JP3385587B2 - ポリサクシンイミド及びポリアスパラギン酸の製造方法 - Google Patents
ポリサクシンイミド及びポリアスパラギン酸の製造方法Info
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Description
120℃から200℃の温度で、押出機中でポリサクシン
イミドおよびポリアスパラギン酸およびそれらの塩類を
製造する方法に関する。
体類の製造及びその用途は数多くの刊行物や特許の対象
になってきており、またその製造はアスパラギン酸の熱
重縮合により行われている(J.Org.Chem.2
6,1084(1961))。
とアンモニアから製造する方法が米国特許第4,839,
461号(=ヨーロッパ特許公開第0256366号)
に記載されている。無水マレイン酸に濃厚なアンモニア
溶液を加えてモノアンモニウム塩を水性媒体中で生成さ
せ、該モノアンモニウム塩を熔融重合してポリサクシン
イミドとし、さらにそれを加水分解することでPAAま
たはPAA塩類にすることができる。
特開昭59−60160号公報)からアミノ酸類がリン
ゴ酸、マレイン酸及び/またはフマル酸の誘導体類と共
に100℃から225℃の温度で重縮合することができ
ることが知られている。米国特許第4,696,981号
明細書によれば、このような反応にマイクロ波が利用さ
れている。
号(=米国特許第3,846,380号)明細書には、ポ
リアミノ酸誘導体類、具体的にはポリアスパラギン酸誘
導体類の製造方法が記載されている。この特許によれば
マレイン酸誘導体類(モノアンモニウム塩およびモノア
ミド)ならびにアスパラギン酸を熱重合させてポリサク
シンイミド中間体を製造している。該ポリサクシンイミ
ドを適当な溶媒中でアミン類と反応させることで所望の
誘導体にすることができる(該明細書中の実施例2〜4
参照)。
号(米国特許第4,839,461号)明細書によれば、
ポリアスパラギン酸は水中でのスケール防止またはスケ
ール沈着物の除去に用いられる。米国特許第5,116,
513号明細書とヨーロッパ特許出願公開第454,1
26号明細書によれば、ポリアスパラギン酸及びその塩
は洗浄剤類や肥料類の活性成分である。
水、またはモノアンモニウム塩またはモノアミドのよう
なマレイン酸の誘導体類、およびそれに該当するフマル
酸の誘導体類および、例えば、反応混合物の熔融温度を
下げるマレイン酸モノアンモニウム塩/マレイン酸ジア
ンモニウム塩またはマレイン酸モノアミド/マレイン酸
モノアンモニウムのような混合物 からポリサクシンイ
ミドおよびポリアスパラギン酸を製造する方法を提供す
るものであり、これら出発原料類を、場合によっては連
続的に、反応機内で好ましくは120℃から200℃、
特に150℃から180℃で、滞留時間を特に0.5分
から300分にして、熱重合させ、得られた生成物を場
合によっては加水分解してポリアスパラギン酸またはそ
の塩にすることを特徴としている。
した出発原料類からポリサクシンイミドおよびポリアス
パラギン酸の改良された製造方法を提供するものであ
り、該出発原料類を塊状で、もしくは適当な溶媒に溶解
して、押出機中で、特に2軸スクリュウ押出機、好まし
くは自己洗浄能力を持った2軸押出機中で、120℃か
ら200℃、好ましくは120℃から180℃、特に好
ましくは150℃から180℃に加熱して、滞留時間を
0.5から300分、好ましくは1から60分、特に好
ましくは2から20分にして、連続的に重合し、得られ
るポリサクシンイミドを、場合によっては、加水分解で
ポリアスパラギン酸またはその塩類に変換することを特
徴としている。
ュウ押出機を用いる特に好ましい実施態様では、スクリ
ュウ及びジャケットは共に、好ましくは一定温度を確実
に維持できる熱伝達媒体で、内部から加熱することがで
きる。さらに、幾つかの独立した加熱回路による加熱が
考えられるが、その方法によれば該反応機中に異なる温
度域を作り出すことができ、温度勾配を設けることが可
能である。
離のポリアスパラギン酸を意味すると同時にその塩をも
意味している。
されるポリサクシンイミドは、本質的には次の構造のサ
クシンイミド繰り返し単位を含んでいる:
より、例えば、さらに a)次式で示されるアスパラギン酸単位
単位
酸は、好ましい態様では、一般的には少なくとも50%
がβ−型である本質的にはa)で特定される繰り返し単
位を含んでおり、場合によっては前に特定した他の構造
をさらに含んでいる。
また完全加水分解の後では、HPLC、GCおよびGC
/MSで行うのが好ましい。
イン酸モノアミドまたはマレイン酸モノアンモニウム
塩、は別工程で製造することができ、乾燥した純粋な物
質として、また溶液として、またはより低い融点を持つ
混合物として重合される。
ー)または連続的(単軸または2軸の高粘度用反応機類
例えばリスト(List)社製のディスコサーム機やオ
ールファーゼンコンチ機、スクリュー機器類、好ましく
は自己洗浄能力を持つ多軸スクリュー機類、またはベル
ト型反応器)に操作される適当な反応器中で、滞留時間
を0.5から300分、好ましくは1から60分とし
て、150から180℃の温度(好ましくは160から
180℃)で、場合によっては真空中で、熱重合するこ
とで重合生成物(ポリサクシンイミド)にすることがで
きる。また該重合生成物は塩基中に溶解することで相当
するアスパラギン酸の塩にすることができる。
用反応機類ならばいづれも使用することができるが、大
きな反応容積を持つもの、また生成物などと接触する表
面を動的に自己洗浄する能力を持つもの、軸(シャフ
ト)を加熱できるものなどが好適である。耐腐食性の面
から、機器類は例えばステンレススチールのような耐腐
食性材料で製作されていることが使用上好ましい。
(2)に沿って反応器内を通過し、再び生成物出口
(3)から出てくる。冷却または加熱媒体は(4)より
供給され(5)より出てくる。軸(シャフト)はギァー
ボックス(7)を経てモーター(6)により駆動され
る。生成した蒸気およびガスはガス排出口(8、9)よ
り排出される。
浄型”スクリュー機を使用できる:該“自己洗浄型”と
は、連続的に自己洗浄する共回転スクリュー機のことで
あり、加熱、冷却用熱伝達媒体が通過する中空の軸を持
っている。
ている中空のスクリューにより該機械のバレルの中を連
続的に運搬される。またスクリュー軸の上部には蒸気類
を排出するためのガス空間がある。
れ、生成物の出口近くで螺旋翼の最後の中空戻り部に入
り、該螺旋翼の中空戻り部をバレル内で輸送されている
生成物の流れに対し反対向きに流れる。 生成する水蒸
気は生成物の流れ方向に排出される。
方のスクリューが他方のスクリューを連続的に洗浄でき
るように自己洗浄回転する設計になっている。一方の中
空軸の螺旋翼は、ある一定の遊びを以外は、他方の螺旋
翼の隙間中を他方のスクリューの中空軸までいっぱいに
突き出している。該中空軸はかたどった金属板を溶接す
ることでつくられ、一般的には引き続いての機械加工は
なされない。
熱された表面に粘着したり、特に該表面上に固い皮をつ
くったりして取り扱いが難しいものを加工処理するのに
特に好適である。該生成物は2本の中空スクリューの螺
旋翼の間隙中を開口した8の字を描くように運ばれる。
該生成物は中空スクリューを適切な速度にして該中空ス
クリューの作業領域で混合される。
onti”.スクリュー熱交換器類やポリマー加工用ス
クリュー機器などの他の大容積型高粘度反応機もまた使
用できる。
せて得られる粗溶液を、上述した高粘度反応機類に直接
供給するのが有利である。使用する粗溶液はマレイン酸
アンモニウムの含有量を50%ないしそれ以上にしても
よい。ここでは重合と水除去を同時に行うことが有利で
ある。この水は溶媒としての機能および上述した反応器
類の特に良好な熱伝達性能をも維持するという2つの機
能を持っている。この機能により重合温度をかなり低下
させることができ、該反応を120℃と180℃の間、
好ましくは140℃から155℃、で行うことができ
る。この水は重合期間中に完全に除去することができ
る。その結果、主にポリサクシンイミドからなる乾燥し
た粉状物が得られる。一部の水を反応混合物中に残すこ
とよりなる一別法があるが、その方法では、残留してい
る水量にもよるが、粘ちょうな塊またはいろいろな割合
に混ざったポリアスパラギン酸、ポリサクシンイミドの
混合物を含んでなる溶液が得られる。この別法では得ら
れる生成物が水により容易に溶解できるため、より容易
に該塩に変換できる利点を持っている。該マレイン酸誘
導体類は上述した反応器類中で0.5分から300分、
好ましくは1分から60分、特に好ましくは2分から2
0分、滞留される。
くは40℃から70℃、特に好ましくは50℃から70
℃、で塩基中に溶解することで、相当するポリアスパラ
ギン酸塩に変換される。また水中で80℃〜100℃で
加水分解したり、該塩を酸または酸型イオン交換樹脂で
処理することにより遊離のポリアスパラギン酸を得るこ
ともまた可能である。生成物をスプレー乾燥することで
微細な粉として得ることができる。
ム塩)は分散剤および金属イオン封鎖剤、および腐食防
止剤としての性質を有しており、その方面に使用され
る。さらに抗菌活性、すなわち真菌類やバクテリアに対
する活性、を持っていることも挙げられる。
分析によれば、生成した該ポリマーが、例えば滞留時間
や熱重合時間などの反応条件に応じて、異なる鎖長と分
子量を持つことが分かる。(Mw=500〜10,00
0 、好ましくは1000〜5000、特に好ましくは
2000〜4000)本発明の化合物類は、特に、分散
剤、洗浄剤添加剤、金属イオン封鎖剤、スケール防止
剤、腐食防止剤、特に真鍮用腐食防止剤、微生物殺菌剤
として、また肥料中に使用される。
反応を実施した。該“自己洗浄型”反応器は連続的に自
己洗浄を行う共回転型スクリュー機であり、中空軸を備
えている。また中空軸およびケーシングのジャケットの
両方に、加熱、冷却のための熱伝達媒体が流れるように
なっている。
達媒体はまず最初に中空軸中を流れ、次に生成物の出口
近くで螺旋翼の最後の中空戻り部に入り、バレル中を輸
送される生成物の流れとは向流になるよう、螺旋翼の戻
り部中を流れる。
口を多数備えている。これらにより反応混合物中の水ま
たは水蒸気が所望の量に制御される。“自己洗浄型”反
応器の中空スクリューは自己洗浄回転をする側面も持っ
ておおり、一方の中空スクリューの螺旋翼は、ある程度
の遊びを除いて、他方のスクリューの螺旋翼の隙間にい
っぱいに突き出している。一方の遊びである2本の中空
軸間の遊び、他方の遊びである中空軸とバレル間の遊び
ともに約3mmである。 使用した装置は次の諸元を持
っている: L = 900mm、 D = 100mm実施例 1 マレイン酸モノアミドからのポリサクシンイミドの製造 16kgのマレイン酸モノアミド(139.1モル、融
点166℃)を連続的に輸送スクリューを用いて、17
2℃〜174℃に設定された該スクリュー機の混合部に
注入速度 7kg/時で導入した。該混合部において、
熔融物の薄膜がスクリュー軸の熱い表面上に直ちに形成
され、反応で生成する水の放出を伴ってこの薄膜は重合
した。スクリューに沿ってさらに輸送される間に、該ポ
リマーは完全に乾燥し、粗粒としてスクリューから外れ
粉状物質になった。次の分析結果で特定される12,6
60gの生成物が得られた。(表1)実施例 2 マレイン酸モノアンモニウム塩からのポリサクシンイミ
ドの製造 出発原料をマレイン酸モノアンモニウム塩として実施例
1に記載された実験を繰り返した。5kgのマレイン酸
モノアンモニウム塩(37.6モル)(融点171℃)
を注入速度5kg/時で174〜176℃に加熱された
スクリュー機に供給した。3542gの粗粒ないし粉状
の物質が生成物として得られた。(分析値、表1参照)実施例 3 マレイン酸モノアンモニウム塩水溶液からのポリサクシ
ンイミドの製造 9800g(100モル)の無水マレイン酸と2825
gの水の混合物に60℃で一時間かけて6800gの2
5%濃度のアンモニア溶液(100モル)を加えた。マ
レイン酸のモノアンモニウム塩の水中懸濁物が得られ
た。70℃以上の温度で、この懸濁物は固形分含有量が
約59.5%の均一溶液になった。約75℃の温度のこ
の溶液を152〜154℃に加熱されたスクリュー機の
混合部に3kg/時の速度で計量注入した。該混合部に
おいて、溶液の水が直ちに蒸発し、短時間で乾燥したア
ンモニウム塩が形成されたが、該スクリュー機内の飽和
水蒸気雰囲気により再溶解された。このため高濃度溶液
と熔融物の混合相が形成されたが、この効果により14
8℃〜152℃(熔融相で測定)もの低温で特有な熔融
フイルムを形成することができた。この温度は該当する
純粋塩の熔融温度(171℃)よりかなり低いものであ
る。スクリュー機に沿ってさらに輸送される間に、該溶
液の水や反応によって生成する水は完全に除去され、9
130gの粗粒から粉状までの生成物が再び得られた。
(分析値、表1参照) 得られた生成物の特性づけ 生成物を特性つけるため、酸価数、元素組成及び分子量
分布を測定した。さらに該生成物の金属イオン封鎖剤、
分散剤としての機能について、応用試験を実施した。
アスパラギン酸混合物30g=約0.28モルを約50
mlのH2Oに懸濁させ、60℃で溶解し50%濃度の
水酸化ナトリウム溶液でpHを8.5にした。
スパラギン酸ナトリウム塩を完全に乾燥した。約38g
のポリアスパラギン酸ナトリウム塩が得られた。
験: a)界面活性剤の金属イオン封鎖性 水道水(総水硬度:ドイツ硬度14度)でのアルキルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム溶液の濁り度試験 洗剤中に通常使用されておりアルキルベンゼンスルホン
酸に基礎をおいているある種の界面活性剤(Marlo
n A 375)の10%濃度溶液1mlと、0.1g
のポリアスパラギン酸ナトリウムと混合し、水道水で1
00mlにメークアップした。得られた該溶液は3週間
以上も安定であった。ポリアスパラギン酸ナトリウムを
加えなかった場合、該溶液は数分で濁ってしまった。
化亜鉛と共に200mlの水道水に分散した。該分散液
をメスシリンダーに移し、3時間後に該メスシリンダー
の異なる位置から採取し、それぞれの酸化亜鉛含有量を
分析した。酸化亜鉛含有量は良好な分散作用の結果、い
づれも同じであった。さらに、該沈降分離安定性を3時
間目、24時間目に測定した。両方の場合とも、メスシ
リンダーの底には沈降層は実質上見いだされなかった。
る。
たはマレイン酸のモノアンモニウム塩、モノアミドのよ
うなマレイン酸誘導体類、及びまたそれに相当するフマ
ル酸の誘導体類及び、例えば、反応混合物の融点を下げ
るマレイン酸モノアンモニウム塩/マレイン酸ジアンモ
ニウム塩またはマレイン酸モノアミド/マレイン酸モノ
アンモニウム塩のような混合物を出発原料類とし、該出
発原料類を反応器内で、場合によっては連続法で、滞留
時間を、好ましくは120℃から200℃、特に0.5
から300分とし熱重合すること及び得られた生成物を
場合によっては加水分解によりポリアスパラギン酸また
はその塩に変換することを特徴とするポリサクシンイミ
ド及びポリアスパラギン酸の製造方法。
リュー押し出し機中で、塊状又は溶液状で連続的に重合
することを特徴とする上記1記載の方法。
水分解することを特徴とするポリアスパラギン酸及びそ
の塩類の製造方法。
とアンモニアの水溶液であることを特徴とする前記して
きた少なくとも一つに記載された方法。
自己洗浄性を持ち、また加熱、冷却のためにその中を熱
伝達媒体が流せるようになった中空の軸(シャフト)を
持っていることを特徴とする上記1.記載の方法。
とを特徴とする前記してきた少なくとも一つに記載され
た方法。
ら60分であることを特徴とする前記してきた少なくと
も一つに記載された方法。
れた方法で得られる生成物をpHが12から6の水で処
理することを特徴とするポリアスパラギン酸塩の製造方
法。 9.該重合を反応混合物の熔融点を下げる化合物の存在
下で行うことを特徴とする上記1記載の方法。
クス (3) 生成物出口 (8) ガス排出口 (4) 熱媒入口 (9) ガス排出口 (5) 熱媒出口
Claims (4)
- 【請求項1】 無水マレイン酸とアンモニアと水から、
又はマレイン酸モノアンモニウム塩から、又はフマル酸
モノアンモニウム塩又はモノアミドから、又はマレイン
酸モノアンモニウム塩/マレイン酸ジアンモニウム塩の
混合物から、又はマレイン酸モノアミド/マレイン酸モ
ノアンモニウム塩の混合物から、ポリサクシンイミドを
製造する方法であって、出発原料が、反応器内で、12
0℃から200℃で、0.5から300分の滞留時間
で、連続的に熱重合を受け、ここで、該反応器は、加熱
用熱伝達媒体が通過する中空の軸を持っている連続的に
自己洗浄する共回転スクリュー機である、ことを特徴と
する方法。 - 【請求項2】 該出発原料を自己洗浄性の2軸スクリュ
ー押出機中で、塊状又は溶液状で連続的に重合すること
を特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 請求項1から2のいずれかによって得ら
れる重合生成物を加水分解することを特徴とするポリア
スパラギン酸又はその塩の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1から3までのいずれかによって
得られる生成物をpHが12から6の水と共に濃縮する
ことを特徴とするポリアスパラギン酸塩の製造方法。
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