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JP3506652B2 - キャピラリアレイ電気泳動装置 - Google Patents

キャピラリアレイ電気泳動装置

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JP3506652B2
JP3506652B2 JP2000084682A JP2000084682A JP3506652B2 JP 3506652 B2 JP3506652 B2 JP 3506652B2 JP 2000084682 A JP2000084682 A JP 2000084682A JP 2000084682 A JP2000084682 A JP 2000084682A JP 3506652 B2 JP3506652 B2 JP 3506652B2
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capillary
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capillaries
unit
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征一 鵜飼
友成 盛岡
康司 清水
敏昭 喜多
清司 塚田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDNA、蛋白質等の
試料を分離分析するキャピラリアレイ電気泳動装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平09−096623号公報に記載
されたキャピラリアレイ電気泳動装置は、複数本のキャ
ピラリを平面状に配列したキャピラリアレイとレーザ光
源等から成る励起光学系、及び信号光である蛍光を検出
する受光光学系から構成される。この例は、蛍光試料の
入ったキャピラリに側面からレーザを照射し、キャピラ
リのレンズ作用によってレーザを集光させることによ
り、すべてのキャピラリにレーザを照射し、各キャピラ
リからの蛍光を受光光学系によって検出するものであ
る。
【0003】米国特許5790727(Aug.4,1
998)は、レーザの照射方向と垂直方向に出る試料か
らの蛍光を光ファイバで受光する装置である。この例で
は光ファイバからなる光抽出器を蛍光検出方向に取り付
けることにより、キャピラリ表面からの反射光を光抽出
器に入射させないようにし、背景光の低減を試みてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平09−0966
23号公報の方式では、レーザの照射による試料からの
蛍光の一部はキャピラリ表面で反射されるため、これが
背景光増加の要因となり、検出精度の低下を招いてい
た。
【0005】また、米国特許5790727(Aug.
4,1998)の方式は、キャピラリアレイは消耗品で
あるのに対し、光ファイバからなる蛍光検出器は装置備
品であるため、キャピラリアレイを交換する度に、キャ
ピラリ中心軸と、検出側の光ファイバの中心軸とを位置
合わせする必要があり、ユーザにとっては使い勝手の良
いものではなかった。
【0006】本発明の目的は、背景光の低減によりSN
比を向上させ、検出精度の高いキャピラリアレイ電気泳
動装置を提供するとともに、本装置へのキャピラリの取
り付け及び励起光学系の導入を簡単化し、使い勝手のよ
いキャピラリアレイ電気泳動装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】キャピラリアレイ用の保
持基板に信号光(蛍光)が通過する開口部(窓)を形成
し、キャピラリ表面からの反射光を遮るための遮光領域
を各キャピラリ間に設け、窓とキャピラリとの位置合わ
せを容易にするためキャピラリ位置決め用のV溝を形成
し、さらに基板側面には入射レーザ用の切欠き部を設け
たものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図を参
照して詳細に説明する。
【0009】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態であるウィンド・ユニットの説明図である。
大別してキャピラリ1(本実施例では16本)、ウィン
ド基板2、ガラス基板3から構成される。図2は図1に
示すウィンド基板2を裏から見た説明図、図3は断面図
であり(a)、(b)はそれぞれ、図1のレーザ照射部
A−A'と非照射部B−B'に対応している。まず構成につい
て説明する。
【0010】図1に示すように、ウィンド基板2は、光
が通過する貫通窓6をキャピラリ1の配列間隔と同じピ
ッチで形成し、それぞれの貫通窓6にはキャピラリ1の
位置決め用としてV溝8を形成する。これら貫通窓6は
遮光領域7により各キャピラリごとに仕切られている。
さらにウィンド基板2の側面には励起用のレーザ入射を
容易にするため切欠き部12を設けている。キャピラリ
1は、ウィンド基板2のV溝8に収まるように配列し、
その反対側からガラス基板3により、キャピラリを挟み
込むように接着剤により固定する。キャピラリ1は溶融
石英管9と被覆(ポリイミド樹脂)10から成る。貫通
窓6に対応した領域は、励起レーザ光及び蛍光を妨げな
いようにポリイミド樹脂10を除去している。ガラス基
板3はこの領域での反射光を抑えるため、すりラス面
11とした。
【0011】次に遮光領域7の効果ついて説明する。実
験に用いたキャピラリ1は外径0.36mmのサイズで
ある。測定試料はウレア溶液を用いた。ここで、ウレア
溶液とは電気泳動させる時に用いる緩衝液の代用であ
り、両者の屈折率はほぼ等しい。図11は波長584n
m(水のOH伸縮振動による蛍光)の蛍光強度特性を示
す。横軸は平面状に配列されたキャピラリ1の配列番
号、すなわち配列位置であり、縦軸は最大蛍光強度で規
格化した相対蛍光強度を示す。(a)図は、ウィンド基
板2を設けていない従来の蛍光発光特性で、背景光強度
はキャピラリ蛍光強度の約20%であり、キャピラリ間
には雑音もある。一方、(b)図は、ウィンド基板2を
設けた時の特性で、遮光領域7を設けたことにより、キ
ャピラリ表面の反射光が遮られるために、背景光強度は
約10%にまで低減させることができた。さらに、キャ
ピラリ間の雑音も抑制させることができた。これにより
SN比が向上し、蛍光強度のより小さな信号を検出する
ことが可能となり高精度測定が実現できる。
【0012】次に、レーザ射窓12の効果について説
明する。レーザ射窓は図2に示すように、ウィンド基
板2の側面にキャピラリ配列溝8と直交方向に形成す
る。図3(a)はレーザ入射部の断面、(b)図は非入射部の
断面である。比較のため、入射窓12を設けない例を図
4に示した。入射窓12が無い場合、キャピラリに到達
させるためのレーザ33の入射角は厳しく制限される
が、レーザ入射窓12を設けることにより入射角θの許
容度が広がる。これにより組立て性、生産性が大幅に向
上する利点がある。
【0013】なお、図1に示すように、キャピラリ1は
ウィンド基板2において貫通窓6を形成した領域のポリ
イミド樹脂10が除去されているが、ポリイミド樹脂1
0の除去する領域はこれに限るものではない。また、キ
ャピラリ1の被覆材としてはポリイミド樹脂10に限る
必要はなく、ポリイミド樹脂10と同等の電気絶縁性、
およびその他諸特性をもつ部材を用いてもよい。
【0014】(第2の実施形態)図5、6はレーザ入射
窓12を設け、これに光ファイバ100を挿入する方式
である。入射窓のサイズを光ファイバの径に合わせて設
計することにより、精密に位置合わせすることができ
る。この実施例は、隔たった場所からレーザ光を入射さ
せる方式に比べ、簡単で確実にレーザ光を入射できる利
点がある。
【0015】次に、図7を用いてウィンド基板2の加工
方法を示す。ここでは、基板材料として単結晶シリコン
基板を用いた。まず、シリコン基板2に熱酸化膜201
を形成し()、レジスト塗布してから露光・現像を行
い、HF溶液で酸化膜エッチングする()。次にKO
Hなどのアルカリ溶液により異方性エッチングをし(
〜)、最後に酸化膜201を除去する()。単結晶
シリコン及び異方性エッチングを用いたのは、μm単位
の加工精度を持つので、キャピラリの配列や貫通窓6、
レーザ入射窓12あるいは遮光領域7の寸法をプロセス
条件を設定するだけで簡単に規定できるからである。ま
た、このエッチング技術を用いることにより、安価で量
産することが可能である。ここで、エッチングマスク材
は熱酸化膜201に限ったものではなく、窒化シリコン
膜などでも良い。
【0016】(第3の実施形態)キャピラリアレイ・ユ
ニットの構成を図8に示す。キャピラリ1、ウィンド・
ユニット29、緩衝液注入口30、保護カバー付き電極
板31、導電性蛍光試料注入口32などから構成され、
ウィンド・ユニット29として、(第1の実施形態)に
示したウィンド・ユニットを用いる。実用上、キャピラ
リは数回〜十数回の使用で交換され、消耗品として扱わ
れるので、この様にユニット化することにより、装置へ
の付替えを簡単にできるメリットがある。またユーザの
取付けミスなども未然に防止できる効果がある。
【0017】(第4の実施形態)図9は、本発明の第4
の実施形態であるキャピラリアレイ電気泳動装置の説明
図を示す。キャピラリアレイ電気泳動装置は、第3の実
施形態に示したキャピラリアレイ・ユニット、緩衝液容
器17、蛍光試料容器18、高電圧電源19、レーザ光
源20、ミラー21、ビームスプリッター22、集光レ
ンズ23、第1レンズ24、光学フィルター及び像分割
プリズム25、第2レンズ26、CCDカメラ27、演
算処理装置28などにより構成される。レーザ光源20
により発生するレーザ33はビームスプリッター22に
より2分割され、ミラー21により進行方向が変更され
る。集光レンズ23によりレーザ33は集光され、キャ
ピラリ1に照射する。キャピラリ1の内部は蛍光標識さ
れた試料(蛍光試料34)で満たされており、レーザ3
3を試料34に照射することにより、出力として蛍光3
5が発生する。この蛍光を第1レンズ24により平行光
にし、光学フィルタ及び像分割プリズム25により像分
割をした後、第2レンズ26によりCCDカメラ27に
結像させる。画像データとして取り込まれた信号(蛍
光)を処理演算装置28で解析する。
【0018】なお、図9においては、レーザ33はウィ
ンド・ユニット29の両側から照射しているが、片側の
み照射させる構成でもよく、キャピラリアレイ・ユニッ
トのキャピラリ1の本数は16本に限るものではない。
【0019】次にキャピラリアレイ電気泳動装置の動作
原理を説明する。緩衝液容器17に入っている緩衝液3
6を、キャピラリアレイ・ユニットの注入口30からキ
ャピラリ1内に注入する。次に蛍光試料34で満たされ
た試料容器18に導電性の試料注入口32を入れ、キャ
ピラリ1内に蛍光試料34を注入する。その後、試料注
入口32を緩衝液の入った容器(図では省略)に入れ、
注入口30と電極部31との間に電圧19を印加するこ
とにより、電気泳動を生じさせる。電気泳動の移動速度
は分子の電荷量に比例し、分子の大きさに逆比例するの
で蛍光試料34は分離される。高電圧を印加し続けて、
この時に発光する蛍光35を連続的に測定する。
【0020】ウィンド・ユニットに遮光領域7を設けた
ことにより、キャピラリ1の表面で反射される反射光が
遮られるため、背景光を低減させることができ、SN比
を向上させることができる。さらにウィンド・ユニット
29の側面にレーザ入射窓12を設けたことにより許容
入射角が大きくなり、光学系(20〜23)の配置裕度
が広がるメリットがある。
【0021】(第5の実施形態)図10は、本発明の第
5の実施形態であるキャピラリアレイ電気泳動装置の説
明図である。入射光の光学系として光ファイバ100及
び光分岐器101を用いている。本実施形態はウィンド
・ユニット29の両側面の入射窓12に光ファイバ10
0を挿入したものであり、光学系が簡単になる。特に入
射光とキャピラリとのアライメント(位置合わせ)が確
実にできるメリットがある。
【0022】
【発明の効果】キャピラリアレイ電気泳動装置におい
て、キャピラリアレイ用の保持基板に各キャピラリ毎に
遮光領域をもつ発光用の窓と、励起レーザ光入射用の窓
を形成したことにより、背景光を低減しSN比を向上さ
せることができる。さらにレーザ光の入射を容易にし光
学系の配置に裕度を持たせ、組立を簡単にする効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるウィンド・ユニ
ットを示す図である。
【図2】図1のウィンド基板の説明図である。
【図3】図2の概略断面図であり、(a)はレーザ照射
部、(b)はレーザ非照射部である。
【図4】ウィンド基板にレーザ入射部の無い場合の概略
断面図である。
【図5】図1の別のウィンド基板の説明図である。
【図6】ウィンド基板のレーザ入射部を光ファイバ固定
溝として用いた第2の実施形態を示す図である。
【図7】ウィンド基板材としてシリコンを用いた場合の
製造工程例を示す図である。
【図8】ウィンド・ユニットとキャピラリ、電極を含む
キャピラリアレイ・ユニット(実施形態3)の例を示す
図である。
【図9】キャピラリアレイ電気泳動装置(実施形態4)
の説明図である。
【図10】キャピラリアレイ電気泳動装置(実施形態
5)の説明図である。
【図11】本発明の第1の実施形態での蛍光測定結果の
説明図である。
【符号の説明】
1…キャピラリ、2…ウィンド基板、3…ガラス基板、
4…レーザ照射部、5…レーザ非照射部、6…貫通窓、
7…遮光枠、8…V溝、9…溶融石英管、10…ポリイ
ミド樹脂、11…すりガラス面、12…照射用窓、17
…緩衝液溶器、18…蛍光試料容器、19…高電圧電
源、20…レーザ光源、21…ミラー、22…ビームス
プリッター、23…集光レンズ、24…第1レンズ、2
5…光学フィルタ及び像分割プリズム、26…第2レン
ズ、27…CCDカメラ、28…処理演算装置、29…
ウィンド・ユニット、30…緩衝液注入口、31…保護
カバー付き電極板、32…導電性蛍光試料注入口、33
…レーザ、34…蛍光試料、35…蛍光、36…緩衝
液、100…光ファイバ、101…光分波器、201…
シリコン酸化膜またはシリコン窒化膜、202…エッチ
ング溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 康司 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株式会社 日立製作所 計測器グループ 内 (72)発明者 喜多 敏昭 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株式会社 日立製作所 計測器グループ 内 (72)発明者 塚田 清司 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株式会社 日立製作所 計測器グループ 内 (56)参考文献 特開 平9−96623(JP,A) 特開 平9−105738(JP,A) 特開 平7−306181(JP,A) 特開 平7−306180(JP,A) 特開 平4−232840(JP,A) 特開2000−97908(JP,A) 実開 平5−79469(JP,U) 米国特許5790727(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 27/447 G01N 21/64

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のキャピラリを保持し、信号光が通過
    する開口部にはキャピラリ間の信号光を遮る遮光領域が
    設けられ、かつ励起光導入用の切欠き部が設けられたウ
    ィンド基板を備えることを特徴とするキャピラリアレイ
    電気泳動装置のウィンド・ユニット。
  2. 【請求項2】請求項1記載のウィンド基板は、キャピラ
    リ位置決め用のV溝が設けられていることを特徴とする
    キャピラリアレイ電気泳動装置のウィンド・ユニット。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載のウィンド・
    ユニットにおいて、ウィンド基板と対向して別基板を設
    け、前記複数のキャピラリをウィンド基板と前記別基板
    によって挟持したことを特徴とするキャピラリアレイ電
    気泳動装置のウィンド・ユニット。
  4. 【請求項4】請求項1または3記載のウィンド・ユニッ
    トと、前記キャピラリの一方の端に接続された試料注入
    口と、異なる一方の端に接続された緩衝液注入口とを備
    えたことを特徴とするキャピラリアレイ・ユニット。
  5. 【請求項5】請求項4記載のキャピラリアレイ・ユニッ
    トと、励起光学系と、キャピラリ内を満たした試料から
    発生する信号光を検出する受光光学系とを備え、ビーム
    状の励起光を前記ウィンド基板の外部から請求項1記載
    のウィンド基板切欠き部を通過して入射させることを特
    徴とするキャピラリアレイ電気泳動装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載のウィンド基板の前記切欠き
    部に光ファイバを固定または支持し、この光ファイバに
    よって励起光をキャピラリに照射することを特徴とする
    キャピラリアレイ電気泳動装置。
  7. 【請求項7】複数のキャピラリと、 キャピラリの励起光を照射する励起光学系と、 キャピラリ内の試料から発生する信号光を検出する受光
    光学系と、 複数のキャピラリを保持し、信号光が通過する開口部を
    備え、該開口部にはキャピラリ間の信号光を遮る遮光領
    域を有し、かつ励起光導入用の入射窓を有するウィンド
    ・ユニットと、 キャピラリの一方の端に接続された試料注入口と、 試料注入口と異なる一方の端に接続された緩衝液注入口
    とを備えることを特徴とする電気泳動装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の電気泳動装置であって、前
    記ウィンド・ユニットが、キャピラリ位置決め用のV溝
    を備えることを特徴とする電気泳動装置。
  9. 【請求項9】請求項7記載の電気泳動装置であって、前
    記ウィンド・ユニットが、ウィンド基板と、該ウィンド
    基板に対向した別基板を有し、前記複数のキャピラリを
    該ウィンド基板と別基板により持することを特徴とす
    る電気泳動装置。
  10. 【請求項10】請求項7記載の電気泳動装置であって、
    前記ウィンド・ユニットが、光ファイバを固定または支
    持する励起光導入用の前記入射窓を備え、該光ファイバ
    によって励起光をキャピラリに照射することを特徴とす
    る電気泳動装置。
  11. 【請求項11】複数のキャピラリと、 複数のキャピラリを保持し、信号光が通過する開口部を
    備え、該開口部にはキャピラリ間の信号間を遮る遮光領
    域を有し、かつ励起光導入用の入射窓を有するウィンド
    ・ユニットと、 キャピラリの一方の端に接続された試料注入口と、 試料注入口と異なる一方の端に接続された緩衝液注入口
    を備えることを特徴とするキャピラリアレイ・ユニッ
    ト。
  12. 【請求項12】請求項11記載のキャピラリアレイ・ユ
    ニットであって、前記ウィンド・ユニットが、キャピラ
    リ位置決め用のV溝を備えることを特徴とするキャピラ
    リアレイ・ユニット。
  13. 【請求項13】請求項11記載のキャピラリアレイ・ユ
    ニットであって、前記ウィンド・ユニットが、ウィンド
    基板と、該ウィンド基板に対向した別基板を有し、複数
    のキャピラリを該ウィンド基板と該別基板により持す
    ることを特徴とするキャピラリアレイ・ユニット。
  14. 【請求項14】請求項11記載のキャピラリアレイ・ユ
    ニットであって、前記ウィンド・ユニットが、キャピラ
    リに励起光を照射する光ファイバを固定または支持する
    励起光導入用の入射窓を備えることを特徴とするキャピ
    ラリアレイ・ユニット。
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