JP3462868B2 - ジニトリル及びジアミンからのポリアミドの製造方法 - Google Patents
ジニトリル及びジアミンからのポリアミドの製造方法Info
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Description
から高温及び高圧の条件下でポリアミドを製造する方法
に関する。
と水とから、触媒除去が容易で、良好な空時収量のポリ
アミドの製造方法を提供することにある。
のジニトリル及び少なくとも1種のジアミンと水とを、
酸化アルミニウム、酸化スズ、酸化ケイ素、周期表第2
族〜第6族の遷移元素の酸化物、ランタノイド及びアク
チノイドの酸化物、シート状シリケート並びにゼオライ
トから選択される不均一系触媒の存在下に、水のジニト
リル及びジアミンの合計に対するモル比を1:1以上と
して、90〜400℃の温度及び0.1〜50×106
Paの圧力条件下にて反応させることによるポリアミド
の製造方法により達成させることを見出した。
リル及び少なくとも1種のジアミンと水とを反応させる
ことによりポリアミドを製造する連続法であって、 (1)β−ゼオライト触媒、シート状シリケート触媒、
又は70〜100質量%のアナターゼ及び0〜30質量
%のルチルを含み、全体の40質量%までが酸化タング
ステンで置換されていても良い二酸化チタン触媒から選
択されるブレンステッド酸触媒を含有する流動管におい
て、少なくとも1種のジニトリル及び少なくとも1種の
ジアミンと水とを、90〜400℃の温度及び0.1〜
35×106Paの圧力条件下で反応させて、反応混合
物を得る工程、 (2)更に反応混合物を、β−ゼオライト触媒、シート
状シリケート触媒、又は70〜100質量%のアナター
ゼ及び0〜30質量%のルチルを含み、全体の40質量
%までが酸化タングステンで置換されていても良い二酸
化チタン触媒から選択されるブレンステッド酸触媒の存
在下又は非存在下に、150〜400℃の温度及び工程
(1)より低い圧力条件下で反応させ、且つ温度及び圧
力を、第1の気相、及び第1の液相又は第1の固相、又
は第1の固相と第1の液相との混合物が得られるように
選択し、そして第1の気相を、第1の液相又は第1の固
相、又は第1の液相と第1の固相との混合物から分離す
る工程、及び (3)第1の液相又は第1の固相、又は第1の液相と第
1の固相との混合物を、水含有気相又は液相と、150
〜370℃の温度及び0.1〜30×106Paの圧力
条件下で混合して、生成混合物を得る工程を含むことを
特徴とする方法を提供する。
リル及び少なくとも1種のジアミンと水とを反応させる
ことによりポリアミドを製造する連続法であって、 (1)β−ゼオライト触媒、シート状シリケート触媒、
又は70〜100質量%のアナターゼ及び0〜30質量
%のルチルを含み、全体の40質量%までが酸化タング
ステンで置換されていても良い二酸化チタン触媒から選
択されるブレンステッド酸触媒を含有する流動管におい
て、少なくとも1種のジニトリル及び少なくとも1種の
ジアミンと水とを、90〜400℃の温度及び0.1〜
35×106Paの圧力条件下で反応させて、反応混合
物を得る工程、 (2)更に反応混合物を、β−ゼオライト触媒、シート
状シリケート触媒、又は70〜100質量%のアナター
ゼ及び0〜30質量%のルチルを含み、全体の40質量
%までが酸化タングステンで置換されていても良い二酸
化チタン触媒から選択されるブレンステッド酸触媒の存
在下又は非存在下に、150〜400℃の温度及び工程
(1)より低い圧力条件下で反応させ、且つ温度及び圧
力を、第1の気相、及び第1の液相又は第1の固相、又
は第1の固相と第1の液相との混合物が得られるように
選択し、そして第1の気相を、第1の液相又は第1の固
相、又は第1の液相と第1の固相との混合物から分離す
る工程、及び (3)β−ゼオライト触媒、シート状シリケート触媒、
又は70〜100質量%のアナターゼ及び0〜30質量
%のルチルを含み、全体の40質量%までが酸化タング
ステンで置換されていても良い二酸化チタン触媒から選
択されるブレンステッド酸触媒を含有する流動管におい
て、第1の液相又は第1の固相、又は第1の液相と第1
の固相との混合物を、水含有気相又は液相と、150〜
370℃の温度及び0.1〜30×106Paの圧力条
件下で混合して、生成混合物を得る工程を含むことを特
徴とする方法を提供する。
(3)より低い圧力条件下で後縮合し、且つ温度及び圧
力を、第2の水及びアンモニア含有気相並びに第2の液
相又は第2の固相、又は第2の液相と第2の固相との混
合物が得られ、各相にそれぞれポリアミドが含まれるよ
うに選択する工程を含んでいることが好ましい。
リル及び少なくとも1種のジアミンと水とを反応させる
ことによりポリアミドを製造する連続法であって、 (1)β−ゼオライト触媒、シート状シリケート触媒、
又は70〜100質量%のアナターゼ及び0〜30質量
%のルチルを含み、全体の40質量%までが酸化タング
ステンで置換されていても良い二酸化チタン触媒から選
択されるブレンステッド酸触媒を含有する流動管におい
て、少なくとも1種のジニトリル及び少なくとも1種の
ジアミンと水とを、90〜400℃の温度及び0.1〜
35×106Paの圧力条件下で反応させて、反応混合
物を得る工程、 (2)更に反応混合物を、β−ゼオライト触媒、シート
状シリケート触媒、又は70〜100質量%のアナター
ゼ及び0〜30質量%のルチルを含み、全体の40質量
%までが酸化タングステンで置換されていても良い二酸
化チタン触媒から選択されるブレンステッド酸触媒の存
在下又は非存在下に、150〜400℃の温度及び工程
(1)より低い圧力条件下で反応させ、且つ温度及び圧
力を、第1の気相、及び第1の液相又は第1の固相、又
は第1の固相と第1の液相との混合物が得られるように
選択し、そして第1の気相を、第1の液相又は第1の固
相、又は第1の液相と第1の固相との混合物から分離す
る工程、及び (4)第1の液相又は第1の固相、又は第1の固相と第
1の液相との混合物を、200〜350℃の温度及び工
程(3)より低い圧力条件下で後縮合し、且つ温度及び
圧力を、第2の水及びアンモニア含有気相並びに第2の
液相又は第2の固相、又は第2の液相と第2の固相との
混合物が得られ、各相にそれぞれポリアミドが含まれる
ように選択する工程を含むことを特徴とする方法を提供
する。
日に未公開であった先願のDE−A19804023に
開示されている。
独のまたは混合されたジニトリル、すなわち、少なくと
も2個のニトリル基を含む化合物、であればどのような
ものでも良い。α,ω−ジニトリルが好ましく、特に、
アルキレン部分の炭素原子数3〜12個、更に好ましく
は3〜9個のα,ω−アルキレンジニトリル、又は炭素
原子数7〜12個のアルキルアリールジニトリルであ
り、好ましいアルキルアリールジニトリルは、芳香族単
位と2個のニトリル基の間に少なくとも1個の炭素原子
を含むアルキレン基を有しているものである。特に好ま
しいアルキルアリールジニトリルは、2個のニトリル基
を相互に1,4位に有しているものである。
ルは、アルキレン部分(−CH2−)が好ましくは3〜
11個、更に好ましくは3〜9個の炭素原子を含む直鎖
のα,ω−アルキレンジニトリル、例えば1,3−ジシ
アノプロパン、1,4−ジシアノブタン(アジポニトリ
ル、ADN)、1,5−ジシアノペンタン、1,6−ジ
シアノヘキサン、1,7−ジシアノヘプタン、1,8−
ジシアノオクタン、1,9−ジシアノノナンであり、ア
ジポニトリルが特に好ましい。
の二重接触添加(double catalyticaddition)により従
来の方法で得ても良い。
と他のコモノマー、例えばジカルボン酸(例えば、アジ
ピン酸)との混合物を用いることも可能となることが認
識されるであろう。
のまたは混合されたジアミン、すなわち少なくとも2個
のアミノ基を含む化合物、であればどのようなものでも
良い。α,ω−ジアミンが好ましく、特に、アルキレン
部分の炭素原子数3〜14個、更に好ましくは3〜10
個のα,ω−アルキレンジアミン、又は炭素原子数9〜
14個のアルキルアリールジアミンであり、好ましいア
ルキルアリールジアミンは、芳香族単位と2個のアミノ
基との間に少なくとも1個の炭素原子を含むアルキレン
基を有するものである。特に好ましいアルキルアリール
ジアミンは、2個のアミノ基を相互に1,4位に有する
ものである。
は、アルキレン部分(−CH2−)が好ましくは3〜1
4個、更に好ましくは3〜10個の炭素原子を有する直
鎖のα,ω−アルキレンジアミン、例えば1,3−ジア
ミノプロパン、1,4−ジアミノブタン、1,5−ジア
ミノペンタン、1,6−ジアミノヘキサン(ヘキサメチ
レンジアミン、HMD)、1,7−ジアミノペンタン、
1,8−ジアミノオクタン、1,9−ジアミノノナン、
1,10−ジシアノデカンであり、ヘキサメチレンジア
ミンが特に好ましい。
ルのニトリル基の二重接触水素化(double catalytic h
ydrogenation)により従来の方法で得ても良い。
良い。
他のコモノマーとの混合物を用いることも可能であるこ
とが認識されるであろう。
下、使用されるジニトリルと任意のジニトリル等価物、
すなわち本発明の処理条件下でジニトリルのように反応
する任意の化合物(例えば、ジカルボン酸)との合計を
包含する定量的規定値のジニトリル、そして以下、使用
されるジアミンと任意のジアミン等価物、すなわち本発
明の処理条件下でジアミンのように反応する化合物との
合計を包含する定量的規定値のジアミン}は、0.5〜
2の範囲が有効であり、0.8〜1.2の範囲が好まし
く、特に1である。
又は分岐若しくは連鎖延長ポリアミドを製造する場合、
純粋なジニトリル及び純粋なジアミンの代わりに、以下
の混合物:50〜99.99質量%、好ましくは80〜
90質量%のジニトリル及びジアミン(質量割合はジニ
トリル及びジアミンの合計)、0.01〜50質量%、
好ましくは1〜30質量%の、α,ω−C4〜C10脂
肪族ジカルボン酸、C8〜C12芳香族ジカルボン酸及
びC5〜C8シクロアルカンジカルボン酸から選択され
る少なくとも1種のジカルボン酸、0〜50質量%未
満、好ましくは0〜30質量%のアミノニトリル、更
に、0〜50質量%、好ましくは0〜30質量%のα,
ω−C5〜C12アミノ酸又は対応するラクタム、0〜
10質量%の少なくとも1種の無機酸又はその塩、(但
し、個々の質量割合の合計は100%である)を使用す
る。
10脂肪族ジカルボン酸、例えばコハク酸、グルタル
酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン
酸、セバシン酸、好ましくはアジピン酸及びセバシン
酸、特に好ましくはアジピン酸;C8〜C12芳香族ジ
カルボン酸、例えばテレフタル酸、そして更にC5〜C
8シクロアルカンジカルボン酸、例えばシクロヘキサン
ジカルボン酸である。
塩、特にアジピン酸とヘキサメチレンジアミンの塩(6
6塩として知られている)を用いることも可能である。
て、単独のまたは混合されたアミノニトリル、すなわち
少なくとも1個のアミノ基と少なくとも1個のニトリル
基の両方を含む化合物、であればどのようなものでも良
い。ω−アミノニトリルが好ましく、特に、アルキレン
部分の炭素原子数4〜12個、更に好ましくは4〜9個
のω−アミノアルキルニトリル、又は炭素原子数8〜1
3個のアミノアルキルアリールニトリルであり、好まし
いアミノアルキルアリールニトリルは、芳香族単位とア
ミノ基及びニトリル基との間に少なくとも1個の炭素原
子を含むアルキレン基を有するものである。特に好まし
いアミノアルキルアリールニトリルは、アミノ基及びニ
トリル基を相互に1,4位に有するものである。
は、アルキレン部分(−CH2−)の炭素原子数が好ま
しくは4〜12個であり、更に好ましくは4〜9個であ
る直鎖のω−アミノアルキルニトリル、例えば6−アミ
ノ−1−シアノペンタン(6−アミノカプロニトリ
ル)、7−アミノ−1−シアノヘキサン、8−アミノ−
1−シアノヘプタン、9−アミノ−1−シアノオクタ
ン、10−アミノ−1−シアノノナン、特に好ましくは
6−アミノカプロニトリルである。
ばDE−A836938、DE−A848654又はU
S−A5151543に開示されている公知の方法によ
るアジポニトリルの水素化により得る。
アミノニトリルと他のコモノマーとの混合物を用いるこ
とも可能である。
ン又はアルキルアリーレン化合物から誘導されるジアミ
ン、ジニトリル及びアミノニトリルを用いることも可能
である。
は、5−アミノペンタン酸、6−アミノヘキサン酸、7
−アミノヘプタン酸、8−アミノオクタン酸、9−アミ
ノノナン酸、10−アミノデカン酸、11−アミノウン
デカン酸又は12−アミノドデカン酸、好ましくは6−
アミノヘキサン酸であって良い。
くは150〜350℃の温度で、0.1〜50×106
Paの圧力条件下にて行われる。
酸化スズ、発熱性シリカ、シリカゲル、ケイ藻土、石英
としての酸化ケイ素、シート状シリケート又はこれらの
混合物、更に、周期表第2族〜第6族の遷移金属酸化
物、例えば二酸化チタン(アナターゼ又はルチル、アモ
ルファス)、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、ランタノイ
ド及びアクチノイドの酸化物、例えば酸化セリウム、酸
化トリウム、酸化プラセオジム、酸化サマリウム、希土
類元素の混合酸化物、又はこれらの混合物から選択され
る酸化物を使用しても良い。
ある:酸化バナジウム、酸化ニオブ、酸化鉄、酸化クロ
ム、酸化モリブデン、酸化タングステン又はこれらの混
合物である。上述した酸化物間の混合物も可能である。
硫化物、セレン化物及びテルル化物の一部、例えばテル
ル化亜鉛、セレン化スズ、硫化モリブデン、硫化タング
ステン、ニッケル、亜鉛及びクロムの各硫化物を用いて
も良い。
族の化合物でドープ処理されていても良いし、又はかか
る化合物を含んでいても良い。
ば、β−ゼオライト)、リン酸塩及びヘテロポリ酸であ
り、更に酸性及びアルカリ性イオン交換体、例えばナフ
ィオン(登録商標)(NaphionR)である。
銅、スズ、亜鉛、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、
ルテニウム、パラジウム、白金、銀又はロジウムをそれ
ぞれ含んでいても良い。
ート及び特に、70〜100質量%のアナターゼ及び0
〜30質量%のルチルを有効に含む二酸化チタン(全体
の40質量%までが酸化タングステンで置き換えられて
いても良い)、又はこれらの混合物から選択されること
が好ましい。かかる触媒は、ブレンステッド酸として作
用可能である場合に、特に好ましい。
は担体無しでも良い。例えば、二酸化チタンを、二酸化
チタン押出物として、又は薄層で担体に塗布される二酸
化チタンとして用いても良い。二酸化チタンを担体、例
えば二酸化ケイ素、酸化アルミニウム又は二酸化ジルコ
ニウムに塗布するために、文献に開示されている方法を
用いることが可能である。例えば、薄い二酸化チタン層
を、有機チタン化合物、例えばチタンイソプロポキシド
又はチタンブトキシドを加水分解するか、或いはTiC
l4又は他の無機チタン化合物を加水分解することによ
って塗布しても良い。二酸化チタンのゾルを用いても良
い。
酸アルミニウム及び硝酸セリウムである。
は他の安定な酸化物、例えば二酸化ケイ素の粉末、押出
物又はタブレットである。使用される担体は、物質輸送
を改良するために、マクロ孔質(macroporous)であっ
ても良い。
操作されても良い。
ジニトリル及びジアミンの合計が、少なくとも1:1、
有利には1:1〜1:10の範囲、特に好ましくは1:
2〜1:8の範囲、最も好ましくは1:2〜1:6の範
囲のモル比で用い、そしてジニトリル及びジアミンの合
計に対して、過剰の水を用いるのが好ましい。
(工程1))は、少なくとも1種のジニトリル及び少な
くとも1種のジアミンと水とを、約90〜約400℃の
範囲、好ましくは約180〜約310℃の範囲、特に約
220〜約270℃の範囲の温度で加熱し、圧力を約
0.1〜約15×106Paの範囲、好ましくは約1〜
約10×106Paの範囲、特に約4〜約9×106P
aの範囲に設定する工程を含む。この段階(工程)で、
圧力及び温度を相互に調節して、液相又は固相又は液相
及び固相の混合物と気相とを得ることが可能である。ま
た、ジニトリル及びジアミンの合計の水に対するモル比
1:1〜1:30にて反応を行なうことが可能である。
相と固相との混合物は反応混合物に対応し、気相を分離
除去する。この段階の一部として、気相を、液相又は固
相、又は固相と液相との混合物から一度に分離すること
ができ、或いはこの段階で形成する合成混合物を、二相
形態:液/気、固/気又は液−固/気で存在させること
が可能である。勿論、圧力及び温度を相互に調節して、
合成混合物を単一の固相又は液相で存在させることも可
能である。
容器群を用いることにより、そして蒸発装置、例えば循
環系蒸発器(circulatory evaporator)又は薄膜蒸発
器、例えばフィルム押出器を用いるか、又は拡大された
相界面を保証する環状円板反応器(annular disk react
or)を用いることによって、気相の除去を行うことがで
きる。所定の場合、合成混合物の再循環又はループ式反
応器の使用は、相界面を増大させるために必要な場合も
ある。更に、水蒸気又は不活性ガスを液相に添加するこ
とによって、気相の除去を促進することが可能となる。
て、該温度下で合成混合物中において、圧力はアンモニ
アの平衡蒸気圧未満であり且つ他の成分の平衡蒸気圧を
超えることが好ましい。このようにして、アンモニアの
除去を特に有効に行うことができるため、酸アミド基の
加水分解速度を上昇させることができる。
当する純水の蒸気圧より高く、アンモニアの平衡蒸気圧
未満である圧力下で行われることが好ましい。
操作され、そして必要により気相除去用の別の開口を生
成物出口の上側に有している竪型流動管を利用する。こ
の管型反応器は、触媒ペレットで完全に又は部分的に充
填されていても良い。好ましい形態において、二相法で
利用される竪型反応器は、相境界まで触媒材料で最大限
充填されている。
ましい形態において、圧力は、合成混合物を単一の液相
として存在させる、すなわち気相を反応器に存在させな
いように選択される。この単一相法の場合、好ましい形
態は、触媒材料でのみ充填されている流動管である。
1段階への導入前に、熱交換器で加熱しても良い。ジニ
トリル、ジアミン及び水を相互に別個に加熱し、そして
混合素子を用いて第1段階で混合しても良い。
関して、何ら限定はないが、約10分〜約10時間の範
囲、好ましくは約30分〜約6時間の範囲に選択される
のが一般的である。
ても何ら限定はないが、経済上の理由から、特に、段階
1におけるニトリル基の転化率は、使用されるジニトリ
ル及びジアミンのそれぞれのモル数に対して、一般に約
70モル%を超え、好ましくは約95モル%以上であ
り、特に約97〜約99モル%の範囲である。
(波数2247でのCNの伸縮振動)、NMR又はHP
LC、好ましくはIR分光法を用いることによって測定
される。
化合物、特にリン酸、亜リン酸及び次亜リン酸、並びに
これらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩及びアン
モニウム塩(例えば、Na3PO4、NaH2PO4、
Na2HPO4、NaH2PO3、Na2HPO3、N
aH2PO2、K3PO4、KH2PO4、K2HPO
4、KH2PO3、K2HPO3、KH2PO2)の存
在下に行うことを除外するものではなく、その場合に
は、ジニトリル及びジアミンのリン化合物に対するモル
比を、0.01:1〜1:1の範囲、好ましくは0.0
1:1〜0.1:1の範囲に選択する。
ート状シリケート触媒又は70〜100質量%のアナタ
ーゼ及び0〜30質量%のルチルを含む二酸化チタン触
媒(全体の40質量%までが酸化タングステンで置換さ
れていても良い)から選択されるブレンステッド酸触媒
を含有する流動管で行われる。極めて純粋なジニトリル
及び極めて純粋なジアミンを用いる場合、二酸化チタン
触媒におけるアナターゼの割合は、可能な限り高くすべ
きである。純粋なアナターゼ触媒を用いるのが好まし
い。用いられるジニトリル及びジアミンが不純物、例え
ば1〜3質量%の不純物を含む場合、アナターゼとルチ
ルとの混合物を含む二酸化チタン触媒を用いるのが好ま
しい。アナターゼの割合が70〜80質量%であり、ル
チルの割合が20〜30質量%であるのが好ましい。こ
の場合、約70質量%のアナターゼ及び約30質量%の
ルチルを含む二酸化チタン触媒を用いるのが特に好まし
い。触媒の細孔容積は、0.1〜5ml/gの範囲が好
ましく、0.2〜0.5ml/gの範囲が特に好まし
い。平均孔径は、0.005〜0.1μmの範囲が好ま
しく、0.01〜0.06μmの範囲が特に好ましい。
高粘稠性生成物を用いる場合、平均孔径は大きくすべき
である。切断硬度(cutting hardness)は、20Nを超
えるのが好ましく、25Nを超えるのが特に好ましい。
BET表面積は、40m2/gを超えるのが好ましく、
100m2/gを超えるのが特に好ましい。BET表面
積が小さい場合、吸着床の容積は、適当な触媒活性を保
証するために、適当に高くすべきである。特に好ましい
触媒は、以下の特性を有している:100%のアナター
ゼ、0.3ml/gの細孔容積、0.02μmの平均孔
径、32Nの切断硬度、116m2/gのBET表面積
か、又は84質量%のアナターゼ、16%のルチル、
0.3ml/gの細孔容積、0.03μmの平均孔径、
26Nの切断硬度、46m2/gのBET表面積。触媒
は、例えばデグサ(Degussa)社、フィンティ(Finti)
社又はケミラ(Kemira)社より入手可能な市販の粉末か
ら調製されても良い。酸化タングステンを用いる場合、
40質量%まで、好ましくは30質量%まで、特に好ま
しくは15〜25質量%の二酸化チタンを、酸化タング
ステンで置き換える。触媒は、Ertl, Knoezinger, Weit
kamp: "Handbook of heterogeneous catalysis", VCH W
einheim, 1997, 98頁以降に開示されているように調製
され得る。触媒は、所望の適当な形態で用いることが可
能である。成形品、押出物又はペレットの形態で、特に
ペレット状で用いることが好ましい。ペレットは、反応
混合物からの分離を容易にし、そして反応中の生成物の
流動性を損なわないようにするため充分に大きいことが
好ましい。
段階の出口で触媒を機械的に除去することが可能とな
る。例えば、機械的なフィルター又は篩を、第1段階の
出口に設置する。触媒を第2段階(第2工程)及び/又
は第3段階(第3工程)で更に使用する場合、同じ状態
で存在させることが好ましい。
合物を、段階2(工程2)において、約200(15
0)〜約350(400)℃の範囲の温度、好ましくは
約210(200)〜約330(330)℃の範囲の温
度、特に約230(230)〜約270(290)℃の
範囲の温度及び段階1の圧力より低い圧力条件下で更に
反応させる。段階2の圧力は、段階1の圧力より少なく
とも約0.5×106Pa低いことが好ましく、一般
に、圧力は、約0.1〜約45×106Paの範囲であ
り、約0.5〜約15×106Paの範囲が好ましく、
特に約2〜約6×106Paの範囲である(括弧内の
値:触媒無しの値)。
気相、及び第1の液相又は第1の固相、又は第1の液相
と第1の固相との混合物が得られるように選択し、そし
て第1の気相を、第1の液相又は第1の固相、又は第1
の液相と第1の固相との混合物から分離する。
れる第1の気相は、一般に、蒸留装置、例えば蒸留塔を
用いて連続的に除去される。蒸留中に共除去される留出
物の有機組成分、主に未転化ジニトリル及びジアミン
を、その全て又は一部について段階1及び/又は段階2
に再循環させることができる。
限定されていないが、一般に、約10分〜約5時間の範
囲であり、好ましくは約30分〜約3時間の範囲であ
る。
要により充填素子、例えばラシヒリング又はズルツァー
(Sulzer)混合素子を含んでいても良く、これらにより
反応混合物の気相への制御膨張を可能にする。これは、
特に単一相の手順に関連するものである。
を、特にペレット状で含んでいることが好ましい。この
反応器は、特に高圧及び/又は合成混合物における大過
剰量の水が存在する条件下での触媒を含まない反応器と
比較して、生成物の性質を更に改良する。温度及び圧力
は、合成混合物の粘稠性を十分に低い状態に保持して、
触媒表面のいかなる目詰まり状態を防止するように選択
されるべきである。本発明により、第2処理段階の出口
にも、合成混合物の純度を保証し、そして触媒を合成混
合物から分離する篩又はフィルターを具備している。
相、又は第1の液相と第1の固相との混合物を、水、好
ましくは水又は水蒸気を含む気相又は液相と混合する。
これは連続的に行われる。(液体として)添加される水
の量は、1kgの第1の液相又は第1の固相、又は第1
の液相と第1の固相との混合物に対して、約50〜約1
500mlの範囲が好ましく、約100〜約500ml
の範囲が更に好ましい。この水の添加により、主とし
て、段階2で受けた水の損失を補償し、そして合成混合
物の酸アミド基の加水分解を促進する。これにより、段
階1で使用される出発材料の混合物を僅かに過剰の水だ
けで用いることができるという、本発明の更なる利点が
もたらされる。
前に、熱交換器で予備加熱し、その後、第1の液相又は
第1の固相、又は第1の固相と第1の液相との混合物と
混合することが好ましい。反応器に、必要により、各成
分の混合を促進する混合素子が取り付けられていても良
い。段階3を150〜370℃の温度及び0.1〜30
×106Paの圧力条件下で運転することができる;本
発明の触媒床を存在させる場合、段階1に適用可能な条
件を用いることができる。そうでなければ、温度は18
0〜300℃の範囲が好ましく、220〜280℃の範
囲が特に好ましい。圧力は1〜10×106Paの範囲
が好ましく、2×106〜7×106Paの範囲が特に
好ましい。
物を単一の液相又は固相として存在させることができ
る。別の形態において、圧力及び温度は、液相又は固相
又は酵素と液相との混合物、更に気相が得られるように
選択される。この形態において、液相又は固相又は液相
と固相との混合物は生成混合物に相当し、一方気相を分
離する。この段階の一部として、気相を、液相又は固相
又は固相と液相との混合物から一度に分離することがで
き、又はこの段階中に形成する合成混合物を二相の形
態:液/気、固/気又は液−固/気で存在させることが
できる。
て、該温度下で合成混合物中において、圧力はアンモニ
アの平衡蒸気圧未満であり且つ他の成分の平衡蒸気圧を
超える。このようにして、アンモニアの除去を特に有効
に行うことができるため、酸アミド基の加水分解速度を
上昇させることができる。
記で議論した、段階1のものと同一であっても良い。
定はないが、経済上の理由から、一般に約10分〜約1
0時間の範囲であり、約60分〜約8時間の範囲が好ま
しく、約60分〜約6時間の範囲が特に好ましい。
示するように更に処理することができる。
物を、約200〜350℃の範囲、好ましくは約220
〜300℃の範囲、特に約240〜270℃の範囲の温
度で段階4において後縮合する。段階4(工程4)は、
段階3の圧力未満である圧力下で行われ、そして約5〜
1000×103Paの範囲が好ましく、約10〜30
0×103Paの範囲が更に好ましい。この段階に関し
て、温度及び圧力は、第2の気相、及び第2の液相又は
固相、又は第2の液相と第2の固相(ポリアミドを含
む)との混合物が得られるように選択される。
(25℃の温度及び96質量%濃度硫酸100mlに対
して1gのポリマーの濃度条件下で測定される)が約
1.6〜約3.5の範囲の数字となるように行われるこ
とが好ましい。
は、窒素等の不活性ガスを用いることによって排出でき
る。
所望の相対粘度、温度、圧力及び段階3で添加される水
の量に応じて異なる。
3と段階4との間の製造ラインは、必要により充填素
子、例えばラシヒリング又はズルツァー混合素子を含ん
でいても良く、これらにより反応混合物の気相への制御
膨張を可能にする。
ことができる。第4段階で触媒を用いることにより、特
に、第3段階から又は三段階法の場合は第2段階からの
排出物の相対粘度がRV=1.6未満か、及び/又は使
用されるジニトリル及びジアミンのモル数の合計に対し
て、ポリマー中のニトリル基及び酸アミドのモル含有率
が1%を超える場合に、分子量の構築を改善する。
で済ましても良く、そしてポリアミドは、段階(1)、
(2)及び(4)を行うことによって形成する。
好ましい:段階1において、反応は上述したように行わ
れる。反応混合物を段階2において、上述したように処
理するか、或いは約220〜約300℃の範囲の温度及
び約1〜約7×106Paの範囲の圧力(段階2の圧力
は、段階1の圧力より少なくとも0.5×106Pa低
い)条件下で処理する。同時に、これにより得られた第
1の気相を第1の液相から分離する。
おいて、段階1のように処理するか、或いは約220〜
約300℃の範囲の温度及び約10〜約300×103
Paの範囲の圧力条件下で処理し、これにより得られた
第2の水及びアンモニア含有気相を、第2の液相から分
離する。この段階中に、得られるポリアミドの相対粘度
(上述したように測定)は、温度及び滞留時間の選択に
より、約1.6〜約3.5の範囲の所望の値に調節され
る。
一般的に排出し、そして必要により後処理する。
階(各工程)で得られた気相の少なくとも一相を、先行
する段階(工程)の少なくとも一つに再循環させること
ができる。
両方の温度及び圧力を、液相又は固相、又は液相と固相
との混合物並びに気相が得られ、そして気相を分離する
ように選択することが更に好ましい。
するための装置を説明している。
は枝分かれ又はこれらの組み合わせを実施することも可
能である。このために、当該技術者等に公知のポリマー
の枝分かれ又は連鎖延長物質を、個々の段階で添加す
る。これらの物質は、段階3又は段階4で添加されるの
が好ましい。
分かれ剤又は架橋剤としての三官能性アミン又はカルボ
ン酸である。適当な少なくとも三官能性のアミン又はカ
ルボン酸の例は、EP−A0345648に開示されて
いる。少なくとも三官能性のアミンは、カルボン酸基と
反応可能なアミノ基を少なくとも3個有している。これ
は、いかなるカルボン酸基を有していないのが好まし
い。少なくとも三官能性のカルボン酸は、アミンと反応
可能であり且つ例えばエステル等の誘導体の形態でも存
在可能なカルボン酸基を少なくとも3個有している。カ
ルボン酸は、カルボン酸基と反応可能ないかなるアミノ
基を含んでいないのが好ましい。好適なカルボン酸の例
は、トリメシン酸、例えばオレイン酸から調製され且つ
炭素原子数50〜60個の三量化脂肪酸、ナフタレンポ
リカルボン酸、例えばナフタレン−1,3,5,7−テ
トラカルボン酸である。カルボン酸は、規定された有機
化合物で且つ高分子化合物でないのが好ましい。
の例は、ニトリロトリアルキルアミン、特にニトリロト
リエタンアミン、ジアルキレントリアミン、特にジエチ
レントリアミン、トリアルキレンテトラアミン及びテト
ラアルキレンペンタアミンであり且つアルキレン部分は
エチレン単位でないのが好ましい。更に、デンドリマー
をアミンとして用いることが可能である。デンドリマー
は、一般式I:
1 2であり、このR1がH又は−(CH2)n−NR2
2であり、このR2がH又は−(CH2)n−NR3 2
であり、このR3がH又は−(CH2)n−NH2であ
り、nが2〜6の整数であり、そしてxが2〜14の整
数である]で表されるのが好ましい。
2〜6までの整数、好ましくは2〜4まで、特に2であ
るのが好ましい。基Rは、相互に同じ意味を表わしして
も良い。基Rは、水素原子又は−(CH2)n−NH2
を表すのが好ましい。
ン酸基、好ましくは3個又は4個のカルボン酸基を有す
るものである。芳香族核及び/又は複素環核(heterocy
clicnuclei)を有するカルボン酸が好ましい。例として
は、ベンジル、ナフチル、アントラセン、ビフェニル、
トリフェニル基又は複素環、例えばピリジン、ビピリジ
ン、ピロール、インドール、フラン、チオフェン、プリ
ン、キノリン、フェナントレン、ポルフィリン、フタロ
シアニン、ナフタロシアニンである。3,5,3’,
5’−ビフェニルテトラカルボン酸、フタロシアニン、
ナフタロシアニン、3,5,5’,5’−ビフェニルテ
トラカルボン酸、1,3,5,7−ナフタレンテトラカ
ルボン酸、2,4,6−ピリジントリカルボン酸、3,
5,3’,5’−ビピリジルテトラカルボン酸、3,
5,3’,5’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸、
1,3,6,8−アクリジンテトラカルボン酸が好まし
く、1,3,5−ベンゼントリカルボン酸(トリメシン
酸)及び1,2,4,5−ベンゼンテトラカルボン酸が
特に好ましい。かかる化合物は市販されているか、或い
はDE−A4312182に開示されている方法によっ
て調製可能である。オルト−置換芳香族化合物を用いる
場合、適当な反応温度を選択することによって、イミド
の形成を妨げるのが好ましい。
り、少なくとも四官能性であるのが好ましい。官能基の
数は、3〜16個の範囲であり、4〜10個の範囲が好
ましく、4〜8個の範囲が特に好ましい。本発明の方法
は、少なくとも三官能性のアミン又は少なくとも三官能
性のカルボン酸を用いて行われるが、かかるアミン又は
カルボン酸の混合物を用いない。しかしながら、少量の
少なくとも三官能性アミンを、三官能性カルボン酸に含
ませても良く、そしてその逆であっても良い。
0μモル/gの量、好ましくは1〜35μモル/gの
量、特に好ましくは1〜20μモル/gの量で存在させ
る。この物質は、ポリアミドの当量に対して、3〜15
0μモル/gの量で存在させるのが好ましく、特に好ま
しくは5〜100μモル/gの量であり、特に10〜7
0μモル/gの量である。この当量は、官能性アミノ基
又はカルボン酸基の数に基づくものである。
は、連鎖延長剤として機能する。これは、アミノ基と反
応可能なカルボン酸基を2個か、又はカルボン酸基と反
応可能なアミノ基を2個有している。この二官能性カル
ボン酸又はアミンは、カルボン酸基又はアミノ基の他
に、アミノ基又はカルボン酸基と反応可能な他の官能基
を含んでいない。これらは、他の官能基を含んでいない
のが好ましい。適当な二官能性アミンの例は、二官能性
カルボン酸と塩を形成するものである。これは、直鎖の
脂肪族アミン、例えばC1−14アルキレンジアミン、
好ましくはC2−6アルキレンジアミン、例えばヘキシ
レンジアミンであっても良い。これは、脂環式あっても
良い。例としては、イソホロンジアミン、ジシシカン、
ラロミンである。脂肪族分岐ジアミンも使用可能であ
り、例としてはベスタミンTMD(Vestamin TMD;トリ
メチルヘキサメチレンジアミン、Huels社製)である。
全てのアミンは、炭素骨格上で、C1−12アルキル、
好ましくはC1−14アルキル基で置換されていても良
い。
ジアミンと塩を形成するものである。これは直鎖の脂肪
族ジカルボン酸であり、C4−20ジカルボン酸が好ま
しい。例としては、アジピン酸、アゼライン酸、セバシ
ン酸、スベリン酸である。これは、芳香族であっても良
い。例としては、イソフタル酸、テレフタル酸、ナフタ
レンジカルボン酸、並びに二量体化脂肪酸である。
を、ポリアミドに対して、1〜55μモル/gの範囲の
量で用いるのが好ましく、1〜30μモル/gの範囲が
特に好ましく、特に1〜15μモル/gの範囲である。
階4からの)第2の液相又は第2の固相、又は第2の液
相と第2の固相との混合物(ポリアミド、好ましくは溶
融ポリマーを含む)は、例えばポンプを用いることによ
る一般的な方法で、反応容器から排出する。次いで、こ
れにより得られたポリアミドを、例えばDE−A432
1683(3頁54行〜4頁3行)に詳細に開示されて
いるように一般的な方法で後処理することができる。
れるナイロン−6における環式ダイマーレベルは、ポリ
アミドを最初にカプロラクタム水溶液で、次に水で抽出
する、及び/又はそれを気相抽出することによって、更
に低減可能である(例えば、EP−A0284968に
開示されている)。この後処理で得られる低分子量組成
分、例えばカプロラクタム、直鎖のカプロラクタムオリ
ゴマー及び環式カプロラクタムオリゴマーを、第1段階
及び/又は第2段階及び/又は第3段階に再循環させる
ことができる。
において、連鎖調整剤、例えば脂肪族及び芳香族カルボ
ン酸及びジカルボン酸、並びに触媒、例えば酸含有リン
化合物と、使用されるポリアミド形成モノマー及びアミ
ノニトリルの量に対して、0.01〜5質量%の範囲、
好ましくは0.2〜3質量%の範囲の量で混合すること
ができる。好適な連鎖調整剤は、例えばプロピオン酸、
酢酸、安息香酸、テレフタル酸及びトリアセトンジアミ
ンである。
剤を、一般に、ペレット化前、好ましくは第2段階、第
3段階及び第4段階において、合成混合物に添加する。
合成又はポリマー混合物が、処理の残余で固定床触媒に
出会さないであろう場合には、充填剤及び添加剤を用い
るのが特に好ましい。添加剤として、1種以上の耐衝撃
性ゴムを、組成物全体に対して、0〜40質量%、好ま
しくは1〜30質量%の量で含ませても良い。
レンエーテルに適当な従来の耐衝撃性改良剤を用いるこ
とも可能である。
に、2種類の本質的な特徴を有している:ガラス転位温
度が−10℃未満、好ましくは−30℃未満である弾性
部分を有し、そしてポリアミドと相互作用可能な官能基
を1個以上含んでいる。好適な官能基は、例えばカルボ
ン酸、無水カルボン酸、カルボン酸エステル、カルボン
酸アミド、カルボン酸イミド、アミノ、ヒドロキシル、
エポキシド、ウレタン及びオキサゾリンの各基である。
下のものである:上記官能基でグラフとされているEP
及びEPDMゴム。好適なグラフト化試薬は、例えば、
無水マレイン酸、イタコン酸、アクリル酸、グリシジル
アクリレート及びグリシジルメタクリレートである。
キシド等のフリーラジカル開始剤の存在下又は非存在下
に、溶融状態又は溶液状態のポリマーにグラフトするこ
とができる。
重合体は、特にエチレン共重合体を含み、ポリマーAの
代わりにゴムとして用いても良く、そしてそれ自体を本
発明の組成物に混合しても良い。
ェルのグラフトゴムである。これは、エマルジョンで形
成され且つ少なくとも1種の硬質組成分及び少なくとも
1種の軟質組成分を有しているグラフトゴムである。硬
質組成分は、通常、25℃以上のガラス転位温度を有し
ているポリマーであり、一方軟質組成分は0℃以下のガ
ラス転位温度を有しているポリマーである。この生成物
は、コア及び少なくとも1種のシェルから成る構造を有
しており、この構造はモノマーが添加される順序の結果
である。軟質組成分は、一般に、ブタジエン、イソプレ
ン、アルキルアクリレート、アルキルメタクリレート又
はシロキサン及び必要により他のコモノマーから誘導さ
れる。好適なシロキサンのコアは、例えば環式オリゴマ
ーのオクタメチルテトラシロキサン又はテトラビニルテ
トラメチルテトラシロキサンを出発化合物として形成可
能である。これを、例えば、γ−メルカプトプロピルメ
チルジメトキシシランと好ましくは硫酸の存在下に開環
カチオン重合において反応させて、軟質のシロキサンコ
アを形成することができる。シロキサンは、例えば、加
水分解可能な基(例えば、ハロゲン又はアルコキシ基)
を有するシラン、例えばテトラエトキシシラン、メチル
トリメトキシシラン又はフェニルトリメトキシシランの
存在下に重合反応を行うことによって架橋可能である。
ここで好適なコモノマーは、例えばスチレン、アクリロ
ニトリル及び2個以上の重合性二重結合を含む架橋性又
はグラフト性モノマー、例えばジアリルフタレート、ジ
ビニルベンゼン、ブタンジオールジアクリレート又はト
リアリル(イソ)シアヌレートである。硬質組成分は、
一般に、スチレン、α−メチルスチレン及びこれらの共
重合体から誘導され、好ましいコモノマーはアクリロニ
トリル、メタクリロニトリル及びメチルメタクリレート
である。
及び硬質シェル、又は硬質コア、第1の軟質シェル及び
少なくとも1種の他の硬質シェルを有しているのが好ま
しい。カルボニル、カルボン酸、酸無水物、酸アミド、
酸イミド、カルボン酸エステル、アミノ、ヒドロキシ
ル、エポキシ、オキサゾリン、ウレタン、尿素、ラクタ
ム又はハロベンジル基の各基等の官能基の導入は、ここ
で、最後のシェルの重合中に適当に官能化されたモノマ
ーを添加することによって行われるのが好ましい。好適
な官能化モノマーは、例えばマレイン酸、無水マレイン
酸、マレイン酸のモノ又はジエステル、tert−ブチ
ル(メタ)アクリレート、アクリル酸、グリシジル(メ
タ)アクリレート及びビニルオキサゾリンである。官能
基を含むモノマーの割合は、一般に、コア−シェルのグ
ラフトゴムの全質量に対して、0.1〜25質量%の範
囲であり、好ましくは0.25〜15質量%の範囲であ
る。軟質組成分の硬質組成分に対する質量比は、一般に
1:9〜9:1の範囲であり、3:7〜8:2の範囲が
好ましい。
れ自体公知であり、例えばEP−A0208187に開
示されている。
性ポリエステルエラストマーである。ポリエステルエラ
ストマーは、一般に、ポリ(アルキレン)エーテルグリ
コールから誘導される長鎖セグメントと、低分子量ジオ
ール及びジカルボン酸から誘導される短鎖セグメントと
を含むセグメント化コポリエーテルエステルである。か
かる生成物は、それ自体公知であり、例えばUS365
1014により文献公知である。対応する生成物も商品
名Hytrel(登録商標)(Du Pont製)、Arnitel(登録商
標)(Akezo製)及びPelprene(登録商標)(東洋紡
(株)製)で市販されている。
なることは認識されるであろう。
剤及び酸化防止剤、熱分解及び紫外光による分解に対す
る薬剤、滑剤及び離型剤、難燃剤、染料及び顔料並びに
可塑剤が特記に値するであろう。これらの割合は、組成
物の全質量に対して、一般に40質量%までであり、1
5質量%までが好ましい。
くは0.5〜3.5質量%の範囲、特に0.5〜3質量
%の範囲の量で一般に存在させる。
般に公知であり、例えばR. Gaechter and H. Mueller,
Taschenbuch der Kunststoffadditive, Carl Hanser Ve
rlag, 1983, 494〜510頁を参照されたい。特記に値する
顔料の第1の好ましい群は、酸化亜鉛、硫化亜鉛、鉛白
(2PbCO3Pb(OH)2))、リトポン、アンチ
モン白及び二酸化チタン等の白色顔料である。二酸化チ
タンの2種類の最も共通する結晶多形(ルチル及びアナ
ターゼ)の内で、ルチル形が、本発明の成形組成物用白
色顔料としての使用に好ましい。
鉄ブラック(Fe3O4)、スピネルブラック(Cu
(Cr,Fe)2O4)、マンガンブラック(二酸化マ
ンガン、二酸化ケイ素及び酸化鉄の混合物)、コバルト
ブラック及びアンチモンブラックであり、更にカーボン
ブラックが特に好ましく、これは通常、ファーネスブラ
ック又はガスブラックの形態で用いられる(G. Benzin
g, Pigmente fuer Anstrichmittel, Expert-Verlag (19
88), 78頁以降、参照)。
アゾ顔料及びフタロシアニン等の有機着色顔料を、本発
明により用いて、所定の色相を得ることができる。かか
る顔料は、一般に市販されている。
えばカーボンブラックと銅フタロシアニンとを用いるこ
とが更に有効となり得る。なぜなら、これにより、一般
に、熱可塑性プラスチックにおける着色の分散を容易に
するからである。
防止剤及び熱安定剤は、例えば元素周期表第I族の金属
ハロゲン化物、例えばハロゲン化ナトリウム、ハロゲン
化カリウム、ハロゲン化リチウムであり、必要によりハ
ロゲン化銅(I)、例えば塩化物、臭化物又はヨウ化物
と組み合わせる。ハロゲン化物、特にハロゲン化銅は、
電子の豊富なp−リガンドを含んでいても良い。かかる
銅錯体の例は、例えばトリフェニルホスフィンとのハロ
ゲン化銅錯体である。フッ化亜鉛及び塩化亜鉛を用いる
ことが更に可能である。別の考え得る可能性としては、
立体障害フェノール、ヒドロキノン、この群の置換され
た代表例、第2級芳香族アミンであり、これらは必要に
よりリン含有酸又はその塩と組み合わせ、そしてこれら
の混合物を、該混合物の質量に対して好ましくは1質量
%までの濃度で用いる。
ール、サリチル酸塩、ベンゾトリアゾール及びベンゾフ
ェノンであり、一般に、2質量%までの量で使用され
る。
に1質量%までの量で含まれ、例としてはステアリン
酸、ステアリルアルコール、ステアリン酸アルキル及び
N−アルキルステアルアミドであり、更にペンタエリス
リトールと長鎖脂肪酸とのエステルである。ステアリン
酸のカルシウム、亜鉛又はアルミニウムの各塩、更にジ
アルキルケトン、例えばジステアリルケトンを用いるこ
とも可能である。
Claims (20)
- 【請求項1】 少なくとも1種のジニトリル及び少なく
とも1種のジアミンと水とを、酸化アルミニウム、酸化
スズ、酸化ケイ素、周期表第2族〜第6族の遷移元素の
酸化物、ランタノイド及びアクチノイドの酸化物、シー
ト状シリケート並びにゼオライトから選択される不均一
系触媒の存在下に、水のジニトリル及びジアミンの合計
に対するモル比を1:1以上として、90〜400℃の
温度及び0.1〜50×106Paの圧力条件下にて反
応させることによるポリアミドの製造方法。 - 【請求項2】 使用される触媒は、β−ゼオライト、シ
ート状シリケート及び二酸化チタンから選択される請求
項1に記載の方法。 - 【請求項3】 使用される触媒は、70〜100質量%
のアナターゼ及び0〜30質量%のルチルを含み、全体
の40質量%までが酸化タングステンで置換されていて
も良い二酸化チタン触媒である請求項1又は2に記載の
方法。 - 【請求項4】 酸化チタンの40質量%までが酸化タン
グステンで置換されている請求項1〜3のいずれかに記
載の方法。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の連続
法。 - 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載のバッチ
法。 - 【請求項7】 少なくとも1種のジニトリル及び少なく
とも1種のジアミンと水とを反応させることによりポリ
アミドを製造する連続法であって、 (1)β−ゼオライト触媒、シート状シリケート触媒、
又は70〜100質量%のアナターゼ及び0〜30質量
%のルチルを含み、全体の40質量%までが酸化タング
ステンで置換されていても良い二酸化チタン触媒から選
択されるブレンステッド酸触媒を含有する流動管におい
て、少なくとも1種のジニトリル及び少なくとも1種の
ジアミンと水とを、90〜400℃の温度及び0.1〜
35×106Paの圧力条件下で反応させて、反応混合
物を得る工程、 (2)更に反応混合物を、 β−ゼオライト触媒、シート状シリケート触媒、又は7
0〜100質量%のアナターゼ及び0〜30質量%のル
チルを含み、全体の40質量%までが酸化タングステン
で置換されていても良い二酸化チタン触媒から選択され
るブレンステッド酸触媒の存在下又は非存在下に、15
0〜400℃の温度及び工程(1)より低い圧力条件下
で反応させ、且つ 温度及び圧力を、第1の気相、及び第1の液相又は第1
の固相、又は第1の固相と第1の液相との混合物が得ら
れるように選択し、そして 第1の気相を、第1の液相又は第1の固相、又は第1の
液相と第1の固相との混合物から分離する工程、及び (3)第1の液相又は第1の固相、又は第1の液相と第
1の固相との混合物を、水含有気相又は液相と、150
〜370℃の温度及び0.1〜30×106Paの圧力
条件下で混合して、生成混合物を得る工程、 を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項8】 少なくとも1種のジニトリル及び少なく
とも1種のジアミンと水とを反応させることによりポリ
アミドを製造する連続法であって、 (1)β−ゼオライト触媒、シート状シリケート触媒、
又は70〜100質量%のアナターゼ及び0〜30質量
%のルチルを含み、全体の40質量%までが酸化タング
ステンで置換されていても良い二酸化チタン触媒から選
択されるブレンステッド酸触媒を含有する流動管におい
て、少なくとも1種のジニトリル及び少なくとも1種の
ジアミンと水とを、90〜400℃の温度及び0.1〜
35×106Paの圧力条件下で反応させて、反応混合
物を得る工程、 (2)更に反応混合物を、 β−ゼオライト触媒、シート状シリケート触媒、又は7
0〜100質量%のアナターゼ及び0〜30質量%のル
チルを含み、全体の40質量%までが酸化タングステン
で置換されていても良い二酸化チタン触媒から選択され
るブレンステッド酸触媒の存在下又は非存在下に、15
0〜400℃の温度及び工程(1)より低い圧力条件下
で反応させ、且つ 温度及び圧力を、第1の気相、及び第1の液相又は第1
の固相、又は第1の固相と第1の液相との混合物が得ら
れるように選択し、そして 第1の気相を、第1の液相又は第1の固相、又は第1の
液相と第1の固相との混合物から分離する工程、及び (3)β−ゼオライト触媒、シート状シリケート触媒、
又は70〜100質量%のアナターゼ及び0〜30質量
%のルチルを含み、全体の40質量%までが酸化タング
ステンで置換されていても良い二酸化チタン触媒から選
択されるブレンステッド酸触媒を含有する流動管におい
て、 第1の液相又は第1の固相、又は第1の液相と第1の固
相との混合物を、水含有気相又は液相と、150〜37
0℃の温度及び0.1〜30×106Paの圧力条件下
で混合して、生成混合物を得る工程、 を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項9】 更に以下の工程: (4)生成混合物を、 200〜350℃の温度及び工程(3)より低い圧力条
件下で後縮合し、且つ温度及び圧力を、第2の水及びア
ンモニア含有気相並びに第2の液相又は第2の固相、又
は第2の液相と第2の固相との混合物が得られ、各相に
それぞれポリアミドが含まれるように選択する工程、 を含む請求項7又は8に記載の方法。 - 【請求項10】 少なくとも1種のジニトリル及び少な
くとも1種のジアミンと水とを反応させることによりポ
リアミドを製造する連続法であって、 (1)β−ゼオライト触媒、シート状シリケート触媒、
又は70〜100質量%のアナターゼ及び0〜30質量
%のルチルを含み、全体の40質量%までが酸化タング
ステンで置換されていても良い二酸化チタン触媒から選
択されるブレンステッド酸触媒を含有する流動管におい
て、少なくとも1種のジニトリル及び少なくとも1種の
ジアミンと水とを、90〜400℃の温度及び0.1〜
35×106Paの圧力条件下で反応させて、反応混合
物を得る工程、 (2)更に反応混合物を、 β−ゼオライト触媒、シート状シリケート触媒、又は7
0〜100質量%のアナターゼ及び0〜30質量%のル
チルを含み、全体の40質量%までが酸化タングステン
で置換されていても良い二酸化チタン触媒から選択され
るブレンステッド酸触媒の存在下又は非存在下に、15
0〜400℃の温度及び工程(1)より低い圧力条件下
で反応させ、且つ 温度及び圧力を、第1の気相、及び第1の液相又は第1
の固相、又は第1の固相と第1の液相との混合物が得ら
れるように選択し、そして 第1の気相を、第1の液相又は第1の固相、又は第1の
液相と第1の固相との混合物から分離する工程、及び (4)第1の液相又は第1の固相、又は第1の固相と第
1の液相との混合物を、200〜350℃の温度及び工
程(3)より低い圧力条件下で後縮合し、且つ 温度及び圧力を、第2の水及びアンモニア含有気相並び
に第2の液相又は第2の固相、又は第2の液相と第2の
固相との混合物が得られ、各相にそれぞれポリアミドが
含まれるように選択する工程、 を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項11】工程1又は工程3の温度及び圧力、又は
工程1と工程3の両方の温度及び圧力を、液相又は固相
又は液相と固相との混合物と気相とが得られるように選
択し、そして気相を除去する請求項7〜10のいずれか
に記載の方法。 - 【請求項12】 ジニトリル及びジアミンの合計の水に
対するモル比1:1〜1:30にて工程1の反応を行う
請求項7〜11のいずれかに記載の方法。 - 【請求項13】 工程3において、水含有気相又は液相
を、第1の液相又は第1の固相、又は第1の液相と第1
の固相との混合物1kg当り、50〜1500mlの含
水量で添加する請求項7〜12のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項14】 各工程で得られる少なくとも1相の気
相を、先行する工程の少なくとも1工程に再循環させる
請求項7〜13のいずれかに記載の方法。 - 【請求項15】 ジニトリルとして、アルキレン部分
(−CH2−)の炭素原子数3〜11個のα,ω−アル
キレンジニトリル又は炭素原子数7〜12個のアルキル
アリールジニトリルを使用する請求項1〜14のいずれ
かに記載の方法。 - 【請求項16】 ジニトリルとして、アジポニトリルを
使用する請求項1〜15のいずれかに記載の方法。 - 【請求項17】 ジアミンとして、アルキレン部分(−
CH2−)の炭素原子数3〜14個のα,ω−アルキレ
ンジアミン又は炭素原子数9〜14個のアルキルアリー
ルジアミンを使用する請求項1〜16のいずれかに記載
の方法。 - 【請求項18】 ジアミンとして、ヘキサメチレンジア
ミンを使用する請求項1〜17のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項19】 以下の混合物: 50〜99.99質量%のジニトリル及びジアミン(質
量割合はジニトリル及びジアミンの合計)、 0.01〜50質量%の、α,ω−C4〜C10脂肪族
ジカルボン酸、C8〜C12芳香族ジカルボン酸及びC
5〜C8シクロアルカンジカルボン酸から選択される少
なくとも1種のジカルボン酸、 0〜50質量%未満のアミノニトリル、更に、 0〜50質量%のα,ω−C5〜C12アミノ酸又は対
応するラクタム、 0〜10質量%の少なくとも1種の無機酸又はその塩、 (但し、個々の質量割合の合計は100%である) を使用する請求項1〜18のいずれかに記載の方法。 - 【請求項20】 ジアミンを水溶液の状態で使用する請
求項1〜19のいずれかに記載の方法。
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