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JP3421326B2 - Icソケット及びそれに用いる吸着用シート - Google Patents

Icソケット及びそれに用いる吸着用シート

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JP3421326B2
JP3421326B2 JP2001127552A JP2001127552A JP3421326B2 JP 3421326 B2 JP3421326 B2 JP 3421326B2 JP 2001127552 A JP2001127552 A JP 2001127552A JP 2001127552 A JP2001127552 A JP 2001127552A JP 3421326 B2 JP3421326 B2 JP 3421326B2
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JP
Japan
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socket
slider
suction sheet
protrusion
suction
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JP2001127552A
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愼太郎 安部
郁夫 榎本
芳久 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tyco Electronics Japan GK
Original Assignee
Tyco Electronics AMP KK
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Publication date
Application filed by Tyco Electronics AMP KK filed Critical Tyco Electronics AMP KK
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Priority to TW091107370A priority patent/TW541770B/zh
Priority to CN02118432.1A priority patent/CN1269273C/zh
Priority to US10/134,226 priority patent/US6846190B2/en
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/046Surface mounting
    • H05K13/0465Surface mounting by soldering
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/02Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
    • H05K7/10Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
    • H05K7/1007Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets with means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling parts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S439/00Electrical connectors
    • Y10S439/94Electrical connectors including provision for mechanical lifting or manipulation, e.g. for vacuum lifting

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マトリックス状に
配列されたピンコンタクトを有するPGA(ピン・グリ
ッド・アレー)型のIC(集積回路)パッケージを回路
基板に接続するための表面実装型のICソケット及びそ
れに用いられる吸着用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のICソケットを含む表面
実装型コネクタにおいては、コネクタを回路基板上に半
田接続する前に、コネクタの上面に吸着用シートを貼付
しておき、この吸着用シートの吸着面をチップマウンタ
等の表面実装装置の吸着ノズルで吸着して回路基板上に
自動搭載するようにしている。
【0003】吸着用シート付きの表面実装型コネクタと
して、従来、例えば、図7に示すもの(実開平6−31
079号公報参照)及び図8に示すもの(登録実用新案
第3006449号公報参照)が知られている。このう
ち、図7に示す表面実装型コネクタ101は、中央領域
に相手コネクタ(図示せず)の受容凹部111を有する
絶縁性の矩形状ハウジング110と、ハウジング110
の長手方向に沿って所定ピッチで取り付けられ、回路基
板(図示せず)上に半田接続される複数のSMT端子1
20とを具備している。そして、ハウジング110の上
面には、チップマウンタの吸着ノズルの吸着面として作
用する耐熱性を有する吸着用シート130が貼付されて
いる。この吸着用シート130は、ハウジング110の
四辺を画定する面積と同一面積を有し、吸着用シート1
30の四辺外縁とハウジング110の四辺外縁とが一致
するようにハウジング110の上面に貼付されている。
【0004】また、図8に示す表面実装型コネクタ20
1は、2列状のコンタクト収容通路211を長手方向に
沿って形成した絶縁性の矩形状ハウジング210と、コ
ンタクト収容通路211に収容され、回路基板(図示せ
ず)上に半田接続される複数のコンタクト220とを具
備している。そして、ハウジング210の上面には、真
空吸引ノズルに係合する吸着用シート230が貼付され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7及び図
8に示す表面実装型コネクタ101,201のいずれの
場合も、ハウジング110,210の上面が平坦である
ので、吸着用シート130,230も平坦性が維持され
ており、チップマウンタ等の表面実装装置による吸着作
業の際には、全く支障はない。
【0006】しかしながら、これら表面実装型コネクタ
101,201がICソケットに応用される場合には、
ハウジング110,210の上面に、該上面よりも上方
に突出する、ICのスタンドオフとして作用する突部が
形成される場合がある。この場合、ハウジング110,
210の上面に貼付される吸着用シート130,230
の吸着面にしわが発生したり、あるいは吸着用シート1
30,230とハウジング110,210の上面との間
に隙間が発生してしまうことがある。吸着シート13
0,230の吸着面にしわが発生すると、吸着作業が確
実に行なえず、また、隙間が発生すると、ハウジング1
10,210の受容凹部111やコンタクト収容通路2
11内に塵が入り易い、という問題があった。
【0007】従って、本発明は、上述の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的は、コネクタの上面に突
部が形成されている場合に吸着用シートを貼付しても、
突部に起因してそのシートにしわが発生したり、あるい
はコネクタの上面とシートとの間に隙間が生じることの
ない表面実装型のICソケット及びそれに用いられる吸
着用シートを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明のうち請求項1に係るICソケットは、IC
パッケージに形成された多数のピンコンタクトを受容す
るためのピンコンタクト受容孔が上面にマトリックス状
に配置された表面実装型のICソケットであって、前記
ピンコンタクト受容孔が配置された前記上面よりも上方
へ突出する突部が前記上面の中央領域に設けられたIC
ソケットにおいて、前記上面上の前記突部の外縁に対応
する位置に前記突部を逃がすための切り込みを形成した
吸着用シートを前記上面に貼付したことを特徴としてい
る。
【0009】また、本発明のうち請求項2に係るICソ
ケットは、請求項1記載の発明において、前記ピンコン
タクト受容孔が、前記ピンコンタクトに接触するコンタ
クトを収容したベースハウジングの上面を摺動可能なス
ライダの上面にマトリックス状に配置され、前記突部が
前記スライダの前記上面の中央領域に設けられているこ
とを特徴としている。
【0010】更に、本発明のうち請求項3に係るICソ
ケットは、請求項1又は2記載の発明において、前記突
部が、前記上面の中央領域に形成された矩形状開口の周
囲に設けられ、前記吸着用シートの前記切り込みが、前
記突部の四隅部の外縁に対応する位置に形成されている
ことを特徴としている。本発明のうち請求項4に係る吸
着用シートは、ICパッケージに形成された多数のピン
コンタクトを受容するためのピンコンタクト受容孔が上
面にマトリックス状に配置された表面実装型のICソケ
ットであって、前記ピンコンタクト受容孔が配置された
前記上面よりも上方へ突出する突部が前記上面の中央領
域に設けられたICソケットに用いられる吸着用シート
において、前記上面上の前記突部の外縁に対応する位置
に前記突部を逃がすための切り込みを形成すると共に前
記上面に貼付されることを特徴としている。
【0011】また、本発明のうち請求項5に係る吸着用
シートは、請求項4記載の発明において、前記突部が、
前記上面の中央領域に形成された矩形状開口の周囲に設
けられ、前記切り込みが、前記突部の四隅部の外縁に対
応する位置に形成されていることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施形態
を、図面を参照して説明する。図1は、本発明に係るI
Cソケットの平面図であり、スライダが開位置にある状
態を示している。図2は、図1に示すICソケットから
吸着用シートを取り除いたコネクタ部の平面図で、
(A)はスライダが開位置にある状態を、(B)はスラ
イダが閉位置にある状態を示している。但し、図2
(A)及び(B)においては、ピンコンタクト受容孔の
一部が省略されている。図3は、スライダが開位置にあ
る状態のコネクタ部の正面図である。図4は、スライダ
が開位置にある状態のコネクタ部の底面図である。図5
は、図2(A)の5−5線に沿った部分断面図である。
図6は、吸着用シートを示し、(A)は平面図、(B)
は(A)の6B−6B線に沿った部分断面図である。
【0013】図1に示すICソケット1は、いわゆるP
GA(Pin Grid Array)型ICパッケー
ジに形成された多数のピンコンタクトを回路基板(図示
せず)に接続するために適用される。そして、ICソケ
ット1は、コネクタ部2と、このコネクタ部2の上面に
貼付される吸着用シート3とで構成されている。
【0014】ここで、コネクタ部2は、図2乃至図5に
示すように、略矩形形状の絶縁性のベースハウジング1
0と、ベースハウジング10にマトリックス状に配置さ
れ、半田ボール25を介して回路基板(図示せず)に接
続される複数のコンタクト20と、ベースハウジング1
0の上面を左右方向(図2(A)及び(B)における左
右方向)に摺動可能なスライダ30とを具備している。
このスライダ30は、図2(A)に示す開位置と図2
(B)に示す閉位置との間を移動可能になっている。
【0015】ベースハウジング10は、矩形状開口14
の周囲にコンタクト20を圧入保持する複数のコンタク
ト圧入孔11をマトリックス状に配置し、液晶ポリマ等
の熱可塑性樹脂を成形することによって形成される。各
コンタクト圧入孔11の上方には、図5に示すように、
後述するコンタクト20の接触部23を収容する接触部
収容空間12が設けられ、コンタクト圧入孔11の下方
には、半田ボール25が配置される半田ボール収容孔1
3が設けられている。
【0016】また、各コンタクト20は、図5に示すよ
うに、ベースハウジング10のコンタクト圧入孔11に
圧入される圧入板部21と、圧入板部21から上方に延
び、接触部収容空間12内に位置する基板部22と、基
板部22の両縁から接触部収容空間12内を延びる1対
の接触部23と、圧入板部21から下方に延び、半田ボ
ール収容孔13内に位置する半田ボール接続部24とを
備えている。各コンタクト20は、金属板を打ち抜き及
び曲げ加工することによって形成される。1対の接触部
23間の幅は、基板部22側から先端側に向けて徐々に
狭くなっている。
【0017】また、スライダ30は、図2に示すよう
に、PGA型ICパッケージの複数のピンコンタクト
(図示せず)を受容可能な複数のピンコンタクト受容孔
33をマトリックス状に配置した本体31を有してい
る。本体31は、ベースハウジング10上に左右方向に
図2(A)に示す開位置及び図2(B)に示す第2位置
間を移動可能に載置される。ここで、本体31には、そ
の中央領域に矩形状開口32が形成され、矩形状開口3
2の三辺周囲には、本体31の上面よりも上方に突出す
る突部34a,34b,34cが設けられている。ま
た、本体31の左端部には、本体31を左右方向に移動
可能とするためのスライダ移動機構40が設けられてい
る。
【0018】このスライダ移動機構40は、ベースハウ
ジング10に対して回動可能な回動軸部(図示せず)
と、回動軸部に対して偏心するとともに回動軸部が回動
した際にスライダ30の本体31を左右方向に移動させ
る偏心カム部(図示せず)とを有する偏心カム41を備
えている。偏心カム41の頭部には、マイナスドライバ
等の工具挿入穴41aが形成されている。また、偏心カ
ム41の頭部とスライダ30の本体31の上面との間に
は、両端を取付軸部43で支持した金属プレート42が
設けられている。この金属プレート42は、偏心カム4
1を回動してスライダ30を移動させる際に、偏心カム
41からスライダ30へ力を伝達する機能を有する。偏
心カム41は、スライダ30が図2(A)に示す開位置
にあるときには第1位置に位置し、その第1位置から図
2(A)に示す矢印方向に回転すると、図2(B)に示
す第2位置となり、スライダ30が閉位置に位置するこ
とになる。
【0019】次に、吸着用シート3は、図6(A)に最
もよく示すように、略矩形の平面状本体4と、平面状本
体4から突出する耳部5とを備え、その断面構造におい
ては、図6(B)に示すように、耐熱性を有するポリイ
ミドフィルム3aの下面に粘着剤3bを塗布して構成さ
れている。吸着用シート3は、図6(B)に示すよう
に、その製造時においては、セパレータ3c上に貼付さ
れているが、コネクタ部2上に貼付する際には、セパレ
ータ3cから剥がされるようになっている。そして、吸
着用シート3の平面状本体4には、スライダ30の上面
から突出する突部34a,34b,34cの四隅部の外
縁に対応する位置に4つの切り込み6が形成されてい
る。
【0020】この吸着用シート3は、コネクタ部2が製
造された後、コネクタ部2を回路基板上へ実装するに先
立ち、コネクタ部2のスライダ30上に貼付される。こ
の理由は、吸着用シート3の吸着面をチップマウンタ等
の表面実装装置の吸着ノズルで吸着して回路基板上に自
動搭載するためである。このスライダ30上への貼付の
際に、図1に示すように、4つの切り込み6のそれぞれ
を、スライダ30の上面から突出する突部34a,34
b,34cの四隅部の外縁に対応する位置に位置決め
し、耳部5を偏心カム41の上方に位置決めする。
【0021】この貼付に際して、4つの切り込み6のそ
れぞれを突部34a,34b,34cの四隅部の外縁に
対応する位置に位置決めすると、突部34a,34b,
34cに起因して4つの切り込み6で囲まれる吸着面に
発生するしわがなくなる。また、吸着用シート3のうち
ピンコンタクト受容孔33が配置されている領域部分に
もしわが発生せず、スライダ30の上面と吸着用シート
3との間に隙間が発生しなくなる。このため、チップマ
ウンタ等の表面実装装置の吸着ノズルでの吸着作業を確
実に行なうことができる。また、スライダ30の上面と
吸着用シート3との間に隙間が発生しないため、ピンコ
ンタクト受容孔33内に塵が入り込むことも防止するこ
とができる。
【0022】吸着ノズルで吸着用シート3の吸着面を吸
着して回路基板上に自動搭載した後、ベースハウジング
10の下面に形成した半田ボ−ル25を一括して加熱溶
融することによって、回路基板上にコネクタ部2を接続
する。その後、吸着用シート3をコネクタ部2から剥が
す。次に、スライダ30の本体31が図2(A)に示す
開位置にあるときに、ICパッケージの複数のピンコン
タクトをピンコンタクト受容孔33に挿入する。この際
には、ピンコンタクトはコンタクト20の基板部22側
の接触部23間に位置し、その接触部23間の幅が広い
ため、コンタクト20のいずれの部分にも接触しない。
このため、いわゆるZIF(Zero Inserti
on Force)によるICパッケージの装着が可能
となっている。スライダ30が開位置にあるときには、
偏心カム41は第1位置に位置している。
【0023】その後、偏心カム41の頭部に形成された
工具挿入穴41aにマイナスドライバ等の工具(図示せ
ず)を挿入して図2(A)に示す矢印方向に偏心カム4
1を回転し、スライダ30を右方向に移動させる。これ
により、図2(B)に示すように、偏心カム41は第2
位置になるとともに、スライダ30は、閉位置に位置す
る。すると、各ピンコンタクトが図5において右方向
(コンタクト20の接触部23の先端側)に移動してコ
ンタクト20の接触部に接触し、それらピンコンタクト
が回路基板に電気的に接続される。
【0024】一方、PGA型ICパッケージに形成され
た多数のピンコンタクトとコンタクト20との接触状態
を解除するためには、図2(B)において、偏心カム4
1の頭部に形成された工具挿入穴41aにマイナスドラ
イバ等の工具を挿入して図2(B)に示す矢印方向に偏
心カム41を回転し、スライダ30を左方向に移動させ
る。これにより、図2(A)に示すように、偏心カム4
1は第1位置になるとともに、スライダ30は、開位置
に位置する。すると、各ピンコンタクトが図5において
左方向(コンタクト20の接触部23の基板部22側)
に移動してコンタクト20の接触部23に対する接触状
態が解除される。
【0025】以上、本発明の実施形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されず、種々の変更を行な
うことができる。例えば、ピンコンタクト受容孔33
は、ベースハウジング10の上面を摺動可能なスライダ
30に形成されている場合のみならず、スライダがない
ICソケットの場合には、ベースハウジング10に形成
されていてもよい。
【0026】また、突部34a,34b,34cは、ス
ライダ30の矩形状開口32の三辺周囲に設けられてい
るが、必ずしも矩形状開口32の三辺周囲に設けられる
必要はなく、スライダ30やベースハウジング10の上
面の中央領域に設けられていればよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に係るICソケットによれば、ピンコンタクト受容
孔が配置された上面よりも上方へ突出する突部が上面の
中央領域に設けられたICソケットにおいて、前記上面
上の前記突部の外縁に対応する位置に前記突部を逃がす
ための切り込みを形成した吸着用シートを前記上面に貼
付したので、吸着用シートをICソケットの上面に貼付
した状態で、吸着用シートに突部に起因して発生するし
わがなくなるとともに、ICソケットの上面と吸着用シ
ートとの間の隙間をなくすことができる。このため、チ
ップマウンタ等の表面実装装置の吸着ノズルでの吸着作
業を確実に行なうことができる。また、ICソケットの
上面と吸着用シートとの間に隙間が発生しないため、ピ
ンコンタクト受容孔内に塵が入り込むことも防止するこ
とができる。また、請求項4に係る吸着用シートにおい
ても、同様の効果を得ることができる。
【0028】また、本発明のうち請求項2に係るICソ
ケットによれば、請求項1記載の発明において、前記ピ
ンコンタクト受容孔が、前記ピンコンタクトに接触する
コンタクトを収容したベースハウジングの上面を摺動可
能なスライダの上面にマトリックス状に配置され、前記
突部が前記スライダの前記上面の中央領域に設けられれ
ているので、ベースハウジングの上面にスライダを摺動
可能に設けたICソケットにおいて、吸着用シートをス
ライダの上面に貼付した状態で、吸着用シートに突部に
起因して発生するしわがなくなるとともに、スライダの
上面と吸着用シートとの間の隙間をなくすことができ
る。
【0029】さらに、本発明のうち請求項3に係るIC
ソケットによれば、請求項1又は2記載の発明におい
て、前記突部が、前記上面の中央領域に形成された矩形
状開口の周囲に設けられ、前記吸着用シートの前記切り
込みが、前記突部の四隅部の外縁に対応する位置に形成
されているので、吸着用シートを上面に貼付した状態
で、矩形状開口に対応する吸着用シートの吸着面に突部
に起因して発生するしわがなくなるとともに、吸着用シ
ートのうちピンコンタクト受容孔が配置されている領域
部分にもしわが発生せず、上面と吸着用シートとの間に
隙間が発生しなくなる。このため、チップマウンタ等の
表面実装装置の吸着ノズルでの吸着作業を確実に行なう
ことができる。請求項5に係る吸着用シートによっても
同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るICソケットの平面図であり、ス
ライダが開位置にある状態を示している。
【図2】図1に示すICソケットから吸着用シートを取
り除いたコネクタ部の平面図で、(A)はスライダが開
位置にある状態を、(B)はスライダが閉位置にある状
態を示している。但し、図2(A)及び(B)において
は、ピンコンタクト受容孔の一部が省略されている。
【図3】スライダが開位置にある状態のコネクタ部の正
面図である。
【図4】スライダが開位置にある状態のコネクタ部の底
面図である。
【図5】図2(A)の5−5線に沿った部分断面図であ
る。
【図6】吸着用シートを示し、(A)は平面図、(B)
は(A)の6B−6B線に沿った部分断面図である。
【図7】従来例の表面実装型コネクタの斜視図である。
【図8】従来の他の例の表面実装型コネクタの分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 ICソケット 3 吸着用シート 6 切り込み 10 ベースハウジング 20 コンタクト 30 スライダ 32 矩形状開口 33 ピンコンタクト受容孔 34a,34b,34c 突部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 芳久 神奈川県川崎市高津区久本3丁目5番8 号 タイコ エレクトロニクス アンプ 株式会社内 (56)参考文献 特開2001−85130(JP,A) 特開 平8−64993(JP,A) 特開 昭59−35380(JP,A) 実開 昭63−150976(JP,U) 登録実用新案3056350(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 33/76 504

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICパッケージに形成された多数のピン
    コンタクトを受容するためのピンコンタクト受容孔が上
    面にマトリックス状に配置された表面実装型のICソケ
    ットであって、前記ピンコンタクト受容孔が配置された
    前記上面よりも上方へ突出する突部が前記上面の中央領
    域に設けられたICソケットにおいて、 前記上面上の前記突部の外縁に対応する位置に前記突部
    を逃がすための切り込みを形成した吸着用シートを前記
    上面に貼付したことを特徴とするICソケット。
  2. 【請求項2】 前記ピンコンタクト受容孔が、前記ピン
    コンタクトに接触するコンタクトを収容したベースハウ
    ジングの上面を摺動可能なスライダの上面にマトリック
    ス状に配置され、前記突部が前記スライダの前記上面の
    中央領域に設けられていることを特徴とする請求項1記
    載のICソケット。
  3. 【請求項3】 前記突部が、前記上面の中央領域に形成
    された矩形状開口の周囲に設けられ、前記吸着用シート
    の前記切り込みが、前記突部の四隅部の外縁に対応する
    位置に形成されていることを特徴とする請求項1又は2
    記載のICソケット。
  4. 【請求項4】 ICパッケージに形成された多数のピン
    コンタクトを受容するためのピンコンタクト受容孔が上
    面にマトリックス状に配置された表面実装型のICソケ
    ットであって、前記ピンコンタクト受容孔が配置された
    前記上面よりも上方へ突出する突部が前記上面の中央領
    域に設けられたICソケットに用いられる吸着用シート
    において、 前記上面上の前記突部の外縁に対応する位置に前記突部
    を逃がすための切り込みを形成すると共に前記上面に貼
    付されることを特徴とする吸着用シート。
  5. 【請求項5】 前記突部が、前記上面の中央領域に形成
    された矩形状開口の周囲に設けられ、前記切り込みが、
    前記突部の四隅部の外縁に対応する位置に形成されてい
    ることを特徴とする請求項4記載の吸着用シート。
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