JP2003320674A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JP2003320674A JP2003320674A JP2002133163A JP2002133163A JP2003320674A JP 2003320674 A JP2003320674 A JP 2003320674A JP 2002133163 A JP2002133163 A JP 2002133163A JP 2002133163 A JP2002133163 A JP 2002133163A JP 2003320674 A JP2003320674 A JP 2003320674A
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- JP
- Japan
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- ink
- cleaning
- capping means
- cleaning medium
- inkjet recording
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクジェット記録装置において、非印刷時
や電源停止時が長時間になると、インクがノズル開口1
9で徐々に固化することによるノズルの目詰まりといっ
た問題が生じている。 【解決手段】 電源が遮断される際に、キャッピング手
段20の流路内を洗浄液で洗浄してから、印字ヘッド1
7のノズル開口19をキャップするので、長時間の印刷
休止や、長期間の電源停止状態においても、キャッピン
グ手段20の流路内に満たされた洗浄液が、キャッピン
グ手段20の流路内を保湿する。これにより、ノズル開
口19でのインクの固化による目詰まりを防ぐことが可
能となる。
や電源停止時が長時間になると、インクがノズル開口1
9で徐々に固化することによるノズルの目詰まりといっ
た問題が生じている。 【解決手段】 電源が遮断される際に、キャッピング手
段20の流路内を洗浄液で洗浄してから、印字ヘッド1
7のノズル開口19をキャップするので、長時間の印刷
休止や、長期間の電源停止状態においても、キャッピン
グ手段20の流路内に満たされた洗浄液が、キャッピン
グ手段20の流路内を保湿する。これにより、ノズル開
口19でのインクの固化による目詰まりを防ぐことが可
能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズル開口からイ
ンク滴を吐出して記録媒体にパターンを印刷するインク
ジェット記録装置に関する。
ンク滴を吐出して記録媒体にパターンを印刷するインク
ジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、インクカー
トリッジからのインクの供給を受けるインクジェット式
印字ヘッドと、記録媒体を印字ヘッドの走査方向と垂直
方向に移動させる紙送り機構を備え、印字ヘッドをキャ
リッジ上で記録媒体の幅方向(主走査方向)と垂直に移
動させながら、印字ヘッドに対して機械的圧力や熱エネ
ルギーを発生させることで、記録媒体に対してインク滴
を吐出させることで記録が行われる。そして、ブラック
インク及びイエロー、マゼンタ、シアンの各カラーイン
クを吐出することでフルカラー印刷を可能としている。
トリッジからのインクの供給を受けるインクジェット式
印字ヘッドと、記録媒体を印字ヘッドの走査方向と垂直
方向に移動させる紙送り機構を備え、印字ヘッドをキャ
リッジ上で記録媒体の幅方向(主走査方向)と垂直に移
動させながら、印字ヘッドに対して機械的圧力や熱エネ
ルギーを発生させることで、記録媒体に対してインク滴
を吐出させることで記録が行われる。そして、ブラック
インク及びイエロー、マゼンタ、シアンの各カラーイン
クを吐出することでフルカラー印刷を可能としている。
【0003】また、インクジェット式記録装置は、非接
触で記録媒体に印刷できることと、版を必要としない印
刷ができる利点があるため、近年、印刷目的に応じて様
々なインクを使い分けることが可能となってきている。
すわなち、鮮やかな発色を再現できる染料インクだけで
はなく、印刷物の耐候性の向上を目的とした顔料成分を
分散させているインクや、印刷物の素材を限定しないこ
とを目的とした有機溶剤を用いたインクなど、様々なイ
ンク種が用いられている。
触で記録媒体に印刷できることと、版を必要としない印
刷ができる利点があるため、近年、印刷目的に応じて様
々なインクを使い分けることが可能となってきている。
すわなち、鮮やかな発色を再現できる染料インクだけで
はなく、印刷物の耐候性の向上を目的とした顔料成分を
分散させているインクや、印刷物の素材を限定しないこ
とを目的とした有機溶剤を用いたインクなど、様々なイ
ンク種が用いられている。
【0004】一方、これらのインクジェット式印字ヘッ
ドは、その印字ヘッドの内部に形成された圧力室で加圧
したインクをノズル開口からインク滴を吐出させて印刷
を行う関係上、ノズル開口からの吐出する溶媒の蒸発に
起因するインク粘度の上昇やインクの固化や、また粉塵
の付着、さらにはインク流路への気泡の混入などによ
り、印刷不良を起こすという問題を抱えている。このた
め、インクジェット式記録装置には、非印刷時に印字ヘ
ッドのノズル開口面を封止して乾燥を防止するキャッピ
ング手段を備えている。
ドは、その印字ヘッドの内部に形成された圧力室で加圧
したインクをノズル開口からインク滴を吐出させて印刷
を行う関係上、ノズル開口からの吐出する溶媒の蒸発に
起因するインク粘度の上昇やインクの固化や、また粉塵
の付着、さらにはインク流路への気泡の混入などによ
り、印刷不良を起こすという問題を抱えている。このた
め、インクジェット式記録装置には、非印刷時に印字ヘ
ッドのノズル開口面を封止して乾燥を防止するキャッピ
ング手段を備えている。
【0005】このキャッピング手段は、非印刷時、すな
わち印刷の休止時に、前記したノズル開口のインクの乾
燥を防止する気密の蓋として機能するだけでなく、ノズ
ルに目詰まりが生じた場合には、キャッピング手段によ
りノズル開口面を封止しキャッピング手段に接続された
吸引ポンプからの負圧により、全てのノズル開口からイ
ンクを吸引してノズル開口のインク固化による目詰まり
や、インク流路内への気泡混入によるインク吐出不良を
解消する機能も備えている。
わち印刷の休止時に、前記したノズル開口のインクの乾
燥を防止する気密の蓋として機能するだけでなく、ノズ
ルに目詰まりが生じた場合には、キャッピング手段によ
りノズル開口面を封止しキャッピング手段に接続された
吸引ポンプからの負圧により、全てのノズル開口からイ
ンクを吸引してノズル開口のインク固化による目詰まり
や、インク流路内への気泡混入によるインク吐出不良を
解消する機能も備えている。
【0006】印字ヘッドの目詰まりや、インク流路内へ
の気泡の混入状態を解消させるためのインクの強制的な
吸引排出処理は、通常クリーニング操作と呼ばれ、装置
の長時間の休止後に印刷を再開する場合に実行された
り、またユーザが記録画像の品質が悪化したのを解消す
るためにクリーニングスイッチを手動操作した場合など
に、インクを印字ヘッドへの負圧により排出させる操作
が実行される。
の気泡の混入状態を解消させるためのインクの強制的な
吸引排出処理は、通常クリーニング操作と呼ばれ、装置
の長時間の休止後に印刷を再開する場合に実行された
り、またユーザが記録画像の品質が悪化したのを解消す
るためにクリーニングスイッチを手動操作した場合など
に、インクを印字ヘッドへの負圧により排出させる操作
が実行される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多様な
印刷に対応するため、様々なインク種を印字ヘッドに充
填するに従い、非印刷時や電源停止時が長時間になる
と、インクがノズル開口で徐々に固化することによるノ
ズルの目詰まりを回復できなくなるといった問題が生じ
てきている。またノズルの目詰まりに対応するため、印
刷操作終了時に、印字ヘッド内のインクを排出し、洗浄
液媒体に置換するといった方法が採られているが、印刷
操作開始時に再びインクを充填するといった操作が必要
となるため、インクの無駄な消費を行うことと、廃液処
理が煩わしいといった課題がある。
印刷に対応するため、様々なインク種を印字ヘッドに充
填するに従い、非印刷時や電源停止時が長時間になる
と、インクがノズル開口で徐々に固化することによるノ
ズルの目詰まりを回復できなくなるといった問題が生じ
てきている。またノズルの目詰まりに対応するため、印
刷操作終了時に、印字ヘッド内のインクを排出し、洗浄
液媒体に置換するといった方法が採られているが、印刷
操作開始時に再びインクを充填するといった操作が必要
となるため、インクの無駄な消費を行うことと、廃液処
理が煩わしいといった課題がある。
【0008】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであって、その目的とするところは、インクの浪費
量を抑えつつ、また洗浄液置換や洗浄廃液の処理の煩わ
しさを招くこと無く、電源スイッチの操作だけでインク
の増粘による目詰まりを防止することができるインクジ
ェット式記録装置を提供することである。
ものであって、その目的とするところは、インクの浪費
量を抑えつつ、また洗浄液置換や洗浄廃液の処理の煩わ
しさを招くこと無く、電源スイッチの操作だけでインク
の増粘による目詰まりを防止することができるインクジ
ェット式記録装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、このような課
題を解決するために本発明においては、ノズル開口から
インク滴を吐出する印字ヘッドと、前記印字ヘッドへイ
ンクを供給するインク供給手段と、前記印字ヘッドのノ
ズル開口をキャッピングするキャッピング手段と、キャ
ッピング手段と接続された吸引手段と、前記キャッピン
グ手段に洗浄液媒体を供給する洗浄媒体供給手段とを備
えるインクジェット記録装置であって、電源が遮断され
る際に、前記キャッピング手段の流路内を洗浄媒体で洗
浄した後に、前記印字ヘッドのノズル開口面をキャッピ
ングする。
題を解決するために本発明においては、ノズル開口から
インク滴を吐出する印字ヘッドと、前記印字ヘッドへイ
ンクを供給するインク供給手段と、前記印字ヘッドのノ
ズル開口をキャッピングするキャッピング手段と、キャ
ッピング手段と接続された吸引手段と、前記キャッピン
グ手段に洗浄液媒体を供給する洗浄媒体供給手段とを備
えるインクジェット記録装置であって、電源が遮断され
る際に、前記キャッピング手段の流路内を洗浄媒体で洗
浄した後に、前記印字ヘッドのノズル開口面をキャッピ
ングする。
【0010】また、キャッピング手段と吸引手段とによ
ってインクを吸引された回数を記憶するカウンタとを備
え、そのカウンタの値によって、キャッピング手段の流
路を洗浄する際の、洗浄媒体の流量を調整する。
ってインクを吸引された回数を記憶するカウンタとを備
え、そのカウンタの値によって、キャッピング手段の流
路を洗浄する際の、洗浄媒体の流量を調整する。
【0011】また、キャッピング手段から開放されてい
る期間を計時する第1タイマーとを備え、第1タイマの
値によって、キャッピング手段の流路を洗浄する際の、
洗浄媒体の流量を調整する。
る期間を計時する第1タイマーとを備え、第1タイマの
値によって、キャッピング手段の流路を洗浄する際の、
洗浄媒体の流量を調整する。
【0012】また、印刷実行の命令とインクを吸引する
命令とを入力されない期間を計時する第2タイマとを備
え、その第2タイマの値によって、キャッピング手段の
流路を洗浄する際の、洗浄媒体の流量を調整する。
命令とを入力されない期間を計時する第2タイマとを備
え、その第2タイマの値によって、キャッピング手段の
流路を洗浄する際の、洗浄媒体の流量を調整する。
【0013】上記第2タイマの値が一定の値に達した場
合は、キャッピング手段の流路内を洗浄媒体で洗浄し、
その後、電源を省電力モードに切り替える。
合は、キャッピング手段の流路内を洗浄媒体で洗浄し、
その後、電源を省電力モードに切り替える。
【0014】インクが水系である場合には、洗浄媒体
が、グリコール系溶媒と水とを主体とした液体とする。
また、インクが油系である場合には、洗浄媒体が、グリ
コール系溶媒を主体とした液体とする。
が、グリコール系溶媒と水とを主体とした液体とする。
また、インクが油系である場合には、洗浄媒体が、グリ
コール系溶媒を主体とした液体とする。
【0015】
【発明の実施の形態】そこで以下の本発明の実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0016】図1は、本発明によるインクジェット式記
録装置の印刷機構の構造を示すものであり、キャリッジ
11は、タイミングベルト14によりキャリッジ駆動モ
ータ12に接続されていて、ガイド軸10に案内されて
プラテン15に平行に往復運動するように構成されてい
る。キャリッジ11には、プラテン15に対向する面
に、インクを吐出する印字ヘッド17と、洗浄用ヘッド
18とが固定されている。洗浄用ヘッド18は、洗浄液
カートリッジ22から洗浄液の供給を受ける。また印字
ヘッド17は、インクカートリッジ21からインクの供
給を受け、インク滴を吐出して印字する。
録装置の印刷機構の構造を示すものであり、キャリッジ
11は、タイミングベルト14によりキャリッジ駆動モ
ータ12に接続されていて、ガイド軸10に案内されて
プラテン15に平行に往復運動するように構成されてい
る。キャリッジ11には、プラテン15に対向する面
に、インクを吐出する印字ヘッド17と、洗浄用ヘッド
18とが固定されている。洗浄用ヘッド18は、洗浄液
カートリッジ22から洗浄液の供給を受ける。また印字
ヘッド17は、インクカートリッジ21からインクの供
給を受け、インク滴を吐出して印字する。
【0017】非印字領域に配置されたキャッピング手段
20は、印字ヘッド17と洗浄用ヘッド18とのノズル
開口19の面を封止できるサイズを備え、ゴムなどの弾
性材料によりカップ状に形成されている。非印字時に
は、キャッピング手段20は印字ヘッド17のノズル開
口19を封止している。またキャッピング手段20は、
ポンプ駆動手段25により駆動されるポンプユニット2
3から負圧の供給を受けるように構成されており、クリ
ーニング操作等には、印字ヘッド17がキャッピング手
段20に密着し、強制的にインクを排出させることがで
き、さらに洗浄用ヘッド18がキャッピング手段20に
密着した際には、強制的に洗浄液を排出させることがで
きる。
20は、印字ヘッド17と洗浄用ヘッド18とのノズル
開口19の面を封止できるサイズを備え、ゴムなどの弾
性材料によりカップ状に形成されている。非印字時に
は、キャッピング手段20は印字ヘッド17のノズル開
口19を封止している。またキャッピング手段20は、
ポンプ駆動手段25により駆動されるポンプユニット2
3から負圧の供給を受けるように構成されており、クリ
ーニング操作等には、印字ヘッド17がキャッピング手
段20に密着し、強制的にインクを排出させることがで
き、さらに洗浄用ヘッド18がキャッピング手段20に
密着した際には、強制的に洗浄液を排出させることがで
きる。
【0018】またキャッピング手段20の近傍には、印
字ヘッド17がクリーニング操作を実行された後に、ノ
ズルメニスカスの回復をはかるために、ノズル開口19
の面に当節されるワイピングブレード24が配置されて
いる。
字ヘッド17がクリーニング操作を実行された後に、ノ
ズルメニスカスの回復をはかるために、ノズル開口19
の面に当節されるワイピングブレード24が配置されて
いる。
【0019】ここで、洗浄液カートリッジ22は、キャ
リッジ11上に設置してもよいが、インクジェット記録
装置内外の任意の位置に配置し、図示しないフレキシブ
ルチューブを用いて洗浄用ヘッド18に供給しても良
い。
リッジ11上に設置してもよいが、インクジェット記録
装置内外の任意の位置に配置し、図示しないフレキシブ
ルチューブを用いて洗浄用ヘッド18に供給しても良
い。
【0020】図2は本発明の制御装置の一実施例を示す
ものである。操作パネル2は、外部から操作しやすい函
体1の一部領域に設けられ、ここに電源スイッチ3、紙
送りスイッチ4、クリーニングスイッチ5、電源供給を
表示する表示器7が設置されている。
ものである。操作パネル2は、外部から操作しやすい函
体1の一部領域に設けられ、ここに電源スイッチ3、紙
送りスイッチ4、クリーニングスイッチ5、電源供給を
表示する表示器7が設置されている。
【0021】ヘッド駆動回路30は、図示しないホスト
からの印刷データをビットデータ生成手段32によりビ
ットマップデータに変換して印刷バッファ31に格納さ
れているデータに基づいて、印字ヘッド17を駆動して
印刷を実行する他、目詰まり解消のためにノズル開口1
9からインク滴を吐出させる信号を出力する。
からの印刷データをビットデータ生成手段32によりビ
ットマップデータに変換して印刷バッファ31に格納さ
れているデータに基づいて、印字ヘッド17を駆動して
印刷を実行する他、目詰まり解消のためにノズル開口1
9からインク滴を吐出させる信号を出力する。
【0022】封止状態判定手段33は、キャリッジモー
タ制御手段34からのキャリッジ11の位置データ、及
びホームポジション検出手段35からの信号に基づい
て、印字ヘッド17が電源オフ時にキャッピング状態に
おかれていたか否かを判定するものである。また、印字
タイマ43は、印字ヘッド17がキャッピング手段20
から開放されている期間を計測するものである。
タ制御手段34からのキャリッジ11の位置データ、及
びホームポジション検出手段35からの信号に基づい
て、印字ヘッド17が電源オフ時にキャッピング状態に
おかれていたか否かを判定するものである。また、印字
タイマ43は、印字ヘッド17がキャッピング手段20
から開放されている期間を計測するものである。
【0023】初期・終了処理手段38は、初期処理とし
て、電源スイッチ3、紙送りスイッチ4、クリーニング
スイッチ5の操作を検知して給紙初期処理や、また印字
ヘッド17をキャッピング手段20に移動させて印刷デ
ータに関わりなく全てのノズル開口19からインク滴を
吐出させるフラッシング動作や、印字ヘッド17にキャ
ッピング手段20を密着させポンプユニット23により
インクを吸引するクリーニング動作や、その後ワイピン
グブレード24によりワイピング動作を行うものであ
る。また、終了処理として、電源スイッチ3によりオフ
が指令された場合に、洗浄用ヘッド18をキャッピング
手段20に密着させポンプユニット23により洗浄用ヘ
ッド18からの洗浄液を吸引し、キャッピング手段20
の流路内を洗浄液で洗浄した後、印字ヘッド17をキャ
ッピング手段20で封止してから装置全体への電力供給
を絶つという終了処理を行うものである。
て、電源スイッチ3、紙送りスイッチ4、クリーニング
スイッチ5の操作を検知して給紙初期処理や、また印字
ヘッド17をキャッピング手段20に移動させて印刷デ
ータに関わりなく全てのノズル開口19からインク滴を
吐出させるフラッシング動作や、印字ヘッド17にキャ
ッピング手段20を密着させポンプユニット23により
インクを吸引するクリーニング動作や、その後ワイピン
グブレード24によりワイピング動作を行うものであ
る。また、終了処理として、電源スイッチ3によりオフ
が指令された場合に、洗浄用ヘッド18をキャッピング
手段20に密着させポンプユニット23により洗浄用ヘ
ッド18からの洗浄液を吸引し、キャッピング手段20
の流路内を洗浄液で洗浄した後、印字ヘッド17をキャ
ッピング手段20で封止してから装置全体への電力供給
を絶つという終了処理を行うものである。
【0024】省電力タイマ36は、電源遮断手段37に
より電源のオンが検出され、初期・終了処理手段38に
よる処理が終了した時点から計時を開始し、また電源が
オフ操作され、初期・終了処理手段38による処理が終
了した時点で計時動作を中止するものである。さらに省
電力タイマ36は、装置に電源が供給されている状態で
は表示器7を点灯させ、省電力モードの場合は表示器7
を点滅させる。
より電源のオンが検出され、初期・終了処理手段38に
よる処理が終了した時点から計時を開始し、また電源が
オフ操作され、初期・終了処理手段38による処理が終
了した時点で計時動作を中止するものである。さらに省
電力タイマ36は、装置に電源が供給されている状態で
は表示器7を点灯させ、省電力モードの場合は表示器7
を点滅させる。
【0025】次にこのように構成した装置の動作を図3
に示したフローチャートに基づいて説明する。
に示したフローチャートに基づいて説明する。
【0026】操作パネル2の電源スイッチ3が操作され
て(S1)、電源が投入されると、初期化処理が行われ
る(S2)。初期化手段は、紙送りモータ22を駆動し
て給紙初期化処理を実行して印刷領域に残留している記
録用紙を排出するといった動作を行う。
て(S1)、電源が投入されると、初期化処理が行われ
る(S2)。初期化手段は、紙送りモータ22を駆動し
て給紙初期化処理を実行して印刷領域に残留している記
録用紙を排出するといった動作を行う。
【0027】そして直ちに省電力タイマ36がスタート
する(S3)。この省電力タイマ36は、電源が入れら
れた状態で、印字データが入力されていない時間やクリ
ーニングといった処理が何も入力されない時間を計時す
るものであり、印字データやクリーニング処理が入力さ
れた時点でリセットするものである。
する(S3)。この省電力タイマ36は、電源が入れら
れた状態で、印字データが入力されていない時間やクリ
ーニングといった処理が何も入力されない時間を計時す
るものであり、印字データやクリーニング処理が入力さ
れた時点でリセットするものである。
【0028】ここで印刷データが入力された場合(S
5)、印字ヘッド17がキャッピング手段20から離
れ、印字を行うが、この際に、印字タイマ43がオンに
なり印字にかかる時間の計測を開始し、さらに省電力タ
イマ36もリセットされ停止する(S6)。そして印刷
データ分の印字が終わり、印刷データが無くなった後
(S7)、印字ヘッド17はキャッピング手段20に密
着し停止する(S8)。この際に印字タイマ43はそれ
まで計時した値を保持したまま停止し、省電力タイマ3
6がスタートする(S3)。
5)、印字ヘッド17がキャッピング手段20から離
れ、印字を行うが、この際に、印字タイマ43がオンに
なり印字にかかる時間の計測を開始し、さらに省電力タ
イマ36もリセットされ停止する(S6)。そして印刷
データ分の印字が終わり、印刷データが無くなった後
(S7)、印字ヘッド17はキャッピング手段20に密
着し停止する(S8)。この際に印字タイマ43はそれ
まで計時した値を保持したまま停止し、省電力タイマ3
6がスタートする(S3)。
【0029】さらに印刷データが入力すると同様のフォ
ローチャートに従うが、印字が開始されてキャッピング
されるまでの期間は、印字タイマ43により累積されて
計時される。
ローチャートに従うが、印字が開始されてキャッピング
されるまでの期間は、印字タイマ43により累積されて
計時される。
【0030】印刷データが入力されず、省電力タイマ3
6の計時が進み、5時間を超えると(S9)、洗浄液シ
ーケンスが働く(S10)。この際に印字タイマ43の
値と後述するCLカウンタ42の値を読みとって、その
値に応じた吸引量にて、洗浄用ヘッド18からキャッピ
ング手段20を介して洗浄液を吸引する。この洗浄液シ
ーケンスが終了すると、省電力タイマ36はリセットさ
れ、かつ停止し、省電力状態となる(S11)。この状
態は、印刷データが入力されるまで続き(S12)、印
刷データが入力されると、初期化処理を行って(S1
3)、印字を開始する(S6)。
6の計時が進み、5時間を超えると(S9)、洗浄液シ
ーケンスが働く(S10)。この際に印字タイマ43の
値と後述するCLカウンタ42の値を読みとって、その
値に応じた吸引量にて、洗浄用ヘッド18からキャッピ
ング手段20を介して洗浄液を吸引する。この洗浄液シ
ーケンスが終了すると、省電力タイマ36はリセットさ
れ、かつ停止し、省電力状態となる(S11)。この状
態は、印刷データが入力されるまで続き(S12)、印
刷データが入力されると、初期化処理を行って(S1
3)、印字を開始する(S6)。
【0031】また、印字データが入力されず、電源スイ
ッチ3がオフされた場合(S4)、洗浄液シーケンスを
行うことになるが(S14)、この際に、省電力タイマ
36の値と印字タイマ43の値とCLカウンタ42の値
とを読みとって、その値に応じた吸引量にて、洗浄用ヘ
ッド18からキャッピング手段20を介して洗浄液を吸
引する。
ッチ3がオフされた場合(S4)、洗浄液シーケンスを
行うことになるが(S14)、この際に、省電力タイマ
36の値と印字タイマ43の値とCLカウンタ42の値
とを読みとって、その値に応じた吸引量にて、洗浄用ヘ
ッド18からキャッピング手段20を介して洗浄液を吸
引する。
【0032】この洗浄液シーケンスが終了すると、終了
処理を行うと同時に、省電力タイマ36と印字タイマ4
3はリセットかつ停止し、電源供給が停止する(S1
5)。
処理を行うと同時に、省電力タイマ36と印字タイマ4
3はリセットかつ停止し、電源供給が停止する(S1
5)。
【0033】ここで、クリーニングスイッチ5が押され
た場合のクリーニング動作を図4に示したフローチャー
トに基づいて説明する。まず、キャリッジモータ制御手
段34により、印字ヘッド17をキャッピング手段20
に密着させる(S21)。次いでポンプユニット23を
動作させて印字ヘッド17からインクを吸引し(S2
2)、さらにワイピングブレード24上に移動し、ノズ
ル開口19の面をワイピングブレード24によりワイピ
ングを行う(S23)。その後、ノズルメニスカスの回
復をはかるために、全てのノズル開口19から予め決め
られた発数のインクを吐出するというフラッシング動作
を行う(S24)。そして、CLカウンタ42が1カウ
ント増すと同時に、印字タイマ43と省電力タイマ36
がリセットされる。
た場合のクリーニング動作を図4に示したフローチャー
トに基づいて説明する。まず、キャリッジモータ制御手
段34により、印字ヘッド17をキャッピング手段20
に密着させる(S21)。次いでポンプユニット23を
動作させて印字ヘッド17からインクを吸引し(S2
2)、さらにワイピングブレード24上に移動し、ノズ
ル開口19の面をワイピングブレード24によりワイピ
ングを行う(S23)。その後、ノズルメニスカスの回
復をはかるために、全てのノズル開口19から予め決め
られた発数のインクを吐出するというフラッシング動作
を行う(S24)。そして、CLカウンタ42が1カウ
ント増すと同時に、印字タイマ43と省電力タイマ36
がリセットされる。
【0034】図5は図3にて示された洗浄液シーケンス
の動作を示す模式図である。まず、キャリッジモータ制
御手段34により、洗浄用ヘッド18をキャッピング手
段20に密着させる(イ)。そして、ポンプユニット2
3を動作させて洗浄用ヘッド18から洗浄液を吸引し、
キャッピング手段20に洗浄液を満たす。その際、洗浄
液はキャッピング手段20の流路内に増粘して付着した
インクを再溶解させながら、ポンプユニット23によっ
て廃液タンク26に排出される。そして次に、キャリッ
ジモータ制御手段34により、印字ヘッド17を洗浄液
の満たされたキャッピング手段20に密着することで、
洗浄液シーケンスの終了となる(ロ)。
の動作を示す模式図である。まず、キャリッジモータ制
御手段34により、洗浄用ヘッド18をキャッピング手
段20に密着させる(イ)。そして、ポンプユニット2
3を動作させて洗浄用ヘッド18から洗浄液を吸引し、
キャッピング手段20に洗浄液を満たす。その際、洗浄
液はキャッピング手段20の流路内に増粘して付着した
インクを再溶解させながら、ポンプユニット23によっ
て廃液タンク26に排出される。そして次に、キャリッ
ジモータ制御手段34により、印字ヘッド17を洗浄液
の満たされたキャッピング手段20に密着することで、
洗浄液シーケンスの終了となる(ロ)。
【0035】ここで、洗浄液カートリッジ22に充填す
る洗浄液は、インクに用いられている色剤を溶解させる
にふさわしいもの、例えばインクが水を主成分としたイ
ンクである場合には、洗浄液は水を主成分とし、重量比
率1%程度の界面活性剤を含ませることが望ましい。こ
の界面活性剤により、洗浄液の表面張力が小さくなり、
洗浄液がキャッピング手段20の流路内で固化したイン
クと流路壁との間に浸入し易くなるため、固化したイン
クを容易に排出することが可能となる。さらに、インク
ジェット記録装置が長期間使われずに放置されても、印
字ヘッド17がインクの固化によって目詰まりしないよ
うにするには、キャッピング手段20の流路内の保湿を
保つことが必要であるが、洗浄液は揮発しにくい多価ア
ルコール系溶剤、例えばグリセリンなどを重量比率0〜
30%程度含むことが望ましい。
る洗浄液は、インクに用いられている色剤を溶解させる
にふさわしいもの、例えばインクが水を主成分としたイ
ンクである場合には、洗浄液は水を主成分とし、重量比
率1%程度の界面活性剤を含ませることが望ましい。こ
の界面活性剤により、洗浄液の表面張力が小さくなり、
洗浄液がキャッピング手段20の流路内で固化したイン
クと流路壁との間に浸入し易くなるため、固化したイン
クを容易に排出することが可能となる。さらに、インク
ジェット記録装置が長期間使われずに放置されても、印
字ヘッド17がインクの固化によって目詰まりしないよ
うにするには、キャッピング手段20の流路内の保湿を
保つことが必要であるが、洗浄液は揮発しにくい多価ア
ルコール系溶剤、例えばグリセリンなどを重量比率0〜
30%程度含むことが望ましい。
【0036】また、インクが顔料粒子を分散する分散液
で構成されている場合には、洗浄液が、この分散液を含
んでいることにより、キャッピング手段20の流路内に
増粘して付着したインクを再分散させることが可能とな
る。さらに重量比率1%程度の界面活性剤を含ませるこ
とにより、洗浄液の表面張力が小さくなり、洗浄液がキ
ャッピング手段20の流路内で固化したインクと流路壁
との間に浸入し易くなるため、固化したインクを容易に
再分散させて排出することが可能となる。
で構成されている場合には、洗浄液が、この分散液を含
んでいることにより、キャッピング手段20の流路内に
増粘して付着したインクを再分散させることが可能とな
る。さらに重量比率1%程度の界面活性剤を含ませるこ
とにより、洗浄液の表面張力が小さくなり、洗浄液がキ
ャッピング手段20の流路内で固化したインクと流路壁
との間に浸入し易くなるため、固化したインクを容易に
再分散させて排出することが可能となる。
【0037】図6は、洗浄液シーケンスに際しての洗浄
液の吸引量を定めている図である。洗浄液カートリッジ
22から洗浄用ヘッド18を通して吸引される洗浄液の
量は、省電力タイマ36とCLカウンタ42及び印字タ
イマ43との値に応じて、吸引不要、吸引量を0.7〜
3mlといった具合に決められている。これは印字にか
かった時間が長く、印字タイマ43の値が大きいほど、
キャッピング手段20に印字中のフラッシングによって
排出されるインクの量が多いことと、またキャッピング
手段20が開放されている時間が長いことにより、より
固化するインクが増えるため、より多量の洗浄液によっ
て洗浄する設定である。また、CLカウンタ42の数値
が大きいほど、キャッピング装置20の流路内の固化し
たインクをクリーニングにより再溶解して排出している
ことになるので、洗浄するのに必要な洗浄液の量は少な
くて良いという設定である。さらに、省電力タイマ36
の値が大きいほど、印字ヘッド17のノズル開口19が
キャッピング手段20に封止されている時間が長く、キ
ャッピング手段20の流路内のインクが徐々に固化する
ため、より多量の洗浄液によって洗浄する設定である。
液の吸引量を定めている図である。洗浄液カートリッジ
22から洗浄用ヘッド18を通して吸引される洗浄液の
量は、省電力タイマ36とCLカウンタ42及び印字タ
イマ43との値に応じて、吸引不要、吸引量を0.7〜
3mlといった具合に決められている。これは印字にか
かった時間が長く、印字タイマ43の値が大きいほど、
キャッピング手段20に印字中のフラッシングによって
排出されるインクの量が多いことと、またキャッピング
手段20が開放されている時間が長いことにより、より
固化するインクが増えるため、より多量の洗浄液によっ
て洗浄する設定である。また、CLカウンタ42の数値
が大きいほど、キャッピング装置20の流路内の固化し
たインクをクリーニングにより再溶解して排出している
ことになるので、洗浄するのに必要な洗浄液の量は少な
くて良いという設定である。さらに、省電力タイマ36
の値が大きいほど、印字ヘッド17のノズル開口19が
キャッピング手段20に封止されている時間が長く、キ
ャッピング手段20の流路内のインクが徐々に固化する
ため、より多量の洗浄液によって洗浄する設定である。
【0038】これにより、印刷動作中のフラッシング動
作によるキャッピング手段20の流路内に吐出されたイ
ンクが、増粘してキャッピング手段20の縁周辺などに
固化した状態となっているものを、再溶解させ、排出す
るに必要な洗浄液が適切に設定され、かつ必要以上の吸
引を行わずに済むので、廃液タンク26に排出される洗
浄液の量が少なくて済む。また、キャッピング手段20
の流路内に満たされた洗浄液が、キャッピング手段20
の流路内を保湿するので、ノズル開口19でのインクの
固化による目詰まりを防ぎ、インクジェット記録装置の
長時間の印刷休止や、電源停止状態においても、問題な
く印刷を実行することが可能である。
作によるキャッピング手段20の流路内に吐出されたイ
ンクが、増粘してキャッピング手段20の縁周辺などに
固化した状態となっているものを、再溶解させ、排出す
るに必要な洗浄液が適切に設定され、かつ必要以上の吸
引を行わずに済むので、廃液タンク26に排出される洗
浄液の量が少なくて済む。また、キャッピング手段20
の流路内に満たされた洗浄液が、キャッピング手段20
の流路内を保湿するので、ノズル開口19でのインクの
固化による目詰まりを防ぎ、インクジェット記録装置の
長時間の印刷休止や、電源停止状態においても、問題な
く印刷を実行することが可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
ノズル開口からインク滴を吐出する印字ヘッドと、印字
ヘッドへインクを供給するインク供給手段と、印字ヘッ
ドからインクを吸引するキャッピング手段と吸引手段
と、前記キャッピング手段に洗浄液媒体を供給する洗浄
媒体供給手段とを備えるインクジェット記録装置であっ
て、電源が遮断される際に、前記キャッピング手段の流
路内を洗浄液で洗浄した後に、前記印字ヘッドのノズル
開口面をキャッピングするので、キャッピング手段の流
路内を洗浄液で保湿しておくことができるため、長時間
の停止状態でも印字ヘッド内のインクの固化による目詰
まりを防止できる。
ノズル開口からインク滴を吐出する印字ヘッドと、印字
ヘッドへインクを供給するインク供給手段と、印字ヘッ
ドからインクを吸引するキャッピング手段と吸引手段
と、前記キャッピング手段に洗浄液媒体を供給する洗浄
媒体供給手段とを備えるインクジェット記録装置であっ
て、電源が遮断される際に、前記キャッピング手段の流
路内を洗浄液で洗浄した後に、前記印字ヘッドのノズル
開口面をキャッピングするので、キャッピング手段の流
路内を洗浄液で保湿しておくことができるため、長時間
の停止状態でも印字ヘッド内のインクの固化による目詰
まりを防止できる。
【図1】本発明のインクジェット式記録装置の印刷機構
を示す組立斜視図である。
を示す組立斜視図である。
【図2】本発明のインクジェット式記録装置の一実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】同装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】同装置のクリーニング動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図5】同装置の洗浄液シーケンスの動作を示す模式図
である。
である。
【図6】同装置の洗浄液シーケンスにおける洗浄液の吸
引量を示す表図である。
引量を示す表図である。
2 操作パネル
3 電源スイッチ
11 キャリッジ
17 印字ヘッド
18 洗浄用ヘッド
19 ノズル開口
20 キャッピング手段
21 インクカートリッジ
22 洗浄液カートリッジ
23 ポンプユニット
36 省電力タイマ
42 CLカウンタ
43 印字タイマ
Claims (9)
- 【請求項1】 ノズル開口からインク滴を吐出する印字
ヘッドと、前記印字ヘッドへインクを供給するインク供
給手段と、前記印字ヘッドのノズル開口をキャッピング
するキャッピング手段と、該キャッピング手段と接続さ
れた吸引手段と、前記キャッピング手段に洗浄媒体を供
給する洗浄媒体供給手段とを備えるインクジェット記録
装置であって、 電源が遮断される際に、前記キャッピング手段の流路内
を洗浄媒体で洗浄した後に、前記印字ヘッドのノズル開
口面をキャッピングすることを特徴とするインクジェッ
ト記録装置。 - 【請求項2】 前記キャッピング手段と前記吸引手段と
によって、インクを吸引された回数を記憶するカウンタ
を備え、前記カウンタの値によって、前記キャッピング
手段の流路を洗浄する際の、前記洗浄媒体の流量を調整
することを特徴とする請求項1記載のインクジェット記
録装置。 - 【請求項3】 前記キャッピング手段から開放されてい
る期間を計時する第1タイマーとを備え、前記第1タイ
マの値によって、前記キャッピング手段の流路を洗浄す
る際の、前記洗浄媒体の流量を調整することを特徴とす
る請求項1記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項4】 印刷実行の命令と、インクを吸引する命
令とを入力されない期間を計時する第2タイマとを備
え、前記第2タイマの値によって、前記キャッピング手
段の流路を洗浄する際の、前記洗浄媒体の流量を調整す
ることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録
装置。 - 【請求項5】 前記第2タイマの値が一定の値に達した
場合は、前記キャッピング手段の流路内を洗浄媒体で洗
浄し、その後、電源を省電力モードに切り替えることを
特徴とする請求項4記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項6】 前記インクが水を主成分としたインクで
ある場合には、前記洗浄媒体が水を主成分とし、かつ多
価アルコール系溶剤を添加した液体であることを特徴と
する請求項1記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項7】 前記インクが水を主成分としたインクで
ある場合には、前記洗浄媒体が水を主成分とし、かつ界
面活性剤を添加した液体であることを特徴とする請求項
1記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項8】 前記インクが顔料粒子を分散する分散液
で構成されている場合には、前記洗浄媒体が、少なくと
もこの前記分散液を含んでいることを特徴とする請求項
1記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項9】 前記インクが顔料粒子を分散する分散液
で構成されている場合には、前記洗浄媒体が、少なくと
もこの前記分散液を含んでおり、かつ界面活性剤が添加
されていることを特徴とする請求項1記載のインクジェ
ット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002133163A JP2003320674A (ja) | 2002-05-08 | 2002-05-08 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002133163A JP2003320674A (ja) | 2002-05-08 | 2002-05-08 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003320674A true JP2003320674A (ja) | 2003-11-11 |
Family
ID=29544738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002133163A Withdrawn JP2003320674A (ja) | 2002-05-08 | 2002-05-08 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003320674A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006070777A1 (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-06 | Canon Kabushiki Kaisha | ヘッド用液体とその成分含有量決定方法および成分比率安定化方法 |
JP2007296779A (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2012206291A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Seiko Epson Corp | インクジェットプリンター |
CN102848728A (zh) * | 2011-06-30 | 2013-01-02 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 图像形成装置 |
JP2013176898A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Seiko I Infotech Inc | インクジェット記録装置及び記録ヘッド保管方法 |
CN110091608A (zh) * | 2018-01-31 | 2019-08-06 | 精工爱普生株式会社 | 液体喷出装置 |
US10518541B2 (en) | 2017-11-02 | 2019-12-31 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting apparatus and maintenance method for the same |
EP3807093A4 (en) * | 2018-06-15 | 2022-02-16 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Determining cleaning fluid flow at a print apparatus |
EP4253060A1 (en) | 2022-03-31 | 2023-10-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid discharging device and method for performing maintenance of liquid discharging device |
US12145368B2 (en) | 2022-03-31 | 2024-11-19 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid discharging device and ink set |
-
2002
- 2002-05-08 JP JP2002133163A patent/JP2003320674A/ja not_active Withdrawn
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006070777A1 (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-06 | Canon Kabushiki Kaisha | ヘッド用液体とその成分含有量決定方法および成分比率安定化方法 |
US7695099B2 (en) | 2004-12-28 | 2010-04-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid for head and method of determining contents of components thereof and method of stabilizing component ratio |
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JP2019130812A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置 |
CN110091608A (zh) * | 2018-01-31 | 2019-08-06 | 精工爱普生株式会社 | 液体喷出装置 |
US10780701B2 (en) | 2018-01-31 | 2020-09-22 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting apparatus |
JP7056186B2 (ja) | 2018-01-31 | 2022-04-19 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置 |
CN110091608B (zh) * | 2018-01-31 | 2022-06-03 | 精工爱普生株式会社 | 液体喷出装置 |
EP3807093A4 (en) * | 2018-06-15 | 2022-02-16 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Determining cleaning fluid flow at a print apparatus |
US11279159B2 (en) | 2018-06-15 | 2022-03-22 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Determining cleaning fluid flow at a print apparatus |
EP4253060A1 (en) | 2022-03-31 | 2023-10-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid discharging device and method for performing maintenance of liquid discharging device |
US12103310B2 (en) | 2022-03-31 | 2024-10-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid discharging device and method for performing maintenance of liquid discharging device |
US12145368B2 (en) | 2022-03-31 | 2024-11-19 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid discharging device and ink set |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050802 |