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JP3464762B2 - 無線回線アクセス制御方法及び無線送信装置 - Google Patents

無線回線アクセス制御方法及び無線送信装置

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Publication number
JP3464762B2
JP3464762B2 JP23971098A JP23971098A JP3464762B2 JP 3464762 B2 JP3464762 B2 JP 3464762B2 JP 23971098 A JP23971098 A JP 23971098A JP 23971098 A JP23971098 A JP 23971098A JP 3464762 B2 JP3464762 B2 JP 3464762B2
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Japan
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transmission
packet
wireless
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waiting
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JP23971098A
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大誠 内田
徹 大津
宏志 風間
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線局間でパケッ
ト通信を行う場合のアクセス制御方法に関するもので、
特に、衛星通信や移動通信のような複数の無線局が同一
回線を共有してデータ通信を行うシステムにおける各無
線局の信号送信時の制御に係る。
【0002】
【従来の技術】複数の無線局が同一回線を共有してデー
タ通信を行う無線通信システムにおけるアクセス方法
は、占有型と競合型の2種類に大別される。図12とし
て、占有型アクセス方法、競合型アクセス方法の各アク
セス方法の基本的概念を示す周波数割り当て図を示す。
【0003】占有型のアクセス方法は、実際に通信を開
始する前にユーザが予め使用する回線を確保しておき、
通信を行う際は、その確保した回線を占有してデータを
伝送する方法であり、その中では、予め固定的にユーザ
に回線を割り当てる固定割当方法と通信要求に伴いその
ユーザに回線を割り当てるデマンド割り当て方法があ
る。
【0004】競合型のアクセス方法は、ユーザは通信前
に、回線確保は行わず、各ユーザが共通して使用する共
有回線にて他のユーザと競合しながらパケット伝送を行
なう方法であり、その中では、各ユーザがパケットをラ
ンダムに伝送するALOHA方式や、各ユーザが回線の
使用状況を確認してからパケット伝送を行う分散制御型
のCSMA(Carrier Sense Multi
ple Access)方式や、
【0005】回線制御局が回線の使用状況を確認して、
その情報を各ユーザへ報知し、その制御情報を元に各
ーザがパケット伝送を行う集中制御型のISMA(In
hibit Sense Multiple Acce
ss )方式や、ALOHA方式によって伝送される各
パケット信号にスペクトル拡散を施し、仮にパケット衝
突が起きても拡散コードによって各パケット信号を分離
可能とするCDMA(Code Division M
ultiple Access )−ALOHA方式等
に代表される。
【0006】占有型及び競合型の両アクセス方法は、各
々、長所、短所を持っており、各ユーザトラヒック
度及びシステム全体のトラヒック量によりその適用領域
が異なっている。回線使用効率の観点からすると、占有
型のアクセス方法は、通信を行う際1ユーザが使用回線
を占有する為1回線使用効率は通信中そのユーザが発す
るパケットの時間占有率(以下、1ユーザ当たりのトラ
ヒック密度という)に依存することになる。
【0007】すなわち、1ユーザ当たりのトラヒック密
度が低い時には全体の回線使用効率も悪くなり、高い時
には全体の回線使用効率も良くなる。一方、競合型のア
クセス方法は、各ユーザが共有回線を用いて他のユーザ
と競合しながらパケット伝送を行うので、常にパケット
衝突の危険性をはらんでおり、パケット衝突が起こると
信号が正し伝送されないので、回線使用効率は悪くな
る。
【0008】しかし、パケット衝突が殆どないような低
トラヒック状態である時は、伝送されたパケットは殆ど
誤りなく送信されるので、占有型アクセス方法のデマン
ド割り当て方法に比べて回線使用効率が良くなる。すな
わち、システム全体がパケット衝突起こす危険性の大
きい高トラヒック状態であれば回線使用効率は悪くな
り、パケット衝突の危険性が殆どないような低トラヒッ
ク状態であれば回線使用効率は占有型に比べて良くな
る。
【0009】次に、信号伝送時間、衝突率の観点から見
てみると、占有型のアクセス方法は、パケット衝突を起
こす危険性は全くないが、回線確保の設定に時間が必要
であり、その分信号伝送時間に余計な時間(以下、回線
設定時間という)を要する。例えば、デマンド割り当て
方法では、回線確保の際の回線制御局との制御情報のや
りとりに最低伝搬往復時間分の遅延時間を要する。
【0010】ただし、この回線設定時間は、通信時間が
長くなるような大容量のデータを伝送する際は無視でき
るものである。一方、競合型のアクセス方法は、システ
ム全体がパケット衝突の危険性が殆どないような低卜ラ
ヒック状態であれば、占有型に比べ、回線設定時間が存
在しない分、信号伝送時間は短くなる。
【0011】ただし、システム全体がパケット衝突の危
険性の大きい高トラヒック状熊であるときは、パケット
衝突によるパケット再送が頻繁に行われる為に、その再
送時間分、信号伝送時間は長くなる。上述したように、
占有型、競合型の両アクセス方法は、各々長所、短所が
存在しており、占有型は1ユーザ当たりのトラヒック密
度が高い時には非常に有用であるが、低い時にはシステ
ム全体の回線使用効率が低下する。
【0012】又、競合型は、システム全体のトラヒック
量が低い時には有用であるが、高い時にはパケット衝突
率が非常に高くなり、システム全体の回線使用効率及び
信号伝送時間の特性が低下する。このように、占有型、
競合型の両アクセス方法は、その適性がユーザのトラヒ
ック密度及びシステム全体のトラヒック量に依存してお
り、従来は、通信システムの設計の際に該通信システム
が適用される通信サービスのトラヒック特性に適したア
クセス方式を適用していた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】近年、TCP/IPを
中心としたネットワーク技術の発展や端末の小型化、経
済化に伴うコンピュータ機器の普及に伴い、コンピュー
通信を行うユーザが急増し、音声、画像、データ等の
様々な情報を多数のユーザが効率良く経済的に伝送でき
るような通信システムの需要が高まっている。
【0014】上記のようなシステムを無線回線にして実
現する為には、多数のユーザからの様々な信号を効率良
く伝送できるための無線回線アクセス制御方法が重要で
あるが、従来の占有型、競合型のアクセス方法を単独で
適用するようなアクセス制御方式では、前述した両アク
セス方法の特徴から、上記のような多数のユーザからの
様々な信号を効率よく伝送することは難しい。
【0015】例えば、一つの通信システムで占有型のア
クセス方法のみを適用する場合は、回線を占有したユー
が占有中の間、実際に伝送するパケット量が時間比率
的に非常に少ない場合、上記のユーザに占有された回線
は、パケット伝送が行われていない時間(以下、空き時
間という)が長く回線使用効率的に非常に悪いものとな
り、多数のユーザが効率的に信号伝送を行うことができ
ない。
【0016】又、一つの通信システムで競合型のアクセ
ス方法のみを適用する場合は、仮につのユーザが長時
間連続的にパケットを伝送した場合には、他のユーザ
パケットを伝送した場合にパケット衝突を起こす可能性
が非常に高く、多数のユーザが効率的に信号伝送を行う
ことはできない。
【0017】又、一つの通信システムで競合型のアクセ
ス方法のみを適用する場合に、仮に全てのユーザが伝送
するパケットが間欠的に短いものばかりであった場合で
も、システム全体のトラヒック量が高い場合には、パケ
ット衝突を起こす危険性が高まり、多数のユーザが効率
的に信号伝送を行うことができない。
【0018】従って、例えば、伝送するパケット量の時
間比率がユーザごとに変動する(以下、各ユーザのトラ
ヒック密度の変動という)場合や、システム全体のトラ
ヒック量が時間的に変化する場合、占有型、競合型いず
れのアクセス方法も単独に適用するようなアクセス制御
方法では、特別な工夫を施さない限り、前述した不利益
を回避することはできない。
【0019】本発明は、上述のような各ユーザのトラヒ
ック密度の変動や、システム全体のトラヒック量の変動
等いかなるトラヒック特性の変化があっても、多数の
ーザからの様々な信号を効率良く伝送できる無線回線ア
クセス制御方法及び送信装置を提供することを目的とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は前記特許請求の範囲に記載した手段によって、解
決される。すなわち、請求項1の発明は、複数の無線局
相互間を各無線局で共用される無線回線によって接続
し、各無線からの送信データは、パケットと呼ぶ不特定
の大きさの固まりに分割されて送信されるパケット無線
通信システムにおいて、
【0021】各無線局の送信装置に、送信パケットを蓄
積する送信バッファと、送信する際のアクセス方法とし
て複数の方法が選択できる機能とを具備し、前記送信バ
ッファ内に蓄えられる送信待ちパケットの蓄積状況の特
徴を検出して、検出した該蓄積状況の特徴と、競合型、
占有型の両アクセス方法の特徴とに基づいて競合型、占
有型のいずれか一方のアクセス方法を選択してアクセス
方法を該選択したアクセス方法に切りえる無線回線ア
クセス制御方法である
【0022】求項の発明は、複数の無線局相互間を
各無線局で共用される無線回線によって接続し、各無線
からの送信データはパケットと呼ぶ不特定の大きさの固
まりに分割されて送信されるパケット無線通信システム
において、各無線局の送信装置に送信パケットを蓄積す
る送信バッファと、送信する際のアクセス方法として複
数の方法が選択できる機能と、送信無線回線として複数
の回線速度が選択できる機能とを具備し、
【0023】前記送信バッファ内に蓄えられた送信待ち
パケットの蓄積状況の特徴を検出して、検出した該蓄積
状況の特徴と、競合型、占有型の両アクセス方法の特徴
とに基づいて競合型、占有型のいずれか一方のアクセス
方法を選択してアクセス方法を該選択したアクセス方法
切り替え、さらに検出したパケット諸量により利用周
波数の使用効率を向上するのに最適な回線速度の無線回
線を選択して当該無線回線に切り替える無線回線アクセ
ス制御方法である。
【0024】請求項の発明は、複数の無線局相互間を
各無線局で共用される無線回線によって接続し、各無線
局からの送信データはパケットと呼ぶ不特定の大きさの
固まりに分割されて送信されるパケット無線通信システ
ムにおいて、各無線局で共用されている無線回線を複数
のグループに分割し、グループ内の無線回線を利用する
無線局数を制限しないグループと、グループ内の無線回
線を利用する無線局数を一定数以下に制限するグループ
とを設け、
【0025】各無線局の送信装置に送信パケットを蓄積
する送信バッファと、送信する際の送信無線回線として
無線回線グループを選択きる機能とを具備し、前記送
信バッファ内に蓄えられた送信待ちパケットの蓄積状況
の特徴を検出し、検出した該蓄積状況の特徴により利用
周波数の使用効率を向上するのに最適な無線回線を選択
して、当該無線回線に切り替える無線回線アクセス制御
方法である。
【0026】請求項の発明は、請求項1〜請求項
いずれか1項に記載の無線回線アクセス制御方法におい
て、送信バッファ内に蓄えられる送信待ちパケットの蓄
積状況の特徴として、該送信バッファ内に蓄えられてい
る送信待ちパケットの総ビット数と該送信バッファ内に
蓄えられている送信待ちパケットの総ビット数の時間変
化率の、少なくとも一方、または該送信バッファ内に蓄
えられている送信待ちパケットのパケット数と該送信バ
ッファ内に蓄えられている送信待ちパケットのパケット
数の時間変化率の、少なくとも一方を用いるように、構
成したものである。
【0027】請求項の発明は、送信データをパケット
と呼ぶ不特定の大きさの固まりに分割して送信する無線
送信装置であって、送信データの情報を送信用の電気的
信号に変換するインターフェイス変換部と、無線信号を
送出する送信部と、インターフェイス変換部と送信部と
の間に介在する送信待機パケットを蓄積し、請求項1〜
請求項4のいずれか1項に記載の無線回線アクセス制御
方法における送信バッファ内の送信待ちパケットの蓄積
状況の特徴を検出する機能を有する送信バッファ部と、
該送信バッファ部で検出した該送信待ちパケットの蓄積
状況の特徴により請求項1〜請求項4のいずれか1項に
記載の無線回線アクセス制御方法によりパケットの送信
を制御する制御部とを有する無線送信装置である。
【0028】請求項の発明は、請求項記載の無線送
信装置において、送信バッファ部が、送信バッファ内に
蓄えられてる送信待ちパケットの総ビット数と、送信
バッファ内に蓄えられてる送信待ちパケットの総ビッ
ト数の時間変化率の少なくとも一方、または前記送信バ
ッファ内に蓄えられてる送信待パケットのパケット数
と、送信バッファ内に蓄えられてる送信待ちパケット
のパケット数の時間変化率の少なくとも一方を検出する
ように構成したものである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の基本的概念を次の
具体的な例に従って説明し、その基本的概念に基づき、
本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する本発
明を利用した通信システムにおける送信データのトラヒ
ック特性を、サーバ等へのアクセス信号と他ユーザへの
ファイル転送信号の2点に大別して考えるものとする。
【0030】(1)サーバ等へのアクセス信号の特徴コンピュータ 通信の利用形態は、ユーザが、画像、プロ
グラムファイル、データ等の大容量のファイルをサーバ
から転送するようなクライアントーサーバ形の通信形態
が主であると考えられる。クライアント−サーバ形の通
信形熊においてユーザがサーバ側へ送信するアクセス信
号は、データ要求の旨を伝えるデータ要求信号とサーバ
から転送されたデータ信号に対するデータ確認信号が考
えられる。
【0031】データ要求信号、データ確認信号いずれの
情報量もファイル転送信号の情報量に比べて少量であ
り、データ要求信号、データ確認信号とも送信パケット
の大きさは小さい。又、データ要求信号の該送信パケッ
トの送出はユーザが、サーバからのデータ転送を欲した
場合に行われるので、データ要求信号の該送信パケット
の送出は人間の意志に依存し、該送信パケットが連続的
に送出される可能性はほぼゼロに近い。
【0032】又、データ確認信号の送信パケットの送出
は、ユーザがサーバからある一定量のデータを受信した
際に行われるので連続的に該送信パケットが送出される
ことはない。従って、ユーザがサーバ側へ送信するアク
セス信号の1ユーザ当たりのトラヒック密度はファイル
転送信号と比較して非常に小さいので、ユーザがサーバ
側へアクセス信号を送信する際のパケット通信アクセス
制御方法は、競合型のアクセス方法を適用することが望
ましい。
【0033】(2)他ユーザへのファイル転送信号の特
コンピュータ 通信の中で、クライアントーサーバ型のよ
うなユーザがサーバからデータ等を受け取る通信形態以
外にも、ユーザが他のユーザへFTPやe−mail等
のアプリケーションを利用してデータ等を転送する通信
形態も考えられる。
【0034】この場合、ユーザが送信する信号は、画
像、プログラムファイル、データ等の大容量のファイル
が中心にとなるので、該パケットは連続的に送出される
こととなり、サーバ等へのアクセス信号と比較して1
ーザ当たりのトラヒック密度は大きい。従って、他ユー
へのファイル転送信号の際のアクセス制御方法は占有
型のアクセス方法を適用することが望ましい。
【0035】本発明は、上述の背景の下に提案するもの
であり、送信装置の送信バッファ内に蓄えられる送信待
ちパケットの蓄積状況の特徴を観測することにより各
ーザの通信利用形態を推定し、該推定結果に基づいて、
最適なアクセス方法、無線回線の選択、および利用を可
能として、多数のユーザからの様々な信号を効率良く伝
送できる無線回線アクセス制御方法及び送信装置であ
る。
【0036】以下、本発明の各実施形態に共通する構成
について、図1及び図2を参照して説明する.図1は、
各実施形態による送信装置を含む通信端末の構成を示す
ブロック図であり、1はパケット源、2は送信装置であ
る。又、図2は、図1における送信バッファ部22と制
御部23の構成を各々示したブロック図である。以下図
1と図2の数字符号は、特にいずれの図であるかを断ら
ずに使用する。
【0037】なお、パケット源1は論理的手段であり、
コンピュータ等の独立した装置であってもよいし、送受
信装置内に内蔵される制御信号発生源でもよいが、ここ
では、送信装置から独立したパケット通信装置であるも
のとして説明を進める。又、送信装置2は、送信機能だ
けでなく受信機機能も有すると考えた場合でも、以下の
話は全く同様であるが、ここでは、送信機能だけに限定
して説明を進める。
【0038】次に、請求項記載の発明の実施形態であ
る無線送信装置の構成を図1、図2を参照して説明す
る。図1において、前記送信装置2内の21はパケット
源から流れてくるデータ信号用のビット情報を送信用の
電気的信号に変換して、後述する22に出力する機能を
有するインターフェイス変換部である。
【0039】22は前記インターフェイス変換部21か
ら流れてくる送信信号用パケットを実際に該パケットが
送信されるまで蓄積する機能と該パケットの蓄積状況の
特徴を検出する機能を有する送信バッファ部であり、2
4は前記送信バッファ部22から流れてくる送信信号用
パケットを実際に外部無線回線へ送信する機能を有する
送信部である。
【0040】23は前記送信バッファ部22で検出した
該パケットの蓄積状況の特徴と選択可能なアクセス方
法、無線回線の特徴とに基づいて、最適なアクセス方
法、無線回線を選択する機能と送信部24に該最適アク
セス方法、無線回線に切り替えるよう制御する機能を有
する制御部である。
【0041】又、図2において、送信バッファ22内の
221は送信待ちパケットを蓄積する機能を有する送信
待ちパケット蓄積部であり、222は送信待ちパケット
蓄積部221内に蓄えられた送信待ちパケットの蓄積状
況の特徴を検出する機能を有する蓄積パケット諸量検出
部である。
【0042】又、図2において、制御部23内の231
は、蓄積パケット諸量検出部222で検出した該送信待
ちパウットの蓄積状況の特徴と選択可能なアクセス方
法、無線回線の特徴とに基づいて、最適なアクセス方
法、無線回線を選択する機能を有する最適アクセス方法
一無線回線選択部であり、232は前記の最適アクセス
方法一無線回線選択部の選択に基づき、図2における送
信部24に該最適フクセス方法、無線回線に切り替える
よう制御する機能を有する送信制御部である。
【0043】なお、前記送信バッファ部内に蓄えられる
送信待ちパケットの蓄積状況の特徴としては、該パケッ
トの蓄積状況の特徴を表す該パケットの諸量であれば任
意の諸量でよく、一例としては、請求項及びに記載
の該送信バッファ部内に蓄えられている送信待ちパケッ
トの総ビット数や該送信バッファ部内に蓄えられている
送信待ちパケットのパケット数や該送信バッファ部内に
蓄えられている送信待ちパケットの総ビット数の時間変
化率や、
【0044】該送信バッファ部内に蓄えられている送信
待ちパケットのパケット数の時間変化率や該送信バッフ
ァ部内に蓄えられてい送信待ちパケットの総ビット数
と該送信バッファ部内に蓄えられている送信待ちパケッ
トの総ビット数の時間変化率の双方や該送信バッファ部
内に蓄えられている送信待ちパケットの総ビット数と該
送信バッファ部内に蓄えられている送信待ちパケットの
総ビット数の時間変化率の双方が考えられる。
【0045】次に、請求項1記載の発明の例を実施形態
の第1の例として説明する。なお、図3は、本発明の実
施形態の第1の例の基本的概念を示す周波数割り当て図
であり、図4、図5は、請求項1記載の発明の実施形態
の基本的概念を時系列的に示したフロチャートである。
【0046】本実施形態の通信システムには、前述した
ような占有型と競合型の2つのアクセス方法を予め設け
てあることを前提とし、利用周波数帯(図3のA1)は
競合型アクセス方法帯域(図3のA11)と占有型アク
セス方法帯域(図3のA12)に分割される。
【0047】各ユーザは、通信を行う際(図4のal)
は、まず、送信バッファ部22内の蓄積パケット諸量検
出部222により所定のパケット諸量検出間隔時間tが
セット(図4のa2)され、又、制御部23内の送信制
御部232により、ユーザの用いるアクセス方法が競合
型アクセスに選定される(図4のa3)。前記の制御に
より、通信当初、ユーザは競合型のアクセス方法を用い
て通信を行うことになるが、以下で述る様な制御によ
り、適宜、アクセス方法を占有型に切り替えて通信を行
うこととなる。
【0048】次に、前述のパケット諸量検出間隔時間t
がセットされた以後は、該検出間隔時間tが経過する
(図4のa4)度に、前記蓄積パケット諸量検出部によ
って、送信バッファ部22内の、送信待ちパケット蓄積
部221内に蓄えられる送信待ちパケットの蓄積状況の
特徴を表す該パケットの諸量が、検出される(図4のa
5)。
【0049】該パケットの諸量が検出された後は、制御
部23内の最適アクセス方法及び無線回線選択部231
によって、該パケットの諸量と選択可能なアクセス方法
の特徴とに基づいて、最適なアクセス方法が選択(図4
のa6)され、前記送信制御部24の送信部に、選択さ
れた最適アクセス方法を使用して送信を行うよう制御す
る(図5のa7)。
【0050】前記制御後は、再び、所定の前記検出間隔
時間t後に、前記蓄積パケット諸量検出部により、前記
送信待ちパケット蓄積部内に蓄えられる送信待ちパケッ
トの蓄積状況の特徴を表す該パケットの諸量の検出が行
われ、(図4のa4に戻る)、前述の一連の手順を繰り
返す(図4のa4〜a7)。
【0051】又、前述の制御を受ける前記送信部24
は、常時、前記送信待ちパケット蓄積部内にパケットが
蓄積されているかどうかを判別(図5のα2)し、蓄積
されている場合は、該送信待ちパケット蓄積部内の先頭
パケットを取り出し(図5のα3)、取り出したパケッ
トを前述で選択したアクセス方法を使用して送信する
(図5のα4)。
【0052】以上、本発明の実施形態の第1の例の基本
的概念について説明してきたが、次に該実施形態の実用
例を、ユーザの具体的な通信例として、前述したサーバ
等へのアクセス信号と他ユーザへのファイル転送信号で
ある場合を例に挙げ、説明する。ユーザの通信が例え
ば、前述したようなサーバ等へのアクセスにより、ユー
等がサーバへアクセス信号を送信する場合は、
【0053】無線局から送信される信号は小容量で、図
1におけるパケット源1からは競合型アクセス方法にお
ける伝送容量を超えるようなパケット量が発生す可能性
は非常に少なく、前記送信バッファ部内の前記送信待ち
パケット蓄積部内に送信待ちパットが蓄積される可能性
は非常に少ないので、該蓄積現象が検出されない限り
は、アクセス方法は競合型のまま維持される。
【0054】ユーザの通信が例えば、前述したような他
ユーザへファイル転送を行うような場合、大量の信号が
伝送される為、前記パケット源から競合型アクセス方法
における伝送容量を超えるうなパケット量が発生し、
前記送信待ちパケット蓄積部に送信待ちパケットが蓄積
される。
【0055】前蓄積パケット諸量検出部は該送信待ちパ
ケット蓄積部内に蓄えられる送信待ちパケットの蓄積状
況の特徴を表す該パケットの諸量を検出することによ
り、制御部23は、検出された該パケットの諸量から
ーザの発するパケットのトラヒック量が大きいことを判
断し、検出された該パケットの諸量と競合型、占有型の
両アクセス方法の特徴に基づいて、アクセス方法を競合
型から占有型へ切り替える(図3において、A11から
A12へ)。
【0056】占有型への切り替え際は、占有型のチャ
ネルCH1,CH2,・・・Chnから空きチャネルを
捜しだし、該空きチャネを占有する。以後、ユーザ
送信すべきファイルを全て送信し終えると、前記送信待
ちパケット蓄積部内に蓄えられるパケット量が減少する
こととなり、
【0057】前記蓄積パケット諸量検出部は該信待ちパ
ケット蓄積部内に蓄えられる送信待ちパケットの蓄積状
況の特徴を表す該パケット諸量を検出することにより、
前記制御部は検出された該パケットの諸量からユーザ
発するケットのトラヒック量が減少していることを判断
し、検出された該パケットの諸量と競合型、有型の両
アクセス方法の特徴に基づいて、アクセス方法を占有型
から競合型へ切り替え、占有していたチャネルを開放す
る(図3において、A12からA11へ)。
【0058】又、ユーザの通信が前記のサーバ等へのア
クセス信号送信から、他ユーザへのファイル転送に切り
替わった場合には、ユーザが小容量信号を伝送するサー
バ等へのアクセス信号の送出を行う際は、前述した通り
の手順で競合型のアクセス方法にて通信を行い、
【0059】ユーザの通信が大量信号を伝送するファイ
ル転送へ切り替わった際には、前記送信待ちパケット蓄
積部内に送信ちパケットが蓄積されてくることとな
り、前記蓄積パケット諸量検出部は該送信待ちパケット
積部内に蓄えられる送信待ちパケットの蓄積状況の特
徴を表す該パケットの諸量を検出するとにより、
【0060】前記制御部は、検出された該パケットの諸
量からユーザの発するパケットのトラヒック量が増加し
ていることを判断し、検出された該パケットの諸量と競
合型、占有型の両アクセス方法の特徴に基づいて、アク
セス方法を競合型から占有型へ切り替える(図3におい
て、A11からA12へ)。なお、チャネル占有の手順
は、上記と全く同様である。
【0061】又、前記とは逆に、ユーザの通信が他ユー
へのファイル転送からサーバ等へのアクセス信号送信
に切り替わった場合には、ユーザが大容量信号を伝送す
るファイル転送を行う際前述した通りの手順を踏むこと
により占有型のアクセスにて通信を行うが、ユーザの通
信が小容量信号を伝送するサーバ等へのアクセス信号へ
切り替わった際には、前記送信待ちパケット蓄積部内に
蓄積されるパケット量が減少することとなり、
【0062】前記蓄積パケット諸量検出部は、該送信待
ちパケット蓄積部内に蓄えられる送信待ちパケットの蓄
積状況の特徴を表す該パケットの諸量を検出し、前記制
御部は、検出された該パケットの諸量からユーザの発す
るパケットのトラヒック量が減少していることを判断
し、検出された該パケットの諸量と競合型、占有型の両
アクセス方法の特徴に基づいて、アクセス方法を占有型
から競合型へ切り替え、占有ていたチャネルを開放す
る(図3において、A12からA11へ)。
【0063】以上のように本発明の実施形態の第1の例
は、前記送信バッファ部内の前記送信待ちパケット蓄積
部内に蓄えられる送信待ちパケットの蓄積状況の特徴を
表す該パケットの諸量を送信バッファ部22内の蓄積パ
ケット諸量検出部222によって検出して、ユーザの発
するパケットのトラヒック量を推定することにより、
ーザが通信の際に使用するアクセス方法をユーザの発す
るパケットのトラヒック量に最適なアクセス方法に切替
える。
【0064】例えば、ユーザが他ユーザへファイル転送
等の大容量の信号を伝送する場合は占有型のアクセス方
法を適用し、ユーザがサーバ等へのアクセス信号送信等
の小容量の信号を伝送する場合は競合型のアクセス方法
を適用する。これにより、各ユーザは、各ユーザのトラ
ヒック生起量に適したアクセス方法を使用して通信を行
うことが可能となり、多数のユーザからの様々な信号を
効率良く伝送することが可能になる
【0065】に、請求項記載の発明の実施形態につ
いて説明する。
【0066】図6は、請求項の発明に対応する実施形
態の基本的概念を示す周波数割り当て図であり、図7,
図8は、請求項3載の発明の実施形態の基本的概念を時
系列的に示したフロチャートである。本実施形態は、通
信システムには、予め前述したような占有型と競合型の
2つのアクセス方式が設けられ、さらに占有型のアクセ
ス方式においては複数の回線速度を持つ無線回線が設け
てあることを前提とし、
【0067】利用周波数帯域(図6のC1)は競合型ア
クセス方式帯域(図6のC11)と占有型アクセス方式
帯域(図6のC12)に分割され、さらに、占有型アク
ス方式帯域C12は、各々の回線速度を持つ無線回線帯
域(図6のC121,122,C12k)に分割され
る。ただし、各無線回線の回線速度C1,C2,・・・
・,Ckは、C1<C2<・・・<Ckの大小関係にあ
るとし、又、該回線速度ごとに無線回線が、CH1−N
1,CH1−N2,CH1−Nk本設けてあるものとす
る。
【0068】各ユーザは、通信を行う際(図7のC1)
は、まず、蓄積パケット諸量検出部22により所定のパ
ケット諸量検出間隔時間tがセット(図7のC2)さ
れ、又、制御部23内の送信制御部232により、ユー
の用いるアクセス方式が競合型アクセス方式に選定さ
れる(図7のC3)。前記の制御により、通信当初、
ーザは競合型のアクセス方式を用いて通信を行うが、以
下で述べる様な請求項1に対応する実施形態と同様の制
御により、適宜、アクセス方式を占有型に切り替えて通
信を行うこととなる。
【0069】次に、前述のパケット諸量検出間隔時間t
がセットされた後は、該検出間隔時間tが経過する(図
7のC4)度に、該蓄積パケット諸量出部によって、送
信バッファ部22内の送信待ちパケット蓄積部221内
に蓄えられる送信待ちパケットの蓄積状況の特徴を表す
該パケットの諸量が検出される(図7のC5)。該パケ
ットの諸量が検出された後は、図2の制御部23内の図
3における231の最適アクセス方式及び無線回線選択
部によって、検出された該パケットの諸量の特徴と選択
可能なアクセス方式の特徴とに基づいて、最適なアクセ
ス方式が選択(図7のC6)され、
【0070】前記送信制御部が、送信部24に、選択さ
れ.最適アクセス方式を使用して送信を行うよう制御す
る(図7のC7)。前記で選択された最適アクセス方式
が競合型である場合には、再び、所定の前記検出間隔時
間t後に、前記蓄積パケット諸量検出部によって、前記
送信待ちパケット蓄積部内に蓄えられた送信待ちパケッ
トの蓄積状況の特徴を表す該パケットの諸量の検出が行
われ(図7のC4に戻る)、前述の一連の手順を繰り返
す(図7のC4〜C8)。
【0071】又、前記で選択された最適アクセス方式が
占有型である場合には、ユーザは、占有型アクセス方式
において使用する無線回線を、適宜、異なる回線速度を
持つ無線回線へ切り替えて通信を行うこととなる。すな
わち、最適アクセス方式が占有型と判別(図7のC8)
された後は、前記送信制御部により、空き無線回線が検
出され(図7のC9)、前記最適アクセス方式及び無線
回線選択部によって、既に検出された(図7のC5)該
パケットの諸量の特徴と空き無線回線の回線速度の特徴
に基づいて、
【0072】空き無線回線の中で最適な回線速度を持つ
無線回線が選択(図7のC10)され、前記送信制御部
が、送信部24に、選択された回線速度を持つ無線回線
を使用して送信を行うよう制御する(図7のC11)。
前記制御後は、再所定の前記検出間隔時間t後に、前記
蓄積パケット諸量検出部によって、前記送信待ちパケッ
ト蓄積部内に蓄えられる送信待ちパケットの蓄積状況の
特徴を表す該パケットの諸量の検出が行われ(図7のC
4に戻る)、前述の一連の手順を繰り返す(図7のC4
〜C11)。
【0073】前述の制御を受ける送信部24は、常時、
送信待ちパケット蓄積部内にパケットが蓄積されている
かどうかを判別(図8のγ2)し、蓄積されている場合
は、該送信待ちパケット蓄積部内の先頭パケットを取り
出し(図8のγ3)、取り出したパケットを前述で選択
したアクセス方式及び無線回線を使用して送信する(図
8のγ4)。以上、請求項記載の発明の実施形態の基
本的概念について説明したが、次に該実施形態の実用例
を、ユーザの具体的な通信例として、前述したサーバ等
へのアクセス信号と他ユーザへのファイル転送信号であ
る場合を例に挙げ、説明する。
【0074】ユーザの通信が例えば、前述したようなサ
ーバ等へのアクセスにより、ユーザ等がサーバへアクセ
ス信号を送信する場合は、請求項1に対応する実施態様
の場合と全く同様であって、前記送信待ちケット蓄積部
内に送信待ちパケットが蓄えられる可能性は非常に少な
いので、該蓄積現象が検出されない限りは、アクセス方
式は競合型のまま維持される。又、ユーザの通信が例え
ば、前述したような他ユーザへファイル転送を行うよう
な場合は、請求項に対応する実施形態の場合と全く同様
に、前記送信待ちパケット蓄積部内に送信待ちパケット
量が蓄積され、
【0075】前記蓄積パケット諸量検出部は該送信待ち
パケット蓄積部内に蓄えられる送信待ちパケトの蓄積状
況の特徴を表す該パケットの諸量を検出することによ
り、前記制御部は、検出され該パケットの諸量からユー
の発するパケットのトラヒック量が大きいことを判断
し、検出された該パケットの諸量と競合型、占有型の両
アクセス方式の特徴に基づいて、アクセス方式を競合型
から占有型へ切り替える(図6のC11からC12へ)
とともに、該パケットの諸量の特徴と占有型の中の選択
可能な空き無線回線の回線速度C1,C2,・・・,C
kの特徴に基づいて、空き無線回線の中で最適な回線速
度の無線回線を選択して該無線回線に切り替える。
【0076】該無線回線に切り替える際は、例えば、該
無線回線の回線速度がCi(1≦i≦Lの場合、回線速
度CiのチャネルCHi−1,・・・・CHi−Niま
でのうち、空きチャネルを選択し該チャネルにて通信を
行う。又、ユーザの通信が前記のサーバ等へのアクセス
信号送信から、他ユーザへのファイル転送に切り替わっ
た場合には、請求項1に対応する実施態様の場合と全く
同様にして、アクセス方式が競合型から占有型へ切り替
わる(図6のC11からC12へ)。
【0077】又、前記とは逆に、ユーザの通信が他ユー
へのファイル転送からサーバ等へのアクセス信号送信
に切り替わった場合には、請求項1に対応する実施態様
の場合と全く同様にして、アクセス方式が占有型から競
合型へ切り替わる(図6のC12からC11へ)。又、
ユーザの通信が、例えば、前述したような他ユーザへフ
ァイル転送を行う場合に、ファイル転送容量が時間的に
大きく変動した場合、ファイル転送の際は上記の手順に
より占有型アクセス方式において通信を行っているが、
ファイル転送の容量が急激に増加した場合には、
【0078】送信待ちパケット蓄積部2内に蓄積される
送信待ちパケット量が増加することとなり、蓄積パケッ
ト諸量検出部は該送信待ちパケット蓄積部内に蓄えられ
る送信待ちパケットの蓄積状況の特徴を表す該パケット
の諸量を検出することにより、前記制御部は、検出され
た該パケッの諸量からユーザの発するパケットのトラヒ
ック量が増加していることを判断し、検出された該パケ
ットの諸量と選択可能な空き無線回線の回線速度C1,
C2,・・・,Ckの特徴に基づいて空き無線回線の中
で最適な回線速度の無線回線を選択して該無線回線に切
り替える
【0079】又、逆にファイル転送の容量が急激に減少
した場合には、前記送信待ちパケット蓄積部内に蓄積さ
れ,送信待ちパケット量が減少することとなり、前記蓄
積パケット諸量検出部は該送信待ちパケッ蓄積部内に蓄
えられる送信待ちパケットの蓄積状況の特徴を表す該パ
ケットの諸量を検出することにより、前記制御部は、検
出された該パケットの諸量からユーザの発するパケット
の卜ラヒック量が減少していることを判断し、検出され
た該パケットの諸量と選択可能な空き無線回線の回線速
度C1,C2,・・・,Ckの特徴に基づいて、空き無
線回線の中で最適な回線速度の無線回線を選択して該無
線回線に切り替える
【0080】以上のように、請求項に対応する実施形
態は、前記送信バッファ部内の前記送信待ちパケット蓄
積部内に蓄えられる送信待ちパケットの蓄積状況の特徴
を表す該パケットの諸量を送信バッファ部22内の蓄積
パケット諸量検出部222によって検出するこから、
ユーザの発するパケットのトラヒック量を推定すること
により、ユーザの使用するアクセス方式をユーザの発す
るパケットのトラヒック量に最適なアクセス方式に切り
替え、
【0081】例えば、ユーザが他ユーザへファイル転送
等の大容量の信号を伝送する場合は占有型のアクセス方
式を適用し、ユーザがサーバ等へのアクセス信号送信等
の小容量の信号を伝送する場合は競合型のアクセス方式
を適用するというように、各ユーザは、各ユーザトラ
ヒック生起量に適したアクセス方式を使用して通信を行
うことが可能となり、又、ファイル転送の際の占有型の
アクセスおいて、前記送信バッファ部内の送信待ちパケ
ット蓄積部内に蓄えられた送信待ちパケットの蓄積状況
の特徴を表す該パケットの諸量の特徴からユーザの発す
るパケットのトラヒック量を推定することにより、
【0082】ユーザの使用する無線回線をユーザの発す
るパケットのトラヒック量に最適な回線速度の無線回線
に切り替えることによって各ユーザは各ユーザのトラヒ
ック生起量に適した回線速度の無線回線を使用して通信
を行うことが可能となり、各ユーザは、各ユーザのトラ
ヒック形態に最適なアクセス方式を選択し、又各ユー
が送信する信号の伝送容量に最適な回線速度の無線回線
を選択し、該アクセス方式及び該無線回線を使用して通
信を行うことが可能となるので、多数のユーザからの様
々な信号を効率良く伝送することができる。
【0083】次に、請求項に対応する実施形態につい
て説明する。なお、図9は、請求項に対応する実施形
態の基本的概念を示す周波数割り当て図であり、図1
0、図11は、請求項に対応する実施形態の基本的概
念を時系列的に示したフロチャートである。本実施形熊
の通信システムにおいては、予め各無線局で共用されて
いる無線回線は複数のグープに分割されており、グルー
プ内の無線回線を利用する無線局数を制限しないグルー
プとグープ内の無線回線を利用する無線局数を一定数以
下に制限するグループが設けられている。
【0084】該グループ分けのつの例として、図9
は、利用する無線局数を制限しないグループが一つ(デ
フォルトグループ)と利用する無線局数を一定数以下に
制限するグループが複数(グループ1,ループ2,・・
・、グループn)設けてあり、利用周波数帯域D1は、
利用する無線局数を制しないグループに対応する帯域
(無線局数無制限グループの帯域Dll)と利用する無
線局数一定数以下に制限するグループに対応する(無線
局数限定グループ群の帯域D12)に分割さている。
【0085】次に、請求項記載の実施形態の概念につ
いて、競合型のアクセス方式を単独に用いる場合を例に
あげて説明する。各ユーザは、通信を行う際(図10の
dl)は、まず、送信ッファ部22内の蓄積パケット
諸量検出部222により所定のパケット諸量,出間隔時
間tがセット(図10のd2)され、又、制御部23内
送信制御部232により、ユーザの使用する無線回線が
デフォルトグループ無線回線に選定される(図10のd
3)。
【0086】前記の制御により、通信当初、ユーザはデ
フォルトグループの無線回線を用いて通信を行うことに
なるが、以下で述べる様な制御より、適宜、使用する無
線回線を異なる無線回線グループの無線回線に切り替え
て通信を行うとなる。次に、前述のパケット諸量検出
間隔時間tがセットされた以後、前記検出間隔時間が経
過する(図10のd4)度に、前記蓄積パケット諸量検
出部によって、送信バッファ部22内の送信待ちパケッ
ト蓄積部221内に蓄えれる送信待ちパケットの蓄積
状況の特徴を表す該パケットの諸量が検出される(図1
0のd5)。
【0087】該パケットの諸量が検出された後は、制御
部23内の最適アクセス方式及び無線回線選択部231
によって、該パケットの諸量の特徴と選択可な無線回線
グループの無線回線の特徴とに基づいて、最適な無線回
線グループが選択(図10のd6)され、前記送信制御
部が、送信部24に、選択されたグープの無線回線を使
用して送信を行うよう制御する(図10のd7)。
【0088】前記制後は、再び所定の検出間隔時間t後
に、前記蓄積パケット検出部によって、前記送信待ちパ
ケット蓄積部内に蓄えられる送信待ちパケットの蓄積状
況の特徴を表す該パケットの諸量の検出が行われ(図1
0のd4に戻る)、前述の一連の手順を繰り返す(図1
0のd4〜d7)。
【0089】又、前述の制御を受ける該送信部24は、
常時、前記送信待ちパケット蓄積部内にパケットが蓄積
されているかどうかを判別(図11のδ2)し、蓄積さ
れている場合は、該送信待ちパケット蓄積部内の先頭パ
ケットを取り出し(図11のδ3)、取り出したパケッ
トを前述で選択した無線回線グループの無線回線を使用
して送信する(図11のδ4)。以上、請求項記載の
発明の実施形態の基本的概念について説明してきたが、
次に該実施形態の実用例を、ユーザの具体的な通信例と
して、前述したサーバ等へのアクセス信号と他ユーザ
のファイル転送信号である場合を例に挙げ、説明する。
【0090】ユーザの通信が例えば、前述したようなサ
ーバ等へのアクセスにより、ユーザ等がサーバへアクセ
ス信号を送信する場合は、無線局から送信される信号は
小容量で、パケット源1からはデフォルトグループの無
線回線における伝送容量を超えるようなパケットが発生
する可能性は非常に少ない。又、前記送信待ちパケット
蓄積部内に送信待ちパケットが蓄えられる可能性は非常
に少ないので、該蓄積現象が検出されない限りは、デフ
ォルトグループの無線回線のまま維持される。
【0091】ユーザの通信が例えば、前述したような他
ユーザへファイル転送を行うような場合、大容量の信号
が伝送される為、パケット源1からはデフォルトグルー
プの無線回線にこける伝送容量を超えるようなパケット
量が発生し、送信バッファ部22に送信待パケットが蓄
積される。
【0092】前記蓄積パケット諸量検出部は該送信待ち
パケット蓄積部内に蓄えられる送信待ちパケットの蓄積
状況の特徴を表す該パケットの諸量を検出することによ
り、前記制御部は、検出された該パケットの諸量から
ーザの発するパケットのトラヒック量が大きいと判
し、検出された該パケットの諸量と選択できる無線回線
グループの特徴に基づいて、最適無線局数限定の無線回
線グループを選択し、当該無線回線へ切り替える最適な
無線回線グループの選択方法は、
【0093】無線局数限定グループ群のグループ1,グ
ループ2、グループnの中で、利用している無線局数が
一番少ないグループを選択する方法や、例えば、無線局
数限定グループ群のグループ1,グループ2、・・グル
ープnが各々回線速度が異なる場合は、ユーザの送信す
る信号の伝送容量に最適なグループを選ぶ方法等、様々
な方法が考えられ、利用周波数の使用効率を向上する方
法であれば任意の方法で良い。切り替え以後、ユーザ
送信すべきファイルを全て送信し終えると、
【0094】送信バッファ部内に蓄えられパケット量が
減少することとなり、前記蓄積パケット諸量検出部は該
送信待ちパケット蓄積部内に蓄えられる送信待ちパケッ
トの蓄積状況の特徴を表す該パケットの諸量を検出する
ことにより前記制御部は、検出された該パケットの諸量
からユーザの発するパケットのトラヒック量が減少して
いることを判断し、検出された該パケットの諸量と選択
できる無線回線グループの特徴基づいて、無線回線グル
ープをデフォルトグループヘ切り替える。
【0095】又、ユーザの通信が前記のサーバ等へのア
クセス信号送信から、他ユーザへのファイル転送に切り
替わった場合には、ユーザが小容量信号を伝送するサー
バ等へのアクセス信号の送出を行う際は、前述した通り
の手順でデフォルトグループにて通信を行い、ユーザ
通信が大容信号を伝送するファイル転送へ切り替わった
際には、送信バッファ部内に送信待パケットが蓄積され
るから、
【0096】前記蓄積パケット諸量検出部は該送信待ち
パケット蓄積部内に蓄えられる送信待ちパケットの蓄積
状況の特徴を表す該パケットの諸量を検出するこによ
り、前記制御部は、検出された該パケットの諸量から
ーザの発するパケットのトラヒク量が増加していること
を判断し、検出された該パケットの諸量と選択可能な無
線回線グルーの特徴に基づいて、利用周波数の使用効率
を向上するのに最適な無線回線グループを選択し、当該
無線回線へ切り替える。
【0097】又、前記とは逆に、ユーザの通信が他ユー
へのファイル転送からサーバ等へのアクセス信号送信
に切り替わった場合には、ユーザが大容量信号を伝送す
るファイル転送を行う際に前述した通りの手順を踏むこ
とにより利用周波数の使用効率を向上するのに最適な
ループ群の無線回線グループにて通信を行うが、ユーザ
の通信が小容量信号を伝送するサーバ等へのアクセス信
号へ切り替わった際には、送信バッファ部内に蓄積され
るパケット量が減少することとなり、
【0098】前記蓄積パケット諸量検出部は該送信待ち
パケット蓄積部内に蓄えられる送信待ちパケットの蓄積
状況の特徴を表す該パケットの諸量を検出することによ
り、前記制御部は、検出された該パケッの諸量からユー
の発するパケットのトラヒック量が減少していること
を判断し、検出された該パケットの諸量と選択できる無
線回線グループの特徴に基づいて、無線回線グループを
デフォルトグループヘ切り替える。
【0099】以上のように、請求項に対応する実施形
態は、前記送信バッファ部内の前記送信待ちパケット蓄
積部内に蓄えられる送信待ちパケットの蓄積状況の特徴
を表す該パケットの諸量を送信バッファ部22内の蓄積
パケット諸量検出部222によって検出して、ユーザ
発するパケットのトラヒック量を推定することにより、
ユーザの使用する無線回線をユーザの発するパケットの
トラヒック量に最適な無線回線グループの無線回線に切
り替え、例えば、ユーザが他ユーザへファイル転送等の
大容量の信号を伝送する場合は利用周波数の使用効率を
向上するのに最適な無線回数グループの無線回線を使用
して通信を行う。
【0100】また、ユーザがサーバ等へのアクセス信号
送信等の小容量の信号を伝送する場合はデフォルトグル
ープの無線回線を使用して通信を行うことを可能とし
て、パケット衝突の危険性が低い小容量信号を送信する
際は、利用する無線局数が限定されている無線回線グル
ープよりもパケット衝突の危険性が高い利用する無線局
数が限定されていない無線回線グループの無線回線を使
用して通信を行い、又、パケット衝突の危険性が高い大
容量信号を送信する際は、利用する無線局数が限定され
ていない無線回線グルーブよりもパケット衝突の危険性
が低い利用する無線局数が限定されている無線回線グル
ープの無線回線を使用して通信を行う。
【0101】これにより、通信システム全体のパケット
衝突率を低く押さえ、多数のユーザからの様々な信号を
効率良く伝送することを可能としている。又、請求項1
に対応する実施形態との違いは、利用周波数帯域の、全
帯域にて競合型のアクセス方式を用いることにより、各
グループに割り当てる無線局数を統計的に増やせる可能
性があり、さらなる効率的な伝送が期待できる。
【0102】以上、競合型のアクセス方式を単独に用い
る場合を例に挙げて、請求項4に対応する実施形態を説
明したが、仮に、占有型のアクセス方式を単独に用いた
場合でも、又は、競合型のアクセス方式と占有型のアク
セス方式を組み合わせて用いた場合でも、該実施形態の
手順は、前述し手順と全く同様であるのでここでは説
明を省略する。
【0103】次に、請求項に対応する実施形態につい
て説明する。請求項の発明は、請求項1〜請求項
おける送信バッファ部22内に蓄えられる信待ちパケッ
トの蓄積状況の特徴の検出方法として、該送信バッファ
部内に蓄えられている送信待ちパケットの総ビット数を
検出すること、または該送信バッファ部内に蓄えられて
いる送信待ちパケットのパケット数を検出すること、ま
たは該送信バッファ部内に蓄えられている送信待パケッ
トの総ビット数の時間変化率を検出すること、
【0104】または該送信バッファ部内に蓄えられて
る送信待ちパケットのパケット数の時間変化率を検出す
ること、または該送信バッファ部内に蓄えられている送
信待ちパケットの総ビット数と該送信バッファ部内に蓄
えられている送信待ちパケットの総ビット数の時間変化
率の双方を検出すること、又は該送信バッファ部内に蓄
えられている送信待ちパケットのパケット数と該送信バ
ッファ部内に蓄えられている送信待ちパケットのパケッ
ト数の時間変化率の双方を検出することを特徴としてい
る。
【0105】次に、請求項の発明に対応する実施形態
について説明する。請求項の発明は、先にも述べたと
おり、送信データをパケットと呼ぶある不定の大きさの
固まりに分割して送信する無線送信装置構成に関するも
のであり、図1に該無線送信装置の構成を、図2に該無
線送信装置内の送信バッフの構成及び該無線送信装置内
の制御部の構成を示している。図1において、前記送信
装置2内の121はパケット源から流れてくるデータ信
号用のビット情報を送信用の電気的信号に変換じ後述す
る22に出力する機能を有するインターフェイス変換部
である。
【0106】22は前記インターフイス変換部21から
流れてくる送信信号用パケットを実際に該パケットが送
信されるまで蓄積する機能と該パケットの蓄積状況の特
徴を検出する機能を有する送信バッファ部であり、24
前記送信バッファ部22から流れてくる送信信号用パケ
ットを実際に外部無線回線へ送信す機能を有する送信
部であり、23は前記送信バッファ部22で検出した該
パケットの蓄積状況の特徴と選択可能なアクセス方式、
無線回線の特徴とに基づいて、最適なアクセス方式、無
線回線を選択する機能と送信部24に該最適アクセス方
式、無線回線に切り替えるよう制御する機能有する制御
部である。
【0107】又、図2において、送信バッファ22内の
221は送信待ちパケットを蓄積する機能を有する送信
待ちパケット蓄積部であり、222は送信待ちパケット
蓄積部221に蓄えられた送信待ちパケットの蓄積状況
の特徴を検出する機能を有する蓄積パケット諸量検出部
である。
【0108】又、図2において、制御部23内の231
は、蓄積パケット諸量検出部222で検出した該送信待
ちパケットの蓄積状況の特徴と選択可能なアクセス方
式、無線回線の特徴とに基づいて、最適なアクセス方
式、無線回線を選択する機能を有する最適アクセス方式
一無線回線択部であり、232は前記の最適アクセス方
式一無線回線選択部の選択に基づき、送信部24に該最
適アクセス方式、無線回線に切り替えるよう制御する機
能を有する送信制御部である。
【0109】次に、請求項に対応する実施形態につい
て説明する。請求項の発明は、請求項記載の無線送
信装置内において、送信バッファ部内の前記蓄積パケッ
ト諸量検出部は、前記送信ッファ部内の前記送信待ち
パケット蓄積部に蓄えられる送信待ちパケットの総ビッ
ト数、また前記送信バッファ部内の前記送信待ちパケッ
ト蓄積部に蓄えられる送信待ちパケットのパケット数、
または該送信バッファ部内の該送信待ちパケット蓄積部
に蓄えられてる送信待ちパケットの総ビット数の時間
変化率、
【0110】または該送信バッファ部内の該送信待ちパ
ケット蓄積部に蓄えらる送信待ちパケットのパケ
ット数の時間変化率、または該送信バッファ部内の該送
信待ちパケット蓄積部に蓄えられている送信待ちパケッ
トの総ビット数と該送信バッファ部内の該送信ちパケ
ット蓄積部に蓄えられている送信待ちパケットの総ビッ
ト数の時間変化率の双方、また該送信バッファ部内の該
送信待ちパケット蓄積部に蓄えられている送信待ちパケ
ットのパケト数と該送信バッファ部内の該送信待ちパ
ケット蓄積部に蓄えられている送信待ちパケットパケッ
ト数の時間変化率の双方を検出する機能を具備している
ことを特徴としている。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信バッファ部内の送信待ちパケットの蓄積状況からパ
ケットの特徴を諸量として検出して、該パケットの諸量
の特徴と、選択可能なアクセス方式、無線回線特徴とに
基づいて、各ユーザのトラヒック特性の特徴に応じた最
適なアクセス方式、無線回線を使用することが可能とな
るため、各ユーザのトラヒック特性が変動する場合で
も、該ユーザのパケットの諸量の特徴を検出することに
より、該ユーザのトラヒック性の特徴に応じた最適なア
クセス手段を適用することができ、通信システム全体と
しては、多数のユーザからの様々な信号を効率良く伝送
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の送信装置の構成の例を示
すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の送信装置の送信バッファ
部と制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態の第1の例の基本的概念を
示す周波数割り当て図である。
【図4】本発明の実施の形態の第1の例の装置起動時の
制御を示すフロチャートである。
【図5】本発明の実施の形態の第1の例の通信起動時の
制御を示すフロチャートである。
【図6】本発明の実施の形態の第2の例の基本的概念を
示す周波数割り当て図である。
【図7】本発明の実施の形態の第2の例の装置起動時の
制御を示すフロチャートである。
【図8】本発明の実施の形態の第2の例の通信起動時の
制御を示すフロチャートである。
【図9】本発明の実施の形態の第3の例の基本的概念を
示す周波数割り当て図である。
【図10】本発明の実施の形態の第3の例の装置起動時
の制御を示すフロチャートである。
【図11】本発明の実施の形態の第3の例の通信起動時
の制御を示すフロチャートである。
【図12】従来のアクセス方式の基本的概念を示す周波
数割り当て図である
【符号の説明】
1 パケット源 2 送信装置 21 インターフェイス変換部 22 送信バッファ部 23 制御部 24 送信部 22 送信バッファ部 23 制御部 221 送信待ちパケット蓄積部 222 蓄積パケット諸量検出部 231 最適アクセス方式及び無線回線選択部 232 通信機能制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−224407(JP,A) 特開 平8−214027(JP,A) 特開 平8−265231(JP,A) 特開 平9−205431(JP,A) 特開 平10−32578(JP,A) 特開 平11−205352(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 300

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線局相互間を各無線局で共用さ
    れる無線回線によって接続し、各無線局からの送信デー
    タはパケットと呼ぶ不特定の大きさの固まりに分割され
    て送信されるパケット無線通信システムにおいて、 各無線局の送信装置に、送信パケットを蓄積する送信バ
    ッファと、 送信する際のアクセス方法として複数の方法が選択でき
    る機能とを具備し、 前記送信バッファ内に蓄えられる送信待ちパケットの蓄
    積状況の特徴を検出して、検出した該蓄積状況の特徴
    と、競合型、占有型の両アクセス方法の特徴とに基づい
    て競合型、占有型のいずれか一方のアクセス方法を選択
    してアクセス方法を該選択したアクセス方法に切り
    ることを特徴とする無線回線アクセス制御方法。
  2. 【請求項2】 複数の無線局相互間を各無線局で共用さ
    れる無線回線によって接続し、各無線局からの送信デー
    タはパケットと呼ぶ不特定の大きさの固まりに分割され
    て送信されるパケット無線通信システムにおいて、 各無線局の送信装置に送信パケットを蓄積する送信バッ
    ファと、 送信する際のアクセス方法として複数の方法が選択でき
    る機能と、 送信無線回線として複数の回線速度が選択できる機能と
    を具備し、 前記送信バッファ内に蓄えられた送信待ちパケットの蓄
    積状況の特徴を検出して、検出した該蓄積状況の特徴
    と、競合型、占有型の両アクセス方法の特徴とに基づい
    て競合型、占有型のいずれか一方のアクセス方法を選択
    してアクセス方法を該選択したアクセス方法に切り替
    え、 さらに検出したパケット諸量により利用周波数の使用効
    率を向上するのに最適な回線速度の無線回線を選択して
    当該無線回線に切り替えることを特徴とする無線回線ア
    クセス制御方法。
  3. 【請求項3】 複数の無線局相互間を各無線局で共用さ
    れる無線回線によって接続し、各無線局からの送信デー
    タはパケットと呼ぶ不特定の大きさの固まりに分割され
    て送信されるパケット無線通信システムにおいて、 各無線局で共用されている無線回線を複数のグループに
    分割し、グループ内の無線回線を利用する無線局数を制
    限しないグループと、グループ内の無線回線を利用する
    無線局数を一定数以下に制限するグループとを設け、 各無線局の送信装置に送信パケットを蓄積する送信バッ
    ファと、 送信する際の送信無線回線として、無線回線グループを
    選択きる機能とを具備し、 前記送信バッファ内に蓄えられた送信待ちパケットの蓄
    積状況の特徴を検出し、検出した該蓄積状況の特徴によ
    利用周波数の使用効率を向上するのに最適な無線回線
    を選択して、当該無線回線に切り替えることを特徴とす
    る無線回線アクセス制御方法。
  4. 【請求項4】 送信バッファ内に蓄えられる送信待ちパ
    ケットの蓄積状況の特徴として、 該送信バッファ内に蓄えられている送信待ちパケットの
    総ビット数と該送信バッファ内に蓄えられている送信待
    ちパケットの総ビット数の時間変化率の、少なくとも一
    方、 または該送信バッファ内に蓄えられている送信待ちパケ
    ットのパケット数と該送信バッファ内に蓄えられている
    送信待ちパケットのパケット数の時間変化率の、少なく
    とも一方を用いることを特徴とする請求項1〜請求項
    のいずれか1項に記載の無線回線アクセス制御方法。
  5. 【請求項5】 送信データをパケットと呼ぶ不特定の大
    きさの固まりに分割して送信する無線送信装置であっ
    て、 送信データの情報を送信用の電気的信号に変換するイン
    ターフェイス変換部と、 無線信号を送出する送信部と、 インターフェイス変換部と送信部との間に介在する送信
    待機パケットを蓄積し、請求項1〜請求項4のいずれか
    1項に記載の無線回線アクセス制御方法における送信バ
    ッファ内の送信待ちパケットの蓄積状況の特徴を検出す
    る機能を有する送信バッファ部と、 該送信バッファ部で検出した該送信待ちパケットの蓄積
    状況の特徴により請求 項1〜請求項4のいずれか1項に
    記載の無線回線アクセス制御方法によりパケットの送信
    を制御する制御部とを有することを特徴とする無線送信
    装置。
  6. 【請求項6】 送信バッファ部は、 送信バッファ内に蓄えられてる送信待ちパケットの総
    ビット数と、送信バッファ内に蓄えられてる送信待ち
    パケットの総ビット数の時間変化率の少なくとも一方、
    または前記送信バッファ内に蓄えられてる送信待パケ
    ットのパケット数と、送信バッファ内に蓄えられて
    送信待ちパケットのパケット数の時間変化率の少なくと
    も一方、を検出する請求項記載の無線送信装置。
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