JP3483795B2 - 携帯電話機、据置型電話機およびコードレス電話機用子機 - Google Patents
携帯電話機、据置型電話機およびコードレス電話機用子機Info
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Description
に、あらかじめ用意されている着信通知音以外の通知音
を登録できる携帯電話機、据置型電話機およびコードレ
ス電話機用子機に関する。
動して着信音が鳴る。この着信通知の動作は、電話機が
セルラー電話機やPHS端末などの携帯電話機である場
合、無線基地局からの着信データを受け取ると、内蔵す
るメモリ内に適宜な形式で記憶された着信音のデータを
読み出し、このデータを音声信号に変換してスピーカか
ら音声出力するというプロセスで行われる。着信音デー
タはDTMF信号に対応づけされている数字や記号のデ
ータ列であり、このデータ列を内蔵のトーン発生器に与
えることで所定のDTMF信号が音響出力される。普
通、携帯電話機には複数種類の着信通知音があらかじめ
用意されており、使用者はその中から任意の着信通知音
を自由に設定できるようになっている。また、着信音デ
ータを所定の旋律となるようにDTMF信号を対応づけ
ておけばメロディを音響出力できるため、着信通知音と
して複数のメロディが選択可能に用意されているものも
ある。
電話機の場合、交換機からの着呼信号を受信し、着信音
発生用回路(リンガー回路)がその信号を電源として作
動して所定の着信音をスピーカより音響出力させる。な
お、ISDN網に直接接続されるデジタル電話機は、I
SDN網からのデジタル着信データを受信して前記リン
ガー回路を内部電源によって作動させて着信音を出力す
る。また、ISDNに接続されるアナログ電話機であれ
ば、TA(ターミナル・アダプタ)が上記着呼信号を生
成してアナログ電話機が接続される端子から出力するこ
とでリンガー回路が作動する。
話機である場合、この据置型電話機を親機としたコード
レス電話機用子機では、親機からの呼出信号を無線通信
によって受け取ると、内蔵するリンガー回路を作動させ
て所定の着信通知音を音響出力する。
約4000万台が稼働していると言われている。したが
て、狭い範囲内に携帯電話を所有する人が複数いる可能
性が極めて高い。そのため、他の人の携帯電話の着信通
知音が鳴ると、周囲にいる他の人もとっさに自分の携帯
電話の着信であるものと「誤認」してしまい、無音の携
帯電話を取り出してしまうことがある。確かに、携帯電
話機には多くの着信通知音があらかじめ用意されてい
る。しかし、着信通知音の好みはある程度似通ってしま
う場合も多く、また、多少のリズムや周波数の差ぐらい
では自分の携帯電話の着信音であるかどうかわかりづら
い。第一、自分の携帯電話の着信通知音のリズムやメロ
ディを正確に知っている人がどれだけいるのだろう。し
たがって、上述のような「誤認」が依然として発生す
る。
明確に区別できるように、用意されているもの以外の着
信通知音を登録できる着信音記憶機能を備えた携帯電話
もある。これは、所定のDTMF信号の音階によって着
信通知音を独自に作成するものである。具体的には、操
作キーなどのユーザインタフェースから所定のユーザ入
力を受け付けると、動作モードの設定を着信通知音の登
録ができる着信音記憶モードに切り替え、所定のDTM
F信号が割り当てられたキー(テンキーなど)を所定の
音階に相当する鍵盤に見立て、利用者が意図するリズム
やメロディとなるようにキーを順々に押していく。そし
て、この順々に押されたキーの番号や記号をDTMF信
号を特定するためのデータ(DTMF特定データ)とし
て時系列(キーが押された時間やキーを押す持続時間な
ど)に対応づけし、着信音データとしてRAMなどの記
憶部に格納する。なお、この記憶したメロディを着信音
に設定する操作を行うと、着信時にこの着信音データを
読み出してトーン発生部に与えることで「作曲」した着
信通知音が鳴る。しかし、利用者が着信音を登録する場
合、まずDTMF信号によるリズムやメロディを「作
曲」しなくてはならない。利用者に作曲の心得がないと
着信通知音を自作するのは難しい。歌謡曲などの既成曲
を入力する場合であっても楽譜が必要となる。楽譜なし
で「コピー」するためにはやはり音楽的才能を要する。
もちろん、着信音記憶モードを備えた携帯電話の利用者
向けに、既成曲や着信通知音のリズムをDTMF信号に
対応する数字やキーの順列によって記載した本なども市
販されている。この本を利用すれば「作曲」の作業から
は開放される。しかし、その着信通知音を登録するため
に要するキー操作は長いメロディであれば百回以上必要
となる。これでは、面倒倒くさいし、登録に多大な時間
も掛かる。キーを押し間違う可能性も大きい。
は、外部の音響機器から入力した音声信号をA/D変換
してデジタル録音し、その音声データを着信時にD/A
変換して通知音として利用するタイプの携帯電話につい
ての技術が開示されている。この着信通知音を「録音」
するタイプの携帯電話機なら簡単な操作で着信通知音を
登録することができる。しかし、大容量の音声データを
格納するために大容量のメモリが必要となる。MPEG
などの音声データ圧縮技術を適用したとしても、エンコ
ード化するために高価な専用ICを内蔵しなくてはなら
ない。いずれにしても、大幅なコストアップは免れず、
実際的ではない。
前提である。また停電時でも着呼と通話を可能とする必
要性からリンガー回路は交換機からの電力供給によって
作動するようになっている。そのため、着信音の種類は
通常1つである。多くても切替スイッチで選択可能な周
波数や断続音のパターンが異なる数種類だけに限られ
る。しかし、いつも同じパターンの電子音が鳴るのでは
味気ないし、流行曲のメロディで着信音が鳴れば「機械
的」な着信通知も楽しくなるはずである。また、電源を
内蔵しているコードレス電話機用子機でも屋内での使用
が前提であるため着信音は限られている。したがって、
据置型電話機と同じような問題がある。
電話機やコードレス電話機用子機の場合、オフィスなど
で同じ機種の内線電話機が狭い範囲に多数ある。そのた
め、上述の携帯電話と同じ「誤認」が発生する可能性が
ある。
に登録できる電話機をコストアップを招くことなく提供
することを目的としている。
TMF信号を特定するためのDTMF特定データを時系
列に対応づけて記述した着信音データを適宜な記憶部に
格納し、外部の電話機からの着信に応動して前記記憶部
から前記着信音データを取り出すとともに前記所定のD
TMF信号を対応の時系列に従って着信通知音として音
響出力する携帯電話機であって、利用者による所定の操
作入力に応じて着信音記憶モードに設定する手段と、着
信音記憶モード時に送話器により音響電気変換されたD
TMF信号をサンプリングしてDTMF特定データを順
次出力するDTMFデコード手段と、このデコード手段
によりデコードされたDTMF特定データ列を前記着信
音データとして前記記憶部に格納する手段を備えること
とした。
加入電話機やPBX端末などの据置型電話機であって、
利用者による所定の操作入力に応じて着信音記憶モード
に設定する手段と、着信音記憶モード時に送話器により
音響電気変換されたDTMF信号をサンプリングしてD
TMF特定データを順次出力するDTMFデコード手段
と、このデコード手段によりデコードされたDTMF特
定データ列を着信音データとして適宜な記憶部に格納す
る手段と、他の電話機からの着信に応動して前記記憶部
から前記着信音データを取り出すとともに前記所定のD
TMF信号を対応の時系列に従って着信通知音として音
響出力する手段とを備えている。
加入電話機やPBX端末などの据置型電話機を親機とし
て他の電話機と通話を行うコードレス電話機用子機であ
って、利用者による所定の操作入力に応じて着信音記憶
モードに設定する手段と、着信音記憶モード時に送話器
により音響電気変換されたDTMF信号をサンプリング
してDTMF特定データを順次出力するDTMFデコー
ド手段と、このデコード手段によりデコードされたDT
MF特定データ列を着信音データとして適宜な記憶部に
格納する手段と、前記親機からの呼出信号を受信すると
前記記憶部から前記着信音データを取り出すとともに前
記所定のDTMF信号を対応の時系列に従って着信通知
音として音響出力する手段とを備えたことを特徴とす
る。
話機または第2の発明に記載の据置型電話機または第3
の発明における子機であって、前記DTMF特定データ
列を着信音データとして適宜な記憶部に格納する手段
は、DTMFデコード手段から所定のDTMF信号列の
入力を契機としてDTMF特定データの格納を開始した
り、あるいは終了したりすることとしている。
かに記載の携帯電話機または据置型電話機または子機で
あって、当該電話機を他の電話機が発呼したときに、そ
の発呼者番号を取得する手段と、所定の電話番号と所定
の着信音データとを対応づけて適宜な記憶部に記憶する
ための手段とを備え、着信時に取得した前記発呼者番号
が着信音データに対応づけされていることを認知すると
該当の着信音データを着信通知音として音響出力するこ
ととした。
かに記載の携帯電話機または据置型電話機であって、他
の電話機との通話中に当該外部電話機が発信するDTM
F信号を前記着信音データとして前記記憶部に格納可能
としている。
して示している。携帯電話機1は従来のデジタル・セル
ラー電話機と外観的には大きな違いはない。伸縮自在の
アンテナ3が植設されたケース2の表面にテンキーや各
種設定/操作入力キーを備えたキー操作部4や液晶パネ
ル5、送話器7および受話器6、着信通知音や警告音な
どを専用に出力するためのスピーカ8などが適宜に配設
されている。またイヤホン/マイクロホン端子9をケー
ス上面に備え、ここにヘッドセット(マイクロホン付き
イヤホン)などを接続することで、送話器に入力される
音声や受話器あるいは着信通知音用のスピーカから出力
される音声をこの端子を介して内部回路に入出力するこ
とができる。
タフェースを介して通話するための機能(通話機能)に
加え、種々の拡張機能を備えている。例えば、電話番号
の登録や登録した電話番号の編集などを受け付けたり任
意の電話番号を検索して発呼したりする電話帳機能、あ
らかじめ用意されている複数の着信通知音から任意の通
知音が着信時に鳴るように設定するための着信音設定機
能などである。使用者は所定の操作によって動作モード
を適宜に切り替え、所望の機能を利用する。本実施例で
は、この拡張機能として、あらかじめ用意されている着
信通知音以外の通知音を使用者が登録できる着信音記憶
機能を備えている。しかも、複雑なメロディによる通知
音であっても、連続して多数回のキー入力をしなくても
簡単な操作で通知音を登録することができる。つぎに、
この着信音記憶機能にについて説明する。
部にCPU11、RAM12、ROM13に加え、操作
制御部14と表示制御部15とを含んだマイコン10が
周辺各構成部を制御し携帯電話1を統括している。CP
U11は、ROM13に格納されている各プログラムを
実行することで、操作制御部15を介して入力されるキ
ー操作部4からの操作入力に従って動作モードを切り替
えて通話機能や各種拡張機能を起動させたり、入力した
データを適宜に加工してRAM12に格納したりする。
また、電話番号や動作状態などの各種情報を表示制御部
15を介して液晶パネル5に表示出力させる。
して受信した電波を増幅して中間周波数(IF)に変換
するとともにそのIF信号から通話音声に相当するPC
M音声データを復調するための受信部21と、PCM音
声データを変調してその変調波を増幅してエアーインタ
フェースに送出するための送信部22と、送受信部2
1、22にて使用される無線周波数の切替を行うための
周波数シンセサイザ23などを含んでいる。
調されたPCM音声データをアナログの音声信号にD/
A変換して受話器6に送出するための受信信号処理回路
31と、送話器7より入力される通話音声をPCM音声
データにA/D変換して送信部22に与えるための送信
信号回路部32と、着信通知音などを出力するために数
字や記号などの適宜な符号をDTMF特定データとして
受け取りその符号に対応するDTMF信号を発生させて
スピーカ8より音響出力するためのトーン発生部33と
を含んでいる。また、テンキーや「*」「#」キーを押
すごとに所定のDTMF信号を発生させてスピーカ8や
受話器6から出力させることもできる。もちろん、トー
ン発生器33が出力するDTMF信号はイヤホン/マイ
クロホン端子9に接続されたイヤホンなどからも音響出
力することができる。
話機とほぼ同様であるが、本実施例では、さらに音声信
号処理部30に上述の着信音記憶機能を達成するための
主要構成部であるDTMFデコーダ34を備えている。
DTMFデコーダ34は、外部の音響機器が発するDT
MF信号を送話器7や送話器としてイヤホン/マイクロ
ホン端子9に接続されたマイクロホンを介して入力し、
その音響電気変換されたDTMF信号を特定するととも
に対応するDTMF特定データに変換してマイコン10
に転送する動作を行う。
機の動作モードを着信音記憶モードに設定する旨の操作
入力を受け取ると、その入力時点を記憶開始時点として
DTMFデコーダ34を作動させる。DTMFデコーダ
34は送話器7やイヤホン/マイクロホン端子9から入
力した音響電気変換されたDTMF信号を適宜なサンプ
リング時間ごとに取得してそのDTMF特定データに変
換して出力していく。マイコン10はDTMF特定デー
タを逐次取得し、このDTMF特定データに時系列とし
て先の記憶開始時点からの累積時間を対応づけていく。
そして、所定の時間が経過するとDTMFデコーダ34
の動作を停止させてこの時系列に対応づけされたDTM
F特定データを着信音データとしてRAM12に格納し
て着信通知音を登録する。もちろん、所定の操作入力に
従って着信音記憶モードを強制的に停止させ、その停止
時点までのDTMF特定データを着信音データとして格
納してもよい。
出力させる場合は、他の既成の着信通知音と同様に着信
音設定モードにて設定すればよい。そして、マイコン1
0が着信の通知を無線部20から受け取ると、RAM1
2から登録した着信音データを取り出してDTMF特定
データを対応の時系列に従ってトーン発生部33に与え
る。それによって、登録した着信通知音がスピーカ8や
イヤホン/マイクロホン端子9に接続されたイヤホンか
ら音響出力される。もちろん、登録した着信通知音は適
宜に削除したり編集したりすることができる。編集する
場合は、着信音データに相当する数字や記号(コード)
をLCDに表示させて、利用者が編集したいコードを選
択し、他のコードをキー入力して置き換えられるように
なっている。
いる。この据置型電話機100は2線式の電話回線L
1,L2と接続される一般のアナログ電話機とほぼ同じ
構成を有している。この電話機100における通常の電
話機能における動作(着信音出力〜通話)は以下の経路
によって行われる。
0を介して電話回線L1,L2に接続されている。交換
機からの着呼信号はオンフック状態にあるフックスイッ
チ141と着呼信号切替部144を経てリンガー回路1
43に入力される。リンガー回路143はこの信号を電
源として作動して所定の着信通知音をスピーカ108よ
り出力する。フックスイッチ141をオフフックするの
に連動して交換機からの信号経路が通話回路130側へ
切り替わり通話することができる。また、オンフックす
ると通話回路130が交換機と接続され、ダイアルスイ
ッチ(プッシュボタン)142にて電話番号を入力して
相手先の電話を発呼する。なお、この電話機能における
動作については内部バッテリーや家庭用電源からの電力
供給を必要とすることなく行える。
他に上記携帯電話機1と同様の着信通知音記憶機能も備
えている。すなわち、マイコン110がキー操作部10
4から動作モードを着信音記憶モードに設定する旨の操
作入力を受け取ると、その入力時点を記憶開始時点とし
てDTMFデコーダ134を作動させて送話器107か
ら入力した音響電気変換されたDTMF信号を適宜なサ
ンプリング時間ごとに取得してそのDTMF特定データ
に変換して出力していく。そして、マイコン10はこの
DTMF特定データに時系列として先の記憶開始時点か
らの累積時間を対応づけて着信音データとしてRAM1
12に格納して着信通知音を登録する。
てこの登録された着信通知音を着信時に音響出力させる
モードに切り替えると、着呼信号切替部144はリンガ
ー回路143側への接続を遮断し、着呼信号の経路をマ
イコン110側に切り替える。マイコン110はこの切
替器144を介して着呼信号を入力すると、それに応動
してRAM12から登録した着信音データを取り出し、
DTMF特定データを対応の時系列に従ってトーン発生
部33に与える。それによって、登録した着信通知音が
スピーカから音響出力される。
== コードレス電話機用子機は、親機を基地局とした携帯電
話機と言える。したがって、本発明のコードレス電話機
用子機の構成も基本的には上述の携帯電話機と同じであ
る。実際にデジタルコードレス電話機と呼ばれるPHS
端末対応型の据置型電話を親機とする子機は、屋外では
PHS基地局を介して、屋内では親機を介して他の電話
と通話ができるようになっている。
するためにマイコン10、無線部20、音声信号処理部
30を個別の構成部として、各構成部が種々の回路や素
子を含んでいるように記述した。一般にはこれらの各構
成部における回路や素子は1チップのIC内に集積され
ている。したがって、先の実施例では、マイコン10、
無線部20、音声信号処理部30をそれぞれ1チップで
構成して3チップ構成とすることができる。無線部20
や音声信号処理部30はそれぞれ高周波無線信号処理用
DSP(Digital signal Processor)および音声信号処
理用DSPが使用できる。また、音声信号処理とマイコ
ンの機能をワンチップのDSPに集約させて無線部と2
チップで構成することも可能である。もちろん、無線部
も含めて全ての機能を1チップのDSPに集約すること
としてもよい。
話では着信音記憶モードへの切替を契機に入力したDT
MF信号をDTMF特定データに変換しているが、着信
音として使用するDTMF信号列の前に特定のDTMF
信号をヘッダとして規定しておき、CPUがこのヘッダ
に対応するDTMF特定データを受け取った時点を契機
として送話器からのDTMF信号を着信音データとして
格納することとしてもよい。それによって、着信音とし
て使用できるDTMF信号部分を確実に登録できる。ま
た、特定のDTMF信号をフッダとして付加して、この
フッダの検出を契機に登録動作を終了させることも可能
である。この場合は、このフッダに対応するDTMF特
定データについては着信音データから削除する。
の登録着信音を出力することもできる。複数種類の着信
音を登録可能とするとともに、その複数の着信音に相当
する各着信音データと特定の電話番号とを対応づけて記
憶しておく。そして、電話通信事業者が提供する発呼者
番号通知サービスに基づいて着信時に電話回線網より受
け取った発呼者の電話番号を取得してその番号に対応づ
けされている着信音データに相当する着信通知音を出力
すればよい。なお、コードレス電話機用子機であれば、
親機が発呼者番号を子機に転送することで子機に発呼者
番号が通知される。
されたDTMF信号を着信音データとして格納している
が、通話中にその通話相手側から送出されるDTMF信
号を着信音データとして格納することとしてもよい。
信号によって編成されているリズムやメロディを送話器
から音声入力するだけであらかじめ用意されている着信
通知音以外の通知音を登録することができる。したがっ
て、この携帯電話機の利用者は自作の着信通知音の登録
作業に関わる多数回に渡る連続したキー操作から開放さ
れる。さらに、キーの押し間違いも防止して正確に所望
の着信通知音を登録できる。また、録音方式と異なり大
容量のメモリ、あるいはデータ圧縮用の高価な専用IC
が不要であり、コストアップを招くこともない。
ば、利用者の嗜好に合った着信音とすることができる。
また、構内電話などに使用すれば近くにある他の電話機
の着信通知音と区別することができる。
F信号を着信音データとして記録を開始したり終了した
りすれば、登録したい部分のDTMF信号が確実に登録
できる。
けておくことで、特定の電話機からの着呼を通話前に知
ることができる。また、通話中に通話相手の電話機が発
するDTMF信号を登録可能とすることで、遠隔地のあ
る電話機に登録されている着信通知音を他の電話機に登
録することができる。
ある。
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 所定のDTMF信号を特定するためのD
TMF特定データを時系列に対応づけて記述した着信音
データを適宜な記憶部に格納し、外部の電話機からの着
信に応動して前記記憶部から前記着信音データを取り出
すとともに前記所定のDTMF信号を対応の時系列に従
って着信通知音として音響出力する携帯電話機であっ
て、 利用者による所定の操作入力に応じて着信音記憶モード
に設定する手段と、着信音記憶モード時に送話器により
音響電気変換されたDTMF信号をサンプリングしてD
TMF特定データを順次出力するDTMFデコード手段
と、このデコード手段によりデコードされたDTMF特
定データ列を前記着信音データとして前記記憶部に格納
する手段を備えたことを特徴とする。 - 【請求項2】 公衆回線に有線接続される加入電話機や
PBX端末などの据置型電話機であって、利用者による
所定の操作入力に応じて着信音記憶モードに設定する手
段と、着信音記憶モード時に送話器により音響電気変換
されたDTMF信号をサンプリングしてDTMF特定デ
ータを順次出力するDTMFデコード手段と、このデコ
ード手段によりデコードされたDTMF特定データ列を
着信音データとして適宜な記憶部に格納する手段と、他
の電話機からの着信に応動して前記記憶部から前記着信
音データを取り出すとともに前記所定のDTMF信号を
対応の時系列に従って着信通知音として音響出力する手
段とを備えたことを特徴とする。 - 【請求項3】 公衆回線に有線接続される加入電話機や
PBX端末などの据置型電話機を親機として他の電話機
と通話を行うコードレス電話機用子機であって、利用者
による所定の操作入力に応じて着信音記憶モードに設定
する手段と、着信音記憶モード時に送話器により音響電
気変換されたDTMF信号をサンプリングしてDTMF
特定データを順次出力するDTMFデコード手段と、こ
のデコード手段によりデコードされたDTMF特定デー
タ列を着信音データとして適宜な記憶部に格納する手段
と、前記親機からの呼出信号を受信すると前記記憶部か
ら前記着信音データを取り出すとともに前記所定のDT
MF信号を対応の時系列に従って着信通知音として音響
出力する手段とを備えたことを特徴とする。 - 【請求項4】 請求項1に記載の携帯電話機または請求
項2に記載の据置型電話機または請求項3に記載の子機
であって、前記DTMF特定データ列を着信音データと
して適宜な記憶部に格納する手段は、DTMFデコード
手段から所定のDTMF信号列の入力を契機としてDT
MF特定データの格納を開始したりあるいは終了したり
することを特徴とする。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の携帯電
話機または据置型電話機または子機であって、当該電話
機を他の電話機が発呼したときに、その発呼者番号を取
得する手段と、所定の電話番号と所定の着信音データと
を対応づけて適宜な記憶部に記憶するための手段とを備
え、着信時に取得した前記発呼者番号が着信音データに
対応づけされていることを認知すると該当の着信音デー
タを着信通知音として音響出力することを特徴とする。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の携帯電
話機または据置型電話機または子機であって、他の電話
機との通話中にこの他の電話機が発信するDTMF信号
を前記着信音データとして前記記憶部に格納可能とする
ことを特徴とする。
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