JP3701154B2 - 電話機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体電話機や家庭用固定電話機などの電話機に係り、特に着信音の鳴り分けに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
PHS電話機や携帯電話機などの移動体電話機、あるいは家庭用固定電話機においては、電話帳に相手電話番号を登録し、かつその電話番号にリンクして着信音の種類を登録しておくと、相手側からの番号通知による着信時、着信番号(相手電話番号)が電話帳に登録されていると、その番号にリンクした個別の着信音で着信音を鳴動させることができる。これにより、応答しなくても、また、LCD表示器上の着信番号や相手名称を見なくても、着信音から相手が誰であるか知ることができる。
【0003】
図4は、上記の着信音の鳴り分けに関する従来の動作を詳細に示すフローチャトである。いま、ステップS1で着信があると、ステップS2に進んで番号通知があるか判断される。そして、ステップS2で番号通知がないと判断されると、ステップS3に進んで共通の着信音が鳴動され、さらにステップS4に進んで処理終了となる。一方、ステップS2で番号通知があると判断されると、ステップS5に進んでLCD表示器上に着信番号が表示され、さらにステップS6に進んで着信番号が電話帳に登録されているか判断される。そして、もしステップS6で登録がないと判断されると、前記のステップS3に進んで共通の着信音が鳴動され、さらにステップS4に進んで処理終了となる。
【0004】
一方、ステップS6で着信番号の登録があると判断されると、電話番号とともに電話帳に登録されている相手の名称が電話帳から読み出されてステップS7で示すようにLCD表示器上に表示される。さらに、ステップS8に進んで電話帳に着信音の種類が登録されているか判断され、もし登録されていなければステップS3に進んで共通の着信音が鳴動され、さらにステップS4に進んで処理終了となる。一方、ステップS8で着信音の種類が登録されていると判断されるとステップS9に進んで、その登録されている個別着信音が鳴動され、さらにステップS4に進んで処理終了となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、着信音としては、数パターンの電子音、あるいは数パターンのメロディがメーカによって用意され、電話機内のメモリに予め登録されている。また、最近は、電話機使用者が自分で好みのメロディをキー操作で着信音として入力し、登録できるようにもなっている。
【0006】
しかし、電子音、メロディのような着信音では、多数の相手に対して個別の着信音を登録した場合、登録当初は相手と着信音の関係を覚えているが、しばらくすると忘れてしまい、個別着信音が鳴動してもそれだけで相手が誰であるか即断することができないときが多い。
【0007】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、年月が経過しても、着信時、個別着信音を聞くだけで多数の中から現在の相手を常に正確に判断することができる電話機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の電話機は、相手電話番号を登録し、かつその電話番号にリンクして受信音声または自機のマイクロホンから入力された音声を着信音として記憶する第1の手段と、着信時、番号通知による着信番号が前記第1の手段で登録されており、かつその番号とリンクして音声が着信音として前記第1の手段で記憶されている場合、その音声を着信音として再生する第2の手段とを具備し、前記第1の手段による受信音声の記憶は、着信時、応答すると同時に自動的に開始されることを特徴とする。
【0009】
この電話機において、第1の手段による受信音声の記憶は、開始後、設定した時間で自動的に終了することが好ましい。また、第1の手段は、相手側からの番号通知による着信番号を相手電話番号として登録することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に添付図面を参照して本発明による電話機の実施の形態を詳細に説明する。本発明の実施の形態は、本発明を移動体電話機に応用した場合である。図3は本発明の実施の形態としての移動体電話機を示すブロック図である。この図において、11は装置全体を制御するCPUであり、ROM12に格納されている動作処理手順を規定するプログラムに従って指定された処理をRAM13からの記憶データや外部情報を用いて実行する。RAM13は一部が電話帳メモリとなっており、この電話帳メモリに相手電話番号、相手名称等を記憶する。電話帳メモリはCPU11に内蔵することもできる。キー14はCPU11に接続され、電話番号入力、電話帳登録、各種動作モードの設定等を行う。LCD表示器15はCPU11に接続され、キー14から入力された各種情報や電話帳メモリに記憶された電話帳情報、さらには相手側からの番号通知による着信番号などを表示する。
【0011】
RF部16は、アンテナ17で受信した信号を増幅および周波数変換してベースバンドIC(BBIC)に復調用信号を出力するRF受信回路と、ベースバンドICからの音声変調信号を増幅および周波数変換してアンテナ17に送信信号として出力するRF送信回路からなり、アンテナ17とRF受信回路およびRF送信回路との接続は図示しない切替えスイッチにより行われる。ベースバンドIC18はCPU11によって制御され、音声信号やRF信号を変復調する。このベースバンドIC18の出力である音声信号は、AF回路19でデジタル信号からアナログ信号に変換されたのち増幅されスピーカ20を駆動する。また、マイクロホン21からの音声信号は、AF回路19で増幅とアナログ・デジタル変換が行われた後ベースバンドIC18に出力され、さらにRF部16を介して高周波信号としてアンテナ17より送信される。22はCPU11に接続されたフラッシュメモリ等からなる着信音メモリで、受信音声、またはマイクロホン21から入力された音声を電話帳メモリ内の相手電話番号とリンクして着信音として記憶する。
【0012】
以上のように構成された移動体電話機においては、通話中にキー14中の記憶キーを操作すれば、相手側からの番号通知による着信番号を電話帳メモリに相手電話番号として登録するとともに、その電話番号にリンクして相手の音声を着信音として着信音メモリ22に記憶する。また、これ以後の着信時、相手側からの番号通知による着信番号が電話帳メモリに登録されていて、さらにその電話番号にリンクして相手の音声が着信音メモリ22に着信音として記憶されていれば、その相手の音声を着信音として再生する。このような動作を以下図1および図2のフローチャートを参照して詳細に説明する。まず、図2を参照して登録および記憶時の動作を詳述する。
【0013】
着信に対して応答してステップS11の通話中に、ステップS12で示すようにキー14中の記憶キーを押下すると、CPU11はステップS13に進んで通話中の相手の音声を着信音として着信音メモリ22に、使用者が設定した時間(例えば5秒〜10秒)記憶すると同時に、ステップS14に進んで相手側からの番号通知による着信番号(相手電話番号)を電話帳メモリに登録する。そして、音声を記憶する時間が終了したとステップS15で判断されると、CPU11は、現在記憶した音声にステップS16でインデックスを付加して、同時に電話帳メモリに登録した前記相手電話番号に音声をリンクさせる。一方、使用者は、キー14を操作してステップS17で示すように、現在の電話番号登録に対して仮名称を付加する。そして、ステップS18で通話が終了し、ステップS19で現在の通話に対して電話帳登録があったと判断されると、ステップS20の正式名称登録に移るので、使用者は仮の名称を正式の名称に書き替えて再保存する。以上の後、ステップS21の処理終了となる。
【0014】
このような登録および記憶が行われた後の着信時の動作を次に図1のフローチャートを参照して説明する。ステップS31で着信があると、ステップS32に進んで相手側からの番号通知があるか判断される。そして、ステップS32で番号通知がないと判断されると、ステップS33に進んで通常の着信音が鳴動され、さらにステップS34に進んで処理終了となる。一方、ステップS32で番号通知があると判断されると、ステップS35に進んでLCD表示器15上に着信番号(相手電話番号)が表示され、さらにステップS36に進んで着信番号が電話帳メモリに登録されているか検索される。そして、もしステップS37で一致する番号がない(登録されていない)と判断されると、前記のステップS33に進んで通常の着信音が鳴動され、さらにステップS34に進んで処理終了となる。
【0015】
一方、ステップS37で一致する番号がある(着信番号の登録がある)と判断されると、その電話番号とともに電話帳メモリに登録されている相手の名称が電話帳メモリから読み出されてステップS38で示すようにLCD表示器15上に表示される。さらに、ステップS39に進んで電話番号とリンクするインデックスが着信音メモリ22中にあるか判断され、もしなければステップS33に進んで通常の着信音が鳴動され、さらにステップS34に進んで処理終了となる。一方、ステップS39で着信番号にリンクするインデックスがあると判断され、着信番号にリンクする音声が着信音メモリ22に記憶されていれば、その音声(相手の声)がステップS40で示すように読み出されて、ステップS41で示すように着信音として繰り返し再生される。そして、応答すればステップS34の処理終了となる。
【0016】
以上のように上記の移動体電話機では、予め記憶した相手の音声が個別着信音として再生されるので、年月が経過しても、着信音を聞くだけで多数の中から現在の相手を常に正確に判断することができる。また、相手音声の記憶および相手電話番号の登録は、1キーの操作で簡単にできる。
【0017】
なお、上記の実施の形態では、通話中に記憶キーを押下することにより相手の音声の記憶を開始したが、「もしもし」などの相手の第一声を着信音として記憶するために着信時、応答と同時に自動的に相手の音声の記憶を開始させることもできる。また、上記の実施の形態では、相手側からの番号通知による着信番号を相手電話番号として電話帳メモリに登録したが、相手電話番号は使用者自身がキー操作で入力することもできる。
【0018】
さらに、上記の実施の形態では、着信音として相手の音声を記憶したが、図3のマイクロホン21から入力される使用者自身の音声を着信音として記憶させることもできる。この場合、相手電話番号とリンクして「鈴木さん」、「佐藤さん」などの相手の名字などを着信音として記憶させれば、相手の音声を記憶させた場合と同様に年月の経過に係わらず、着信音を聞くだけで多数の中から現在の相手を常に正確に判断することができる。さらに、上記の実施の形態は本発明を移動体電話機に応用した場合であるが、本発明は家庭用の固定電話機にも応用することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明の電話機によれば、年月が経過しても、着信音を聞くだけで多数の中から現在の相手を常に正確に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電話機の実施の形態の着信時の動作を示すフローチャート。
【図2】本発明による電話機の実施の形態の登録および記憶時の動作を示すフローチャート。
【図3】本発明による電話機の実施の形態を示すブロック図。
【図4】着信音の鳴り分けに関する従来の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
11 CPU
13 RAM(電話帳メモリ)
14 キー
21 マイクロホン
22 着信音メモリ
Claims (3)
- 相手電話番号を登録し、かつその電話番号にリンクして受信音声または自機のマイクロホンから入力された音声を着信音として記憶する第1の手段と、
着信時、番号通知による着信番号が前記第1の手段で登録されており、かつその番号とリンクして音声が着信音として前記第1の手段で記憶されている場合、その音声を着信音として再生する第2の手段とを具備し、
前記第1の手段による受信音声の記憶は、着信時、応答すると同時に自動的に開始されることを特徴とする電話機。 - 第1の手段による受信音声の記憶は、開始後、設定した時間で自動的に終了することを特徴とする請求項1に記載の電話機。
- 第1の手段は、相手側からの番号通知による着信番号を相手電話番号として登録することを特徴とする請求項1または2に記載の電話機。
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- 1999-09-02 JP JP24921199A patent/JP3701154B2/ja not_active Expired - Fee Related
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