JP3457553B2 - 電気掃除機用吸込口体 - Google Patents
電気掃除機用吸込口体Info
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- JP3457553B2 JP3457553B2 JP33861798A JP33861798A JP3457553B2 JP 3457553 B2 JP3457553 B2 JP 3457553B2 JP 33861798 A JP33861798 A JP 33861798A JP 33861798 A JP33861798 A JP 33861798A JP 3457553 B2 JP3457553 B2 JP 3457553B2
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- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機本体の
駆動により吸塵口から吸込気流とともに塵埃を吸い込む
電気掃除機用吸込口体に関する。
駆動により吸塵口から吸込気流とともに塵埃を吸い込む
電気掃除機用吸込口体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機用吸込口体を図を参照
して説明する。図5は従来の電気掃除機用の吸込口体1
の側面断面図である。吸込口体1は上ケース2と下ケー
ス3とによって外形を形成されている。電気掃除機と接
続する長尺のパイプ(図示せず)を接続する吸口パイプ
5と連結した駆動パイプ4は上ケース2と下ケース3と
に挟持され、駆動パイプ4によって前記長尺パイプの俯
仰角が調整されるようになっている。
して説明する。図5は従来の電気掃除機用の吸込口体1
の側面断面図である。吸込口体1は上ケース2と下ケー
ス3とによって外形を形成されている。電気掃除機と接
続する長尺のパイプ(図示せず)を接続する吸口パイプ
5と連結した駆動パイプ4は上ケース2と下ケース3と
に挟持され、駆動パイプ4によって前記長尺パイプの俯
仰角が調整されるようになっている。
【0003】下ケース3には床面Fに向かって吸塵口1
4が開口している。その吸塵口14から塵埃が吸い込ま
れ、流体通路9内を吸込気流とともに矢印Bの方向へ進
行して電気掃除機本体に集塵されるようになっている。
吸塵口14の前後には吸塵口14と床面Fとの距離を一
定にしながら回転して吸込口体1を移動させる車輪7、
8が設けられている。
4が開口している。その吸塵口14から塵埃が吸い込ま
れ、流体通路9内を吸込気流とともに矢印Bの方向へ進
行して電気掃除機本体に集塵されるようになっている。
吸塵口14の前後には吸塵口14と床面Fとの距離を一
定にしながら回転して吸込口体1を移動させる車輪7、
8が設けられている。
【0004】吸塵口14の前方には補助片16と密閉片
13bを有する可撓体13が設置されている。補助片1
6と床面Fとの摩擦力によって、吸込口体1の前進時に
は密閉片13bが後方へ回動し、吸塵口14の前方を開
口して大型のゴミや壁際の塵埃を吸い込み易くしてい
る。吸込口体1の後退時には密閉片13bが前方へ回動
し、吸塵口14の前方を閉じて吸塵口14部分の真空度
を高めて吸塵力を向上させるようになっている。吸塵口
14の後方にはブラシ17が設けられ、床面Fのゴミを
掻き上げて吸塵口14から吸塵するようになっている。
13bを有する可撓体13が設置されている。補助片1
6と床面Fとの摩擦力によって、吸込口体1の前進時に
は密閉片13bが後方へ回動し、吸塵口14の前方を開
口して大型のゴミや壁際の塵埃を吸い込み易くしてい
る。吸込口体1の後退時には密閉片13bが前方へ回動
し、吸塵口14の前方を閉じて吸塵口14部分の真空度
を高めて吸塵力を向上させるようになっている。吸塵口
14の後方にはブラシ17が設けられ、床面Fのゴミを
掻き上げて吸塵口14から吸塵するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな吸込口体1によると、被掃除面が絨毯等の場合、ブ
ラシ17のみでは絨毯等に絡まった綿ゴミや毛髪等を掻
き上げる効果が小さく、集塵残りを生じていた。吸込口
体1内に回転ブラシを設けると絨毯等のゴミを掻き上げ
る効果を向上させることができるが、高価になるととも
に接地面から回転ブラシの先端が約5mm程度離れるた
め、絨毯の深部のゴミを充分に掻き上げることができな
い問題があった。
うな吸込口体1によると、被掃除面が絨毯等の場合、ブ
ラシ17のみでは絨毯等に絡まった綿ゴミや毛髪等を掻
き上げる効果が小さく、集塵残りを生じていた。吸込口
体1内に回転ブラシを設けると絨毯等のゴミを掻き上げ
る効果を向上させることができるが、高価になるととも
に接地面から回転ブラシの先端が約5mm程度離れるた
め、絨毯の深部のゴミを充分に掻き上げることができな
い問題があった。
【0006】本発明は、簡単な構成で絨毯等に絡まった
綿ゴミや毛髪等を掻き上げる効果の大きな電気掃除機用
吸込口体を提供することを目的とする。
綿ゴミや毛髪等を掻き上げる効果の大きな電気掃除機用
吸込口体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、塵埃を吸塵する吸塵口を備えた電気掃除機
用吸込口体において、電気掃除機用吸込口体の前部に、
床面に当接する補助片に支持軸を介して回動可能に設け
られるとともに電気掃除機用吸込口体の前進後退に応じ
て前記吸塵口の前方を開閉する密閉片を備え、前記密閉
片における前記吸塵口側の表面に複数の突起を設け、前
記密閉片及び前記突起を硬質樹脂材料で一体成形すると
ともに前記補助片を軟質の材料にて形成し、前記支持軸
と前記補助片とが一体的に回動するように係止片が前記
支持軸に設けられ、係止片が嵌入する係止溝が前記補助
片に設けられていることを特徴としている。また本発明
は、塵埃を吸塵する吸塵口を備えた電気掃除機用吸込口
体において、電気掃除機用吸込口体の前部に、床面に当
接する補助片の挿通孔に嵌入される支持軸を介して回動
可能に設けられるとともに電気掃除機用吸込口体の前進
後退に応じて前記吸塵口の前方を開閉する密閉片を備
え、前記密閉片における前記吸塵口側の表面に複数の突
起を設け、前記補助片は薄板状部が前記挿通孔を中心に
放射状に形成され、前記密閉片及び前記突起を硬質樹脂
材料で一体成形するとともに前記補助片を軟質の材料に
て形成したことを特徴としている。
に本発明は、塵埃を吸塵する吸塵口を備えた電気掃除機
用吸込口体において、電気掃除機用吸込口体の前部に、
床面に当接する補助片に支持軸を介して回動可能に設け
られるとともに電気掃除機用吸込口体の前進後退に応じ
て前記吸塵口の前方を開閉する密閉片を備え、前記密閉
片における前記吸塵口側の表面に複数の突起を設け、前
記密閉片及び前記突起を硬質樹脂材料で一体成形すると
ともに前記補助片を軟質の材料にて形成し、前記支持軸
と前記補助片とが一体的に回動するように係止片が前記
支持軸に設けられ、係止片が嵌入する係止溝が前記補助
片に設けられていることを特徴としている。また本発明
は、塵埃を吸塵する吸塵口を備えた電気掃除機用吸込口
体において、電気掃除機用吸込口体の前部に、床面に当
接する補助片の挿通孔に嵌入される支持軸を介して回動
可能に設けられるとともに電気掃除機用吸込口体の前進
後退に応じて前記吸塵口の前方を開閉する密閉片を備
え、前記密閉片における前記吸塵口側の表面に複数の突
起を設け、前記補助片は薄板状部が前記挿通孔を中心に
放射状に形成され、前記密閉片及び前記突起を硬質樹脂
材料で一体成形するとともに前記補助片を軟質の材料に
て形成したことを特徴としている。
【0008】この構成によると、電気掃除機用吸込口体
の前後移動に応じて電気掃除機用吸込口体の前部を開閉
する密閉片が閉じている際に、突起が電気掃除機用吸込
口体の移動に伴って絨毯等の被掃除面に絡まった綿ゴミ
や毛髪等を掻き上げながら吸塵口から吸塵する。
の前後移動に応じて電気掃除機用吸込口体の前部を開閉
する密閉片が閉じている際に、突起が電気掃除機用吸込
口体の移動に伴って絨毯等の被掃除面に絡まった綿ゴミ
や毛髪等を掻き上げながら吸塵口から吸塵する。
【0009】また本発明は、上記構成の電気掃除機用吸
込口体において、前記突起を前記密閉片と一体に形成す
るとともに略円錐形にしたことを特徴としている。この
構成によると、絨毯等の被掃除面に絡まった綿ゴミや毛
髪等は略円錐形の突起により掻き上げられると吸塵口か
らの吸塵力により突起から離脱して吸塵される。
込口体において、前記突起を前記密閉片と一体に形成す
るとともに略円錐形にしたことを特徴としている。この
構成によると、絨毯等の被掃除面に絡まった綿ゴミや毛
髪等は略円錐形の突起により掻き上げられると吸塵口か
らの吸塵力により突起から離脱して吸塵される。
【0010】また本発明は、上記構成の電気掃除機用吸
込口体において、前記密閉片の長手方向に前記突起が複
数並んだ突起列を複数列設けるとともに、隣接する2列
において前記突起の前記長手方向の位置が異なるように
したことを特徴としている。この構成によると、密閉片
が閉じている際に、突起は絨毯等の被掃除面に絡まった
綿ゴミや毛髪等を複数の深さでかつ水平方向に異なる位
置を掻き上げて吸塵口から吸塵する。
込口体において、前記密閉片の長手方向に前記突起が複
数並んだ突起列を複数列設けるとともに、隣接する2列
において前記突起の前記長手方向の位置が異なるように
したことを特徴としている。この構成によると、密閉片
が閉じている際に、突起は絨毯等の被掃除面に絡まった
綿ゴミや毛髪等を複数の深さでかつ水平方向に異なる位
置を掻き上げて吸塵口から吸塵する。
【0011】また本発明は、上記構成の電気掃除機用吸
込口体において、少なくとも一部の前記突起を前記密閉
片の下端近傍に配したことを特徴としている。この構成
によると、電気掃除機用吸込口体が沈み込む絨毯等の深
い部分に絡まった綿ゴミや毛髪等を突起が掻き上げて吸
塵口から吸塵する。
込口体において、少なくとも一部の前記突起を前記密閉
片の下端近傍に配したことを特徴としている。この構成
によると、電気掃除機用吸込口体が沈み込む絨毯等の深
い部分に絡まった綿ゴミや毛髪等を突起が掻き上げて吸
塵口から吸塵する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図を参照して
説明する。説明の便宜上従来例の図5と同一の部材につ
いては同一の符号を付している。図1、図2は本発明の
実施形態の電気掃除機用吸込口体を示す側面断面図及び
底面図である。吸込口体1は上ケース2と下ケース3と
によって外形を形成されている。電気掃除機と接続する
長尺のパイプ(図示せず)を接続する吸口パイプ5と連
結した駆動パイプ4は上ケース2と下ケース3とに挟持
され、駆動パイプ4によって前記長尺パイプの俯仰角が
調整されるようになっている。
説明する。説明の便宜上従来例の図5と同一の部材につ
いては同一の符号を付している。図1、図2は本発明の
実施形態の電気掃除機用吸込口体を示す側面断面図及び
底面図である。吸込口体1は上ケース2と下ケース3と
によって外形を形成されている。電気掃除機と接続する
長尺のパイプ(図示せず)を接続する吸口パイプ5と連
結した駆動パイプ4は上ケース2と下ケース3とに挟持
され、駆動パイプ4によって前記長尺パイプの俯仰角が
調整されるようになっている。
【0013】下ケース3には床面Fに向かって吸塵口1
4が開口している。その吸塵口14から塵埃が吸い込ま
れ、流体通路9内を吸込気流とともに矢印Bの方向へ進
行して電気掃除機本体に集塵されるようになっている。
吸塵口14の前後には吸塵口14と床面Fとの距離を一
定にしながら回転して吸込口体1を移動させる車輪7、
8が設けられている。
4が開口している。その吸塵口14から塵埃が吸い込ま
れ、流体通路9内を吸込気流とともに矢印Bの方向へ進
行して電気掃除機本体に集塵されるようになっている。
吸塵口14の前後には吸塵口14と床面Fとの距離を一
定にしながら回転して吸込口体1を移動させる車輪7、
8が設けられている。
【0014】また、吸込口体1の前部にはバンパー6が
設けられ、壁面などに吸込口体1が衝突した際に緩衝す
るようになっている。吸塵口14の後方には、絨毯等に
絡まったゴミを掻き上げるブラシ体17が設けられてい
る。吸塵口14の前方には可撓体13が設置され、可撓
体13の両端には床面Fと接触するように補助片16が
装着されて吸込口体1の前進後退に応じて可撓体13を
回動するようになっている。
設けられ、壁面などに吸込口体1が衝突した際に緩衝す
るようになっている。吸塵口14の後方には、絨毯等に
絡まったゴミを掻き上げるブラシ体17が設けられてい
る。吸塵口14の前方には可撓体13が設置され、可撓
体13の両端には床面Fと接触するように補助片16が
装着されて吸込口体1の前進後退に応じて可撓体13を
回動するようになっている。
【0015】図3は可撓体13の詳細を示す分解斜視図
である。支持軸13aに密閉片13bが突設され、支持
軸13aの両端部には補助片16の挿通孔16aに嵌入
する挿通軸13eが形成されている。密閉片13bには
円錐形の複数の突起13gが設けられ、密閉片13bの
長手方向に並んだ複数の突起13gにより2列の突起列
D,Eを形成している。また、支持軸13aと補助片1
6とが一体的に回動するように係止片13fが支持軸1
3aに設けられ、係止片13fが嵌入する係止溝16b
が補助片16に設けられている。
である。支持軸13aに密閉片13bが突設され、支持
軸13aの両端部には補助片16の挿通孔16aに嵌入
する挿通軸13eが形成されている。密閉片13bには
円錐形の複数の突起13gが設けられ、密閉片13bの
長手方向に並んだ複数の突起13gにより2列の突起列
D,Eを形成している。また、支持軸13aと補助片1
6とが一体的に回動するように係止片13fが支持軸1
3aに設けられ、係止片13fが嵌入する係止溝16b
が補助片16に設けられている。
【0016】補助片16には3枚の薄板状部16c、1
6d、16eが挿通孔16aを中心に放射状に形成され
ており、床面Fに当接可能な長さになっている。また、
支持軸13a、密閉片13b及び突起13gはABS樹
脂、ポリプロピレンまたはポリエチレン等の硬質樹脂材
料で一体に成形されており、補助片16は硬質ゴムなど
の軟質の材料で形成されている。
6d、16eが挿通孔16aを中心に放射状に形成され
ており、床面Fに当接可能な長さになっている。また、
支持軸13a、密閉片13b及び突起13gはABS樹
脂、ポリプロピレンまたはポリエチレン等の硬質樹脂材
料で一体に成形されており、補助片16は硬質ゴムなど
の軟質の材料で形成されている。
【0017】図4は吸込口体1の前部を示す要部詳細断
面図であり、上記の可撓体13を取り付けた状態を示し
ている。下ケース3に設けられた略J字型の曲面板11
と着脱可能な係止爪10の曲面部10bとで支持軸13
aを保持する溝部12が構成されており、この溝部12
に可撓体13の支持軸13aが挿入され係止爪10によ
り支持軸13aが脱落しないようになっている。また、
係止爪10に設けられた前ストッパ部10a及び曲面板
11に設けられた後ストッパ部11aに密閉片13bが
当接することによって可撓体13の回動範囲αが規制さ
れている。
面図であり、上記の可撓体13を取り付けた状態を示し
ている。下ケース3に設けられた略J字型の曲面板11
と着脱可能な係止爪10の曲面部10bとで支持軸13
aを保持する溝部12が構成されており、この溝部12
に可撓体13の支持軸13aが挿入され係止爪10によ
り支持軸13aが脱落しないようになっている。また、
係止爪10に設けられた前ストッパ部10a及び曲面板
11に設けられた後ストッパ部11aに密閉片13bが
当接することによって可撓体13の回動範囲αが規制さ
れている。
【0018】吸込口体1の前進時には、床面Fに当接し
ている補助片16の薄板状部16c、16dと床面Fと
の摩擦力によって密閉片13bが後方へ回動して後スト
ッパ部11aに当接する。このとき床面Fには薄板状部
16eが当接し、吸塵口14の前方は開口して大型のゴ
ミや壁際の塵埃を吸い込み易くしている。
ている補助片16の薄板状部16c、16dと床面Fと
の摩擦力によって密閉片13bが後方へ回動して後スト
ッパ部11aに当接する。このとき床面Fには薄板状部
16eが当接し、吸塵口14の前方は開口して大型のゴ
ミや壁際の塵埃を吸い込み易くしている。
【0019】吸込口体1の後退時には、床面Fに当接し
ている薄板状部16e、16dと床面Fとの摩擦力によ
って密閉片13bが前ストッパ部10aに当接するまで
前方へ回動する。このとき床面Fには薄板状部16cが
当接し、吸塵口14の前方は閉じられて吸塵口14部分
の真空度を高めて吸塵力を向上させるようになってい
る。
ている薄板状部16e、16dと床面Fとの摩擦力によ
って密閉片13bが前ストッパ部10aに当接するまで
前方へ回動する。このとき床面Fには薄板状部16cが
当接し、吸塵口14の前方は閉じられて吸塵口14部分
の真空度を高めて吸塵力を向上させるようになってい
る。
【0020】そして、被掃除面が絨毯等の場合、車輪
7、8が絨毯等に沈み込み、突起部13gが吸込口体1
の後退に伴って絨毯等に絡まった綿ゴミや毛髪等を掻き
上げて、吸塵口14から吸塵するようになっている。従
って、簡単に絨毯等を掻き上げる効果を得ることがで
き、集塵効率を向上させることができる。この時、突起
部13gは円錐形をしているので、掻き上げた綿ゴミや
毛髪等を吸塵力により容易に離脱させて絡みつきを防止
している。
7、8が絨毯等に沈み込み、突起部13gが吸込口体1
の後退に伴って絨毯等に絡まった綿ゴミや毛髪等を掻き
上げて、吸塵口14から吸塵するようになっている。従
って、簡単に絨毯等を掻き上げる効果を得ることがで
き、集塵効率を向上させることができる。この時、突起
部13gは円錐形をしているので、掻き上げた綿ゴミや
毛髪等を吸塵力により容易に離脱させて絡みつきを防止
している。
【0021】また、本実施形態のように、複数の突起列
D、E(図3参照)によって絨毯等の異なる深さの綿ゴ
ミや毛髪等を効率良く掻き上げることができる。そし
て、突起列Dにおける突起13gの密閉片13bの長手
方向の位置と、突起列Eにおける突起13gの該長手方
向の位置とを異なるようにすると、掻き上げる間隔が密
になり集塵効果が大きくなるので望ましい。突起列は2
列より多く形成してもよい。更に、突起13gは密閉片
13bの下端13h(図3参照)近傍に配することで、
絨毯等の被掃除面の深部まで掻き上げることができるの
で集塵効率を更に向上させることができる。
D、E(図3参照)によって絨毯等の異なる深さの綿ゴ
ミや毛髪等を効率良く掻き上げることができる。そし
て、突起列Dにおける突起13gの密閉片13bの長手
方向の位置と、突起列Eにおける突起13gの該長手方
向の位置とを異なるようにすると、掻き上げる間隔が密
になり集塵効果が大きくなるので望ましい。突起列は2
列より多く形成してもよい。更に、突起13gは密閉片
13bの下端13h(図3参照)近傍に配することで、
絨毯等の被掃除面の深部まで掻き上げることができるの
で集塵効率を更に向上させることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によると、簡単な構成で絨毯等に
絡まった綿ゴミや毛髪等を掻き上げて吸塵するので、集
塵効率を向上させることができる。
絡まった綿ゴミや毛髪等を掻き上げて吸塵するので、集
塵効率を向上させることができる。
【0023】また本発明によると、突起部が密閉片と成
形加工等により一体に形成されているので製造コストを
増加させずに絨毯等に絡まった綿ゴミや毛髪等を掻き上
げる効果を得ることができる。そして、突起部が円錐形
であるので、掻き上げた綿ゴミや毛髪等を容易に離脱さ
せることができ、綿ゴミや毛髪等の絡みつきを防止する
ことができる。
形加工等により一体に形成されているので製造コストを
増加させずに絨毯等に絡まった綿ゴミや毛髪等を掻き上
げる効果を得ることができる。そして、突起部が円錐形
であるので、掻き上げた綿ゴミや毛髪等を容易に離脱さ
せることができ、綿ゴミや毛髪等の絡みつきを防止する
ことができる。
【0024】また本発明によると、絨毯等の異なる深さ
の綿ゴミや毛髪等を効率良く掻き上げるようになるとと
もに、掻き上げる間隔が密になって集塵効率を向上させ
ることができる。
の綿ゴミや毛髪等を効率良く掻き上げるようになるとと
もに、掻き上げる間隔が密になって集塵効率を向上させ
ることができる。
【0025】また本発明によると、絨毯等の被掃除面の
深部まで掻き上げることができるので更に集塵効率を向
上させることができる。
深部まで掻き上げることができるので更に集塵効率を向
上させることができる。
【図1】 本発明の実施形態の電気掃除機用吸込口体
の側面断面図である。
の側面断面図である。
【図2】 本発明の実施形態の電気掃除機用吸込口体
の底面図である。
の底面図である。
【図3】 本発明の実施形態の電気掃除機用吸込口体
の可撓体を示す分解斜視図である。
の可撓体を示す分解斜視図である。
【図4】 本発明の実施形態の電気掃除機用吸込口体
の要部詳細図である。
の要部詳細図である。
【図5】 従来の実施形態の電気掃除機用吸込口体の
側面断面図である。
側面断面図である。
1 吸込口体
2 上ケース
3 下ケース
4 駆動パイプ
6 バンパー
7、8 車輪
13 可撓体
13b 密閉片
14 吸塵口
16 補助片
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 小坂 源二
大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号
シャープ株式会社内
(56)参考文献 特開 平7−163495(JP,A)
特開 平3−39128(JP,A)
特開 平1−293828(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A47L 9/02
Claims (5)
- 【請求項1】 塵埃を吸塵する吸塵口を備えた電気掃除
機用吸込口体において、電気掃除機用吸込口体の前部
に、床面に当接する補助片に支持軸を介して回動可能に
設けられるとともに電気掃除機用吸込口体の前進後退に
応じて前記吸塵口の前方を開閉する密閉片を備え、前記
密閉片における前記吸塵口側の表面に複数の突起を設
け、前記密閉片及び前記突起を硬質樹脂材料で一体成形
するとともに前記補助片を軟質の材料にて形成し、前記
支持軸と前記補助片とが一体的に回動するように係止片
が前記支持軸に設けられ、前記係止片が嵌入する係止溝
が前記補助片に設けられていることを特徴とする電気掃
除機用吸込口体。 - 【請求項2】 塵埃を吸塵する吸塵口を備えた電気掃除
機用吸込口体において、電気掃除機用吸込口体の前部
に、床面に当接する補助片の挿通孔に嵌入される支持軸
を介して回動可能に設けられるとともに電気掃除機用吸
込口体の前進後退に応じて前記吸塵口の前方を開閉する
密閉片を備え、前記密閉片における前記吸塵口側の表面
に複数の突起を設け、前記補助片は薄板状部が前記挿通
孔を中心に放射状に形成され、前記密閉片及び前記突起
を硬質樹脂材料で一体成形するとともに前記補助片を軟
質の材料にて形成したことを特徴とする電気掃除機用吸
込口体。 - 【請求項3】 前記突起を前記密閉片と一体に形成する
とともに略円錐形にしたことを特徴とする請求項1また
は請求項2に記載の電気掃除機用吸込口体。 - 【請求項4】 前記密閉片の長手方向に前記突起が複数
並んだ突起列を複数列設けるとともに、隣接する2列に
おいて前記突起の前記長手方向の位置が異なるようにし
たことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一つ
に記載の電気掃除機用吸込口体。 - 【請求項5】 少なくとも一部の前記突起を前記密閉片
の下端近傍に配したことを特徴とする請求項1〜請求項
4のいづれか一つに記載の電気掃除機用吸込口体。
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