により、装着継続時
間とインク残量に対応して前記インク容器内のインク粘
度を計算するようにし、この計算されたインク粘度に基
づいてインク滴の吐出不良を予防する予備吐出動作また
はインク排出回復動作のそれぞれの動作条件を可変とし
たので、インク容器内のインク粘度の上昇がどのような
履歴で変化しようとも、またインク容器内のインク残量
が少なくなろうとも、インク粘度の上昇変化に正確に対
応して、最適な吐出口付近の増粘インクの除去が必要最
小限のインク消費と動作時間で確実に行うことができ
る。
る。
ある。
ートである。
ートである。
と、インク容器内のインクの粘度との関係を示す線図で
ある。
る。
ートである。
る。
図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 インク容器からインクの供給を受けてイ
ンク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドを備えた
記録装置において、 前記インク容器の着脱を検出するインク容器着脱検知手
段と、このインク容器着脱検知手段からの信号に基づい
てインク容器が交換されたことを検出して計時データを
リセットするとともに、前記インク容器の装着継続時間
を計時する計時手段と、前記インク容器中のインク残量
を検出するインク残量検出手段と、前記装着継続時間と
前記インク容器中のインク残量に基づいて前記インク容
器内のインク粘度相当値を計算するインク粘度相当値計
算手段と、このインク粘度相当値に基づいてインク滴の
吐出不良を予防する予備吐出動作として最適な予備吐出
動作を行わせる予備吐出動作制御手段と、を備えたこと
を特徴とするインクジェット式記録装置。 - 【請求項2】 前記インク残量検出手段は、インク滴を
吐出させるパルス信号数の計数と目詰まり回復操作数の
計数とに基づいてインク容器の残量状態を検出すること
を特徴とする、請求項1記載のインクジェット式記録装
置。 - 【請求項3】前記最適な予備吐出動作は、増粘が増大す
る程、時間間隔が短くなることを特徴とする請求項1ま
たは2記載のインクジェット式記録装置。 - 【請求項4】 前記予備吐出動作制御手段は、周囲の温
度を検出する温度検出手段により検出された温度を考慮
し、前記インク粘度相当値を算出することを特徴とする
請求項1記載のインクジェット式記録装置。 - 【請求項5】 インク容器からインクの供給を受けてイ
ンク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドを備えた
記録装置において、 前記インク容器の着脱を検出するインク容器着脱検知手
段と、このインク容器着脱検知手段からの信号に基づい
てインク容器が交換されたことを検出して計時データを
リセットするとともに、前記インク容器の装着継続時間
を計時する計時手段と、前記インク容器中のインク残量
を検出するインク残量検出手段と、前記装着継続時間と
前記インク容器中のインク残量に基づいて前記インク容
器内のインク粘度相当値を計算するインク粘度相当値計
算手段と、インク滴を吐出する吐出口よりインクを排出
してインク滴の吐出不良を予防するインク排出回復手段
と、前記記録装置の電源投入時に前記インク粘度相当値
に基づいて前記インク排出回復手段に最適なインク排出
回復動作を行わせるインク排出回復動作制御手段と、を
備えたことを特徴とするインクジェット式記録装置。 - 【請求項6】 前記インク残量検出手段は、インク滴を
吐出させるパルス信号数の計数と目詰まり回復操作数の
計数とに基づいてインク容器の残量状態を検出すること
を特徴とする、請求項5記載のインクジェット式記録装
置。 - 【請求項7】前記最適なインク排出回復動作は、インク
増粘が増大する程インク吸引量を大きくすることを特徴
とする請求項5または6記載のインクジェット式記録装
置。 - 【請求項8】 前記予備吐出動作制御手段は、周囲の
温度を検出する温度検出手段により検出された温度を考
慮し、前記インク粘度相当値を算出することを特徴とす
る請求項5記載のインクジェット式記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9455596A JP3531347B2 (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | インクジェット式記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9455596A JP3531347B2 (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | インクジェット式記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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