JP3391160B2 - 内燃機関の排気微粒子処理装置 - Google Patents
内燃機関の排気微粒子処理装置Info
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- JP3391160B2 JP3391160B2 JP23165595A JP23165595A JP3391160B2 JP 3391160 B2 JP3391160 B2 JP 3391160B2 JP 23165595 A JP23165595 A JP 23165595A JP 23165595 A JP23165595 A JP 23165595A JP 3391160 B2 JP3391160 B2 JP 3391160B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の排気中
に含まれる排気微粒子を捕集し、捕集した排気微粒子を
処理する装置に関し、特に、排気微粒子の捕集部材の耐
久性を向上する技術に関する。
に含まれる排気微粒子を捕集し、捕集した排気微粒子を
処理する装置に関し、特に、排気微粒子の捕集部材の耐
久性を向上する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、環境保護の観点から、内燃機関の
排気中に含まれる排気微粒子〔パーティキュレート(以
下、PM)〕が大気中に排出されるのを防止するため、
排気系に設けたセラミック等からなるフィルタエレメン
ト(以下、フィルタ)によりPMを捕集除去するように
した排気微粒子処理装置が種々提案されている。
排気中に含まれる排気微粒子〔パーティキュレート(以
下、PM)〕が大気中に排出されるのを防止するため、
排気系に設けたセラミック等からなるフィルタエレメン
ト(以下、フィルタ)によりPMを捕集除去するように
した排気微粒子処理装置が種々提案されている。
【0003】しかし、捕集されたPMがフィルタに堆積
すると、フィルタが目詰まり状態となり、フィルタが大
きな通路抵抗となって排気圧力の増大を来し、機関性能
の低下、燃費の悪化等を招く。このため、従来では、ヒ
ータやバーナ等の加熱手段を設け、この加熱手段にて捕
集されたPMを燃焼させて、フィルタの再生を行うよう
にしている。
すると、フィルタが目詰まり状態となり、フィルタが大
きな通路抵抗となって排気圧力の増大を来し、機関性能
の低下、燃費の悪化等を招く。このため、従来では、ヒ
ータやバーナ等の加熱手段を設け、この加熱手段にて捕
集されたPMを燃焼させて、フィルタの再生を行うよう
にしている。
【0004】このような従来の排気微粒子処理装置にあ
ては、再生時に再生用空気が不足することから、再生効
率の低下を来す。そこで、本出願人は、再生時に、エア
ポンプを介して再生用2次空気を供給して、再生用空気
不足を解消する技術を先に提案した(特願平6−639
94号参照)。
ては、再生時に再生用空気が不足することから、再生効
率の低下を来す。そこで、本出願人は、再生時に、エア
ポンプを介して再生用2次空気を供給して、再生用空気
不足を解消する技術を先に提案した(特願平6−639
94号参照)。
【0005】しかし、かかる装置にあっては、再生用2
次空気を供給するための高価なエアポンプを設ける必要
があり、システム複雑化を来すと共に、再生の進行度合
いによって、エアポンプの吐出量が変動するため、再生
用2次空気がフィルタを通過するときの再生熱が持ち去
り量等が変動して、再生が安定しない。このため、本出
願人は、フィルタを内装するフィルタケースに外気連通
部を複数設け、再生時にフィルタケース内に自然対流を
発生させて、エアポンプ等を備えずとも、再生用空気を
良好にPMの燃焼に供することができるようにした技術
を次に提案した(特願平6−251785号参照)。
次空気を供給するための高価なエアポンプを設ける必要
があり、システム複雑化を来すと共に、再生の進行度合
いによって、エアポンプの吐出量が変動するため、再生
用2次空気がフィルタを通過するときの再生熱が持ち去
り量等が変動して、再生が安定しない。このため、本出
願人は、フィルタを内装するフィルタケースに外気連通
部を複数設け、再生時にフィルタケース内に自然対流を
発生させて、エアポンプ等を備えずとも、再生用空気を
良好にPMの燃焼に供することができるようにした技術
を次に提案した(特願平6−251785号参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな排気微粒子処理装置にあっては、同一の捕集量・圧
力損失特性を持つフィルタを組み合わせた場合、排気入
口が偏って配置されていると、図5に示すように排気入
口近傍のフィルタにPMが多く堆積してしまう。このた
め、図11に示すように、フィルタの再生時に排気入口
近傍のフィルタの温度が上がり過ぎてしまう。又、これ
を解消するには、再生間隔を短くしなければならない。
うな排気微粒子処理装置にあっては、同一の捕集量・圧
力損失特性を持つフィルタを組み合わせた場合、排気入
口が偏って配置されていると、図5に示すように排気入
口近傍のフィルタにPMが多く堆積してしまう。このた
め、図11に示すように、フィルタの再生時に排気入口
近傍のフィルタの温度が上がり過ぎてしまう。又、これ
を解消するには、再生間隔を短くしなければならない。
【0007】そこで、本発明は、以上のような従来の実
情に鑑み、排気入口近傍のフィルタエレメントと他のフ
ィルタエレメントの捕集量・圧力損失特性を独特の関係
に特定して、フィルタエレメントへの排気微粒子の堆積
量の均一化を図ることを目的とする。
情に鑑み、排気入口近傍のフィルタエレメントと他のフ
ィルタエレメントの捕集量・圧力損失特性を独特の関係
に特定して、フィルタエレメントへの排気微粒子の堆積
量の均一化を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、内燃機関の排気通路に、排気中の排気微粒子
を捕集する複数のフィルタエレメントを内装するフィル
タケースを介装接続し、捕集した排気微粒子を加熱して
燃焼除去させることにより、フィルタエレメントを再生
する再生手段を備える一方、前記排気通路とフィルタケ
ースとの接続部であって、排気通路からフィルタケース
への排気導入口が、前記複数のフィルタエレメントの何
れかの近傍に偏って設けられてなる内燃機関の排気微粒
子処理装置において、前記複数のフィルタエレメントの
うち排気導入口近傍のフィルタエレメントを、その排気
微粒子捕集容量が他のフィルタエレメントのそれよりも
小さく、かつ同一排気微粒子捕集時の圧力損失が他のフ
ィルタエレメントのそれよりも大となるように設定し
た。
る発明は、内燃機関の排気通路に、排気中の排気微粒子
を捕集する複数のフィルタエレメントを内装するフィル
タケースを介装接続し、捕集した排気微粒子を加熱して
燃焼除去させることにより、フィルタエレメントを再生
する再生手段を備える一方、前記排気通路とフィルタケ
ースとの接続部であって、排気通路からフィルタケース
への排気導入口が、前記複数のフィルタエレメントの何
れかの近傍に偏って設けられてなる内燃機関の排気微粒
子処理装置において、前記複数のフィルタエレメントの
うち排気導入口近傍のフィルタエレメントを、その排気
微粒子捕集容量が他のフィルタエレメントのそれよりも
小さく、かつ同一排気微粒子捕集時の圧力損失が他のフ
ィルタエレメントのそれよりも大となるように設定し
た。
【0009】かかる請求項1に係る発明において、捕集
能力が低いが、圧力損失の大きいフィルタエレメント
を、排気入口近傍のフィルタエレメントとして設定する
ことにより、流入する排気微粒子量に差があっても、各
フィルタエレメント夫々の排気微粒子堆積量が同等にな
り、ヒータ等による再生間隔を短縮することなく、再生
時のフィルタ温度が両フィルタエレメントとも目標温度
以下に抑えられる。
能力が低いが、圧力損失の大きいフィルタエレメント
を、排気入口近傍のフィルタエレメントとして設定する
ことにより、流入する排気微粒子量に差があっても、各
フィルタエレメント夫々の排気微粒子堆積量が同等にな
り、ヒータ等による再生間隔を短縮することなく、再生
時のフィルタ温度が両フィルタエレメントとも目標温度
以下に抑えられる。
【0010】そして、フィルタエレメントは、一般に排
気流通方向の肉厚が厚いほど排気微粒子捕集容量が大き
く、フィルタエレメント素材の密度が大きいほど、又、
フィルタエレメントを発泡体から構成した場合、その空
孔径が小さいほど、フィルタエレメントの圧力損失が大
きいという特性を有している。請求項2に係る発明は、
前記複数のフィルタエレメントのうち排気導入口近傍の
フィルタエレメントを、その排気流通方向の肉厚が他の
それよりも薄く、かつフィルタ素材の密度が他のフィル
タエレメントのそれよりも大となるように設定した。
気流通方向の肉厚が厚いほど排気微粒子捕集容量が大き
く、フィルタエレメント素材の密度が大きいほど、又、
フィルタエレメントを発泡体から構成した場合、その空
孔径が小さいほど、フィルタエレメントの圧力損失が大
きいという特性を有している。請求項2に係る発明は、
前記複数のフィルタエレメントのうち排気導入口近傍の
フィルタエレメントを、その排気流通方向の肉厚が他の
それよりも薄く、かつフィルタ素材の密度が他のフィル
タエレメントのそれよりも大となるように設定した。
【0011】請求項3に係る発明は、前記複数のフィル
タエレメントを、発泡体から形成し、該複数のフィルタ
エレメントのうち排気導入口近傍のフィルタエレメント
は、その排気流通方向の肉厚が他のそれよりも薄く、か
つ発泡体の空孔径が他のフィルタエレメントのそれより
も小さく設定した。
タエレメントを、発泡体から形成し、該複数のフィルタ
エレメントのうち排気導入口近傍のフィルタエレメント
は、その排気流通方向の肉厚が他のそれよりも薄く、か
つ発泡体の空孔径が他のフィルタエレメントのそれより
も小さく設定した。
【0012】かかる請求項2又は3に係る発明において
は、前記特性を利用して、具体的に、複数のフィルタエ
レメントのうち排気導入口近傍のフィルタエレメント
を、その排気流通方向の肉厚が他のそれよりも薄く、か
つフィルタエレメント素材の密度を他のフィルタエレメ
ントのそれよりも大となるように設定し、又は、発泡体
の空孔径を他のフィルタエレメントのそれよりも小さく
設定することによって、請求項1に係る発明の作用をよ
り効果的に奏することができる。
は、前記特性を利用して、具体的に、複数のフィルタエ
レメントのうち排気導入口近傍のフィルタエレメント
を、その排気流通方向の肉厚が他のそれよりも薄く、か
つフィルタエレメント素材の密度を他のフィルタエレメ
ントのそれよりも大となるように設定し、又は、発泡体
の空孔径を他のフィルタエレメントのそれよりも小さく
設定することによって、請求項1に係る発明の作用をよ
り効果的に奏することができる。
【0013】請求項4に係る発明は、前記複数のフィル
タエレメントを、中空円筒形状に形成した。かかる請求
項4に係る発明において、フィルタエレメントを、中空
円筒形状に形成した場合、円筒の肉厚が適宜設定され
る。請求項5に係る発明は、前記複数のフィルタエレメ
ントは、繊維を芯材に巻いて中空円筒形状に形成され、
該複数のフィルタエレメントのうち排気導入口近傍のフ
ィルタエレメントは、半径方向繊維の巻き数を少なくし
て肉厚が他のフィルタエレメントのそれよりも薄く、か
つ軸方向の繊維の巻きピッチが小さく設定した。
タエレメントを、中空円筒形状に形成した。かかる請求
項4に係る発明において、フィルタエレメントを、中空
円筒形状に形成した場合、円筒の肉厚が適宜設定され
る。請求項5に係る発明は、前記複数のフィルタエレメ
ントは、繊維を芯材に巻いて中空円筒形状に形成され、
該複数のフィルタエレメントのうち排気導入口近傍のフ
ィルタエレメントは、半径方向繊維の巻き数を少なくし
て肉厚が他のフィルタエレメントのそれよりも薄く、か
つ軸方向の繊維の巻きピッチが小さく設定した。
【0014】かかる請求項5に係る発明においては、フ
ィルタエレメントを繊維を芯材に巻いて中空円筒形状に
形成した場合、フィルタエレメント素材の巻きピッチが
小さいほど、通気抵抗が大きく、フィルタエレメントの
圧力損失が大きいという特性を利用して、具体的に、複
数のフィルタエレメントのうち排気導入口近傍のフィル
タエレメントは、半径方向繊維の巻き数を少なくして肉
厚が他のフィルタエレメントのそれよりも薄く、かつ軸
方向の繊維の巻きピッチが小さく設定することにより、
請求項1に係る発明の作用をより効果的に奏することが
できる。
ィルタエレメントを繊維を芯材に巻いて中空円筒形状に
形成した場合、フィルタエレメント素材の巻きピッチが
小さいほど、通気抵抗が大きく、フィルタエレメントの
圧力損失が大きいという特性を利用して、具体的に、複
数のフィルタエレメントのうち排気導入口近傍のフィル
タエレメントは、半径方向繊維の巻き数を少なくして肉
厚が他のフィルタエレメントのそれよりも薄く、かつ軸
方向の繊維の巻きピッチが小さく設定することにより、
請求項1に係る発明の作用をより効果的に奏することが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明を詳述する。図1において、図示しない内燃機関
のエキゾーストマニホールドに接続される排気通路には
フィルタケース1が介装される。このフィルタケース1
の一端部下側には、排気通路からの排気の導入口2が形
成され、他端部上側には、主排気口3が形成されてい
る。又、フィルタケース1の排気導入口2側の端部の下
側と主排気口3側の端部の上側には、夫々連通口4,5
が開設されている。
本発明を詳述する。図1において、図示しない内燃機関
のエキゾーストマニホールドに接続される排気通路には
フィルタケース1が介装される。このフィルタケース1
の一端部下側には、排気通路からの排気の導入口2が形
成され、他端部上側には、主排気口3が形成されてい
る。又、フィルタケース1の排気導入口2側の端部の下
側と主排気口3側の端部の上側には、夫々連通口4,5
が開設されている。
【0016】かかるフィルタケース1内には、上側と下
側の2つの中空円筒状の多孔質性のフィルタ6,7が並
列して配設されている。各フィルタ6,7の内周面側に
は、夫々フィルタ再生手段としてのヒータ8,9が装着
されている。このヒータ8,9は、PMを燃焼させるた
めのものであり、SUS系統或いはFe−Cr−Al系
統、又はNi−Cr−Fe系統の電気発熱体を用いて形
成され、多数の排気通気孔を有している。
側の2つの中空円筒状の多孔質性のフィルタ6,7が並
列して配設されている。各フィルタ6,7の内周面側に
は、夫々フィルタ再生手段としてのヒータ8,9が装着
されている。このヒータ8,9は、PMを燃焼させるた
めのものであり、SUS系統或いはFe−Cr−Al系
統、又はNi−Cr−Fe系統の電気発熱体を用いて形
成され、多数の排気通気孔を有している。
【0017】又、前記両フィルタ6,7の排気導入口2
側の端部は開放され、主排気口3側の端部は閉塞されて
いる。かかる各フィルタ6,7は、中空円筒状遮熱用鞘
10,11内に収納されており、各遮熱用鞘10,11
の周壁には2つの連通口10A,10Bと11A,11
Bが開設されている。
側の端部は開放され、主排気口3側の端部は閉塞されて
いる。かかる各フィルタ6,7は、中空円筒状遮熱用鞘
10,11内に収納されており、各遮熱用鞘10,11
の周壁には2つの連通口10A,10Bと11A,11
Bが開設されている。
【0018】そして、フィルタ6,7において、内燃機
関からの排気がその開放端から内側へと導入され、この
導入された排気が、外周側へと通過するようになってお
り、内側から外側に排気が通過する間に、PMが捕集さ
れるようになっている。上記の構成においては、排気通
路とフィルタケース1との接続部であって、排気通路か
らフィルタケース1への排気導入口2が、前記下側のフ
ィルタ7に偏って設けられている。
関からの排気がその開放端から内側へと導入され、この
導入された排気が、外周側へと通過するようになってお
り、内側から外側に排気が通過する間に、PMが捕集さ
れるようになっている。上記の構成においては、排気通
路とフィルタケース1との接続部であって、排気通路か
らフィルタケース1への排気導入口2が、前記下側のフ
ィルタ7に偏って設けられている。
【0019】即ち、下側のフィルタ7は排気導入口2側
に設けられている。一方、各フィルタ6,7の閉塞端部
には、前記ヒータ8,9に通電するための電極12,1
3が設けられ、該電極12,13はフィルタケース1と
は電気的に絶縁されて外部に導出されるようになってい
る。各フィルタ6,7の開放端部は、フィルタケース1
によって接地されている。
に設けられている。一方、各フィルタ6,7の閉塞端部
には、前記ヒータ8,9に通電するための電極12,1
3が設けられ、該電極12,13はフィルタケース1と
は電気的に絶縁されて外部に導出されるようになってい
る。各フィルタ6,7の開放端部は、フィルタケース1
によって接地されている。
【0020】前記電極12,13は、再生スイッチ1
4、再生用タイマ・リレー15、再生警告ランプ16等
からなるヒータ駆動回路17を介してバッテリ18に接
続され、後述するように所定条件の下、内燃機関の運転
停止時にバッテリ18を介して所定時間、例えば10分
間通電加熱さるようになっている。尚、フィルタケース
1内のフィルタ6,7の上流側の通路には、フィルタ
6,7の再生時期を検出する排気圧力センサ19が設け
られており、該排気圧力センサ19等でフィルタ再生時
期検出手段が構成される。
4、再生用タイマ・リレー15、再生警告ランプ16等
からなるヒータ駆動回路17を介してバッテリ18に接
続され、後述するように所定条件の下、内燃機関の運転
停止時にバッテリ18を介して所定時間、例えば10分
間通電加熱さるようになっている。尚、フィルタケース
1内のフィルタ6,7の上流側の通路には、フィルタ
6,7の再生時期を検出する排気圧力センサ19が設け
られており、該排気圧力センサ19等でフィルタ再生時
期検出手段が構成される。
【0021】かかる構成の排気微粒子処理装置の作用を
説明すると、フィルタ6,7でPMを捕集する場合は、
フィルタ6,7に排気を通過させる。又、フィルタ6,
7が再生時期の場合、機関を停止し、ヒータ駆動回路1
7を機関の停止後に駆動して、ヒータ8,9に通電を行
って、フィルタ6,7の再生を開始する。ヒータ8,9
への通電によって、フィルタ6,7が加熱され、該フィ
ルタ6,7に捕集堆積したPMが燃焼除去される。
説明すると、フィルタ6,7でPMを捕集する場合は、
フィルタ6,7に排気を通過させる。又、フィルタ6,
7が再生時期の場合、機関を停止し、ヒータ駆動回路1
7を機関の停止後に駆動して、ヒータ8,9に通電を行
って、フィルタ6,7の再生を開始する。ヒータ8,9
への通電によって、フィルタ6,7が加熱され、該フィ
ルタ6,7に捕集堆積したPMが燃焼除去される。
【0022】ここで、請求項1に係る発明の実施形態に
おいては、前述したように、排気通路からフィルタケー
ス1への排気導入口2が、前記下側のフィルタ7に偏っ
て設けられている構成を前提として、2つのフィルタ
6,7のうち排気導入口2近傍のフィルタ7を、そのP
M捕集容量が他のフィルタ6のそれよりも小さく、かつ
同一PM捕集時の圧力損失(以下、圧損と言う)が他の
フィルタ6のそれよりも大となるように設定してある。
おいては、前述したように、排気通路からフィルタケー
ス1への排気導入口2が、前記下側のフィルタ7に偏っ
て設けられている構成を前提として、2つのフィルタ
6,7のうち排気導入口2近傍のフィルタ7を、そのP
M捕集容量が他のフィルタ6のそれよりも小さく、かつ
同一PM捕集時の圧力損失(以下、圧損と言う)が他の
フィルタ6のそれよりも大となるように設定してある。
【0023】フィルタは、一般に排気流通方向の肉厚が
厚いほどPM捕集容量が大きく、フィルタ素材の密度が
大きいほどフィルタの圧損が大きいという特性を有して
いる(図4(A),(B)参照)。従って、請求項2に
係る発明の実施形態においては、図2に示すように、下
側フィルタ7の厚みtをt1 とすると共に、密度γをγ
1 とし、図3に示すように、上側フィルタ6の厚みtを
t2 とすると共に、密度γをγ2 としたとき、t1<t
2 ,γ1 <γ2 の関係に設定してある。
厚いほどPM捕集容量が大きく、フィルタ素材の密度が
大きいほどフィルタの圧損が大きいという特性を有して
いる(図4(A),(B)参照)。従って、請求項2に
係る発明の実施形態においては、図2に示すように、下
側フィルタ7の厚みtをt1 とすると共に、密度γをγ
1 とし、図3に示すように、上側フィルタ6の厚みtを
t2 とすると共に、密度γをγ2 としたとき、t1<t
2 ,γ1 <γ2 の関係に設定してある。
【0024】図5(A),(B)は、従来例におけるフ
ィルタケースへの流入PM量と、PM堆積量及びフィル
タ圧損との関係を示す図であり、かかる図からも明らか
なように、再生時期をフィルタ2本平均の圧損で検出し
ているため、排気導入口が各フィルタに対して偏って配
置されている場合、各フィルタへの流入PM量に差が生
じ、同じ捕集量・圧損特性を有するフィルタを組み合わ
せると、PM堆積量にアンバランスが生じ、一方のフィ
ルタは、目標とするPM堆積量を著しく越える。
ィルタケースへの流入PM量と、PM堆積量及びフィル
タ圧損との関係を示す図であり、かかる図からも明らか
なように、再生時期をフィルタ2本平均の圧損で検出し
ているため、排気導入口が各フィルタに対して偏って配
置されている場合、各フィルタへの流入PM量に差が生
じ、同じ捕集量・圧損特性を有するフィルタを組み合わ
せると、PM堆積量にアンバランスが生じ、一方のフィ
ルタは、目標とするPM堆積量を著しく越える。
【0025】これに対して、図6(A),(B)は、上
記実施形態におけるフィルタケースへの流入PM量と、
PM堆積量及びフィルタ圧損との関係を示す図であり、
かかる図からも明らかなように、排気流通方向の肉厚が
厚いほどPM捕集容量が大きく、フィルタ素材の密度が
大きいほどフィルタの圧損が大きいという特性を利用し
て、捕集能力が低いが、圧損の大きいフィルタを、排気
入口近傍の下側フィルタ7にすることにより、流入する
PM量に差があっても(下側フィルタ7の方が上側フィ
ルタ6よりもPM流入量が多い)、上側フィルタ6と下
側フィルタ7夫々のPM堆積量を同等にすることがで
き、ヒータによる再生間隔を短縮することなく、再生時
のフィルタ温度を両フィルタ6,7とも目標温度以下に
抑えることができる。
記実施形態におけるフィルタケースへの流入PM量と、
PM堆積量及びフィルタ圧損との関係を示す図であり、
かかる図からも明らかなように、排気流通方向の肉厚が
厚いほどPM捕集容量が大きく、フィルタ素材の密度が
大きいほどフィルタの圧損が大きいという特性を利用し
て、捕集能力が低いが、圧損の大きいフィルタを、排気
入口近傍の下側フィルタ7にすることにより、流入する
PM量に差があっても(下側フィルタ7の方が上側フィ
ルタ6よりもPM流入量が多い)、上側フィルタ6と下
側フィルタ7夫々のPM堆積量を同等にすることがで
き、ヒータによる再生間隔を短縮することなく、再生時
のフィルタ温度を両フィルタ6,7とも目標温度以下に
抑えることができる。
【0026】次に、請求項3に係る発明の実施形態にお
いては、前記2つのフィルタ6,7を、夫々発泡体から
形成し、2つのフィルタ6,7のうち排気導入口2近傍
の下側フィルタ7を、その排気流通方向の肉厚が他のそ
れよりも薄く、かつ発泡体の空孔径が上側フィルタ6の
それよりも小さく設定するようにしている。即ち、前記
発泡体としては、素材に空孔を有し、空孔の大きさ、密
度が自由に変えられるものを適用し、例えば、セラミッ
ク、焼結金属、発泡金属、Sic等を用いる。
いては、前記2つのフィルタ6,7を、夫々発泡体から
形成し、2つのフィルタ6,7のうち排気導入口2近傍
の下側フィルタ7を、その排気流通方向の肉厚が他のそ
れよりも薄く、かつ発泡体の空孔径が上側フィルタ6の
それよりも小さく設定するようにしている。即ち、前記
発泡体としては、素材に空孔を有し、空孔の大きさ、密
度が自由に変えられるものを適用し、例えば、セラミッ
ク、焼結金属、発泡金属、Sic等を用いる。
【0027】フィルタ6,7の保持は、金属素材の場合
は、溶接により行い、非金属は両端部をガスケット等を
介してケース内に保持する構造とする。従って、図7に
示すように、下側フィルタ7の厚みtをt1 とすると共
に、その空孔径dをd1 とし、図8に示すように、上側
フィルタ6の厚みtをt2 とすると共に、その空孔径d
をd2 としたとき、t1 <t2 ,d1 <d2 の関係に設
定してある。
は、溶接により行い、非金属は両端部をガスケット等を
介してケース内に保持する構造とする。従って、図7に
示すように、下側フィルタ7の厚みtをt1 とすると共
に、その空孔径dをd1 とし、図8に示すように、上側
フィルタ6の厚みtをt2 とすると共に、その空孔径d
をd2 としたとき、t1 <t2 ,d1 <d2 の関係に設
定してある。
【0028】かかる実施形態の構成においては、排気流
通方向の肉厚が厚いほどPM捕集容量が大きく、フィル
タ素材の空孔径が小さいほどフィルタの圧損が大きいと
いう特性を利用して、捕集能力が低いが、圧損の大きい
フィルタを、排気入口近傍の下側フィルタ7にすること
により、再生時のフィルタ温度を両フィルタ6,7とも
目標温度以下に抑えることができる。
通方向の肉厚が厚いほどPM捕集容量が大きく、フィル
タ素材の空孔径が小さいほどフィルタの圧損が大きいと
いう特性を利用して、捕集能力が低いが、圧損の大きい
フィルタを、排気入口近傍の下側フィルタ7にすること
により、再生時のフィルタ温度を両フィルタ6,7とも
目標温度以下に抑えることができる。
【0029】次に、請求項5に係る発明の実施形態にお
いては、2つのフィルタ6,7を、耐熱・耐酸化性に優
れた繊維、例えば、セラミック、ガラスファイバー等を
芯材に巻いて中空円筒形状に形成し、該2つのフィルタ
6,7のうち排気導入口2近傍の下側フィルタ7を、半
径方向繊維の巻き数を少なくして肉厚が上側フィルタ6
のそれよりも薄く、かつ軸方向の繊維の巻きピッチが小
さく設定してある。
いては、2つのフィルタ6,7を、耐熱・耐酸化性に優
れた繊維、例えば、セラミック、ガラスファイバー等を
芯材に巻いて中空円筒形状に形成し、該2つのフィルタ
6,7のうち排気導入口2近傍の下側フィルタ7を、半
径方向繊維の巻き数を少なくして肉厚が上側フィルタ6
のそれよりも薄く、かつ軸方向の繊維の巻きピッチが小
さく設定してある。
【0030】即ち、図9に示すように、下側フィルタ7
の厚みtをt1 とすると共に、その巻きピッチpをp1
とし、図9に示すように、上側フィルタ6の厚みtをt
2 とすると共に、その巻きピッチpをp2 としたとき、
t1 <t2 ,p1 <p2 の関係に設定してある。かかる
実施形態の構成においても、上述したように、排気流通
方向の肉厚が厚いほどPM捕集容量が大きく、フィルタ
素材の巻きピッチが小さいほど、通気抵抗が大きく、フ
ィルタの圧損が大きいという特性を利用して、捕集能力
が低いが、圧損の大きいフィルタを、排気導入口2近傍
の下側フィルタ7にすることにより、再生時のフィルタ
温度を両フィルタとも目標温度以下に抑えることができ
る。
の厚みtをt1 とすると共に、その巻きピッチpをp1
とし、図9に示すように、上側フィルタ6の厚みtをt
2 とすると共に、その巻きピッチpをp2 としたとき、
t1 <t2 ,p1 <p2 の関係に設定してある。かかる
実施形態の構成においても、上述したように、排気流通
方向の肉厚が厚いほどPM捕集容量が大きく、フィルタ
素材の巻きピッチが小さいほど、通気抵抗が大きく、フ
ィルタの圧損が大きいという特性を利用して、捕集能力
が低いが、圧損の大きいフィルタを、排気導入口2近傍
の下側フィルタ7にすることにより、再生時のフィルタ
温度を両フィルタとも目標温度以下に抑えることができ
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、流入する排気微粒子量に差があっても、各
フィルタエレメント夫々の排気微粒子堆積量が同等にな
り、再生間隔を短縮することなく、再生時のフィルタエ
レメント温度が両エレメントフィルタとも目標温度以下
に抑えることができる。
明によれば、流入する排気微粒子量に差があっても、各
フィルタエレメント夫々の排気微粒子堆積量が同等にな
り、再生間隔を短縮することなく、再生時のフィルタエ
レメント温度が両エレメントフィルタとも目標温度以下
に抑えることができる。
【0032】請求項2又は3に係る発明によれば、具体
的に、複数のフィルタエレメントのうち排気導入口近傍
のフィルタエレメントを、その排気流通方向の肉厚が他
のそれよりも薄く、かつフィルタ素材の密度を他のフィ
ルタエレメントのそれよりも大となるように設定し、又
は、発泡体の空孔径を他のフィルタエレメントのそれよ
りも小さく設定することによって、請求項1に係る発明
の作用をより効果的に奏することができる。
的に、複数のフィルタエレメントのうち排気導入口近傍
のフィルタエレメントを、その排気流通方向の肉厚が他
のそれよりも薄く、かつフィルタ素材の密度を他のフィ
ルタエレメントのそれよりも大となるように設定し、又
は、発泡体の空孔径を他のフィルタエレメントのそれよ
りも小さく設定することによって、請求項1に係る発明
の作用をより効果的に奏することができる。
【0033】請求項4に係る発明によれば、フィルタエ
レメントを、中空円筒形状に形成した場合、円筒の肉厚
が適宜設定することにより、排気微粒子捕集容量を変更
できる。請求項5に係る発明によれば、フィルタエレメ
ントを繊維を芯材に巻いて中空円筒形状に形成した場
合、フィルタエレメント素材の巻きピッチが小さいほ
ど、通気抵抗が大きく、フィルタエレメントの圧力損失
が大きいという特性を利用して、具体的に、複数のフィ
ルタエレメントのうち排気導入口近傍のフィルタエレメ
ントは、半径方向繊維の巻き数を少なくして肉厚が他の
フィルタエレメントのそれよりも薄く、かつ軸方向の繊
維の巻きピッチが小さく設定することにより、請求項1
に係る発明の作用をより効果的に奏することができる。
レメントを、中空円筒形状に形成した場合、円筒の肉厚
が適宜設定することにより、排気微粒子捕集容量を変更
できる。請求項5に係る発明によれば、フィルタエレメ
ントを繊維を芯材に巻いて中空円筒形状に形成した場
合、フィルタエレメント素材の巻きピッチが小さいほ
ど、通気抵抗が大きく、フィルタエレメントの圧力損失
が大きいという特性を利用して、具体的に、複数のフィ
ルタエレメントのうち排気導入口近傍のフィルタエレメ
ントは、半径方向繊維の巻き数を少なくして肉厚が他の
フィルタエレメントのそれよりも薄く、かつ軸方向の繊
維の巻きピッチが小さく設定することにより、請求項1
に係る発明の作用をより効果的に奏することができる。
【図1】 請求項1に係る発明の一実施形態の概略図
【図2】 請求項2に係る発明の一実施形態における下
側フィルタの構成を示す図で、(A)は平面図、(B)
は側面断面図
側フィルタの構成を示す図で、(A)は平面図、(B)
は側面断面図
【図3】 請求項2に係る発明の一実施形態における上
側フィルタの構成を示す側面断面図
側フィルタの構成を示す側面断面図
【図4】 フィルタへの流入PM量と、PM堆積量とフ
ィルタ圧損の関係を示す特性図
ィルタ圧損の関係を示す特性図
【図5】 従来例におけるフィルタケースへの流入PM
量と、PM堆積量及びフィルタ圧損との関係を示す特性
図
量と、PM堆積量及びフィルタ圧損との関係を示す特性
図
【図6】 請求項2に係る発明の実施形態におけるフィ
ルタケースへの流入PM量と、PM堆積量及びフィルタ
圧損との関係を示す特性図
ルタケースへの流入PM量と、PM堆積量及びフィルタ
圧損との関係を示す特性図
【図7】 請求項3に係る発明の一実施形態における下
側フィルタの構成を示す図で、(A)は平面図、(B)
は側面断面図
側フィルタの構成を示す図で、(A)は平面図、(B)
は側面断面図
【図8】 請求項3に係る発明の一実施形態における上
側フィルタの構成を示す側面断面図
側フィルタの構成を示す側面断面図
【図9】 請求項5に係る発明の一実施形態における下
側フィルタの構成を示す図で、(A)は平面図、(B)
は側面断面図
側フィルタの構成を示す図で、(A)は平面図、(B)
は側面断面図
【図10】 請求項5に係る発明の一実施形態における上
側フィルタの構成を示す図で、(A)は平面図、(B)
は側面断面図
側フィルタの構成を示す図で、(A)は平面図、(B)
は側面断面図
【図11】 従来の問題点を説明する特性図
1 フィルタケース
2 排気導入口
6 上側フィルタ
7 下側フィルタ
8,9 ヒータ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭58−28505(JP,A)
特開 平1−143618(JP,A)
特開 平4−231614(JP,A)
特開 平6−264711(JP,A)
特開 平6−264721(JP,A)
特開 平7−34855(JP,A)
特開 平7−54636(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F01N 3/02
Claims (5)
- 【請求項1】内燃機関の排気通路に、排気中の排気微粒
子を捕集する複数のフィルタエレメントを内装するフィ
ルタケースを介装接続し、捕集した排気微粒子を加熱し
て燃焼除去させることにより、フィルタエレメントを再
生する再生手段を備える一方、前記排気通路とフィルタ
ケースとの接続部であって、排気通路からフィルタケー
スへの排気導入口が、前記複数のフィルタエレメントの
何れかの近傍に偏って設けられてなる内燃機関の排気微
粒子処理装置において、 前記複数のフィルタエレメントのうち排気導入口近傍の
フィルタエレメントを、その排気微粒子捕集容量が他の
フィルタエレメントのそれよりも小さく、かつ同一排気
微粒子捕集時の圧力損失が他のフィルタエレメントのそ
れよりも大となるように設定したことを特徴とする内燃
機関の排気微粒子処理装置。 - 【請求項2】前記複数のフィルタエレメントのうち排気
導入口近傍のフィルタエレメントは、その排気流通方向
の肉厚が他のそれよりも薄く、かつフィルタ素材の密度
が他のフィルタエレメントのそれよりも大となるように
設定されたことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の
排気微粒子処理装置。 - 【請求項3】前記複数のフィルタエレメントは、発泡体
から形成され、該複数のフィルタエレメントのうち排気
導入口近傍のフィルタエレメントは、その排気流通方向
の肉厚が他のそれよりも薄く、かつ発泡体の空孔径が他
のフィルタエレメントのそれよりも小さく設定されたこ
とを特徴とする請求項1記載の内燃機関の排気微粒子処
理装置。 - 【請求項4】前記複数のフィルタエレメントは、中空円
筒形状に形成されたことを特徴とする請求項1〜3のう
ちいずれか1つに記載の内燃機関の排気微粒子処理装
置。 - 【請求項5】前記複数のフィルタエレメントは、繊維を
芯材に巻いて中空円筒形状に形成され、該複数のフィル
タエレメントのうち排気導入口近傍のフィルタエレメン
トは、半径方向繊維の巻き数を少なくして肉厚が他のフ
ィルタエレメントのそれよりも薄く、かつ軸方向の繊維
の巻きピッチが小さく設定されたことを特徴とする請求
項1記載の内燃機関の排気微粒子処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23165595A JP3391160B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 内燃機関の排気微粒子処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23165595A JP3391160B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 内燃機関の排気微粒子処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0979025A JPH0979025A (ja) | 1997-03-25 |
JP3391160B2 true JP3391160B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=16926903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23165595A Expired - Fee Related JP3391160B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 内燃機関の排気微粒子処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3391160B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4645639B2 (ja) * | 2007-11-27 | 2011-03-09 | トヨタ自動車株式会社 | 排気浄化装置 |
JP5704548B1 (ja) * | 2014-04-24 | 2015-04-22 | 株式会社深井製作所 | キャタライザエレメント及びキャタライザ |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP23165595A patent/JP3391160B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0979025A (ja) | 1997-03-25 |
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