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JP3444639B2 - 一体型圧力変換器の製造方法および装置 - Google Patents

一体型圧力変換器の製造方法および装置

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JP3444639B2
JP3444639B2 JP33603993A JP33603993A JP3444639B2 JP 3444639 B2 JP3444639 B2 JP 3444639B2 JP 33603993 A JP33603993 A JP 33603993A JP 33603993 A JP33603993 A JP 33603993A JP 3444639 B2 JP3444639 B2 JP 3444639B2
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JP
Japan
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diaphragm
silicon
insulating layer
silicon film
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JP33603993A
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Inventor
ディエム ベルナール
− テレーズ ドゥレ マリー
Original Assignee
コミツサリア タ レネルジー アトミーク
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Filing date
Publication date
Application filed by コミツサリア タ レネルジー アトミーク filed Critical コミツサリア タ レネルジー アトミーク
Publication of JPH077160A publication Critical patent/JPH077160A/ja
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    • B81C1/00015Manufacture or treatment of devices or systems in or on a substrate for manufacturing microsystems
    • B81C1/00134Manufacture or treatment of devices or systems in or on a substrate for manufacturing microsystems comprising flexible or deformable structures
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81BMICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS, e.g. MICROMECHANICAL DEVICES
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Pressure Sensors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は絶縁体上にシリコンを配
置する技術を使用する圧力変換器またはセンサーの製造
方法、並びに得られた変換器またはセンサーに関する。
【0002】
【従来の技術】この変換器は圧力測定が望まれる全ての
分野、特に航空宇宙分野、研究分野、および自動車に関
連するような工業分野に使用できる。
【0003】圧力変換器、またはマイクロエレクトロニ
クス技術を使用した変換器のためのマイクロ機械加工さ
れたシリコンの機械的構造を製造するために多くの方法
が提案されてきた。
【0004】シリコンの主な利点は、構造の集合処理お
よびそれらの小型化、すなわち比較的低価格、並びに使
用される単結晶材料のクリープ、ヒステリシスまたは経
時ドリフトの影響を受けない機械的信頼性にあることは
明らかである。
【0005】しかしながら、これらの変換器の更に広範
な使用に関して、表面積を減少させてチップのユニット
価格を更に低減せる一方、アクセプターの計測品質を維
持することが必要とされる。
【0006】圧力変換器を製造する標準的な技術はシリ
コンの体積異方の化学的機械加工を使用しており、すな
わち感応する単結晶組織をフリー状態にするために基体
全厚がエッチングされる。
【0007】この体積方法の主な欠点は、2面法を使用
すること(高価な殆ど存在しない特定機械が使用され、
基体は2面を研磨される)、基体の結晶配向に関連した
変換器の形状となり、それ故にこれらの形状が制限され
ること、基体(3次元構造で1つの寸法が固定される)
の厚さで変換器の小型化が制限されてしまい、1つまた
はそれ以上の基体上にシールまたは接合を行う必要性が
構造体の支持および基準空所の使用を必要とし、これは
多少ながら変換器の製造を複雑にすることである。
【0008】この体積方法は引例1、すなわちトランス
デーサーズ91ダイジェスト・オブ・テクニカルペーパ
ー、サンフランシスコのR.ホルム氏他による「異なる
取り付け方法で作られたピエゾ抵抗シリコン圧力センサ
ーの安定性および共通モードの感応性」、978〜98
1頁に記載されている。
【0009】一般的に云って、シリコン圧力変換器に使
用される基本原理は、圧力変化の作用の下で支持部に機
械的に連結された変形可能なシリコンダイヤフラムまた
は膜の変形を測定することである。
【0010】体積方法により圧力変換器を製造するに
は、基体のエッチング時に明確な制御深さでエッチング
の停止を可能にする選択層を有することを必要とする。
更に、機械的強度の理由のために、また電気的特性によ
り、フリー状態とされる構造体が単結晶シリコンで作ら
れることが非常に重要である。
【0011】使用されるエッチング停止方法は、ボロン
で十分にドーピングされたエピタキシャル成長シリコン
層にて停止される後面による個体シリコン基体のエッチ
ング(引例2、すなわちJ.エレクトロケム.ソッ
ク.、第137巻、第11号、1990年11月のH.
セーデル氏他の「アルカリ溶液中での結晶シリコンの異
方エッチング:II.ドーピング剤の影響」、3626
〜3632頁を参照されたい)か、或いは基体とのP/
N接合を形成するエピタキシャル成長シリコン層にてエ
ッチングが停止されるシリコン基体の電気化学的エッチ
ング(引例3、すなわちIEEEトランスアクションズ
・オン・エレクトロン・デバイス、第36巻、第4号、
1989年4月、B.クロエク氏他の「シリコン膜の高
精度の厚さのための電気化学的エッチング停止の研
究」、663〜669頁)である。
【0012】これらの2つのエッチング停止方法は前述
で参照した欠点の影響を受ける。従ってそれらは基体の
異方エッチングを使用し、基体の結晶配向の結果として
感応部材の形状が制限され、並びに後面によるエッチン
グは特定の基体および2面整合手順の使用を要求する。
【0013】これらの停止方法はまた非常に選択性のあ
るエッチングマスクの使用を要求し、また傾斜エッチン
グ面(配向100シリコンに関しては54.7゜)およ
びエッチングされるシリコン厚さを考慮して、後面に形
成される形状は部材の最終的な有効形状を大きく超えた
ものとされる。これらの非常に選択性のあるエッチング
マスクは特にエッチングされるシリコン基体の重要な厚
さに関係する。
【0014】感応部材が仕上げられると、次に変換器を
得るために1つまたはそれ以上の厚い剛性的な支持体上
にそれを接合することが必要となる。これまたはこれら
の支持体は一般に基体(例えばガラス)に対する異なる
特性を有し、これが変換器の性能特性に不利な応力差を
もたらし、また実施すべき困難な補完段階をもたらす。
【0015】圧力変換器を製造する他の方法は、犠牲層
および所望の機械的構造を形成する析出結晶シリコン層
に助成された表面機械加工の使用を含む。これは引例
4、すなわちトランスデューサーズ87、トーキョー、
1987年6月、H.グッケル氏他の「微粒ポリシリコ
ンおよび平坦な圧力変換器に対するその適用」、277
〜282頁、に記載されている。
【0016】この方法は犠牲層の使用でシングルフェー
ス技術において圧力変換器を製造可能にする。この表面
機械加工は非常に小さい寸法の構造体で簡単な方法を組
み合わせる主なる利点を有する。
【0017】都合の悪いことに、この表面方法は欠点の
影響を受ける。実際に、ダイヤフラムを構成する材料
(多結晶シリコンまたは窒化シリコン)の機械的品質は
並であり、大きな温度差応力がダイヤフラムおよび基体
に異なる材料を使用する結果として発生される。これ
は、制限された、すなわち不適当な計測品質を圧力変換
器が有するようにさせる。
【0018】更に、それらの特徴により、これらの析出
は数マイクロメーター(一般に2μmより小さい)に制
限された厚さを有し、これは形状および寸法の可能性を
低減し、ピエゾ抵抗による圧力検出の使用を妨げる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】これらの様々な欠点を
防止するために、本発明は絶縁体上にシリコンを配置す
る技術に表面のマイクロ機械加工を組み合わせて使用す
る圧力変換器の新規な製造方法を提供することであるる
【0020】絶縁体上にシリコンを配置する技術は略号
SOIの下で知られている。1つの知られた方法は、単
結晶シリコン基体の熱酸化で得た二酸化シリコン層上に
析出したアモルファスまたは多結晶シリコンのレーザー
による再結晶化を使用する。略号SDBの下で知られて
いる第2の方法は、2つのシリコン基体の接合実施を含
み、その少なくとも一方は接合面上に例えば熱酸化で得
たSiO2 を有し、引き続いて所望の厚さが得られる迄
2つの基体の一方の厚さ削減が行われる(テクニカル・
ダイジェスト・MNE’90、第2ワークショップ、ベ
ルリン、11月90号のC.ハーレント氏他による「ウ
ェーハ接合および絶縁体上にシリコンを配置する製法の
適用」、84〜86頁を参照されたい)。
【0021】第3の知られた方法は、個体単結晶シリコ
ンの中に大量に酸素または窒素イオンを注入することに
基づき、これは高温での基体の焼鈍によって単結晶シリ
コン膜を支持する埋設シリコン酸化物または窒化シリコ
ンの形成をもたらす。酸素イオンの注入技術はSIMO
X技術として知られている。本発明はこの第3の方法を
更に特別に使用する。
【0022】WO91/19177はまた変形可能なダ
イヤフラムを有し、これは容量作用によって機能でき
る。従って、電極はシリコンおよび絶縁プレートが形成
される前に基体上にp/n接合として形成される。しか
しながら、この方法は本発明で使用されるSIMOX技
術とは両立しない。SIMOX技術は絶縁層を形成し且
つ注入時に劣化した結晶品質を回復させるために装置を
1350゜Cに近い高温に約6時間にわたり加熱するこ
とを必要とする。これらの実施例の下でp/n接合に助
成されて絶縁電極の形成のようなドーピングによる従来
技術の製造方法の何れもが核拡散で破壊または劣化され
ることになる。
【0023】
【課題を達成するための手段】本発明による方法は、機
械的な単結晶シリコン構造体を得ることを可能にし、従
って良好な計測特性を得ることを可能にし、これは非常
に小さい寸法を有し、それ故に高密度化され、製造価格
を低下させる。この方法はまた容量またはピエゾ抵抗に
よる検出で較正する自動テストが可能な圧力変換器の製
造を可能にする。
【0024】本発明による方法はまた、構造体の形状に
関しては完全に自由な、単一面技術、および一面が研磨
され且つ標準的な厚さを有する非常に小さな全体寸法の
標準的なシリコン基体を使用して、モノリシックかつ集
合的なマイクロ変換器の製造を可能にする。
【0025】この方法はまた変換器を異なる特性の支持
体に接合する重要な段階、並びにダイヤフラムの変形を
検出する集積回路の一体化の重要な段階を不要にする。
特にこの技術はCMOS技術と両立できる。
【0026】最後に、本発明による方法は非常に低価格
の変換器を得ることを可能にする。
【0027】更に詳しくは、本発明は基体と一体の少な
くとも1つの変形可能なダイヤフラムと、このダイヤフ
ラムの変形を測定する手段とを有する一体型の圧力変換
器の製造方法であって、
【0028】a) 単結晶シリコン基体の中に酸素イオ
ンを注入し、基体上に、少なくとも局部的に絶縁層で基
体から間隔を隔てて単結晶シリコン膜を形成するために
基体を焼鈍し、b) 絶縁層に達するまでシリコン膜に
開口を形成し、c) シリコン膜にダイヤフラムを形成
するために前記開口を経て絶縁層を部分的に除去し、
d) 前記開口を再シールする段階を含み、また、変形
可能なダイヤフラムに面するシリコン基体に少なくとも
1つの埋設電極を形成する段階も含み、前記段階が基体
の焼鈍に続いて行われることを特徴とする一体型圧力変
換器の製造方法。
【0029】ダイヤフラムの変位を検出する手段は感応
構造体に一体化されることも、されないこともできる。
これらの手段が一体化されると、それらはシリコン膜の
表面上に形成される。この場合、シリコン膜は導電性で
あることが有利であり、前記膜上に電気的接点を形成す
るために補完段階がなければならない。
【0030】これらの検出手段は電気または電気式とさ
れる。これらの手段は様々な容量コンデンサー、ストレ
インゲージまたは電磁装置を含むことができる。これら
の別の検出手段で供給される電気信号は、ダイヤフラム
の変形に比例し、この変形自体は変換器に作用する圧力
に比例する。
【0031】絶縁層は完全な円形を得るために異方エッ
チングされることが有利であり、これは構造体の最終形
状を定め、膜および基体のシリコンの結晶配向に無関係
である。
【0032】本発明による方法は、ダイヤフラムを厚く
して、これによりその剛性を保証するようになすため
に、開口が形成される前に、導電性の単結晶シリコン膜
がエピタキシャル成長されて析出される補完段階を含む
ことが有利である。
【0033】エピタキシャル成長されたシリコンはま
た、ダイヤフラムの適当な導電性を保証し、それ故に一
体化した検出手段によりダイヤフラムの可能な変形の良
好な検出を保証するために、ドーピングされねばならな
い。
【0034】本発明による処理は、前述のSIMOX方
法に特に適用できる。
【0035】イオンの注入は1またはそれ以上の回数で
実施でき、各注入に続いて構造体の焼鈍が行われる。
【0036】基体が表面膜の形成のためのベースを形成
するときは、シリコン膜および任意であるが基体はP導
電性を有することができる。しかしながら、N導電性を
使用することが好ましい。
【0037】シリコン膜の開口の再シールは、シリコン
に対して選択的にエッチングできる少なくとも1つの層
を完全な構造体上に析出させ、また開口箇所にのみ材料
を残すように前記層をエッチングして得られる。
【0038】膜の開口の再シールはまた、この位置にス
タッドまたはブロックを形成することを可能にし、これ
らのスタッドまたはブロックは基体に支持され、ダイヤ
フラムの剛性に貢献するシムを形成する。
【0039】再シールは二酸化シリコン、窒化シリコ
ン、シリコンオキシニトライドまたは好ましくは二酸化
シリコンおよび窒化シリコンのスタックで構成できる絶
縁材料行われる。しかしながら、特にピエゾ抵抗検出の
場合にはこの再シール材料も導電性とすることができ
る。
【0040】本発明による方法は、容量測定手段を有す
る圧力変換器の製造に有利に使用される。この場合、本
発明の方法はダイヤフラムに面してシリコン基体の中に
少なくとも1つの埋設電極を形成する補完段階を有す
る。
【0041】埋設電極の形成は本発明の好ましい実施例
を構成する。
【0042】しかしながら、導電性基体をコンデンサー
の第1プレートとして使用し、第2プレートは導電性シ
リコン膜で形成されることができる。
【0043】この埋設電極は基体の導電性と逆の導電性
を有するイオンを基体の中に局部的に注入することで形
成できる。従って、N形式の基体に関しては、P形式の
イオンの注入が行われ、P/N接合を形成するようにな
す。
【0044】容量測定手段を有する変換器に関しては、
絶縁層が基体表面の全体に有利に形成される。
【0045】変換器の熱または経時によるドリフトを無
くすために、圧力に感応せず且つ変換器の感応構造体と
同様な基準構造体を形成することで、容量差測定を使用
できる。従って、前記基準構造本体は剛性ダイヤフラム
を有し、感応構造体のシリコン基体上に同時に形成され
る。
【0046】この場合、本発明による方法は以下の段
階、すなわち− 基体の全表面において基体から間隔を
隔てて導電シリコン膜を形成し、− シリコン膜に絶縁
層に達する幾つかの開口を形成し、− 前記開口の少な
くとも1つを経て絶縁層を部分的に除去し、− 絶縁ス
タッドで前記開口を再シールし、− 導電シリコン上に
電気的接点を形成する諸段階を有利に含む。
【0047】スタッドまたはブロックが基準構造体のダ
イヤフラムの部分上に十分な剛性を保証し、このために
このダイヤフラムが圧力に対するあらゆる感応性を失
う。
【0048】膜に第1開口が絶縁層に達するまで形成さ
れ、この第1開口を経て絶縁層の部分的な除去が行わ
れ、第2開口はシリコン膜に形成されることが有利であ
る。
【0049】少なくとも1つの埋設基準電極が剛性ダイ
ヤフラムに面してシリコン基体に形成されることが好ま
しい。
【0050】変形可能なダイヤフラムおよび剛性ダイヤ
フラムの横方向寸法、並びに厚さに対する可撓性が、非
常に広い圧力測定範囲を有することができるようにす
る。
【0051】本発明の変形形態によれば、異なる容量測
定が如何なる追加の比感応基準構造を使用せずに行え
る。このために、感応構造体は2つの形式の電極を備え
る。一方、1つまたはそれ以上のいわゆる有効電極が基
体上に配置されてダイヤフラムの大変形領域に対面さ
れ、また他方では1つまたはそれ以上のいわゆる基準電
極が基体上に配置されてダイヤフラムの非常に小さい変
形領域に対面される。大変形領域はダイヤフラム周縁お
よび中央スタッドから間隔を隔てられている。小変形領
域は前記部分に近く、それらの部分はダイヤフラムの強
化に役立っている。従ってダイヤフラムのこの一様でな
いことが2つの形式の、すなわちそれぞれ有効容量およ
び基準容量として示される容量を形成するために使用さ
れる。横容量と基準容量との間の差分の測定により、ダ
イヤフラムの温度または機械的疲労に基づく寄生作用が
排除される。
【0052】本発明はまたピエゾ測定手段を有する圧力
変換器の製造にも適用できる。この場合、本発明の方法
は、少なくとも1つのストレインゲージ、このゲージの
電気的絶縁体および前記ゲージ上の電気的接点を形成す
るためにシリコン膜の導電性と逆の導電性を有するイオ
ンにより変形可能なダイヤフラムを局部的にドーピング
することを含む。
【0053】本発明はまたこれまで説明した方法で得ら
れた一体型圧力変換器にも関する。
【0054】本発明の他の特徴および利点は、添付図面
を参照した以下の限定するものではない図解的な説明か
ら推測できよう。
【0055】
【実施例】以下の説明はSIMOX方法並びにN形式の
単結晶基体を使用するが、前述したように他の絶縁体上
にシリコンを配置する方法が使用でき、同様にP形式の
基体とされることができる。
【0056】1) 容量検出の圧力変換器 図1〜図3に示された変換器は、同じNのドーピングさ
れた単結晶シリコン基体6上に形成され且つNまたはP
のドーピングされた単結晶シリコンにより作られた変形
可能ダイヤフラム8および剛性ダイヤフラム10をそれ
ぞれ有する感応部分2および基準部分4を含んでいる。
【0057】平面図(図1)において、変形可能および
剛性のダイヤフラムは約25μm〜1mmの直径の円形
を有する。
【0058】ダイヤフラム8および10が導電性である
結果として、ダイヤフラムの各々は基体6と共に感応構
造体2に関しては容量Cuのコンデンサーを形成してお
り、その誘電体は基体からダイヤフラムを隔てているそ
れぞれの真空空間16および18で構成されている。C
p1は変形可能なダイヤフラムの寄生容量である。
【0059】変形可能および剛性の構造体はまた何れの
場合も基体6の中に埋設された電極12および14をそ
れぞれ有する。これらの電極も円形である。これらは、
P/N接合を形成するためにN側の構造体に関してはP
側のイオンを注入することで得られる。
【0060】この接合の品質は重要ではない。何故なら
これは寄生容量Cp2として基体6に対して作用するか
らである。これらの電極は好ましいのであるが、基体が
導電性であることから必要ではない。
【0061】基体とダイヤフラムとの間の機械的連結は
ダイヤフラム8および10の周縁に形成された絶縁リン
グ20および22で与えられている。これらのリングは
また基体に対してダイヤフラムを電気的に絶縁する。
【0062】絶縁リング20および22は二酸化シリコ
ンで形成されている。この電気的絶縁はダイヤフラム8
および10を周縁エッチングし、導電連結状態を遮断し
て寄生容量を低減させることで完遂される。
【0063】変形可能なダイヤフラム8の或程度の剛性
を保証するために、円筒絶縁スタッドまたはブロック2
4が構造体の中央に備えられる。このスタッドはダイヤ
フラム8を横断する開口26の栓体24として作用し、
基体6上に支持される。
【0064】平行な状態で基準構造体4は幾つかの、す
なわち図3では5個の絶縁スタッドまたはブロック28
を有し、これらのスタッドは円筒形で、ダイヤフラム1
0の大きな剛性を保証するようになっていて、これによ
りその圧力の感応性は鈍感である。これらのスタッド2
8は開口30によりダイヤフラムを横断し、そして基体
6上に支持されている。
【0065】金属接点32および34はそれぞれダイヤ
フラム8および10の側面上に形成され、これらに対し
てそれぞれ電気的接続部E1およびE’1が連結されて
いる。同様に、電気的接点E2、E’2およびE3、
E’3が埋設電極12、14および基体に備えられてい
る。これらの電気的接続部は感応構造体2および基準構
造体4をそれぞれ周知の処理回路(特に容量メーター)
に連結することに使用される。
【0066】可変容量Cuの有効コンデンサーはこのよ
うに電極12および8のオーバーラップにより形成され
る。同様にして、差分測定のための固定容量CFのコン
デンサーが電極14および電極10のオーバーラップに
より形成される。
【0067】絶縁スタッド24および30は二酸化シリ
コン/窒化シリコン材料で作られている。更に、金属被
覆32および34がアルミニウムで形成されている。
【0068】本発明によれば、幾つかの変形可能なダイ
ヤフラム8を組み合わせることが可能である。従って、
ダイヤフラム8の小型化は高単位容量Cu(>10pF
/mm2 )を与えることを可能にし、また並列連結によ
り効果に関して興味ある余剰をもたらす。基準構造体は
差分測定を可能にして、熱および経時によるドリフトか
ら影響の無い状態を得る。
【0069】本発明の変形例もまた差分測定に適用され
るが、ただ1つの変形可能な構造体102を有して図4
に示されている。図2の感応構造体と同様に、これは基
体106、ダイヤフラム108および1つまたはそれ以
上の接点132を有している。円形ダイヤフラム108
は絶縁リング120および中央絶縁スタッド124基体
106に機械的に連結されている。このスタッドはまた
栓体の機能を果たし、基体106上に支持されてダイヤ
フラム108の剛性化に貢献する。前記基体106には
3つの環状電極111、113および115が取り付け
られている。いわゆる基準電極111および115はそ
れぞれリング120およびスタッド124の近くに配置
され、すなわちダイヤフラム108の制限された変形領
域内に配置される。しかしながら、電極113はリング
120およびスタッド124から隔てられ、ダイヤフラ
ム108の大変形領域に位置される。
【0070】一方の電極111および115および他方
の電極113がそれぞれダイヤフラム108と共に基準
コンデンサーCref および有効容量Cu を形成する。ダ
イヤフラム上の圧力の作用で与えられる圧力が矢印で示
されている。電極111および115の領域での間隙変
化は非常に小さい。
【0071】しかしながら、領域117、すなわち電極
113の領域においてはこの間隙変化は大きい。有効コ
ンデンサーおよび基準コンデンサーは同じダイヤフラム
によって形成されており、差分測定時に偏位は生じな
い。
【0072】以下の説明は図1〜図3に示された変換器
すなわちセンサーの製造に関し、また感応構造体25お
よび基準構造体4の同時の形成に関する。
【0073】図5に示された方法における第1段階は、
基体6上の絶縁体形式のスタック上にシリコンを形成す
ることを含む。このために、不規則配向(100,11
0,101)のNドーピングされた単結晶基体6の中
に、1016〜1018イオン/cm2 の量で酸素イオン4
0(O+またはO2 +)の注入が行われ、これに続いて
注入済み構造体の焼き鈍しが1150〜1400゜Cの
温度で行われた。酸素注入およびこの焼鈍は数回繰り返
された。注入エネルギーは100〜1000KeVの範
囲である。
【0074】この1回または複数回の注入に続く焼鈍に
より、基体6の全表面を覆う均質な埋設された二酸化シ
リコン層42およびNの単結晶シリコン表面層を得るこ
とが可能になる。
【0075】例えば、1018イオン/cm2 の量で且つ
200KeVのエネルギーにて3回の酸素注入を行っ
て、SiO2 層42の厚さは約400nm、シリコン表
面層44の厚さは約230nmである。
【0076】このSIMOX方法は完璧に制御可能で再
現できる5nm以内の厚さを有する単結晶シリコン層1
1を得られるようにする。
【0077】その後の酸化物42の部分的除去はダイヤ
フラム8および10を基体6から自由状態にさせ、完璧
に制御された狭い空間16および18を形成できるよう
にするのであり、従って高容量CuおよびCFを得られ
るようにする。
【0078】空間16に関係した補完的な利点は、この
空間の底部を使用でき、基体6の表面が過荷重の場合に
機械的な当接部となることである。
【0079】図4に示された変形例は図1〜図3の変換
器製造段階と同じ段階を伴う。
【0080】残る説明において、基準構造体が特別であ
り、および(または)感応構造体の構造と相違する場合
に、基準構造体を形成する段階のみ参照されるべきであ
る。
【0081】図6に示された方法の以下の段階は、構造
体に埋設電極を形成することに関する。このために、通
常のフォト・リトグラフィー法を使用してシリコン膜上
にマスク46の形成、形成されるべき埋設電極並びに前
記電極の埋設電極接続部の形状および位置の固定、特に
前記埋設電極に対する電圧印加の許可が行われる。
【0082】マスク46を通して深くまで高エネルギー
のボロンの注入48が埋設酸化物層44の下側に行われ
る。この注入条件は、良好な導電性を有し且つ埋設層4
4の直ぐ下側に約0.3μmの厚さのPタイプのドーピ
ング領域を得るために、例えば5×1014At/cm2
の量を240KeVのエネルギーで行うことができ、こ
れは樹脂6でマスクされない領域で行われる。マスク4
6はその下側領域に対する注入を遮断するほど十分に厚
くされる。例えば、2μmの厚さの感光性樹脂を有する
ことができる。この注入が一旦行われたならば、マスク
46は例えば化学的エッチングにより除去される。
【0083】図7に示された方法の以下の段階は、完全
な構造体上にPのドーピングされた単結晶シリコン層5
0を、変換器に所望される感応性の関数として1〜10
0μmの厚さ(典型的には10〜20μm)にわたって
エピタキシャル成長させることを含み、これは構造体、
特にダイヤフラム8および10を剛性化させるように作
用する。このエピタキシャル成長は蒸気相にて行われる
ことが好ましい。層50の厚さは圧力変換器に所望され
る感応性の関数である。
【0084】図8に示された方法の以下の段階は、通常
のフォト・リトグラフィー法を使用して感応構造体2お
よび基準構造体4(図10を参照されたい)に開口26
を形成することを含む。これらの開口は表面シリコンの
厚さ全体に及び、エッチング停止層として作用する酸化
物42まで達するように形成される。
【0085】シリコンのエッチングは等方化学エッチン
グまたは乾燥反応イオンエッチングとされることがで
き、円形である開口26に斜めのエッチング縁を形成す
るようになされる。例えばHF+HNO3 +CH3 CO
OH溶液が開口26の形成に使用される。
【0086】図9および図10に示された方法の以下の
段階は、フッ化水素酸をベースとした溶液中で且つ開口
26から犠牲酸化物層42をエッチングすることで感応
構造体2および基準構造体4からそれぞれダイヤフラム
8および10を自由状態にすることを含む。このエッチ
ングはその等方性の特性によりシリコンの下側に同心的
に伝播して、円形空間16および18が形成され、酸化
物は構造体2および4の周縁に保持される。
【0087】横方向のエッチング速度は完璧に再現で
き、大気温度において約1μm/分であり、これは時間
の関数として絶縁リング20および22(図2および図
3を参照されたい)の横方向厚さを正確に寸法制御でき
るようにする。所要エッチング時間が経過したならば、
サンプルは持ち上げられて乾燥され、この後薄いダイヤ
フラム8および10が完成される。
【0088】以下の段階は開口26におけるのと同じ条
件の下で基準構造体4のダイヤフラム10に開口30を
形成することを含む。
【0089】図11および図12に示された方法の以下
の段階は、開口26および30の再シールに関する。こ
の再シールは、絶対形式のセンサーまたは変換器を得る
ために空間16および18を真空状態に保持する間に行
われる。これを達成するために真空蒸着が行われ、一方
では開口26および30のための気密栓体24および2
8の形成を可能にし、他方ではダイヤフラム8、10お
よび基体の間に支持スタッドを得ることを可能にする。
【0090】これらのスタッドはダイヤフラム10の剛
性を増し、変形可能なダイヤフラム8には円形の変形を
与えることを可能にし、この変形はいわゆるバルーン変
形よりも容量検出に一層有利である。スタッド26およ
び28は、任意のプラズマ補助による化学的蒸着によっ
て蒸着されたSiO2 +Si3 4 のスタックの完全な
構造体上に蒸着して得られる。蒸着スタックの厚さは開
口26および30をシールしてダイヤフラムと基体との
間にシムを形成するために約1μmとされねばならな
い。
【0091】この後、所望箇所すなわち開口26および
30の位置に前記スタックを保持するだけとするように
層スタックのエッチングが行われ、これによりダイヤフ
ラム8および10の全ての寄生応力が除去される。
【0092】この後、測定回路並びに構造体2および4
の接点32および34との相互連結を保証するために完
成構造体に金属層の蒸着が行われる。この金属被覆は約
0.5〜1μmの厚さを有し、アルミニウムとすること
ができる。この層は次に接点32および34を形成する
ように通常のフォト・リトグラフィー法を使用してエッ
チングされる。アルミニウムのエッチングはH3 PO4
で遂行できる。
【0093】この後、測定構造体および基準構造体を互
いから絶縁し、寄生容量を低下させるために、ダイヤフ
ラム8および10(図1および図3を参照されたい)の
周縁の表面シリコンのエッチングが行われる。このエッ
チングはSF6 を使用して反応イオンエッチングで行う
ことができる。
【0094】2) ピエゾ抵抗検出による圧力変換器 本発明によるこの圧力変換器も図13に示されたように
変形可能なダイヤフラムの変形のピエゾ抵抗による検出
を使用する。図1〜図12に関係してこれまで説明した
のと同じ機能を満たす部材は同じ符号に文字aを付され
ている。更に、材料および前記変換器に使用した蒸着お
よびエッチング方法は同じである。
【0095】ここまで説明した変換器の場合と違って、
ピエゾ抵抗検出は基準構造体の使用を必要としない。何
故なら本質的に相違するホイートストーン・ブリッジの
使用をベースとしているからである。
【0096】変換器の感応構造体2aは変形可能なNタ
イプの単結晶シリコンダイヤフラム8aを有し、これは
基体6aから空間16aで間隔を隔てられている。ダイ
ヤフラム8aはその周縁にて絶縁シリカ・リング20a
により、またその中央にて2層の絶縁スタッド24aに
より結合されている。このために、ダイヤフラム8aは
中央開口26aを有している。
【0097】ピエゾ抵抗検出のために、ダイヤフラム8
aと基体6aとの電気的絶縁が必要である。従って、図
13に示されたようにダイヤフラム8aと基体6aとは
互いにNタイプの単結晶シリコンで作られた周縁リング
11を経て接触されることができる。
【0098】更に、埋設電極も全く必要ない。この場
合、ダイヤフラム8aの形状は設計者に任される。前述
した方法で四角または円形にすることができる。
【0099】この感応構造体2aはまたダイヤフラム8
aの表面に形成されたストレインゲージ52も有する。
このストレインゲージは層8aと反対タイプの、特にP
タイプのドーピングされた領域を有する。二酸化シリコ
ン絶縁体54はドーピング面に面して接点穴56を有
し、表面の金属被覆58とドーピング面積部分52との
間の電気的接触を保証するようになされている。
【0100】ドーピング面積部分52はピエゾ抵抗の特
定方向、すなわち膜の配向100に関する方向110に
従って配向されたバーとすることができる。
【0101】このドーピング面積部分52は、ダイヤフ
ラムの形状によつて決まる最大応力箇所にて変形可能ダ
イヤフラムに配置される。
【0102】絶縁体54は前に説明した絶縁体の1つと
することができ、特にSiO2 /Si3 4 とされるこ
とができる。
【0103】変換器2aの加熱の危険性を低減するため
に、平行な4つのダイヤフラム8aにグループ形成し、
ダイヤフラム毎に1つのストレインゲージ52を有する
ことができ、このストレインゲージはその後でホイース
トーン・ブリッジとして製造される。しかしながら、各
変形可能ダイヤフラム8aに2つまたはそれ以上のスト
レインゲージを使用することもできる。
【0104】以下の説明は図13の変換器の製造に関す
る。
【0105】図14に示された第1段階は図5に関係し
て説明したのと同じ条件の下で、基体6上に単結晶シリ
コン44aおよび酸化物42aのスタックを形成するこ
とを含む。しかしながら、ダイヤフラム8aおよび基体
6aの電気的絶縁は必要なく、酸素注入40aは局部的
な方法で行える。
【0106】このために、標準的なフォト・リトグラフ
ィー法によって形成されるSiO2マスクがシリコン膜
44a上に形成でき、基体54の完全状態に保持されね
ばならないこれらの面積部分をマスクする。
【0107】SiO2 マスクを図15に示されたように
化学的エッチングにより除去した後、ダイヤフラム8a
にストレインゲージを形成するためにNタイプのドーピ
ングされた単結晶シリコン層50aとなるようにエピタ
キシャル成長が行われる。このエピタキシャル成長は、
圧力変換器に所望される感応性に従って適当な剛性およ
び導電性を有するダイヤフラムを得ることを可能にす
る。これは1〜100μm、典型的には5μmの厚さを
有する。
【0108】図16に示された方法の以下の段階はスト
レインゲージの形成に関する。このゲージはPタイプ、
従って層44aの表面被覆50aのタイプと反対のタイ
プのイオンを注入して形成される。更に、前記ストレイ
ンゲージは膜32の配向100に関するエピタキシャル
成長シリコン50aの方向110に配向されねばならな
い。
【0109】適当なマスク62に助成されて局部的な注
入が行われ、ゲージの箇所および寸法を固定する。特
に、前記マスクは局部的に注入される二酸化シリコン4
2aに面した開口64を有する。
【0110】この注入は2×1014At/cm2 の量
で、30KeVのエネルギーによりボロンイオンで行わ
れる。得られたドーピング面積部分52は概ね0.3μ
mの厚さを有し、円形ダイヤフラムの場合には半径に応
じて配向されたバーの形状を有する。
【0111】ダイヤフラム8aに関する形状の柔軟性
は、シリコンの全ての結晶方向にアクセスできるように
し、また特にNタイプのストレインゲージの使用を可能
にする。この場合、エピタキシャル成長した層50aは
Pタイプである。
【0112】樹脂マスク62を図17に示されたように
除去した後、開口26aがフォトリソグラフィー方法を
使用して表面シリコンに形成され、埋設絶縁層に達する
まで延在される。このエッチング条件は前に説明したの
と同じであり、傾斜側部を有する開口26aを得るよう
にする。
【0113】図18に示された方法の以下の段階は、フ
ッ化水素酸をベースとした溶液(シリコンに対して大き
な選択性を有する)の酸によって酸化物層をエッチング
して変形可能ダイヤフラム8aを自由状態にすることを
含む。このエッチングは開口26aを経て上述方法によ
り遂行され、周縁シリコンリング11の内側の酸化物の
除去もたらす。リング11の外側の酸化物だけが保持さ
れる。
【0114】従って、基体6aの中への酸素の局部的な
注入がダイヤフラム8aの寸法および特にダイヤフラム
8aと基体6aとの間の空間16aの形状を固定する。
【0115】図19に示されているように、前に説明し
たように、この後SiO2 /Si34 の2層絶縁体を
使用して開口26aの真空シールが行われる。通常のフ
ォトリソグラフィー方法を使用してエッチングした後、
前記絶縁体は一方で栓体24aをもたらし、他方でスト
レインゲージ52の絶縁体54をもたらす。特に、2層
絶縁体のエッチングはストレインゲージの接点穴56の
形成をもたらす。
【0116】この後、完成アルミニウム構造体上に金属
被覆が行われ、次にこの金属被覆をエッチングしてスト
レインゲージ52に電気的接点58を形成する。
【0117】この方法の最終段階は表面シリコンの周縁
エッチングに関し、またダイヤフラム8aの横方向寸法
を固定するために、構造体(図13を参照されたい)の
周縁に残った絶縁体54のエッチングに関する。
【図面の簡単な説明】
【図1】容量検出を行う本発明による圧力変換器の感応
構造体の図解的な平面図。
【図2】図1の方向II−IIにおける断面図。
【図3】図1の変換器の基準構造体の断面図。
【図4】本発明による感応構造体の変形例の拡大した断
面図。
【図5】図1〜図3の変換器の本発明による別の製造方
法を示す概略図であって、酸素イオンの注入段階を示す
断面図。
【図6】図5に続くボロンの注入高を示す断面図。
【図7】図6に続く単結晶シリコン層50のエピタキシ
ャル成長段階を示す断面図。
【図8】図7に続く開口26の形成高を示す断面図。
【図9】感応構造体においてエッチングにより基体から
ダイヤフラムを自由状態にした段階を示す断面図。
【図10】基準構造体におけるダイヤフラムの自由化段
階を示す図9と同様な断面図。
【図11】変形可能なダイヤフラムの開口の再シール段
階を示す断面図。
【図12】剛性ダイヤフラムの開口の再シール段階を示
す図11と同様な断面図。
【図13】ピエゾ抵抗検出を使用した本発明による圧力
変換器の断面図。
【図14】図13の圧力変換器を製造する酸素注入段階
を示す断面図。
【図15】単結晶シリコン層50aを形成するエピタキ
シャル成長段階を示す断面図。
【図16】ストレインゲージの形成段階を示す断面図。
【図17】開口の形成段階を示す断面図。
【図18】ダイヤフラムの自由化段階を示す断面図。
【図19】開口の真空シール段階を示す断面図。
【符号の説明】
2 感応部分 4 基準部分 6 単結晶シリコン基体 8 変形可能なダイヤフラム 10 剛性ダイヤフラム 12,14 埋設電極 20,22 絶縁リング 24,28,30 スタッドまたはブロック 32,34 金属被覆 40 酸素イオン 42 二酸化シリコン層 44 シリコン表面層 46 マスク 50 シリコン層 100,110 方向 102 変形可能構造体 106 基体 108 ダイヤフラム 111,113,115 電極 117 大変形領域 120 リング 124 絶縁スタッド 132 接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−332867(JP,A) 特開 平4−372817(JP,A) 特開 平4−232824(JP,A) 特開 平4−192473(JP,A) 特開 平3−202740(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/84 G01L 9/04 101 G01L 9/12

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体と一体の少なくとも1つの変形可能
    なダイヤフラムと、このダイヤフラムの変形を測定する
    手段とを有する一体型の圧力変換器の製造方法であっ
    て、 a) 単結晶シリコン基体(6,6a)の中に酸素イオ
    ンを注入し、少なくとも局部的に絶縁層(42,42
    a)で基体から間隔を隔てて基体上に単結晶シリコン膜
    (44,44a)を形成するために基体を焼鈍し、 b) 絶縁層に達するまでシリコン膜に開口(26,2
    6a)を形成し、 c) シリコン膜にダイヤフラムを形成するために前記
    開口を経て絶縁層を部分的に除去し、 d) 前記開口(26,26a)を再シールする段階を
    含み、 また、変形可能なダイヤフラムに面するシリコン基体に
    少なくとも1つの埋設電極(12,111,113,1
    15)を形成する段階も含み、前記段階が基体の焼鈍に
    続いて行われることを特徴とする一体型圧力変換器の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、段階
    c)が等方性の化学的エッチングで遂行されることを特
    徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法であって、単結晶
    シリコン層(50)が開口を形成する前にシリコン膜上
    にエピタキシャル成長されることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法であって、測定手
    段(52)がシリコン膜および(または)エピタキシャ
    ル成長されたシリコン層の中に少なくとも部分的に形成
    され、測定手段はその後導電状態にされること、および
    電気的接点(32,34,58)が前記測定手段のため
    の導電シリコン上に形成されることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法であって、基体が
    Nドーピングされた単結晶シリコンであることを特徴と
    する方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の方法であって、段階
    d)が完全な基体上に少なくとも1つの追加層を析出
    し、開口箇所に材料を保持するように前記層をエッチン
    グすることを含んでなることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の方法であって、開口を
    再シールするために二酸化シリコンおよび窒化シリコン
    の2つの絶縁層のスタックが使用されることを特徴とす
    る方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の方法であって、埋設電
    極が基体にイオンを局部的に注入することで形成された
    ことを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の方法であって、絶縁層
    (42)が基体の全表面上に形成されることを特徴とす
    る方法。
  10. 【請求項10】 差動容量測定手段を有する変換器を製
    造する請求項1に記載の方法であって、前記基体に一体
    化された剛性ダイヤフラム(16)を有する基準構造
    (4)の同時製造をも含み、また − 基体の全表面において基体から間隔を隔てて導電シ
    リコン膜を形成し、 − シリコン膜に絶縁層に達する迄延在する幾つかの開
    口(26,30)を形成し、 − 前記開口の少なくとも1つ(26)を経て絶縁層を
    部分的に除去し、 − 絶縁スタッド(28)で前記開口を再シールし、 − 導電シリコン上に電気的接点(34)を形成する諸
    段階を含む方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の方法であって、シ
    リコン膜に第1開口(26)が絶縁層まで形成され、前
    記第1開口およびシリコン膜の第2開口(30)を経て
    絶縁層が除去されることを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の方法であって、少
    なくとも1つの埋設基準電極(14)が剛性ダイヤフラ
    ム(10)に面してシリコン基体に形成されることを特
    徴とする方法。
  13. 【請求項13】 ピエゾ抵抗測定手段を有する変換器を
    製造するための請求項1に記載の方法であって、少なく
    とも1つのストレインゲージおよびこのゲージの絶縁体
    (34)および前記ゲージ上の電気的接点(58)を形
    成するためにシリコン膜と逆の導電性を有するイオンに
    よって変形可能なダイヤフラムを局部的にドーピングす
    る段階を含むことを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の方法であって、ド
    ーピングがP形式のものであることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の方法であって、1つ
    または複数のダイヤフラム(8,8a,10)を絶縁す
    るために絶縁層上に形成されたシリコンの周面エッチン
    グも含まれる方法。
  16. 【請求項16】 シリコン基体(16,16a,10
    6)、この基体に対して直角な方向(Z)において変形
    可能な少なくとも1つの単結晶シリコンダイヤフラム
    (8,8a,108)、およびこのダイヤフラムの変形
    を測定する手段を有する感応構造体(2,2a)を組み
    込んでおり、前記ダイヤフラムがその周面をエッチング
    された絶縁層(42,42a)で基体に結合されている
    一体型圧力変換器であって、ダイヤフラムが中央に絶縁
    スタッド(24,124)を有し、このスタッドがダイ
    ヤフラムの剛性を高めるために基体上に支持されている
    ことを特徴とする一体型圧力変換器。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の変換器であって、
    ダイヤフラムが円形であることを特徴とする変換器。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載の変換器であって、
    測定手段が少なくとも1つコンデンサーを有し、シリコ
    ン膜および基体がコンデンサーのプレートを形成するた
    めに導電性であることを特徴とする変換器。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の変換器であって、
    変形可能なダイヤフラムに面して基体に少なくとも1つ
    の埋設電極(12)が備えられていることを特徴とする
    変換器。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載の変換器であって、
    基体に結合され且つ基体の全表面に分散されて基体に支
    持された幾つかの絶縁スタッド(28)で剛性を付与さ
    れた少なくとも1つの単結晶シリコンダイヤフラム(1
    0)を有し、電気的接点(34)が前記剛性ダイヤフラ
    ム上に形成されていることを特徴とする変換器。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の変換器であって、
    剛性ダイヤフラムに面して基体に埋設基準電極(14)
    が備えられたことを特徴とする変換器。
  22. 【請求項22】 請求項18または請求項19に記載の
    変換器であって、ダイヤフラム(108)の大変形領域
    (117)に面し且つダイヤフラムの周面および絶縁ス
    タッドから間隔を隔てて基体(106)に配置された少
    なくとも1つの第1電極(113)、およびダイヤフラ
    ム(108)の少なくとも1つの小変形領域に面し且つ
    前記周面および(または)絶縁スタッド(124)の近
    くに配置された第2電極(111,115)を有するこ
    とを特徴とする変換器。
JP33603993A 1992-12-28 1993-12-28 一体型圧力変換器の製造方法および装置 Expired - Lifetime JP3444639B2 (ja)

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